JP4762229B2 - 車両空調装置 - Google Patents

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Description

この発明は、室内の温度を調整する空調装置に関し、特に電車やバスでの利用に適した車両空調装置に関するものである。
従来、車両の空調装置として、車内空間を複数のゾーンに分け、複数の空調ユニットを使用して各ゾーン毎に空調を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−87321号公報(図1)
しかしながら、上記に示したような従来の車両空調装置では、車両を運行する地域の変更等のために空調能力を変更する必要ができた場合、そこに配置されている空調ユニットのほとんどを能力の異なるものに交換する必要があった。
また、1つの空調ユニットが故障したときに、他の空調ユニットの能力に余裕があっても、故障したユニットが対応していたゾーンの空調が不十分となる問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、空調能力を変更する必要ができた場合に、容易に対応可能な車両空調装置を得るものである。また第2の目的は、複数の空調ユニットの一部が故障しても、他の空調ユニットを利用して車内空間の適切な空調が可能となる車両空調装置を得るものである。
この発明の車両空調装置は、供給熱量を設定する供給熱量設定手段と、1つの発熱装置及び1つの冷熱発生装置と、前記供給熱量設定手段で設定された供給熱量に基づいて前記発熱装置及び冷熱発生装置の動作を制御する駆動制御手段とを有した空調ユニットを複数台備え、前記複数の空調ユニットが組み合わされて運転されることにより所定の熱量が車両の室内に供給されるようにしている車両空調装置において、前記供給熱量設定手段は、目標温度と実際の室内温度に基づいて前記複数の空調ユニットの総供給熱量の指令値を算出する総供給熱量演算部と、前記総供給熱量の指令値及び前記空調ユニットの台数を基に、各空調ユニットの発熱装置及び冷熱発生装置の発生熱量を設定する発熱量/冷熱量設定部とを有し、各空調ユニットは、自己が有する発熱装置及び冷熱発生装置についてそれぞれ運転が可能か否かの運転可能情報を保持するとともに、他の空調ユニットと前記運転可能情報を送受してその情報を共有する運転可能情報保持部を備え、各空調ユニットの前記発熱量/冷熱設定部は、各空調ユニット毎に定められた設定パターンにしたがって前記発熱装置及び冷熱発生装置の発生熱量を設定するものであり、前記設定パターンは、前記供給熱量の指令値が所定値以下の冷房熱量であるとき、ある空調ユニットの冷熱発生装置は予め定められた最も低い設定値で運転され、他の空調ユニットの冷熱発生装置は停止される一方、運転可能な各空調ユニットの発熱装置の発熱量は同じとなるように設定されている、ことを特徴とする。
この発明の車両空調装置は、複数の空調ユニットが組み合わされて運転されることにより所定の熱量が車両の室内に供給されるようにしているため、空調能力を変更する必要が生じた場合、空調ユニットの台数を増減するだけで容易に対応することができるという効果がある。また、複数の空調ユニットの一部が故障した場合、他の空調ユニットを利用して車内空間の適切な空調が可能であるという効果がある。
この発明の実施形態1に係る車両空調装置の適用例を示す模式図。 図1における冷房装置を構成する冷凍サイクルの概略構成図。 実施形態1に係る車両空調装置の構成を示すブロック図。 図3における制御装置の構成を示すブロック図。 図1の空調ユニットに関連する変数Nの設定方法を示すフローチャート。 実施形態2に係る車両空調装置の構成を示すブロック図。 実施形態1の車両空調装置におけるヒータ動作のタイミングチャート。
符号の説明
1 車両、2 室内空間、3 床下空間、4 共通ダクト、4A 専用ダクト、4B 専用ダクト、5,5A ヒータ、6 冷房装置、7 室内ファン、8 室外ファン、9 リレー、10 インバータ、11 室内空気取入口、20 制御装置、21 PI制御部、22 ヒータ発熱量設定部、23 ヒータ通電率制御部、24 冷房熱量設定部、25 圧縮機周波数制御部、26 運転可能情報保持部、30,30A 空調ユニット、40 操作盤、50 室温センサ、60 圧縮機、61 蒸発器、62 凝縮器、63 膨張弁。
実施形態1.
