JP2006099519A - チケットを用いた布団クリーニングシステム - Google Patents

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佑一郎 近見
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Abstract

【課題】処理工程の管理を可能とした布団クリーニングシステムを提供する。
【解決手段】依頼者から受け取った布団に配送者が識別タグを取着してクーニング施設に搬送し、このクリーニング施設で布団をクリーニングし、配送者がクリーニング済みの布団を依頼者に返送する布団クリーニングシステムにおいて、布団の処理状態を管理する管理サーバ装置には、識別タグの識別マークを読取る識別タグ情報読取装置を接続し、この識別タグ情報読取装置で識別マークを逐次読取ることにより布団の処理状態を管理サーバ装置に入力可能とするとともに、管理サーバ装置には、依頼者があらかじめ購入したチケットに記載された受付番号に基づいて、この受付番号に対応付けした識別マークを設けた識別タグを作成する識別タグ作成手段を接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、チケットを用いた布団クリーニングシステムに関するものである。
従来、衣類などのクリーニングのサービスを受ける場合には、依頼者である顧客がクリーニングしてもらいたい衣類などを最寄りのクリーニング店、あるいはクリーニングの集配所に持ち込み、依頼手続きを行っている。
昨今のクリーニングサービスでは、衣類だけでなく布団のクリーニングサービスなども実施している場合もあるが、このような場合でもクリーニングの依頼者が布団をクリーニング店、あるいはクリーニングの集配所に持ち込む必要があり、結構な重労働であって、布団のクリーニングサービスが利用されることは比較的少なかった。
そこで、クリーニング業者と貨物などの配送業者とが連携し、クリーニング依頼に基づいて配送業者が依頼者宅に布団の回収に行くとともに、クリーニング業者によるクリーニング後に依頼者宅にまで布団を返送するサービスの提供が行われている。
すなわち、布団のクリーニングの依頼者は、インターネット上の所定のサイトにアクセスして布団のクリーニング依頼を行い、このクリーニング依頼に基づいて、サイトを管理するサーバ装置は布団の配送キットの配送通知を配送業者に行い、配送業者は配送通知に基づいて依頼を行った依頼者に布団の配送キットを送付している。
布団の配送キットを受けとった依頼者は、所要の布団を配送キットに収容して配送業者に受け渡し、配送業者はその布団を所定のクリーニング工場などのクリーニング施設に移送している。
そして、クリーニング工場でのクリーニング処理後、配送業者は依頼者にクリーニング済みの布団を返送している(例えば、特許文献1参照。)。
このように配送業者が布団の集荷及び配送などの布団の移送を行うことにより、依頼者は布団を集配所まで持ち込む必要がなく、依頼者を重労働から解放することができる。
特開2002−312468号公報
しかしながら、布団のクリーニングの場合には、従来の衣服のクリーニングとは異なり、仕上がり後にすぐに使用する場合がほとんどであるために、依頼者が布団の処理状況を知りたいという要求があるものの、クリーンニング処理の途中工程における管理を行っていないことにより、依頼者に対して処理状況の情報提供を行うことができず、依頼者の要求に応えられないことによって依頼者に不満を抱かせるおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明のチケットを用いた布団クリーニングシステムでは、依頼者から受け取った布団をクーニング施設に搬送し、このクリーニング施設で布団をクリーニングし、クリーニング済みの布団を依頼者に返送する布団クリーニングシステムであって、依頼者宅とクリーニング施設との間における布団の移送を配送者が行い、布団には識別マークを設けた識別タグを取着してクリーニングを行う布団クリーニングシステムにおいて、布団の処理状態を管理する管理サーバ装置には、識別タグの識別マークを読取る識別タグ情報読取装置を接続し、この識別タグ情報読取装置で識別マークを逐次読取ることにより布団の処理状態を管理サーバ装置に入力可能とするとともに、管理サーバ装置には、依頼者があらかじめ購入したチケットに記載された受付番号に基づいて、この受付番号に対応付けした識別マークを設けた識別タグを作成する識別タグ作成手段を接続した。
