JP7337718B2 - ロールスクリーン - Google Patents
ロールスクリーン Download PDFInfo
- Publication number
- JP7337718B2 JP7337718B2 JP2020010130A JP2020010130A JP7337718B2 JP 7337718 B2 JP7337718 B2 JP 7337718B2 JP 2020010130 A JP2020010130 A JP 2020010130A JP 2020010130 A JP2020010130 A JP 2020010130A JP 7337718 B2 JP7337718 B2 JP 7337718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- roll screen
- screen
- folding member
- weight portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
以下、本発明に係る第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず、本実施形態に係るロールスクリーンの全体構成について説明する。図1は本実施形態に係るロールスクリーンを示す概略斜視図であり、図2は本実施形態に係るロールスクリーンを側面側から見た縦断面図である。なお、本実施形態においては、後述するロールスクリーン1が例えば家屋の窓枠等に取り付けられた状態において、その室内側を正面、窓側を背面と称し、これらの面垂直方向を前後方向、当該前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向と称して以後説明を行う。
スクリーン20は、図1及び図2に示されるように、巻取パイプ13から垂下すると共にウエイトバー30で折り返されて上昇し、巻取パイプ13よりも後方においてセットフレーム11に固定されている。より詳細には、スクリーン20の他端は板状の固定部材15に巻回される形で連結されており、この固定部材15がセットフレーム11の下方に画成された固定空間111に挿入されることにより、スクリーン20の他端がセットフレーム11に固定される。巻取パイプ13から垂下したスクリーン20は、ウエイトバー30の前方側に位置すると共に、ウエイトバー30で折り返されてウエイトバー30の後方側にも位置しており、前後方向に二重の状態になる。したがってスクリーン20は、巻取パイプ13により巻取及び巻解かれた際にはその前後で互い違いの方向に移動することとなる。また、スクリーン20は、ウエイトバー30の自重によりその折り返し部分が下方に引っ張られることによりテンションが加わり、展張状態を維持する。
ウエイトバー30は、図2に示されるように、左右方向に延在しスクリーン20の折り返し部分の内側にあってスクリーン20が巻き掛けられる回転パイプ31と、回転パイプ31と共にスクリーン20にテンションを付与するウエイト本体32と、ウエイト本体31の両端面にそれぞれ固定され回転パイプ31を相対回転可能に支持すると共に、後述する調節部材332により回転パイプ31に対してウエイト本体31を上下方向に相対移動可能な一対の可動支持部材33と、からなる。
ウエイト本体32は、回転パイプ31と平行且つその下方に配置されて左右方向に延在すると共に、その下面にウエイト本体32の左右方向全長に亘って開口321が形成された長尺部材である。ウエイト本体32の開口321には、これを閉塞するための着脱自在な軟質樹脂等の可撓性部材であるウエイトカバー324が嵌め込まれており、ウエイト本体32の正面内壁及び背面内壁から互いに近接するように突出する支持片323と開口321縁部とによりウエイトカバー324が脱落不能に支持されている。
図3は本実施形態に係る当接状態における可動支持部材33を示す斜視図であり、図4はその離間状態を示す斜視図である。図5は本実施形態に係るウエイトバー30を正面側から見た縦断面図であり、図6はその離間状態を示す縦断面図である。なお、一対の可動支持部材33は、それぞれが同一構成を有するため、図3~図6では一方の可動支持部材33のみが示されている。また、図5及び図6における回転パイプ31及び後述するパイプキャップ311は、その回転軸から上方が正面、下方が縦断面でそれぞれ示されている。図3及び図4に示されるように、1つの可動支持部材33は、支持部本体330と、軸受け部材331と、調節部材332とを備える。
支持部本体330は、ウエイトバー30の側面を覆う所謂サイドキャップであり、図3及び図4に示されるように上下方向に延在する薄箱状に形成されて、上下端部が円弧状に形成されると共に、一方の側面が閉塞され、他方の側面が開口している。支持部本体330の略中央には、前後方向に延在して軸受け部材331を支持する板状の支持板333が設けられている。支持板333の略中央に凹部が形成されており、当該凹部の略中央には内周にネジ山が設けられた所謂雌ネジである貫通孔338が穿設されている。支持板333は、その上方に支持部本体330の内壁と協働して収容空間334を画成する。
軸受け部材331は、その略中央に軸受け孔337が穿設されており、当該軸受け孔337により回転パイプ31を相対回転可能に軸支する。より詳細には、軸受け孔337に、回転パイプ31と一体回転するように回転パイプ31の両端部にそれぞれ係合する一対のパイプキャップ311(図5及び図6参照)の一方が相対回転可能に挿入され、これによち軸受け部材331は回転パイプ31を軸支することができる。また、軸受け部材331は、支持部本体330の収容空間334に上下方向に沿って相対移動可能に収容されており、図3及び図5に示されるような支持板333に当接した状態(以後、当接状態と称する)から、図4及び図6に示されるような支持板333から離間した状態(以後、離間状態と称する)へ移行することができる。
