JP2001090188A - 緊結金具及び軸組部材の緊結方法 - Google Patents

緊結金具及び軸組部材の緊結方法

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JP2001090188A
JP2001090188A JP27424899A JP27424899A JP2001090188A JP 2001090188 A JP2001090188 A JP 2001090188A JP 27424899 A JP27424899 A JP 27424899A JP 27424899 A JP27424899 A JP 27424899A JP 2001090188 A JP2001090188 A JP 2001090188A
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Masao Suzuki
正雄 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の軸組部材間を容易且つ迅速に緊結する
ことができ、現場作業の軽減、安全性の向上及び建築工
期の短縮を図ることのできる、緊結金具及び該緊結金具
を用いた軸組部材の緊結方法を提供する。 【解決手段】 本発明の緊結金具1は、互いに直交する
軸組部材同士をボルト部材2を介して緊結する緊結金具
であって、前記ボルト部材2を挿通可能なボルト挿通部
11と、該ボルト挿通部11を支持する基板部12と、
該基板部12に設けられ、該ボルト部材2の挿通方向と
直交する方向に突出する金具固定用のボルト部13とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸組部材同士を緊
結する緊結金具及び軸組部材の緊結方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
木造建築物は、柱、梁、桁、筋違等の軸組部材に壁部材
等の二次部材を取り付けて形成される。軸組部材は、木
造建築物の骨格となる構造を形成するので、各種の仕口
を介して連結一体化され、強固な骨組構造となるように
組み立てられる。
【0003】また、軸組部材同士の連結部分は、より強
固な連結構造を得るべく、各種の補強用金物を用いて補
強することが好ましく、斯かる補強用金物としては、一
般に、羽子板ボルトが使用されている。
【0004】図4は、主梁51と横架材52とを羽子板
ボルト50を用いて緊結した状態を示す図である。羽子
板ボルト50を用いて両軸組部材51,52を緊結する
には、先ず横架材52の側面部に羽子板ボルト50の板
状部53を当接させ、羽子板ボルト50のロッド部54
は、主梁51を貫通させ、その先端雄ネジ部55を座金
及びナット60を介して反対側の側面に締結する。ま
た、羽子板ボルトの板状部53には、ボルト孔56が形
成されており、該ボルト孔56を介して横架材52を貫
通するボルト固定用孔63にボルト57を配置し、その
先端雄ネジ部58を座金及びナット61を介して反対側
の側面に締結する。そして、ナット60,61を締める
ことにより、羽子板ボルト50及びボルト57を、横架
材52及び主梁51に強固に固定すると共に横架材52
と主梁51との間を緊結する。これにより、主梁51と
横架材52との仕口59による連結部が強固に補強され
る。
【0005】しかしながら、羽子板ボルトを用いた従来
の方法においては、主梁51に羽子板ボルト50のロッ
ド部54を挿入した後に、該羽子板ボルト50を横架材
52にボルト57で取り付ける必要があることなどか
ら、横架材52と主梁51とを迅速に緊結することがで
きない。また、このような緊結は高所作業となる場合が
多く、不安定な姿勢での作業が作業者の負担となり、ま
た、ボルト57等の部品を誤って落下させる安全上の問
題もあった。
【0006】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、一対の軸組部材間を容易且つ迅速に緊結す
ることができ、現場作業の軽減、安全性の向上及び建築
工期の短縮を図ることのできる、緊結金具及び軸組部材
の緊結方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに直交す
る軸組部材同士をボルト部材を介して緊結する緊結金具
において、前記ボルト部材を挿通可能なボルト挿通部
と、該ボルト挿通部を支持する基板部と、該基板部に設
けられ、該ボルト部材の挿通方向と直交する方向に突出
する金具固定用のボルト部とからなることを特徴とする
緊結金具を提供することにより、上記の目的を達成した
ものである(以下、この発明を第1発明という)。
【0008】また、本発明は、一方の軸組部材の端部を
他方の軸組部材の側面部に当接させた後、これらの両軸
組部材同士を、請求項1に記載の緊結金具を用いて緊結
する軸組部材の緊結方法であって、一方の前記軸組部材
の側面部に、前記ボルト部を介して前記緊結金具を固定
した後、一方の該軸組部材の端部を他方の前記軸組部材