また、管理サーバ装置は、依頼者からのクリーニング依頼にともなって取得した受付番号情報に基づいて識別タグを作成するとともに依頼確認書を作成し、配送者は識別タグと依頼確認書とを所持して依頼者宅に赴き、識別タグを布団に取着するとともに、チケットと依頼確認書とを交換して布団を移送するとともにチケットを回収することにも特徴を有するものである。
さらに、識別マークには、敷布団用識別子と掛け布団用識別子とを設け、管理サーバ装置は、一組の敷布団と掛け布団とのいずれか一方が識別タグ情報読取装置によって入力処理された後に、他方の入力処理が所定時間以内に行われない場合にエラー出力を行うことにも特徴を有するものである。
請求項1記載の発明によれば、依頼者から受け取った布団をクーニング施設に搬送し、このクリーニング施設で布団をクリーニングし、クリーニング済みの布団を依頼者に返送する布団クリーニングシステムであって、依頼者宅とクリーニング施設との間における布団の移送を配送者が行い、布団には識別マークを設けた識別タグを取着してクリーニングを行う布団クリーニングシステムにおいて、布団の処理状態を管理する管理サーバ装置には、識別タグの識別マークを読取る識別タグ情報読取装置を接続し、この識別タグ情報読取装置で識別マークを逐次読取ることにより布団の処理状態を管理サーバ装置に入力可能とするとともに、管理サーバ装置には、依頼者があらかじめ購入したチケットに記載された受付番号に基づいて、この受付番号に対応付けした識別マークを設けた識別タグを作成する識別タグ作成手段を接続したことによって、受付番号に基づいて布団の処理工程の確実な管理を行うことができるとともに、依頼者は受付番号を用いて処理状況の確認を行うことができる。
特に、チケットの購入にともなって依頼者には受付番号が交付されたこととなるので、この受付番号を用いることにより依頼者の識別を容易とすることができる。
また、チケットの購入にともなってクリーニング代の支払いが完了していることにより、配送者によるクリーニング代の徴収作業が発生することがなく、配送者の負担を大きく軽減することができる。
さらに、配送者が依頼者から布団を受け取るときに各布団に識別タグを取着していることにより、識別タグの取着ミスが発生することを防止でき、依頼者に対して間違った布団を返送することを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、管理サーバ装置は、依頼者からのクリーニング依頼にともなって取得した受付番号情報に基づいて識別タグを作成するとともに依頼確認書を作成し、配送者は識別タグと依頼確認書とを所持して依頼者宅に赴き、識別タグを布団に取着するとともに、チケットと依頼確認書とを交換して布団を移送するとともにチケットを回収することによって、チケットの回収を確実に行うことができ、重複した受付番号による依頼が発生ずることを防止でき、チケットの不正使用を防止して信頼性の高いシステムとすることができる。
請求項3記載の発明によれば、識別マークには、敷布団用識別子と掛け布団用識別子とを設け、管理サーバ装置は、一組の敷布団と掛け布団とのいずれか一方が識別タグ情報読取装置によって入力処理された後に、他方の入力処理が所定時間以内に行われない場合にエラー出力を行うことによって、少なくとも一方の布団に処理の遅延が生じたことを速やかに検出することができ、できるだけ同時にクリーンニングを終了可能とし、クリーニング終了にともなって布団を速やかに返送できる。
本発明のチケットを用いた布団クリーニングシステムは、依頼者からのクリーニング依頼に基づいて配送業者である配送者が依頼者宅に布団の集荷に赴き、布団を受取ってクーニング施設に搬送するとともに、クーニング施設でクリーニング処理された布団を配送者が依頼者宅に返送しているものであって、特に、クリーニングを依頼する依頼者は、あらかじめチケットを購入し、このチケットに記載された受付番号を用いてクリーニング依頼された布団の管理を行っているものである。
