JP5480494B2 - 預かり物の処理工程同期化管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、預かり物の処理工程同期化管理システムに関し、特に、顧客から預かった品に対して、顧客の要求に従って、点検、検査、補修、修理、再生、清掃などの処理を施すサービスを提供する際に、処理後の預かり物に対する顧客への返却のために、同時出荷を見越して、分解、各種処理、組立などの必要な処理工程の同期統合化を図ることのできる新規なシステムを提供するものである。
従来より、複数の材料や部品(物品)から1つの完成品を組み上げる製造業においては、生産効率を高めるために、各種の生産管理方法が提案されている。このような生産管理方法の1つとして、生産工程間の在庫数を低減させるために、現品票(カンバン)を用いた、カンバン方式による生産管理方法が広く知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。このカンバン方式による生産管理方法は、連続して前後する生産工程間において、カンバンを往復させることで、カンバンが、後工程に対しては納品書として機能し、前工程に対しては発注書として機能する。
そして、特許文献1においては、製造履歴情報を可能とするために、カンバンにデータキャリアを取り付けることによって、生産工程間を移動する物品に関する履歴情報を記憶させる。更に、このカンバンのデータキャリアに記憶した履歴情報をトレース端末装置で読み取って記憶することで、トレース端末装置で、各完成品の製造履歴情報(トレーサビリティ)が管理されるものとしている。又、特許文献2においては、カンバンに取り付けるデータキャリアとして、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを用いている。そして、各生産工程に設けられた工程管理端末が、RFIDタグに対して履歴情報を書き込むとともに、その履歴情報を読み取って生産履歴管理サーバや工程実績管理サーバに送信することで、完成品の生産履歴や工程実績が管理される。
このような一般の製造業では、各生産工程において、組立又は加工に使用する物品や作業内容が決定しているため、引用文献2のシステムのように、各生産工程に対して設置された工程管理端末によって、作業者への指示内容を記憶できる。又、引用文献1のシステムのように、下流側の生産工程から運搬されるカンバンの内容によって、作業者へ指示を与えることができる。更に、カンバン方式による生産管理方法では、下流側の生産工程から運搬されるカンバンに基づく発注量により、上流側の生産工程における作業量が決定されることで、各生産工程における物品の在庫量を低減させている。
特開2006−004019号公報 特開2006−227972号公報
上述したように、一般の製造業においては、入荷された原材料や部品などの物品を加工して組み立てることで、新規な完成品を生産するため、その加工工程及び組立工程における作業手順は一定のものに決定される。よって、上記のカンバン方式による生産管理方法で代表されるように、下流側の生産工程から上流側の生産工程への受注により、各生産工程における物品の在庫量を制御できる。又、各生産工程では、下流側へ搬出する物品を生産する際、上流側から搬入された物品の種類を特定するだけでよく、個々の物品自体までを特定する必要がない。そのため、生産履歴や工程実績において各物品を管理するにあたり、各生産工程における各生産タイミングに対応したロット番号で管理すればよい。
しかしながら、顧客より預かった完成品(以下、「預かり物」とする)に対して処理するサービス業の場合、その預かり物の種類や状態によって、預かり物に施す作業内容が異なる上、入荷された預かり物自身に要求された処理を施して出荷する必要がある。そのため、一般の製造業と異なり、預かり物の種類や状態によって、各工程で掛かる時間が異なる。よって、カンバン方式による生産管理方法のように、下流側の工程からの受注に対して上流側の工程が納品するような生産管理方法に基づいたシステムの場合、下流側の工程で所望する預かり物に対する物品への上流側の工程での処理が未完了となる場合がある。更に、預かり物への処理を目的とした場合は、預かり物を構成する材料や部品などの物品に代替品がない場合が多いことから、下流側の工程では、作業対象となる預かり物を構成している物品が上流側の工程から搬入されるまで、作業を開始できない。
このように、カンバン方式による生産管理システムに代表される、一般の製造業における生産管理システムは、作業手順や作業内容が一定となる場合には、十分に有効なシステムとして機能する。しかしながら、預かり物への処理を目的とする業種のように、対象となる物品毎に作業手順や作業内容が変更される場合には、代替品がないために、必要な部材が揃うまで下流側の工程における作業が停止するなど、各工程の作業効率が悪化してしまう。更には、預かり物への処理を目的としたとき、同じ顧客から複数の預かり物が入荷された場合や、複数の物品によって預かり物が構成される場合においては、その作業時間の異なる複数の物品を出荷時に同一のタイミングで組み合わせる(同期統合化する)ことが望ましい。
このような問題に鑑みて、本発明は、預かり物への処理を施すサービスを提供する際に、同一の顧客への同時出荷を見越して、必要な処理工程の同期統合化を図ることのできる預かり物の処理工程同期化管理システムを提案することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の預かり物の同期化作業出荷管理システムは、クリーニングの対象となる入荷された顧客の預かり物であって、複数の部品によって構成される物品を含む前記顧客の預かり物に対して入力されたオーダ情報を受付コードが割り当てられた電子カルテに登録させ、当該顧客の預かり物を構成する物品を特定する情報が記録された物件識別タグを発行して預かり物に付着させる、一連の作業を行う入荷受付ステーションと、顧客の通信端末との通信を通じて、該顧客の預かり物についての、希望納期を含む処理サービスの実行に必要な情報を確認しながら、作業処方箋情報を順次作成し、該作業処方箋情報を前記電子カルテに登録させ、顧客の依頼を確定するカウンセリング応対ステーションと、預かり物を処理するための処理装置を備えた複数の作業エリアを配設して構成され、作業エリアにおける顧客の預かり物に対する処理の進捗情報を表示するローカル作業管理ボードを適所に配置し、それぞれの作業エリアにおける顧客の預かり物に対する処理の開始、終了を、前記物件識別タグより読み出された物品を特定する情報と共に、前記電子カルテに登録させ、前記ローカル作業管理ボードには、前記電子カルテに順次登録される各処理の開始、終了情報に反映させて、前記顧客の預かり物に対する処理の進捗情報を表示させ、作業スケジュールに従って前記作業エリアで処理がなされる作業ステーションと、該作業ステーションでの作業の完了が報知された顧客の預かり物を、顧客単位でまとめあげて、出荷のために梱包する出荷ステーションとを備え、前記複数の部品によって構成される物品は、主要品に付属品が一体的に組み付けられたものであり、前記作業ステーションにおいて前記主要品及び前記付属品に分解されて、前記入荷受付ステーションで前記主要品及び付属品のそれぞれを特定する情報が記録された物件識別タグが別々に割り付けられ、前記主要品と前記付属品の主従関係を前記電子カルテに登録し、
前記作業ステーションは、前記物件識別タグの割り付けられた主要品及び付属品のそれぞれに対して、実行すべき処理に対応した作業エリアで一連の処理を実行し、前記作業ステーションでの一連の処理が実行された主要品及び付属品は、前記電子カルテに登録された主従関係に基づいて組み立てられて復元された後に、前記出荷ステーションで、顧客単位でひとつにまとめられることを特徴とする。
顧客の預かり物を、入荷受付ステーションで個々に受付けて電子カルテを作成しながら、物件識別タグを発行しておき、カウンセリング応対ステーションでは、受付けた預かり物に対して、顧客の通信端末との通信を行って必要な情報を取得確認して、電子カルテへ登録する情報を確定する。このとき、カウンセリング応対ステーション側から顧客の通信端末へ呼出を行い、顧客の通信端末との通信を確立するものとしてもよい。又、顧客の通信端末側からアクセスすることで、カウンセリング応対ステーションとの通信を確立するものとしてもよい。又、作業ステーションでは、作業エリアに預かり物を移動させながら時分割マルチタクス処理方式によって処理を完了させる。そして、顧客の預かり物に割り当てて発行した物件識別タグを作業エリアでの処理を実行させる毎に電子カルテに入力して、電子カルテに作業履歴を記録する。最後に、作業ステーションでの処理が全て完了した顧客の預かり物を、顧客単位でひとつにまとめて出荷返送する。
そして、前記顧客からの預かり物は、複数の物品が一体的に組み付けられ、あるいは主要品に付属品が一体的に組付けられたものであり、前記入荷受付ステーションでは、前記作業ステーションにおいて、物品や主要品、付属品が分解されて処理が施される可能性のあるものには、物品や主要品、付属品が分解された後に、受付コードの異なる物件識別タグが別々に割り付けられて、前記電子カルテに登録され、前記作業ステーションは、前記物件識別タグの割り付けられた物品や主要品、付属品それぞれに対して、実行すべき処理に対応した作業エリアで一連の処理を実行し、前記作業ステーションでの一連の処理が実行された物品や主要品、付属品は、再び組み立てられた後に、前記出荷ステーションで、顧客単位でひとつにまとめられる。
