JP5478108B2 - 空気調和システム - Google Patents
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Description
ビル用マルチエアコンは、大きな空調空間を複数の室内機で処理する。個々の室内機が周囲の空間に応じて動作を行うことから、快適でエネルギー効率が高いことから普及が進んでいる。
被空調空間に設置される複数の空調機と、
前記被空調空間内を換気する複数の換気手段と、
前記被空調空間内の湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度を検出するフロア環境検出手段と、
前記複数の空調機及び前記複数の換気手段の運転を制御する集中コントローラーと
を備え、
前記集中コントローラーは、
前記複数の空調機及び前記複数の換気手段の設置位置の情報が記憶される機器情報管理部と、
前記被空調空間を複数の小ゾーンに区分して、各小ゾーンがタスク領域であるか否かを識別するとともに、前記複数の小ゾーンのうち、前記タスク領域である小ゾーンから所定範囲拡張した範囲内に位置する小ゾーンをアンビエント領域として設定し、前記複数の小ゾーンのうち、前記タスク領域及び前記アンビエント領域以外の小ゾーンを非空調領域として設定するフロア情報管理部と、
前記タスク領域及び前記アンビエント領域のそれぞれに対する、設定湿度及び設定空気質の少なくとも一方、並びに、設定温度の情報が記憶されるフロア環境設定部と、
前記フロア環境検出手段の検出値に基づき、前記タスク領域及び前記アンビエント領域である小ゾーンの湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度を求めるフロア環境モニター部と、
前記タスク領域及び前記アンビエント領域である小ゾーンの湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度の検出値と、設定湿度及び設定空気質の少なくとも一方、並びに、設定温度との差が小さくなるように、前記空調機及び前記換気手段の運転を設置位置に応じて制御する運転制御部と
を有し、
暖房運転における、前記アンビエント領域である小ゾーンの設定温度は、前記タスク領域である小ゾーンの設定温度より低く設定され、
冷房運転における、前記アンビエント領域である小ゾーンの設定温度は、前記タスク領域である小ゾーンの設定温度より高く設定され、
前記運転制御部は、
前記アンビエント領域及び前記非空調領域の小ゾーンに設置された前記換気手段の単位時間当たりの換気量が、
前記タスク領域である小ゾーンに設置された前記換気手段の単位時間当たりの換気量より多くなるように、前記換気手段の運転を制御するものである。
図1は実施の形態1に係る空気調和システムの構成を示すブロック図である。
図1において、本実施の形態における空気調和システムは、集中コントローラー100、室外機200、室内機300、リモコン310、換気設備400、除湿設備410、加湿設備420、及び環境モニター機器500を備える。
室外機200は、被空調空間外(以下「室外」ともいう。)に1又は複数設置される。
以下、室外機200、室内機300、除湿設備410、及び加湿設備420を総称して「空調機」ともいう。
集中コントローラー100は、室外機200、室内機300、換気設備400、除湿設備410、及び加湿設備420の運転を集中制御する。
室外機200は、集中コントローラー100等からの信号等に基づいて、室外機200を構成する各手段の動作を制御する。
圧縮機は、吸入した冷媒を圧縮し、任意の圧力を加えて吐出する。
室外機側熱交換器は、熱交換器を通過する冷媒と空気との熱交換を行う。
室外機側ファンは、熱交換器に熱交換のための空気を送る。
四方切換弁は、例えば冷房運転、暖房運転に応じて、配管経路の切り替えを行う。
膨張弁は、弁の開度を調整し、冷媒の流量を制御する。
室内機300は、集中コントローラー100等からの信号等に基づいて、室内機300を構成する各手段の動作を制御する。
室内機側熱交換器は、熱交換器内を通過する冷媒と空気との熱交換を行う。
室内機側ファンは、熱交換器に空気を送り熱交換させ、さらに熱交換された空気を室内に送り込む。
室内機側膨張弁は、弁の開度を調整し、冷媒の流量を制御する。これにより、室内機側熱交換器を通過する冷媒量を制御し、室内機側熱交換器における冷媒の蒸発等を調整する。
リモコン310は、例えば使用者からの操作入力に応じて、室内の設定温度、設定湿度、設定空気質の情報を集中コントローラー100に送信する。
加湿設備420は、集中コントローラー100の制御に基づき、室内の空気を加湿する。
なお、除湿設備410及び加湿設備420に代えて、室内機300により除湿運転又は加湿運転するようにしても良い。
換気設備400は、室内と室外とを連通する開口を開閉する開閉手段や、この開口を通風する通風量を調整するファンなどから構成される。換気設備400は、室外から室内に外気を導入し、又は室内から室外へ空気を排気することにより、室内を換気する。
なお、換気設備400は、本発明における換気手段に相当する。
なお、換気設備400の機能を室内機300に組み込んで、室内機300により換気を行うようにしても良い。
なお、除湿設備410及び加湿設備420の機能を換気設備400に組み込んで、換気設備400により室内の空気を除湿又は加湿するようにしても良い。
環境モニター機器500は、室内の温度及び湿度、並びに空気質を検出する。
また、環境モニター機器500は、検出結果の情報を集中コントローラー100に送信する。詳細は後述する。
例えば、環境モニター機器500により室内の湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度を検出するようにして、湿度又は空気質の何れか一方、並びに温度を制御するようにしても良い。
集中コントローラー100は、室内にどのような空調が必要であるかを空間を細分化して把握する。また、空気調和設備の位置や能力を把握する。
また、細分化された空間のそれぞれに対応した最適な制御を行うように制御命令を作成する。
細分化した空間に適した空調制御を行うために、細分化した単位で、室内の環境情報を把握する必要がある。
細分化した領域で温度情報を取得すると、隣接する領域との温度ムラ等を把握することができる。
温度ムラを把握できることで低減するように命令を作成することができる。
湿度に関しても把握することで快適さを推定することが可能となる。
空気質として二酸化炭素等の汚染物質の濃度をモニターすることで換気の適切さを確認することができる。