の側面部に当接させ、次いで、前記ボルト挿通部に挿通
された前記ボルト部材を、他方の前記軸組部材に形成さ
れたボルト固定用孔に前進させて挿入し、該ボルト部材
を介して両軸組部材同士を緊結することを特徴とする軸
組部材の緊結方法を提供することにより、上記の目的を
達成したものである(以下、この発明を第2発明とい
う)。
【0009】また、本発明は、一方の軸組部材の端部を
他方の軸組部材の側面部に当接させた後、これらの両軸
組部材同士を、緊結金具を用いて緊結する軸組部材の緊
結方法において、前記緊結金具は、ボルト部材が挿通さ
れるボルト挿通部と、該ボルト挿通部に挿通された該ボ
ルト部材を所定の後退した位置に仮固定する仮固定機構
とを有しており、一方の前記軸組部材の側面部に、該緊
結金具を固定すると共に前記ボルト部材を所定の後退し
た位置に仮固定し、その状態を維持したまま一方の該軸
組部材の端部を他方の前記軸組部材の側面部に当接さ
せ、次いで、前記ボルト部材の仮固定を解除し、他方の
前記軸組部材に形成されたボルト固定用孔に該ボルト部
材を前進させて挿入し、該ボルト部材を介して両軸組部
材同士を緊結することを特徴とする軸組部材の緊結方法
を提供することにより、上記の目的を達成したものであ
る(以下、この発明を第3発明という)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明(第1〜3発明)を
その好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。図1
に示す緊結金具1は、図2に示されるように、互いに直
交する軸組部材3,4同士をボルト部材2を介して緊結
するための緊結金具であり、ボルト部材2を挿通可能な
ボルト挿通部11と、該ボルト挿通部11を支持する基
板部12と、該基板部12に設けられ、該ボルト部材2
の挿通方向と直交する方向に突出する金具固定用のボル
ト部13とからなる。
【0011】ボルト挿通部11は、図1に示すように、
周壁面の一部が軸長方向に亘って開放された略円筒形の
形態を有しており、内部にボルト部材2を進退可能に挿
入し得るようになされている。
【0012】基板部12は、平面視して矩形状の板状を
なし、ボルト挿通部11を間隔保持部14を介して片面
上に支持している。間隔保持部14は、一対の連結板状
部14a,14aからなり、各連結板状部14aの一端
部はボルト挿通部11に一体的に連結されており、他端
部は基板部12に溶接固定されている。基板部12は、
軸組部材3への固定時に該軸組部材3の側面部3bの表
面に当接する。尚、ボルト挿通部11は、挿入されたボ
ルト部材2の軸芯と軸組部材3の表面との間の距離H
〔図1(a)参照〕が10〜30mmとなるように設け
られていることが好ましい。
【0013】ボルト部13は、先端部に雄ねじ部13a
を有する丸棒状の形態を有し、基板部12の裏面側に設
けられている。ボルト部材13は、ボルト挿通部11に
おけるボルト部材2の挿通方向〔図2(b)における左
右方向〕と直交する方向に突出するように設けられてい
る。緊結金具1は、ボルト部13を介して軸組部材3の
側面部3bに固定されるようになされている。
【0014】本緊結金具1は、ボルト挿通部11に挿通
されたボルト部材2を所定の後退した位置に仮固定する
仮固定機構15を有している。仮固定機構15は、図2
(b)に示すように、ボルト挿通部11に形成された係
合ピンの装着部16と、該装着部16に装着される略U
字型の係合ピン17とからなり、該装着部16に係合ピ
ン17を装着することにより、係合ピン17の一部が、
該ボルト挿通部11内のボルト部材2に係合し、これに
よりボルト部材2が進退不可能に仮固定されるようにな
されている。装着部16は、ボルト挿通部11の両側を
スリット状に切欠して形成されている。
【0015】係合ピンの装着部16は、ボルト部材2を
ボルト固定用孔に挿入する際の進行方向前方寄りに形成
されていることが好ましく、特に緊結金具の前端からの
距離W〔図2(b)参照〕が5〜10mmの範囲に形成
されていることが好ましい。
【0016】また、本緊結金具1は、ボルト部材2の回
転を阻止する廻り止め部18を有している。具体的に
は、図2(b)に示す如く、ボルト挿通部11の後端と
各連結板状部14aの後端との間には段差dが形成され
ており、ボルト部材2を前進させると該ボルト部材2の
六角形状の頭部21が、二点鎖線で示すように段差部分
に嵌合して該ボルト部材2の回転が阻止されるようにな
っている。
【0017】次に、上述した緊結金具1を用いて軸組部
材を緊結する方法(第1及び第2発明の一実施形態)に
ついて説明する。先ず、図2に示すように、互いに連結
する一対の軸組部材3,4それぞれに予め必要な仕口加
工を施し、また、一方の軸組部材3の所定の位置に、そ
の側面部3bに開口するボルト部13挿通固定用の貫通
孔31を形成し、他方の軸組部材4の所定の位置に、そ
の側面部4aに開口する前記ボルト部材2挿通固定用の
貫通孔(ボルト固定用孔)41を形成する。通常、これ
