JP5994584B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機、特に温度センサを用いて温度制御を行う空気調和機に関する。
従来から、室内空気の調和を行う空気調和機においては、室内機本体の吸込口の近傍などに室内温度センサを設けて、この室内温度センサで計測される計測値(以下、ボディーサーモと称する)を設定温度にする制御が行われている。
しかし、室内機本体の設置場所が天井であったり、壁であったりと、調和空気によって環境を制御したいユーザ周辺の空間から室内温度センサの位置が離れて設置されている。そのため、ボディーサーモが設定温度になっていても、必ずしもユーザ周辺の空間の温度が設定温度になっているとは限らない。
そこで、ユーザ周辺の空間に近いリモートコントローラに内蔵されている室内温度センサによって、室内温度を計測することが考えられる。しかし、リモートコントローラに内蔵されている室内温度センサの計測値(以下、リモコンサーモと称する)は、リモートコントローラの設置場所の影響、例えば壁や柱の熱容量などの影響を受けて、室内温度に一致するまでに時間が掛かる。そのため、リモコンサーモを用いた空気調和機の制御では、実用上の問題が懸念される。
そこで、特許文献1(特開2010−048501号公報)には、ボディーサーモを用いて空気調和機を制御する一方、設定温度をリモコンサーモで補正する技術が説明されている。
しかし、特許文献1に記載されているようにリモコンサーモで補正を行うと、リモコンサーモとボディーサーモの関連性を考慮して信頼性の確保及び誤検出対策のために設定温度の補正を中断したり、補正開始時点におけるスムージングを行ったりすることが必要になるなど制御が煩雑になる傾向がある。
本発明の課題は、簡単でかつ安定した制御によってユーザ周辺の室内空気の温度制御性能を向上させた空気調和機を提供することである。
本発明の第1観点に係る空気調和機は、筐体、室内と筐体内との間を循環する室内空気を熱交換する室内熱交換器、及び筐体に設置されて室内空気の温度を計測するための筐体設置室内温度センサを有する室内機本体と、室内機本体から分離され、室内空気の温度を計測するための遠隔操作用室内温度センサを内蔵し、室内機を遠隔操作するリモートコントローラと、筐体設置室内温度センサで計測される第1室温計測値と内分比α(ただし、αは0≦α≦1の実数)との積に、遠隔操作用室内温度センサで計測される第2室温計測値と(1−α)との積を足して、制御対象である室内の室内温度値を決定し、室内温度値が設定温度になるように室内機本体の空気調和を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、内分比αを第1室温計測値と設定温度との差及び第2室温計測値と設定温度との差のうちの少なくとも一方に基づいて変更するものである。
第1観点に係る空気調和機によれば、室内温度値を第1室温計測値と第2室温計測値の間の値に決定することができ、第1室温計測値又は第2室温計測値よりも大きな値及び小さな値を室内温度値がとることがないので温度制御が安定する。そして、内分比αが第1室温計測値と設定温度との差に基づいて変更される場合には、例えば設定温度と第1室温計測値との差が大きいほど第1室温計測値に重点を置くように変更する構成とすることができる。一方、内分比αが第2室温計測値と設定温度との差に基づいて変更される場合には、例えば設定温度と第2室温計測値との差が大きいほど第1室温計測値に重点を置くように変更する構成とすることができる。それにより、ハンチングを抑制したり、早く設定温度に近づけたりするように設定することができる。そして、第1室温計測値が設定温度から離れすぎない信頼性の高い制御を行いつつ、室温を安定化させることができる。
第2観点に係る空気調和機によれば、制御装置は、内分比αの値を第1室温計測値と設定温度との差及び第2室温計測値と設定温度との差のうちの少なくとも一方に応じて連続的に変化させる。
第2観点に係る空気調和機によれば、内分比αの値を連続的に変化させることができるので、内分比αの値が不連続にならず、安定した制御が容易に行なえる。
本発明の第3観点に係る空気調和機は、第1観点又は第2観点の空気調和機において、制御装置は、内分比αを制御装置の外部から設定可能に構成されている。
第3観点に係る空気調和機によれば、第1室温計測値及び第2室温計測値のいずれかを参照させたくない場合など所望の設定が可能になり、室内温度の制御のバリエーションを増やすことができる。
