JPH05622A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH05622A JPH05622A JP17778691A JP17778691A JPH05622A JP H05622 A JPH05622 A JP H05622A JP 17778691 A JP17778691 A JP 17778691A JP 17778691 A JP17778691 A JP 17778691A JP H05622 A JPH05622 A JP H05622A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- duct
- roof
- vehicle
- ducts
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一台の空調装置からの調和空気を2分割し、
2つの車内ダクトに供給し、空調装置が一台運転時にお
いても客室全体の空調を行なう車両用空気調和装置を得
る。 【構成】 車体屋根上に空調装置2を2台搭載し、その
空調装置2内に室内送風機4を水平吹き出しに取り付
け、室内送風機4からの調和空気を車体の中央付近で2
分割された車内ダクトのそれぞれの部分へ導く2つの屋
根上ダクト5a,5bおよび屋根上ダクト5c,5dを
設ける。この車内ダクト5a,5bは調和空気を客室に
均等に吹き出させるためのものである。
2つの車内ダクトに供給し、空調装置が一台運転時にお
いても客室全体の空調を行なう車両用空気調和装置を得
る。 【構成】 車体屋根上に空調装置2を2台搭載し、その
空調装置2内に室内送風機4を水平吹き出しに取り付
け、室内送風機4からの調和空気を車体の中央付近で2
分割された車内ダクトのそれぞれの部分へ導く2つの屋
根上ダクト5a,5bおよび屋根上ダクト5c,5dを
設ける。この車内ダクト5a,5bは調和空気を客室に
均等に吹き出させるためのものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用空気調和装置、
特に調和装置のダクトに関するものである。
特に調和装置のダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば実開昭59−128405
号公報された従来の車両用空気調和装置を示す断面図で
ある。図において、1は車体、2は、車体1の屋根に搭
載された空調装置、3は車内空気を吸い込む吸い込み
口、4は空調装置2内に下吹き出しに取り付けられた室
内送風機、6は車体1の客室全長にわたって設けられた
車内ダクトで、車体中央で2分割されている。7は吹き
出し口である。
号公報された従来の車両用空気調和装置を示す断面図で
ある。図において、1は車体、2は、車体1の屋根に搭
載された空調装置、3は車内空気を吸い込む吸い込み
口、4は空調装置2内に下吹き出しに取り付けられた室
内送風機、6は車体1の客室全長にわたって設けられた
車内ダクトで、車体中央で2分割されている。7は吹き
出し口である。
【0003】次に動作について説明する。客室内の空気
は吸い込み口3から、空調装置2に吸入され、適当な温
度に調和された後、車内ダクト6に導かれ、吹き出し口
7より客室内へ供給され、このサイクルを繰り返す。車
内ダクト6は、車両の中央で2分割された片方のダクト
であり、空調装置2と車内ダクト6は、前後で各々対応
している。
は吸い込み口3から、空調装置2に吸入され、適当な温
度に調和された後、車内ダクト6に導かれ、吹き出し口
7より客室内へ供給され、このサイクルを繰り返す。車
内ダクト6は、車両の中央で2分割された片方のダクト
であり、空調装置2と車内ダクト6は、前後で各々対応
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用空気調和
装置は以上の様に構成されているので、2つの空調装置
2からの調和空気は、それぞれに対応した車内ダクト6
を介して客室に供給されるため、一台の空調装置は車内
ダクトに対応した車体の約半分の客室の空調を行ってい
た。このために一台の空調装置2に故障が起こった場
合、故障した空調装置2と対応した客室では空調がきか
なくなる等の問題点があった。
装置は以上の様に構成されているので、2つの空調装置
2からの調和空気は、それぞれに対応した車内ダクト6
を介して客室に供給されるため、一台の空調装置は車内
ダクトに対応した車体の約半分の客室の空調を行ってい
た。このために一台の空調装置2に故障が起こった場
合、故障した空調装置2と対応した客室では空調がきか
なくなる等の問題点があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、一台の空調装置からの調和空気を
2分割し、2つの車内ダクトのそれぞれに供給し、空調
装置が一台運転時においても、客室全体の空気調和を行
うことのできる車両用空気調和装置を得ることを目的と
している。
めになされたもので、一台の空調装置からの調和空気を
2分割し、2つの車内ダクトのそれぞれに供給し、空調
装置が一台運転時においても、客室全体の空気調和を行
うことのできる車両用空気調和装置を得ることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用空
気調和装置は、車体屋根上に空調装置を2台搭載し、そ
の空調装置内に室内送風機を水平吹き出しに取付ける。
又、前記室内送風機からの調和空気を車体の中央付近で
2分割された車内ダクトのそれぞれの部分へ導く屋根上
ダクト(長)及び屋根上ダクト(短)を設ける。この車
内ダクトは、調和空気を客室に均等に吹き出させるため
のものである。
気調和装置は、車体屋根上に空調装置を2台搭載し、そ
の空調装置内に室内送風機を水平吹き出しに取付ける。
又、前記室内送風機からの調和空気を車体の中央付近で
2分割された車内ダクトのそれぞれの部分へ導く屋根上
ダクト(長)及び屋根上ダクト(短)を設ける。この車
内ダクトは、調和空気を客室に均等に吹き出させるため
のものである。
【0007】
【作用】この発明における2台の空調装置は、調和空気
を全客室に均等に吹き出す。又、故障等の理由で一台の
空調装置のみが動作する場合でも、安定して調和空気が
吹き出される。
を全客室に均等に吹き出す。又、故障等の理由で一台の
空調装置のみが動作する場合でも、安定して調和空気が
吹き出される。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1(A)は、車体に取付けられた車両用空気調
和装置を示す概略縦断面図、図1(B)は図1(A)の
平面図である。図において、1は車体、2は車両用空調
装置、3は車内空気を吸い込む吸い込み口、4は空調装
置内に水平吹き出しに取付けられた室内送風機、5は車
体1の屋根上に配され、室内送風機4からの調和空気を
車内ダクト6へ導く屋根上ダクトで、5a,5cは長い
方の屋根上ダクト(長)、5b,5dは短い方の屋根上
ダクト(短)、6は屋根上ダクト5からの調和空気を客
室内へ導くために取付けられた車内ダクトで車体の中央
付近で2分割されている。7は吹き出し口である。な
お、屋根上ダクト5a,5cは第1の屋根上ダクト、屋
根上ダクト5b,5dは第2の屋根上ダクトに対応して