図1はこの発明の実施形態1に係る車両空調装置の適用例を示す模式図である。図1において、この車両空調装置が適用される車両1(電車、バス等種別は問わない)は、人や貨物が乗る室内空間2と、各種の機器等が納められる床下空間3からなるものとする。ここでは、床下空間3に車両空調装置を構成する2台の空調ユニット30,30が設けられている。それぞれの空調ユニット30,30には、発熱装置であるヒータ5と、冷熱発生装置である冷房装置6と、室内ファン7と、室外ファン8とが備えられている。冷房装置6は、図2に示すような、圧縮機60、蒸発器61、凝縮器62、膨張弁63等からなる冷凍サイクルにより構成されている。また、室内空気が蒸発器61に入る部分には、室温センサ50が備えられている。
なお、本発明の車両空調装置は、狭い意味では組合せて使用される複数の空調ユニット30,30だけ指すが、広い意味では空調ユニット30,30に加えて、室温センサ50や空調ユニット30に付随するダクト4,4A,4Bまでも含む。
上記車両1において、室内空間2の空気は室内空気取入口11より取り入れられ、2つの空調ユニット30,30に供給される。そしてその空気は、それぞれの空調ユニット30,30の内部で蒸発器61を通り、室内ファン7に駆動され、ヒータ5を経て空調ユニット30,30からそれぞれの専用ダクト4A,4Bに送られる。その後、それぞれの専用ダクト4A,4Bから出た空気は共通ダクト4内で混合されて、室内空間2に供給されるようになっている。一方、室内ファン7に駆動された外気が凝縮器62を通過する。
図3は実施形態1に係る車両空調装置を構成する空調ユニット及びその周辺機器を示すブロック図である。この車両空調装置は、空調ユニット30,30と、空調による目標温度設定手段である操作盤40と、室内温度検出手段である室温センサ50とから構成されている。
空調ユニット30は、既に説明したように、ヒータ5と冷房装置6を備える。この空調ユニット30の場合、2kWの発熱量を有するヒータ5が3本備えられており、3本のヒータ5を合わせた発熱量は6kWとなっている。各ヒータ5,5,5は、それぞれ対応するリレー9,9,9によりその通電状態が制御されて、その動作(発熱)が制御される。 一方、冷房装置6は1台だけ備えられており、冷房装置6の発生熱量は、それを構成している圧縮機60の運転周波数を変えることで制御される。この空調ユニット30の場合、圧縮機60の運転周波数制御はインバータ10を利用して行っている。
さらに、空調ユニット30は、リレー9及びインバータ10の動作を制御する制御装置20を備えている。
なお、圧縮機60の運転周波数と冷房装置6の発生熱量の関係は、例えば表1に示すようになっている。表1において、マイナスの値は冷却の熱量を示している。
Figure 0004762229
図3の車両空調装置における制御信号(又は制御情報)の流れは次の通りである。操作盤40と室温センサ50からの温度情報がそれぞれの空調ユニット30,30の制御装置20に取り込まれる。取り込まれた温度情報を基に、制御装置20においてそれぞれのヒータ5や冷房装置6に対する動作制御信号が生成される。そして、それらの動作制御信号は、リレー9及びインバータ10へ送られる。この動作制御信号を基に、リレー9がヒータ5の通電を制御し、インバータ10が冷房装置用圧縮機60の運転周波数を制御する。
図4は図3に示した制御装置20の構成を示すブロック図である。この制御装置20は、総供給熱量演算部としてのPI制御部21と、発熱量設定部としてのヒータ発熱量設定部22と、冷熱発生量設定部としての冷房熱量設定部24と、リレー9とともにヒータ駆動制御手段を構成するヒータ通電率制御部23と、インバータ10とともに冷房装置駆動制御手段を構成する圧縮機周波数制御部25と、ヒータ5や冷房装置6に関する運転可能情報保持部26とからなる。
