JP5470294B2 - インジェクタ駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明はインジェクタ駆動回路に関する。
従来、ガソリンや軽油等を燃料とする自動車,オートバイ,農耕機,工作機械,船舶機等の内燃機関制御装置において、燃費や出力向上の目的により、気筒内に直接燃料を噴射するインジェクタを備えたものが用いられている。このようなインジェクタは、「気筒内直接噴射型インジェクタ」,「直噴インジェクタ」、または、「DI」と呼ばれている。
現在、ガソリンエンジンで、吸気管に燃料を噴射する方式が主流であるが、高圧に加圧された燃料を用いる気筒内直接噴射型インジェクタを備えたエンジンは、インジェクタの開弁動作時に、前記の方式より高いエネルギーを必要とする。また、制御性を向上させて高速回転に対応するためには、高いエネルギーを短時間にインジェクタに供給することが必要になる。さらに、気筒内直噴型インジェクタを備えたエンジンでは、低燃費化や排気ガスの放出低減のための多段噴射という技術が注目されているが、この技術では従来ピストンの1動作に対して1度に噴射していた燃料を数回に分けて噴射するため、高いエネルギーを一層短時間にインジェクタに供給することが必要になる。
一般的に、気筒内直接噴射型インジェクタを制御するインジェクタ駆動回路は、バッテリ電圧よりも高い電圧に昇圧する昇圧回路を設け、この昇圧回路により発生させた昇圧電圧を印加することで、インジェクタの動作応答時間の短縮を狙ったものが多い。そのため、インジェクタの動作回数が増加する多段噴射技術では、昇圧回路の負担が増加するので、昇圧回路の負荷低減が重要な課題となっている。
以下、代表的な直噴インジェクタの電流波形について説明する。まず、通電初期のピーク電流通電期間には、昇圧電圧を用いてインジェクタ電流を予め定められたピーク電流まで短時間に上昇させ、インジェクタを開弁する。このピーク電流は、吸気管に燃料を噴射する方式のインジェクタ電流と比較して、5〜20倍程度大きい。ピーク電流の通電期間が終了した後は、インジェクタへのエネルギー供給源は、昇圧回路からバッテリ電源へ移行し、前記ピーク電流値よりも低い開弁保持電流を通電させ、インジェクタの開弁状態を保持する。このピーク電流と開弁保持電流を通電させることで、開弁したインジェクタが、燃料を気筒内に噴射する。
噴射終了時は、インジェクタの閉弁を速やかに行うため、インジェクタ通電電流の電流降下を短時間に行い、インジェクタ電流を遮断する必要がある。しかし、インジェクタには、インジェクタ電流が流れていることで高いエネルギーが蓄積されており、このエネルギーをインジェクタから消滅させることが必要である。これを短時間に実現させるため、インジェクタ電流を駆動する駆動回路の駆動素子でツェナーダイオード効果を使用してエネルギーを熱エネルギーに変換する方式や、電流回生ダイオードを介して、インジェクタ電流を昇圧回路の昇圧電圧を蓄積している昇圧コンデンサに回生させる方式等、種々の方式が採用されている。
例えば、特許文献1は、上述したエネルギー供給源である昇圧回路とバッテリ駆動回路を同時荷駆動し、インジェクタに流れる電流を制御する技術を開示している。
特開2008−169762号公報
特許文献1によるインジェクタ駆動回路ではオン/オフを繰り返し行うための電流判定値として上限値と下限値を設定し、通常、電流が上限値に達した後に該第1のスイッチング素子を遮断し電流が低下し下限値となったら再び通電し、この繰り返しにより前記インジェクタに流れる電流を上限値と下限値の間に維持している。
しかし、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子が同時にオンしインジェクタに流れる電流が0から増加して前述し、上限値に達した時点で昇圧回路の第1のスイッチング素子を遮断した後も電源電圧の上昇等により第2のスイッチング素子から供給される電流によりインジェクタに流れる電流が増え続ける場合、電流が前述した上限値を超えているためこの電流を抑制することができなくなる。
