JP5473258B2 - ロールブラインドのウェイトバー - Google Patents

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Description

この発明は、複数枚のスクリーンを重ね合わせた状態で吊下支持し、そのスクリーンの重なり方を調節することにより、室内への採光量を調節可能としたロールブラインドに関するものである。
従来、二重に重ね合わせたスクリーンを上下方向に相対移動させて室内への採光量を調節可能としたロールブラインドが種々提案されている。
特許文献1に記載されたロールブラインドでは、スクリーンに光の透過量の多い粗い織り方とした透過部と、ほぼ光を透過させない蜜な織り方とした不透過部とが一定間隔毎に交互に形成されている。そして、スクリーンは支持部材に支持される巻取軸とサポートパイプとの間で無端状に吊下支持され、その無端状部にウェイトバーを構成するメインローラーが挿通されている。
そして、操作コードの操作により巻取軸にスクリーンを巻取りあるいは巻き戻すことにより、ウェイトバーを昇降してスクリーンを昇降可能となっている。また、スクリーンの透過部が重なり合うように調節すれば、その透過部から外光を採り入れ可能であり、透過部と不透過部とが重なり合うように調節すれば、外光を遮断可能となっている。
メインローラーの上方には一対のフェイスローラーが回転可能に支持されて、メインローラーから上方へ案内されるスクリーンの間隔を小さくして外光遮断時の光漏れを防止している。
特許第3311994号公報
特許文献1に記載されたロールブラインドでは、メインローラーの径に対し、フェイスローラーの径を小さくして、メインローラーから上方へ案内されるスクリーンの間隔を小さくすることが望ましい。
しかし、フェイスローラーの径を小さくすると、そのフェイスローラーが自重により撓んで円滑な回転が阻害され、ウェイトバーの昇降操作に支障を来たすという問題点がある。特に、図11に示すように、メインローラー52の周面上にフェイスローラー51a,51bが支持される状態であっても、フェイスローラー51a,51bの重量Wに基づく分力Fによりフェイスローラー51a,51bに撓みが発生する。
一方、フェイスローラーの径を小さくすることなく、メインローラーの径を大きくすると、ウェイトバーが大型化して美観上好ましくない。
また、スクリーンの生地の材質によって、ウェイトバーの重量を重くする必要があるときには、メインローラーの重量を重くする必要がある。しかし、径を大きくすることなく重量を稼ぐことが困難である。
この発明の目的は、二重に重ね合わせたスクリーンを上下方向に相対移動させて室内への採光量を調節可能としたロールブラインドにおいて、大型化を防止しながらスクリーンを円滑に昇降し得るウェイトバーを提供することにある。
請求項1では、一対の支持部材間に支持された巻取軸からスクリーンを垂下して、前後に重なる前記スクリーンを上下方向に相対移動させることによりスクリーンを透過する光量を調節可能とし、前記スクリーンにおける下方側では該スクリーンを無端状に垂下して無端縁にウェイトバーを掛装するとともに、前記巻取軸側には前記スクリーンの一端及び他端を配置したロールブラインドにおいて、前記ウェイトバーは、前記スクリーンの無端縁に挿通するメインローラーと、前記ウェイトバーのケースに設けられ、前記メインローラーとの間で前後の前記スクリーンを挟みながら前記巻取軸に向かって近接した状態で案内する案内手段とを備え、前記案内手段は、前記メインローラーの外周面に支持されるとともに、互いに近接した位置でケースに回転可能に支持される一対のフェイスローラーであり、前記各フェイスローラーを長手方向に複数のローラーに分割し、該複数のローラーを前記ケースに回転可能に支持した
求項では、前記ケースを前記メインローラーに対し上下方向に相対移動可能に支持した。
請求項では、前記ケースは、前記メインローラー及びフェイスローラーを収容する筒状とした
請求項では、一対の支持部材間に支持された巻取軸からスクリーンを垂下して、前後に重なる前記スクリーンを上下方向に相対移動させることによりスクリーンを透過する光量を調節可能とし、前記スクリーンにおける下方側では該スクリーンを無端状に垂下して無端縁にウェイトバーを掛装するとともに、前記巻取軸側には前記スクリーンの一端及び他端を配置したロールブラインドにおいて、前記ウェイトバーは、前記スクリーンの無端縁に挿通するメインローラーと、前記ウェイトバーのケースに設けられ、前記メインローラーとの間で前後の前記スクリーンを挟みながら前記巻取軸に向かって近接した状態で案内する案内手段とを備え、前記メインローラーを筒状のケースに収容し、前記ケースを前記メインローラーに対し上下方向に相対移動可能に支持し、前記案内手段は、前記ケースに設けた案内面と、前記ケースに回転可能に支持されるとともに、前記メインローラーの外周面に支持されるフェイスローラーと、で構成し、前記フェイスローラーを長手方向に複数のローラーに分割し、該各ローラーを前記ケースに回転可能に支持した。