これにより、複数の物品が、あるいは、主要品及び付属品が一体的に組み付けられた預かり物について、作業ステーションや出荷ステーションで、同期させて搬入して組み立てることによって、預かり物自身の同期統合化が図れる。即ち、作業ステーションの処理の実行の前段階で、それぞれが分解されてから、処理が実行され、処理が完了された後は、再び組み立てられ、復元された後に、顧客単位でひとつにまとめられる。
又、前記作業エリアに設置された処理装置には、それぞれに対応した識別コードが割り当てられており、前記作業ステーションは、前記処理装置の識別コードと前記物件識別タグの受付コードとの入力を受け付ける入力部を備え、前記作業ステーションは、前記入力部によって入力が受け付けられた識別コードと受付コードとにより、前記作業エリアにおける顧客の預かり物に対する処理の開始、終了を識別するものとしてもよい。
即ち、処理装置の識別コードが前記預かり物に対する処理の開始、完了に対応して、前記物件識別タグの表す物件番号(受付コード)と入力されるようにしている。これにより、電子カルテには、作業ステーションで実行された処理の履歴が順次記録されていく。他の処理ステーションにおいても、顧客の預かり物を移動させる際に、それに割り当てた物件識別タグの表す物件番号を入力させて電子カルテに反映させる構成にしておけば、入荷受付後、出荷するまでの間の預かり物の作業履歴を必要なときに確認できる。これにより、トレーサビリティの向上を図ることができる。
又、前記ローカル作業管理ボードは、特定の作業エリアで処理される預かり物の進捗状況を一覧表示するものとしてもよい。このとき、作業ステーションで処理の完了した顧客の預かり物の配送エリアが表示されるものとすることによって、遠距離、近距離などの配送エリアに対応した出荷準備をスムーズに行うことができる。
更に、蓄積した前記電子カルテのうちから顧客の依頼が確定したものを、顧客の納期情報に基づいて、実行すべき処理の稼動期間で特定したバルク作業単位に区分し、該バルク作業単位に含まれる顧客の預かり物に対して、前記作業ステーションが処理を実行して、前記出荷ステーションが該バルク作業単位毎に出荷するものとしてもよい。即ち、オーダの確定した預かり物を対象として、電子カルテに登録された顧客の納期希望日にあわせて、バルク作業単位毎に、作業スケジュールを作成するものとしてもよい。このとき、作成される作業スケジュールが、電子カルテに登録された情報に基づき、出荷時期に合わせたバルク単位毎に設定されるため、預かり物の納期を基準として、各ステーションでの処理を同期化できる。
本発明によると、顧客の希望納期などの情報に基づいて作業処方箋情報を電子カルテに登録するため、作業者は、電子カルテに登録された情報より、必要な処理を確認でき、各ステーションでの処理を効率よく稼動できる。又、出荷ステーションでは、電子カルテが依頼した顧客単位で作成されるとともに、各処理の開始、終了情報が電子カルテに登録されるため、電子カルテを確認することで、作業者は、顧客単位毎に預かり物の状態を認識できる。これにより、サービス提供者側は、預かり物に対するトレーサビリティを向上できる。
更に、ローカル作業管理ボードに、預かり物に対する各処理の開始、終了情報を反映させた表示を行うため、作業ステーションにおいて、作業者はローカル作業管理ボードの表示を見るだけで、自身が行う作業の対象となる預かり物だけでなく、その作業タイミングを簡単に認識できる。そして、顧客単位毎の電子カルテに基づいて預かり物の流れを管理するとともに、作業ステーションで個々に処理された預かり物が、出荷ステーションで顧客単位に纏められる。これにより、作業ステーションで個々に処理されるために分解された複数の預かり物を、出荷ステーションで同期統合化できるため、預かり物の紛失などを防ぐことができる。
<基本構成>
本発明の預かり物の処理工程同期化管理システム(以下、単に、「処理工程同期化管理システム」とする)における基本構成について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の処理工程同期化管理システム内の各構成部の関係を示す概略ブロック図である。又、図2は、本発明の処理工程同期化管理システムにおける構成部間の情報のやり取りを示す図である。
図1に示す処理工程同期化管理システムは、顧客2からの預かり物となる物品8に対して点検、検査、補修、修理、再生、清掃などの処理を施すサービスを提供するサービス工場1に構成される。即ち、サービス工場1内において、複数の物品8から成る物品群80の入荷を受け付ける入荷受付ステーション10と、入荷受付ステーション10で受け付けられた物品8に対して処理を施す作業ステーション20と、作業ステーション20で処理を完了した物品8を顧客単位で同期統合化して複数の物品8による物品群80を顧客2へ出荷する出荷ステーションと30と、顧客2との通信に基づいて物品8に対する作業に関する作業処方箋情報を決定するカウンセリング応対ステーション40と、ステーション10〜40それぞれと通信を行うことで物品8毎の処理順位などの作業スケジュールを作成する作業管理サーバ50と、応対ステーション40で決定した作業処方箋情報や作業管理サーバ50で生成された作業スケジュールを記憶するデータベース51とによって、処理工程同期化管理システムが構成される。このようにサービス工場1内に構成される処理工程同期化管理システムにおいて、作業管理サーバ50が、LAN(Local Area Network)などにより、ステーション10〜40それぞれと相互に通信可能とされる。
尚、図1の構成例では、ステーション10〜40及び作業管理サーバ50が同じサービス工場1内に配置されているものとしているが、作業管理サーバ50及びデータベース51をサービス本部として、サービス工場1と異なる施設が配置されるものとしてもよい。又、ステーション10〜40それぞれについても、例えば、入荷受付ステーション10を物品8の受付を行う店舗とする場合や、カウンセリング応対ステーション40をオペレータのみが配置されたカウンセリングルームとする場合のように、実際の作業を行う作業ステーション20を有するサービス工場1と異なる施設に配置されるものとしてもよい。
そして、ステーション10〜40及び作業管理サーバ50が別の施設に配置される場合は、インターネット回線網を利用して相互に通信可能とされる。このとき、専用回線や仮想専用回線を利用して、処理工程同期化管理システム内の外部への情報漏洩を防ぐ構成とすることが好ましい。又、以下において、作業管理サーバ50については、各ステーション10〜40と独立して設置されるものとして説明するが、各ステーション10〜40のいずれかに設置されるものであってもよく、更には、各ステーション10〜40に設置された端末装置に作業管理サーバ50の機能を備えさせるものとしてもよい。
1.顧客からの依頼
処理工程同期化管理システムを構成する各部の動作について、図1及び図2を参照して以下に説明する。図1に示すように、顧客2とサービス工場1との間で、電話、ファクシミリ通信、メールの送信、ホームページを利用したデータ入力などによる通信がなされて、複数の物品8を1つの物品群80とした宅配物をサービス工場1へ配送することが伝えられる。そして、顧客2より通知された物品群80による宅配物の配送日と顧客2の顧客情報とが、作業管理サーバ50に与えられる。尚、顧客2の顧客情報は、顧客2の氏名又は名称や、住所又は居所などの配送元や、電話番号、ファクシミリ番号、又はメールアドレスなどの連絡先情報が含まれる。
このとき、カウンセリング応対ステーション40で顧客2との通信を行い、物品群80による宅配物の配送日と顧客情報とを取得し、取得された配送日と顧客2の顧客情報とが、カウンセリング応対ステーション40より作業管理サーバ50に伝えられるものとしてもよい。又、顧客2がインターネット回線網などを通じて作業管理サーバ50にアクセスすることで、物品群80の搬送日と顧客2の顧客情報とを作業管理サーバ50に送信するものとしてもよい。
そして、顧客2からの物品群80の配送日と顧客2の顧客情報とが通知された作業管理サーバ50は、物品群80に対応したカルテ番号を生成するとともに、物品群80を構成する物品8それぞれの作業処方箋情報が纏めて登録される電子カルテを生成する。このとき、1つの物品群80に対応した1つのカルテ番号が生成されるとともに、このカルテ番号に対応した1つの電子カルテに、顧客2が通知した顧客情報が登録される。このように顧客情報とカルテ番号とが登録された電子カルテは、作業管理サーバ50によってデータベース51に記憶される。
又、電子カルテには、顧客情報と共に通知される配送日についても登録されるものとしてもよい。更に、作業管理サーバ50が、顧客2より取得した顧客情報と配送日とから、サービス工場1に物品群80が到着する到着日及び到着時間を予測して、この予測した到着日時をも電子カルテに登録するものとしてもよい。このように、物品群80の到着日時を予測して電子カルテに登録した場合、作業管理サーバ50は、同じ到着日となる物品群80それぞれの到着時間を入荷受付ステーション10に送信できる。即ち、入荷受付ステーション10に対して、その日に入荷される物品群80それぞれのカルテ番号を配列した作業スケジュールを生成し、入荷受付ステーション10に通知する。このとき、入荷受付ステーション10に通知する作業スケジュールにおいて、予測到着時間に基づいて、その日に入荷される物品群80それぞれのカルテ番号が時系列的に配列されるものとしてもよい。
2.物品の入荷受付