なお、PI制御部21とヒータ発熱量設定部22と冷房熱量設定部24とを総称して、供給熱量設定手段と称するものとする。また、ヒータ発熱量設定部22と冷房熱量設定部24とを総称して、発熱量/冷熱量設定部と称するものとする。さらに、ヒータ通電率制御部23と圧縮機周波数制御部25とを総称して、駆動制御手段と称するものとする。
この制御装置20は、上記各部の機能がプログラムされたマイクロコンピュータなどから構成されている。
PI制御部21は、比例−積分制御を利用し、複数の空調ユニット30の総供給熱量(総発生熱量と同意)をフィードバック演算するもので、操作盤40からの目標温度情報と室温センサ50からの室温情報を基に、総供給熱量としての供給熱量指令値Qを算出する。なお、供給熱量指令値Qは、比例−積分−微分制御を利用しても算出でき、その場合には、総供給熱量演算部はPID制御部となる。
ヒータ発熱量設定部22は、PI制御部21からの供給熱量指令値Qと、運転可能情報保持部26から得たヒータの運転が可能な空調ユニット30の台数及び運転が可能なヒータ5の本数とにより、その空調ユニット30のヒータ5が発生すべき熱量を設定する。
ヒータ通電率制御部23は、ヒータ発熱量設定部22にて設定された熱量に基づき、ヒータ5に通電を行うリレー9を制御(通電率制御)する。
冷房熱量設定部24は、PI制御部21からの供給熱量指令値Qと、運転可能情報保持部26から得た冷房運転が可能な空調ユニット30の台数及び運転が可能な冷房装置6の台数とにより、その空調ユニット30の冷房装置6が発生すべき熱量を設定する。
圧縮機周波数制御部25は、冷房熱量設定部24にて設定された熱量に基づき冷房装置6を構成する圧縮機60の運転周波数を設定し、その設定値をインバータ10へ送信する。
運転可能情報保持部26は、ヒータ5、冷房装置6のそれぞれについてそれらの故障を検出し、ヒータ5、冷房装置6のそれぞれについて運転可能な台数又は本数を記憶しておく。なお、運転可能情報保持部26に記憶されている情報は、各空調ユニット間で通信されて共有される。
次に、上記車両空調装置の動作について説明する。操作盤40により室内空間2の目標温度が設定され、また現在の室内温度が室温センサ50により検知されて、それらの温度情報が複数の空調ユニットの各空調ユニット30の制御装置20に取り込まれる。
制御装置20のPI制御部21では、目標温度と室内温度との偏差に比例ゲインをかけたものと、さらにその偏差を時間積分し積分ゲインをかけたものの和から供給熱量指令値Qを算出している。これは、室内温度をフィードバックした比例積分制御であり、この制御により室内温度を目標温度に制御しようとするものである。
運転可能情報保持部26は、その空調ユニット30のヒータ5、冷房装置6が運転可能かどうかを検出し、運転可能なヒータ5と冷房装置6の個数(台数又は本数)情報を他の空調ユニット30との間で交換する。なお、室内ファン7による送風が不可能な場合はヒータ5、冷房装置6を共に運転不可とする。
PI制御部21で生成された供給熱量指令値Qは、ヒータ発熱量設定部22と冷房熱量設定部24に送られる。
ヒータ発熱量設定部22と冷房熱量設定部24では、供給熱量指令値Qを基にその空調ユニット30のヒータ5や冷房装置6が発生すべき熱量(供給熱量と同意)を設定する。その設定は、それらの設定部に予め記憶された設定パターンに従って行われる。なお、その設定パターンは、冷房装置6の冷房熱量や所定の変数を基に熱量設定対応表としてまとめられている。この熱量設定対応表の一例を表2に示す。
Figure 0004762229
表2中の変数Nは、各空調ユニット30が搭載している冷房装置6の故障が無いときは、備えられている空調ユニット30の台数を用いる。従って、この車両空調装置の場合、冷房装置6の故障が無いときは、N=2となる。もし、搭載する空調ユニットの台数が変更になった場合は、この変数Nに与える値を変更するだけで対応が可能であり、制御アルゴリズムの変更などは不要で簡単に対応が可能である。
