JP5467455B2 - シフトレジスタ回路、走査線駆動回路及び表示装置 - Google Patents

シフトレジスタ回路、走査線駆動回路及び表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、シフトレジスタ回路、走査線駆動回路及び表示装置に関し、特に、表示装置の走査線を所定期間浮遊状態(以下、ハイインピーダンス状態又はフローティング状態という。)とするシフトレジスタ回路、走査線駆動回路、及び、かかる走査線駆動回路を有する表示装置に関する。
中型や大型の液晶表示装置では、ガラス基板上に非晶質シリコン(以下、アモルファスシリコンという。)で形成した薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を画素のスイッチに使用している。
従来の液晶表示装置では、前記の画素スイッチに対してのみTFTが用いられ、走査線を駆動するための走査線駆動回路、及び、信号線を駆動するための信号線駆動回路に対しては半導体チップが用いられている。この半導体チップは、外付けのプリント基板やプリント基板から表示装置に信号を送信するためのフレキシブルケーブル又はフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)上に実装されていた。
しかしながら、近年、液晶表示装置の製造コストを下げるために、半導体IC及びプリント基板の費用、並びに、これらを実装するための費用を削減することが考えられている。
例えば、アモルファスシリコンで形成されたTFTを用いて、表示装置のガラス基板上に走査線駆動回路を内蔵する方法がある。この方法によると、ガラス基板上にTFTを形成する過程で、画素のスイッチのみならず、走査線駆動回路を製造することができる。したがって、走査線駆動回路用の半導体チップと、走査線駆動パルスを表示装置に伝送するフレキシブルケーブルが不要となる。また、これらを実装するための装置や工程も不要となる。このように、TFTでガラス基板上に走査線駆動回路を内蔵することにより、表示装置自体の製造コストが削減される。
一般に、TFTで形成する走査線駆動回路は、単一導電型(又は単一チャネル)のトランジスタで形成される。チャネル特性に関連する工程を約半分にすることができ、コストダウンを図ることができるからである。一例として、特許文献1に、アモルファスシリコンTFTを使った単一チャネルの駆動回路が記載されている。
また、特許文献2〜4によると、液晶表示装置の走査線をハイインピーダンス状態にする機能が、走査線駆動回路に求められることが記載されている。
特許文献2には、ゲート線のスキャン方向を切り替える機能を有する表示装置が記載されている。この表示装置は、アモルファスシリコンTFTで形成された2つの走査線駆動回路を有し、一方をハイインピーダンス状態とし、他方をアクティブ状態とする方法を用いている。
特許文献3には、ゲート線に断線等の不良箇所が含まれる場合又はゲート駆動部のいずれかのステージが機能しない場合に、簡単な修理だけで正常な機能を迅速に回復できる表示装置が記載されている。この表示装置は、主ゲート駆動部と副ゲート駆動部を有し、スイッチング部を設け、通常は副ゲート駆動部をハイインピーダンス状態とし、欠陥がある場合そのスイッチング部を導通させる方法を用いている。
特許文献4には、軽量、小型、薄型化に適したタッチセンサ一体型の表示装置が記載されている。この表示装置は、走査線をハイインピーダンス状態とすることを特徴としている。
特許第4069648号公報 特開2008―020675号公報 特開2006―343746号公報 特開2009−042899公報
しかしながら、特許文献2〜4に記載されている走査線をハイインピーダンス状態にする方法は次の問題がある。
特許文献2に記載された方法は、NチャネルTFTとPチャネルTFT(いわゆるCMOS型)を用いてハイインピーダンス状態とする方法であり、単一導電型の回路でハイインピーダンス状態にする方法ではない。
一方、特許文献3には、単一導電型の走査線駆動回路の出力をTFTスイッチで切り離す方法が記載されている。しかしながら、この方法によると、以下の問題がある。
第1に、駆動能力が低下し、走査線駆動回路の出力パルスの立ち上がり又は立ち下りが遅くなるという問題がある。特に、アモルファスシリコンTFTはオン抵抗が高く、走査線駆動回路が駆動する負荷が大きくなるからである。
第2に、液晶ディスプレイのコントラストが低下するという問題がある。走査線駆動回路の出力パルスの立ち上がり又は立ち下りが遅くなることによって画素TFTのオン時間が短くなり、液晶にかかる電圧が低下するからである。
第3に、液晶ディスプレイのコントラスト低下などの画質低下が経時的に生じるという問題がある。スイッチTFTには殆どの期間同一の電圧ストレスがかかり、閾値などのTFT特性が経時的に変動するためである。