本発明の第4観点に係る空気調和機は、第1観点から第3観点のいずれかの空気調和機において、制御装置は、室内温度値を決定する決定手段を複数持ち、複数の決定手段を選択可能に構成されている。
第4観点に係る空気調和機によれば、室内温度値を決定する複数の決定手段を選択可能に構成されているので、状況に応じて決定手段を選択して、状況に適した室内温度値の決定を行うことができる。
本発明の第5観点に係る空気調和機は、第1観点から第4観点のいずれかの空気調和機において、制御装置は、第1室温計測値と第2室温計測値とをパラメータとして用いて室内温度値を決定する演算式及び/又はテーブルを記憶している。
第5観点に係る空気調和機によれば、室内温度値の決定に演算式及び/又はテーブルを用いることで室内温度値を速く決定することができる。
本発明の第1観点に係る空気調和機では、簡単で、安定していて、かつ信頼性の高い制御によって、ユーザ周辺の室内空気の温度制御性能を向上させることができ、空気調和による快適性を向上させることができる。
本発明の第2観点に係る空気調和機では、制御が簡素化できる。
本発明の第3観点に係る空気調和機では、室内温度の制御のバリエーションを増やすことで、状況に応じた制御が行いやすくなり、制御性が向上する。
本発明の第4観点に係る空気調和機では、状況に応じて決定手段を選択することで、状況に合わせて快適さの向上を図ることができる。
本発明の第5観点に係る空気調和機では、室内温度値の決定速度が速くなることから、室内温度値を設定温度に近づける制御性能が向上する。
空気調和機の構成例の概要を示す回路図。 制御系統の構成例の概略を示すブロック図 空気調和機の室内への設置状況の一例を示す斜視図。 天井に取り付けられている室内機の断面図。 ボディーサーモとリモコンサーモと室内温度値の時間的な変化の一例を示すグラフ。 制御装置の室内温度の制御動作の一例を示すフローチャート。
(1)空気調和機の冷媒回路
図1は、空気調和装置の構成の概要を示す回路図である。図1に示されているように、本発明の一実施形態に係る空気調和機10は、室内の天井や壁面などに取り付けられる室内機20と、室外に設置される室外機30と、リモートコントローラ50とを備えている。図1において、各装置を繋ぐ実線は冷媒配管を表しており、各装置を繋ぐ破線は信号伝送線路を表している。
室外機30は、室内に設置される室内機20に冷媒配管によって接続されて、室内機20とともに空気調和機10の冷媒回路を構成する。そのために、冷媒配管や通信線や伝送線路などが通る連絡配管12によって室内機20と室外機30が連絡されている。図1に示されている冷媒回路を構成するために、室内機20には、室内熱交換器21などが設けられ、室外機30には、圧縮機31、四路切換弁32、室外熱交換器33、電動弁34及びアキュムレータ35などが設けられている。
ここで、冷媒が循環する冷媒回路の回路構成について簡単に説明する。圧縮機31の吐出側には四路切換弁32の第1ポートが接続されている。四路切換弁32の第2ポートには室外熱交換器33の一方の出入口が接続され、第3ポートにはアキュムレータ35が接続され、第4ポートには冷媒連絡配管12bが接続されている。四路切換弁32は、冷房時には実線で示されている経路に切り換えられ、第1ポートと第2ポートの間を冷媒が流れるとともに第3ポートと第4ポートの間を冷媒が流れる。一方、暖房時に四路切換弁32は、破線で示されている経路に切り換えられ、第1ポートと第4ポートの間を冷媒が流れるとともに、第2ポートと第3ポートの間を冷媒が流れる。室外熱交換器33の他方の出入口は、電動弁34と冷媒連絡配管12aとを介して室内熱交換器21の一方の出入口に接続されている。室内熱交換器21の他方の出入口は、冷媒連絡配管12bを介して四路切換弁32の第4ポートに接続されている。また、圧縮機31の吸入側は、アキュムレータ35を介して四路切換弁32の第3ポートに接続されている。
冷房時には、圧縮機31で圧縮されて吐出された冷媒が四路切換弁32を介して室外熱交換器33に送られる。冷房時には室外熱交換器33は凝縮器として働き、冷媒の凝縮により外気との熱交換が行われて熱を奪われた冷媒は、次に電動弁34に送られる。電動弁34は膨張弁として働き、高圧液状の冷媒が低圧の湿り蒸気の状態に変化する。このように電動弁34で膨張した冷媒は、冷媒連絡配管12aを通って室内熱交換器21に入る。冷房時には室内熱交換器21は蒸発器として働き、冷媒の蒸発により室内空気と冷媒との間で熱交換が行われ、熱を奪って温度が上昇した冷媒は、冷媒連絡配管12bと四路切換弁32を通って、圧縮機31の吸入側に接続されているアキュムレータ35に送られる。
