JP2004258707A - クリーニングサービス提供方法 - Google Patents

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JP2004258707A JP2003045424A JP2003045424A JP2004258707A JP 2004258707 A JP2004258707 A JP 2004258707A JP 2003045424 A JP2003045424 A JP 2003045424A JP 2003045424 A JP2003045424 A JP 2003045424A JP 2004258707 A JP2004258707 A JP 2004258707A
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Abstract

【課題】サービス内容の透明性が高く、リーズナブルで質の良いクリーニングサービスの提供。
【解決手段】顧客10の品物11に関し、支店13aは、顧客10を特定する顧客情報14、品物11を特定する属性情報15及び初期カウンセリング情報16を取得する。カウンセリング情報16は、品物11が必要とするクリーニング工程を定める。顧客情報14、属性情報15及び初期カウンセリング情報16は、インターネット22を介して本部クリーニング店12のサーバー24に送信され、メモリー25に記憶される。支店13aがクリーニングサービスを行っているときに、顧客10は、携帯電話機27を用いてサーバー24にアクセスし、顧客情報14、属性情報15及び初期カウンセリング情報16を確認する。顧客10は、必要であれば、携帯電話機27を用いて追加情報29等をサーバー24へ送信し、クリーニング工程の追加等を指示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
この発明は、衣類等のクリーニングサービスの提供方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、衣類等に対して洗濯等のメンテナンスを行うクリーニングサービスが広く提供されており、顧客の利便性を向上させるためのクリーニングサービスに関して、種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。従来のクリーニングサービスは、一般に次のような要領で提供されている。
まず、顧客は、クリーニング店(代理店等を含む)へ出向き、店頭において品物(クリーニング対象物)を引き渡す。このとき顧客は、店頭でクリーニング料金を支払う場合もある。顧客は、クリーニング店が定める所定の処理期間の経過を待った後、クリーニング処理された品物を再び店頭へ引き取りに行く。
すなわち、従来のクリーニングサービスでは、顧客が品物をクリーニング店に引き渡した後は、クリーニングが完了し品物が返却されるまでの間は、そのサービス内容がいわばブラックボックスとなっていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−245158号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、次のような問題があった。
(1) クリーニング料金を支払う顧客にとっては、当該価格に見合う適正な処理・加工がなされているのかどうかの確認ができず、サービス内容の透明性に欠けるという問題があった。
(2) また、従来では、顧客が店頭に出向いて品物の引き渡し及び受け取りを行うという煩わしさを避けるため、クリーニングサービスの一環として、宅配等を利用した品物の授受が行われる場合がある。そのような場合において、顧客にとっては、配達場所や配達時間等を指定・変更することができれば、非常に便利である。
【0005】
そこで、本発明の目的は、顧客にとってサービス内容の透明性を向上させ、リーズナブルで質の良いクリーニングサービスを提供するためのクリーニングサービス提供方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記目的を達成するため、本願に係るクリーニングサービス提供方法は、顧客を特定するための顧客情報、クリーニング対象物を特定するための属性情報及びクリーニング対象物が必要とする各クリーニング工程を特定するための必要工程情報を含む初期カウンセリング情報が、入力手段によって入力される第1のステップと、入力手段によって入力された顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報が、サーバーが備える記憶手段によって記憶される第2のステップと、初期カウンセリング情報に基づいて必要工程情報により特定される各クリーニング工程が順次開始され、各クリーニング工程ごとに当該工程が終了されたときに、その旨を示す工程終了情報がサーバーの記憶手段によって記憶される第3のステップと、顧客が使用する顧客通信装置が備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報の開示を求める開示指示情報がネットワークを介してサーバーに送信されたときに、サーバーが備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報がネットワークを介して顧客通信装置に送信される第4のステップとを備えることを特徴とするものである。