なお、特許文献4には、走査線をハイインピーダンス状態とすることが記載されているものの、これを走査線駆動回路において具体的に実現する方法が記載されてない。
そこで、単一導電型のトランジスタによって走査線をハイインピーダンス状態とし、パルスの立ち上がり及び立ち下り特性を向上させることが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決するシフトレジスタ回路、走査線駆動回路及び表示装置を提供することにある。
本発明の第1の視点に係る1段シフトレジスタは、
ドレイン電極が走査用配線に接続され、ソース電極が電源に接続された第1のトランジスタと、
ドレイン電極が前記第1のトランジスタのゲート電極に接続され、ソース電極が前記電源に接続され、ゲート電極が第1の外部制御信号線に接続され、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第2のトランジスタと、
ドレイン電極が第2のトランジスタのドレイン電極に接続され、ソース電極が前記電源に接続され、ゲート電極がブートストラップ効果を用いるノードに接続され、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第3のトランジスタと、
ドレイン電極及びゲート電極がいずれも前記第2の外部制御信号線に接続され、ソース電極が前記第2のトランジスタのドレイン電極に接続され、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第4のトランジスタとを有する。
前記第1の外部制御信号線と前記第2の外部制御信号線とに対して、互いに相補な信号を供給することにより、前記走査用配線をハイインピーダンスに制御する。
本発明に係るシフトレジスタ回路、並びに、かかるシフトレジスタ回路を有する走査線駆動回路及び表示装置によると、単一導電型のトランジスタによって走査線をハイインピーダンス状態とし、パルスの立ち上がり及び立ち下り特性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る1段シフトレジスタの構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る1段シフトレジスタの構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る1段シフトレジスタにおける反転回路の等価回路を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る1段シフトレジスタの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る1段シフトレジスタの構成を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る1段シフトレジスタの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第4及び第5の実施形態に係るシフトレジスタの構成を示す回路図である。 本発明の第4及び第5の実施形態に係るシフトレジスタの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る1段シフトレジスタの構成を示す回路図である。 本発明の第7の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第9の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 従来の1段シフトレジスタの構成を示す回路図である。 従来の1段シフトレジスタの動作を示すタイミングチャートである。
第1の展開形態の1段シフトレジスタは、上記第1の視点に係る1段シフトレジスタであることが好ましい。
第2の展開形態の1段シフトレジスタは、前記負荷回路が、ドレイン電極及びゲート電極がいずれも前記第2の外部制御信号線に接続され、ソース電極が前記第2のトランジスタのドレイン電極に接続され、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第4のトランジスタであってもよい。
第3の展開形態の1段シフトレジスタは、ドレイン電極が前記第3のトランジスタのゲート電極に接続され、ソース電極が前記電源に接続され、ゲート電極が前記第3のトランジスタのドレイン電極に接続された、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第5のトランジスタをさらに有していることが好ましい。
第4の展開形態の1段シフトレジスタは、前記第1の外部制御信号線と前記第2の外部制御信号線とに対して、互いに相補な信号を供給し、前記走査用配線のインピーダンスを制御することが好ましい。
