JP3141567B2 - バス車両用空調装置 - Google Patents

バス車両用空調装置

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JP3141567B2 JP04266564A JP26656492A JP3141567B2 JP 3141567 B2 JP3141567 B2 JP 3141567B2 JP 04266564 A JP04266564 A JP 04266564A JP 26656492 A JP26656492 A JP 26656492A JP 3141567 B2 JP3141567 B2 JP 3141567B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス車両用空調装置に係
り,特に乗客が不在である回送時等における省エネルギ
ーが可能なバス車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来技術】図6に示すごとく,バス等の大型車両にお
ける車両用空調装置9は,空調ダクト93,94,9
7,98と,該空調ダクトに対して冷風,温風等の温調
空気を送るためのエアコンユニット90とよりなる。上
記空調ダクト93,94,97,98は,車室95内に
おいて,その前方951から後方952に亘って,車室
両側に,上下に設けてある。そして,上方の空調ダクト
93,97は冷風用に,下方の空調ダクト94,98は
温風用に用いられる。また,右側の空調ダクト93,9
4は右方ダクト92を介して,また左側の空調ダクト9
7,98は左方ダクト96を介して,それぞれエアコン
ユニット90の1個の送風口91に接続されている。
【0003】そのため,エアコンユニット90から送り
出された空気は,1個の送風口91から右方ダクト9
2,左方ダクト96に分けられる。そして,上記空気が
冷風の場合には,それぞれ上記上方の空調ダクト93,
97に送られる。一方,上記空気が温風の場合には,そ
れぞれ下方の空調ダクト94,98に送られる。この切
り替えは冷暖房コントローラにより行われる。
【0004】ところで,上記の空調装置では,車室内に
おける温度の均一化は非常に困難である。これは,バス
車両は前後方向に長く,車両の位置により車室内の熱負
荷分布状態が異なるためである。そのため,従来も車室
内前後の適正な風量分配を行うため,種々の解決策が提
案されている。
【0005】例えば,車両全体をいくつかのゾーンに分
割して,それぞれのゾーンの温度又は風量を変えられる
ようにした,いわゆるゾーン空調が提案されている。よ
り具体的なゾーン空調の例として,例えば前後左右の4
つのゾーンにゾーン分割をして,2つの独立したコンプ
レッサにより冷房を行うゾーン空調装置がある。上記各
コンプレッサはそれぞれ独立した冷媒循環系統を構成す
る。そして,上記各冷媒循環系統は車両の左側又は右側
の前後2ゾーンを分担し,系統毎に独立した出力温度を
得ることができるようになっている。そして,各ゾーン
は独立してその風量が制御できるようになっており,車
室内のゾーン毎に空調の強弱を変え,ゾーン間のばらつ
きが少なくなるよう制御している。
【0006】
【解決しようとする課題】ところで,バス車両の回送時
などにおいては,客は乗車しないから,運転席まわりの
み空調を行えばよい。ところが,空調装置は乗客の存在
を前提にして,車室内全域をカバーするように構成され
ている。そのため,回送時など客席の空調が不要の場合
でも,車室全域をカバーする空調装置が運転することに
なる。従って,回送時など客席空調が不要のときには,
無用のエネルギー消費がなされているという問題があ
る。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,客席部の空
調を停止し運転席近傍のみを空調すことのできる,省エ
ネルギー型のバス車両用空調装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,独立した冷媒循環系統を
有する複数のコンプレッサと,車両の前後方向に沿って
配設された複数のクーリングユニットと,複数の温度セ
ンサと,上記コンプレッサ,クーリングユニット及び温
度センサと接続されたコントローラとを有するバス車両