いる。
する。図1(A)は、車体に取付けられた車両用空気調
和装置を示す概略縦断面図、図1(B)は図1(A)の
平面図である。図において、1は車体、2は車両用空調
装置、3は車内空気を吸い込む吸い込み口、4は空調装
置内に水平吹き出しに取付けられた室内送風機、5は車
体1の屋根上に配され、室内送風機4からの調和空気を
車内ダクト6へ導く屋根上ダクトで、5a,5cは長い
方の屋根上ダクト(長)、5b,5dは短い方の屋根上
ダクト(短)、6は屋根上ダクト5からの調和空気を客
室内へ導くために取付けられた車内ダクトで車体の中央
付近で2分割されている。7は吹き出し口である。な
お、屋根上ダクト5a,5cは第1の屋根上ダクト、屋
根上ダクト5b,5dは第2の屋根上ダクトに対応して
いる。
【0009】次に動作について説明する。車内の空気は
吸い込み口3より空調装置2に吸い込まれ適当な温度に
調和された後、室内送風機4によって水平方向に屋根上
ダクト(長)5a,5c、屋根上ダクト(短)5b,5
dへ2分割されて、吹き出される。2つの屋根上ダクト
により、調和空気は車内ダクト6のそれぞれの部分へ導
かれる。車内ダクト6へ導かれた調和空気は吹き出し口
7から全客室内へ均等に供給される。
吸い込み口3より空調装置2に吸い込まれ適当な温度に
調和された後、室内送風機4によって水平方向に屋根上
ダクト(長)5a,5c、屋根上ダクト(短)5b,5
dへ2分割されて、吹き出される。2つの屋根上ダクト
により、調和空気は車内ダクト6のそれぞれの部分へ導
かれる。車内ダクト6へ導かれた調和空気は吹き出し口
7から全客室内へ均等に供給される。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一台
の空調装置からの調和空気を車内ダクトのそれぞれの部
分に導く様に構成したので、故障等の理由で一台の空調
装置のみで冷房する場合においても、客室全体に均一に
調和空気を供給でき、全乗客に安定して冷感を与える効
果がある。
の空調装置からの調和空気を車内ダクトのそれぞれの部
分に導く様に構成したので、故障等の理由で一台の空調
装置のみで冷房する場合においても、客室全体に均一に
調和空気を供給でき、全乗客に安定して冷感を与える効
果がある。
【図1】この発明の一実施例による車両用空気調和装置
を示す概略縦断面図および平面図である。
を示す概略縦断面図および平面図である。
【図2】従来の車両用空気調和装置を示す概略縦断面図
である。
である。
【符号の説明】 1 車体 2 空調装置 3 吸い込み口 4 室内送風機 5a 屋根上ダクト(第1の屋根上ダクト) 5b 屋根上ダクト(第2の屋根上ダクト) 5c 屋根上ダクト(第1の屋根上ダクト) 5d 屋根上ダクト(第2の屋根上ダクト) 6 車内ダクト 7 吹き出し口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体屋根上に搭載され、室内の空気を吸
入するための吸い込み口を有する2台の空調装置と、前
記各空調装置内に水平吹き出しに取付けられた室内送風
機と、前記各室内装風機のそれぞれに対して設けられ調
和空気を導く長さの異なる第1の屋根上ダクト及び第2
の屋根上ダクトと、前記車体の中央付近で2分割形成さ
れ、それぞれの部分がいずれか一方の前記空調装置から
前記第1の屋根上ダクトを介して調和空気を取り込むと
ともに他方の前記空調装置から前記第2の屋根上ダクト
を介して調和空気を取り込み、かつ取り込んだ調和空気
を客室内へ導くための吹き出し口を有する車内ダクトと
を備えた車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17778691A JPH05622A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17778691A JPH05622A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05622A true JPH05622A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16037082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17778691A Pending JPH05622A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006132258A1 (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Mitsubishi Electric Corporation | 車両空調装置 |
WO2009144808A1 (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調システム |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP17778691A patent/JPH05622A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006132258A1 (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Mitsubishi Electric Corporation | 車両空調装置 |
JPWO2006132258A1 (ja) * | 2005-06-08 | 2009-01-08 | 三菱電機株式会社 | 車両空調装置 |
JP4762229B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2011-08-31 | 三菱電機株式会社 | 車両空調装置 |
US8042746B2 (en) | 2005-06-08 | 2011-10-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicular air conditioner |
WO2009144808A1 (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 三菱電機株式会社 | 車両用空調システム |
GB2472534A (en) * | 2008-05-30 | 2011-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | Air-conditioning system for vehicle |
GB2472534B (en) * | 2008-05-30 | 2012-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | Vehicle air-conditioning system |
US9725101B2 (en) | 2008-05-30 | 2017-08-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle air-conditioning system |
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