第5の展開形態のシフトレジスタ(複数段を意味する。以下同様。)は、上記の1段シフトレジスタを有していることが好ましい。
第6の展開形態のシフトレジスタは、上記の1段シフトレジスタを各段に有していることが好ましい。
第7の展開形態の走査線駆動回路は、上記のシフトレジスタを有していることが好ましい。
第8の展開形態の表示装置は、上記の走査線駆動回路を有していることが好ましい。
第9の展開形態の表示装置は、前記走査用配線の1本につき、前記走査線駆動回路が2つ接続されていてもよい。
第10の展開形態の表示装置は、前記2つの走査線駆動回路の走査方向が互いに逆となるように配置されていてもよい。
第11の展開形態の表示装置は、前記2つの走査線駆動回路が、前記走査用配線が配線される表示エリアをはさんで対向して配置され、前記2つの走査線駆動回路の一方をアクティブとすることが好ましい。
第12の展開形態の表示装置は、前記第1の外部制御信号線又は前記第2の外部制御信号線により、走査方向を反転させることが好ましい。
第13の展開形態の表示装置は、表示装置の表示領域において指が接触した位置を検出するようにしてもよい。
第14の展開形態の走査線駆動方法は、前記第1の外部制御信号線及び前記第2の外部制御信号線に供給される信号を制御することによって、上記の表示装置の走査線配線を浮遊状態とする。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態に係る1段シフトレジスタについて、図面を参照して説明する。ここで、1段シフトレジスタとは、シフトレジスタの各段を構成する回路をいう。ここでは、一例として、NチャネルTFTのみでシフトレジスタ回路を構成する場合について説明する。
はじめに、特許文献1に記載された1段シフトレジスタについて、図面を参照して説明する。図13は、特許文献1の1段シフトレジスタ133の構成を示す回路図である。図13を参照すると、1段シフトレジスタ133は、トランジスタTr1〜Tr6を有する。トランジスタTr1〜Tr6は、単一導電型のアモルファスシリコンTFTである。1段シフトレジスタ133は、ブートストラップ効果を用いてパルスを出力する。
図14は、1段シフトレジスタ133の動作を示すタイミングチャートである。はじめに、1段シフトレジスタ133の動作について、回路図(図13)とタイミングチャート(図14)を参照し説明する。
パルスが1段シフトレジスタ133に入力されると、ノードN1にハイレベルの電圧が書き込まれる(図14の期間T1参照)。期間T1をセット期間という。このとき、トランジスタTr3のドレイン電極Dはロウレベルであるため、トランジスタTr3のドレイン電極Dとゲート電極Gとの間(D−G間)に電位差が生じる。
次のフェーズにおいてクロック信号CLKがロウレベルからハイレベルに上昇すると、トランジスタTr3のゲート電極Gはフローティング状態(トランジスタTr1がオフ状態)となっているので、トランジスタTr3のD−G間の電位差を保ったままノードN1の電位がVGH以上(図14ではVGH+αと示した)に上昇する(図14の期間T2参照)。期間T2をブートストラップ期間という。トランジスタTr3のゲート電圧がしきい値以上になると、走査線OUT(n)にパルス(ハイレベル)を出力する。このように、ゲート電極Gをフローティング状態として電圧を閾値以上にする効果を、ブートストラップ効果という。また、VGH以上に上昇されたノードN1を、ブートストラップノードという。なお、図13では、ブートストラップ効果の際に利用する容量は、図示していない。
次のフェーズでは、ブートストラップ効果により上昇した電位をVGLに下げるために、次段の出力パルスOUT(n+1)を用いて、電荷を放電する。具体的には、図13のトランジスタTr2をオンさせて、ノードN1の電位をVGLまで下げる(図14の期間T3参照)。期間T3をリセット期間という。
次に、本実施形態において、上記の単一導電型トランジスタからなる1段シフトレジスタ133の出力をハイインピーダンス状態とする構成について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る1段シフトレジスタ33aの構成を示す回路図である。本実施形態に係る1段シフトレジスタ33aは、特許文献1に係るものと同様に、ブートストラップ効果を用いてパルスを出力するものとする。
図1を参照すると、本実施形態の1段シフトレジスタ33aは、単一導電の1段シフトレジスタの主要部32aに対して、インピーダンス制御部31aを付加したものである。インピーダンス制御部31aは、トランジスタTr11、Tr12及び反転回路30aを有する。
トランジスタTr11は、ドレイン電極Dが走査線OUT(n)に接続され、ソース電極Sが低電圧電源(図1のVGL)に接続されている。トランジスタTr12は、ドレイン電極DがトランジスタTr11のゲート電極Gに接続され、ソース電極Sが低電圧電源VGLに接続され、ゲート電極Gに外部制御信号(図1のZ)が入力されている。
