JP2019085724A - ロールスクリーン - Google Patents
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Description
まず、本発明による一実施形態のロールスクリーンを図面に従って説明する。図1及び図2に示す一実施形態のロールスクリーンは、取付ブラケット1を介して窓枠等の取付面に取着されるフレーム2の左右両端にそれぞれの支持ブラケット3a,3bが取着され、支持ブラケット3a,3b間に1本のパイプ状の巻取軸4が回転可能に支持されている。左右両端の支持ブラケット3a,3bの各々には、その外面を覆うサイドカバー3cがそれぞれ固着されている。ただし、図1及び図2に示す各サイドカバー3cは、1本のパイプ状の支持体20(破線図示)を調光範囲内で回転可能に支持するよう支持ブラケット3a,3bの各々の後方から一部が突出している。
より具体的に、図3及び図4を参照して、本実施形態に係る伝達機構30(被動歯車31、伝達歯車32、及び駆動歯車33)及び切り替え機構(パイプキャップ21の係合片213、ブレーキバネ23、及びサイドカバー3cの係合片421)の構成について説明する。図3に示すように、本実施形態における伝達機構30及び切り替え機構は、操作装置10が設けられている支持ブラケット3a側に設けられている。ただし、伝達機構30及び切り替え機構は、操作装置10が設けられていない支持ブラケット3b側に設けてもよく、例えば操作装置10を図1に示すように巻取軸4の右端側に設けているときに、巻取軸4の左端側に伝達機構30及び切り替え機構を設けてもよい。
ここで、図5を参照してロールスクリーンの全体動作を説明する。ここでは、下降操作から、調光操作を経て、上昇操作へと連続的に移行する例を説明する。
図5(a)には本実施形態のロールスクリーンの下降操作時の動作を概略的に示している。まず、図5(a)に示す第1及び第2スクリーン5a,5bの下降操作の際には、プーリー15の回転に伴って伝達機構30(被動歯車31、伝達歯車32、及び駆動歯車33)が図示するように作動し、巻取軸4が第2スクリーン5bの巻き戻し方向に回転する。このとき、パイプキャップ21の係合片213と、サイドカバー3cの係合片421とが一方端で当接し(図4(a)参照)、パイプキャップ21の回転が阻止されている状態であり、このため第1スクリーン5aの上端を取着するパイプ状の支持体20は回転停止している。
図5(b)には本実施形態のロールスクリーンの下降操作から切り替えた調光操作時の動作を概略的に示している。図5(b)に示す第1及び第2スクリーン5a,5bの調光操作の際には、プーリー15の逆回転に伴って伝達機構30(被動歯車31、伝達歯車32、及び駆動歯車33)が図示するように作動し、巻取軸4が第2スクリーン5bの巻き取り方向に回転する。このとき、切り替え機構(パイプキャップ21、ブレーキバネ23、及びサイドカバー3c)の作動により、パイプキャップ21の係合片213と、サイドカバー3cの係合片421とが非当接となり、パイプキャップ21の回転が阻止されていない状態となって、支持体20は、図4(a)に示す係合片421の一方端に係合片213の一方端が当接する状態から、図4(b)に示す係合片421の他方端に係合片213の他方端が当接する状態までの範囲で回転可能であり、伝達機構30の作動に応じて第1スクリーン5aを下降させる(支持体20に所定量巻き取られていた生地が吐出される)。
図5(c)には本実施形態のロールスクリーンの調光操作から連続して移行する上昇操作時の動作を概略的に示している。図5(c)に示す第1及び第2スクリーン5a,5bの上昇操作の際には、プーリー15の回転に伴って伝達機構30(被動歯車31、伝達歯車32、及び駆動歯車33)が図示するように作動し、巻取軸4が第2スクリーン5bの巻き取り方向に回転する。このとき、パイプキャップ21の係合片213と、サイドカバー3cの係合片421とが他方端で当接し(図4(b)参照)、パイプキャップ21の回転が阻止されている状態であり、このため第1スクリーン5aの上端を取着するパイプ状の支持体20は回転停止している(支持体20に生地が所定量巻き取られた状態で停止)。これによりウェイトバー6及びボトムカバー7を調光操作からの連続動作で上昇させることができる。