暖房時には、圧縮機31で圧縮されて吐出された冷媒が四路切換弁32から冷媒連絡配管12bを経由して凝縮器として働く室内熱交換器21に送られる。そして、冷房時とは逆の経路をたどって、蒸発器として働く室外熱交換器33を出た冷媒は圧縮機31に送られる。つまり、圧縮機31から、四路切換弁32、冷媒連絡配管12b、室内熱交換器21、冷媒連絡配管12a、電動弁34、室外熱交換器33、四路切換弁32、アキュムレータ35を順に経て圧縮機31に戻る経路を冷媒が循環する。
室内機20及び室外機30には、それぞれ、室内熱交換器21及び室外熱交換器33における熱交換を促すために、室内熱交換器21に室内空気を送る室内ファン22及び、室外熱交換器33に外気を送るプロペラファン37が設けられている。これら室内ファン22及びプロペラファン37は、羽根車やプロペラなどを回転させるファンモータ22m,37mを有している。
(2)制御系統
空気調和機10における空気調和の動作を正しく効率よく行わせるために、空気調和機10は、図1及び図2に示されている制御装置60によって制御される。制御装置60は、室内制御装置61及び室外制御装置62を含み、室内制御装置61が室内機20の中に組み込まれ、室外制御装置62が室外機30の中に組み込まれている。
図2は制御系統の構成の概略を示すブロック図である。室内制御装置61と室外制御装置62とは、通信線12cを介して互いに接続されて互いにデータの送受信を行っている。室内制御装置61及び室外制御装置62は、CPU(中央演算処理装置)やメモリや周辺回路などを含んで構成されている。
室内機20には、室内熱交換器21の出入口の冷媒の温度を測定するための液側温度センサ24とガス側温度センサ25が設けられ、室内空気の温度を測定するための室内温度センサ26が設けられている。これらの温度センサ24〜26で測定された温度値は、室内制御装置61に送信される。また、室内制御装置61には、室内ファン22のファンモータ22m及び風向調節機構27などが接続されている。この室内制御装置61により、例えばファンモータ22mの回転数や運転・停止が制御される。風向調節機構27が室内機20に設けられており、室内制御装置61に制御されることによって風向調節機構27が風向調節板20c(図4参照)などの角度を変更することにより、吹出口20t(図3及び図4参照)から室内に吹き出される調和空気の向きが調節される。
室外機30には、室外機30の各部の温度を測定するため、室外熱交換器温度センサ41、熱交換器出入口温度センサ42、吸入側温度センサ43、吐出側温度センサ44及び外気温度センサ45などが設けられている。
室外熱交換器温度センサ41では、室外熱交換器33の内部の冷媒の温度が測定される。室外熱交換器33の出入口に設けられている熱交換器出入口温度センサ42では、室外熱交換器33から室内機20へと流れる冷媒の温度が測定される。吸入側温度センサ43では、圧縮機31に吸入される冷媒の温度が測定される。吐出側温度センサ44では、圧縮機31から吐出される冷媒の温度が測定される。外気温度センサ45では、室外機30の周囲の外気温度が測定される。これらの温度センサ41〜45で測定された温度値は、室外制御装置62に送信される。
室外機30には、圧縮機31に吸入される冷媒の圧力を測定するための吸入側圧力センサ46及び、圧縮機31から吐出される冷媒の圧力を測定するための吐出側圧力センサ47などの圧力センサが設けられている。吸入側圧力センサ46及び吐出側圧力センサ47などで測定された冷媒の圧力値は室外制御装置62に送信される。
また、室外制御装置62には、圧縮機31の圧縮機モータ部38、四路切換弁32、電動弁34及び室外ファンモータ37mが接続されている。この室外制御装置62により、例えば圧縮機モータ部38や室外ファンモータ37mの回転数やそれらの運転・停止が制御され、四路切換弁32の切換えが制御され、電動弁34の開度が制御される。
さらに、リモートコントローラ50には、室内の温度を計測するための室内温度センサ51が取り付けられている。
(3)室内機の構造
図3に示されているように、室内機20が室内RMの天井CEに取り付けられ、リモートコントローラ50が室内の壁Wに取り付けられている。室内機20の下側中央部に吸込口20iが設けられ、吸込口20iの周囲に4つの吹出口20tが設けられている。
図4は、天井に取り付けられている室内機の断面図である。室内機20は、天井埋込型であり、内部に各種構成機器を収納するケーシング20aと、ケーシング20aの下側に配置された化粧パネル20bとを備えている。室内機20のケーシング20aは、図3に示されているように、空調室の天井CEに形成された開口に挿入されて設置されている。そして、化粧パネル20bは、天井CEの開口に嵌め込まれて設置されている。