顧客2からの物品群80が搬入される入荷受付ステーション10では、図2に示すように、物品群80による宅配物に添付された配送伝票81に表記された顧客情報を取得し、取得した顧客情報を作業管理サーバ50に通知する。作業管理サーバ50は、データベース51内を検索し、通知された顧客情報と一致する顧客情報が登録された電子カルテを読み出して、入荷受付ステーション10に送信する。よって、入荷受付ステーション10では、搬入されて開梱しようとしている物品群80に対応した電子カルテが、端末装置のディスプレイなどに表示(出力)される。このとき、既に顧客情報が登録されているため、出力された電子カルテには、顧客情報が表記されている。
電子カルテを受けた入荷受付ステーション10では、物品群80による宅配物が開梱されると、開梱された宅配物から物品8が1つずつ取り出されると同時に、物品8を取り出す毎に、電子カルテへの物品8の追加登録を作業管理サーバ50に要求する。作業管理サーバ50では、物品8の追加登録が要求されると、その物品8に対応する物件番号を発行して、入荷受付ステーション10に通知する。よって、入荷受付ステーション10は、表示(出力)されている電子カルテ上において、取り出した物品8に対して発行された物件番号が表示される。
そして、入荷受付ステーション10では、物品8の形状、素材、色、種類、状態、破損箇所、破損種別などといった物品状態情報や、物品8に対して推奨される処理(作業内容)に関する物品処理情報などについて、その入力が受け付けられる。物品8に対する入力の受付が終了されると、入力が受け付けられた物品状態情報及び物品処理情報は、その物品8に対応した入力情報として、その物品8の物件番号及びカルテ番号と共に、作業管理サーバ50に送信される。尚、以下において、物品処理情報については、入荷受付ステーション10で入力されるものとして説明するが、入荷受付ステーション10で入力されないものとしてもよい。即ち、後述するカウンセリング応対ステーション40で、物品処理情報が入力されるものであってもよいし、作業管理サーバ50において、物品状態情報に基づいて物品処理情報が生成されるものであってもよい。
物件番号及びカルテ番号と共に入力情報を受信した作業管理サーバ50は、入力情報である物品状態情報及び物品処理情報を物件番号に関連づけて、同時に通知されたカルテ番号による電子カルテに登録し、データベース51に記憶する。これにより、データベース51内において、各物品81の物品状態情報及び物品処理情報が、物件番号毎に管理されると同時に、1つの物品群80を構成する複数の物品8の情報は、1つの電子カルテによって纏めて管理される。即ち、カルテ番号によって、同じ顧客2によって纏めて梱包された物品群80を構成する物品8を特定できるとともに、物件番号によって、1つの物品8を特定できる。
又、複数の部品によって構成される物品8が、後述する作業ステーション20で部品毎に処理される場合、1つの物品8を、処理対象となる複数の部品に分解する。そして、分解された複数の部品それぞれを物品8とし、この部品となる物品8の内の一つを主要品とし、その他の部品による物品8を付属品とする。この主要品及び付属品それぞれとなる各物品8についても、作業管理サーバ50によって、それぞれの物件番号が割り付けられる。そして、主要品及び付属品それぞれとなる各物品8の物品状態情報及び物品処理情報は、入荷受付ステーション10で入力されると、作業管理サーバ50によって、それぞれの物件番号に関連づけて電子カルテに登録されて、データベース51内に記憶される。更に、例えば、付属品となる物品8の物件番号に主要品となる物品8の物件番号が連結されて登録されることで、主要品となる物品8と付属品となる物品8との主従関係が、データベース51内に記憶される電子カルテに登録される。
このようにして、電子カルテへの物品8に対する入力情報の登録が終了すると、作業管理サーバ50は、入荷受付ステーション10に対して、入力情報の登録が終了した物品8への物件識別タグ9の取付を指示する。入荷受付ステーション10では、物件識別タグ9の取付指令が与えられると、物品状態情報及び物品処理情報の入力の受付前に通知されている物件番号が記録された物件識別タグ9を物品8に取り付ける。この物件識別タグ9には、物件番号と同じ番号が記録されるものに限られず、物件番号を特定できる符号が記録されるものであればよい。又、物件識別タグ9は、その表面に物件番号を特定できる符号によるバーコードが表記されるものであってもよいし、物件番号を特定できる符号を記憶できるICタグなどのデータキャリアで構成されるものであってもよい。
3.倉庫管理
同一の宅配物による物品群80を構成する全ての物品8について、物件番号の発行と、物品状態情報及び物品処理情報の入力と、物件識別タグ9の取り付けとが終了すると、この物品群80に対応する電子カルテへの登録を終了することを、入荷受付ステーション10より作業管理サーバ50に通知する。これにより、作業管理サーバ50は、物品群80を構成する全ての物品8について入力情報が登録されたことを認識できる。そして、全物品8についての電子カルテへの入力情報の登録が終了した物品群80は、入荷受付ステーション10から倉庫60に搬出される。
倉庫60では、物品群80に対応する電子カルテに割り付けられているカルテ番号に対応した収納箱61に、その物品群80を構成する全物品8が収納される。即ち、倉庫60において、入荷受付ステーション10より搬送される物品8が、収納箱61によって、物品群80毎に管理される。尚、この収納箱61にも個々を識別するための収納用番号が割り付けられるものとしてもよい。このとき、作業管理サーバ50において、物品群80に割り付けられたカルテ番号に収納用番号が関連づけられ、入荷受付ステーション10からの搬出時、又は、倉庫60への搬入時に通知される。
4.カウンセリング
作業管理サーバ50は、データベース51に記憶された、入荷受付ステーション10より送信された入力情報の登録が完了した電子カルテより、カウンセリング応対ステーション40からの決定情報が未登録である電子カルテ(以下、「決定情報未登録の電子カルテ」と呼ぶ)を検索する。そして、作業管理サーバ50は、決定情報未登録の電子カルテによる一覧を作成して、カウンセリング応対ステーション40に通知する。この決定情報未登録の電子カルテによる一覧が、カウンセリング応対ステーション40に対する作業スケジュールとなる。これにより、カウンセリング応対ステーション40は、決定情報未登録の電子カルテによる一覧を表示(出力)して、顧客2に対してカウンセリングを行うオペレータ(作業者)に認識させる。この決定情報未登録の電子カルテは、カウンセリング応対ステーション40において、端末装置の表示部やディスプレイにカルテ番号が一覧表示されるものであってもよいし、プリンタなどで印字される記録紙上にカルテ番号が一覧表示されるものであってもよい。
そして、カウンセリング応対ステーション40では、カウンセリング対象となる物件群80に対応するカルテ番号のオペレータによる入力が受け付けられると、入力されたカルテ番号が作業管理サーバ50に通知される。尚、端末装置に一覧表示される場合は、オペレータによって、一覧表示されたカルテ番号が指定されることで、カウンセリング対象となる物件群80に対応するカルテ番号の入力が受け付けられる。作業管理サーバ50では、カウンセリング応対ステーション40より通知されたカルテ番号による電子カルテを、データベース51より検索して取得した後、取得した電子カルテをカウンセリング応対ステーション40に送信する。
このカウンセリング応対ステーション40に送信する電子カルテ(以下、「応対用電子カルテ」と呼ぶ)は、データベース51内に記憶された電子カルテに登録された全情報によって構成されるものでなくてもよい。即ち、応対用電子カルテには、少なくとも、顧客2と連絡するための連絡先情報と、顧客2から預かった全ての物品8の状態を顧客2に確認するための物品状態情報とが含まれる。又、上述したように、入力受付ステーション10と作業管理サーバ50との間の通信による、電子カルテへの物品8に関する情報の登録において、物品処理情報が登録されている場合は、既に登録されている物品処理情報が応対用電子カルテに含まれる。尚、作業管理サーバ50において、データベース51内に記憶された電子カルテに登録された情報に基づいて、カウンセリング用の情報が生成され、このカウンセリング用の情報が応対用電子カルテに含まれるものとしてもよい。
カウンセリング応対ステーション40では、作業管理サーバ50より受信した応対用電子カルテが、端末装置に与えられて記憶された後に表示(出力)される。このとき、端末装置に備えられた表示部に応対用電子カルテが表示されるものであってもよいし、プリンタなどで応対用電子カルテが記録紙上に印字されるものであってもよい。オペレータは、出力された応対用電子カルテに表記された顧客情報より顧客2の連絡先情報を確認し、図1に示すように、顧客2の連絡先情報に基づいて顧客2を呼び出して顧客2と通信を行う。即ち、顧客2の連絡先情報として、顧客2の電話番号を確認した場合、オペレータは、固定電話機やIP電話機などによって、顧客2の電話番号による電話機へ呼出を行い、顧客2と通信を行う。
そして、カウンセリング応対ステーション40において、オペレータが顧客2と通信を行って、物品群80を構成する物品8毎に、応対用電子カルテによる物品状態情報に基づき、物品8の状態を顧客2に確認する。そして、オペレータは、顧客2に確認をとった物品8それぞれの状態に対して最適とする作業内容(物品処理情報)と、その作業内容に応じた料金による物品群80にかかる料金と、物品群80の納期とを、顧客2に提示する。そして、オペレータは、顧客2によって承諾された作業内容(物品処理情報)と物品群80の納期とを最終決定すると、承諾された物品処理情報及び納期を端末装置などに入力する。尚、このオペレータが顧客2の承諾を得て端末装置に入力する各情報が、上述の「作業処方箋情報」に相当する。更に、顧客2に確認をとったときに、物品状態情報において変更が確認された場合は、変更された物品状態情報も端末装置に入力される。