反転回路30aは、外部制御信号Zを反転した信号(図1の/Z)が入力され、出力がトランジスタTr12のドレイン電極及びトランジスタTr11のゲート電極に接続され、ノードN1(ブートストラップ効果により高い電圧に上昇されたノード)を反転させる。外部制御信号/Zがハイレベルのときには、反転回路30aはノードN1の信号を反転した信号をノードN2に出力する回路(いわゆる反転回路)として動作する。一方、外部制御信号/Zがロウレベルのときには、反転回路30aは、ノードN2がロウレベル又はハイインピーダンス状態となるように動作する。
上記のようなインピーダンス制御部31aを付加した1段シフトレジスタは、次のような駆動方法で出力をハイインピーダンス状態とする。
すなわち、外部制御信号Zにハイレベルを、外部制御信号Zを反転した外部制御信号/Zにロウレベルを印加し、クロック信号CLK及びBCLKをロウレベルに固定する。
このとき、反転回路30aの出力はロウレベル又はハイインピーダンス状態であり、トランジスタTr12はオン状態であるため、ノードN2はロウレベルとなる。また、パルス出力後にはRSETにパルスが印加されるため、ノードN1もロウレベルとなる。したがって、走査線OUT(n)に接続されたトランジスタTr11、Tr13及びTr14は、いずれもオフ状態となり、走査線OUT(n)はハイインピーダンス状態となる。
本実施形態によると、以下の効果がもたらされる。第1に、ディスプレイのコントラスト低下等の画質低下を防ぐことができる。走査線上に直列に新たなスイッチ用のTFTを設ける必要がなく、負荷抵抗が増えないからである。
第2に、電圧ストレスを抑えた信頼性の高いシフトレジスタを提供できる。走査線と直列にスイッチTFTを設けると、走査線を浮遊状態とするわずかな期間を除いて、スイッチTFTがオン状態に保たれる。この状態では、このスイッチTFTに電圧ストレスがかかっていた。本実施形態によると、走査線と直列にスイッチTFTを設ける必要がないため、電圧ストレスがかかる状態に置かれるTFTがなく、回路内で使用するTFTに電圧ストレスがかかりにくい。したがって、電圧ストレスによるTFTの特性変化によって、画質が低下することを防ぐことができる。
第3に、液晶表示装置の製造コストを削減することができる。上記のシフトレジスタ回路は、単一導電型のTFTのみを含む。したがって、CMOS回路と比較して、プロセス工程を減らすことができるからである。また、半導体チップやFPCの部材が不必要となるからである。さらに、本実施形態のシフトレジスタ回路によると、駆動能力の低下によるコントラストの低下のような画質劣化を防ぐことができる。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態に係る1段シフトレジスタについて、図面を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る1段シフトレジスタ33bの構成を示す回路図である。本実施形態においては、図2に示した回路構成に基づいて、走査線を浮遊状態とする。
図2を参照すると、1段シフトレジスタ33bは、単一導電型で構成された1段シフトレジスタの主要部32bに対して、インピーダンス制御部31bを付加した構成を有する。なお、主要部32bの構成は図2に示した構成に限定されない。インピーダンス制御部31bは、トランジスタTr21〜Tr24を有する。
トランジスタTr21は、ドレイン電極Dが走査線OUT(n)に接続され、ソース電極Sに低圧電源VGLが供給されている。トランジスタTr22は、ドレイン電極DがトランジスタTr21のゲート電極Gに接続され、ゲート電極Gに第1の外部制御信号Zが供給され、ソース電極Sに低電圧電源VGLが供給されている。トランジスタTr23は、ドレイン電極DがトランジスタTr22のドレイン電極Dに接続され、ゲート電極Gが単一導電型で構成されたシフトレジスタのブートストラップノードN1に接続され、ソース電極Sに低電圧電源VGLが供給されている。トランジスタTr24は、ドレイン電極D及びゲート電極Gに共通に第2の外部制御信号/Zが供給され、ソース電極Sがトラン
ジスタTr22のドレイン電極Dに接続されている。
1段シフトレジスタ33bの動作について図面を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る1段シフトレジスタ33b(図2)の動作を示すタイミングチャートである。走査線OUT(n)の状態に応じて、3つの期間、すなわち、パルスを出力しており、かつロウインピーダンスである期間Ta(図4のパルス出力期間Ta)、パルス出力期間以外でロウインピーダンスである期間Tb(図4のロウインピーダンス期間Tb)、及び、ハイインピーダンス期間Tcに分けて、1段シフトレジスタ33bの動作を説明する。