ケーシング20a内には、室内ファン22が配置されている。室内ファン22は、ターボファンであり、ケーシング20aの天板の中央部に設けられたファンモータ22mに連結されて回転駆動されるターボ羽根車22wとを有している。室内ファン22は、ターボ羽根車22wの回転によって、ターボ羽根車22wの下側から室内RMの空気を吸入し、ターボ羽根車22wの外周側に吸入した空気を吹き出すようになっている。室内ファン22の下側には、室内ファン22へ空気を案内するためのベルマウス22bが配置されている。
ケーシング20aの下側に配置された化粧パネル20bは、その中央部に形成された吸込口20iと、側縁部に形成された複数個(例えば、4個)の吹出口20tとを有している。また、化粧パネル20bの吸込口20iには、吸込口20iから吸込まれた空気中の塵埃を除去するためのフィルタ23が設けられている。
以上のように、室内機20には、化粧パネル20bの吸込口20iからフィルタ23、ベルマウス22b、室内ファン22及び室内熱交換器21を経由して、吹出口20tへ至る空気流路r1が形成されている。このような空気流路r1を通って室内RMとケーシング20a内との間を循環する室内空気の熱交換が室内熱交換器21によって行なわれる。
室内機20のケーシング20a内に設置されている室内温度センサ26は、このような空気流路r1を通って循環する室内空気の温度を計測する。室内温度センサ26が、例えば室内機20の室内空気の吸込口20iに設けられている。室内温度センサ26は、例えば、サーミスタ等からなる。
(4)室内機の室内温度制御
(4−1)室内温度制御のフロー
図5には、室内機20の室内温度センサ26で計測されるボディーサーモTbodyと、リモートコントローラ50の室内温度センサ51で計測されるリモコンサーモTremoと、制御対象の室内温度値Tconの時間的な変化が示されている。また、図6には、室内温度を制御する際の制御装置60の動作が示されている。ここでは、ユーザの周囲の空間の温度を室内温度と呼び、ユーザの周囲の空間の温度を制御するために制御対象となる温度を室内温度値と呼ぶものとする。
冷房時に制御装置60において行なわれる温度制御について説明する。制御装置60では、制御対象の室内温度値Tconが、次の(1)式に従って決定される。
Figure 0005994584

例えば、従来、ボディーサーモTbodyを設定温度に近づける制御が行なわれていたのであれば、制御装置60では、(1)式で決定される室内温度値Tconを設定温度に近づける制御が行なわれる。つまり、従来の室内温度の制御において、ボディーサーモTbodyを室内温度値Tconに置き換えれば、本実施形態の温度制御になる。そこで、室内温度値Tconを求めるための(1)式の内分比αの設定について説明する。
制御装置60は、例えば次の(2)式で示されているように内分比αを変更し、内分比αを設定温度TS0とボディーサーモTbodyの差に応じて連続的に変化させる。なお、(2)式の計算結果がα>1となるときは、α=1に置き換える。例えば、Tbody−TS0=2×Aであれば、(2)式の計算値はα=2となるが、この場合にはα=1に置き換える。
Figure 0005994584

上述の室内温度値Tconと内分比αを用いた室内温度制御について図6に沿って説明する。まず、(1)式の定数Aの値が制御装置60によって取得される(ステップS1)。定数Aは、空気調和機10及びリモートコントローラ50の設置条件によって決められる固定値である。この定数Aは空気調和機10の1日の運転中に頻繁に変更されるものではない。例えば、空気調和装置10の設置時に設定されるものである。ただし、定数Aは、空気調和機10の日々の運転データのボディーサーモTbodyやリモコンサーモTremoの傾向もしくはユーザ設定により修正されてもよい。そのために、空気調和装置10の制御装置60は、リモートコントローラ50などによって定数Aを空気調和装置10の外部から設定できるように構成されてもよく、内部に定数Aを設定するための演算部を有していてもよい。
次に、内分比αの計算をするために、制御装置60が室内温度センサ26からボディーサーモTbodyを取得し、制御装置60の内部メモリ(図示せず)に記憶されている設定温度TS0を取得する(ステップS2)。設定温度TS0は、例えばリモートコントローラ50によって設定され、制御装置60の内部メモリに記憶されている。ボディーサーモTbodyは、例えば、室内温度センサ26によりリアルタイムで測定されて、その情報が制御装置60に送られており、制御装置60では予め設定されている適切なタイミングでボディーサーモTbodyを取得する。