一方、冷房装置6に故障がある場合を考える。冷房装置6が故障している空調ユニット30がある場合には、運転可能情報保持部26から、冷房装置6の運転が可能な空調ユニット30の台数を入手して変数Nに用いる。図5はこのような変数Nの設定方法を示しているフローチャートである。
なお、冷房装置を備えていない空調ユニットが有る場合、その空調ユニットは変数Nの中に含めない。
表2の熱量設定対応表では、供給熱量指令値Qに応じて冷房装置6の発生熱量を段階的に変化させている。これは、冷房装置6を構成する圧縮機60の運転周波数を安全の確認の取れている周波数のみで運転することで配管系の共振による破壊や故障の発生を避けるようにしたためであり、圧縮機60の運転周波数は必ずしも表1の値に限定されるものではない。
このように、熱量の設定を熱量設定対応表を利用して行うことで、冷房装置6の特性変更を行う場合にも、熱量設定対応表の修正のみで対応できることになり、制御アルゴリズムを変えることなく簡単に対応が可能となる。
また、ヒータ5の発熱量は、車両空調装置全体で供給熱量指令値Q通りの熱量を供給するように設定される。ヒータ5の発熱量はリレー9によりオンオフされる段階的な変化であるが、通電率制御を行うことでマクロ的には連続的に発熱量が制御される。すなわち、通電周期に対する通電時間の比を連続的に変化させることで、時間平均の発熱量を連続変化させている。
複数のヒータ5が同時にオン/オフすると消費電力が瞬間的に大きく変化する。車両装置に設けられる発電機の容量には制限があり、瞬間的な消費電力の大きな変化は、電源電圧の維持に悪影響を及す。最悪の場合、発電システムの停止や、電源電圧の変動による他の車両機器への悪影響の発生が懸念される。そこで、リレー9によるヒータ通電のタイミングはヒータ5の発熱量設定に加え、運転を行う空調ユニット30の台数及び使用するヒータ5の本数によって変化させ、複数のヒータ5が同時にオン/オフしないタイミングとする。この例では、2台の空調ユニット30,30でそれぞれ3本のヒータ5,5,5を使用している。この場合は、図7(a)に示すように、1台の空調ユニット30の3本のヒータのオンタイミングがそれぞれ1/3周期づつずれ、2台の空調ユニット30,30の間のタイミングが1/6周期ずれるようにする。そうすれば、全体で合計6本のヒータのオンタイミングが1/6周期づつずれ、6本のヒータが同時にオンすることはなくなる。そしてさらに、全ヒータの通電率を等しくなるように設定して、複数のヒータが同時にオフすることも防止するのが好ましい。
次に、1台の空調ユニット30に関して、その3本のヒータ5,5,5のうち1本が故障により、使用可能なヒータ数が2本となった場合を考える。この場合、2台の空調ユニット30,30のヒータ発熱量を等しくしようとすると、2本のヒータが利用可能な空調ユニットと3本のヒータが利用可能な空調ユニットでは、1本ごとの通電率が異なることになる。このとき、オンのタイミングが重ならないように設定しても、オフのタイミングが重なる場合がある。これを避けるため、図7(b)に示すように、3本のヒータが使用可能な空調ユニットに関しても使用するヒータは2本とし、1台の空調ユニットの2本のヒータのオンタイミングを1/2周期ずらし、2台の空調ユニットの間のずれを1/4周期とする。さらにすべてのヒータの通電率を等しくなるように設定することで、オンのタイミングもオフのタイミングも重ならないようにするのが好ましい。
同様の考えにより、使用する空調ユニットの台数が変化した場合や、空調ユニット内のヒータ本数が変化した場合には、各ヒータのタイミングのずれ量は次のよう決定する。
Nu台の空調ユニットでそれぞれne本のヒータを利用するとき、N番目の空調ユニットのn番目のヒータの位相を、
((N−1)÷(Nu×ne)+(n−1)÷ne)×Ts、ただしTsは通電周期、