【0007】
この構成によれば、顧客によって店頭にクリーニング対象物が持ち込まれたときに、当該顧客の顧客情報(顧客を特定する情報)及び当該クリーニング対象物の属性情報(クリーニング対象物を特定する情報)が入力手段によって入力される。この入力手段は、当該店頭に設置されたコンピュータその他の既知の入力装置が採用され得る。
また、上記属性情報に基づいてカウンセリングが行われる。このカウンセリングによって当該クリーニング対象物に施されるべき処理についての情報(必要工程情報)が決定され、この情報を含む初期カウンセリング情報が上記入力手段によって入力される(第1のステップ)。
【0008】
ここで、上記顧客情報とは、当該顧客の氏名、住所、年齢、性別、生年月日等の情報を含む。
また、上記属性情報とは、当該クリーニング対象物の種類(セーター、ズボン、シャツ等)に関する情報、当該クリーニング対象物の色に関する情報、当該クリーニング対象物に付着した汚れの位置、種類、程度に関する情報、当該クリーニング対象物に生じた欠損(ほつれ等)の位置、種類、程度に関する情報、当該クリーニング対象物の付属品(ボタン等)の有無、数量に関する情報を含む。
さらに、初期カウンセリング情報とは、上記必要工程情報、すなわち上記属性情報に基づいて決定されるクリーニング対象物が必要とする各クリーニング工程(ドライ、アクアドライ、リプロン、仕上程度等)を特定するための情報を含み、当該クリーニング対象物の仕上予定日、配送場所(当該店頭あるいは宅配等による場合は、当該顧客が指定する場所等)、配送時間等に関する情報も含められる。
【0009】
なお、「ドライ」とは、一般的な化学溶剤が用いられたドライクリーニング処理をいう。また、「アクアドライ(登録商標)」とは、ドライクリーニングと水洗いとが順次実施される複合的洗浄処理をいう。さらに、「リプロン(登録商標)」とは、特殊な汚れを特殊な方法で洗浄し、また、ほつれ等の欠損がある場合は、これを修復する再生洗浄処理をいう。
【0010】
次に、上記入力手段によって入力された顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報は、記憶手段によって記憶される(第2のステップ)。
この記憶手段は、所定のサーバーに設置される。したがって、サーバーの記憶手段に、当該顧客が持ち込んだ当該クリーニング対象物ごとに、当該顧客情報、当該属性情報及び当該初期カウンセリング情報が記憶され、データベースが作成される。
【0011】
初期カウンセリング情報に基づいて、当該クリーニング対象物について上記必要工程情報によって特定される所要の処理(工程)が順次行われる(第3のステップ)。
すなわち、第3のステップにより、実際に当該クリーニング対象物について上記カウンセリングにより決定されたクリーニング工程が順次施される。
各クリーニング工程が終了すると、各工程ごとに工程終了情報がサーバーの記憶手段に記憶される。これにより、当該クリーニング対象物に施される各工程の進捗状況が把握され得る。
【0012】
顧客は、必要であれば、顧客通信装置の送信手段から開示指示情報を送信することができる。この開示指示情報は、当該顧客の当該クリーニング対象物についての情報開示を要求するものである。なお、当該顧客は、当該顧客の氏名、住所、生年月日等により特定され得る。換言すれば、顧客の氏名、住所、生年月日等によって、当該顧客の認証が行われる。
開示指示情報は、ネットワークを介して上記サーバーに送信される。サーバーは、その送信手段によって、その記憶手段に記憶された当該顧客の当該クリーニング対象物についての顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報をネットワークを介して顧客通信装置に送信する。
これにより、当該顧客は、当該クリーニング対象物のクリーニング進捗状況を詳細に確認することができる。
【0013】