すなわち、布団の処理状態を管理する管理サーバ装置には、受付番号に対応付けした識別マークを設けた識別タグを作成する識別タグ作成手段を接続し、クリーニング依頼に基づいて所要の識別タグを作成しているものであり、識別タグに付した識別マークを管理サーバ装置に接続した識別タグ情報読取装置で読取ることにより布団の処理状態を管理サーバ装置に逐次入力して、布団のクリーニング処理の工程管理を行っている。
したがって、受付番号から布団の処理状態を確認することができるので、依頼者による処理状況確認の要求に応えることができる。
特に、識別タグは、配送者が布団を受取りに依頼者宅に赴いた時に布団に取着することにより、識別タグの取付け間違いが生じることを完全に防止できる。
また、識別タグの作成とともに依頼確認書を作成し、配送者が依頼者から布団を受取る場合に、チケットと依頼確認書とを交換することによりチケットを回収することによって、チケットの回収を確実に行うことができ、重複した受付番号による依頼が発生ずることを防止でき、チケットの不正使用を防止して信頼性を向上させることができる。
さらに、依頼者がチケットをあらかじめ購入してクリーニング代の支払いが完了していることにより、配送者によるクリーニング代の徴収作業が発生することがなく、配送者の負担を大きく軽減することができる。
布団のクリーニングでは、通常、1組の敷布団と掛け布団が同時に依頼される場合が多く、識別マークには、敷布団用識別子と掛け布団用識別子とを設け、管理サーバ装置は、一組の敷布団と掛け布団とのいずれか一方が識別タグ情報読取装置によって入力処理された後に、他方の入力処理が所定時間以内に行われない場合にエラー出力を行うようにしている。
したがって、少なくとも一方の布団に処理の遅延が生じた場合には、そのことを速やかに検出することができ、大きな遅延が生じることを防止可能としている。
すなわち、敷布団と掛け布団のいずれか一方の布団だけがクリーニングを終了しても、もう一方の布団がクリーニングを終了していない場合には、布団の返送を行うことができず、作業効率の低下を生じさせるおそれがあるが、1組の敷布団と掛け布団とを少なくとも互いに前後させてクリーニング処理を終了するように管理しておくことにより、布団の返送処理に速やかに移行することができるので、クリーニング終了にともなって布団を速やかに返送でき、作業効率の向上を図ることができる。
なお、1枚のチケットでは、少なくとも複数の布団及び/または毛布などのクリーニング依頼を行うことができるようにしており、1枚のチケットで依頼された布団及び/または毛布は、そのチケットの受付番号で管理するようにし、この受付番号に基づいて作成した識別タグに付した識別マーク中の識別子で、敷布団、掛け布団あるいは毛布などの識別を可能としている。
特に、識別子は、識別タグ情報読取装置で読取り可能とした識別子だけであってもよいし、配送者及びクーニング施設での作業者が認識可能な文字あるいは図形などを用いた識別子を併用してもよい。
特に、配送者及びクーニング施設での作業者が認識可能な識別子を識別マーク中に設けておくことにより、万が一、商品の紛失が生じた際には、その商品を見つけるための探索作業を容易に行うことができる。なお、識別子は、敷布団、掛け布団あるいは毛布などの種別情報だけでなく、シングルサイズやダブルサイズなどのサイズ情報、あるいは色や素材などの情報の識別子を用いてもよい。
以下において、図面に基づいて本発明の実施形態を詳説する。図1は、本実施形態の布団クリーニングシステムのシステム構成図である。
本実施形態の布団クリーニングシステムは、少なくともクリーニング依頼された布団の工程管理を行っている管理サーバ装置10と、布団を配送する配送者の営業所に設けた配送者用クライアント装置20を有しており、それぞれインターネットなどの電気通信回線30に接続し、管理サーバ装置10から配送者用クライアント装置30に配送依頼メールなどを送信可能とするとともに、配送者用クライアント装置20から管理サーバ装置10に接続して配送依頼の確認を行うことができるようにしている。
