JP5409684B2 - 空気調和機およびその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機およびその運転方法に係り、特に1台の室外機に複数台の室内機が接続されたときに好適な空気調和機およびその運転方法に関する。
1台の室外機に複数台の室内機が接続された空気調和機では、室内機の発停制御モードとして2つの運転モードのいずれかを使用するのが一般的である。
その一つの方法は、1台の室内機が設定温度に達したら、他の室内機の運転も停止させて、空気調和機の運転を停止する運転モード(以下、同時運転モード)である。他の方法は、1台の室内機が設定温度に達しても、他の室内機が設定温度に達するまでは設定温度に達した室内機の運転を継続し、全ての室内機が設定温度に達するまで空気調和機の運転を継続する運転モード(以下、個別運転モード)である。
同時運転モードは同一空間を空調する場合に多く用いられる運転モードであり、個別運転モードは1台の室内機で1個の空間を空調し、多室を空調するために多数の室内機を備える場合に多く用いられる運転モードである。このような複数の運転モードを持つ従来技術の例が、特許文献1に記載されている。また、特許文献1には、1個の部屋を複数台の室内機で空調することにより、室内の空調を均一化することが記載されている。
特開2007ー322037号公報 特開平10ー339465号公報
広い空間を空調する場合、日射や外気温度の影響を受けにくいインテリアゾーンと受けやすいペリメータゾーンとでは、熱負荷が時々刻々と異なるため、空調ムラが発生しやすい。そこで、広い空間を一様な温度分布として快適な空調を実現することが望まれており、特許文献2にその例が記載されている。一方、事務所等の省エネルギー化も地球温暖化防止の観点から強く望まれており、省エネルギーで快適な空調を得ることが課題となっている。
ところで、同時運転モードで空調する場合、同一空間であっても熱負荷に偏りがある空間では、設置された複数台の室内機のうち1台でも快適性を確保したと判断されると、全ての室内機が運転停止するので省エネルギー性が確保できるが、半面、一様な温度分布となる快適な空調を実現することが困難となる。
また、個別運転モードで空調する場合、同一空間が熱負荷に偏りのある空間であっても、設置された空間の熱負荷に各室内機が対応して運転するので、空間全体に対して快適性を求めた空調が可能となる。しかしながら、快適性の許容範囲内で省エネルギー化を図ろうとすれば、使用を抑制できるエネルギーがある。
また、熱負荷の大きな空間の空調においても、求める快適性以上にエネルギーを使用している場合がある。そこで、同一空間における熱負荷の偏りの大小により適する運転モードは異なることを考慮して、許容し得る快適性の範囲内で空調を停止させれば、省エネルギー性が改善される。
本発明は、上記従来の状況に鑑みなされたものであり、その目的は、同一空間の空調において、一様な温度分布となる快適な空調を実現するとともに、省エネルギー性を向上させることにある。本発明の他の目的は、快適性を損なわずに、省エネルギー運転となる空気調和機の運転モードを実現することにある。
上記目的を達成するために本発明は、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機を1個のリモコンスイッチで操作可能にした空気調和機の運転方法において、同一空間を空調する前記複数台の室内機の少なくとも1台が、予め設定された各室内機の設定温度に達したら、設定温度に達した前記室内機の吸込温度または設定温度と他の室内機の吸込温度との温度差を比較し、この温度差が許容温度差以内であれば全ての室内機を停止させ、前記許容温度差を超えていれば、設定温度に達した前記室内機だけを停止させ他の室内機は運転を継続することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明はまた、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機を1個のリモコンスイッチで操作可能にした空気調和機の運転方法において、同一空間を空調する前記複数台の室内機の少なくとも1台が予め定めた設定温度に達したら、設定温度に達した前記室内機の吸込温度または設定温度と他の室内機の吸込温度との温度差を比較し、この温度差が許容温度差以内である全ての室内機の運転を停止させるとともに、許容温度差を超えている室内機については運転を継続することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明はさらにまた、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機に個別に設けた複数台のリモコンスイッチで前記複数台の室内機が制御され、予め各室内機ごとに設けた設定温度と許容温度差を前記個別のリモコンスイッチに格納し、個別に格納された設定温度と許容温度差が各リモコンスイッチで異なる場合には、前記複数台の室内機の少なくとも1台が設定温度に達したときに、他の室内機の全てにおいて、当該室内機に設定された設定温度と吸込温度との温度差が当該室内機に設定された許容温度差以内であれば、全ての室内機を停止させ、それ以外の場合には設定温度に達した室内機だけを運転停止し、他の室内機は運転を継続することを特徴とする。