用空調装置であって,上記複数のコンプレッサ中には,
前部クーリングユニットのみを分担する第1コンプレッ
サを有すると共に,上記複数の温度センサの中には,運
転席近傍の温度を検出する運転席温度センサを有してお
り,上記コントローラは,上記第1コンプレッサ以外の
コンプレッサを停止し,上記運転席温度センサからの信
号により,上記第1コンプレッサ及び前部クーリングユ
ニットのみを作動させて,運転席近傍の温度制御が可能
であるよう構成されていることを特徴とするバス車両用
空調装置にある。
【0008】本発明のバス車両用空調装置は,複数の独
立した冷媒循環系統を有しており,それぞれの系統を分
担するコンプレッサが設けられている。そして,前部に
設けられた前部クーリングユニットのみを分担する第1
冷媒循環系統と第1コンプレッサとを有している。
【0009】また,温度センサは客席部と運転席近傍と
にそれぞれ別個に配設されている。そして,コントロー
ラは,第1コンプレッサ及び第1冷媒循環系統以外を停
止して,第1コンプレッサ,第1冷媒循環系統,及び前
部クーリングユニットによる空調が可能となるよう構成
されている。このときの空調は,運転席温度センサから
の温度検出信号によって制御される。
【0010】なお,前部クーリングユニットは最前部と
次前部からなる前後方向へ2列の構成になっていて,そ
れぞれが独立して制御可能となっていることが好まし
い。最前部クーリングユニットと次前部クーリングユニ
ットを別個に制御することにより,出力の範囲が広くな
ると共に,よりムラの少ない空調が可能となるからであ
る。また,低出力でよい場合には片側1列のクーリング
ユニットのみで運転し,高出力が必要な場合にのみ2列
の全クーリングユニットを運転するようにすれば,より
一層エネルギーの効率化を図ることができる。
【0011】
【作用及び効果】本発明のバス車両用空調装置は,前部
のクーリングユニットのみを作動させる第1冷媒循環系
統を有している。そして,運転席温度センサの信号によ
って運転席近傍のみの温度制御が可能なようになってい
る。そして,この運転席近傍の温度制御を行うに当たっ
ては,上記第1冷媒循環系統に接続された第1コンプレ
ッサ,クーリングユニット等の空調装置のみで温度を制
御する。すなわち,この場合,他の冷媒循環系統に接続
された空調装置は全て完全停止が可能である。
【0012】なお,冷媒循環系統の空調分担範囲を左右
に分けた従来例のバス車両用空調装置においては,それ
ぞれが前部を分担するクーリングユニットを有している
から,片側の冷媒循環系統の空調装置の完全停止は不可
能であり,その後部クーリングユニットの出力の抑制と
いうレベルに止まらざるを得ない。しかし,本発明のよ
うに空調装置を完全停止すれば,装置の無負荷損失すら
不要となるから最大の省エネルギー効果を得ることがで
きる。
【0013】以上のように,本発明のバス車両用空調装
置においては,バスの回送時には,1系統のみによる運
転席近傍のみの空調を実施することができる。そのた
め,空調装置の大幅な省エネルギーが可能となる。上記
のように,本発明によれば,客席部の空調を停止し運転
席近傍に限定した空調が可能な省エネルギー型のバス車
両用空調装置を提供することができる。
【0014】
【実施例】本発明にかかるバス車両用空調装置の実施例
につき,図1〜図5を用いて説明する。本例のバス車両
用空調装置1は,図1,図2に示すように独立した冷媒
循環系統11,12を有する複数のコンプレッサ21,
22と,車両の前後方向に沿って配設された複数のクー
リングユニット31〜38と,複数の温度センサと,上
記コンプレッサ21,22,クーリングユニット31〜
38及び温度センサと接続されたコントローラ4とを有
している。
【0015】上記複数のコンプレッサ21,22中に
は,前部クーリングユニット31〜34のみを分担する
第1コンプレッサ21を有すると共に,温度センサの中
には運転席近傍の温度を検出する運転席温度センサ45
(図2)を有している。また,上記コントローラ4は,
上記第1コンプレッサ21以外の第2コンプレッサ22
を停止し,運転席温度センサ45からの信号により,第
1コンプレッサ21及び前部クーリングユニット31〜
34のみを作動させて,運転席近傍の温度制御が可能で
あるよう構成されている。