図4を参照すると、期間Ta及びTbにおいて、クロック信号CLK及びBCLKには外部から位相の異なるクロック信号を供給し、第1の外部制御信号Zにはロウレベルを供給し、第2の外部制御信号/Zにはハイレベルを供給し、1段シフトレジスタの入力INには入力パルスを供給し、RSETには出力パルスの次フェーズのパルスOUT(n+1)を供給する。
ここでは一例として、クロック信号CLK、BCLK、及び外部制御信号Z、/Zのハイレベルの電圧をVGHに設定し、ロウレベルの電圧をVGLに設定する。このように駆動すると、期間Taにおいて、前述のブートストラップ効果によりハイレベルが出力され、期間Tbにおいてロウレベルが出力される。
その理由は次の通りである。すなわち、期間Taにおいて、ブートストラップ効果によりノードN1の電位がVGH+αに上昇しているため、トランジスタTr26がオン状態となり、クロック信号CLKのハイレベルが出力される。一方、期間Tbにおいて、クロック信号BCLKがハイレベルのとき、トランジスタTr27がオン状態となり、ロウレベルが出力される。
期間Ta及びTbにおいて、インピーダンス制御部31bは以下のように動作する。図3は、本実施形態に係る1段シフトレジスタ33bにおける反転回路30bの等価回路を示す回路図である。トランジスタTr23及びTr24を含む反転回路30bは、図3に示すような等価回路で表すことができる。したがって、反転回路の出力VN2は以下の式で表される。ここで、R24は負荷抵抗であり、R23はトランジスタTr23のオン抵抗である。
Figure 0005467455
すなわち、トランジスタTr23とTr24のチャネル幅を変えることにより、オン抵抗をR23≪R24とすれば、期間Taにおいて反転
回路30bの出力は、
Figure 0005467455
となる。したがってトランジスタTr21がオフ状態となり、走査線OUT(n)にはトランジスタTr26のオンによってハイレベルが出力される。
期間TbにおいてはTr23がオフとなるので、R23≫R24となり、反転回路の出力は、
Figure 0005467455
となる。したがって、トランジスタTr21がオン状態となり、走査線はロウレベルが出力される。
すなわち、期間Ta及びTbは、走査線OUT(n)に接続されたトランジスタのいずれかがオン状態となり、ロウインピーダンスとなる。
期間Tcは、次のように信号を供給する。図4を参照すると、クロック信号CLK及びBCLKにはロウレベルに固定された信号を供給し、
第1の外部制御信号Zにはハイレベルを供給し、第2の外部制御信号/Zにはロウレベルを供給する。
このとき、ノードN1がロウレベル、反転回路30bの出力がハイインピーダンス状態となり、トランジスタTr22がオン状態となるため、ノードN2はロウレベルとなる。また、上記の通りクロック信号BCLKはロウレベルに固定される。したがって、走査線OUT(n)に接続されたトランジスタTr21、Tr26、Tr27はいずれもオフ状態となる。したがって、期間Tcにおいて走査線はハイインピーダンス状態となる。
なお、本実施形態においては、図1に記載された反転回路30aとして、駆動トランジスタ(Tr23)と、ダイオード接続されたトランジスタ(Tr24)からなる負荷素子とを含むソース接地増幅回路を採用したが、反転回路30aの構成は適宜変更することができる。例えば、負荷素子は、抵抗素子としてもよいし、ゲート電極が所定の電圧にバイアスされたトランジスタとしてもよい。
(実施形態3)
本発明の第3の実施形態に係る1段シフトレジスタについて、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る1段シフトレジスタ33cの構成を示す回路図である。
図5を参照すると、1段シフトレジスタ33cは、単一導電型で構成された1段シフトレジスタの主要部32cに対して、インピーダンス制御部31cを付加した構成を有する。本実施形態のインピーダンス制御部31cは、第2の実施形態のインピーダンス制御部31b(図2)に対して、トランジスタTr25がさらに設けられている。
トランジスタTr25は、トランジスタTr21〜Tr24と同一の導電型のトランジスタである。また、トランジスタTr25は、ドレイン電極Dが主要部32cのブートストラップノードN1に接続され、ゲート電極GがトランジスタTr23のドレイン電極Dに接続され、ソース電極Sに電源電圧VGLが供給されている。
トランジスタTr25を含まない実施形態2の1段シフトレジスタ33b(図2)においては、図4に示したように、内部ノードであるブートストラップノードN1は、クロック信号BCLKがロウレベルとなるときにフローティング状態となる。内部ノードN1がフローティング状態となると、問題を生じる場合がある。