このとき、オペレータが操作する端末装置に応対用電子カルテが表示される場合、入力された物品処理情報及び納期が、表示された応対用電子カルテ上に表記される。又、顧客2によって指定された作業内容の変更が端末装置へ入力されたとき、端末装置は、物品処理情報が変更されるたびに、変更後の物品処理情報に応じた物品群80にかかる料金を演算して、その演算結果を表示する。これにより、オペレータは、顧客2より物品処理情報の変更が指示されるたびに、その変更の入力を受け付けた端末装置による料金の表示により、変更後の物品処理情報に基づく料金を認識し、顧客2に提示できる。更に、応対用電子カルテ内のカウンセリング用情報に、物品処理情報によって指定される作業内容それぞれに対するリスクを示すリスク情報が含まれる場合、オペレータは、このリスク情報を顧客2に提示することで、顧客2に対して、リスクを認識させた上での物品処理情報の決定を求めることができる。
このようにして、カウンセリング応対ステーション40において、顧客2とオペレータとの間で通信を行い、最終決定された物品処理情報及び納期が入力される。そして、最終決定された物品処理情報と、この物品処理情報に応じた料金の情報と、決定された納期の情報とによる決定情報が、データベース51に記憶されている電子カルテを更新するための更新情報として、そのカルテ番号と共に作業管理サーバ50に送信される。作業管理サーバ50は、受信したカルテ番号より、データベース51内の電子カルテを検索し、同じタイミングで受信した決定情報により、検索した電子カルテに登録された情報を更新する。更に、物品状態情報に変更がある場合は、変更された物品状態情報も作業管理サーバ50に通知されるため、電子カルテに登録されている物品状態情報についても、変更された情報に更新される。
よって、データベース51内に記憶された電子カルテは、既に物品処理情報が登録されている場合は、カウンセリング応対ステーション40で決定された物品処理情報に更新登録される。尚、決定情報が作業管理サーバ50に送信されるとき、各物品8に対して決定された物品処理情報については、各物品8の物件番号と関連づけた情報とされる。これにより、作業管理サーバ50は、カルテ番号により指定されたデータベース51内の電子カルテに対して、物件番号で識別される物品8毎に、その決定された物品処理情報を区別して登録できる。又、カウンセリング応対ステーション40で決定された料金及び納金に関する情報についても、この物品処理情報と共に、データベース51に既に記憶されている電子カルテに新規な情報として追加登録される。
このとき、作業管理サーバ50は、データベース51内における電子カルテへの情報の更新登録と同時に、受信した物品処理情報と納期の情報により、作業ステーション20において処理(作業)を開始する処理開始日を算出する。そして、作業管理サーバ50は、算出した処理開始日を、納期の情報と共に、データベース51内の電子カルテに登録する。このとき、例えば、物品群80を構成する各物品8への作業内容それぞれにかかる時間について、各作業内容に対して予め決定されている時間と各物品8の物品状態情報とで予測し、物品群80全体を処理するためにかかる処理時間を算出する。よって、物品群80に対して設定された納期より、算出した物品群80全体にかかる処理時間を逆算することで、作業ステーション20で物品群80の処理を開始する処理開始日を算出できる。
尚、カウンセリングについて、カウンセリング応対ステーション40のオペレータと顧客2とが通信を行うことで、顧客2との間で電子カルテに登録する情報を確定するものとしたが、顧客2が作業管理サーバ50に直接アクセスすることで、電子カルテに登録する情報を確定するものとしてもよい。即ち、顧客2が、端末装置などによって外部ネットワークを通じて作業管理サーバ50にアクセスした後、カルテ番号が指定されるなどして、登録を確定する電子カルテを作業管理サーバ50に通知する。このとき、作業管理サーバ50による顧客2の認証がなされる。そして、顧客2の扱う端末装置と作業管理サーバ50との間で通信が行われることで、物品状態情報、物品処理情報、金額、納期などの各情報が確定される。このようにして確定された情報によって、データベース51内の電子カルテ内の情報が更新登録される。
5.物品への処理
作業管理サーバ50は、データベース51に記憶された電子カルテの内、カウンセリング応対ステーション40からの決定情報が登録された電子カルテを対象として、登録された処理開始日と処理を開始する当日の日にちとが一致する電子カルテ(以下、「処理対象の電子カルテ」と呼ぶ)を検索する。そして、作業管理サーバ50は、処理対象の電子カルテによる一覧を作成して、作業ステーション20に通知する。これにより、作業ステーション20は、処理対象の電子カルテによる一覧を表示(出力)して、物品8へ処理(作業)を行うオペレータ(作業者)に認識させる。この処理対象の電子カルテは、作業ステーション20において、端末装置の表示部やディスプレイにカルテ番号が一覧表示されるものであってもよいし、プリンタなどで印字される記録紙上にカルテ番号が一覧表示されるものであってもよい。
尚、この処理対象の電子カルテの一群による集合体を、「バルク作業単位」と呼ぶ。即ち、バルク作業単位毎に、処理対象の電子カルテが作業管理サーバ50より通知されることで、作業ステーションでは、バルク作業単位に含まれる物品8による複数の物品群80が確認される。この処理対象の電子カルテによる一覧が、作業ステーション20に対する作業スケジュールの一部となる。又、作業管理サーバ50は、バルク作業単位毎に、検索した電子カルテに登録された顧客情報や納期の時間によって、同日に出荷する物品群80の出荷順番を決定するものとしてもよい。
即ち、バルク作業単位毎に、納期の時間が早い場合や出荷先となる顧客2の住所が遠い場合などは、出荷順番を早いものに設定し、納期の時間が遅い場合や出荷先となる顧客2の住所が近い場合などは、出荷順番を遅いものに設定するものとしてもよい。そして、このように設定した出荷順番は、データベース51内において、対応の処理対象の電子カルテに登録されるとともに、処理対象の電子カルテによる一覧と共に作業ステーション20に通知される。よって、作業ステーション20では、バルク作業単位に応じたカルテ番号の一覧が表示されるとき、そのバルク作業単位に対応する出荷順番と共に表示される。そのため、オペレータは、対応するバルク作業単位に含まれる物品群80のそれぞれについて、その処理順位を認識することができる。又、バルク作業単位を設定する期間については、一日毎の期間として説明しているが、一日毎の期間に限られるものではなく、複数日毎の期間であってもかまわないし、所定時間毎の期間であってもよい。
このように処理対象の電子カルテの一覧が作業ステーション20で表示(出力)されると、オペレータは、その日に処理を開始するバルク作業単位に含まれる物品群80を認識し、倉庫60より、一覧表示されたカルテ番号に対応した収納箱61に収納された物品群80を搬出できる。尚、収納箱61に収納用番号が付されている場合、電子カルテの一覧には、カルテ番号と共に、収納箱61を特定する収納用番号も表示される。これにより、オペレータは、倉庫60より搬出すべき物品群80が収容された収容箱61を認識できる。そして、処理対象の電子カルテにより指定された全物品群80による物品8(区分されたバルク作業単位に含まれた物品8)全てが、倉庫60より作業ステーション20に搬入される。
このとき、作業ステーション20において、搬入された物品8全てについて、取り付けられている物件識別タグ9に表記された物件番号が入力され、その物件番号が作業管理サーバ50に通知されるものとしてもよい。このように、倉庫60より搬出された全ての物品8の物件番号が作業管理サーバ50に通知されることで、作業管理サーバ50は、処理対象の電子カルテそれぞれに登録された物件番号と照合できる。そして、作業管理サーバ50は、指定されたバルク作業単位を構成する処理対象の電子カルテに登録された、全ての物件番号と、照合されたことを確認したときに初めて、指定されたバルク作業単位における物品8が全て作業ステーション20に搬入されたことを認識できる。
尚、処理対象の電子カルテに登録された物件番号と、物品8に取り付けられた物件識別タグ9による物件番号との照合は、作業ステーション20内で行われるものとしてもよい。そして、指定されたバルク作業単位における、全ての物件番号が照合されたときに、作業ステーション20から作業管理サーバ50に通知するものとしてもよい。又、全ての物件8が照合された物件群80毎(処理対象の電子カルテ毎)に、作業ステーション20から作業管理サーバ50に通知するものとしてもよい。
処理を開始する物件8全てが作業ステーション20に搬入されると、作業ステーション20内の複数の作業エリアで作業を行うために、オペレータにより物品8が振り分けられる。それぞれの作業エリアには、物品8に対して、点検、検査、補修、修理、再生、清掃などの処理を施すための処理装置が設置されている。そして、各作業エリアにおけるオペレータは、物品8に取り付けられた物件識別タグ9より取得された物件番号を入力して、作業管理サーバ50に通知する。このとき、物件識別タグ9より直接情報を読み出すリーダ装置が用いられることで、リーダ装置で読み出された物件番号が作業管理サーバ50に通知されるものであってもよい。又、オペレータが、物件識別タグ9に表記された物件番号を認識して、端末装置がオペレータによる物件番号の入力を受け付けることによって、端末装置から物件番号が作業管理サーバ50に通知されるものであってもよい。