上記目的を達成するため本発明はさらにまた、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機に個別に設けた複数台のリモコンスイッチで前記複数台の室内機が制御され、予め各室内機ごとに設けた設定温度と許容温度差を前記個別のリモコンスイッチに格納し、個別に格納された設定温度と許容温度差が各リモコンスイッチで異なる場合には、前記複数台の室内機の少なくとも1台が設定温度に達したときに、他の室内機について、当該室内機に設定された設定温度と吸込温度との差が当該室内機に設定された許容温度差以内であれば当該室内機の運転を停止し、当該室内機に設定された設定温度と吸込温度との差が当該室内機に設定された許容温度差外であれば当該室内機の運転を継続することを特徴とする。
そしてこれら特徴において、前記許容温度差を前記リモコンスイッチから設定可能としてもよい。
上記目的を達成する本発明はさらにまた、1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機を少なくとも1個のリモコンスイッチで操作可能にした空気調和機において、同一空間を空調する前記複数台の室内機の少なくとも1台が、予め設定された各室内機の設定温度に達したら全ての室内機を停止させる同時運転モードと、前記設定温度に達した室内機だけを停止させ他の室内機は運転継続する個別運転モードとを有し、前記リモコンスイッチは前記同時運転モードと前記個別運転モードとを選択可能とする手段を有することを特徴とする。
そしてこの特徴において、前記リモコンスイッチは複数個設けられており、全ての前記リモコンスイッチが同時運転モードを選択したときのみ、全ての前記室内機が前記同時運転モードに設定する手段を前記リモコンスイッチに設けてもよく、前記リモコンスイッチは複数個設けられており、全ての前記リモコンスイッチが個別運転モードを選択したときのみ、全ての前記室内機が前記同時運転モードに設定する手段を前記リモコンスイッチに設けてもよい。
上記目的を達成するため本発明は、1台の室外機と、この室外機に接続された複数台の室内機と、前記複数台の室内機を操作する複数台のリモコンスイッチとを備えた空気調和機において、前記複数台のリモコンスイッチの少なくとも1台のリモコンスイッチは、前記室内機の中の複数台を操作するものであり、複数台の室内機を操作する前記リモコンスイッチは、当該リモコンスイッチが操作する複数台の室内機の中の少なくとも1台の室内機において設定温度に達したら接続された全ての室内機を停止させ、他の前記リモコンスイッチは操作する前記室内機の運転を継続させることを特徴とする。
本発明によれば、設定温度と快適限度である許容温度との温度差で定義した許容温度差を空気調和機の運転モードに設定したので、省エネルギー性と快適性を兼ね備えた運転が可能となる。また、この許容温度差に基づいて空気調和機が自動で制御するので、空気調和機の利用者が自分で運転モードを選択することなく、各室内機間の吸込温度に温度ムラのある空間、温度ムラの無い空間のどちらでも、省エネルギー性と快適性を兼ね備えた運転が可能となる。
本発明に係る空気調和機の一実施例を備えた空調空間の鳥瞰図である。 図1に示した実施例の変形例を備えた空調空間の鳥瞰図である。 本発明に係る空気調和機のさらに他の実施例を備えた空調空間の鳥瞰図である。 空気調和機の空調運転モードを説明するためのグラフである。 空気調和機の空調運転モードを説明するためのグラフである。 空気調和機の空調運転モードを説明するためのグラフである。 空気調和機の空調運転モードを説明するためのグラフである。
以下、本発明に係る空気調和機のいくつかの実施例を、図面を用いて説明する。
本発明に係る空気調和機の一実施例を、図1および図5を用いて説明する。図1は、空気調和機を備えた空調対象の部屋の鳥瞰図であり、冷凍サイクル系統図と伝送線経路図とがあわせて示されている。図5は、この空気調和機を備えた空調空間の空調運転モードを説明するグラフであり、図5の上段の図は、運転モード1−1について説明するためのグラフである。この図5の上段の図では、空気調和機の同時運転における、運転時間−室内機の吸込空気温度と、運転時間−圧縮機、室内機の運転状況(ON/OFF)とをグラフで示している。空気調和機は、室外機1に複数台の室内機2a〜2dが接続されており、1個のリモコンスイッチ3aで各室内機を操作する。