大きな空間の中で、空調が必要な領域のみを温度、湿度、空気質を目標値に制御することによって、空間全体を一様に目標値に制御する場合より、省エネルギー運転を行うことができる。
図2は実施の形態1に係る集中コントローラー100の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、集中コントローラー100は、フロア情報管理部110、機器情報管理部120、フロア環境設定部130、フロア環境モニター部140、外気情報管理部150、運転制御部170、動作モード設定部180、送受信部190を有している。
フロア情報管理部110は、複数の小ゾーンのうち、タスク領域である小ゾーンから所定範囲内に位置する小ゾーンをアンビエント領域として設定する。
なお、「タスク領域」とは、積極的に空調を行う領域である。
また、「アンビエント領域」とは、タスク領域より緩い空調を行う領域である。
機器情報管理部120は、各空調機の空調能力の情報や、各換気設備400の換気能力の情報が記憶される。
機器情報管理部120は、室内機300の機種や接続されている室外機200の情報が記憶される。
また、機器情報管理部120は、各室内機300の運転情報を取得する。この運転情報としては、気流の吹き出し方向、ベーンの設定角度等を取得する。
フロア環境設定部130は、タスク領域に対する設定温度及び設定湿度、並びに設定空気質の情報が記憶される。
以下、設定温度及び設定湿度、並びに設定空気質を総称して「設定値」ともいう。
フロア環境モニター部140は、環境モニター機器500の出力に基づき、各小ゾーンの温度及び湿度、並びに空気質の検出値を得る。
温度センサー501は、室内の温度を検出する。
湿度センサー502は、室内の湿度を検出する。
CO2センサー503は、空気質として、室内空気の二酸化炭素濃度を検出する。
COセンサー504は、空気質として、室内空気の一酸化炭素濃度を検出する。
なお、環境モニター機器500は、上記センサーに加え、建築基準法や建築物環境衛生管理基準、また、厚生労働省指定13化学物質などで規定される人体に有害な物質を定量的に測定する機能を持つほうが望ましい。例えば室内空気のホルムアルデヒド濃度を検出するセンサーを設けても良い。
なお、ここでは、環境モニター機器500は、空気質として、室内空気の二酸化炭素濃度及び一酸化炭素濃度を検出する場合を説明するが、本発明はこれに限らず、建築基準法や建築物環境衛生管理基準、また、厚生労働省指定13化学物質などで規定される人体に有害な物質を同様な方法でモニタするほうが望ましい。
ただし、一般的な事務所等の室内を継続的にモニターするのであれば、空気質として、二酸化炭素濃度、一酸化炭素濃度、及びホルムアルデヒド濃度のうち少なくとも1つを代表的に検出するようにしても良い。
温度センサー(外気)540は、外気導入口の温度を検出する。
湿度センサー(外気)541は、外気導入口の湿度を検出する。
外気情報管理部150は、外気導入口の温度、湿度のモニター値を管理する。
そして、運転制御部170は、タスク領域である小ゾーンの温度及び湿度、並びに空気質の検出値と、設定温度及び設定湿度、並びに設定空気質との差が小さくなるように、空調機及び換気設備400の運転を設置位置に応じて制御する。
また、運転制御部170は、動作モード設定部180に設定された動作モードに応じて、各空調機、及び換気設備400を制御する。
詳細は後述する。
また、送受信部190は、各空調機からの運転情報や、リモコン310からの操作情報等を受信する。
また、フロア情報管理部110、機器情報管理部120、フロア環境設定部130、動作モード設定部180による各種情報の記憶は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置を用いることができる。
送受信部190は、LANインターフェースなどのネットワークインターフェースにより構成することができる。
環境モニター機器500は、任意のセンサーを用いることができる。
次に、フロア情報管理部110に設定されるフロア情報について説明する。
机が配置されている領域は、在場する人が快適に感じるように空調を制御する必要がある。また、OA機器等は発熱源でもあるので適切な空調を行う必要がある。また、窓や出入口は、外気からの影響を受けるので空調を強化する必要がある場合がある。
一方、通路やキャビネットが配置されている領域等は、人が滞在する時間が短いため、人が不快に感じない程度に空調を制御すれば良い。
また、本棚や物置など、人の往来が少なく、OA機器等も配置されないような、有効に活用されていない空間については、空調を行わなくても良い。
これら空調が必要な領域であるか否かのフロア情報は、建物の構造やレイアウトに依存する。
図3に示すように、フロア情報管理部110は、各小ゾーンを、積極的に空調を行うタスク領域(空調領域)と、タスク領域より緩い制御を行うアンビエント領域(準空調領域)と、空調を行う必要がない非空調領域とに分類する。
つまり、アンビエント領域は、湿度及び空気質、並びに、温度の制御精度が、タスク領域の制御精度より緩和して制御される。
例えば、アンビエント領域は、温度制御に関して、冷房であれば設定温度がタスク領域より高く、暖房であれば設定温度がタスク領域より低く設定される。
また、アンビエント領域は、湿度制御に関して、除湿であれば設定湿度がタスク領域より高く、加湿であれば設定湿度がタスク領域より低く設定される。
また、アンビエント領域は、空気質制御に関して、設定空気質がタスク領域より高く設定される。
ただし、外気と室内の温度差が小さい場合には外気温の変化により、冷房運転中であっても、アンビエント領域のほうが低い温度になる場合があるが、特にタスク領域より高い温度に制御する必要はない。
図4において、室内には、6人分の机1a〜1fが隣接して配置されている。また、6人分の机2a〜2fが隣接して配置されている。
また、室内の隅(図4の上)には、キャビネット3a、3b、コピー機4が配置されている。
さらに、室内には、通路5が設けられている。
図5に示すように、4台の室内機300a〜300dが、室内の天井に設けられている。
また、2台の換気設備400a及び400bが、室内の天井に設けられている。
図7は実施の形態1に係る被空調空間を小ゾーンに分割した例を示す図である。
また、各小ゾーンの大きさは端部等を除き可能な限り同じ大きさであるほうが望ましい。例えば図7に示すように、室内の角を基点とする2次元座標で指定できるように行う。
例えば、室内の構造やレイアウトに応じて、机やOA機器が置かれている小ゾーンを、空調が必要な小ゾーンとする。
