JP2003172537A - 空調システム及びその制御方法 - Google Patents

空調システム及びその制御方法

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JP2003172537A
JP2003172537A JP2001371029A JP2001371029A JP2003172537A JP 2003172537 A JP2003172537 A JP 2003172537A JP 2001371029 A JP2001371029 A JP 2001371029A JP 2001371029 A JP2001371029 A JP 2001371029A JP 2003172537 A JP2003172537 A JP 2003172537A
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indoor unit
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Tatsuo Agari
達雄 上利
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置場所によって温度環境が異なっていて
も、早期に室内の温度を均一にすることのできる空調シ
ステム及びその制御方法を提供すること。 【解決手段】 一斉動作モードに設定された室内機(s
t1)を一斉に冷房運転又は暖房運転開始(st2)し
てから、各室内機の検出温度Tkが目標温度Tmに到達
するまでの目標到達時間Ttm(st3)によって、各
室内機の検出温度Tk又は目標温度Tmを補正するかど
うかを判定(st14〜st17)し、設定された目標
温度Tmの範囲及び目標到達時間Ttmに基づいてその
補正値を決定するようにしたので、目標到達時間Ttm
の遅い室内機は、目標到達時間Ttmが短くなるように
補正されるので、目標温度に到達する時間が全ての室内
機で同一となり、設置場所によって温度環境が異なって
いても、早期に室内の温度を均一にする空調システム及
びその制御方法を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一部屋に複数の空
気調和機の室内機が配設されて制御される空調システム
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すように、一台(又は複
数)の室外機1と複数の室内機2とを配管3により接続
して冷凍サイクルを構成する空気調和機の前記室内機2
を一部屋に複数配設し、同複数の室内機2とワイヤード
又はワイヤレスでなる通信線4で接続した集中制御装置
5により、同複数の室内機2の情報に基づいて各室内機
2を制御するようにした空調システムがある。前記室内
機2には、スイッチやリモコンの操作により個別動作モ
ードまたは一斉動作モードを設定する動作モード設定部
21と、室温を検出する室温センサ22と、同室温セン
サ22の検出する検出温度Tkを補正する温度補正部2
3と、目標温度Tmを設定する目標温度設定部24と、
前記室温センサ22で検出され温度補正部23により補
正された室温Trと前記目標温度設定部24からの目標
温度Tmとを比較する温度比較部25と、前記通信線4
を介して前記集中制御装置5と交信し、前記動作モード
設定部21の設定情報を送信する通信部27と、同通信
部27で受信した前記集中制御装置5からの指令により
一斉運転を開始/停止すると共に、前記温度比較部25
の比較結果に基づいて前記空気調和機の能力を制御する
制御部28とを設ける一方、前記集中制御装置5に、前
記複数の室内機2と交信する通信部41と、同通信部4
1を介して受信した各室内機2の動作モード情報に基づ
いて前記各室内機2の運転開始/停止を制御する制御部
44とを設けている。そして、前記集中制御装置5は一
斉動作モードに設定された前記各室内機の運転開始/停
止を制御するようにしていた。この集中制御装置5は、
例えば、集中リモコンで構成し、一斉動作モードに設定
された室内機を一斉に制御できるようにしていた。しか
し、この構成では、一斉動作モードに設定された全ての
室内機の運転の開始/停止は無論のこと、目標温度設定
を一斉に行なうことがで、操作が簡単であるという利点
はあるが、一部屋内でもその場所によって温度差があ
り、例えば、日当たりの良い場所や発熱体のある場所と
日当たりの悪い場所や発熱体のない場所とでは、元々の
温度環境が異なり、同じ目標温度に設定して一斉に運転
を開始したとしても、目標温度に到達するまでの時間が
設置場所によって異なることになり、同一部屋内での空
調ムラができてしまうという問題があった。例えば、冷
房時、日当たりの良い場所ではなかなか冷えないにもか
かわらず、日当たりの悪い場所では速く冷えてしまい、
なかなか一定の温度にならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、設置場所によって温度環境が異なってい
ても、早期に室内の温度を均一にすることのできる空調
システム及びその制御方法を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、一部屋に複数配設される空気調和機の室内
機と、前記複数の室内機と通信線で接続され、同複数の
室内機から受信した情報に基づいて各室内機を制御する
集中制御装置とでなる空調システムであって、前記室内
機に、個別動作モードまたは一斉動作モードを設定する
動作モード設定部と、室温を検出する室温センサと、同
室温センサの検出する検出温度を補正する温度補正部
と、目標温度を設定する目標温度設定部と、前記室温セ
ンサで検出され温度補正部により補正された検出温度と
前記目標温度設定部に記憶される目標温度とを比較する
温度比較部と、前記通信線を介して前記集中制御装置と
交信し、前記動作モード設定部で設定された動作モード
を送信する通信部と、同通信部で受信した前記集中制御
装置からの制御信号により一斉運転を開始/停止すると
共に、前記温度比較部の比較結果に基づいて前記空気調
和機の能力を制御する制御部とを備え、一方、前記集中
制御装置に、前記複数の室内機と交信する通信部と、各
室内機の動作モードを確認すると共に、一斉動作モード
に設定された室内機に前記通信部を介して制御信号を送
信する制御部とを設けた空調システムにおいて、前記室
内機に、一斉運転を開始してから検出温度が目標温度に
達するまでの目標到達時間を計測する計時部を設ける一
方、前記集中制御装置に、前記計測結果である目標到達
時間と所定時間とを比較する比較部と、同比較結果及び
前記目標到達時間とに基づいて前記各室内機の検出温度
の補正値又は目標温度の補正値を決定する補正部とを設
けた空調システムとしている。
【0005】前記計時部を前記集中制御装置に設け、前
記通信部を介して前記各室内機の温度比較部から比較デ
ータを受信し、前記複数の室内機の運転を開始してから
前記各室内機の室温が目標温度に達するまでの目標到達
時間をそれぞれ計測するようにした空調システムとして
いる。
【0006】前記比較部の比較結果が、前記複数の室内
機の内の何れかの目標到達時間が第1の所定時間以下で
あり、他の室内機の目標到達時間が第1の所定時間以上
であれば、前記補正部は、前記各室内機の目標温度を補
正せず、第1の所定時間以上となった室内機の室温セン
サの検出温度を補正するようにした空調システムとして
いる。
【0007】前記比較部の比較結果が、前記複数の室内
機の全ての目標到達時間が第1の所定時間以上であれば
前記各室内機の目標温度を補正するようにした空調シス
テムとしている。
【0008】一部屋に複数配設される空気調和機の室内
機と、前記複数の室内機と通信線で接続され、同複数の
室内機から受信した情報に基づいて各室内機を制御する
集中制御装置とでなる空調システムにおいて、前記集中
制御装置が、前記各室内機と交信して一斉動作モードが
設定されている室内機を確認し、同一斉動作モードが設
定されている室内機に対して目標温度を設定して冷房運
転又は暖房運転を一斉に開始し、前記各室内機の検出す
る検出温度が目標温度に到達するまでの到達時間を室内
機より受信するか又は計測し、同目標到達時間と第1の
所定時間及び第2の所定時間と比較し、同比較結果に基
づいて前記各室内機の検出温度又は目標温度を補正する
ようにした空調システムの制御方法としている。
【0009】前記比較結果において、前記複数の室内機
の内の何れかの目標到達時間が第1の所定時間以下であ
り、他の室内機の目標到達時間が第1の所定時間以上で
あれば、前記各室内機の目標温度を補正せず、第1の所
定時間以上となった室内機の室温センサの検出温度を補
正するようにした空調システムの制御方法としている。
【0010】前記比較結果において、前記複数の室内機
の全ての目標到達時間が第1の所定時間以上であれば前
記各室内機の目標温度を補正するようにした空調システ
ムの制御方法としている。
【0011】設定された目標温度の含まれる目標温度範
囲と、前記目標到達時間と第2の所定時間との比較結果
とに基づいて、前記第1の所定時間以上となった室内機
の室温センサの検出温度の補正値を決定するようにした
空調システムの制御方法としている。
【0012】設定された目標温度の含まれる目標温度範
囲により、前記各室内機の目標温度の補正値を決定する
ようにした空調システムの制御方法としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る空調システムの制御方法を詳細に説明する。図1は本
発明による空調システムの一実施例を示す概略構成図、
図2は同要部ブロック図である。従来、図1に示すよう
に、一台(又は複数)の室外機1と複数の室内機2とを
配管3により接続して冷凍サイクルを構成する空気調和
機の前記室内機2を一部屋に複数配設し、同複数の室内
機2とワイヤード又はワイヤレスでなる通信線4で接続
した集中制御装置5により、同複数の室内機2の情報に
基づいて各室内機2を制御するようにした空調システム
がある。図2に示すように、前記室内機2に、図示しな
いスイッチやリモコンの操作により個別動作モードまた
は一斉動作モードを設定する動作モード設定部21と、
室温を検出する室温センサ22と、同室温センサ22の
検出する検出温度Tkを補正する温度補正部23と、目
標温度Tmを設定する目標温度設定部24と、前記室温
センサ22で検出され温度補正部23により補正された
室温Trと前記目標温度設定部24からの目標温度Tm
とを比較する温度比較部25と、一斉運転を開始してか
ら室温Trが目標温度Tmに達するまでの目標到達時間
Ttmを計測する計時部26と、前記通信線4を介して
前記集中制御装置5と交信し、前記計時部26の計測結
果を送信する通信部27と、同通信部で受信した前記集
中制御装置5からの指令により一斉運転を開始/停止す
ると共に、前記温度比較部25の比較結果に基づいて前
記空気調和機を制御する制御部28とを設けている。一
方、前記集中制御装置5に、前記複数の室内機2と交信
してその動作モードを確認すると共に、一斉動作モード
に設定された前記室内機2の前記計数結果を受信する通
信部41と、同通信部41を介して受信した各室内機2
の計数結果を第1の所定時間T1と比較して補正方法を
判定する比較部42と、同比較部42の判定結果及び前
記計測結果に基づいて前記各室内機2の温度補正部23
に入力する検出温度の補正値Thk又は目標温度設定部
24に入力する目標温度の補正値Thmを決定する補正
部43と、前記各部を制御する制御部44とを設けてい
る。本実施例においては、前記計時部26を前記室内機
2側に設けたが、図2の破線で示すように、前記集中制
御装置5に設けてもよい。この場合は、前記室内機2の
通信部27、通信線4、前記集中制御装置5の通信部4
1を介して各室内機2の検出温度Tk(及び目標温度T
m)を集中制御装置5に送信し、集中制御装置5がこれ
を受信して、前記計時部26が各室内機2の目標到達時
間Ttmを計測する。
【0014】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。図3、図4及び図5は本発明の空調システムの
制御方法を説明するためのフローチャートである。使用
者が前もって図示しないスイッチ又はリモコンを操作す
ることにより、各室内機2の前記動作モード設定部21
に個別動作モード又は一斉動作モードが設定されている
ものとする。以下、図3を参照してその動作を説明す
る。集中制御装置5はまず、各室内機2と交信してそれ
ぞれの動作モードを確認(st1)する。次に、一斉動
作モードに設定された室内機2に目標温度Tmを送信
し、同目標温度Tmを前記目標温度設定部24に入力
し、冷房運転又は暖房運転を一斉に開始する(st
2)。次に、各室内機2の目標到達時間Ttmを収集又
は計測し(st3)、前記一斉動作モードが設定されて
いる全室内機2の目標到達時間Ttmを第1の所定時間
(10分)と比較して、全室内機2の目標到達時間Tt
mが第1の所定時間(10分)以下であるか確認する
(st4)。st4において、全室内機2の目標到達時
間Ttmが第1の所定時間(10分)以下であれば、目
標温度Tmも検出温度Tkも補正しないと判定する。ま
た、st4において、目標到達時間Ttmが第1の所定
時間(10分)以下となるのは全室内機2ではない場合
は、一台でも目標到達時間Ttmが第1の所定時間(1
0分)以下となるか確認する(st5)。st5で、一
台でも目標到達時間Ttmが第1の所定時間(10分)
以下となる場合は、目標到達時間Ttmが第1の所定時
間(10分)以上となる室内機2の検出温度を補正する
ように制御される(st6)が、st5で、一台も目標
到達時間Ttmが第1の所定時間(10分)以下となら
ない場合は、目標温度を補正するように制御される(s
t7)。
【0015】図3でst6に至った場合は、図4に示す
のフローチャートのように、前記目標温度Tmと目標到
達時間Ttmとから各室内機2の検出温度Tkの補正値
Thkを求める。まず、目標温度Tmが第1の範囲(2
5〜30℃)に設定されているか確認(st11)し、
st11で第1の範囲(25〜30℃)である場合は、
目標到達時間Ttmが第2の所定時間(30分)以下で
あるか確認(st12)し、以下であれば、検出温度T
kの補正値Thkを冷房時は+0.5℃、暖房時は−
0.5℃とする(st13)。以下でなければ、検出温
度Tkの補正値Thkを冷房時は+1.0℃、暖房時は
−1.0℃とする(st14)。また、st11で第1
の範囲(25〜30℃)でない場合は、第2の範囲(2
0〜24℃)に設定されているか確認(st15)し、
st15で第2の範囲(20〜24℃)である場合は、
目標到達時間Ttmが第2の所定時間(30分)以下で
あるか確認(st16)し、以下であれば、検出温度T
kの補正値Thkを冷房時は+1.0℃、暖房時は−
1.0℃とする(st17)。以下でなければ、検出温
度Tkの補正値Thkを冷房時は+1.5℃、暖房時は
−1.5℃とする(st18)。st15で第2の範囲
(20〜24℃)でない場合は第3の範囲(16〜19
℃)であるとして、目標到達時間Ttmが第2の所定時
間(30分)以下であるか確認(st19)し、以下で
あれば、検出温度Tkの補正値Thkを冷房時は+1.