作業管理サーバ50は、作業ステーション20から物件番号が通知されると、通知された物件番号と一致する物件番号が登録された電子カルテを、データベース51より検索する。そして、作業管理サーバ50は、通知された物件番号によってデータベース51を検索して取得した電子カルテを、物件番号を通知した作業エリアにおける処理に対応した処理情報として、作業ステーション20に送信する。尚、作業管理サーバ50は、作業ステーション20が作業管理サーバ50に物件番号を通知するとき、この物件番号と共に作業エリアを示す情報をも通知するものとしてもよい。これにより、作業管理サーバ50は、データベース51を検索して取得した電子カルテに登録された処方箋情報より、その作業エリアにおける処理に対して必要な情報のみを抽出した処理情報を生成して、作業ステーション20に送信できる。
作業ステーション20の作業エリアでは、物件番号を作業管理サーバ50に通知して処理情報を受けると、受けた処理情報を表示(出力)することで、オペレータに対して、物品8に必要な処理を認識させる。このとき、作業管理サーバ50より受けた処理情報が、端末装置の表示部又はディスプレイなどに表示されるものとしてもよいし、プリンタによって記録紙に印字されることで表記されるものとしてもよい。尚、処理情報として電子カルテを受ける場合は、端末装置の表示部に表示されることが好ましい。これにより、処理する物品8に施された処理の履歴(後述する)や、その物品8の属する物品群80における別の物品8との関係などを、オペレータが確認できるため、オペレータは、物品8に施す処理として、より適切な処理を選択できる。
このようにして、処理情報が表示(出力)されると、オペレータは、処理情報に基づいて必要な処理を認識し、その処理を行うための処理装置を使用して、物品8への処理を開始する。そして、物品8への処理を開始すると同時に、オペレータは、物品8への処理を開始することを、作業管理サーバ50に通知し、処理を行う物品8に対する処理履歴を更新することを要求する。よって、作業管理サーバ50は、処理を行う物品8に対応する電子カルテに対して、その物品8に作業ステーション20で決定された処理が為されていることを示す履歴が追加登録される。
このとき、例えば、作業ステーション20から作業管理サーバ50に対して、処理を開始しようとする物品8の物件番号と、使用する処理装置に関する情報とが、通知されるものとしてもよい。これにより、作業管理サーバ50は、物品8に施されようとしている処理を認識できるため、通知された物件番号によって検索した電子カルテ内に、その物件番号と一致する物品8の処理履歴として、通知された処理中であることを示す履歴情報が追加される。更に、処理装置に関する情報が通知される場合、処理装置毎に割り付けられた装置用の識別番号が、作業ステーション20から作業管理サーバ50に通知されることで、開始する処理が通知されるものとしてもよい。
このようにして、物品8に施されている処理を示す履歴情報が電子カルテに登録されると、作業管理サーバ50は、最後に追加した履歴情報に基づいて、バルク作業単位における全ての物品8の現在の状態を認識する。このとき、作業管理サーバ50は、作業ステーション20で処理されている物品8と、その物品8の状態とを認識できる。そして、作業管理サーバ50は、認識した、作業ステーション20で処理されている物品8の状態を、作業ステーション20に通知する。よって、作業ステーション20は、作業ステーション20内の各作業エリアで処理されている物品8の状態について、端末装置の表示部やディスレプレイなどによるローカル作業管理ボードに表示(出力)する。
このローカル作業管理ボードは、オペレータ毎に設けられるものであってもよいし、作業エリア毎に設けられるものであってもよいし、複数の作業エリアで共通に使用されるように設置されるものであってもよい。又、ローカル作業管理ボードでは、物品群80毎に物品8の最新の状態が表示されるものとすることで、同じ物品群80に属する物品8それぞれの最新の状態を、オペレータが認識できる。これにより、各作業エリアのオペレータは、同一の物品群80に属する物品8それぞれに対する処理の進捗状況を認識できる。即ち、ローカル作業管理ボードの表示によって、同一の物品群80において、その処理が遅延している物品8をオペレータに報知できる。
そして、各作業エリアでは、処理装置を使用した物品8への処理が終了すると、オペレータは、物品8への処理が終了したことを、作業管理サーバ50に通知し、処理が完了した物品8に対する処理履歴を更新することを要求する。よって、作業管理サーバ50は、処理が完了した物品8に対応する電子カルテに対して、その物品8に作業ステーション20で決定された処理が完了したことを示す履歴が追加登録される。そして、物品8への処理が完了した作業エリアに対して使用されるローカル作業管理ボードに対して、処理が完了した物品8に対する物件情報を非表示とする指示が、作業管理サーバ50より与えられる。又、この作業エリアの下流側の工程となる作業エリアに対して使用されるローカル作業管理ボードについては、物品8の処理が完了したことを示す表示に変更される。
尚、物品8に対する処理が完了した場合においても、物品8に対する処理を開始するときと同様、例えば、作業ステーション20から作業管理サーバ50に対して、処理が完了した物品8の物件番号が、通知されるものとしてもよい。このように処理が完了した物品8の物件番号が通知されたとき、作業管理サーバ50では、電子カルテに登録されている物品8の処理履歴を参照して、処理中であったことが確認されるため、処理が完了したことを認識できる。又、この物品8の物件番号とともに、処理に使用した処理装置に割り当てられた識別番号が、作業ステーション20から作業管理サーバ50に通知されるものとしてもよい。
更に、ローカル作業管理ボードが、特定の作業エリアのオペレータに対して報知を行う場合、このローカル作業管理ボードは、その特定の作業エリアでの処理が必要な物品8のみを、特定の作業エリアでの処理が終了するまで表示するものとしてもよい。これにより、各作業エリアのオペレータは、所定のローカル作業管理ボードの表示により、その作業エリアにおいて未処理である物品8の進捗状態を確認できる。即ち、各作業エリアのオペレータは、所定のローカル作業管理ボードの表示より、所属する作業エリアよりも上流側のいずれの作業エリアで処理中であるのかを確認できるため、所属する作業エリアに物品8が分配されるタイミングを予測できる。又、作業エリア毎やオペレータ毎の作業能力を監視して、その能力評価を客観化できる。
このようにして、作業エリア毎に物品8に対する処理がなされるとき、上流側の工程となる作業エリアでの処理が完了した物品8は、下流側の工程となる作業エリアに搬送される。このとき、上流側の工程となる作業エリアから下流側の工程となる作業エリアに搬送される物品8が複数となる場合、カルテ番号毎に纏められて搬送される。尚、カルテ番号毎に纏める以外にも、例えば、出荷順番などのような、物品群80毎に割り付けられる番号毎に纏められるものとしてもよい。これにより、同一の物品群80による物品8については、それぞれの作業エリアにおいて同期統合化させた状態で分配できる。尚、物品群80による物品8が全て同一のタイミングで搬送される必要はなく、同一のタイミングで搬送される物品8が同期して搬送されるものとすればよい。
又、同一の物品群80による複数の物品8について、例えば、カルテ番号(出荷順番)によって指定される台車で作業エリア間を搬送されるなどすることで、カルテ番号で管理して、作業エリア間を搬送される。そのため、主要品となる物品8と付属品となる物品8とを組み立てる作業エリアに、それぞれの物品8が異なるタイミングで搬入された場合であっても、同一の物品群80による物品8であることをオペレータに認知させることができる。これにより、オペレータは、それぞれの物品8の物件識別タグ9による物件番号を、リーダ装置又は端末装置を通じて作業管理サーバ50に通知して電子カルテを取得することで、主要品と付属品との関係であることを認知できる。よって、主要品と付属品との組立が必要な作業エリアにおいて、主要品となる物品8と付属品となる物品8の同期統合化を行い、確実に組み立てることができる。
このようにして、作業ステーション20では、各作業エリアにおいて、各物品8それぞれについて、電子カルテに登録された物品処理情報に基づいて必要とされる処理が施される。そして、必要とされる処理が全て完了した物品8は、作業ステーション20から出荷ステーション30に搬出される。このとき、全ての処理が完了した物品8毎に出荷ステーション30に搬出されるものとてもよいし、上述の作業エリア間での搬送と同様、カルテ番号で管理して出荷ステーション30に搬出されるものとしてもよい。
又、作業ステーション20内の全ロケーション作業管理ボード上において、出荷ステーション30に搬出された物品8の物件番号が非表示となる。これにより、作業ステーション20におけるオペレータは、物品8が出荷ステーション30に搬出されたことを確認できるとともに、物品群80による物品8のうち、処理が完了していないものを確認できる。更に、構成する物品8全てが出荷ステーション30に搬出された場合は、物品群80に対応したカルテ番号(出荷順番)をも、作業ステーション20内の全ロケーション作業管理ボード上で非表示となる。これにより、作業ステーション20におけるオペレータは、非表示となった物品群80による物品8全てが出荷ステーション30に搬出されたことを確認できる。
6.物品の出荷