図1では、説明の便宜上、配送者用クライアント装置20を1台のみ記載しているだけであるが、配送者用クライアント装置20は複数設けて複数の配送者が所定の地域における布団の集荷・配送を行うようにしている。
管理サーバ装置10には、後述するようにクリーニングされる布団に取着した識別タグの識別マークを読取る識別タグ情報読取装置を適宜接続し、識別タグ情報読取装置での読取結果を管理サーバ装置に入力可能としている。
本実施形態では、識別マークをバーコードとし、識別タグ情報読取装置にはバーコードリーダ11を用いており、適宜の接続配線12を介してバーコードリーダ11を管理サーバ装置10に接続している。
特に、バーコードリーダ11は、接続配線12を用いた有線接続されるタイプのバーコードリーダ11だけでなく、無線により管理サーバ装置10に接続可能とした無線型バーコードリーダ11'を用いてもよく、クリーニング処理の各処理工程や、布団の集荷、あるいは布団の配送などの所要の処理にともなってバーコードリーダ11または無線型バーコードリーダ11'によって識別マークの読取りを行い、管理サーバ装置10に対して所定の処理が終了したことを入力するようにしている。
このように、管理サーバ装置10は、バーコードリーダ11または無線型バーコードリーダ11'によって逐次入力された識別タグの読取結果情報に基づいて工程管理を行うことができる。
そして、工程管理が行われることによって、クリーニング依頼された布団の処理状況を追跡することができるので、依頼者からの処理状況の確認要求に対して情報提供を行うことができる。
さらに、管理サーバ装置10は、布団のクリーニングを依頼する依頼者からの依頼の登録処理を行うようにしている。
依頼の登録処理は、依頼者が所要のオペレータに電話連絡によって依頼して、オペレータが適宜の入力手段で管理サーバ装置10に入力処理することにより行ってもよいし、あらかじめ依頼登録サイトを開設しておき、依頼者が依頼者用クライアント装置40を用いて管理サーバ装置10における依頼登録サイトにアクセスし、依頼者が所要の入力フォームに基づいて入力処理することにより行ってもよい。
依頼者が依頼登録サイトで依頼登録を行う場合に使用する依頼者用クライアント装置40は、依頼登録サイトに接続可能としたパーソナルコンピュータなどの電子計算機や、依頼登録サイトに接続可能とした携帯電話などの携帯端末など、電気通信回線を介して依頼登録サイトに接続可能となっていれば何を使用してもよく、図1では依頼登録サイトに接続可能とした携帯電話としている。
配送者用クライアント装置20も、電気通信回線を介して管理サーバ装置10に接続可能となっていれば何であってもよく、ここでは電気通信回線を介して管理サーバ装置10に接続可能としたデスクトップ型のパーソナルコンピュータとしている。
配送者用クライアント装置20は、管理サーバ装置10からの集荷通知メール及び返送通知メールを受信可能としている。また、配送者用クライアント装置20は電気通信回線を介して管理サーバ装置10に接続し、管理サーバ装置10からの依頼状況を確認可能ともしている。
また、配送者用クライアント装置20には、所要の識別マークを付した識別タグを作成する識別タグ作成手段としてのタグ作成器21を接続しており、さらに、依頼者からの布団の受取りにともなって依頼者に渡す依頼確認書を作成するプリンタ22を接続している。
本実施形態では、タグ作成器21及びプリンタ22は配送者用クライアント装置20に接続しているが、タグ作成器21及びプリンタ22を管理サーバ装置10に接続し、管理サーバ装置10からの命令に基づいて識別タグ及び依頼確認書を作成し、作成された識別タグ及び依頼確認書を配送者に送付してもよい。
タグ作成器21では、クリーニングにおける各種処理において劣化しにくいタグ用特殊紙に、少なくとも識別マークとしての所要のバーコードを表示可能としている。本実施形態では、クリーニングによって劣化しにくい特殊インクによる印刷によってバーコードを印刷するとともに、英数字の組み合わせで構成した識別マークを印刷しており、さらに依頼者の氏名などを印刷するようにしてもよい。
本実施形態の布団クリーニングシステムは上記したように構成しており、この布団クリーニングシステムでの処理について、図2のフローチャートを用いながら詳説する。