請求項5では、前記複数のローラーの両端には、それぞれ支軸部が取着され、前記各支軸部を前記ケースに形成された軸受部に回転可能に支持した。
請求項では、前記スクリーンの前記一端を巻取軸に取着し、前記他端を前記支持部材間に支持されたサポートパイプに取着し、前記巻取軸の回転に基づいて前記スクリーンを上下方向に相対移動可能とした。
請求項では、前記スクリーンの前記一端及び他端を前記巻取軸に互いに逆方向に巻回して取着し、前記スクリーンを平行に垂下するための案内パイプを前記巻取軸の下方に設けた。
請求項では、前記スクリーンは、光を透過する透過部と、光を透過させない不透過部を所定間隔毎に交互に設けた。
本発明によれば、二重に重ね合わせたスクリーンを上下方向に相対移動させて室内への採光量を調節可能としたロールブラインドにおいて、大型化を防止しながらスクリーンを円滑に昇降し得るウェイトバーを提供することができる。
(第一の実施形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。
図1〜図3に示すロールブラインドは、取付フレーム1の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2b間に巻取軸3が回転可能に支持される。前記巻取軸3の一端部には操作装置4が設けられ、その操作装置4からボールチェーンにてなる無端状の操作コード5が垂下されている。そして、操作コード5の操作により巻取軸3を回転操作可能である。
前記巻取軸3にはスクリーン6の一端が巻着され、同スクリーン6の他端は前記巻取軸3の後方で前記支持部材2a,2bに支持されたサポートパイプ7に取着されている。前記巻取軸3とサポートパイプ7との間で垂下されるスクリーン6の下端部は無端状となり、その無端状部にウェイトバー8を構成するメインローラー9が挿通されている。従って、スクリーン6はウェイトバー8の重量に基づいて緊張される。
そして、操作コード5を操作してスクリーン6を巻取軸3に巻取ると、ウェイトバー8が上昇し、スクリーン6を巻取軸3から巻戻すと、ウェイトバー8が下降する。
前記巻取軸3内には、摩擦装置及び減速装置が内蔵され、その摩擦装置及び減速装置によりウェイトバー8の自重降下が防止される。
前記ウェイトバー8の具体的構成を図4及び図5に従って説明する。ウェイトバー8のケース10は上辺の中央部に開口溝11が形成された四角筒状に形成され、アルミ押出し形材で形成される。前記ケース10の両端にはキャップ12が嵌着され、そのキャップ12の中央部には上下方向に長孔13が形成されている。
前記メインローラー9はアルミ押出し形材で円筒状に形成され、両端部に蓋部材14が嵌着されている。そして、蓋部材14の中央部から突出する支軸15が前記長孔13内で回転可能にかつ長孔13に沿って上下方向に移動可能となっている。
前記ケース10内において、前記メインローラー9の上方には一対のフェイスローラー16a,16bが配設されている。このフェイスローラー16a,16bの中心は、図5に示すように、前記メインローラー9の斜め上方に位置し、メインローラー9の直径を25〜30mmとしたとき、フェイスローラー16a,16bは6〜7mmの直径のアルミ押出し形材で形成される。
また、フェイスローラー16a,16bは、メインローラー9とほぼ同一の範囲で配設されるが、メインローラー9の長さを2000mm前後としたとき、例えばその長さを6分割した長さのローラーを連結して構成される。そして、分割された各フェイスローラー16a,16bは、両端にそれぞれ取着された支軸部17が前記ケース10に形成された軸受部18に回転可能に支持されている。
このように構成されたウェイトバー8に対し、前記スクリーン6はフェイスローラー16a,16b間を経てメインローラー9を周回し、再びフェイスローラー16a,16b間を経て上方へ案内される。
そして、メインローラー9がスクリーン6で支持されている状態では、メインローラー9がケース10に対し上下方向に相対移動可能であることから、フェイスローラー16a,16bがメインローラー9の外周面上に支持される状態となり、スクリーン6はフェイスローラー16a,16bとメインローラー9とで挟まれる状態となる。この状態では、フェイスローラー16a,16b及びケース10の重量がメインローラー9に荷重として作用する。