調節部材332は、円筒部分の周壁に螺旋状にネジ山が設けられ、支持板333の貫通孔338に螺合可能な所謂雄ネジであり、貫通孔338を貫通した状態で螺合している。支持板333の下方に位置する調節部材332の下端部には、ネジ頭が設けられると共に、支持板333の上方に位置する上端部には、軸受け部材331の下面と当接してこれを支持する平板状の支持台339が設けられている。したがって軸受け部材331は、調節部材332を介して支持板333により支持されることとなる。調節部材332は、図3~図6に示されるように、貫通孔338に螺合しているため、自身の回転により貫通孔338に対して上下方向に相対移動することができ、つまり調節部材332及び貫通孔338は、その回転変位を直線変位に変換可能な変換機構をなしている。
第1の実施形態においては、雄ネジである調節部材332と雌ネジである貫通孔338とからなる回転変位を直進変位へ変換する変換機構によりロールスクリーン1の長さを調節すると説明したが、これに限定されるものではなく、当該変換機構としてラック・ピニオン機構を用いてもよい。本実施形態においては、ラック・ピニオン機構を備えた調節部材について図12~15を用いて詳細に説明する。
第1及び第2の実施形態においては、調節部材を回転させることにより、製品長さを調節すると説明したが、回転操作を行うことなく直線変位させるようにしてもよい。本実施形態においては、回転操作の必要がない可動支持部材を備えるウエイトバーについて図16及び図17を用いて詳細に説明する。
13 巻取パイプ
15 固定部材
20 スクリーン
30 ウエイトバー(ウエイト部)
31 回転パイプ(折り返し部材)
32,32b ウエイト本体(ウエイト部)
32-2 係合凹部(第2の係合部)
33,33b 可動支持部材(支持部)
33-2 係合凸部(第1の係合部)
331,331a 軸受け部材(軸受部)
331-1 レール部(変換部、ラック)
332,332a 調節部材(操作部、変換部、ネジ部材)
332-1 歯車(変換部、ピニオン)
338 挿通孔(変換部,ネジ孔)
Claims (7)
- スクリーンの一端部が巻取り及び巻解き可能に巻取パイプに連結され、前記スクリーンの他端部が前記巻取パイプから垂下して折り返し部材で折り返されて前記巻取パイプ付近に設けられる固定部材に連結されるロールスクリーンであって、
少なくとも一部が前記折り返し部材の下方に位置し、前記スクリーンにテンションをかけるウエイト部と、
前記折り返し部材に設けられ、前記ウエイト部を前記折り返し部材に対して上下方向に相対移動可能に支持する支持部と
を備えることを特徴とするロールスクリーン。 - 前記支持部は
回転可能な操作部と、
前記操作部の回転変位を前記折り返し部材に対する前記ウエイト部の直線変位に変換する変換部とを備える
ことを特徴とする請求項1記載のロールスクリーン。 - 前記支持部は、
前記ウエイト部に対して上下方向に相対移動可能に設けられ、前記折り返し部材を回転可能に支持する軸受部をさらに備え、
前記変換部は、前記軸受部を前記ウエイト部に対して上下方向に相対移動させる
ことを特徴とする請求項2記載のロールスクリーン。 - 前記変換部は、ネジ孔であり、
前記操作部は、前記ネジ孔を貫通し前記軸受部に当接するネジ部材である
ことを特徴とする請求項3記載のロールスクリーン。 - 前記変換部は、前記軸受部に設けられたラックを有し、
前記操作部は、前記ラックに噛み合うピニオンである
ことを特徴とする請求項3記載のロールスクリーン。 - 前記支持部は、その正面及び背面が前記ウエイト部に覆われ、該覆われた正面及び背面のいずれかの外壁面に、1つまたは上下方向に複数設けられた第1の係合部を有し、
前記ウエイト部は、前記外壁面に対向する内壁面に、前記第1の係合部と分離可能に係合する、1つまたは上下方向に複数設けられた第2の係合部を有し、
前記第1及び第2の係合部のいずれかは複数設けられる
ことを特徴とする請求項1記載のロールスクリーン。 - 前記ウエイト部は、相対移動がなされる場合、前記折り返し部材における下端部の正面及び背面の少なくともいずれかを覆う状態を維持する
ことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020010130A JP7337718B2 (ja) | 2020-01-24 | 2020-01-24 | ロールスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020010130A JP7337718B2 (ja) | 2020-01-24 | 2020-01-24 | ロールスクリーン |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021116578A JP2021116578A (ja) | 2021-08-10 |
JP2021116578A5 JP2021116578A5 (ja) | 2023-08-08 |
JP7337718B2 true JP7337718B2 (ja) | 2023-09-04 |
Family