まず、布団のクリーニングを依頼する依頼者Cは、所定のチケット販売者Tにチケット代を支払って(ステップS1)、布団クリーニングのチケットを購入する。ここで、チケット代金が布団のクリーニング代であって、依頼者Cがチケット販売者Tにチケット代金を支払い、チケット販売者Tはチケット代金の受領(ステップS2)にともなってチケットを依頼者Cに受け渡す(ステップS3)。すなわち、クリーニング代を前払いしていることになっている。このようにして依頼者Cはチケットを受領している(ステップS4)。
なお、チケットを購入した依頼者Cは、自分自身でチケットを使用してもよいし、チケットを適宜の譲受人に譲渡してもよく、ギフトあるいはプレゼントとして利用できる。ここでは、チケットを購入した購入者がそのまま依頼者Cとなるようにしている。
本実施形態のチケットには受付番号を表示しているとともに、クリーニングの依頼を行うための電話番号及び依頼登録サイトのURLを表示しており、依頼者Cはその電話番号に電話することにより依頼登録を行うことができるようにしている。なお、本実施形態では、チケット販売者Tは、布団のクリーニングを行うクリーニング業者であって、管理サーバ装置10の管理を行っている管理者でもあるものとする。
依頼者Cが電話でクリーニングの依頼登録を行う場合には、依頼者Cはチケットに記載された電話番号に電話をかけ、その電話を受けたオペレータの指示にしたがって、チケットに記載された受付番号、依頼者Cの氏名、依頼者Cの住所、依頼者Cの電話番号、依頼内容、集荷希望日時、返送希望日時を連絡し、オペレータが管理サーバ装置10に入力処理を行って依頼登録を行っている。
ここで、依頼内容とは、クリーニングされる布団の種別、サイズ、素材などの情報である。特に、本実施形態では、1枚のチケットで、布団2枚と毛布1枚の依頼を行うことができるようにしており、それらに対して各々の条件を入力するようにしている。
一方、依頼者Cが依頼者用クライアント装置40を用いて管理サーバ装置10に開設した依頼登録サイトにアクセスして依頼登録を行う場合には、図4に示すように、依頼者Cはチケットに記載されたURLの依頼登録サイトにアクセスする(ステップS5)。
管理サーバ装置10は、依頼者Cからのアクセス要求に基づいて所要の依頼情報入力画面情報を依頼者用クライアント装置40に送信する(ステップS6)。
依頼者用クライアント装置40では、受信した依頼情報入力画面情報に基づく依頼情報入力画面を表示装置に表示して、依頼者Cに依頼情報入力画面における所要の入力欄に入力を行わせるようにしている。
依頼情報入力画面には、チケットに記載された受付番号の番号情報入力欄、依頼者の氏名情報入力欄、依頼者の住所情報入力欄、依頼者の電話番号情報入力欄、電子メールアドレス情報入力欄、集荷希望日時情報入力欄、返送希望日時情報入力欄を設けるとともに、依頼内容を入力させる入力欄を設けている。
依頼者Cはこれらの入力欄に入力を行った後、依頼情報入力画面に設けた送信ボタンを選択することにより、各入力欄に入力した情報を管理サーバ装置10に送信している(ステップS7)。
管理サーバ装置10は受信した依頼情報を登録する(ステップS8)。依頼者用クライアント装置40を用いた依頼情報を登録、あるいはオペレータの入力処理による依頼情報の登録の後、管理サーバ装置10は依頼登録された依頼者Cに最も近い配送者Hを選択して、その配送者Hの配送者用クライアント装置20に集荷通知メールを送信する(ステップS9)。
配送者Hは配送者用クライアント装置20で集荷通知メールを受信し(ステップS10)、受信した集荷通知メールに記載された情報、特に受付番号情報に基づいてタグ作成器21により識別タグを作成するとともに、プリンタ22により依頼確認書を作成する(ステップS11)。
ここで、タグ作成器21で識別タグを作成する場合には、依頼情報の登録時に登録された依頼内容情報における1セットの布団及び/または毛布に、それぞれ専用の識別子を付した識別マークを生成し、タグ用特殊紙に印刷することによって識別タグの作成を行っている。