(2) また、上記目的を達成するため、本願に係るクリーニングサービス提供方法は、顧客を特定するための顧客情報、クリーニング対象物を特定するための属性情報及びクリーニング対象物が必要とする各クリーニング工程を特定するための必要工程情報を含む初期カウンセリング情報が、支部端末装置が備える入力手段によって入力される第1のステップと、顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報が、支部端末装置が備える送信手段によってネットワークを介して本部受注サーバーへ送信されると共に、本部受注サーバーが備える記憶手段によって、顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報が記憶される第2のステップと、初期カウンセリング情報に基づいて、必要工程情報によって特定される各クリーニング工程が順次開始され、各クリーニング工程ごとに当該工程が終了されたときに、その旨を示す工程終了情報が支部端末装置の送信手段によってネットワークを介して本部受注サーバーへ送信されると共に、本部受注サーバーの記憶手段によって、工程終了情報が記憶される第3のステップと、顧客が使用する顧客通信装置が備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報の開示を求める開示指示情報がネットワークを介して本部受注サーバーに送信されたときに、本部受注サーバーが備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報がネットワークを介して顧客通信装置に送信される第4のステップとを備えることを特徴とするものである。
【0014】
この構成によれば、顧客によって店頭にクリーニング対象物が持ち込まれたときに、当該顧客の顧客情報(顧客を特定する情報)及び当該クリーニング対象物の属性情報(クリーニング対象物を特定する情報)が支部端末装置の入力手段によって入力される。支部端末装置は、当該店頭に設置されたコンピュータ等が採用され得る。
また、上記属性情報に基づいてカウンセリングが行われる。このカウンセリングによって当該クリーニング対象物に施されるべき処理についての情報(必要工程情報)が決定され、この情報を含む初期カウンセリング情報が上記入力手段によって入力される(第1のステップ)。
【0015】
次に、上記入力手段によって入力された顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報は、上記支部端末装置の送信手段によってネットワークを介して本部受注サーバーに送信され、これらの情報は、本部受注サーバーの記憶手段によって記憶される(第2のステップ)。
したがって、サーバーの記憶手段に、当該顧客が持ち込んだ当該クリーニング対象物ごとに、当該顧客情報、当該属性情報及び当該初期カウンセリング情報が記憶され、データベースが作成される。
【0016】
初期カウンセリング情報に基づいて、当該クリーニング対象物について上記必要工程情報によって特定される所要の処理(工程)が順次行われる(第3のステップ)。
すなわち、第3のステップにより、実際に当該クリーニング対象物について上記カウンセリングにより決定されたクリーニング工程が順次施される。
各クリーニング工程が終了すると、当該工程ごとに工程終了情報が支部端末装置の送信手段から本部受注サーバーへ送信され、工程終了情報は、本部受注サーバーの記憶手段に記憶される。これにより、当該クリーニング対象物に施される各処理の進捗状況が把握され得る。
【0017】
顧客は、必要であれば、顧客通信装置の送信手段から開示指示情報を送信することができる。この開示指示情報は、当該顧客の当該クリーニング対象物についての情報開示を要求するものである。なお、当該顧客は、当該顧客の氏名、住所、生年月日等により特定され得る。換言すれば、顧客の氏名、住所、生年月日等により、当該顧客が認証される。
開示指示情報は、ネットワークを介して本部受注サーバーに送信される。本部受注サーバーは、その送信手段によって、その記憶手段に記憶された当該顧客の当該クリーニング対象物についての顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報をネットワークを介して顧客通信装置に送信する。
これにより、当該顧客は、当該クリーニング対象物のクリーニング進捗状況を詳細に確認することができる。
【0018】
(3) 前述の属性情報は、撮像装置によって得られたクリーニング対象物の画像情報を含んでいてもよい。
これにより、当該顧客は、当該クリーニング対象物のクリーニング進捗状況を確認する際に、自己のクリーニング対象物であることをきわめて容易に確認することができる。
また、上記初期カウンセリング情報は、特に、クリーニング対象物の返却日時又は返却場所を指定する情報を含んでいるのが好ましい。
これにより、当該顧客は、クリーニングの仕上がりの日時及び返却場所を失念した場合であっても容易に確認することができる。
【0019】