一方、図6に示すように、変形例1の伝達機構30として伝達歯車32を省略し、被動歯車31及び駆動歯車33により構成してもよい。この場合、例えば、巻取軸4の室外側から垂下するよう第2スクリーン5bを支持し、支持体20の室外側から垂下するよう第1スクリーン5aを支持する構成とすることで、同様の効果を得ることができる。ただし、図6に示す変形例1の構成では、図2に示す構成と比較して、前後二重の第1及び第2スクリーン5a,5bを近接、或いは密着させる観点からは不利になるが、支持ブラケット3a,3bの後方から突出するサイドカバー3Cの部位のサイズをより小さくすることが容易になるという利点がある。
図7は、本発明による変形例2のロールスクリーンにおける一実施例の伝達機構及び切り替え機構の概略構成を示す分解斜視図である。
変形例2のロールスクリーンでは、前述した図1に示す支持体20を、図7に示すような板状のスライダー50で構成している。スライダー50の左右両端部501は、図1に示すフレーム2の左右両端の支持ブラケット3a,3bに固着されるサイドカバー3c間にスライド移動可能に支持され、より具体的には、図7に示すように、サイドカバー3cに形成される案内溝44に係合し、所定の範囲内(第1スクリーン5aの移動調整量)で上下方向にスライド移動可能に支持される。本例では上下方向にスライド移動するスライダー50を例示しているが、前後方向或いは前後・上下に斜め方向にスライドする構成や、直線状でなくとも曲線状にスライドする構成とすることもできる。スライダー50の下端には、生地押さえ(図示せず)を利用して第1スクリーン5aの上端を取着するための取着部502が形成されている。また、スライダー50の右端近傍には、ピニオンギヤとして機能する伝達歯車32Aと噛合するラック部502が形成されている。尚、伝達歯車32A及びラック部502の係合により、スライダー50のスライド移動を伝達する構成とする代わりに、ゴム材等の高摩擦体を利用して、スライダー50のスライド移動を伝達する構成としてもよい。
変形例2のロールスクリーンにおける伝達機構30及び切り替え機構の構成について説明する。図7に示すように、変形例2のロールスクリーンに係る伝達機構30は、被動歯車31、及び駆動歯車33により構成される。また、変形例2のロールスクリーンに係る切り替え機構は、伝達歯車32A、及びブレーキバネ23により構成される。
ここで、図8を参照して変形例2のロールスクリーンの全体動作を説明する。変形例2のロールスクリーンにおいても、基本動作は上述した図5と同様であり、ここでは、図8(a)に示す下降操作に係る調光操作と、図8(b)に示す上昇操作に係る調光操作について説明する。
図8(a)には変形例2のロールスクリーンの下降操作に係る調光操作時の動作を概略的に示している。まず、図8(a)に示す第1及び第2スクリーン5a,5bの下降操作の際には、プーリー15の回転に伴って伝達機構30(被動歯車31、及び駆動歯車33)が図示するように作動し、巻取軸4が第2スクリーン5bの巻き戻し方向に回転する。このとき、伝達歯車32Aとラック部502との噛合で、スライダー50の上端部と、案内溝44の上端部との当接で伝達歯車32Aの回転が阻止されている状態となるまで、スライダー50が上方へ移動し、第1スクリーン5aの上端を取着するスライダー50の上方への移動に伴い第1スクリーン5aも上昇する。伝達機構30は、ウェイトバー6で折り返されて巻取軸4で巻き戻す第2スクリーン5bの巻き戻し量と、第1スクリーン5aを上昇させる上昇量をほぼ等しくするよう動作する。
図8(b)には変形例2のロールスクリーンの上昇操作に係る調光操作時の動作を概略的に示している。まず、図8(b)に示す第1及び第2スクリーン5a,5bの上昇操作の際には、プーリー15の回転に伴って伝達機構30(被動歯車31、及び駆動歯車33)が図示するように作動し、巻取軸4が第2スクリーン5bの巻き取り方向に回転する。このとき、伝達歯車32Aとラック部502との噛合で、スライダー50の下端部と、案内溝44の下端部との当接で伝達歯車32Aの回転が阻止されている状態となるまで、スライダー50が下方へ移動し、第1スクリーン5aの上端を取着するスライダー50の下方への移動に伴い第1スクリーン5aも下降する。伝達機構30は、ウェイトバー6で折り返されて巻取軸4で巻き取る第2スクリーン5bの巻き取り量と、第1スクリーン5aを下降させる下降量をほぼ等しくするよう動作する。
2 フレーム
3a,3b 支持ブラケット
3c サイドカバー
4 巻取軸
5a 第1スクリーン
5b 第2スクリーン
6 ウェイトバー
7 ボトムカバー
8 透光部
9 遮光部
10 操作装置
11 ボールチェーン
15 プーリー
21 パイプキャップ
22 カバー
23 ブレーキバネ
30 伝達機構
31 被動歯車
32,32A 伝達歯車
33 駆動歯車
50 スライダー
Claims (8)
- 1枚のスクリーンを錘部材で折り返し前後二重のスクリーンを吊下するロールスクリーンであって、
前記スクリーンの一端を取着して巻取り、或いは巻き戻し可能とする巻取軸と、
前記スクリーンを錘部材で折り返した他端を取着して、当該前後二重のスクリーンの重なり具合を調節することによる調光操作時に該他端から吊下するスクリーンを移動調整するための支持体と、
当該前後二重のスクリーンの昇降操作時は前記巻取軸の回転に対し前記支持体を停止させ前記調光操作時は前記巻取軸の回転に伴うスクリーンの可動方向に対し、前記支持体側に取着のスクリーンを逆方向に可動させる機構と、
を備えることを特徴とするロールスクリーン。 - 前記機構は、前記巻取軸を回転操作する操作装置側と反操作装置側のいずれか一方、又は双方に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
- 前記機構は、当該調光操作時に、前記巻取軸による巻き取り、或いは巻き戻し量と、対応する前記支持体による移動調整量はほぼ等しくするよう動作することを特徴とする、請求項1又は2に記載のロールスクリーン。
- 前記機構は、前記巻取軸と一体となって回転する駆動歯車と、前記支持体を動作させるための被動歯車と、前記駆動歯車の回転を前記被動歯車に伝達する伝達歯車と、を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
- 前記機構は、前記巻取軸と一体となって回転する駆動歯車と、前記駆動歯車の回転を基に回転し前記支持体を動作させるための被動歯車とを備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
- 前記支持体は当該調光操作時に当該他端を巻き取り、或いは巻き戻すよう回転するパイプで構成され、
前記機構は、前記パイプに係合形成される部位と、前記スライダーを支持する部材にて前記スライダーの動作を案内し所定の範囲内に制限する部位との当接・非当接で前記パイプの回転動作が阻止されている状態と、阻止されていない状態とを切り替えることにより、当該調光操作と当該昇降操作とを連続的に切り替え可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のロールスクリーン。 - 前記支持体は当該調光操作時に当該他端をスライド移動させるスライダーで構成され、
前記機構は、前記スライダーに係合形成される部位と、前記スライダーを支持する部材にて前記スライダーの動作を案内し所定の範囲内に制限する部位との当接・非当接で前記スライダーのスライド動作が阻止されている状態と、阻止されていない状態とを切り替えることにより、当該調光操作と当該昇降操作とを連続的に切り替え可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のロールスクリーン。 - 前記機構による切り替え状態を保持するための制動部材を備えることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
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JP2017212766A JP6983622B2 (ja) | 2017-11-02 | 2017-11-02 | ロールスクリーン |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110491192A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-11-22 | 辽宁工程技术大学 | 一种用于动画设计的教学演示装置 |
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2017
- 2017-11-02 JP JP2017212766A patent/JP6983622B2/ja active Active
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