特に、布団のクリーニングを依頼する場合には、少なくとも敷布団と掛け布団とを1組として依頼されており、識別マークには敷布団用識別子と掛け布団用識別子とを設け、敷布団用識別タグと、掛け布団用識別タグを作成しており、さらに依頼内容情報に応じて毛布用あるいは他の布団用あるいは枕用の識別タグを作成するようにしている。
本実施形態では、識別マークはバーコードと識別子付き受付番号とで構成している。識別子付き受付番号は、敷布団に対しては「S」、掛け布団に対しては「K」,毛布に対しては「M」、枕に対しては「P」を受付番号の後に添えて表示して構成し、識別タグの取付け間違いを防止可能としている。また、バーコードからなる識別マークは、識別子付き受付番号と1対1対応させている。
識別タグ及び依頼確認書の作成後、配送者Hは、依頼者Cが指定した集荷日時に依頼者宅に赴き、集荷を行う(ステップS12)。
依頼者Cは、配送者Hにクリーニングを依頼する布団及び/または毛布、あるいは枕(以下、「布団等」という)を受渡し(ステップS13)、配送者Hは受取った布団等にそれぞれあらかじめ用意した識別タグを取着する(ステップS14)。
そして、配送者Hは、携帯している無線型バーコードリーダ11'で識別タグのバーコードを読取り、読取結果を管理サーバ装置10に送信して、集荷処理終了の管理サーバ装置10への登録を行っている。このように、依頼者宅で識別タグの取着を行うことにより、布団等の取違いによる識別タグの取着ミスが生じることを防止できる。
配送者Hは布団等の受取り後、受取り内容と依頼確認書の内容とに誤りがないことを確認して依頼確認書を依頼者Cに受渡す(ステップS15)。依頼者Cは依頼確認書を受取り(ステップS16)、内容の確認を行って、誤りがなければチケットを配送者Hに受渡す(ステップS17)。
配送者Hはチケットを受取った後(ステップS18)、チケットと布団等をクリーニング業者のクリーニング施設に搬送し(ステップS19)、クリーニング施設の受入れ担当者にチケットと布団等を受渡す。このようにして販売したチケットを回収することができ、チケットの不正使用を抑止できる。
クリーニング施設の受入れ担当者はチケットと布団等を受取り、布団等に取着された識別タグのバーコードをバーコードリーダ11で読取って、受取り処理終了の管理サーバ装置10への登録を行っている(ステップS20)。
その後、クリーニング施設では布団等のクリーニング処理を行う(ステップS21)。このとき、クリーニング処理における洗浄工程、すすぎ工程、後処理工程、乾燥工程などの各工程の実施前及び実施後のたびに、布団等に取着された識別タグのバーコードをバーコードリーダ11で読取って、各工程の開始及び終了の管理サーバ装置10への登録を行っている。
特に、各工程での処理の実施前にバーコードリーダ11による識別タグのバーコードの読込を行うことによって、実施してはいけない工程に布団等が投入されて、布団等に損傷を与えるおそれがあることを検出することができ、誤処理が行われるおそれを解消できる。
上記した後処理工程とは、柔軟仕上げや銀イオンコート仕上げなどの特殊加工処理工程である。
さらに、管理サーバ装置10では、各工程でのバーコードリーダ11による識別タグのバーコードの読込みにともなって、各布団等の処理の進捗状況を管理しており、特に一組の敷布団と掛け布団とのように、識別子の異なる同一依頼者の布団等では、いずれか一方がバーコードリーダ11または無線型バーコードリーダ11'によって管理サーバ装置10への入力処理された後に、他方の管理サーバ装置10への入力処理が所定時間以内に行われない場合に、管理サーバ装置10はエラー出力を行って、クリーニング処理の作業者に警告を行うようにしている。
このように同一依頼者の布団等において、1つでも処理の遅延が生じると、全体としての処理の完了が送れることにより返送が送れるおそれがあるとともに、場合によって商品を紛失するおそれがあるが、このような処理の遅延が生じた場合に警告を行うことにより、同一依頼者の布団等のクリーニング処理をできるだけ同時に終了させることができ、商品の紛失を生じさせることなく、しかも、クリーニング終了にともなって布団を速やかに返送できる。
クリーニング処理の最終工程、すなわち商品梱包工程が終了したことがバーコードリーダ11による識別タグのバーコードの読込みによって管理サーバ装置10に登録されると、管理サーバ装置10は、布団等を搬入した配送者Hの配送者用クライアント装置20に返送通知メールを送信する(ステップS22)。