この空調が必要な小ゾーンであるか否かの情報は、使用者の操作により、設定入力部101から入力する。
同様に、(X,Y)=(1,13)(9,13)(9,16)(1,16)で囲まれた部分30bは、机2a〜2fが置かれたゾーンで、人が椅子に座って作業する空間である。
使用者は、設定入力部101から、上記の座標情報を、空調が必要な小ゾーンとして入力する。なお、予め、フロア分類設定112に上記情報を記憶させても良い。
図7の例では、空調ゾーン自動設定113は、机1a〜1fが置かれた部分30aから、一定距離32だけ外側に広げた領域を、タスク領域31aとして指定する。
同様に、空調ゾーン自動設定113は、机2a〜2fが置かれた部分30bから、一定距離32だけ外側に広げた領域を、タスク領域31bとして指定する。
図7の例では、(X,Y)=(0,2)(15,2)(15,21)(0,21)で囲まれた部分をアンビエント領域33として設定する。
この場合、空調ゾーン手動設定114は、使用者からの操作により、各小ゾーンを、タスク領域、アンビエント領域、非空調領域に分類する。
まず、空調機による室内の温度及び湿度制御について、図8〜図14を用いて説明する。
なお、以下の説明においては、空調機300に除湿設備410及び加湿設備420を搭載して、各空調機300の運転により、温度制御及び湿度制御の少なくとも一方を行う場合について説明する。
なお、本発明はこれに限るものではなく、温度制御又は湿度制御の何れか一方のみを行うようにしても良い。
なお、温度制御及び湿度制御を行わず、後述する空気質の制御のみを行うようにしても良い。
以下、室内機300による温度制御と、空調機300に搭載された除湿設備410及び加湿設備420による湿度制御とにおける、設定温度及び湿度を「設定温度・湿度」といい、環境モニター機器500により検出された温度及び湿度の検出値を「検出温度・湿度」という。
図9は図8のA−A’断面の室内を示す図である。なお、ここでは換気設備400は記入していない。
図10は図8のB−B’断面の室内を示す図である。
図11、図12は図9の室内において室内機300のベーンからの気流を矢印で示した模式図である。
図13、図14は図10の室内において室内機300のベーンからの気流を矢印で示した模式図である。
例えば図8において、機器情報管理部120は、フロア情報と対応し、室内の角を基点とする2次元座標で、室内機300a〜300dの位置情報を記憶する。
なお、同一機種が隣接する場合には中間位置で分担領域を分ける。
これにより、各室内機300は自機の周囲の空調空間を行う。
また、例えば図10において、室内機300aは、タスク領域31aに分類された小ゾーンを分担領域として設定され、室内機300cは、アンビエント領域33に分類された小ゾーンを分担領域として設定される。
そして、運転制御部170は、タスク領域である小ゾーンの検出温度・湿度と、設定温度・湿度との差が小さくなるように、室内機300の運転を設置位置に応じて制御する。
また、タスク領域31bの検出温度・湿度が、設定温度・湿度となるように、室内機300bへのサーモのオンオフ、ベーンの方向や気流の強さ等の動作指令を作成する。
そして、運転制御部170は、送受信部190により当該動作指令を送信する。
この動作指令は、例えばタスク領域31aと室内機300aの位置関係と、高さとからベーンの角度を算出して作成する。
図12に示すように、運転制御部170は、室内機300aのベーン位置を調節し、隣接する室内機300aと室内機300bとの気流が干渉しないように制御する。
これにより、タスク領域31a及び31bの温度・湿度ムラを、より低減することができる。
即ち、運転制御部170は、アンビエント領域である小ゾーンの温度・湿度の制御精度を、タスク領域である小ゾーンの温度・湿度の制御精度より緩和して制御する。
そして、運転制御部170は、送受信部190により当該動作指令を送信する。
この動作指令は、例えばアンビエント領域33及び室内機300cの位置関係と、高さとからベーンの角度を算出して作成する。
以上のように、タスク領域に加えてアンビエント領域の空調を行うことで、タスク領域の空調をより快適に行うことができる。
また、タスク領域から非空調領域に徐々に温度が変化するように設定することが可能となる。
さらに、タスク領域から空調した空気が、非空調領域に拡散することを低減することができ、タスク領域の空調機の負荷が高くなることを防ぐことができる。
これにより空気調和システムの消費エネルギーの削減を図ることができる。
そして、運転制御部170は、気流禁止領域である小ゾーンに、室内機300からの気流が到達しないように、室内機300の運転を設置位置に応じて制御する。
次に、換気設備400による室内の空気質の制御について説明する。
特に、室内の密閉度が高い場合、適切な換気を行うことが重要となる。
このようなことから、建物内の空気質に関する管理基準が、建築基準法や改正建築基準法等により定められている。
このため、換気を行うと、室内の温度が外気により近くなり、空調機の空調負荷が増加する。
また、熱交換を行う換気設備400を用いた場合でも、当該換気設備400の空調負荷が増加する。
また、非空調領域は、空調を行う必要がないため温度・湿度がアンビエント領域より外気に近い。
一方、タスク領域は、アンビエント領域や非空調領域と比較してより空調機の運転の期間が長い。
よって、タスク領域と比較して、アンビエント領域や非空調領域の方が換気を行っても空調負荷の増加が少なくなる。
このように、外気と設定値との差が少ないアンビエント領域又は非空調領域において、より外気導入を行うように制御することで、空調負荷を低減することができ、省エネルギー運転が可能になる。
図15は、冷房運転時において、タスク領域では設定温度T1を目標に温度制御され、アンビエント領域では設定温度T2を目標に温度制御され、外気温度が温度T3である場合を示している。つまり、各温度は、T1<T2<T3の関係にある。
例えば図15において、機器情報管理部120は、フロア情報と対応し、室内の角を基点とする2次元座標で、換気設備400a、400bの位置情報を記憶する。
そして、運転制御部170は、送受信部190により当該動作指令を送信する。
このとき、タスク領域に設置された換気設備400aは動作しない。
このように、アンビエント領域や非空調領域に設置されている換気設備400の換気量(換気能力)を、タスク領域に設置されている換気設備400の換気量に比べて上げるように制御することで、空調負荷の増大を抑えることができる。
本発明はこれに限るものではなく、タスク領域又はアンビエント領域に対する設定温度・湿度、並びに設定空気質を複数設定するようにしても良い。