そして、制御装置60によって取得されている定数A、ボディーサーモTbody及び設定温度TS0を用いて内分比αが計算される(ステップS3)。
運転中は、リモートコントローラ50の室内温度センサ51によって測定されているリモコンサーモTremoが制御装置60に送られている。このリモコンサーモTremoを制御装置60が予め設定されている適切なタイミングで取得する(ステップS4)。
既にステップS2で取得されているボディーサーモTbodyと、(2)式を用いてステップS3で計算された内分比αと、リモコンサーモTremoとを(1)式に代入して室内温度値Tconを計算する(ステップS5)。制御装置60は、設定温度TS0を基準として、この計算された室内温度値Tconを制御する。従来のように制御装置が設定温度TS0を基準年tボディーサーモTbody又はリモコンサーモTremoを制御していたのと比較すると、この空気調和機10は、室内の温度制御に、ボディーサーモTbodyとリモコンサーモTremoの両方の成分を含んだ室内温度値Tconで制御するため、1箇所の測定点ではなく、複数の測定点から推測される温度分布も考慮した制御ができ、より快適な環境をユーザに提供しやすくなる。
上述のステップS2からステップS5の処理は、運転が終了されるまで(ステップS6)、例えば制御装置60のCPUで常時実行される。あるいは、予め設定されている条件に従って繰返し行なわれてもよい。予め設定されている条件とは、例えば、タイマーによって経過時間をカウントすることによって一定時間間隔で繰り返すという条件などである。
なお、上述の室内温度値Tconの生成処理のループ(S1〜S5)とは別に、室内機20の能力制御(室内温度値Tconが設定温度に一致するよう暖房能力や冷房能力を増減させる制御)の処理のループがあり、この能力制御は、例えば上述の室内温度値Tconの生成処理のループ(S1〜S5)が繰り返される時間間隔よりも長い一定の時間間隔で繰り返される。
(4−2)室内温度制御の例
ここでは、冷房運転を例にして、設定温度がTS0であるとき、設定温度TS0よりも低い第1所定温度TS1になったときにサーモオフし、設定温度TS0よりも高い第2所定温度TS2になったときにサーモオンするような温度制御を考える。そして、ボディーサーモTbodyによって室内温度制御を行なっていた従来の制御装置と比較しながら説明する。
図5の時刻t0において運転が開始されると、まず、上述のステップS5までの処理が行なわれて、室内温度値Tconが計算される。冷房運転の運転開始時においては、室内機20に設置されている室内温度センサ26で測定されるボディーサーモTbodyが設定温度よりも十分に高く、このときステップS3において計算される内分比αの値は1になる。つまり、ボディーサーモTbodyを用いて運転が始まるのが一般的である。リモートコントローラ50が持ち運び可能に構成されている場合に、運転開始時にリモコンサーモTremoがたまたまユーザの周辺の温度からかけ離れたものになっていても、比較的室内の温度に近い室内機20の室内温度センサ26で測定される温度で運転が始められるため運転が安定する。
冷房運転が開始されると徐々に室内の温度が低下して、ついにはボディーサーモTbodyが設定温度TS0にまで達する(時刻t1)。従来、例えばボディーサーモTbodyだけを用いて室内温度制御を行なっている場合には、室内温度値TconがボディーサーモTbodyと同じであるから、この時刻t1の時点で、従来の制御装置は設定温度TS0に室内温度が到達したと判断していた。しかし、空気調和装置10の制御装置60は、時刻t1で内分比αが0になるので、室内温度値TconがリモコンサーモTremoに等しいとして制御を行なっている。
さらに温度が下がり、時刻t2では、ボディーサーモTbodyが第1所定温度TS1に達する。従来の制御装置であれば、ボディーサーモTbodyが第1所定温度TS1に達した時刻t2の時点でサーモオフされる。しかし、制御装置60は、時刻t2の時点では、ボディーサーモTbodyよりも高いリモコンサーモTremoとボディーサーモTbodyとの間の、(1)式で計算された値を室内温度値Tconとして制御を行なっているので、サーモオフさせないでさらに冷たい空気を室内に送り込む制御を行なう。そのため、ボディーサーモTbodyもリモコンサーモTremoも下がり続ける。そして、時刻t4で、ボディーサーモと設定温度TS0との差が定数Aの値に等しくなり、内分比αが1になる。その時点で、室内温度値Tconは、ボディーサーモTbodyに等しくなる。時刻t2から時刻t4の間で内分比αが0から1に変化するため、室内温度値Tconは、リモコンサーモTremoやボディーサーモTbodyよりも急な傾きを持ち、リモコンサーモTremoで制御する場合に比べて早くサーモオフさせることができる。制御装置60は、(1)式の計算をしており、時刻t3で、室内温度値Tconが第1所定温度TS1に達したと判断してサーモオフさせる。