前記スクリーン6は布地で形成され、図6に示すように、光の透過量の多い粗い織り方とした透過部19と、ほぼ光を透過させない密な織り方とした不透過部20とが一定間隔毎に交互に形成されている。
従って、巻取軸3とウェイトバー8との間の2枚のスクリーン6の透過部19が重なり合う状態では、不透過部20が重なり合い、透過部19から採光可能な状態となる。また、2枚のスクリーン6の透過部19と不透過部20が重なり合うと、外光を遮断可能な状態となる。
次に、前記サポートパイプ7を回転させて、前記透過部19と不透過部20との重なりを調整する調節部について説明する。図7に示すように、前記サポートパイプ7の一端は、前記支持部材2aに設けられた調節部21aに支持され、他端は前記支持部材2bに回動可能に支持されている。
前記調節部21aは、支持部材2aに軸受筒22が取着され、その軸受筒22にダイヤル軸23が回転可能に支持されている。前記ダイヤル軸23の先端部には四角孔24が形成され、その四角孔24に前記サポートパイプ7の一端部に設けられた四角軸25が嵌合されて、ダイヤル軸23とサポートパイプ7が一体に回転するようになっている。
前記軸受筒22とダイヤル軸23との間には、捩りコイルスプリングで形成されたストッパ26が配設されている。このストッパ26は、常には軸受筒22の内周面に圧着されて、ダイヤル軸23の回転、すなわちサポートパイプ7から垂下されるスクリーン6の荷重によるサポートパイプ7の回転を阻止する。
また、ダイヤル軸23を回転操作すると、ストッパ26と軸受筒22との摩擦が軽減されてダイヤル軸23が軸受筒22内で回転され、サポートパイプ7がダイヤル軸23と一体に回転される。
前記ダイヤル軸23の基端面の中心部には六角孔27が形成され、六角レンチを挿入してダイヤル軸23を回転操作可能となっている。そして、図3に示すように、前記スクリーン6の端部は止め具28でサポートパイプ7に取着され、同サポートパイプ7から前記巻取軸3側に垂下されている。
次に、上記のように構成されたロールブラインドの動作を説明する。
操作コード5を操作して、巻取軸3をスクリーン巻取り方向へ回転させると、スクリーン6が巻取軸3に巻き取られ、ウェイトバー8が引き上げられる。また、巻取軸3をスクリーン巻戻し方向へ回転させると、スクリーン6が巻取軸3から巻戻され、ウェイトバー8が下降する。
ウェイトバー8を所望高さまで引き上げ、あるいは下降させた後操作コード5の操作を停止すれば、スクリーン6はその所望位置に吊下支持される。
このとき、サポートパイプ7と巻取軸3から垂下されるスクリーン6の不透過部20が重なり合うようにすると、透過部19から採光可能となり、透過部19と不透過部20が完全に重なり合うようにすると、スクリーン6で外光が遮断される。
ウェイトバー8では、スクリーン6がフェイスローラー16a,16b間から下方へ案内されてメインローラー9を周回し、再びフェイスローラー16a,16b間を経て上方へ案内される。そして、メインローラー9とケース10が上下方向に相対移動可能であるので、スクリーン6で支持されたメインローラー9にフェイスローラー16a,16bを介してケース10が支持された状態となる。
従って、メインローラー9にはケース10とフェイスローラー16a,16bの重量が荷重として作用してスクリーン6が緊張され、フェイスローラー16a,16bがメインローラー9との間にスクリーン6を挟んだ状態で、スクリーン6の移動とともに回転する。
また、フェイスローラー16a,16bはそれぞれ複数に分割されてケース10の軸受部18に支持されているので、その自重による撓みが防止され、スクリーン6の移動とともに安定して回転する。
ウェイトバー8を下限まで下降させた状態では、透過部19と不透過部20が重なり合うようにして、外光を遮断する状態とすることが必要である。そこで、ウェイトバー8を下限まで下降させた状態で透過部19と不透過部20が完全に重ならないときには、ダイヤル軸23を回転操作してサポートパイプ7にスクリーン6を巻取り、あるいはサポートパイプ7からスクリーン6を巻戻して、透過部19と不透過部20が完全に重なるように調整する。
図8〜図10は、サポートパイプ7を回転操作して、スクリーン6の透過部19と不透過部20の重なりを調整する調節部の別の実施形態を示す。
この実施形態では、取付フレーム1から後方に支持片29が延設され、その取付フレーム1の一端部において、支持片29に調節部21bを構成するギヤケース30が取着されている。