ID=77174269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020010130A Active JP7337718B2 (ja) | 2020-01-24 | 2020-01-24 | ロールスクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7337718B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079431A (ja) | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Toso Co Ltd | ロールブラインド |
JP2010001656A (ja) | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | ロールブラインドのウェイトバー |
US20120043029A1 (en) | 2010-08-20 | 2012-02-23 | Gaskill Robert D | Dual Panel Window Shade Apparatus with Improved Bottom Weight Bar and Rail |
JP2014173317A (ja) | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Nichibei Co Ltd | ロールスクリーン |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100010743U (ko) * | 2009-04-23 | 2010-11-02 | 김성철 | 롤 블라인드 |
-
2020
- 2020-01-24 JP JP2020010130A patent/JP7337718B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079431A (ja) | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Toso Co Ltd | ロールブラインド |
JP2010001656A (ja) | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | ロールブラインドのウェイトバー |
US20120043029A1 (en) | 2010-08-20 | 2012-02-23 | Gaskill Robert D | Dual Panel Window Shade Apparatus with Improved Bottom Weight Bar and Rail |
JP2014173317A (ja) | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Nichibei Co Ltd | ロールスクリーン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021116578A (ja) | 2021-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6808448B2 (ja) | 操作装置 | |
JP2010527420A (ja) | ロールブラインド | |
JP7337718B2 (ja) | ロールスクリーン | |
JP6846858B2 (ja) | ロールスクリーン | |
JP6367595B2 (ja) | ブラインド | |
JP6956476B2 (ja) | 制動装置、及び、それを用いた遮蔽装置 | |
JP5394595B2 (ja) | 日射遮蔽装置の操作装置 | |
JP2006283544A (ja) | 縦型ブラインドの操作装置 | |
JP6621322B2 (ja) | 遮蔽装置 | |
KR101865370B1 (ko) | 이중 블라인드 시트의 각도조절 개폐장치 | |
JP2010222922A (ja) | ブラインド内蔵型多重ガラスサッシのブラインド昇降装置 | |
JP6983622B2 (ja) | ロールスクリーン | |
JP2017210858A (ja) | 制動装置及び遮蔽装置 | |
JP6860641B2 (ja) | ロールスクリーン | |
JP6479413B2 (ja) | 昇降コード支持装置及び遮蔽装置 | |
EP3636871B1 (en) | Fabric roller blind with manual actuation | |
JP6445252B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP7328867B2 (ja) | 遮蔽装置 | |
JP7199923B2 (ja) | 遮蔽装置 | |
JP6713764B2 (ja) | 遮蔽装置、及びその制御装置の制御方法、並びにプログラム | |
CA3162776C (en) | Cord retractor and window covering having same | |
JP2024084027A (ja) | スクリーン装置の取付構造 | |
JP2024084026A (ja) | ロールスクリーン装置 | |
JP6971741B2 (ja) | ロールスクリーン | |
JP5833882B2 (ja) | 自然換気窓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7337718 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |