JP5586542B2 - 空気調和システム - Google Patents
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Description
このため、室において、利用者が利用する高さ範囲のスペースの温度がより最適となるように、次に行う通常運転制御における吸込み温度のターゲット値を再設定して、空調制御を行うことが可能となる。即ち、通常運転制御を行う時には、室の全域で一様の温度分布にすることにこだわらず、利用者がいる高さ範囲における室のスペースの温度を快適とすることに特化して空調制御を行うことで、室の利用者にとって、より快適となる空調制御を実現することが可能となる。
天井3には、室2内と天井裏7とを連通する図示しない複数の設置口が、互いに離間して形成されている。
そして、室2の空調制御を行う空気調和システム10が、建物1に設けられている。
空気調和システム10は、天井3に複数配設される室内機11と、建物1の外に配設された室外機31と、室外機31と室内機11のそれぞれとの間を接続する冷媒配管45と、室内機11及び室外機31の駆動を制御して室2の空調制御を行う空調制御ユニット40とを備えている。なお、冷媒が、冷媒配管45内を流れて、室内機11と室外機31との間を循環するようになっている。
各室内機11は、図2に示されるように、吸気口12a及び吹き出し口12bを有し、天井裏7に主要部を配設される室内機本体12、吸気口12aから吸い込まれる空気の温度を取得する温度センサ15、吹き出し口12bから吹き出される空気の方向及び風量を変更する気流変更手段20を備えている。
そして、室内機11は、詳細には図示しないが、吸気口12a及び吹き出し口12bが室2内に向けて配置されるように、天井裏7に室内機本体12の主要部を配置して設けられている。
なお、室2内の温度の一様化をスムーズに行わせるためには、空気を吹き出し口12bから吹き出される風量は、大きいほど好ましい。
温度補正値は、前回の通常運転制御において、室内機11毎に設定されていた吸込み温度のターゲット値に対して、次に通常運転制御を行うときの温度分布を補正するためのものである。そして、補正温度演算手段43は、室内機11毎に、次に行う通常運転制御における吸込み温度のターゲット値を、温度補正値を反映させて再設定するように構成されている。
冷媒配管45は、上述したように、室内機11と室外機31との間で循環経路を構成するように配設されている。このとき、冷媒配管45の一部は、並設された室内機11のそれぞれを経由するように分岐した後、再度一つに統合され、室内機11と室外機31との間を循環するように構成されている。
図5はこの発明の一実施の形態に係る空気調和システムの空調制御について説明するフロー図である。
なお、説明の便宜上、図5では、ステップ101〜ステップ112を、S101〜S112と記載する。
初期状態は、空気調和システム10は、稼働されており、気流制御手段41は、通常運転制御を行っているものとする。
例えば、補正温度取得運転制御を開始する条件は、以下のようなものがある。
空気調和システム10がオフィス等に設けられており、昼休み等、室2内の人がいなくなったりする時間や、室2の利用者が出社直後で、ドラフト感が許容される時間が有る場合、1日に1回、当該時間に補正温度取得運転制御が行われるようにしておく。この場合、昼休みや始業時間を予め空調制御ユニット40を構成するROM等に登録しておき、登録した時間になると、補正温度取得運転制御を開始する条件を満足したと気流制御手段41に判断させてもよい。
ステップ103で、温度データ記憶手段42は、温度センサ15が取得する吸気口12aでの空気の最新の温度を、第1補正用吸込み温度T1として記憶する。
この判断比較は、室内機11毎に、取得された第1補正用吸込み温度T1と第2補正用吸込み温度T2に基づいて行われる。
以上の判断は、通常運転制御から補正温度取得運転制御に切り替えた後の、室2内の温度の変化が収束し、室2内の温度が一様になったか否かを判断するのに相当する。
補正温度演算閾値Ttは、温度センサ15の分解能と同等レベルにするのが好ましく、ここでは、例えば、0.5℃である。
例えば、温度補正値Tcは、通常運転制御時の吸込み温度から補正演算用温度T3の差そのものでよい。
再設定したターゲット値を中心とする所定の温度範囲ΔTgを、吸気口12aでの吸込み温度の許容温度範囲として設定する。
ステップ112で、空調制御ユニット40は、空調運転停止指令が出されていないと判断すると、ステップ101に戻り、出されたと判断すると、空調制御を終了する。
即ち、通常運転制御を行う時には、利用者がいる高さ範囲における室2のスペースの温度を快適化することに特化して空調制御を行い、大風量の気流が室2の利用者に直接吹きつけられるのを避けたりすることで、利用者にとって、より快適となる空調制御を実現することが可能となる。
即ち、一方の室内機11から吹き出される気流が、天井3に対してある程度角度をなし、他方の室内機11から吹き出される気流が高さ方向に対して多少ずれていても、効果が得られる。
但し、隣接する室内機11から吹き出される気流を互いに直交させることで、室2の温度の一様とする効果が向上する。
ここで、室内機11毎に演算されるターゲット値を設定する際の温度補正値は、季節毎に変動する。以上のことを鑑み、気流制御手段41による補正温度取得運転制御は、適当な間隔で定期的に行われるようにするのが好ましい。
Claims (2)
- 室の天井に互いに離間して設けられ、上記室の空気を吸い込む吸気口、上記吸気口から吸込んだ空気を吐出する吹き出し口、上記吸気口から吸い込まれる空気の温度を取得する温度センサ、上記吹き出し口から吹き出される空気の方向及び風量を変更する気流変更手段をそれぞれ備える複数の室内機と、
各上記室内機の上記気流変更手段を制御して、上記室内の温度を強制的に一様とする補正温度取得運転制御と、上記補正温度取得運転制御を解消して上記室内の空調制御を行う通常運転制御のいずれかの制御を選択可能な気流制御手段と、
上記通常運転制御時に上記温度センサにより取得される吸込み温度、及び上記補正温度取得運転制御時に上記温度センサにより取得される補正用吸込み温度のそれぞれを上記室内機毎に格納する温度データ記憶手段と、
次に上記通常運転制御を行う際に、前回の上記通常運転制御において上記室内機毎に設定されていた上記吸込み温度のターゲット値を補正するための温度補正値を、上記吸込み温度と上記補正用吸込み温度とを比較することにより、上記室内機毎に演算し、上記温度補正値を反映させて、次に行う上記通常運転制御における上記吸込み温度のターゲット値を上記室内機毎に再設定する補正温度演算手段と
を備えることを特徴とする空気調和システム。 - 上記気流制御手段は、上記補正温度取得運転制御を行う場合、互いに隣接する上記室内機の上記吹き出し口から吹き出される気流の方向を互いに直交させた状態で、上記吹き出し口から吹き出される風量が、上記室内の温度が一様となるように各上記室内機の上記気流変更手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
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