時刻t3でサーモオフしてからアンダーシュートすることで、さらに温度が下がり、時刻t5になると、リモコンサーモTremoが第1所定温度TS1に達する。このとき内分比αが1であり、既に時刻t4の前に室内温度値Tconが第1所定温度TS1に達していてサーモオフされてから時間がたっているので、リモコンサーモTremoで制御する場合に比べれば早くボディーサーモTbodyとリモコンサーモTremoの温度が上昇に転じている。そのため、リモコンサーモTremoで制御する場合に比べればアンダーシュートも小さくなる。
そして、温度が上昇して時刻t6でボディーサーモTbodyと室内温度値Tconとの差が定数Aの値に等しくなって内分比αがちょうど1になり、時刻t6から徐々に内分比αが小さくなり始め、時刻t7になるとボディーサーモTbodyが設定温度TS0に達して内分比αが0になる。この時刻t7の近辺、ここでは、時刻t8で室内温度値Tconが第2所定温度TS2に達している。この時刻t8では、内分比αは0に近い値をとっており、室内温度値Tconは、リモコンサーモTremoに近い温度を示す。そのため、時刻t6から時刻t7では、室内温度値TconがリモコンサーモTremoやボディーサーモTbodyよりも急な傾きを持ち、リモコンサーモTremoに近い温度でサーモオンの判断がされることになる。時刻t8では、ボディーサーモTbodyは、まだ第2所定温度TS2には到達しておらず、ボディーサーモTbodyでサーモオンを判断する場合に比べて早くサーモオンすることがわかる。このように、(1)式によって計算される室内温度値Tconで制御装置60が室内温度制御を行なうため、ボディーサーモTbodyで制御する従来の制御装置に比べればサーモオンのタイミングが早くなっている。そのため、オーバーシュートを小さくすることができる。
空気調和機10は、上述したようなサーモオンとサーモオフを繰り返して、室内温度を設定温度TS0に近づけていく室内温度制御を行なう。例えば、時刻t11では、時刻t1と同様に、ボディーサーモTbodyが設定温度TS0になるので、制御装置60は室内温度値TconがリモコンサーモTremoに等しくなる。そして、時刻t14では、時刻t4と同様に、内分比αが1になり、室内温度値Tconは、ボディーサーモTbodyに等しくなる。さらに温度が下がり、時刻t15になると、時刻t5と同様に、リモコンサーモTremoが第1所定温度TS1に達する。そして、時刻t16では、時刻t6と同様に内分比αがちょうど1になり、時刻t17になるとボディーサーモTbodyが設定温度TS0に達して内分比αが0になる。そして、時刻t18で室内温度値Tconが第2所定温度TS2に達してサーモオンする。時刻t4から時刻t8までと同様の制御が時刻t14から時刻t18で繰り返されるが、時刻t14から時刻t18までの変化は、時刻t4から時刻t8までの変化に比べて緩やかになる。このように時刻t14から時刻t18までの変化が緩やかになる程度は、従来よりもさらに緩やかになっている。
(5)特徴
(5−1)
以上説明したように、室内機20(室内機本体の一例)は、そのケーシング20a(筐体の一例)と室内RMとの間を循環する室内空気を熱交換する室内熱交換器21とともに、この室内熱交換器21で熱交換される室内空気の温度を測定するためにケーシング20aに設置されている室内温度センサ26(筐体設置室内温度センサの一例)を有している。また、リモートコントローラ50も、室内温度センサ51(遠隔操作用室内温度センサの一例)を有している。
制御装置60は、(1)式に記載されているように、ボディーサーモTbody(第1室温計測値の一例)と内分比αとの積に、リモコンサーモTremo(第2室温計測値の一例)と(1−α)との積を足して室内温度値Tconを決定している。そして、この室内温度値Tconが設定温度TS0になるように制御装置60が空気調和を制御している。このとき制御装置60は、室内温度値Tconを使った能力制御(室内温度値Tconが設定温度に一致するよう暖房能力や冷房能力を増減させる制御)を行なっているが、従来と比べて能力制御の処理ルーチン自体が変更されているのではない。能力制御の処理ルーチンで用いる室内温度値が、ボディーサーモTbodyやリモコンサーモTremoから(1)式によって計算される室内温度値Tconに代わったということである。