すなわち、フローティング状態はバイアスがかかっていない状態であるため、外部ノイズ等によりノードN1の電位が上昇し、本来オフ状態であるトランジスタTr26がオン状態となり、出力に不要なパルスが発生する場合がある。また、このような1段シフトレジスタ33bを表示装置に使用した場合には、不要な出力パルスによって、ゴースト等の画質の劣化を引き起こす場合がある。
そこで、本実施形態の1段シフトレジスタ33cは、トランジスタTr25を設け、ノードN1がフローティング状態とならないようにすることで、不要なパルスの発生を防ぐことができる(図6のタイミングチャート参照)。
すなわち、本実施形態の1段シフトレジスタ33cによると、外部ノイズによる不要なパルスの発生を防止することができる。
(実施形態4)
本発明の第4の実施形態に係るシフトレジスタについて、図面を参照して説明する図7は、本実施形態に係るシフトレジスタの構成を示す回路図である。シフトレジスタの各段を構成する1段シフトレジスタ33は、第2の実施形態に係る1段シフトレジスタ33b(図2)である。
1段シフトレジスタ33bは、インピーダンス制御部31bと主要部32bを含み、インピーダンス制御機能を有する。インピーダンス制御部31bはNチャネルのトランジスタTr21〜Tr24を有し、1段シフトレジスタの主要部32bはNチャネルのトランジスタTr26〜Tr29を有する。
インピーダンス制御部31bのトランジスタTr21は、ドレイン電極Dが走査線38(OUT(1)〜OUT(5))に接続され、ソース電極Sが低圧電源VGLに接続されている。トランジスタTr22は、ドレイン電極DがトランジスタTr21のゲート電極Gに接続され、ゲート電極Gが第1の外部制御信号Zの信号線に接続され、ソース電極Sが低圧電源VGLに接続されている。トランジスタTr24は、ドレイン電極Dとゲート電極Gが共通に第2の外部制御信号/Zの信号線に接続されている。トランジスタTr23は、ドレイン電極DがトランジスタTr24のソース電極S及びトランジスタTr22のドレイン電極Dに接続され、ソース電極Sが低圧電源VGLに接続され、ゲート電極GがブートストラップノードN1に接続されている。
一方、主要部32bのトランジスタTr26は、ドレイン電極Dがクロック信号CLKの信号線に接続され、ソース電極Sが走査線38(OUT(n))に接続され、ゲート電極GがブートストラップノードN1に接続されている。トランジスタTr27は、ドレイン電極DがトランジスタTr26のソース電極Sに接続され、ソース電極Sが低圧電源VGLに接続され、ゲート電極Gがクロック信号BCLKの信号線に接続されている。トランジスタTr28は、ドレイン電極Dが入力信号線INに接続され、ソース電極SがブートストラップノードN1に接続され、ゲート電極Gがクロック信号BCLKの信号線に接続されている。トランジスタTr29は、ドレイン電極DがブートストラップノードN1に接続され、ソース電極Sが低圧電源VGLに接続され、ゲート電極Gが次段の走査線38(OUT(n+1))に接続されている。
図8は、本実施形態に係るシフトレジスタの動作を示すタイミングチャートである。図8を参照すると、パルス出力期間Ta及びロウインピーダンス期間Tbにおいて、第1の外部制御信号Zをロウレベルとするとともに第2の外部制御信号/Zをハイレベルとし、ハイインピーダンス期間Tcにおいて、第1の外部制御信号Zをハイレベルとするとともに第2の外部制御信号/Zをロウレベルとする。図8を参照すると、期間Tcにおいては、すべての走査線がハイインピーダンス状態(H−Z)となる。
(実施形態5)
本発明の第5の実施形態に係るシフトレジスタについて、図面を参照して説明する。図7は、本実施形態に係るシフトレジスタの構成を示す回路図である。本実施形態に係るシフトレジスタの各段を構成する1段シフトレジスタ33は、第3の実施形態に係る1段シフトレジスタ33c(図5)である。
1段シフトレジスタ33cは、インピーダンス制御部31cと主要部32cを含み、インピーダンス制御機能を有する。図5において、図2と同一の符号を付した構成要素は図2と同一のものを表すため、これらの説明は省略する。図5のインピーダンス制御部31cは、図2のインピーダンス制御部31bに対して、トランジスタTr25が追加されたものである。トランジスタTr25は、ドレイン電極DがブートストラップノードN1に接続され、ソース電極Sが低圧電源VGLに接続され、ゲート電極GがトランジスタTr23のドレイン電極DとトランジスタTr22のドレイン電極DとトランジスタTr21のゲート電極Gに接続されている。
トランジスタTr25は、以下の効果をもたらす。トランジスタTr25のゲート電極GにはブートストラップノードN1の電圧を反転した電圧が印加されている。すなわち、トランジスタTr25のゲート電極Gには、ブートストラップ期間とその前のセット期間以外はハイレベルが印加され、トランジスタTr25がオン状態となる。すなわち、内部ノードN1は、フローティング状態が必要とされるブートストラップ期間以外は、低電圧電源にバイアスされる。これにより、ブートストラップ期間以外における電圧の上昇を防ぎ、不要なパルスの出力を防ぐことができる。