【0016】以下,それぞれを詳説する。本例のバス車
両用空調装置1は,図1に示すように,2つの独立した
冷媒循環系統11,12を有する。第1冷媒循環系統1
1には,第1コンプレッサ21,第1コンデンサ25,
前部クーリングユニット31〜34が接続されいてる。
また,第2冷媒循環系統12には,第2コンプレッサ2
2,第2コンデンサ26,後部クーリングユニット35
〜38が接続されている。
【0017】各クーリングユニット31〜38は,図2
に示すように車両の天井に取付けられており,それぞれ
1個のエバポレータ311〜381と2個の送風機31
2〜382とを有している。前部クーリングユニット3
1〜34は,図2に示すように,車両前方の前後(最前
部及び次前部)左右に取付けられており,後部クーリン
グユニット35〜38は車両後方の前後左右に取付けら
れている。
【0018】温度センサーは,複数の客席温度センサ
(図示せず)と運転席温度センサ45からなる。運転席
温度センサ45は,運転席右方に取付けられたコントロ
ーラ4のコントロールパネル41に取付けられている。
また,客席温度センサは,各クーリングユニットの分担
区域毎に取付けられている。
【0019】コントローラ4は,コンプレッサ21,2
2,クーリングユニット31〜38の送風機312〜3
82,客席温度センサ(図示せず),及び運転席温度セ
ンサ45と接続されている。図1において,C1〜C8
は送風機312〜318との接続端子,C9,C10は
コンプレッサ21,22との接続端子である。
【0020】コントローラ4は,コンプレッサ21,2
2の出力を調整して各冷媒循環系統11,12の出力温
度を独立して制御できるよう構成されている。また,送
風機312〜382の風量を別個に変えられるよう構成
されている。また,コントローラ4は,第2コンプレッ
サ22を停止して,運転席温度センサ45からの信号に
より,第1コンプレッサ21及び前部クーリングユニッ
ト31〜34を作動させて,運転席近傍の温度制御が可
能であるよう構成されている。
【0021】上記運転席近傍の温度制御について図3〜
図5を用いて説明する。第1冷媒循環系統11は,図3
に示すように,第1コンプレッサ21及び第1コンデン
サ25の直列冷媒流路111に対して,前記4つのエバ
ポレータ311〜381がそれぞれ並列に接続されてい
る。そして,次前部クーリングユニット32,34のエ
バポレータ321,341の帰還流路112,114に
は,該帰還流路112,114を導通・遮断する電磁弁
42,43がそれぞれ設けられている。
【0022】上記電磁弁42,43は常時は導通状態に
あり,電磁弁ドライブ回路44によって,そのソレノイ
ド421,431が励磁されると上記帰還流路112,
114を遮断するよう構成されている。図3において,
符号451〜454はエキスパンションバルブであり,
符号46はドライヤ,符号47はレシーバである。
【0023】上記電磁弁ドライブ回路44は,図4に示
すように,コントロールパネル41に取付けられた回送
スイッチ48がオンになると電磁弁42,43のソレノ
イド421,431を励磁するよう構成されている。即
ち,回送スイッチ48がオンになると,ドライバ441
が駆動リレー442を励磁し,その接点443を閉路
し,上記ソレノイド421,431を励磁する。また,
コントロールパネル41内には復帰リレー49が取付け
られており,回送スイッチ48と直列に接続されたB接
点を有している。該復帰リレー49が動作するとドライ
バ441の動作は停止し,電磁弁42,43のソレノイ
ド421,431の励磁が解かれる。
【0024】次に,コントローラ4による制御の流れを
図5を用いて説明する。前記回送スイッチ48がオフの
ときは,通常の全車空調のステップ701が自動的に実
行される。全車空調のステップ701の場合には,第1
冷媒循環系統11と第2冷媒循環系統12とが共に作動
する。そして,前記のように第1コンプレッサ21と第
2コンプレッサ22とは別個に駆動できるから,それぞ
れの冷媒循環系統は異なった吐出空気温度(出力温度)
を得ることができる。
【0025】即ち,前部クーリングユニット31〜34
と後部クーリングユニット35〜38とは異なった出力
温度とすることができる。また,前記のように各クーリ
ングユニット31〜38の送風機312〜382の風量