5℃、暖房時は−1.5℃とする(st20)。以下で
なければ、検出温度Tkの補正値Thkを冷房時は+
2.0℃、暖房時は−2.0℃とする(st21)。
【0016】図3でst7に至った場合は、図5に示す
のフローチャートのように、前記目標温度Tmの範囲に
よって目標温度Tmの補正値Thmを求める。まず、目
標温度Tmが第1の範囲(25〜30℃)に設定されて
いるか確認(st31)し、st31において第1の範
囲(25〜30℃)であると判定した場合は、目標温度
Tmの補正値Thmを冷房時は−0.5℃、暖房時は+
0.5℃と(st32)し、st31において第1の範
囲(25〜30℃)でないと判定した場合は、第2の範
囲であるか確認(st33)し、st33において第2
の範囲であると判定した場合は、目標温度Tmの補正値
Thmを冷房時は−1.0℃、暖房時は+1.0℃と
(st34)し、st33において第2の範囲ではない
と判定した場合は、第3の範囲(16〜19℃)である
として、目標温度Tmの補正値Thmを冷房時は−1.
5℃、暖房時は+1.5℃と(st35)している。
【0017】以上説明したように、一斉動作モードに設
定された室内機を一斉に冷房運転又は暖房運転を開始し
てから、各室内機の検出温度Tkが目標温度Tmに到達
するまでの目標到達時間Ttmによって、各室内機の検
出温度Tk又は目標温度Tmを補正するかどうかを判定
し、設定された目標温度Tmの範囲及び目標到達時間T
tmに基づいてその補正値を決定するようにしたので、
目標到達時間Ttmの遅い室内機2は、目標到達時間T
tmが短くなるように補正されるので、補正後は目標温
度に到達する時間が全ての室内機において同一となるよ
うに制御される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空調
システム及びその制御方法によれば、一斉動作モードに
設定された室内機を一斉に冷房運転又は暖房運転を開始
してから、各室内機の検出温度Tkが目標温度Tmに到
達するまでの目標到達時間Ttmによって、各室内機の
検出温度Tk又は目標温度Tmを補正するかどうかを判
定し、設定された目標温度Tmの範囲及び目標到達時間
Ttmに基づいてその補正値を決定するようにしたの
で、目標到達時間Ttmの遅い室内機2は、目標到達時
間Ttmが短くなるように補正されるので、補正後は目
標温度に到達する時間が全ての室内機において同一とな
るように制御されるので、設置場所によって温度環境が
異なっていても、早期に室内の温度を均一にすることの
できる空調システム及びその制御方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空調システムの概略構成図であ
る。
【図2】本発明による空調システムの制御方法の一実施
例を示すブロック図である。
【図3】本発明による空調システムの制御方法の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明による空調システムの制御方法の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明による空調システムの制御方法の動作を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 室外機 2 室内機 3 配管 4 通信線 5 集中制御装置 21 動作モード設定部 22 室温センサ 23 温度補正部 24 目標温度設定部 25 温度比較部 26 計時部 27 通信部 28 制御部 41 通信部 42 比較部 43 補正部 44 制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部屋に複数配設される空気調和機の室
    内機と、前記複数の室内機と通信線で接続され、同複数
    の室内機から受信した情報に基づいて各室内機を制御す
    る集中制御装置とでなる空調システムであって、 前記室内機に、個別動作モードまたは一斉動作モードを
    設定する動作モード設定部と、室温を検出する室温セン
    サと、同室温センサの検出する検出温度を補正する温度
    補正部と、目標温度を設定する目標温度設定部と、前記
    室温センサで検出され温度補正部により補正された検出
    温度と前記目標温度設定部に記憶される目標温度とを比
    較する温度比較部と、前記通信線を介して前記集中制御
    装置と交信し、前記動作モード設定部で設定された動作
    モードを送信する通信部と、同通信部で受信した前記集
    中制御装置からの制御信号により一斉運転を開始/停止