配送者Hは配送者用クライアント装置20で返送通知メールを受信すると(ステップS23)、クリーニング施設に赴いて布団等の積込みを行う(ステップS24)。なお、布団等の積込みにともなって配送者Hは無線型バーコードリーダ11'による識別タグのバーコードの読込みを行って、積込み処理終了の管理サーバ装置10への登録を行っている。
そして、配送者Hは依頼者Cが指定した返送希望日時に布団等を配送し(ステップS25)、布団等を依頼者Cに納品している(ステップS26)。
納品にともなって依頼者Cはクリーニング済みの布団等を受取り(ステップS27)、さらに、配送者Hは無線型バーコードリーダ11'による識別タグのバーコードの読込みを行って、納品処理終了の管理サーバ装置10への登録を行っている(ステップS28)。
本実施形態の布団クリーニングシステムは、上記したように実施しているものであり、布団等に取着した識別タグのバーコードをバーコードリーダ11または無線型バーコードリーダ11'で読込んで管理サーバ装置10に逐次登録していることにより、依頼された布団等のクリーニングの工程管理を確実に行うことができ、受付番号による処理状況の検索を行うことができる。
したがって、依頼者に対して処理状況の情報提供を行うことができ、依頼者が安心して布団クリーニングサービスを利用することができる。特に、管理サーバ装置10に開設した依頼登録サイトでは、クリーニング依頼された布団等の処理状況の情報提供を行うようにしており、依頼確認書に記載された受付番号に基づいて処理状況の検索を可能としている。
本発明に係るチケットを用いた布団クリーニングシステムのシステム構成概略図である。 本発明に係るチケットを用いた布団クリーニングシステムのシステムフローを示したフローチャートである。
符号の説明
10 管理サーバ装置
11 バーコードリーダ
11' 無線型バーコードリーダ
12 接続配線
20 配送者用クライアント装置
21 タグ作成器
22 プリンタ
30 電気通信回線
40 依頼者用クライアント装置

Claims (3)

  1. 依頼者から受け取った布団をクーニング施設に搬送し、このクリーニング施設で前記布団をクリーニングし、クリーニング済みの布団を依頼者に返送する布団クリーニングシステムであって、
    依頼者宅とクリーニング施設との間における前記布団の移送を配送者が行い、前記布団には識別マークを設けた識別タグを取着して前記クリーニングを行う布団クリーニングシステムにおいて、
    前記布団の処理状態を管理する管理サーバ装置には、前記識別タグの前記識別マークを読取る識別タグ情報読取装置を接続し、この識別タグ情報読取装置で前記識別マークを逐次読取ることにより前記布団の処理状態を前記管理サーバ装置に入力可能とするとともに、
    前記管理サーバ装置には、前記依頼者があらかじめ購入したチケットに記載された受付番号に基づいて、この受付番号に対応付けした前記識別マークを設けた識別タグを作成する識別タグ作成手段を接続したことを特徴とするチケットを用いた布団クリーニングシステム。
  2. 前記管理サーバ装置は、前記依頼者からのクリーニング依頼にともなって取得した受付番号情報に基づいて前記識別タグを作成するとともに依頼確認書を作成し、
    前記配送者は前記識別タグと前記依頼確認書とを所持して依頼者宅に赴き、前記識別タグを前記布団に取着するとともに、前記チケットと前記依頼確認書とを交換して前記布団を移送するとともにチケットを回収することを特徴とする請求項1記載のチケットを用いた布団クリーニングシステム。
  3. 前記識別マークには、敷布団用識別子と掛け布団用識別子とを設け、
    前記管理サーバ装置は、一組の敷布団と掛け布団とのいずれか一方が前記識別タグ情報読取装置によって入力処理された後に、他方の入力処理が所定時間以内に行われない場合にエラー出力を行うことを特徴とする請求項2記載のチケットを用いた布団クリーニングシステム。
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