すなわち、インジェクタに流れる電流を上限値と下限値の間に制御することができなくなり、本来の制御目的であるインジェクタの開弁位置を一定に保つことが困難となり、制御性が悪化する場合が考えられる。
そこで本発明の目的は、上記昇圧回路の負荷を低減できるインジェクタ駆動回路において、安定してインジェクタの電流制御を行うことにある。
上記課題を達成するため、本発明の望ましい態様の一つは次の通りである。
当該インジェクタ駆動回路は、電源から高電圧を生成する昇圧回路と、前記昇圧回路とインジェクタの一方の端子の間の経路に接続された第1のスイッチング素子と、前記電源の正極に接続された第2のスイッチング素子と、前記第2のスイッチング素子の負極側と前記インジェクタの一方の端子の間の経路に接続された第1のダイオードと、前記インジェクタの一方の端子と前記第1のダイオードの間に一方の端子が接続され、かつ他方の端子が電源グランドに接続された第2のダイオードと、前記インジェクタの他方の端子と電源グランドの間の経路に接続された第3のスイッチング素子と、前記インジェクタに流れる電流値に応じて、前記第1のスイッチング素子,前記第2のスイッチング素子及び前記第3のスイッチング素子を動作させる制御手段を有するインジェクタ駆動回路であって、前記制御手段は、前記第1のスイッチング素子を複数回オン/オフさせる期間に前記第2のスイッチング素子をオン/オフさせる手段を備え、前記インジェクタに流れる電流を制御するための設定値として、下限を定める第1の閾値,上限を定める第2の閾値、及び前記第2の閾値より大きい第3の閾値とを有するように構成することで実現できる。
本発明によれば、安定したインジェクタの電流制御を行うことができる。
本発明の第1の実施形態によるインジェクタ駆動回路を用いたインジェクタ制御システムの構成を示すブロック回路図である。 本発明の第1の実施形態によるインジェクタ駆動回路を用いたインジェクタ制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。 異常時のインジェクタ制御システムのタイミングチャートである。 本発明の実施形態によるインジェクタ駆動回路を用いたインジェクタ制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。 異常時のインジェクタ制御システムのタイミングチャートである。 本発明の実施形態によるインジェクタ駆動回路を用いたインジェクタ制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。
以下、図1,図2を用いて、本発明の第1の実施形態によるインジェクタ駆動回路の構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態によるインジェクタ駆動回路を用いたインジェクタ制御システムの構成について説明する。ここではインジェクタの一例として、気筒内直接噴射型インジェクタの場合について説明するが、昇圧回路を使用する他のインジェクタにも、本発明は適用できるものである。また、ここでは、1つのインジェクタを駆動する駆動回路を示しているが、複数のインジェクタを駆動することも可能である。
本実施形態のインジェクタ駆動回路は、昇圧回路100と、駆動回路200とを備えている。
駆動回路200は、制御回路300からの制御指令に基づいて、インジェクタ3への通電を制御する。制御回路300は、エンジンコントロールユニットなどからなり、車両の状態や運転者の意図に応じて、インジェクタ3への通電を制御する。インジェクタ3は、直噴インジェクタである。インジェクタ3には、昇圧回路100により昇圧された電圧Vh若しくはバッテリからの電圧Vbが印加される。
インジェクタ3は、直列接続された内部コイル3Lと内部寄生抵抗3Rの等価回路とし
て表すことができる。一般に、気筒内直接噴射型インジェクタの寄生抵抗値は、数Ω程度である。
昇圧回路100は、複数の駆動回路200により共有される。通常は、一つのエンジンに対して、1〜4個の昇圧回路100が搭載される。昇圧回路100が駆動回路200を共有する数は、後述するインジェクタ電流Iinjのピーク電流通電期間(図2にて後述する期間P1)およびピーク電流保持期間(図2にて後述する期間P2)にインジェクタを駆動するために必要なエネルギー,エンジンの最高回転数,同一気筒での1回の燃焼に対する燃料の多段噴射回数等で決定される昇圧復帰期間や、昇圧回路100の自己発熱等により決まる。
昇圧回路100は、バッテリ電源の電圧Vbを昇圧電圧Vhまで昇圧する。バッテリ電圧Vbを例えば12Vとすると、昇圧電圧Vhは例えば65V程度である。
昇圧回路100で昇圧された昇圧電圧Vhは、昇圧側電流検出抵抗Rhと、昇圧側駆動FET202と、昇圧側保護ダイオードDhとを介して、インジェクタ3の上流側に供給される。昇圧側電流検出抵抗Rhは、昇圧回路100からの流出電流の過電流又はインジェクタ3側のハーネス断線等を検出するための昇圧側駆動電流Rhaを、電圧に変換する。昇圧側駆動FET202は、後述するインジェクタ電流Iinjのピーク電流通電期間P1およびピーク電流保持期間P2に駆動するためのものである。昇圧側保護ダイオードDhは、昇圧回路100が故障した場合の逆電流を防止するためのものである。
また、インジェクタ3の上流側には、バッテリ側電流検出抵抗Rb,バッテリ側駆動FET212、及び、バッテリ側保護ダイオードDbを介して、バッテリ電源の電圧Vbが供給される。バッテリ側電流検出抵抗Rbは、バッテリ電源からの過電流又はインジェクタ3側のハーネス断線等を検出するために、バッテリ側駆動電流Rbaを電圧に変換する。また、バッテリ側保護ダイオードDbは、昇圧電圧Vhからの電流がバッテリ電源へ逆流するのを防止するために設けられている。また、抵抗RsとコンデンサCsの直列回路からなるスナバ回路が、バッテリ側保護ダイオードDbと並列に接続されている。
バッテリ側駆動FET212は、開弁保持電流通電期間(図2にて後述する期間P4)に、インジェクタの開弁保持電流を流すために駆動することが一般的であるが、後述のように、本実施形態ではピーク電流保持期間P1の電流降下を緩和する目的でも使用する。
インジェクタ3の下流側には、インジェクタ下流側駆動FET220が接続される。インジェクタ下流側駆動FET220のオン/オフにより、インジェクタ3の通電/非通電が決まる。本例では、インジェクタ3に流れるインジェクタ電流Iinjは、インジェクタ下流側駆動FET220のソース電極に接続された下流側電流検出抵抗Riを介して電源グランドGNDに流れる。
また、還流ダイオードDfが、電源グランドGNDとインジェクタ3の上流側との間に接続されている。還流ダイオードDfは、インジェクタ電流Iinjを通電する間、昇圧側駆動FET202とバッテリ側駆動FET212を同時に遮断し、インジェクタ下流側駆動FET220を通電させることで生じるインジェクタの回生電流をフライホイールさせるためである。このため、還流ダイオードDfのアノードが電源グランドGND側に、また、カソードがインジェクタ3の上流側に接続される。
また、電流回生ダイオードDrが、インジェクタ3の下流と昇圧電圧側の経路との間に設けられる。本例では、電流回生ダイオードDrのアノードが、インジェクタ3と下流側駆動FET220との間の経路に接続され、また、カソードが、昇圧側電流検出抵抗Rhと昇圧側駆動FET202との間の経路に接続される。電流回生ダイオードDrは、インジェクタ電流Iinjを通電する間に、上流側の昇圧側駆動FET202とバッテリ側駆動FET212、およびインジェクタ下流側駆動FET220を全て遮断させることにより、インジェクタ3の電気エネルギーを昇圧回路100に回生させるために用いられる。インジェクタ電流の回生は、主にインジェクタの閉弁動作時など、インジェクタ通電電流を素早く下降させたい場合に行われる。
昇圧側駆動FET202,バッテリ側駆動FET212,インジェクタ下流側駆動FET220の各駆動素子は、エンジン回転数や各種センサからの入力条件に基づき、制御回路300が発生するインジェクタ開弁信号300b,インジェクタ駆動信号300cにより制御される。インジェクタ開弁信号300b,インジェクタ駆動信号300cは、駆動回路200のインジェクタ制御回路240のゲート駆動ロジック回路245に入力する。また、制御回路300とゲート駆動ロジック回路245との間は、通信信号300aにより必要な情報を更新する。
インジェクタ制御回路240は、昇圧側電流検出回路241と、バッテリ側電流検出回路242と、下流側電流検出回路243と、電流選択回路244と、ゲート駆動ロジック回路245とを備えている。昇圧側電流検出回路241は、昇圧側電流検出抵抗Rhに流れる昇圧側駆動電流Ihを検出する。バッテリ側電流検出回路242は、バッテリ側電流検出抵抗Rbに流れるバッテリ側駆動電流Ibを検出する。下流側電流検出回路243は、下流側電流検出抵抗Riに流れる下流側駆動電流Iiを検出する。電流選択回路244は、昇圧側電流検出回路241と下流側電流検出回路243により検出された電流のいずれかを選択する。
電流選択回路244は、ゲート駆動ロジック回路245から昇圧側電流選択信号245hが出力されると昇圧側電流検出回路241により検出された電流を選択し、ゲート駆動ロジック回路245からインジェクタ下流側電流選択信号245iが出力されると下流側電流検出回路243により検出された電流を選択し、選択信号Ih/iとして出力する。
ゲート駆動ロジック回路245は、昇圧側電流検出回路241,バッテリ側電流検出回路242、及び、下流側電流検出回路243により検出された検出値(昇圧側電流検出信号SIh,バッテリ側電流検出信号SIb,インジェクタ下流側電流検出信号SIi)に基づき、昇圧側駆動FET制御信号SDh,バッテリ側駆動FET制御信号SDb,インジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiを生成する。また、制御回路300とインジェクタ制御回路240は、駆動回路200と制御回路300との間の通信信号300aにより、インジェクタ駆動波形を決めるピーク保持上限電流(図2にて後述する電流Ip2),ピーク保持下限電流(図2にて後述する電流Ip1),開弁保持上限電流(図2にて後述する電流If2),開弁保持下限電流(図2にて後述する電流If1),ピーク電流保持期間P2,開弁保持電流通電期間P4,ピーク電流の有無,ピーク電流保持の実施有無,ピーク電流降下の急峻/緩行の切り替え,ピーク電流立下りの急峻/緩行の切り替え,通電電流降下の急峻/緩行の切り替え,開弁電流保持の実施有無,過電流検出,断線検出,過熱保護,昇圧回路故障等の診断結果,インジェクタ制御回路240自体の制御信号の中から必要な情報を交信し、インジェクタの良好な駆動を実現する。
なお、ここで、特許文献1に開示されているように、各電流検出抵抗の接続位置は様々な形態が可能であり、それに応じて電流検出回路や電流選択回路の形態も異なるが、本実施形態はそれらの異なる形態に対しても適用できる。
次に、図2を用いて、本実施形態によるインジェクタ駆動回路を用いたインジェクタ制御システムの動作について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態によるインジェクタ駆動回路を用いたインジェクタ制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。
図2において、横軸は時間を示している。図2(A)の縦軸は、インジェクタ駆動信号300cを示し、図2(B)の縦軸は、インジェクタ開弁信号300bを示し、図2(C)の縦軸は、インジェクタ電流Iinjを示している。また、図2(D)の縦軸は、昇圧側駆動FET制御信号SDhを示し、図2(E)の縦軸は、バッテリ側駆動FET制御信号SDbを示し、図2(F)の縦軸は、インジェクタ下流側駆動FET制御電流SDiを示し、図2(G)の縦軸は、インジェクタ印加電圧Vinjを示している。