このような制御の具体例として、在場密度に応じた制御、空調の重要度に応じた制御を説明する。
例えば、タスク領域として分類される机が置かれる小ゾーンであっても、事務部門等のように在席している場合が多く、在場する人の密度が高い小ゾーンと、営業職やサービス職部門等で外出や出張する場合が多く、在場する人の密度が低い小ゾーンとがある。
このような場合、図16に示すように、フロア情報管理部110には、フロア情報として、各小ゾーン毎に在場密度の高低の情報を記憶させる。
また、フロア環境設定部130には、在場密度高及び低それぞれに対応して、設定温度及び設定湿度、並びに設定空気質の情報が記憶される。
そして、動作モード設定部180は、例えば使用者からの操作に応じて、在場密度に応じた空調制御を行う動作モードに設定する。
運転制御部170は、動作モード設定部180に設定された動作モードに応じて、在場密度が高いタスク領域の設定温度等と、在場密度の低いタスク領域の設定温度等のそれぞれに応じて、空調機の運転を制御する。
また、在場密度の低いタスク領域の設定温度等を外気により近づけることで、タスク領域の快適性を保ちつつ、エネルギー消費量の削減を図ることができる。
このような制御によっても、在場密度の高いタスク領域の快適性を保ちつつ、エネルギー消費量の削減を図ることができる。
例えば、タスク領域として分類される小ゾーンであっても、人が在場する机が置かれる小ゾーンなど空調能力を低下させても影響の少ない小ゾーンと、コンピュータサーバや精密機械が置かれる小ゾーンなど空調能力を低下させると影響の大きい小ゾーンとがある。
このような場合、図17に示すように、フロア情報管理部110には、フロア情報として、各小ゾーン毎に空調運転の優先度の情報を記憶させる。
また、フロア環境設定部130には、空調運転の優先度それぞれに対応して、設定温度及び設定湿度、並びに設定空気質の情報が記憶される。
そして、動作モード設定部180は、例えば使用者からの操作に応じて、空調運転優先度に応じた空調制御を行う動作モードに設定する。
運転制御部170は、空調運転の優先度に応じたタスク領域の設定温度等のそれぞれに応じて、空調機の運転を制御する。
図18は実施の形態2に係る空気調和システムの構成を示すブロック図である。
図18に示すように、本実施の形態における空気調和システムは、上記実施の形態1の構成に加えて、卓上環境モニター機器510を備える。
なお、その他の構成は上記実施の形態1の構成と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
例えば、環境モニター機器500により室内の温度、湿度、空気質の何れか一方を検出するようにしても良い。
図19に示すように、フロア環境モニター部140は、センサー依存性補正部141、高さ補正部142、位置補正部143、及びフロア温度算出部144を有している。
また、卓上環境モニター機器510は、本発明における第2のセンサーに相当する。
図20は実施の形態2に係る被空調空間及び卓上環境モニター機器510の配置の一例を示す図である。
図21は実施の形態2に係る環境モニター機器500の検出温度と検出位置を示す図である。
図22は実施の形態2に係る卓上環境モニター機器510の検出温度と検出位置を示す図である。
卓上環境モニター機器510a及び510bは、室内に配置された机上に配置される。
卓上環境モニター機器510a及び510bは、天井に設置された室内機300a〜300cに取り付けられた環境モニター機器500a〜cと比べて、在場する人に近い位置での情報を得ることができる。例えば、窓に近い小ゾーンは、外気の影響を受けやすいので、人が在場する位置に近い温度情報を用いることでより適切な制御ができる。
なお、以下の説明では、温度を推定する場合について説明するが、本発明はこれに限るものではなく、湿度、空気質の測定を行うセンサーに関しても、それぞれ同様の手法を用いることができる。
なお、温度、湿度、空気質を測定する各種センサーは、設置環境に応じて、それぞれ適切な位置に適切な数が配置される。室内で変動が大きい要因に関しては、変動が大きい箇所により多くのセンサーを設置するほうが正確な情報が得られる。
環境モニター機器500aの温度センサー501による検出温度は、TIC1である。
環境モニター機器500bの温度センサー501による検出温度は、TIC2である。
環境モニター機器500cの温度センサー501による検出温度は、TIC3である。
卓上環境モニター機器510aによる検出温度は、T1である。
卓上環境モニター機器510bによる検出温度は、T2である。
温度TXの座標位置は、温度T1と温度T2の測定位置のほぼ中間位置であるので、温度T1とT2の平均値を、温度Txの値として推定する。
即ち、温度Txは、以下の式により求まる。
温度Tx=(T1+T2)/2
次に、環境モニター機器500と、卓上環境モニター機器510との間の距離に基づく補正動作について説明する。
図20の例では、卓上環境モニター機器510との間の距離として、高さH1が設定される。
また、高さ補正部142は、卓上環境モニター機器510a及び510bの検出温度T1とT2の平均値を求める。
高さ補正部142は、検出温度TIC1、TIC2、TIC3の平均値と、検出温度T1とT2の平均値との差を、高さ補正値ΔThとして算出する。
例えば環境モニター機器500aの補正後の検出温度は、以下の式により求まる。
補正後のTIC1=TIC1+ΔTh
このような局所的な値を用いて制御を行うと、適切な空調を行うことができず、在場する人が不快に感じる可能性が大きくなる。
また、例えば、所定の条件として、各センサー値の標準偏差を算出して、一定以上大きい値や小さい値は用いないなど除外するようにしても良い。
この通報は、ブザーやスピーカー、表示装置などを集中コントローラー100に設けることにより行うことができる。
このような環境に置かれた場合には、センサーの測定結果は正しいこととなる。
フロア情報管理部110には、室内の各小ゾーン毎に、例えば図23に示すような室内の特殊事情設定項目の識別符号を記憶させる。
そして、検出したセンサー情報が、隣接するセンサー値から大きく異なる場合、当該センサー情報を取得した小ゾーンの位置が、特殊事情項目の小ゾーンである場合は、当該センサー情報を検出値として用いる。
一方、当該センサー情報を取得した小ゾーンの位置が、特殊事情項目の小ゾーンでない場合は、当該センサー情報を検出値から除外する。
なお、以下の説明においては、空調機300に除湿設備410及び加湿設備420を搭載して、各空調機300の運転により、温度制御及び湿度制御の少なくとも一方を行う場合について説明する。