(4) また、顧客通信装置の送信手段によって、必要工程情報により特定される各クリーニング工程に別の新たな工程を追加する旨の情報又は各クリーニング工程の一部を削除する旨の情報が上記サーバー又は本部受注サーバーに送信されたときに、サーバー又は本部受注サーバーの記憶手段が当該情報の内容にしたがって初期カウンセリング情報を更新して更新カウンセリング情報として記憶する第5のステップがさらに備えられているのが好ましい。
【0020】
この構成では、顧客は、必要であればカウンセリングにおいて決定された各クリーニング処理に別の新たな工程を追加する旨の情報を顧客通信装置の送信手段によってサーバー又は本部受注サーバーへ送信することができる。また、同様にして、顧客は、必要であればカウンセリングにおいて決定された各クリーニング処理のうち、その一部を削除する旨の情報を送信することができる。
これにより、サーバー又は本部受注サーバーの記憶手段は、初期カウンセリング情報を更新して更新カウンセリング情報として記憶し、この更新カウンセリング情報に基づいて各クリーニング処理が行われる。
したがって、顧客は、当該クリーニング対象物についてさらにきめ細かなメンテナンスサービスを受けることができるし、一方、不要な工程を削除することによって、クリーニングコストを低減させることもできる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態に係るクリーニングサービスシステムの内容を模式的に示した図である。
このクリーニングシステムでは、次のような手順によってクリーニングサービスが提供される。
【0023】
顧客10は、衣類や布団等のクリーニング対象物(以下、「品物」と称される。)11を店頭(13a)に持っていく。本実施形態では、この店頭は、本部クリーニング店(クリーニング業者)12の支店(支部代理店)13である。本実施形態では、支店13は複数設けられており、各支店13(13a〜13n)は、実際にクリーニングサービスを提供するためのクリーニング設備を備えている。
【0024】
支店13は、当該顧客10の品物11に関して、次のような内容の情報Iを取得する。
まず、支店13は、顧客10の顧客情報14を取得する。
顧客情報14は、当該顧客10の氏名、住所、年齢、性別、生年月日である。なお、顧客情報14の内容としては、これらに限定されるものではなく、当該顧客10を特定し得る他の情報が含められていてもよい。
【0025】
また、支店13は、品物11を精査し、その属性に関する属性情報15を取得する。
属性情報15は、当該品物11の種類(セーター、ズボン、シャツ等)に関する情報、当該品物11の色に関する情報、当該品物11に付着した汚れの位置、種類、程度に関する情報、当該品物11に生じた欠損(ほつれ等)の位置、種類、程度に関する情報、当該品物11の付属品(ボタン等)の有無、数量に関する情報である。
さらに、支店13は、デジタルカメラ等(撮像装置)を用いて当該品物11の外観を撮影し、当該品物11の画像情報28を取得する。この画像情報28は、属性情報15に含められる。
なお、属性情報15の内容としては、これらに限定されるものではなく、当該品物11を特定し得る他の情報が含められていてもよい。
【0026】
加えて、支店13は、当該品物11について顧客10とカウンセリングを行い、初期カウンセリング情報16を取得する。
初期カウンセリング情報16は、上記属性情報15に基づいて取得されるものであり、必要工程情報17、クリーニングの仕上予定日(返却日)に関する情報18、クリーニング後の品物(以下、「仕上品」と称される。)の配送場所(返却場所)に関する情報19、仕上品の配送時間(返却時間)に関する情報20である。
必要工程情報17は、品物11に付着した汚れ等に基づいて決定され、品物11が必要とする各クリーニング工程(ドライ、アクアドライ、リプロン、仕上程度等)を特定するための情報である。支店13は、必要に応じて、又は顧客10の要望に応じて、各クリーニング工程を決定し、必要工程情報17を確定する。
【0027】
支店13が取得した上記顧客情報14、属性情報15及び初期カウンセリング情報16は、支店13に備えられた端末コンピュータ21(支部端末装置)のキーボード(入力手段)によって入力される。
入力された上記顧客情報14、属性情報15及び初期カウンセリング情報16は、端末コンピュータ21が備える通信装置23(送信手段)により、インターネット22(ネットワーク)を介して本部クリーニング店12のサーバー24(本部受注サーバー)に送信される。
なお、上記顧客情報14等がサーバー24に送信される際に利用されるネットワークは、インターネット22に限定されるものではなく、その他の既知のネットワークが採用され得ることは勿論である。
【0028】