ここで、図2(C)に示すインジェクタ電流Iinjの波形は、ピーク電流通電期間P1,ピーク電流保持期間P2,開弁保持電流移行期間P3,開弁保持電流通電期間P4,通電電流下降期間P5の5つの期間に分けることができる。
まず、図2(A)に示すように、インジェクタ駆動信号300cがオンになり、かつ、図2(B)に示すように、インジェクタ開弁信号300bがオンになると、ピーク電流通電期間P1が開始する。この期間P1では、昇圧回路100により昇圧された昇圧電圧Vhにより、インジェクタ電流Iinjを予め定められたピーク保持上限電流Ip2に至るまで短時間に上昇させる。このとき、ゲート駆動ロジック回路245は、図2(D),(F)に示すように、昇圧側駆動FET制御信号SDh及びインジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiを出力し、昇圧側駆動FET202とインジェクタ下流側駆動FET220の両方をオンさせる。この結果、図2(C)に示すように、インジェクタ印加電圧Vinjは昇圧電圧Vhとなり、インジェクタ電流Iinjはゼロからピーク保持上限電流Ip2に急峻に変化する。なお、実際の昇圧電圧Vhは、昇圧側保護ダイオードDhでの電圧降下により、1[V]程度低下する。また、ピーク電流通電期間P1においては、バッテリ側駆動FET制御信号SDbはオン/オフどちらでも影響はないが、図2(E)では例としてオンされた場合を示している。
この期間P1では、インジェクタ下流側電流選択信号245iはオンに制御され、昇圧側電流選択信号245hはオフに制御される。このため、電流選択回路244は、下流側電流検出回路243から出力されるインジェクタ下流側電流検出信号SIiを選択する。したがって、インジェクタ下流側電流検出抵抗Riに流れる下流側駆動電流Iiに基づいたインジェクタ下流側電流検出信号SIiが選択信号Ih/iとなる。
インジェクタ電流Iinjが、予め定められたピーク保持上限電流Ip2に到達すると、次に、ピーク電流保持期間P2となる。このとき、インジェクタ電流がピーク保持下限電流Ip1とピーク保持上限電流Ip2の間に保持されるように、昇圧側駆動FET制御信号SDhはオン/オフを繰り返すように制御される。この時、インジェクタ印加電圧Vinjは断続的に昇圧電圧Vhとなる。
このピーク電流保持期間P2にピーク保持上限電流Ip2からピーク保持下限電流Ip1へ下降させるため、図2(E),(F)に示すように、バッテリ側駆動FET制御信号SDbおよびインジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiの両方をオンにする。これにより、バッテリ側駆動FET212とインジェクタ下流側駆動FET220の両方をオンにする。また図2(D)に示すように、昇圧側駆動FET制御信号SDhをオフとして、昇圧側駆動FET202をオフにする。これにより、インジェクタ印加電圧Vinjをバッテリ電圧Vb(実際はバッテリ側保護ダイオードDbでの電圧降下により、1[V]程度低下する)にすることで、電流降下を緩和する(以下、この方式を「ピークホールドアシスト方式」と称する)。ピークホールドアシスト(PHA)回路245Aは、ピークホールドアシスト方式を実行する。
インジェクタ電流Iinjがピーク保持下限電流Ip1に達すると、図2(D)に示すように、ゲート駆動ロジック回路245は再び、昇圧側駆動FET制御信号SDhをオンとして、昇圧側駆動FET202をオンとする。これにより、図2(C)に示すように、インジェクタ電流Iinjは増加する。このように、昇圧側駆動FET制御信号SDhのオン/オフを繰り返すことで、インジェクタ電流Iinjがピーク保持下限電流Ip1とピーク保持上限電流Ip2の間に保持されるように制御される。