前記ギヤケース30には前記巻取軸3に直交する方向で水平方向に延びる調節軸31の基端部が回転可能に支持され、その調節軸31の先端部は取付フレーム1の下方において、前方すなわち室内側に向かって延設され、その先端面にマイナスドライバを係合可能とした溝32が形成されている。
前記ギヤケース30内において、前記調節軸31の基端部にはウォーム33が形成され、そのウォーム33に噛み合うウォームホィール34が回転可能に支持されている。
前記ウォームホィール34の中心部には六角孔35が形成され、その六角孔35に六角軸36の基端部が挿通されている。前記サポートパイプ7の一端には終端部材37aが嵌着され、その終端部材37aの中心部には六角孔38が形成されている。そして、前記六角軸36の先端部が六角孔38に挿通されている。従って、サポートパイプ7の一端は前記ウォームホィール34に相対回転不能に支持されている。
前記取付フレーム1の他端において、前記支持片29には軸受部材39が取着されている。また、前記サポートパイプ7の他端には終端部材37bが嵌着され、その終端部材37bに設けられた軸部40が前記軸受部材39に回転可能に支持されている。従って、サポートパイプ7は前記ギヤケース30と軸受部材39との間で回転可能に支持され、前記ウォームホィール34と一体に回転する。
前記取付フレーム1の長手方向中間部において、前記支持片29にはホルダー41が取着され、そのホルダー41に前記サポートパイプ7の中間部が回転可能に支持されている。図10に示すように、前記ホルダー41はサポートパイプ7の下面から背面側にかけて支持する軸受として形成され、サポートパイプ7の自重垂れを防止している。そして、サポートパイプ7を回転させてスクリーン6を巻き取ると、サポートパイプ7はスクリーン6を巻き取った状態でホルダー41に支持される。
このように構成された調節部21bでは、調節軸31の溝32にマイナスドライバを係合させて調節軸31を回転させると、ウォーム33及びウォームホィール34を介してサポートパイプ7が回転される。そして、サポートパイプ7にスクリーン6を巻取り、あるいは巻戻すことにより、ウェイトバー8を下限まで下降させた状態でスクリーン6の透過部19と不透過部20とが重なるように調整可能である。
上記のように構成されたロールブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)フェイスローラー16a,16bを複数のローラーに分割してケース10に支持したので、その径を小さくしても撓みにくい。従って、フェイスローラー16a,16bを円滑に回転させて、メインローラー9との間でスクリーン6を円滑に案内することができる。
(2)フェイスローラー16a,16bが撓みにくいので、フェイスローラー16a,16bの径を小さくできるとともに、メインローラー9の径も小さくすることができる。従って、ウェイトバー8を小型化することができる。
(3)フェイスローラー16a,16b及び筒状のケース10の重量をメインローラー9に荷重として作用させることができるので、メインローラー9の径を小さくしても、スクリーン6に対し十分な荷重をかけて緊張することができる。
(4)メインローラー9の周面上にフェイスローラー16a,16bを支持するので、スクリーン6の布厚の変化による調整作業は不要である。そして、スクリーン6の布厚に関わらず、フェイスローラー16a,16bとメインローラー9との間でスクリーン6を一定の荷重で挟みながら案内することができる。
(5)フェイスローラー16a,16bを小径としてメインローラー9の上方に近接して位置させることができるので、フェイスローラー16a,16b間から上方へ案内されるスクリーン6を近接させることができる。従って、透過部19と不透過部20とを重なり合うように調整したとき、スクリーン6に対し上方あるいは下方から斜めに入射する光を遮断することができる。
(6)調節部21a,21bの操作により、ウェイトバー8を下限まで下降させた状態での透過部19と不透過部20とが完全に重なり合うように調整することができる。従って、ウェイトバー8を下限まで下降させた状態で外光を確実に遮断することができる。
(7)調節部21aでは、支持部材2aの側方からサポートパイプ7を回転操作して透過部19と不透過部20との重なりを調整することができる。
(8)調節部21bでは、巻取軸3の前方すなわち室内側からサポートパイプ7を回転操作して透過部19と不透過部20との重なりを調整することができる。
(第二の実施形態)
図12は第二の実施形態を示す。この実施形態は、フェイスローラーを設けることなく、スクリーンをウェイトバーから巻取軸及びサポートパイプに案内するようにしたものである。