サーバー24に送信された上記顧客情報14、属性情報15及び初期カウンセリング情報16は、サーバー24のメモリー25(記憶手段)によって記憶される。したがって、サーバー24のメモリー25には、当該顧客10が持ち込んだ当該品物11ごとに、当該顧客情報14、当該属性情報15及び当該初期カウンセリング16情報が記憶され、データベースが作成される。
【0029】
支店13は、上記カウンセリングを行った後、上記必要工程情報17に基づいて各クリーニング工程を順次実施し、当該品物11についてクリーニングサービスを行う。
支店13は、各クリーニング工程ごとに、当該工程が終了したときに、その旨を示す工程終了情報26を発信する。この工程終了情報26は、上記端末コンピュータ21のキーボードにより入力され、送信装置23により、インターネット22を介してサーバー24に送信される。サーバー24に送信された工程終了情報26は、サーバー24のメモリー25によって記憶される。
【0030】
顧客10は、必要であれば、自己が所有するネットワーク対応型の携帯電話機27(顧客通信装置)等とサーバー24とを接続する。
なお、顧客10が使用する通信装置は、当該携帯電話機27に限定されるものではなく、通信機能を備えたパーソナルコンピュータその他の既知の通信装置であってもよいことは勿論である。
【0031】
サーバー24は、本部クリーニング店12が運営するウェブサイトを提供する。顧客10は、携帯電話機27に所定のURL(Universal Resource Locator)を入力することによって、当該URLにより特定される顧客アクセス用のウェブページにアクセスする。
このとき、当該顧客10の認証、当該顧客10の品物11の認証は、当該顧客10の顧客情報14が同時に入力されることによって行われる。もっとも、上記カウンセリング時に支店13が当該顧客10の当該品物11についてのパスワード等を発行し、当該パスワードが上記認証用に使用されてもよい。
【0032】
顧客10が上記ウェブページにアクセスすることにより、サーバー24は、当該顧客10の当該品物11についての顧客情報14、属性情報15、初期カウンセリング情報16及び工程終了情報26を当該顧客10に提供する。これらの情報14,15,16,26は、当該携帯電話機27が備えるディスプレイ27a上に表示される。
これにより、顧客10は、自己の品物11がクリーニングサービスを受けていることの確認、カウンセリングにより決定された各クリーニング工程の進捗状況を把握することができる。
【0033】
さらに、顧客10は、必要であれば、上記カウンセリングにより決定された各クリーニング工程の他に所望の工程(処理)を追加することができる。また、顧客10は、上記カウンセリングにより決定された各クリーニング工程のうち不要と考える工程を削除することができる。加えて、顧客10は、上記カウンセリングにより決定された仕上程度の変更を行うことができる。
具体的には、顧客10は、携帯電話機27を使用して、上記ウェブページ上で新たな工程を追加する旨の情報(追加情報)29又は工程を削除する旨の情報(削除情報)30のほか、仕上程度の変更を指示する情報(仕上情報)31をインターネット22を介してサーバー24に送信する。顧客10は、上記ウェブページ上で携帯電話機27を操作することによって、追加情報29、削除情報30及び仕上情報31をサーバー24に送信することができる。
【0034】
これら追加情報29、削除情報30及び仕上情報31は、サーバー24のメモリー25によって記憶される。サーバー24が備えるCPU32は、これらの情報29,30,31に基づいて、上記初期カウンセリング情報16を書き換える。したがって、サーバー24のメモリー25は、追加情報29、削除情報30又は仕上情報31に基づいて上記必要工程情報17等が修正されたうで、これを更新カウンセリング情報として記憶する。
【0035】
また、上記追加情報29、削除情報30又は仕上情報31は、サーバー24の送信装置33からインターネット22を介して支部13の端末コンピュータ21に送信される。支部13の端末コンピュータ21は、これら追加情報29等を表示装置(図示せず)によって表示し、支部13は、この追加情報29等に基づいて、該当するクリーニング工程を追加、削除又は変更する。
なお、本実施形態では、支部13は、上記更新カウンセリング情報を端末コンピュータ21の表示装置によって確認するが、支部13が更新カウンセリング情報を確認する手段は、これに限定されるものではなく、その他の既知の手段によって行われてもよいことは勿論であり、要するに、支部13が、上記追加情報29、削除情報30又は仕上情報31を取得することができるものであればよい。
【0036】
上記追加情報29によって、例えば、上記カウンセリングにおいて決定されていなかったアクアドライ(登録商標)処理やリプロン(登録商標)処理が行われる。また、削除情報30によって、例えば、上記カウンセリングにおいて決定されていたリプロン(登録商標)処理が削除される。さらに、変更情報31によって、例えば、上記カウンセリングで決定されていた標準的な仕上げに代えて、特に「折り目仕上げ」や「糊なし仕上げ」に変更される。