図5において、空気調和機の運転を開始し、その後複数台の室内機の少なくとも1台2aが設定温度に達した時刻T1では、設定温度に達した室内機2aの吸込温度または設定温度と、他の室内機2b〜2dの各々の吸込温度との差を比較する。そして、他の室内機2b〜2dの全てが許容温度差以内であれば、全ての室内機2a〜2dを停止させる。
一方、他の室内機2b〜2dの1台でも許容温度差を超えていれば、設定温度に達した室内機2aのみをまず停止し、他の室内機2b〜2dは運転継続と判断する。本実施例では、許容温度差に入っていない室内機として室内機2dがあるので、他の室内機2b〜2dが継続運転となっている。運転継続する室内機2b〜2cでは、この運転モードで定めた運転制御を繰り返す。なお、運転停止している室内機が全てサーモON条件(すなわち空調再開条件)を満足した際には、運転を再開する。
運転を継続していた室内機2b〜2dの内1台の室内機2bが設定温度に達した時刻T2では、設定温度に達した室内機2bを停止する。このとき、室内機2aは、許容温度差以内であるので、依然運転停止状態になっている。この時刻T2では、未だ室内機2dが許容温度差に入っていないので、他の室内機2c,2dの運転は継続される。運転停止していた全ての室内機2a,2bがサーモON条件を満たした時刻T3では、室内機2a,2bの運転を再開する。
運転中の室内機2a〜2dの内1台の室内機2cが設定温度に達した時刻T4では、運転中の他の室内機3dの設定温度が許容温度差以内であり、運転停止中の全ての室内機2a,2bも許容温度差に入っているので、全ての室内機2a〜2dを停止させる。空気調和機は、この運転を繰り返す。
上記実施例では、空気調和機の室内機を1個のリモコンスイッチ3aで制御していたが、1個のリモコンスイッチの代わりに複数台のリモコンスイッチ3a,3cで室内機を制御する変形例を、図2および図6を用いて説明する。ここで、図2は、空気調和機を備えた空調対象の部屋の鳥瞰図であり、冷凍サイクル系統図と伝送線経路図とがあわせて示されている。
図6は、この空気調和機を備えた空調空間の空調運転モードを説明するグラフであり、図6の上段の図は、運転モード1−2について説明するためのグラフである。この図6では、空気調和機の同時運転における、運転時間−室内機の吸込空気温度と、運転時間−圧縮機、室内機の運転状況(ON/OFF)とをグラフで示している。本変形例では、設定温度や許容温度差の設定が、各リモコンスイッチ3a,3cで異なる場合を想定している。
空気調和機は、室内機2a〜2dの少なくとも1台2aが設定温度に達した時刻T1に、全ての他の室内機2b〜2dについて、各々の室内機2b〜dに個別に設定された設定温度と、各室内機2b〜2dの吸込み温度との差が、個別に設定された許容温度差以内であれば、全ての室内機2a〜2dを停止させる。
全ての他の室内機2b〜2dについて、時刻T1において、個別に設定された許容温度差以内でないときは、設定温度に達した室内機2aのみを停止し、他の室内機2b〜2dはその時の運転状態を継続する。運転継続する室内機2b〜2dの内の1台の室内機2bが設定温度に達した時刻T2では、他の室内機2c、2dの全てが各々に設定された許容温度差以内に達しているので、運転継続していた室内機2b〜2dの全ての運転を停止する。
その後、運転停止していた全ての室内機2a〜2dがサーモON条件を満たすようになった時刻T3では、全室内機2a〜2bの運転を再開する。空気調和機は、この運転モードを繰り返す。
請求項5は、請求項1、3の空気調和機の許容温度差をリモコンスイッチにより設定可能とする。
本発明に係る空気調和機の他の実施例を、図1および図5の下段の図を用いて説明する。図5の下段の図は、運転モード2−1について説明するためのグラフである。この図5の下段の図では、空気調和機の個別運転における、運転時間−室内機の吸込空気温度と、運転時間−圧縮機、室内機の運転状況(ON/OFF)とをグラフで示している。空気調和機は、室外機1に複数台の室内機2a〜2dが接続されており、1個のリモコンスイッチ3aで各室内機を操作する。
複数台の室内機の少なくとも1台2aが設定温度に達した時刻T1では、設定温度に達した室内機2aの吸込温度または設定温度と他の室内機2b〜2dのそれぞれの吸込温度との差を比較する。この温度差が許容温度差以内であれば、他の室内機2b、2cも同時に停止する。この温度差が許容温度差を超えている室内機2dだけは、運転を継続する。
運転継続する室内機2dでは、この運転制御を繰り返す。なお、運転停止している室内機が全てサーモON条件(空調再開条件)を満足したら、全ての運転停止している室内機の運転が再開される。すなわち、運転停止していた全ての室内機2a〜2cがサーモON条件を満たした時刻T2では、運転停止流の室内機2a〜2cは、運転を再開する。
その後、運転中の室内機2a〜2dの内の1台の室内機2aが設定温度に達した時刻T3では、他の全ての室内機2b〜2dが許容温度差に入っているので、全ての室内機2a〜2dを停止する。空気調和機は、このような運転を繰り返す。