図12に示すように、ウェイトバー8aのケース42の開口溝43の下方部分は、メインローラー9に向かって凸面となる案内面44が形成されている。メインローラー9は、その両端部がサイドキャップに回転可能にかつ上下方向に相対移動不能に支持され、そのメインローラー9に巻回されるスクリーン6は開口溝43から上方へ案内され、その上端部が前記第一の実施形態と同様な巻取軸及びサポートパイプに取着される。
このように構成されたウェイトバー8aでは、スクリーン6が巻取軸に巻き取られ、あるいは巻き戻されると、メインローラー9が回転され、スクリーン6は案内面44に摺動しながら移動する。
案内面44には、摩擦係数の低いフッ素樹脂コーティングが施され、あるいはフッ素樹脂テープが貼り付けられて、スクリーン6の摺動抵抗が軽減されている。
この実施形態のウェイトバー8aではフェイスローラーを必要としないので、前記第一の実施形態のウェイトバー8に比して小型化することができる。
(第三の実施形態)
図13は、第三の実施形態を示す。この実施形態のウェイトバー8bは、メインローラー9から上方へ案内されるスクリーン6の一方を前記第一の実施形態と同様なフェイスローラー45で案内し、他方を前記第二の実施形態と同様な案内面44で案内する構成としたものである。
フェイスローラー45から上方へ案内されるスクリーン6の上端部は巻取軸に巻着され、案内面44から上方へ案内されるスクリーン6の上端部はサポートパイプに取着される。巻取軸及びサポートパイプの構成は第一の実施形態と同様である。
メインローラー9は、第一の実施形態と同様にその支軸15がサイドキャップの長孔13に対し上下動可能にかつ回動可能に支持されている。
この実施の形態のウェイトバー8bでは、フェイスローラー45を1個としたので、第一の実施形態のウェイトバー8に比して小型化することができるとともに、案内面44を一つとしたので、第二の実施形態に比してスクリーン6の摺動抵抗を低減することができる。
(第四の実施形態)
図14及び図15は第四の実施形態を示す。前記第一〜第三の実施形態では、スクリーンの上端部を巻取軸とサポートパイプに取着したが、この実施の形態ではスクリーンの上端部をともに巻取軸に取着する構成としたものである。
図15に示すように、スクリーン6の上端にはそれぞれ係止具46が取着され、その上端部が巻取軸47に対し互いに逆方向に巻回されて、各係止具46が巻取軸47に取着されている。
スクリーン6の下端部に吊下支持されるウェイトバー8aは、前記第二の実施形態と同様な構成である。そして、ウェイトバー8aを下限まで下降させた状態では、巻取軸47から垂下されるスクリーンのうち、一方は巻取軸47から垂下され、他方は案内パイプ48を介して垂下されて、スクリーン6が前後に密接し、かつ平行な状態で垂下される。
前記案内パイプ48は、図14に示すように、その両端部が支持部材49に支持されている。そして、巻取軸47から垂下されるスクリーン6が室内側となるように設置される。
また、前記スクリーン6には上下方向及び左右方向に所定間隔毎に採光用の透孔50が透過部として形成され、前後のスクリーン6で透孔50が重なると、その重なり部分から採光可能となっている。
上記のように構成されたロールブラインドでは、図15に示すように、ウェイトバー8aを下限まで下降させた状態では、巻取軸47を正逆方向に回転させると、前後に重なるスクリーン6が上下方向に相対移動する。そして、透孔50の重なり具合を調整することにより、採光量を調節することができる。
また、巻取軸47を矢印方向に回転させると、前後のスクリーン6が重ねあわされた状態で巻取軸47に巻き取られ、ウェイトバー8aが引き上げられる。
この実施の形態のロールブラインドでは、ウェイトバー8aを下限まで下降させた状態で採光量を調節することができるとともに、サポートパイプを設ける必要がない。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・メインローラー9の両端をケース10の長孔13に支持することなく、ケース10に対しフリー状態としてもよい。
・前記ケース10の表面に装飾シートを貼着してもよい。
第一の実施形態のロールブラインドを示す正面図である。 第一の実施形態のロールブラインドを示す側面図である。 第一の実施形態のロールブラインドを示す縦断面図である。 ウェイトバーを示す断面図である。 ウェイトバーを示す断面図である。 スクリーンを示す斜視図である。 調節部を示す断面図である。 調節部を示す正面図である。 調節部を示す側面図である。 ホルダーを示す側面図である。 フェイスローラーの撓みの原因を示す説明図である。 第二の実施形態のウェイトバーを示す側面図である。 第三の実施形態のウェイトバーを示す側面図である。 第四の実施形態のロールブラインドを示す正面図である。 第四の実施形態のロールブラインドを示す側面図である。