らの仕口加工及び貫通孔の形成はプレカット工場におい
て行う。
【0018】次いで、一方の軸組部材3の側面部3bに
緊結金具1を固定する。即ち、前記貫通孔31にボルト
部13を挿通し、反対側から該ボルト部先端の雄ねじ部
にナット32を螺合させて締め上げる。尚、ナット32
としては、スプリング作用を有する座金とナットとが一
体化されたスプリング座金付きナットを用いることが好
ましい。図1(b)に示したナット32は、環状の金属
板を半径線に沿って切断すると共に切断により生じた両
端部間に段差が形成されるように厚み方向に引き延ばし
て形成した螺旋状の座金32aに、通常の六角ナット3
2bを固定し一体化させたものである。このようなスプ
リング座金付きナットを用いることにより、軸組部材3
に固定した緊結金具1が、該軸組部材3の搬送中に振動
等により脱落するのを効果的に防止することができる。
【0019】また、図2(a)に示すように、軸組部材
3に固定した緊結金具1のボルト挿通部11にボルト部
材2を挿通し、該ボルト部材2を仮固定機構15により
所定の後退した位置に仮固定する。ボルト部材2は、先
端部の雄ねじ部に前記係合ピン17を係合させることで
仮固定する。尚、所定の後退した位置とは、ボルト部材
2を最大限に前進させた状態以外の位置であれば良い
が、軸組部材3の端部3aを軸組部材4の側面部4aに
当接させる際に障害とならないように、ボルト部材2の
先端部22が軸組部材3の端部3aから突出しないよう
な位置とすることが好ましい。また、軸組部材3への緊
結金具1の固定及びボルト部材2の仮固定は、両軸組部
材に仕口加工を施したプレカット工場において行うこと
が好ましい。
【0020】そして、両軸組部材3,4を建築現場に搬
入し、ボルト部材2の仮固定を維持したまま、軸組部材
3の端部3aを他方の軸組部材4の側面部に当接させ、
両者を嵌合させる。そして、ボルト部材2の仮固定を解
除し、軸組部材4に形成されたボルト固定用孔41に該
ボルト部材2を前進させて挿入し、該ボルト部材2の先
端雄ねじ部に、軸組部材4の反対側からナット42を螺
合して締め上げる。これにより、軸組部材4に軸組部材
3が引き寄せられ、両軸組部材3,4同士が緊結され
る。本緊結金具1においては、ボルト部材2の後端部を
強く叩くことで、係合ピン17が装着部16から脱離
し、該ボルト部材2の仮固定が解除されるようになって
いる。
【0021】本実施形態の緊結金具1によれば、ボルト
挿通部11にボルト部材2を挿入するようになっている
ため、軸組部材3と軸組部材4とを組む前に予め緊結金
具1を軸組部材3に固定しておくことができる。そのた
め、緊結金具の固定等の作業を、軸組部材3と軸組部材
4とを組む前あるいは現場に搬入する前に完了させてお
くこともでき、高所作業あるいは現場作業自体を軽減す
ることができる。また、緊結金具1にボルト部13が設
けられているため、軸組部材3への緊結金具1の固定も
容易且つ迅速に行うことができる。
【0022】また、仮固定機構15により、ボルト部材
2を後退した位置に仮固定しておくことができるので、
予め緊結金具1を軸組部材3に固定しておいても、運搬
中にボルト部材2が脱落することがなく、また、ボルト
部材2が運搬の際に障害にならない。
【0023】また、予め緊結金具1を軸組部材3に固定
した状態で、該軸組部材3を軸組部材4に当接させ、次
いで、スライドさせるだけで、ボルト部材2を容易にボ
ルト固定用孔41に挿入することができるので、挿入の
ために不安定な姿勢を取る必要がなく、また、ボルト部
材2を落下させることもない。
【0024】また、緊結金具1が廻り止め部18を有し
ているため、ボルト部材2を用いた緊結作業を容易且つ
迅速に行うことができる。
【0025】また、本実施形態の軸組部材の緊結方法に
よれば、高所作業や現場における作業の負担を軽減し、
建築工期の短縮化、作業の安全性の向上等を図ることが
できる。
【0026】以上、本発明(第1〜3発明)を好ましい
実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態
に限定されることなく種々の変更が可能である。例え
ば、緊結する軸組部材は横架材同士に限られず、鉛直材
と横架材とを緊結することもできる。
【0027】また、ボルト部材は、ボルト固定用孔に挿
入され、該ボルト固定用孔内に一部が固定され得るもの
であれば良く、先端に雄ねじ部を有する軸部と頭部とか
らなる通常のボルトの他、軸部周囲にボルト固定用孔の
内周面に食い込む多数の突起を有するもの等、先端に雄
ねじ部を有しないものであっても良い。
【0028】また、仮固定機構は、ボルト部材を所定の
後退した位置に仮固定し得る限り、如何なる機構であっ
ても良く、例えば、ボルト部材の雄ねじ部が形成されて
いない部分に係合部材を係合して該ボルト部材の進退を
規制するものであっても良いし、ボルト部材方向に常時
付勢された押圧部材等よりボルト部材の側部や周囲を押
圧して該ボルト部材の進退を規制するものであっても良
い。また、図3に示す緊結金具のように、廻り止め部1