(実施形態6)
本発明の第6の実施形態に係る1段シフトレジスタについて、図面を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る1段シフトレジスタ33dの構成を示す回路図である。
実施形態3の1段シフトレジスタ33c(図5)は、Nチャネルのトランジスタのみを含む。一方、この1段シフトレジスタは、Pチャネルのトランジスタのみを含むようにしてもよい。図9を参照すると、本実施形態の1段シフトレジスタ33dは、PチャネルのトランジスタTr31〜Tr39のみを含む。
Pチャネルのトランジスタのみを含むようにした1段シフトレジスタ33d(図9)の動作は、Nチャネルのトランジスタのみを含むようにした1段シフトレジスタ33c(図5)の内部ノード電圧や入力信号を反転させた動作(図6参照)として説明しうる。
(実施形態7)
本発明の第7の実施形態に係る表示装置について、図面を参照して説明する。ここでは、実施形態4、5に係るシフトレジスタを含む走査線駆動回路を、表示装置に適用する場合について説明する。
図10は、本実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。図10を参照すると、表示装置は、画素アレイ36、走査線38、信号線35、走査線駆動回路34及び信号線駆動回路11を有する。
画素アレイ36に含まれる各画素は、画素TFT37、蓄積容量39、液晶容量10を含む。画素TFT37は、ゲート電極に走査線38が接続され、ソース・ドレイン電極の一方に信号線が一方に液晶容量10及び蓄積容量39の一端がそれぞれ接続されている。蓄積容量39及び液晶容量10の他端は、対向電極18に接続されている。
表示装置の画素アレイ36を駆動する場合、通常、上部から順次走査線38にパルスを印加することで走査線38に接続される画素TFT37がオン状態となり、信号線駆動回路11から蓄積容量39及び液晶容量10に画像信号が書き込まれる。
図10の表示装置においては、上記の駆動パルスを、アモルファスシリコンTFTで構成した走査線駆動回路34によって生成する。
ここで、信号線駆動回路11は、チップオングラス(COG:Chip on Glass)として実装してもよいし、TFTによってガラス基板上に集積化してもよい。
(実施形態8)
本発明の第8の実施形態に係る表示装置について、図面を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。図11を参照すると、表示装置は、画素アレイ36、走査線38、信号線35、走査線駆動回路34a、34b及び信号線駆動回路11を有する。
本実施形態の表示装置の画素アレイ36は、図10における画素アレイ36と同一である。
本実施形態の表示装置は、表示装置の左右に走査方向の異なる2つの走査線駆動回路34a,34bを有し、表示装置の走査方向を反転させることができる。走査線駆動回路34a、34bは、実施形態4又は5に係るシフトレジスタを含む。走査線駆動回路34aは上部から走査させるように配置され、走査線駆動回路34bは下部から走査させるように配置されている。
次に、走査線駆動回路34a、34bの動作について説明する。表示装置を上部から走査させたい場合には、走査線駆動回路34aをロウインピーダンス状態とし、走査線駆動回路34bをハイインピーダンス状態とするように、クロック信号線13a、13b及び外部制御信号線14a、14bにクロック信号及び外部制御信号を入力する。一方、表示装置を下部から走査させたい場合には、走査線駆動回路34aをハイインピーダンスとし、走査線駆動回路34bをロウインピーダンスとする。
(実施形態9)
本発明の第9の実施形態に係る表示装置について、図面を参照して説明する。図12は、本実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の表示装置は、上記の実施形態の表示装置に対し、さらにタッチ機能を内蔵している。図12を参照すると、本実施形態の表示装置は、画素アレイ36、走査線38、信号線35、走査線駆動回路34c、信号線駆動回路11、対向電極18、トランスファー19、TFT基板21、対向基板22、及び、裏面ITO膜15を有する。
走査線駆動回路34cは、実施形態4又は実施形態5のシフトレジスタを含む。画素アレイ36及び信号線駆動回路11は、実施形態7又は実施形態8における画素アレイ及び信号線駆動回路と同一のものを表す。
裏面ITO膜15は、対向電極18の裏面に形成されているITO(酸化インジウムスズ、Indium Tin Oxide)膜であり、タッチ位置を検出するための電極として用いられる。