なお、本発明はこれに限るものではなく、温度制御又は湿度制御の何れか一方のみを行うようにしても良い。
以下、室内機300による温度制御と、空調機300に搭載された除湿設備410及び加湿設備420による湿度制御とにおける、設定温度及び湿度を「設定温度・湿度」といい、環境モニター機器500により検出された温度及び湿度の検出値を「検出温度・湿度」という。
以下、図24の各ステップに基づいて説明する。
運転制御部170は、フロア情報管理部110からの各小ゾーンの分類情報と、機器情報管理部120からの各室内機300の設置位置や空調能力の情報とに基づき、各室内機300毎が分担する小ゾーン(分担領域)を設定する。
運転制御部170は、動作モード設定部180に設定された動作モードを読み込む。
運転制御部170は、フロア環境モニター部140が得た各小ゾーンの検出温度・湿度と、フロア環境設定部130に記憶されたタスク領域に対する設定温度・湿度とを比較する。
運転制御部170は、動作モードに応じて、タスク領域の検出温度・湿度が、設定温度・湿度となるように、室内機300への動作指令を作成する。
また、アンビエント領域の検出温度・湿度が、設定温度・湿度となるように、室内機300への動作指令を作成する。
運転制御部170は、送受信部190により当該動作指令を送信する。
フロア環境モニター部140は、定期的にセンサー情報を更新する。
運転制御部170は、フロア環境モニター部140のセンサー情報が更新されたか否かを判断する。
センサー情報が更新された場合は、ステップS204へ戻り、ステップS204〜S207を繰り返す。
一方、センサー情報が更新されない場合は、動作を保持する。
以上のように本実施の形態においては、環境モニター機器500の各センサーの検出値、及び卓上環境モニター機器510の検出値と配置位置とに基づき、複数の小ゾーンのうち、環境モニター機器500又は卓上環境モニター機器510が配置されていない小ゾーンの温度及び湿度、並びに空気質を推定する。
このため、室内の環境を精度良く取得することができ、各領域に応じた空調制御を精度良く適切に行うことができる。
このため、室内の環境を精度良く取得することができ、各領域に応じた空調制御を精度良く適切に行うことができる。
例えば、室内機であれば在場する人の周囲の温度が適切になるようにサーモオン等の動作を行うことができる。
なお、本実施の形態2では、卓上環境モニター機器510と集中コントローラー100とが有線により接続される場合を説明した。
本発明はこれに限るものではなく、卓上環境モニター機器510と集中コントローラー100との間を無線により通信するようにしても良い。
図25に示すように、無線コントローラー520を備える。卓上環境モニター機器510a及び510bは、無線コントローラー520を介して集中コントローラー100と無線通信を行う。
このように無線通信を用いることにより、卓上環境モニター機器510の配置位置の自由度を向上させることができる。また、机上に設置される卓上環境モニター機器510と集中コントローラー100との間の配線の手間を解消することができる。
また、電波強度を分析して卓上環境モニター機器510の位置を推定することにより、卓上環境モニター機器510の設置位置が変わっても、当該位置が容易に把握できる長所がある。
つまり、集中コントローラー100と、各室外機200、各室内機300、各リモコン310の通信に加え、各換気設備400、除湿設備410、各加湿設備420、各環境モニター機器500との通信を行うことにより、従来より大幅に通信容量が増える。
さらに、例えば温度情報等を二次元的に詳細にとると従来より大幅に通信容量が増える。
これにより、集中コントローラー100と各空調機器との通信容量の低減を図ることができる。
本実施の形態においては、空調機の動作異常が検知されたとき、複数の空調機のうち、動作異常が検出された空調機に隣接する1又は複数の空調機により、動作異常が検出された空調機近傍を空調するように動作させる形態について説明する。
図27は実施の形態3に係る室内機の配置を示す図である。
以下、中央に配置された室内機300iが故障した場合を例に、図26の各ステップに基づいて説明する。
機器情報管理部120は、各空調機、及び各換気設備400の動作状況をモニターして、各機器の動作異常の有無を検知する。
この動作異常の検知は、各機器が故障したり、運転能力が低下した場合、又は空調負荷が増大した場合に異常であると検知する。
なお、各空調機、及び各換気設備400の負荷が高く、隣接空調機から補助が必要な場合に、異常であると検知するようにしても良い。
運転制御部170は、機器情報管理部120により異常が検知された機器の運転を停止させる。
図27の例では、運転制御部170は、室内機300eの異常情報を受信すると、当該室内機300eの運転を停止させる。
次に、運転制御部170は、他の室内機300による空調補助の要否を判断する。
この空調補助の要否の判断は、例えば、フロア情報管理部110により、各室内機300の設置位置に応じて、それぞれ1又は複数の小ゾーンを担当空調領域として設定し、故障が検出された室内機300の担当空調領域が、非空調領域として分類されている場合は不要と判断する。
また例えば、能力低下が検出された室内機300の担当空調領域が、アンビエント領域として分類され、当該能力が低下した空調能力により空調運転が可能である場合は、空調補助が不要と判断する。この場合、異常検知された空調機の運転を継続するようにしても良い。
一方、空調補助が必要と判断した場合、運転制御部170は、隣接する室内機300に補助運転を行うように命令を送信する。
詳細は後述する。
運転制御部170からの運転命令を受け取った室内機300は補助空調を行う。
例えば、各室内機300毎に、隣接する室内機300を、補助運転を行う室内機300とする。
この登録は、例えば初期設定事項の中で予め登録することができる。
例えば図27において、室内機300eに対して室内機300dを補助運転する室内機として登録する。
例えば図27において、対向する2台の室内機300d及び300fで補助運転を行うことで、より補助を行う室内機300の負荷を低減することができる。
図27の例では、室内機300b、300d、300f、及び300hで補助運転を行うことで、より補助を行う室内機300の負荷を低減することができる。
このように交互に空調を行うなど、温度ムラを生じないように制御することができる。
例えば、室内機300の相対位置から補助運転する室内機300を選択するようにしても良い。