【0037】
支店13は、当該品物11について上記カウンセリング時に決定された仕上予定日までにクリーニングを完了する。
顧客10が仕上品(品物11)の宅配を希望している場合には、支店13は、宅配業者等を利用し、上記カウンセリング時に決定された配送日時に仕上品(品物11)を顧客10に届ける。
【0038】
本実施形態に係るクリーニングサービス提供方法では、顧客10は、カウンセリングによって予め決定された各クリーニング工程を確認した上で品物11についてクリーニングサービスの提供を受けることができるので、必要なクリーニング工程のみを指定し、リーズナブルなクリーニングサービスの提供を受けることができる。
しかも、顧客10は、携帯電話機27によって、当該クリーニングサービスの進捗状況を確認することができるので、サービス内容の透明性が向上し、安心してクリーニングサービスの提供を受けることができる。
【0039】
特に、本実施形態では、品物11を特定する属性情報15にデジタルカメラ等により撮影された画像情報28が含められるので、顧客10が品物11を確認する際に非常に便利であるという利点がある。
また、上記カウンセリングにおいて、仕上品(品物11)の返却日時又は返却場所が指定されるので、顧客10は、クリーニングの仕上がりの日時及び配送場所を失念した場合であっても容易に確認することができるという利点がある。
【0040】
また、顧客10は、カウンセリング時に決定されていなかった別のクリーニング工程を追加し、予め決定されていたクリーニング工程を削除したり、あるいは、クリーニング後の品物11の仕上程度を変更することができる。したがって、本実施形態に係るクリーニングサービス提供方法では、顧客10の要望にきめ細かく対応することができると共に、顧客10にとって不要となったクリーニング工程が削除されることによって、クリーニングコストを低減させることができるという利点もある。
【0041】
次に、上記実施形態についての変形例について説明される。
上記実施形態では、支店13がクリーニング設備を有し、本部クリーニング店12から分離されている態様が開示されているが、本部クリーニング店12もクリーニング設備を備えており、支店13と同様の手順でクリーニングサービスを提供するものであってもよいことは勿論である。
つまり、本部クリーニング店12が、顧客10から品物11を受け取り、所定のカウンセリングによって上記顧客情報15、属性情報及び初期カウンセリング情報16等が取得され、これらが本部クリーニング店12において、サーバー24のメモリー25によって記憶される構成であってもよい。
この場合、サーバー24の入力手段(例えば、キーボード等)によって、上記顧客情報15等が直接サーバー24に入力される。したがって、本変形例では、上記顧客情報15、属性情報16及び初期カウンセリング情報16が入力されるにあたり、上記実施形態で示されたインターネット22等は利用されなくてもよい。
【0042】
本変形例の場合、品物11は、本部クリーニング店12(又は本部クリーニング店12内に設置された支部)でクリーニングサービスの提供を受けることになるが、顧客10による上記初期カウンセリング情報16の確認や、上記追加情報29、削除情報30等の情報の送信は、上記実施形態で開示された手順により行われる。
本変形例の場合、サーバー24のメモリー25に記憶された上記追加情報29、削除情報30又は仕上情報31は、本部クリーニング店12がサーバー24により簡単に確認することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、顧客は、クリーニング処理の進捗状況を確認することができるので、安心してクリーニングサービスを受けることができる。また、顧客は、クリーニングサービスの内容について透明性が向上し、リーズナブルなサービスを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るクリーニングサービスシステムの内容を模式的に示した図である。
【符号の説明】
10・・・顧客
11・・・品物
12・・・本部クリーニング店
13・・・支店
14・・・顧客情報
15・・・属性情報
16・・・初期カウンセリング情報
17・・・必要工程情報
18・・・仕上予定日に関する情報
19・・・配送場所に関する情報
20・・・配送時間に関する情報
21・・・端末コンピュータ
22・・・インターネット
23・・・送信装置
24・・・サーバー
25・・・メモリー
26・・・工程終了情報
27・・・携帯電話機
28・・・画像情報
29・・・追加情報
30・・・削除情報
31・・・変更情報
32・・・CPU