符号の説明
2a,2b,49…支持部材、3,47…巻取軸、6…スクリーン、7…サポートパイプ、8,8a,8b…ウェイトバー、9…メインローラー、10…ケース、16a,16b,44,45…案内手段(案内面、フェイスローラー)。

Claims (8)

  1. 一対の支持部材間に支持された巻取軸からスクリーンを垂下して、前後に重なる前記スクリーンを上下方向に相対移動させることによりスクリーンを透過する光量を調節可能とし、前記スクリーンにおける下方側では該スクリーンを無端状に垂下して無端縁にウェイトバーを掛装するとともに、前記巻取軸側には前記スクリーンの一端及び他端を配置したロールブラインドにおいて、
    前記ウェイトバーは、
    前記スクリーンの無端縁に挿通するメインローラーと、
    前記ウェイトバーのケースに設けられ、前記メインローラーとの間で前後の前記スクリーンを挟みながら前記巻取軸に向かって近接した状態で案内する案内手段と
    を備え、
    前記案内手段は、前記メインローラーの外周面に支持されるとともに、互いに近接した位置でケースに回転可能に支持される一対のフェイスローラーであり、
    前記各フェイスローラーを長手方向に複数のローラーに分割し、該複数のローラーを前記ケースに回転可能に支持したことを特徴とするロールブラインドのウェイトバー。
  2. 前記ケースを前記メインローラーに対し上下方向に相対移動可能に支持したことを特徴とする請求項記載のロールブラインドのウェイトバー。
  3. 前記ケースは、前記メインローラー及びフェイスローラーを収容する筒状としたことを特徴とする請求項1又は2記載のロールブラインドのウェイトバー。
  4. 一対の支持部材間に支持された巻取軸からスクリーンを垂下して、前後に重なる前記スクリーンを上下方向に相対移動させることによりスクリーンを透過する光量を調節可能とし、前記スクリーンにおける下方側では該スクリーンを無端状に垂下して無端縁にウェイトバーを掛装するとともに、前記巻取軸側には前記スクリーンの一端及び他端を配置したロールブラインドにおいて、
    前記ウェイトバーは、
    前記スクリーンの無端縁に挿通するメインローラーと、
    前記ウェイトバーのケースに設けられ、前記メインローラーとの間で前後の前記スクリーンを挟みながら前記巻取軸に向かって近接した状態で案内する案内手段と
    を備え、
    前記メインローラーを筒状のケースに収容し、前記ケースを前記メインローラーに対し上下方向に相対移動可能に支持し、
    前記案内手段は、
    前記ケースに設けた案内面と、
    前記ケースに回転可能に支持されるとともに、前記メインローラーの外周面に支持されるフェイスローラーと、で構成し
    前記フェイスローラーを長手方向に複数のローラーに分割し、該各ローラーを前記ケースに回転可能に支持したことを特徴とするロールブラインドのウェイトバー。
  5. 前記複数のローラーの両端には、それぞれ支軸部が取着され、
    前記各支軸部を前記ケースに形成された軸受部に回転可能に支持したことを特徴とする請求項乃至4のいずれか1項に記載のロールブラインドのウェイトバー。
  6. 前記スクリーンの前記一端を巻取軸に取着し、前記他端を前記支持部材間に支持されたサポートパイプに取着し、前記巻取軸の回転に基づいて前記スクリーンを上下方向に相対移動可能としたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のロールブラインドのウェイトバー。
  7. 前記スクリーンの前記一端及び他端を前記巻取軸に互いに逆方向に巻回して取着し、前記スクリーンを平行に垂下するための案内パイプを前記巻取軸の下方に設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のロールブラインドのウェイトバー。
  8. 前記スクリーンは、光を透過する透過部と、光を透過させない不透過部を所定間隔毎に交互に設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のロールブラインドのウェイトバー。
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