ピーク保持上限電流Ip2とピーク保持下限電流Ip1の平均電流をピーク保持電流Ip0とすると、ピーク電流保持期間P2では、インジェクタ電流Iinjは平均的にピーク保持電流Ip0に保持される。
以上のピークホールドアシスト方式により、定められたピーク電流保持期間P2に昇圧回路を使ってインジェクタ電流をピーク保持下限電流Ip1からピーク保持上限電流Ip2へ移行させる頻度が減少し、したがって昇圧回路の負荷を低減することができる。
図2には電流制御用の上下限の閾値(電流制御用閾値)としてピーク保持下限電流Ip1とピーク保持上限電流Ip2とが設定されているが、本発明ではこれらの上下限の設定値の他に、電流値の大きいピーク保持上限電流Ip2よりもさらに電流値が大きい電流制御用閾値Ip3を設けている。この設定した理由について、図3以降を用いて説明する。
図3は、インジェクタ電流Iinjをピーク保持下限電流Ip1とピーク保持上限電流Ip2の間で制御している期間に、バッテリ電圧Vbが上昇した場合のタイミングチャートである。
図3(D),(E)に示すように、昇圧駆動側FET制御信号SDhとバッテリ側駆動FET信号SDbがともにオンとなり、インジェクタ電流Iinjは0から上昇し始める。ピーク保持上限電流Ip2に達したタイミングで、昇圧駆動側FET制御信号SDhがオフとなり、インジェクタ電流Iinjはピーク保持下限電流Ip1まで低下する。その後再び昇圧駆動側FET制御信号SDhがオンとなり、インジェクタ電流Iinjは再度上昇し始める。このタイミングでバッテリ電圧Vbが上昇した場合、インジェクタ電流Iinjが再び増加し電流制御値のピーク保持上限電流Ip2に達した後、昇圧駆動側FET制御信号SDhはオフとなるが、バッテリ電圧Vbが上昇しているためインジェクタ電流Iinjはピーク保持上限電流Ip2よりも大きい領域で増加し続けることになる。
この状態になると、インジェクタ電流Iinjを一定値の範囲に制御することができなくなり、制御性の悪化をもたらすことになる。
なお、上述したようなバッテリ電圧の上昇は、オルタネータの故障,エンジン回転中のバッテリ端子外れ等により発生しうる。
図4には、このようなケースでも安定した電流制御が可能なようにするためピーク保持上限電流Ip2の他に、ピーク保持上限電流Ip2より大きい電流値(閾値)である電流制御用閾値Ip3を設定したタイミングチャートを示している。
ピーク保持上限電流Ip2とピーク保持下限電流Ip1の間で電流制御をしている期間に、電流制御用閾値Ip3にインジェクタ電流Iinjの電流値が達した場合、図4(E)に示すようにバッテリ側駆動FET信号SDbをオフにし、インジェクタ電流Iinjを低下させる。
つまり、ピーク保持上限電流Ip2より大きい電流制御用閾値Ip3をもうけ、電流が一定になるように制御している期間、すなわちピーク電流保持期間P2においてインジェクタ電流Iinjが電流制御用閾値Ip3に達した場合にバッテリ側駆動FET信号SDbを停止させることにより、インジェクタ電流Iinjを一定値の範囲に制御するという目的が達成される。
図5は、図2〜図4のバッテリ電圧Vbが通常14Vであるのに対し、2倍の28Vとなっているときのタイミングチャートを示す。
バッテリ電圧Vbが28Vとなるのは、寒冷地等でバッテリが上がりやすい状態において、エンジン始動のための電圧を確保するためにバッテリを直列接続(ジャンプスタートモード)にした場合などである。
図5(D),(E)に示すように、昇圧駆動側FET制御信号SDhとバッテリ側駆動FET信号SDbとがともにオンとなり、インジェクタ電流Iinjは0から上昇はじめる。インジェクタ電流Iinjがピーク保持上限電流Ip2に達したタイミングで昇圧駆動側FET制御信号SDhはオフになるが、バッテリ側駆動FET信号SDbがオンになっているためインジェクタ電流Iinjは増加し続ける。
図6はこれを防止するためにピーク保持上限電流Ip2よりも大きい電流制御用閾値Ip3をもうけた場合のタイミングチャートである。