とする。これにより、それぞれのヒータのタイミングが、1÷(Nu×ne)周期づつずれるので、複数のヒータが同時にオンオフすることを避けることができる。
以上のように、PI制御部21、ヒータ発熱量設定部22、冷房熱量設定部24、運転可能情報保持部(以上、供給熱量設定手段)と、ヒータ通電率制御部23、リレー9(以上、発熱制御手段)と、圧縮機周波数制御部25、インバータ10(以上、冷熱発生制御手段)と、運転可能情報保持部26と、ヒータ5と、冷房装置6とを有する複数の空調ユニット30を複数台組み合わせて運転し、車内空間の空調を行うようにした車両空調装置は、以下のような効果を奏する。
・空調能力を変更する必要ができた場合に、空調ユニットの台数を増減するだけで容易に対応することができる。
・空調ユニットの台数を基に各空調ユニットのヒータ5と冷房装置6の発生熱量を設定するようにしているので、備えられている空調ユニットの台数が変更になった場合でも、簡単に対応することができる。
・ヒータ5と冷房装置6の運転可能情報に基づき、ヒータ5と冷房装置6の発生熱量を設定するようにしているので、故障が発生したときでも安定した制御が可能になる。
・ヒータ5と冷房装置6が発生すべき熱量パターンを表にして、すなわちテーブル化して保持し、それを基に制御しているため、冷房装置6の特性変更を行う場合、表の修正のみで対応でき、制御アルゴリズムを変えることなく、簡単に対応することができる。
・操作盤40により設定された目標温度情報と、室温センサ50により検出された室内温度情報によるフィードバック演算により総供給熱量を求めているため、使用者は空調装置の供給熱量を意識することなく、目標温度を設定するだけで目的の温調を得ることができる。具体的には、フィードバック演算にPI制御やPID制御を用いることで、±1℃程度の誤差での温調が可能となる。
・圧縮機60の運転周波数を安全の確認の取れている周波数のみで段階的に変化させることで供給熱量を変化させるので、配管系の共振による破壊や故障の発生を避けることができる。なお、運転周波数の変化はインバータ10を利用することで容易に実現できる。
・ヒータ5を通電率制御しているので、ヒータ5の通電制御装置がリレー9のような簡単な機器を利用して行え、しかも巨視的に連続した発熱量の変化が得られ、空調ユニット30から目的の供給熱量を素早く発生させることが可能となる。
・空調ユニット30の台数と、各空調ユニット30が持つヒータ5の個数によって、各空調ユニット間のヒータ5の通電タイミングのずれ量を決めているため、同時に複数のヒータ5が通電開始することが無く、電源装置への悪影響を避けることができる。
・各空調ユニットにおける運転可能なヒータの本数を比較し、最少の本数となる空調ユニットの運転可能ヒータ本数に他の空調ユニットのヒータ運転本数を揃えたことにより、ヒータ5の一部が故障した場合でも同時に複数のヒータ5が通電開始することが無く、電源装置への悪影響を避けることができる。
・Nu台の空調ユニットでそれぞれne本のヒータを利用するとき、N番目(識別番号)の空調ユニットのn番目(識別番号)のヒータの位相を、
((N−1)÷(Nu×ne)+(n−1)÷ne)×Ts、ただしTsは通電周期、
としたため、同時に複数のヒータが通電開始することが無く、電源装置への悪影響を避けることができる。
・使用するすべてのヒータの通電率が等しくなるようにしたため、同時に複数のヒータが通電開始しない場合、同時に複数のヒータが通電終了することもなくなり、電源装置への悪影響を避けることができる。
なお、実施形態1では、室温センサ50を空調ユニット30の外部に設けているが、いずれかの空調ユニット30の内部、例えば蒸発器61の空気吸込部に設け、複数の空調ユニット30間の通信により、複数の空調ユニット30が同一の室内温度の値を使用するようにしても良い。
実施形態2.