また、故障や能力不足の室内機300の位置から、近い位置の室内機300を自動的に補助空調を行うように割り当て、集中コントローラー100が補助運転を行うように命令を送り、命令を受けた室内機300は補助空調を行うようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、空調機の動作異常の有無を検知し、空調機の動作異常が検知されたとき、複数の空調機のうち、動作異常が検出された空調機に隣接する1又は複数の空調機により、動作異常が検出された空調機近傍を空調するように動作させる。
このため、上記実施の形態1の効果に加え、空調機に異常が生じた場合であっても、当該異常空調機の担当空調領域に係る空調を継続することができる。
よって、室内環境の快適性を維持することが可能となる。
本実施の形態においては、小ゾーン毎に人の在否を検知して、人が存在する小ゾーンについて空調を制御する形態について説明する。
図29に示すように、本実施の形態における集中コントローラー100は、上記実施の形態1の構成に加え、在場情報管理部160を有する。
例えば在場情報管理部160は、フロアや建物への入退室情報600を基に、在場状況を管理する。
例えば、社員証等に個人を識別する情報を送信する無線機能(ICタグ)が備えられ、読取装置に近づけると通信が行われ入退室が記録される。
このようなビル管理システムにより、特定の個人が、被空調空間に入場したか否かの入退室情報600を把握できる。
図30は、ビル管理システムの一例を示している。
例えば、図30に示すように、ビル管理システムは、ビル管理610、ビル入退室管理620、フロア入退室管理630を備える。
ビル入退室管理620は、ビルに入退場した、特定の個人を識別する。
フロア入退室管理630は、ビルの各フロア毎に、フロアに入退場した特定の個人を識別する。
ビル管理610は、ビル入退室管理620、フロア入退室管理630により取得された入退室情報600を、集中コントローラー100に送信する。
これにより、集中コントローラー100は、入退室情報600を得ることができる。
図31に示すように、入退室情報600には、ビル入場、フロア入室、フロア退室、ビル退場等で分類される入退室の内容を示す符号と、当該入退場した個人を特定する識別情報(図示せず)とから構成される。
なお、個人を特定する識別情報としては、社員番号等の個人が判別できる番号や記号が想定される。
そして、運転制御部170は、在場情報管理部160がビル入場を確認した場合、ビルに入場した特定の個人の机に対応する小ゾーンについて、空調の予備運転を行う。
例えば、ビル又はフロアへの入場を確認した場合、当該入場した個人の机に対応する小ゾーンを、タスク領域に設定し、上述した実施の形態1の動作により、アンビエント領域を自動設定して、各領域に応じた設定温度等を行うようにしても良い。
なお、人を認識するため最小単位として、一般的な人間の身体の大きさから50cm程度の分解能が必要である。
人が概ね判別できるように小ゾーンに分け情報を持つことによって、指向性を持った気流により、在場している人の好みに応じた空調が可能となる。
図32に示すように、小ゾーン31−1に人が在場している場合、運転制御部170は、室内機300bの気流を制御し、小ゾーン31−1に対して気流が到達するようにする。これにより在場する人の周辺のみを空調する。
床から天井までの高さをH1とし、室内機300から人の位置までの水平方向の距離をLとする。
また、人が椅子に腰掛けた場合の一般的な頭の高さをH3とする。
また、人が気流を直接受けないようにするには、頭の高さ分H3だけ補正して、角度θ2が算出できる。
位置情報を詳細にすることで、角度制御が正確にでき個人の嗜好にあった制御が可能になる。
これにより、個人の好みやエリアの用途により、温度を低めや高めに調節したり、気流の強度を変えたり設定することができる。
なお、細分化された空間において個人の好みを指定しても、隣接する空間との設定の差が大きく、室内機300の気流の指向性制御が十分でない場合には、気流の拡散により十分に嗜好に合った制御ができないことから、設定した嗜好が優先的に反映されるように制御するようにしても良い。
なお、上記の説明では、ビル管理システムからの入退室情報600を用いて、特定の個人を識別したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば画像センサーにより得られた情報を用いて、小ゾーン毎の人の在否を検知するようにしても良い。
例えば、2次元温度センサーや2次元画像センサーにより取得される情報を解析し、画像解析することにより人を判別し、在場情報管理部160で在否を管理し制御に用いることも可能である。
以上のように本実施の形態においては、室内の小ゾーン毎に人の在否を検知して、人が存在する小ゾーンの温度等を目標の設定値となるように制御する。
このため、空調を行う領域を狭くすることができ、人が在場していない領域の空調能力を低減することが可能となる。
よって、人が在場する領域の快適性を保ちつつ、エネルギー消費量の削減を図ることができる。
これにより、エネルギー消費を抑えながら換気を行うことができる。
本実施の形態においては、被空調空間の特定の範囲(ゾーン)の用途や、時間・曜日などに応じて空調機の運転を制御するゾーンスケジューリングを行う形態について説明する。
例えば、事務系の部門では在席して仕事を行う場合が多い。また、営業部門やサービス部門では外出や客先に出張する割合が高い。
また、在場することが多い部署であれば、人が多いことから局所的な空調を行っても効果は少なく、制御が容易な一様な空調を行うことで十分である。
図35において、本実施の形態における集中コントローラー100は、上記実施の形態1の構成に加え、ゾーンスケジューリング管理部700を有している。
なお、その他の構成は上記実施の形態1の構成と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
ゾーンスケジューリング管理部700は、各ゾーンの制御方法を時間管理する機能を持つ。
ゾーンスケジューリング管理部700は、時刻、日付及び曜日の少なくとも1つに応じて、各ゾーンに対し、タスク領域であるか否かなどの運転内容を分類(設定)する。
運転制御部170は、ゾーンスケジューリング管理部700により設定されたタスク領域である小ゾーンの温度等の検出値と、設定温度等との差が小さくなるように、空調機及び換気設備400の運転を設置位置に応じて制御する。
また、運転制御部170は、ゾーンスケジューリング管理部700により設定された運転内容の分類に応じて、各ゾーンの空調を制御する。詳細は後述する。
図37は実施の形態5に係るゾーンスケジューリングにおける運転内容の分類を示す図である。