上記実施例では、空気調和機の室内機を1個のリモコンスイッチ3aで制御していたが、1個のリモコンスイッチの代わりに複数台のリモコンスイッチ3a,3cで室内機を制御する変形例を、図2および図6の下段の図を用いて説明する。図6の下段の図は、運転モード2−2について説明するためのグラフである。この図6の下段の図では、空気調和機の個別運転における、運転時間−室内機の吸込空気温度と、運転時間−圧縮機、室内機の運転状況(ON/OFF)とをグラフで示している。本変形例では、設定温度や許容温度差の設定が、各リモコンスイッチ3a,3cで異なる場合を想定している。
複数台の室内機2a〜2dの少なくとも1台の室内機2aが設定温度に達した時刻T1で、他の室内機2b〜2dは、各々に個別に設定された設定温度と各々の吸込み温度との差を求める。そして、この温度差が各々の室内機2b〜2dに個別に設定された許容温度差と比較し、許容温度差内である他の室内機2b、2cについては同時に運転を停止する。それとともに、許容温度差外である室内機2dについては、運転を継続する。
その後、運転停止していた全ての室内機2a〜2cがサーモON条件(空調再開条件)を満たした時刻T2では、運転を停止していた室内機2a〜2cの全てが運転を再開する。さらに時間が経過した時刻T3では、運転中の室内機2a〜2dの内の1台の室内機2aが再び設定温度に達したので、他の全ての室内機2b〜2dの状況を調べ、それら室内機2b〜2dの温度が全て個別に設定された許容温度差に入っているので、全ての室内機2a〜2dを停止する。空気調和機は、この運転モードを繰り返す。なお、空気調和機の許容温度差を、リモコンスイッチ3a、3cから設定可能としてもよい。
本発明に係る空気調和機のさらに他の実施例を、以下に説明する。本実施例の空気調和機は、室外機1に複数台の室内機2a〜2dが接続されており、少なくとも1個のリモコンスイッチ3で操作される。複数台の室内機2a〜2dのうちの少なくとも1台の室内機2aに接続されたリモコンスイッチ3aから設定温度が設定される。この設定温度に室内機2aが達したら他の室内機2b〜2dの運転も停止させて、空気調和機全体の運転を停止させる同時運転モードと、設定温度に達した室内機2aだけを停止させ他の室内機2b〜2dは運転を継続させる個別運転モードとをリモコンスイッチ3から選択可能としている。
上記実施例においては、単独または複数のリモコンスイッチ3a,3b,…を用いて運転モードを選択するので、全てのリモコンスイッチ3a,3b,…が同時運転モードを選択したときだけ、同時運転モードとするのがよい。また、全てのリモコンスイッチ3a,3b,…が個別運転モードを選択したときだけ、個別運転モードとなるようにしてもよい。
本発明に係る空気調和機のさらに他の実施例を、図3および図7を用いて説明する。図3は、空気調和機を備えた空調対象の部屋の鳥瞰図であり、冷凍サイクル系統図と伝送線経路図とがあわせて示されている。図7は、この空気調和機を備えた空調空間の一部同時運転モード3−1を説明するグラフである。この7図では、空気調和機の運転における、運転時間−室内機の吸込空気温度と、運転時間−圧縮機、室内機の運転状況(ON/OFF)とをグラフで示している。
空気調和機は、室外機1に複数台の室内機2a〜2dが接続されており、複数のリモコンスイッチ3a、3c、3dで各室内機が操作される。さらに、1個のリモコンスイッチ3aに2台以上の室内機2a,2bが接続されている。一部同時運転モードは、設定温度に達した室内機2bと同一のリモコンスイッチ3aに接続された他の室内機2aも同時に運転停止させる運転モードであり、この運転モードはリモコンスイッチ3aから設定可能になっている。
このとき、他のリモコン3c,3dに接続された室内機2c,2dは、他のリモコン3c,3dからの指示により運転を継続する。運転を再開するときは、同一のリモコンスイッチ3aに接続された全ての室内機2a,2bが、サーモON条件(空調運転再開条件)を満足した時刻T2に、室内機2a,2bを同時に運転再開する。他のリモコンスイッチ3c、3dに接続された室内機2c、2dとは運転・停止制御が独立になっており、他の室内機2c、2dの運転始動および停止には、リモコンスイッチ3aからの指示は関わらない個別運転モードとなっている。
なお本実施例において、同一のリモコンスイッチ3aに接続された複数台の室内機2a,2bに対し、一部同時運転モードと個別運転モードの切替、選択をリモコンスイッチ3aが設定できるようにしてもよい。
1 室外機、
2 室内機、
3 リモコンスイッチ、
4 ガス管用接続配管、
5 液管用接続配管、
6 伝送線。

Claims (9)

  1. 1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機を1個のリモコンスイッチで操作可能にした空気調和機の運転方法において、