実施形態1では、複数の空調ユニットのそれぞれの発生熱量が等しくなるようにしていたが、実施形態2では、複数の空調ユニットの発生熱量が必ずしも等しくはない例を示す。なお、車両と空調ユニットの配置の関係は図1とに、冷房装置の構成は図2にそれぞれ同じである。
図6は本発明の実施形態2の車両空調装置の構成及び制御信号の流れを示すブロック図である。この車両空調装置は、順位が付与されている2台の空調ユニット30A,30Aと、操作盤40、室温センサ50を有している。各空調ユニット30Aには1本のヒータ5Aとそれを制御する1個のリレー9が備えられている。ヒータ5Aの発熱量は2.5kWとする。また、1台の冷房装置6が備えられ、その発生熱量はインバータ10による圧縮機60の運転周波数制御により制御される。なお、圧縮機60の周波数と冷房装置6の発生熱量の関係は、実施形態1で示した表1と同様とする。また、実施形態1と同様の制御装置20が備えられている。
ヒータ発熱量設定部22と冷房熱量設定部24では、PI制御部21で設定された供給熱量指令値Qを基にその空調ユニットのヒータ5Aや冷房装置6が発生する熱量を設定する。ここでは、その設定は、供給熱量指令値Q、空調ユニットの台数、及び全体の空調ユニットの中の自らの順位を基に行われる。従って、順位が1番目の空調ユニット30A(これを空調ユニット(1)とする)と、順位が2番目の空調ユニット30A(これを空調ユニット(2)とする)とでは、その設定方法が一部異なっている。この相違は設定パターンの違いに基づくものであり、空調ユニット(1)の設定パターンを示す熱量設定対応表を表3に、空調ユニット(2)の設定パターンを示す熱量設定対応表を表4に示す。なお、表中の変数Nは表2の場合と同様に決定される。
Figure 0004762229
Figure 0004762229
表3、表4では、供給熱量指令値Qが5つの場合に分けられている。表3、表4からわかるように、供給熱量指令値Qが、0未満で−5kW以上のとき、冷房装置を運転するのは空調ユニット(1)のみである。このときの冷房装置6の発生熱量は−5kWである。供給熱量指令値Qが0に近い微小な冷房熱量であるとき、ヒータの発生熱量は5kW近く必要である。ここでは1台の空調ユニットのヒータ容量は2.5kWであるため、2台の空調ユニットのヒータ5A,5Aを使用することになる。すなわち、供給熱量指令値Qが、0未満で−5kW以上のとき、空調ユニット(1)は、冷房装置6の運転とヒータ5Aの両方の運転を行い、空調ユニット(2)はヒータ5Aの運転のみを行う。これにより微小な冷房熱量が得られる。なお、供給熱量指令値Qの残りの4つの場合は、空調ユニット(1)と空調ユニット(2)は同じ発生熱量となっている。
上記の供給熱量指令値Qが、0未満で−5kW以上のとき、2台の空調ユニット(1),(2)から専用ダクト4A,4Bに吐出されるそれぞれの空気の温度は異なる。しかし、それらのダクトは空調ユニットから室内に至る途中で共通ダクト4に合流するため、それら2台の空調ユニットからの空気が混合され、異なる温度の吹き出し風による不快感を与えることはない。
以上のように実施形態2の車両空調装置は、発熱運転をする空調ユニットと冷熱運転をする空調ユニットとを組み合わせているので、1台のユニットでは微小な冷房熱量が供給できないときでも、目的の熱量を得ることが可能となる。
また、複数の空調ユニットからの各吐出空気が混合された後で室内に供給されるようにしているので、異なる温度の吹き出し風による不快感を与えることを回避することができる。
さらに、空調ユニットの台数に加え、全体の空調ユニットの中における自らの順位を基に、各空調ユニットの発熱装置及び冷熱発生装置の発生熱量を設定するようにしているので、空調ユニットによって動作が異なる場合でも、表による発生熱量の設定が可能となる。
上記実施形態1、2では、車両空調装置を構成する空調ユニットについては、同じ構成の空調ユニットを2台備える場合を例に挙げて説明したが、空調ユニットは3台以上から構成されても良い。また、各空調ユニットが有する発熱装置(ヒータなど)と冷熱発生装置(冷房装置など)の数は、同じ必ずしも同じ構成である必要はなく、それらの個数に相違があっても良い。さらに、複数の空調ユニットの中には、発熱装置(ヒータなど)と冷熱発生装置(冷房装置)のいずれか一方だけを備えるものが含まれていても良い。
本発明の車両空調装置は、通常の列車、バスなど各種車両への適用に特に効果がある。これらの車両は、その運行地域により要求される空調能力が異なるが、その場合でも空調ユニットの台数を変化させることで簡単に対応できるメリットがあるからである。なお、本発明の空調装置は車両以外の空間の空調に適用することも可能である。








Claims (12)

  1. 供給熱量を設定する供給熱量設定手段と、1つの発熱装置及び1つの冷熱発生装置と、前記供給熱量設定手段で設定された供給熱量に基づいて前記発熱装置及び冷熱発生装置の動作を制御する駆動制御手段とを有した空調ユニットを複数台備え、