図4と同様に、インジェクタ電流Iinjが一定になるように制御している期間、すなわちピーク電流保持期間P2においてインジェクタ電流Iinjが電流制御用閾値Ip3に達した場合に、図6(E)に示すようにバッテリ側駆動FET信号SDbを停止させることにより、インジェクタ電流Iinjが電流制御用閾値Ip3以上に増加するのを防止している。
電流制御用閾値Ip3をピーク保持上限電流Ip2よりも僅かに大きい値に設定することで、ピーク保持上限電流Ip2と殆ど変わらない電流制御を行うことも可能である。
なお、ピーク電流保持期間P2において、駆動するインジェクタの寄生抵抗値によっては、ピークホールドアシスト方式を用いるとインジェクタ電流がピーク保持下限電流Ip1へと下降せず、上昇する場合がある。即ち、上記のピーク電流通電による寄生抵抗3Rにおける電圧降下VRとインジェクタ印加電圧Vinjの関係が、VR>Vinj場合はインジェクタ電流が減少するが、VR<Vinjの場合はインジェクタ電流が増加することになる。
このような場合においても、電流制御用閾値Ip3を用いた制御をすることにより、安定した電流制御が可能となる。
3 インジェクタ
100 昇圧回路
200 駆動回路
202 昇圧側駆動FET
212 バッテリ側駆動FET
220 インジェクタ下流側駆動FET
240 インジェクタ制御回路
241 昇圧側電流検出回路
242 バッテリ側電流検出回路
243 下流側電流検出回路
244 電流選択回路
245 ゲート駆動ロジック回路
245A ピークホールドアシスト(PHA)回路
300 制御回路
Db バッテリ側保護ダイオード
Df 還流ダイオード
Dh 昇圧側保護ダイオード
Dr 電流回生ダイオード
Rb バッテリ側電流検出抵抗
Rh 昇圧側電流検出抵抗
Ri インジェクタ下流側電流検出抵抗

Claims (1)

  1. 電源から高電圧を生成する昇圧回路と、
    前記昇圧回路とインジェクタの一方の端子の間の経路に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記電源の正極に接続された第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子の負極側と前記インジェクタの一方の端子の間の経路に接続された第1のダイオードと、
    前記インジェクタの一方の端子と前記第1のダイオードの間に一方の端子が接続され、かつ他方の端子が電源グランドに接続された第2のダイオードと、
    前記インジェクタの他方の端子と電源グランドの間の経路に接続された第3のスイッチング素子と、
    前記インジェクタに流れる電流値に応じて、前記第1のスイッチング素子,前記第2のスイッチング素子及び前記第3のスイッチング素子を動作させる制御手段
    を有するインジェクタ駆動回路であって、
    前記制御手段は、前記第1のスイッチング素子を複数回オン/オフさせる期間に前記第2のスイッチング素子をオン/オフさせる手段を備え、
    前記インジェクタに流れる電流を制御するための設定値として、下限を定める第1の閾値,上限を定める第2の閾値、及び前記第2の閾値より大きい第3の閾値とを有し、
    前記制御手段が、前記第1のスイッチング素子を複数回オン/オフさせることで、前記インジェクタに流れる電流値が前記第1の閾値と前記第2の閾値との間に保持されるように前記インジェクタに流れる電流を制御し、
    前記制御手段が、前記第1のスイッチング素子を複数回オン/オフさせて前記第1の閾値と前記第2の閾値との間に保持されるように前記インジェクタに流れる電流を制御する期間のうち、前記第1のスイッチング素子をオフ、かつ、前記第2のスイッチング素子をオンとしている間に、前記インジェクタに流れる電流が増加して前記第2の閾値を超えて前記第3の閾値に達した場合、前記第2のスイッチング素子をオフにするインジェクタ駆動回路。
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