は別個に設定することができる。このように各ゾーン
(クーリングユニットの分担区域)の空調出力を別個に
調整し,ゾーン毎の空調ムラが少なくなるよう制御を行
っている。
【0026】次に,バス回送時において回送スイッチ4
8をオンにすると,ステップ702から運転席温度制御
ループのステップ703〜709に進む。まずステップ
703に,制御量検出のための温度センサは客室温度セ
ンサから運転席温度センサ45に切換えられる。そし
て,ステップ704で,第2コンプレッサ22を停止
し,第2冷媒循環系統12の作動を停止する。
【0027】また,回送スイッチ48がオンであるか
ら,ステップ705に於いて前記のように電磁弁42,
43が励磁され,エバポレータ321,341の帰還流
路112,114が遮断される(図3,図4)。それ
故,次前部のクーリングユニット32,34は作動しな
い。そして,ステップ706に進み,最前部クーリング
ユニット31,33のみによる空調が実施される。
【0028】その後ステップ707において,運転席温
度センサ45の信号の推移を見て空調能力が充分かどう
かを判断する。空調能力が不足する場合は,ステップ7
08に進み電磁弁42,43の励磁を解いて,上記帰還
流路112,114を導通させ,次前部のクーリングユ
ニット32,34を投入する。
【0029】即ち,空調能力が不足する場合には,コン
トローラ4は,図4に示す復帰リレー49を作動させ,
前記のようにソレノイド421,431の励磁を解き,
電磁弁42,43を復帰させる。そしてクーリングユニ
ット32,34を作動させる。ステップ707で空調能
力が充分であると判断された場合には,ステップ709
を経て運転席温度制御ループの開始ステップ703に戻
り,運転席温度制御がくり返し実施される。ステップ7
09にて回送スイッチ48がオフになれば,制御は運転
席温度制御ループのステップ703〜709から脱し
て,通常の全車空調のステップ701に戻る。
【0030】次に,本例のバス車両用空調装置1の作用
効果について述べる。本例のバス車両用空調装置1は,
通常時における全車空調ループのステップ701,70
2と,回送時における運転席温度制御ループのステップ
703〜709との2つの制御モードを有している。全
車空調ループに於いては,第1冷媒循環系統11と第2
冷媒循環系統12の両方の系統を用いて,全クーリング
ユニット31〜38による空調が行われる。そして,第
1冷媒循環系統11は車両前部の空調を分担し,第2冷
媒循環系統12は車両後部を分担するよう構成されてお
り,それぞれは別々のコンプレッサ21,22により駆
動されている。
【0031】それ故,第1冷媒循環系統11による車室
前部と第2冷媒循環系統12による車室後部とは,異な
った出力温度で制御が可能である。また,各クーリング
ユニット31〜38はそれぞれの分担区域の客席温度セ
ンサとリンクされている。また,各クーリングユニット
31〜38の送風機312〜382の風量は独立して変
えられるようになっている。それ故,8つのクーリング
ユニット31〜38で区分される各ゾーンは,独立した
風量と系統毎の2種類の出力温度の組合せによってそれ
ぞれ別個にゾーン空調が実施される。
【0032】次に,回送時における運転席温度制御モー
ドにおいては,前記のように第2冷媒循環系統12の空
調機器は全て停止される。そして,運転席温度センサ4
5の信号により,第1冷媒循環系統11に接続された空
調機器によって制御が行われる。なお,運転席温度制御
モードにおいては通常は電磁弁42,43を作動させ,
最前部クーリングユニット31,33のみを用いて空調
を行い,次前部クーリングユニット32,34は停止さ
れる。そして,出力不足の場合にのみ,次前部クーリン
グユニット32,34が投入される。
【0033】上記のように,バス回送時の運転席温度制
御においては,運転席温度センサ45を用いて,運転席
近傍のみの空調を行う。そして,第1冷媒循環系統11
と第2冷媒循環系統12とは,前部と後部とにその分担
区域が分けられている。したがって,第2コンプレッサ
22を含む第2冷媒循環系統12の空調機器はすべて完
全に停止することができる。このような一方の冷媒循環
系統の完全停止は,冷媒循環系統の分担区域を前後に分
割することによって可能となったものである。
【0034】従来例の如く,冷媒循環系統の分担を車室