作業ステーション20での処理が全て完了した物品8が出荷ステーション30に搬入されると、出荷ステーション30のオペレータは、搬入された物品8に付属している物件識別タグ9に基づく物件番号を入力する。このとき、リーダ装置により物件識別タグ9に記憶された物件番号を読み出すものであってもよいし、オペレータが、物件識別タグ9に表記された物件番号を認識して、端末装置がオペレータによる物件番号の入力を受け付けるものであってもよい。このように入力された物品8の物件番号は、リーダ装置又は端末装置などから、作業管理サーバ50に通知される。
作業管理サーバ50は、出荷ステーション30から通知された物件番号を受けると、データベース51に記憶された電子カルテより、受けた物件番号が登録された電子カルテを検索する。そして、作業管理サーバ50は、出荷ステーション30に搬入されて包装又は検品などの処理がなされたものとして、検索した電子カルテに対して、受けた物件番号と一致する物品8に対する履歴情報を追加する。即ち、出荷ステーション30において、オペレータが、出荷準備のために、物品8に対して包装又は検品などを行う場合、包装済又は検品済であることを示すための履歴情報が、対応する電子カルテにおける物件番号に対して追加登録される。
又、作業管理サーバ50は、出荷ステーション30より受けた物件番号が登録された電子カルテを取得すると、その電子カルテに割り付けられたカルテ番号により特定される出荷用指定符号を生成して、出荷ステーション30に出荷用指定符号を返信する。この出荷用指定符号は、作業ステーション20より搬入される物品8を割り振るために物品群80毎に特定された指定エリアを識別するための符号であり、物品群80毎に決定されるものであればよく、カルテ番号や出荷順番であってもよい。
出荷ステーション30は、端末装置又はディスプレイなどが出荷用指定符号を受け、端末装置の表示部又はディスレプレイに出荷用指定符号を表示する。この端末装置又はディスプレイが、出荷指示ボードとして機能する。これにより、出荷ステーション30のオペレータは、出荷指示ボードに表示される出荷用指定符号を確認することで、作業ステーション20より搬入された物品8を割り振る先となる指定エリアを認識し、認識した指定エリアに物品8を配布できる。よって、各指定エリアでは、同一の物品群80による物品8が纏められることとなる。
このとき、検索された電子カルテ自身が、出荷用指定符号と共に、作業管理サーバ50から出荷ステーション30に送信されるものとしてもよい。出荷ステーション30では、この電子カルテを端末装置などで受信して表示することで、オペレータが、作業ステーション20から搬入された物品8について、他の物品8との組立の要否を認識できる。即ち、作業ステーション20から搬入された物品8が、主要品又は付属品のいずれかである場合、端末装置に表示された電子カルテによって、組立に必要な他の物品8を認識できる。又、組立に必要な他の物品8が既に搬入されたか否かを、電子カルテに含まれた、その物品8に関する履歴情報より認識できる。そして、作業者は、組立に必要な主要品となる物品8及び付属品となる物品8の全てが出荷ステーション30に搬入されていることを確認すると、主要品となる物品8及び付属品となる物品8を組み立てることができる。
よって、出荷ステーション30のオペレータは、端末装置に表示された電子カルテに基づく指示に従って、組立が必要となる物品8を組み立てる。これにより、作業ステーション20より分解されたままで搬入された主要品となる物品8及び付属品となる物品8が、出荷ステーション30で最終的に組み立てられる。又、上述のように、出荷ステーション30では、オペレータが指定エリアへ物品8を配布するため、同一の物品群80を構成する物品8が指定エリアに纏められることとなる。よって、この出荷ステーション30において、物品群80毎の同期統合化が実現される。
そして、同一の物品群80を構成する物品8全てが出荷ステーション30に搬入されると、この全ての物品8の物件番号が出荷ステーション30から作業管理サーバ50に通知される。そのため、作業管理サーバ50は、同一の物品群80を構成する物品8全てが揃ったことを認識できる。即ち、ある物品群80について、最後の一つとなる物品8が出荷ステーション30に搬入されて、その物件番号が作業管理サーバ50に通知されると、作業管理サーバ50は、その物件番号より検索した電子カルテに記憶した各物品8の履歴情報より、全ての物品8が搬入されたことを確認する。このとき、作業管理サーバ50は、出荷ステーション30に対して、上述した出荷用指定符号を返信するとともに、その出荷用指定符号に割り付けられた指定エリアに分配された物品群80を梱包することを指示する。
よって、出荷ステーション30では、オペレータによって、同一の物品群80において最後に搬入された物品8が、その指定エリアに配布される。そして、出荷ステーション30は、この指定エリアに纏められた物品群80を構成する物品8全てを梱包する梱包指示を、作業管理サーバ50から受ける。このとき、作業管理サーバ50からの梱包指示は、カルテ番号などによる出荷用指定符号と共に送信され、出荷ステーション30において、端末装置又はディスプレイなどによる出荷指示ボードで受信され、出荷指示ボードに表示(出力)される。これにより、出荷ステーション30では、オペレータが、出荷指示ボードに梱包指示された出荷用指定符号を確認することで、全ての物品8が揃った物品群80の配布された指定エリアを認識し、その指定エリアに配布された物品8の梱包作業を開始する。
そして、出荷ステーション30において、全ての物品8が揃った物品群80が梱包されるとき、梱包する物品8それぞれに取り付けられた物件識別タグ9に基づく物件番号が入力され、入力された物件番号が作業管理サーバ50に通知される。このとき、リーダ装置により物件識別タグ9に記憶された物件番号を読み出すものであってもよいし、オペレータが、物件識別タグ9に表記された物件番号を認識して、端末装置がオペレータによる物件番号の入力を受け付けるものであってもよい。
これにより、作業管理サーバ50は、梱包された物品8の物件番号を受けることで、その物品8の属する物品群80に対応する電子カルテをデータベース51より読み出して、その電子カルテに登録された物件番号と照合する。このとき、電子カルテに登録された物件番号と照合された場合、梱包済となる履歴情報を電子カルテに追加登録されるものとしてもよい。よって、同一の物品群80に属する全ての物品8が梱包されたとき、その物品群80に対応した電子カルテに登録された物件番号全てと照合されるため、作業管理サーバ50は、全ての物品8が梱包されたことを確実に認識できる。
そして、作業管理サーバ50は、全ての物品8が梱包された物品群80を確認すると、その物品群80を顧客2へ出荷するための出荷指示を出荷ステーション30に与える。このとき、作業管理サーバ50は、出荷対象となる物品群80に対応した電子カルテに登録された顧客情報より、物品群80の配送先住所などによる出荷先情報を読み出し、出荷指示と共に出荷ステーション30に送信する。又、作業管理サーバ50は、出荷対象となる物品群80に対応した電子カルテに、出荷指示を行ったことを示す履歴情報を追加履歴してもよいし、サービス工場1での処理が全て完了したことを示すフラグなどが記録されるものとしてもよい。
出荷ステーション30は、梱包済みの物品群80に対する出荷指示を作業管理サーバ50より受けると、その出荷先情報が出力される。そして、物品群80に関する顧客情報による出荷先情報が表記された出荷伝票82を生成し、オペレータは、この出荷伝票82を梱包済みの物品群80に取り付けて顧客2に出荷する。このとき、出荷伝票82に表記される出荷先情報は、例えば、顧客2の顧客情報として登録される配送先住所や電話番号などである。尚、出荷ステーション30では、プリンタが、作業管理サーバ50からの出荷先情報を受信して、出荷伝票82に出荷先情報を直接印字するものとしてもよい。又、端末装置やディスプレイが、作業管理サーバ50からの出荷先情報を受信して、端末装置の表示部やディスプレイに表示し、オペレータが出荷先情報を出荷伝票82に転写するものとしてもよい。
尚、出荷用指定符号を表示する出荷指示ボードにおいて、物品群80の梱包指示が表示されるとき、出荷先情報をも同時に表示されるものとしてもよい。このとき、出荷指示ボードに表示される出荷先情報として、出荷先の都道府県や市などといった広域な配送エリアが表示されるものとしてもよい。これにより、複数の物品群80の梱包指示がなされているときに、オペレータは、出荷指示ボードより確認される出荷先情報より、梱包指示されている物品群80それぞれの出荷先までの距離を確認できる。よって、例えば、オペレータは、出荷先が遠い物品群80から梱包を行うなどのように、臨機応変な対応が可能となる。
7.作業管理サーバの構成
上述した処理工程同期化管理システムにおける作業管理サーバ50の構成について、図3を参照して、以下に説明する。図3は、作業管理サーバ50の構成を示すブロック図である。図3に示す作業管理サーバ50は、ステーション10〜40と通信接続されたネットワークと接続された通信部501と、データベース51にアクセスしてデータの読み出し及び書き込みを行うデータベースアクセス部502と、現在の日時を計測するタイマ部503とを備える。この作業管理サーバ50において、通信部501は外部のネットワークとも接続されることで、顧客2と通信可能な構成とされる。