    同一空間を空調する前記複数台の室内機の少なくとも1台が、予め設定された各室内機の設定温度に達したら、設定温度に達した前記室内機の吸込温度または設定温度と他の室内機の吸込温度との温度差を比較し、この温度差が許容温度差以内であれば全ての室内機を停止させ、前記許容温度差を超えていれば、設定温度に達した前記室内機だけを停止させ他の室内機は運転を継続することを特徴とする空気調和機の運転方法。
  2. 1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機を1個のリモコンスイッチで操作可能にした空気調和機の運転方法において、
    同一空間を空調する前記複数台の室内機の少なくとも1台が予め定めた設定温度に達したら、設定温度に達した前記室内機の吸込温度または設定温度と他の室内機の吸込温度との温度差を比較し、この温度差が許容温度差以内である全ての室内機の運転を停止させるとともに、許容温度差を超えている室内機については運転を継続することを特徴とする空気調和機の運転方法。
  3. 1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機に個別に設けた複数台のリモコンスイッチで前記複数台の室内機が制御され、予め各室内機ごとに設けた設定温度と許容温度差を前記個別のリモコンスイッチに格納し、個別に格納された設定温度と許容温度差が各リモコンスイッチで異なる場合には、前記複数台の室内機の少なくとも1台が設定温度に達したときに、他の室内機の全てにおいて、当該室内機に設定された設定温度と吸込温度との温度差が当該室内機に設定された許容温度差以内であれば、全ての室内機を停止させ、それ以外の場合には設定温度に達した室内機だけを運転停止し、他の室内機は運転を継続することを特徴とする空気調和機の運転方法。
  4. 1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機に個別に設けた複数台のリモコンスイッチで前記複数台の室内機が制御され、予め各室内機ごとに設けた設定温度と許容温度差を前記個別のリモコンスイッチに格納し、個別に格納された設定温度と許容温度差が各リモコンスイッチで異なる場合には、前記複数台の室内機の少なくとも1台が設定温度に達したときに、他の室内機について、当該室内機に設定された設定温度と吸込温度との差が当該室内機に設定された許容温度差以内であれば当該室内機の運転を停止し、当該室内機に設定された設定温度と吸込温度との差が当該室内機に設定された許容温度差外であれば当該室内機の運転を継続することを特徴とする空気調和機の運転方法。
  5. 前記許容温度差を前記リモコンスイッチから設定可能としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気調和機の運転方法。
  6. 1台の室外機に複数台の室内機が接続され、前記複数台の室内機を少なくとも1個のリモコンスイッチで操作可能にした空気調和機において、
    同一空間を空調する前記複数台の室内機の少なくとも1台が、予め設定された各室内機の設定温度に達したら全ての室内機を停止させる同時運転モードと、前記設定温度に達した室内機だけを停止させ他の室内機は運転継続する個別運転モードとを有し、前記リモコンスイッチは前記同時運転モードと前記個別運転モードとを選択可能とする手段を有することを特徴とする空気調和機。
  7. 前記リモコンスイッチは複数個設けられており、全ての前記リモコンスイッチが同時運転モードを選択したときのみ、全ての前記室内機が前記同時運転モードに設定する手段を前記リモコンスイッチに設けたことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記リモコンスイッチは複数個設けられており、全ての前記リモコンスイッチが個別運転モードを選択したときのみ、全ての前記室内機が前記同時運転モードに設定する手段を前記リモコンスイッチに設けたことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
  9. 1台の室外機と、この室外機に接続された複数台の室内機と、前記複数台の室内機を操作する複数台のリモコンスイッチとを備えた空気調和機において、
    前記複数台のリモコンスイッチの少なくとも1台のリモコンスイッチは、前記室内機の中の複数台を操作するものであり、複数台の室内機を操作する前記リモコンスイッチは、当該リモコンスイッチが操作する複数台の室内機の中の少なくとも1台の室内機において設定温度に達したら接続された全ての室内機を停止させ、他の前記リモコンスイッチは操作する前記室内機の運転を継続させることを特徴とする空気調和機。
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