8は、基板部12の一部からなるものでも良い。
【0029】また、軸組部材の緊結方法において、軸組
部材3への緊結金具1の固定及びボルト部材2の仮固定
は、プレカット工場において行うことが好ましいが、建
築現場において、軸組部材を組み上げる前に行っても良
い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、一対の軸組部材間を容
易且つ迅速に緊結することができ、現場作業の軽減、安
全性の向上及び建築工期の短縮を図ることのできる、緊
結金具及び該緊結金具を用いた軸組部材の緊結方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緊結金具の一実施形態を示す図で、
(a)は正面図、(b)は左側面図である。
【図2】図1の緊結金具を用いた軸組部材の緊結方法の
一実施形態を示す図で、(a)は軸組部材同士を当接
(嵌合)させる前の状態を示す斜視図、(b)は軸組部
材同士を当接(嵌合)させ、両軸組部材を緊結させた後
の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の緊結金具の他の実施形態を一部省略し
て示す斜視図である。
【図4】従来の緊結金具としての羽子板ボルト、及び羽
子板ボルトを用いた軸組部材の緊結構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 緊結金具 11 ボルト挿通部 12 基板部 13 ボルト部 14 間隔保持部 15 仮固定機構 16 係合ピンの装着部 17 係合ピン 18 廻り止め部 2 ボルト部材 3 一方の軸組部材 3a 端部 3b 側面部 31 ボルト部挿通固定用の貫通孔 4 他方の軸組部材 4a 側面部 41 ボルト固定用孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交する軸組部材同士をボルト部
    材を介して緊結する緊結金具において、 前記ボルト部材を挿通可能なボルト挿通部と、該ボルト
    挿通部を支持する基板部と、該基板部に設けられ、該ボ
    ルト部材の挿通方向と直交する方向に突出する金具固定
    用のボルト部とからなることを特徴とする緊結金具。
  2. 【請求項2】 前記ボルト挿通部に挿通された前記ボル
    ト部材を所定の位置に仮固定する仮固定機構を有する請
    求項1記載の緊結金具。
  3. 【請求項3】 前記ボルト挿通部に、係合ピンの装着部
    が形成されており、該装着部に係合ピンを装着すること
    により、該ボルト挿通部内に挿通された前記ボルト部材
    が仮固定されるようになされている請求項2記載の緊結
    金具。
  4. 【請求項4】 前記ボルト部材の回転を阻止する廻り止
    め部を有している請求項1〜3の何れかに記載の緊結金
    具。
  5. 【請求項5】 一方の軸組部材の端部を他方の軸組部材
    の側面部に当接させた後、これらの両軸組部材同士を、
    請求項1に記載の緊結金具を用いて緊結する軸組部材の
    緊結方法であって、 一方の前記軸組部材の側面部に、前記ボルト部を介して
    前記緊結金具を固定した後、一方の該軸組部材の端部を
    他方の前記軸組部材の側面部に当接させ、 次いで、前記ボルト挿通部に挿通された前記ボルト部材
    を、他方の前記軸組部材に形成されたボルト固定用孔に
    前進させて挿入し、該ボルト部材を介して両軸組部材同
    士を緊結することを特徴とする軸組部材の緊結方法。
  6. 【請求項6】 一方の軸組部材の端部を他方の軸組部材
    の側面部に当接させた後、これらの両軸組部材同士を、
    緊結金具を用いて緊結する軸組部材の緊結方法におい
    て、 前記緊結金具は、ボルト部材が挿通されるボルト挿通部
    と、該ボルト挿通部に挿通された該ボルト部材を所定の
    後退した位置に仮固定する仮固定機構とを有しており、 一方の前記軸組部材の側面部に、該緊結金具を固定する
    と共に前記ボルト部材を所定の後退した位置に仮固定
    し、その状態を維持したまま一方の該軸組部材の端部を
    他方の前記軸組部材の側面部に当接させ、 次いで、前記ボルト部材の仮固定を解除し、他方の前記
    軸組部材に形成されたボルト固定用孔に該ボルト部材を
    前進させて挿入し、該ボルト部材を介して両軸組部材同
    士を緊結することを特徴とする軸組部材の緊結方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011068030A1 (ja) * 2009-12-03 2011-06-09 Ntn株式会社 チェーンテンショナ
KR20170000773U (ko) * 2015-08-21 2017-03-02 박대희 종이 가구용 연결부재 및 이를 포함하는 종이가구

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