そして、作業管理サーバ50は、通信部501で受信した情報より電子カルテを作成するカルテ作成部504と、電子カルテ毎のカルテ番号を発行するカルテ番号発行部505と、物品8毎の物件番号を発行する物件番号発行部506と、データベースアクセス部502を介してデータベース51内に記憶された情報の検索を行うデータベース検索部507と、電子カルテに登録された情報に基づいてステーション10〜40それぞれにおける処理に対するタイムテーブルなどで構成されるスケジュールを作成するスケジュール作成部508と、を備える。
このように構成される作業管理サーバ50において、顧客2との通信により預かり物となる物品群80の入荷が決定されたとき、又は、入荷受付ステーション10より電子カルテの作成が要求されたとき、カルテ番号発行部505でカルテ番号が発行される。このカルテ番号発行部505で発行されたカルテ番号がカルテ作成部504に与えられて、新規の電子カルテが作成される。又、入荷受付ステーション10から、物品8が新たに物品群80より取り出されたことが通知されると、物件番号発行部506が、その物品8に対する物件番号を発行し、発行した物件番号を、カルテ作成部504に与えると同時に入荷受付ステーション10に通知する。
カルテ作成部504は、カルテ番号発行部505で発行されたカルテ番号が与えられると、新たな電子カルテを作成して、入荷受付ステーション10に送信する。又、カルテ作成部504は、通信部501を通じて、カルテ番号と共に、入荷受付ステーション10で入力が受け付けられた顧客情報を含む各種情報を受けると、そのカルテ番号が割り当てられた電子カルテを、データベースアクセス部502によって読み出す。そして、データベース502より読み出した電子カルテに、入荷受付ステーション10より受信した各種情報を登録する。
同様に、カルテ作成部504は、通信部501を通じて、カルテ番号と共に、カウンセリング応答ステーション40で入力が受け付けられた作業処方箋情報を受けると、その作業処方箋情報を電子カルテに登録する。各情報が登録された電子カルテは、カルテ作成部504よりデータベースアクセス部502に与えられ、データベース51に記憶される。更に、作業ステーション20及び出荷ステーション30より物件番号と共に処理内容を受信したときは、その物件番号に対応する物品の履歴情報を追加登録する。
データベース検索部507は、入荷受付ステーション10より顧客情報を受信したときは、データベースアクセス部502を通じて、データベース51に記憶された電子カルテから、顧客情報が一致する電子カルテを検索する。又、カウンセリング応答ステーション20よりカルテ番号を受信したときは、データベース検索部507は、データベース51より、カルテ番号が一致する電子カルテを検索する。更に、作業ステーション20及び出荷ステーション30より物件番号を受信したときは、データベース検索部507は、データベース51より、物件番号が一致する電子カルテを検索する。
スケジュール作成部508は、データベース検索部507で検索された電子カルテに登録された処方箋情報や納期に基づいて、処理を開始する日時を決定するとともに、処理の開始日時が同一時期となる電子カルテ群よりバルク作業単位を決定する。又、スケジュール作成部508は、データベース検索部507が検索した電子カルテに登録された履歴情報を確認し、その履歴情報に基づいて、作業ステーション20及び出荷ステーション30それぞれにおける作業スケジュールを作成して送信する。そして、スケジュール作成部508は、作業ステーション20及び出荷ステーション30それぞれからの処理完了の通知などに基づいて、物品8それぞれに対する作業(処理)内容を、作業ステーション20及び出荷ステーション30に通知する。
尚、作業管理サーバ50は、入荷受付ステーション10で受け付けた物品群80の数、作業ステーション20の各作業エリアで処理されている物品8の数、出荷ステーション30で出荷した物品群80の数、カウンセリング応対ステーション30でカウンセリングを行った電子カルテの数それぞれについて、時間帯毎に基準値を予め記憶しているものとしてもよい。このとき、ステーション10〜40のそれぞれで処理した個数が基準値よりも下回った場合は、作業管理サーバ50は、ステーション10〜40のそれぞれに対して、処理効率が低下している旨を通知し、端末装置の表示部やディスプレイなどに警告マーキングの表示(出力)がなされるものとしてもよい。この警告マーキングの表示によって、オペレータの学習効果を高めて、作業効率を高めることができる。
本発明の処理工程同期化管理システムをクリーニングサービスに適用した実施例について、図4のブロック図を参照して、以下に説明する。図4に示すように、本実施例における処理工程同期化管理システムは、サービス工場1に相当するクリーニング工場1aに備えられた、入荷受付ステーション10、洗濯作業ステーション21、仕上げ作業ステーション22、出荷ステーション30、カウンセリング応対ステーション40、作業管理サーバ50、及びデータベース51によって構成される。尚、洗濯作業ステーション21及び仕上げ作業ステーション22はそれぞれ、図1に示す処理工程同期化管理システムにおける作業ステーション20に相当するもので、作業ステーション20の各作業エリア毎に構成されるものである。
尚、本実施例では、クリーニング工場1a内に、入荷受付ステーション10及びカウンセリング応対ステーション40が設けられた構成としているが、入荷受付ステーション10及びカウンセリング応対ステーション40は、クリーニング工場1a外に設置されるものであってもよい。即ち、本実施例では、入荷受付ステーション10、洗濯作業ステーション21、仕上げ作業ステーション22、出荷ステーション30、カウンセリング応対ステーション40、及びデータベース51それぞれが、クリーニング工場1a内のLANによって、作業管理サーバ50と相互の通信が可能な構成となっている。それに対して、入荷受付ステーション10及びカウンセリング応対ステーション40をクリーニング工場1a外に設置する場合は、この入荷受付ステーション10及びカウンセリング応対ステーション40が、インターネットなどの外部ネットワーク100を介して、クリーニング工場1a内の作業管理サーバ50と相互の通信が可能な構成とされる。
又、クリーニング工場1aの作業管理サーバ50は、インターネットなどの外部ネットワーク100を介して、顧客の通信機2a及び店舗の端末装置2bなどと通信可能な構成とされる。これにより、顧客は、通信機2aによって作業管理サーバ50に直接アクセスすることで、預かり物となる衣類の配送をクリーニング工場1aへ通知できる。このとき、顧客は、クリーニング工場1aに対して、顧客の所まで預かり物を受け取りにくることを依頼することができる。又、店舗において、顧客からクリーニングサービスを受ける預かり物を受け付けたとき、端末装置2bにより店員がクリーニング工場1aの作業管理サーバ50にアクセスすることで、受け付けた預かり物の配送をクリーニング工場1aへ通知できる。このように、通信機2a又は端末装置2bによる作業管理サーバ50へのアクセスがなされ、預かり物の配送が決定されると、作業管理サーバ50は電子カルテを生成する。そして、作業管理サーバ50は、クリーニングサービスを依頼した顧客の顧客情報を登録した電子カルテを、データベース51に記憶する。
入荷受付ステーション10は、オペレータからの入力を受け付ける入力部と電子カルテを表示する表示部とを備えた端末装置11と、オペレータの操作により物品8に相当する衣類を撮影するカメラ12とを備える。端末装置11及びカメラ12はそれぞれ、LANなどのネットワークと接続可能な通信インターフェースを備え、作業管理サーバ50と通信接続されている。
このような入荷受付ステーション10において、端末装置11は、オペレータからの顧客情報の入力を受け付けると、その顧客情報と一致する電子カルテを、作業管理サーバ50から受信して表示する。そして、オペレータによって、電子カルテへ登録される各種情報が端末装置11に入力されると、端末装置11は、その入力に応じて電子カルテの表示内容を変更する。又、端末装置11が操作されることによって、カメラ12の撮影指示がなされて、預かり物となる衣類の画像が取り込まれる。このカメラ12で取得された画像と端末装置11への入力情報はそれぞれ、作業管理サーバ50に送信されて、データベース51に記憶された対応の電子カルテに登録される。
洗濯作業ステーション21は、処理装置である洗濯装置26によって、預かり物となる衣類の洗濯が行われる作業エリアであり、仕上げ作業ステーション22は、洗濯作業ステーション21で洗濯がなされた衣類に対して、アイロン掛け、ボタンや飾りの取り付けなどの仕上げ作業が行われる作業エリアである。そして、洗濯作業ステーション21は、オペレータからの入力を受け付ける入力部と電子カルテに登録された情報などを表示する表示部とを備えた端末装置23と、バーコードリーダやICコードリーダなどによるリーダ装置24と、ローカル作業管理ボードとなるディスプレイ25とを備える。同様に、仕上げ作業ステーション22も、端末装置27と、リーダ装置28と、ディスプレイ29とを備える。そして、端末装置23,27、リーダ装置24,28、及びディスプレイ25,29はそれぞれ、LANなどのネットワークと接続可能な通信インターフェースを備え、作業管理サーバ50と通信接続されている。
このような洗濯作業ステーション21及び仕上げ作業ステーション22ではそれぞれ、端末装置23及び端末装置27に対して、オペレータが、処理対象となる衣類(物品8に相当)に割り付けられた物件番号を入力する。端末装置23,27は、オペレータにより入力された物件番号を作業管理サーバ50に送信することで、その物件番号によって検索された電子カルテを受信して表示する。よって、オペレータは、端末装置23,27に表示された電子カルテの内容を確認することで、処理対象となる衣類へ施す処理内容を把握できる。更に、ローカル作業管理ボードとなるディスプレイ25,29は、作業管理サーバ50より送信される各衣類の履歴情報に基づいて、洗濯作業ステーション21及び仕上げ作業ステーション22それぞれに搬入予定又は搬入中の衣類の作業経過を表示する。