の左右に分割した場合には,前記のように片側の冷媒循
環系統の完全停止は不可能であり,その出力を極力抑制
することに止まる。即ち,本例のバス車両用空調装置は
運転席近傍のみの空調を行うにしても,余分な空調装置
の稼働を極力限定して最大の省エネルギー効果が図られ
るよう構成してある。
【0035】上記のように,本例によれば,客席部の空
調を停止し運転席近傍に限定した空調が可能であり,大
幅な省エネルギー型のバス車両用空調装置を提供するこ
とができる。なお,本例において,運転席側と客席側と
を隔離する部材,例えば,透明ビニールカーテン等を設
ければより効果的,効率的な,回送時空調が可能であ
る。また,本例における全車空調は,各クーリングユニ
ット毎に送風機の風量を変えることができる,いわゆる
8ゾーンのゾーン空調を行っている。しかし,これを,
同一冷媒循環系統内にある2つのクーリングユニット毎
にのみ風量を変えられるようにして,いわゆる4ゾーン
のゾーン空調とすることもできる。これらは,車室容量
等に応じて適宜選択すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のバス車両用空調装置の全体説明図。
【図2】実施例のバス車両用空調装置の車内配置図。
【図3】実施例の第1冷媒循環系統の構成説明図。
【図4】実施例の電磁弁制御回路図。
【図5】実施例のバス車両用空調装置の制御フロー図。
【図6】従来のバス車両用空調装置の説明図。
【符号の説明】
1...バス車両用空調装置, 11...第1冷媒循環系統, 12...第2冷媒循環系統, 21...第1コンプレッサ, 22...第2コンプレッサ, 31〜38...クーリングユニット, 311〜381...エバポレータ, 312〜382...送風機, 4...コントローラ, 41...コントロールパネル, 42,43...電磁弁, 44...電磁弁ドライブ回路, 45...運転席温度センサ, 48...回送スイッチ, 49...復帰リレー, C1〜C10...コントローラ端子,
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−79018(JP,A) 特開 昭63−49516(JP,A) 特開 昭58−12820(JP,A) 特開 平3−139415(JP,A) 特開 平5−319078(JP,A) 実開 昭62−203714(JP,U) 実開 昭63−179219(JP,U) 実開 昭56−70312(JP,U) 実開 平5−58417(JP,U) 特公 昭62−7003(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 623

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立した冷媒循環系統を有する複数のコ
    ンプレッサと,車両の前後方向に沿って配設された複数
    のクーリングユニットと,複数の温度センサと,上記コ
    ンプレッサ,クーリングユニット及び温度センサと接続
    されたコントローラとを有するバス車両用空調装置であ
    って,上記複数のコンプレッサ中には,前部クーリング
    ユニットのみを分担する第1コンプレッサを有すると共
    に,上記複数の温度センサの中には,運転席近傍の温度
    を検出する運転席温度センサを有しており,上記コント
    ローラは,上記第1コンプレッサ以外のコンプレッサを
    停止し,上記運転席温度センサからの信号により,上記
    第1コンプレッサ及び前部クーリングユニットのみを作
    動させて,運転席近傍の温度制御が可能であるよう構成
    されていることを特徴とするバス車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記前部クーリング
    ユニットは最前部のみ担当する最前部クーリングユニッ
    トとその直後部分を担当する次前部クーリングユニット
    とを有しており,これらは上記コントローラにより,そ
    れぞれ独立して制御可能に構成されていることを特徴と
    するバス車両用空調装置。
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