    前記複数の空調ユニットが組み合わされて運転されることにより所定の熱量が車両の室内に供給されるようにしている車両空調装置において、
    前記供給熱量設定手段は、目標温度と実際の室内温度に基づいて前記複数の空調ユニットの総供給熱量の指令値を算出する総供給熱量演算部と、前記総供給熱量の指令値及び前記空調ユニットの台数を基に、各空調ユニットの発熱装置及び冷熱発生装置の発生熱量を設定する発熱量/冷熱量設定部とを有し、
    各空調ユニットは、自己が有する発熱装置及び冷熱発生装置についてそれぞれ運転が可能か否かの運転可能情報を保持するとともに、他の空調ユニットと前記運転可能情報を送受してその情報を共有する運転可能情報保持部を備え、
    各空調ユニットの前記発熱量/冷熱設定部は、各空調ユニット毎に定められた設定パターンにしたがって前記発熱装置及び冷熱発生装置の発生熱量を設定するものであり、
    前記設定パターンは、前記供給熱量の指令値が所定値以下の冷房熱量であるとき、ある空調ユニットの冷熱発生装置は予め定められた最も低い設定値で運転され、他の空調ユニットの冷熱発生装置は停止される一方、運転可能な各空調ユニットの発熱装置の発熱量は同じとなるように設定されている、ことを特徴とする車両空調装置。
  2. 前記複数の各空調ユニットが、1つの発熱装置と冷熱発生量を調整可能な1つの冷熱発生装置を備えたものにおいて、
    前記発熱量/冷熱量設定部は、前記複数の空調ユニットのうち冷熱発生装置が運転可能な空調ユニットの台数Nを判定し、該判定値Nを利用して当該空調ユニットの発熱装置の発熱量を設定することを特徴とする請求項1記載の車両空調装置。
  3. 前記発熱量/冷熱量設定部は、あらかじめテーブル化された前記発熱装置及び冷熱発生装置についての発生熱量パターンを持ち、該パターンに基づいて前記発熱装置及び冷熱発生装置の発生熱量を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両空調装置。
  4. 室内温度の目標値を設定する目標温度設定手段と室内温度を検出する室内温度検出手段とを有し、
    前記総供給熱量演算部は、前記目標温度設定手段により設定された目標温度情報と、前記室内温度検出手段により検出された室内温度情報とを基にしたフィードバック演算を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両空調装置。
  5. 前記冷熱発生装置は圧縮機を含んだ冷凍サイクルから構成され、前記圧縮機の運転周波数を段階的に変化させるインバータを備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の車両空調装置。
  6. 前記駆動制御手段は、前記発熱装置に対して繰返し周期の通電を行うものであり、その通電時間の割合を変化させることで、前記発熱装置の発熱量を巨視的に連続変化させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の車両空調装置。
  7. 前記空調ユニットの台数と、各空調ユニットが有する発熱装置の個数に基づいて、各空調ユニット間の発熱装置の通電タイミングのずれ量が設定可能とされていることを特徴とする請求項6記載の車両空調装置。
  8. 前記各空調ユニットのうち運転可能な発熱装置が最も少ない空調ユニットの運転可能発熱装置の個数に合わせて各空調ユニットで運転する発熱装置の個数を決定し、前記各空調ユニットの台数と各空調ユニットで運転する発熱装置の個数とによって、各空調ユニット間の発熱装置の通電タイミングのずれ量を決めることを特徴とする請求項7記載の車両空調装置。
  9. Nu台のユニットがそれぞれne個の発熱装置の運転を行うとき、1番目のユニットの1番の発熱装置とN番目のユニットのn番の発熱装置の通電タイミングのずれ量が、
    ((N−1)÷(Nu×ne)+(n−1)÷ne)×Ts、ただしTsは通電周期、
    で表されることを特徴とする請求項8記載の車両空調装置。
  10. 使用する全ての発熱装置の通電率が等しく設定されていることを特徴とする請求項6ないし9のいずれか一項に記載の車両空調装置。
  11. 発熱運転をする空調ユニットと冷熱運転をする空調ユニットとを組み合わせて目的の熱量を得ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の車両空調装置。
  12. 複数の空調ユニットからの各吐出空気が混合されて室内に供給されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載の車両空調装置。
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