また、時刻の一例として6時から24時までの間を各列に示している。
また、各ゾーンの各時刻に対応する数字は、図37に示す運転内容を識別するモード番号である。
「一様空調」は、当該ゾーンを目標の設定値となるように一様に空調する。
「アンビエント」は、当該ゾーンに対して上述した実施の形態1で説明したアンビエント領域における空調を行う。
「タスク」は、当該ゾーンに対して上述した実施の形態1で説明したタスク領域における空調を行う。
「停止」は、当該ゾーンに対して上述した実施の形態1で説明した非空調領域と同様に、空調を行わない。
在場する確率が高い時間帯(9時〜17時など)は、一様空調に設定される。
アンビエント空調を基本的に行い、人の在場が確認できるとタスク空調を行う。
以下、図38の各ステップに基づいて説明する。
運転制御部170は、フロア情報管理部110からの各小ゾーンの分類情報と、機器情報管理部120からの各室内機300の設置位置や空調能力の情報とに基づき、各室内機300毎が分担する小ゾーン(分担領域)を設定する。
運転制御部170は、ゾーンスケジューリング管理部700からゾーンスケジューリングの情報を取得する。
運転制御部170は、動作モード設定部180に設定された動作モードを読み込む。
運転制御部170は、フロア環境モニター部140が求めた各ゾーンの温度・湿度を読み込む。
そして、ゾーンスケジューリング管理部700の情報に基づいて、現在時刻にける各ゾーンの設定温度・湿度と、各ゾーンの温度・湿度の検出値とを比較する。
運転制御部170は、ゾーンスケジューリング管理部700の情報に応じて、各ゾーンの温度・湿度が、ゾーンスケジューリングに応じた設定温度・湿度となるように、室内機300への動作指令を作成する。
運転制御部170は、送受信部190により当該動作指令を送信する。
フロア環境モニター部140は、定期的にセンサー情報を更新する。
運転制御部170は、フロア環境モニター部140のセンサー情報が更新されたか否かを判断する。
センサー情報が更新された場合は、ステップS506へ戻り、ステップS506〜S509を繰り返す。
一方、センサー情報が更新されない場合は、動作を保持する。
以上のように本実施の形態においては、時刻、日付及び曜日の少なくとも1つに応じて、各ゾーンに対し、運転内容を設定して、空調機及び換気設備400の運転を設置位置に応じて制御する。
このため、各ゾーンの利用状況に応じて適切な空調を行うことができ、人が在場する可能性の低い領域の空調能力を低減することが可能となる。
よって、人が在場する領域の快適性を保ちつつ、エネルギー消費量の削減を図ることができる。
なお、上記実施の形態1〜5の動作に加え、各領域に応じて、室内に配置された照明機器の消費電力を制御するようにしても良い。
図39に示すように、照明機器の制御を行う集中コントローラー100は、上記実施の形態1の構成に加え、照明機器情報管理部900、及び照明機器運転制御部910を有する。
照明機器運転制御部910は、複数の照明機器を制御する。
送受信部190は、照明機器運転制御部910が作成した命令を有線や無線手段を用いて対象となる照明機器に命令を送信する。
照明機器情報管理部900には、図40に示すような照明強度及び照明選択の分類内容の情報が記憶される。
そして、照明機器運転制御部910は、照明機器情報管理部900に記憶された分類内容の情報と、フロア情報管理部110の情報により必要な場所にのみ照明を行うように制御する。
アンビエント領域では、照明を弱めたり、消費電力の小さい照明を選択することで消費電力を低減できる。
また、照明の指向性を制御が可能な設備であれば、在場する人に照明が向くように制御することにより省エネルギー制御ができる。
これにより、人が在場していないアンビエント領域での照明に係る消費電力を削減することができ、エネルギー消費量の削減を図ることができる。
つまり、タスク領域に配置された照明機器の照明を強く、アンビエント領域及び非空調領域に配置された照明機器の照明を弱くすることで、使用者は、照明が強い部分がタスク領域であると認識できる。
なお、上記実施の形態1〜5の構成に代えて又は加えて、集中コントローラー100の各構成部の機能を、空調機に備えるようにしても良い。
即ち、各空調機は、集中コントローラー100に代えて又は加えて、フロア情報管理部110、機器情報管理部120、フロア環境設定部130、フロア環境モニター部140、及び運転制御部170を備える。
これにより、集中コントローラー100に異常が生じた場合や、集中コントローラー100と各機器との通信異常が生じた場合であっても、各空調機器の運転に支障を来すことが無くなる。
この温熱指標PMVの算出では、温湿度はセンサーによるモニター値を用い、服装等に関しては季節による平均的なものを用いても良い。
そして、同一の室外機200に接続されている室内機300を動作させるように制御する。
これにより、消費するエネルギーは大きい室外機200の運転を少なくすることができ、エネルギー消費量を削減することができる。
Claims (16)
- 被空調空間に設置される複数の空調機と、
前記被空調空間内を換気する複数の換気手段と、
前記被空調空間内の湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度を検出するフロア環境検出手段と、
前記複数の空調機及び前記複数の換気手段の運転を制御する集中コントローラーと
を備え、
前記集中コントローラーは、
前記複数の空調機及び前記複数の換気手段の設置位置の情報が記憶される機器情報管理部と、
前記被空調空間を複数の小ゾーンに区分して、各小ゾーンがタスク領域であるか否かを識別するとともに、前記複数の小ゾーンのうち、前記タスク領域である小ゾーンから所定範囲拡張した範囲内に位置する小ゾーンをアンビエント領域として設定し、前記複数の小ゾーンのうち、前記タスク領域及び前記アンビエント領域以外の小ゾーンを非空調領域として設定するフロア情報管理部と、
前記タスク領域及び前記アンビエント領域のそれぞれに対する、設定湿度及び設定空気質の少なくとも一方、並びに、設定温度の情報が記憶されるフロア環境設定部と、
前記フロア環境検出手段の検出値に基づき、前記タスク領域及び前記アンビエント領域である小ゾーンの湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度を求めるフロア環境モニター部と、
前記タスク領域及び前記アンビエント領域である小ゾーンの湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度の検出値と、設定湿度及び設定空気質の少なくとも一方、並びに、設定温度との差が小さくなるように、前記空調機及び前記換気手段の運転を設置位置に応じて制御する運転制御部と