そのため、ハンチングを抑制したり、早く設定温度に近づけたりするように室内温度値Tconを設定することができる。例えば、ボディーサーモTbodyで制御していれば時刻t2でサーモオフされるが、室内温度値Tconで制御している制御装置60は、時刻t2ではサーモオフさせず、時刻t3になってはじめてサーモオフさせる。このように、ボディーサーモTbodyで制御しているのに比べてサーモオフのタイミングが遅くなる方向にずれる。その結果、ボディーサーモTbodyで制御する場合よりも早く室内が冷やされる。その一方、リモコンサーモTremoで制御する場合よりも早くサーモオフするため、リモコンサーモTremoで制御する場合に比べればアンダーシュートし難くなる。
また、時刻t8においても、制御装置60が(1)式によって制御することで、ボディーサーモTbodyで制御しているのに比べてサーモオンのタイミングが早くなる方向にずれるが、リモコンサーモTremoで制御する場合に比べればサーモオンのタイミングが遅くなる。このような室内温度制御によって、室内温度を早く設定温度TS0に近づけることができるにもかかわらず、オーバーシュートし難くなる。アンダーシュートやオーバーシュートが抑制されてハンチングが抑制される。
つまり、制御装置60は、簡単でかつ安定した制御(ステップS1〜S5)によって、ボディーサーモTbodyが設定温度TS0から離れすぎない信頼性の高い制御を行いつつ、室温を安定化させることができる。
この内分比αは、制御装置60において、(2)式に示されているように計算されている。つまり、内分比αは、ボディーサーモTbodyと設定温度TS0との差に基づいて変更され、(2)式の場合にはボディーサーモTbodyと設定温度TS0との差が大きいほど大きくなるように設定されている。このように、室内温度値Tconの決定に(1)式及び(2)式を用いることで室内温度値Tconを速く決定することができる。そのため、ハンチングを抑制するには有利である。
(6)変形例
(6−1)1A
上記実施形態では、第1室温計測値に室内温度センサ26で測定される測定値であるボディーサーモTbodyを用い、第2室温計測値に室内温度センサ51で測定される測定値であるリモコンサーモTremoを用いている。しかし、第1室温計測値はボディーサーモTbodyに限られるものではなく、第2室温計測値はリモコンサーモTremoに限られるものではない。例えば、第1室温計測値を計測するために化粧パネル20bの室内RM側に室内温度センサを設けてもよく、第2室温計測値を計測するために専用の室内温度センサを壁や床など第1室温計測値を計測するための温度センサとは異なる場所に取り付けてもよい。
(6−2)1B
上記実施形態では、(2)式に示されているように、内分比αをボディーサーモTbodyと設定温度TS0との差に基づいて決定しているが、例えば、(3)式に示されているように、リモコンサーモTremoと設定温度TS0との差に基づいて内分比αを決定することができる。この(3)式の計算結果が1よりも大きくなるときは、α=1とされる。
Figure 0005994584

このように決定しても、上記実施形態と同様に、ハンチングを抑制したり、早く設定温度に近づけたりすることができる。また、(1)式及び(3)式で室内温度値Tconを決定する場合も(1)式及び(2)式で室内温度値Tconを決定する場合と同様に、室内温度値Tconの決定に演算式を用いることで室内温度値Tconを速く決定することができる。
(6−3)1C
上記実施形態では、内分比αがボディーサーモTbodyと設定温度TS0との差の絶対値を定数Aで除したり、リモコンサーモTremoと設定温度TS0との差の絶対値を定数Bで除したりしている。しかし、内分比αを求める式は、(2)式や(3)式に限られるものではない。例えば、ボディーサーモTbodyの2倍の値と設定温度TS0との差の絶対値を定数Aで除したり、ボディーサーモTbodyの2乗の値と設定温度TS0との差の絶対値を定数Aで除したり、ボディーサーモTbodyと設定温度TS0との差の絶対値の平方根を定数Aで除したりするなどして求めてもよい。
(2)式や(3)式を一般化すると、設定温度TS0が決まったときに、α=f(Tbody)であればよい。ただし、関数f(Tbody)は0≦α≦1の間で連続である。関数f(Tbody)が0≦α≦1の間で連続であれば、室内温度値Tconが不連続な変化をしないので上述のように制御が簡単になる。