    すると共に、前記温度比較部の比較結果に基づいて前記
    空気調和機を制御する制御部とを備え、 一方、前記集中制御装置に、前記複数の室内機と交信す
    る通信部と、各室内機の動作モードを確認すると共に、
    一斉動作モードに設定された室内機に前記通信部を介し
    て制御信号を送信する制御部とを設けた空調システムに
    おいて、 前記室内機に、一斉運転を開始してから検出温度が目標
    温度に達するまでの目標到達時間を計測する計時部を設
    ける一方、前記集中制御装置に、前記計測結果である目
    標到達時間と所定時間とを比較する比較部と、同比較結
    果及び前記目標到達時間とに基づいて前記各室内機の検
    出温度の補正値又は目標温度の補正値を決定する補正部
    とを設けたことを特徴とする空調システム。
  2. 【請求項2】 前記計時部を前記集中制御装置に設け、
    前記通信部を介して前記各室内機の温度比較部から比較
    データを受信し、前記複数の室内機の運転を開始してか
    ら前記各室内機の室温が目標温度に達するまでの目標到
    達時間をそれぞれ計測するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の空調システム。
  3. 【請求項3】 前記比較部の比較結果が、前記複数の室
    内機の内の何れかの目標到達時間が第1の所定時間以下
    であり、他の室内機の目標到達時間が第1の所定時間以
    上であれば、前記補正部は、前記各室内機の目標温度を
    補正せず、第1の所定時間以上となった室内機の室温セ
    ンサの検出温度を補正するようにしたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の空調システム。
  4. 【請求項4】 前記比較部の比較結果が、前記複数の室
    内機の全ての目標到達時間が第1の所定時間以上であれ
    ば前記各室内機の目標温度を補正するようにしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の空調システ
    ム。
  5. 【請求項5】 一部屋に複数配設される空気調和機の室
    内機と、前記複数の室内機と通信線で接続され、同複数
    の室内機から受信した情報に基づいて各室内機を制御す
    る集中制御装置とでなる空調システムにおいて、 前記集中制御装置が、前記各室内機と交信して一斉動作
    モードが設定されている室内機を確認し、同一斉動作モ
    ードが設定されている室内機に対して目標温度を設定し
    て冷房運転又は暖房運転を一斉に開始し、前記各室内機
    の検出する検出温度が目標温度に到達するまでの到達時
    間を室内機より受信するか又は計測し、同目標到達時間
    と第1の所定時間及び第2の所定時間と比較し、同比較
    結果に基づいて前記各室内機の検出温度又は目標温度を
    補正するようにしたことを特徴とする空調システムの制
    御方法。
  6. 【請求項6】 前記比較結果において、前記複数の室内
    機の内の何れかの目標到達時間が第1の所定時間以下で
    あり、他の室内機の目標到達時間が第1の所定時間以上
    であれば、前記各室内機の目標温度を補正せず、第1の
    所定時間以上となった室内機の室温センサの検出温度を
    補正するようにしたことを特徴とする請求項5記載の空
    調システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記比較結果において、前記複数の室内
    機の全ての目標到達時間が第1の所定時間以上であれば
    前記各室内機の目標温度を補正するようにしたことを特
    徴とする請求項5記載の空調システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 設定された目標温度の含まれる目標温度
    範囲と、前記目標到達時間と第2の所定時間との比較結
    果とに基づいて、前記第1の所定時間以上となった室内
    機の室温センサの検出温度の補正値を決定するようにし
    たことを特徴とする請求項6記載の空調システムの制御
    方法。
  9. 【請求項9】 設定された目標温度の含まれる目標温度
    範囲により、前記各室内機の目標温度の補正値を決定す
    るようにしたことを特徴とする請求項7記載の空調シス
    テムの制御方法。
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