を有し、
暖房運転における、前記アンビエント領域である小ゾーンの設定温度は、前記タスク領域である小ゾーンの設定温度より低く設定され、
冷房運転における、前記アンビエント領域である小ゾーンの設定温度は、前記タスク領域である小ゾーンの設定温度より高く設定され、
前記運転制御部は、
前記アンビエント領域及び前記非空調領域の小ゾーンに設置された前記換気手段の単位時間当たりの換気量が、
前記タスク領域である小ゾーンに設置された前記換気手段の単位時間当たりの換気量より多くなるように、前記換気手段の運転を制御する
ことを特徴とする空気調和システム。 - 前記フロア情報管理部は、
前記各小ゾーンが、前記空調機からの気流の到達を抑制する気流禁止領域であるか否かを識別する情報が記憶され、
前記運転制御部は、
前記気流禁止領域である小ゾーンに、前記空調機からの気流が到達しないように、前記空調機の運転を設置位置に応じて制御する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和システム。 - 前記フロア環境モニター部は、
前記複数の第2のセンサの検出値のうち、所定の条件を満たす検出値を除外して、少なくともタスク領域である小ゾーンの湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度を求める
ことを特徴とする請求項2記載の空気調和システム。 - 前記フロア情報管理部は、
前記各小ゾーンが、外気の影響を受けやすい特殊事情を有する領域であるか否かを識別する特殊事情設定項目の情報が記憶され、
前記フロア環境モニター部は、
前記複数の第2のセンサの検出値うち、該検出値が隣接する他の第2のセンサの検出値と所定値以上異なり、且つ、当該検出値を取得した小ゾーンが前記特殊事情設定項目が指定された小ゾーンでない場合、当該検出値を除外する
ことを特徴とする請求項3記載の空気調和システム。 - 前記機器情報管理部は、
前記空調機の動作異常の有無を検知し、
前記運転制御部は、
前記空調機の動作異常が検知されたとき、
前記複数の空調機のうち、動作異常が検出された空調機に隣接する1又は複数の空調機により、前記動作異常が検出された空調機近傍を空調するように動作させる
ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記フロア情報管理部は、
前記複数の空調機の設置位置に応じて、それぞれ1又は複数の小ゾーンを担当空調領域として設定し、
前記運転制御部は、
前記動作異常が検出された空調機に隣接する1又は複数の空調機により、当該空調機の担当空調領域と、前記動作異常が検出された空調機の担当空調領域とを、交互に空調するように動作させる
ことを特徴とする請求項5記載の空気調和システム。 - 前記集中コントローラーは、
前記小ゾーン毎に人の在否を検知する在場情報管理部を有し、
前記運転制御部は、
人が存在する前記小ゾーンの湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度の検出値と、前記設定湿度及び設定空気質の少なくとも一方、並びに、設定温度との差が小さくなるように、前記空調機及び前記換気手段の運転を設置位置に応じて制御する
ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記在場情報管理部は、
画像センサにより得られた情報を用いて、前記小ゾーン毎の人の在否を検知する
ことを特徴とする請求項7記載の空気調和システム。 - 前記集中コントローラーは、
前記被空調空間内へ入場した人を識別する入退室情報を取得する入退室情報管理部を有し、
前記在場情報管理部は、
前記入退室情報に基づき、前記小ゾーン毎の人の在否を検知する
ことを特徴とする請求項7又は8記載の空気調和システム。 - 前記フロア情報管理部は、
前記被空調空間を区分する小ゾーンを、人一人の判別が可能な大きさに以下に設定する
ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記フロア情報管理部は、
前記被空調空間を区分する小ゾーンを、50cm四方以下に設定する
ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記集中コントローラーは、
時刻、日付及び曜日の少なくとも1つに応じて、前記各小ゾーンに対し、タスク領域であるか否かを設定するゾーンスケジューリング管理部を有し、
前記運転制御部は、
前記ゾーンスケジューリング管理部により設定された前記タスク領域である小ゾーンの湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度の検出値と、設定湿度及び設定空気質の少なくとも一方、並びに、設定温度との差が小さくなるように、前記空調機及び前記換気手段の少なくとも一方の運転を設置位置に応じて制御する
ことを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記フロア環境検出手段は、
検出した湿度及び空気質の少なくとも一方、並びに、温度の情報を、無線通信により前記集中コントローラーに送信する
ことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記フロア環境検出手段は、
前記空気質として、二酸化炭素濃度、一酸化炭素濃度、及びホルムアルデヒド濃度のうち少なくとも1つを検出する
ことを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記複数の空調機は、前記集中コントローラーに代えて又は加えて、
前記フロア情報管理部、前記機器情報管理部、前記フロア環境設定部、前記フロア環境モニター部、及び前記運転制御部を備える
ことを特徴とする請求項1〜14の何れかに記載の空気調和システム。 - 前記集中コントローラーは、
前記被空調空間に設置された複数の照明機器の設置位置の情報が記憶される照明機器情報管理部と、
前記複数の照明機器を制御する照明機器運転制御部と
を有し、
前記照明機器運転制御部は、
前記タスク領域以外の小ゾーンに設置された前記照明機器の消費電力が、
前記タスク領域である小ゾーンに設置された前記照明機器の消費電力より少なくなるように、前記照明機器を制御する
ことを特徴とする請求項1〜15の何れかに記載の空気調和システム。
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