特に、関数f(Tbody)は、f(TS0)で最小値をとるように、TS0まではf(Tbody)が単調減少し、TS0以上では単調増加する区間を持つことが好ましい。このような場合、関数f(Tbody)は単調減少を始める区間まではその値が1になり、単調増加の区間が終了した後はその値が1になることが好ましい。
(6−4)1D
上記実施形態では、(2)式のような演算式によって内分比αを決定しているが、テーブルを使って内分比αの値を決定するようにしてもよい。
(6−5)1E
上記実施形態では、室内温度値Tconの決定が制御装置60において自動的に行なわれる場合について説明したが、外部から室内温度値Tconの決定のためのパラメータを設定できるように構成してもよい。例えば、リモートコントローラ50が壁Wから取り外せるタイプのものであれば、壁Wから取り外されて室内機20から遠く離れたところに放置された場合には、リモコンサーモTremoを室内温度値Tconの決定に用いたくない。この様な場合には、例えば外部から制御装置60に対して強制的に内分比αを1に固定できる入力手段を設けてもよい。
(6−6)1F
上記実施形態と変形例6−2から6−5で説明した室内温度値Tconを決定するための決定手段は、その設定値などを異ならせたり、形態の異なるものを組み合わせたりすることで複数の異なった決定手段を準備することができる。このようにして準備した複数種類の決定手段を制御装置60に持たせ、状況に応じて室内温度値Tconの複数の決定手段のうちから適切な決定手段を選択できるように構成してもよい。その場合、空気調和機10の設置時に設置者が室内温度値Tconの決定手段を選択できるようにしてもよく、ユーザがリモートコントローラ50を用いるなどして選択できるようにしてもよい。
(6−7)1G
上記実施形態では、冷房運転において、内分比αを用いて室内温度値Tconを設定する場合について説明したが、暖房運転においても同様に内分比αを用いて室内温度値Tconを設定してもよい。
10 空気調和機
20 室内機
20a ケーシング
26 室内温度センサ
50 リモートコントローラ
51 室内温度センサ
60 制御装置
特開2010−048501号公報

Claims (5)

  1. 筐体(20a)、室内と前記筐体内との間を循環する室内空気を熱交換する室内熱交換器(21)、及び前記筐体に設置されて室内空気の温度を計測するための筐体設置室内温度センサ(26)を有する室内機本体(20)と、
    前記室内機本体から分離され、室内空気の温度を計測するための遠隔操作用室内温度センサ(51)を内蔵し、前記室内機を遠隔操作するリモートコントローラ(50)と、
    前記筐体設置室内温度センサで計測される第1室温計測値と内分比α(ただし、αは0≦α≦1の実数)との積に、前記遠隔操作用室内温度センサで計測される第2室温計測値と(1−α)との積を足して、制御対象である前記室内の室内温度値を決定し、前記室内温度値が設定温度になるように前記室内機本体の空気調和を制御する制御装置(60)と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記内分比αを前記第1室温計測値と前記設定温度との差及び前記第2室温計測値と前記設定温度との差のうちの少なくとも一方に基づいて変更する、空気調和機。
  2. 前記制御装置は、前記内分比αの値を前記第1室温計測値と前記設定温度との差及び前記第2室温計測値と前記設定温度との差のうちの少なくとも一方に応じて連続的に変化させる、
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御装置は、前記内分比αを前記制御装置の外部から設定可能に構成されている、
    請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記制御装置は、前記室内温度値を決定する決定手段を複数持ち、複数の前記決定手段を選択可能に構成されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記制御装置は、前記第1室温計測値と第2室温計測値とをパラメータとして用いて前記室内温度値を決定する演算式及び/又はテーブルを記憶している、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の空気調和機。
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