更に、洗濯処理又は仕上げ処理がなされるとき、処理対象となる衣類(物品8に相当)に取り付けられた物件識別タグ9(図2参照)に記憶された物件番号が、リーダ装置24,28それぞれによって読み出される。このとき、洗濯作業ステーション21では、洗濯装置26にもタグが取り付けられ、この洗濯装置26に取り付けられたタグに記憶された識別番号が、リーダ装置24によって読み出される。リーダ装置24,28で読み出された物件番号や識別番号は、作業管理サーバ50に送信されるため、作業管理サーバ50において、衣類への処理の開始、終了を認識し、対応する電子カルテへその作業履歴を登録できる。
出荷ステーション30は、オペレータからの入力を受け付ける入力部と電子カルテに登録された情報などを表示する表示部とを備えた端末装置31と、バーコードリーダやICコードリーダなどによるリーダ装置32と、出荷指示ボードとなるディスプレイ33と、出荷伝票82に発送先住所などを印字するプリンタ34とを備える。端末装置31、リーダ装置32、ディスプレイ33、及びプリンタ34はそれぞれ、LANなどのネットワークと接続可能な通信インターフェースを備え、作業管理サーバ50と通信接続されている。
このような出荷ステーション30において、端末装置31は、衣類(物品8に相当)の物件番号について、オペレータからの入力を受け付けると、その衣類を配置する指定エリアを示す情報を、作業管理サーバ50から受信して表示する。この端末装置31は、その物件番号と一致する電子カルテも同時に作業管理サーバ50から受信して表示するものとしてもよい。これにより、オペレータは、端末装置31に表示された指定エリアに衣類を配置することで、物品群80(図2参照)毎に纏めることができる。
そして、同じ顧客からの預かり物である全ての衣類が指定エリアに揃ったとき、これらの衣類を1つの宅配物として梱包する指示が作業管理サーバ50によってなされるため、ディスプレイ33に、そのカルテ番号などによる指定エリアを識別するための情報が表示される。オペレータは、ディスプレイ33の表示を確認して、梱包可能な指定エリアを認識し、その指定エリアに配置された衣類を梱包すると共に、各衣類の物件番号をリーダ装置32によって読み取って、作業管理サーバ50に送信する。その後、作業管理サーバ50は、全ての衣類が1つの宅配物として梱包されたことを確認すると、その出荷先情報をプリンタ34に送信するため、プリンタ34から配送先住所が印字された出荷伝票82が出力される。
カウンセリング応対ステーション40は、オペレータからの入力を受け付ける入力部と電子カルテを表示する表示部とを備えた端末装置41と、カウンセリングの対象となるカルテ番号の一覧を印字出力するプリンタ42と、顧客の通信機2aへ呼出を行って顧客との通信を実行するための通信機43とを備える。端末装置41、プリンタ42、及び通信機43はそれぞれ、LANなどのネットワークと接続可能な通信インターフェースを備え、作業管理サーバ50と通信接続されている。又、通信機43は、電話回線網などの外部ネットワーク100と接続するための通信インターフェースも備え、通信機2aと通信接続が可能な構成とされている。
このようなカウンセリング応対ステーション40において、プリンタ42は、作業管理サーバ50よりカウンセリングの対象となるカルテ番号の一覧を受信し、記録紙に印字出力する。これにより、オペレータは、記録紙に印字されたカルテ番号を確認し、端末装置41へカルテ番号を入力する。カルテ番号の入力を受け付けた端末装置41は、入力されたカルテ番号と一致する電子カルテを、作業管理サーバ50から受信して表示する。オペレータは、表示された電子カルテ上に表示された顧客の連絡先情報から連絡先を確認し、通信機43により顧客の通信機2aへの呼出を行う。そして、顧客との通信により確認された各種情報は、オペレータによって端末装置41に入力され、電子カルテに登録された情報への追加又は更新がなされる。そして、端末装置41で追加又は更新された情報は、この端末装置41より作業管理サーバ50に送信されることで、データベース51内の電子カルテへの追加又は更新がなされる。
本発明は、顧客からの預かり物に対して、顧客の要求に従って、点検、検査、補修、修理、再生、清掃などの処理を施すサービスにおける、処理工程の管理システムに適用することができる。
は、本発明の処理工程同期化管理システムの構成を示すブロック図である。 は、図1に示す処理工程同期化管理システムにおける処理の流れを示す図である。 は、図1に示す処理工程同期化管理システムにおける作業管理サーバの構成を示すブロック図である。 は、本発明の処理工程同期化管理システムによる実施例として、クリーニング管理システムに適用したときの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 サービス工場
2 顧客
8 物品
9 物件識別タグ
10 入荷受付ステーション
20 作業ステーション
30 出荷ステーション
40 カウンセリング応対ステーション
50 作業管理サーバ
51 データベース
60 倉庫
61 収容箱
80 物品群

Claims (5)

  1. クリーニングの対象となる入荷された顧客の預かり物であって、複数の部品によって構成される物品を含む前記顧客の預かり物に対して入力されたオーダ情報を受付コードが割り当てられた電子カルテに登録させ、当該顧客の預かり物を構成する物品を特定する情報が記録された物件識別タグを発行して預かり物に付着させる、一連の作業を行う入荷受付ステーションと、
    顧客の通信端末との通信を通じて、該顧客の預かり物についての、希望納期を含む処理サービスの実行に必要な情報を確認しながら、作業処方箋情報を順次作成し、該作業処方箋情報を前記電子カルテに登録させ、顧客の依頼を確定するカウンセリング応対ステーションと、
    預かり物を処理するための処理装置を備えた複数の作業エリアを配設して構成され、作業エリアにおける顧客の預かり物に対する処理の進捗情報を表示するローカル作業管理ボードを適所に配置し、それぞれの作業エリアにおける顧客の預かり物に対する処理の開始、終了を、前記物件識別タグより読み出された物品を特定する情報と共に、前記電子カルテに登録させ、前記ローカル作業管理ボードには、前記電子カルテに順次登録される各処理の開始、終了情報に反映させて、前記顧客の預かり物に対する処理の進捗情報を表示させ、作業スケジュールに従って前記作業エリアで処理がなされる作業ステーションと、
    該作業ステーションでの作業の完了が報知された顧客の預かり物を、顧客単位でまとめあげて、出荷のために梱包する出荷ステーションとを備え、
    前記複数の部品によって構成される物品は、主要品に付属品が一体的に組み付けられたものであり、前記作業ステーションにおいて前記主要品及び前記付属品に分解されて、前記入荷受付ステーションで前記主要品及び付属品のそれぞれを特定する情報が記録された物件識別タグが別々に割り付けられ、前記主要品と前記付属品の主従関係を前記電子カルテに登録し、
    前記作業ステーションは、前記物件識別タグの割り付けられた主要品及び付属品のそれぞれに対して、実行すべき処理に対応した作業エリアで一連の処理を実行し、
    前記作業ステーションでの一連の処理が実行された主要品及び付属品は、前記電子カルテに登録された主従関係に基づいて組み立てられて復元された後に、前記出荷ステーションで、顧客単位でひとつにまとめられることを特徴とする、預かり物の処理工程同期化管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記主要品と前記付属品の主従関係は、前記付属品を特定する情報に前記主要品を特定する情報が連結されて前記電子カルテに登録されることを特徴とする、預かり物の処理工程同期化管理システム。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記作業エリアに設置された処理装置には、それぞれに対応した識別コードが割り当てられており、
    前記作業ステーションは、前記処理装置の識別コードと前記物件識別タグの受付コードとの入力を受け付ける入力部を備え、
    前記作業ステーションは、前記入力部によって入力が受け付けられた識別コードと受付コードとにより、前記作業エリアにおける顧客の預かり物に対する処理の開始、終了を識別することを特徴とする、預かり物の処理工程同期化管理システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記ローカル作業管理ボードは、特定の作業エリアで処理される預かり物の進捗状況を一覧表示することを特徴とする、預かり物の処理工程同期化管理システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    蓄積した前記電子カルテのうちから顧客の依頼が確定したものを、顧客の納期情報に基づいて、実行すべき処理の稼動期間で特定したバルク作業単位に区分し、
    該バルク作業単位に含まれる顧客の預かり物に対して、前記作業ステーションが処理を実行して、前記出荷ステーションが該バルク作業単位毎に出荷することを特徴とする、預かり物の処理工程同期化管理システム。
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