33・・・送信装置

Claims (8)

  1. 顧客を特定するための顧客情報、クリーニング対象物を特定するための属性情報及びクリーニング対象物が必要とする各クリーニング工程を特定するための必要工程情報を含む初期カウンセリング情報が、入力手段によって入力される第1のステップと、
    入力手段によって入力された顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報が、サーバーが備える記憶手段によって記憶される第2のステップと、
    初期カウンセリング情報に基づいて必要工程情報により特定される各クリーニング工程が順次開始され、各クリーニング工程ごとに当該工程が終了されたときに、その旨を示す工程終了情報がサーバーの記憶手段によって記憶される第3のステップと、
    顧客が使用する顧客通信装置が備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報の開示を求める開示指示情報がネットワークを介してサーバーに送信されたときに、サーバーが備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報がネットワークを介して顧客通信装置に送信される第4のステップとを備えるクリーニングサービス提供方法。
  2. 顧客を特定するための顧客情報、クリーニング対象物を特定するための属性情報及びクリーニング対象物が必要とする各クリーニング工程を特定するための必要工程情報を含む初期カウンセリング情報が、支部端末装置が備える入力手段によって入力される第1のステップと、
    顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報が、支部端末装置が備える送信手段によってネットワークを介して本部受注サーバーへ送信されると共に、本部受注サーバーが備える記憶手段によって、顧客情報、属性情報及び初期カウンセリング情報が記憶される第2のステップと、
    初期カウンセリング情報に基づいて、必要工程情報によって特定される各クリーニング工程が順次開始され、各クリーニング工程ごとに当該工程が終了されたときに、その旨を示す工程終了情報が支部端末装置の送信手段によってネットワークを介して本部受注サーバーへ送信されると共に、本部受注サーバーの記憶手段によって、工程終了情報が記憶される第3のステップと、
    顧客が使用する顧客通信装置が備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報の開示を求める開示指示情報がネットワークを介して本部受注サーバーに送信されたときに、本部受注サーバーが備える送信手段によって、当該顧客の顧客情報、属性情報、初期カウンセリング情報又は工程終了情報がネットワークを介して顧客通信装置に送信される第4のステップとを備えるクリーニングサービス提供方法。
  3. 上記第1のステップにより入力された属性情報は、
    撮像装置によって得られたクリーニング対象物の画像情報を含む請求項1に記載のクリーニングサービス提供方法。
  4. 上記第1のステップにより入力された属性情報は、
    撮像装置によって得られたクリーニング対象物の画像情報を含む請求項2に記載のクリーニングサービス提供方法。
  5. 上記第1のステップにより入力された初期カウンセリング情報は、
    クリーニング対象物の返却日時又は返却場所を指定する情報を含む請求項1又は3に記載のクリーニングサービス提供方法。
  6. 上記第1のステップにより入力された初期カウンセリング情報は、
    クリーニング対象物の返却日時又は返却場所を指定する情報を含む請求項2又は4に記載のクリーニングサービス提供方法。
  7. 顧客通信装置の送信手段によって、必要工程情報により特定される各クリーニング工程に別の新たな工程を追加する旨の情報又は各クリーニング工程の一部を削除する旨の情報がサーバーに送信されたときに、サーバーの記憶手段が当該情報の内容にしたがって初期カウンセリング情報を更新して更新カウンセリング情報として記憶する第5のステップをさらに備える請求項1、3又は5に記載のクリーニングサービス提供方法。
  8. 顧客通信装置の送信手段によって、必要工程情報により特定される各クリーニング工程に別の新たな工程を追加する旨の情報又は各クリーニング工程の一部を削除する旨の情報がネットワークを介して本部受注サーバーに送信されたときに、本部受注サーバーの記憶手段が当該情報の内容にしたがって初期カウンセリング情報を更新して更新カウンセリング情報として記憶する第5のステップをさらに備える請求項2、4又は6に記載のクリーニングサービス提供方法。
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