実施形態9に係るタッチ機能を内蔵した表示装置は、裏面ITO膜15とタッチされた指との間に形成された容量に流れる電流を検出することで位置を検出する。したがって、裏面ITO膜15と指の間に形成された容量が大きいほど流れる電流が大きく、検出感度が高い。すなわち、裏面ITO膜と指の間に形成された容量以外の寄生容量は小さい方がよい。しかしながら、タッチ機能を内蔵した従来の表示装置においては、対向電極18又は裏面ITO膜15とTFT基板21上の走査線38との間の寄生容量が大きく、検出感度が低下するという問題があった。
本実施形態の表示装置によると、実施形態4又は実施形態5に係るシフトレジスタを含む走査線駆動回路34cを用いて走査線38をハイインピーダンス状態とすることにより、寄生容量を減少させることができ、検出感度を向上させることができる。
以上の実施形態では、一例として、TFTはアモルファスシリコンTFTとしたが、同一の導電型であれば、他のTFTであってもよい。例えば、TFTとして、有機TFTやカーボンナノチューブTFT、酸化物半導体TFTを用いることもできる。
酸化物半導体TFTに対しては、第6の実施形態の1段シフトレジスタ33d(図9)とすることが好ましい。図9の1段シフトレジスタ33dを用い、画素TFTも同一のPチャネル型とすることにより、酸化物半導体TFTを用いることによる利点、すなわち、透明であり、比較的低温のプロセスが利用でき、大面積化が容易であるといった様々な利点を享受することができる。
また、タッチ機能を内蔵した実施形態9の表示装置(図12)によると、タッチ機能を実現する部分はITO膜15で構成され、透明であることから、表示部分も透明とすることによって、タッチ機能を内蔵したシースルー型の表示装置を実現することができる。
10 液晶容量
11 信号線駆動回路
12a、12b 入力パルス線
13、13a、13b クロック信号線
14、14a、14b 外部制御信号線
15 裏面ITO膜(タッチ面)
16 ガラス基板
17 取出し電極
18 対向電極
19 トランスファー
20 正弦波
21 TFT基板
22 対向基板
30a、30b 反転回路
31a〜31d インピーダンス制御部
32a〜32d 主要部
33、33a〜33d、133 1段シフトレジスタ
34、34a〜34c 走査線駆動回路
35 信号線
36 画素アレイ
37 画素TFT
38 走査線
39 蓄積容量
CLK、BCLK クロック信号
D ドレイン電極
G ゲート電極
N1、N2 ノード
OUT(n) 走査線
S ソース電極
T1〜T3、Ta〜Tc 期間
Tr1〜Tr6、Tr11〜Tr14、Tr21〜Tr29、T31〜Tr39 トランジスタ
Z、/Z 外部制御信号

Claims (12)

  1. ドレイン電極が走査用配線に接続され、ソース電極が電源に接続された第1のトランジスタと、
    ドレイン電極が前記第1のトランジスタのゲート電極に接続され、ソース電極が前記電源に接続され、ゲート電極が第1の外部制御信号線に接続され、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第2のトランジスタと、
    ドレイン電極が第2のトランジスタのドレイン電極に接続され、ソース電極が前記電源に接続され、ゲート電極がブートストラップ効果を用いるノードに接続され、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第3のトランジスタと、
    ドレイン電極及びゲート電極がいずれも前記第2の外部制御信号線に接続され、ソース電極が前記第2のトランジスタのドレイン電極に接続され、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第4のトランジスタと、を備え、
    前記第1の外部制御信号線と前記第2の外部制御信号線とに対して、互いに相補な信号を供給することにより、前記走査用配線をハイインピーダンスに制御する、1段シフトレジスタ。
  2. ドレイン電極が前記第3のトランジスタのゲート電極に接続され、ソース電極が前記電源に接続され、ゲート電極が前記第3のトランジスタのドレイン電極に接続された、前記第1のトランジスタと同一の導電型の第5のトランジスタをさらに備える、請求項1に記載の1段シフトレジスタ。
  3. 請求項1または2に記載の1段シフトレジスタを複数備える、シフトレジスタ。
  4. 請求項1または2に記載の1段シフトレジスタを各段に備える、請求項3に記載のシフトレジスタ。
  5. 請求項3または4に記載のシフトレジスタを備える、走査線駆動回路。
  6. 請求項5に記載の走査線駆動回路を備える、表示装置。
  7. 前記走査用配線の1本につき、前記走査線駆動回路が2つ接続されている、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記2つの走査線駆動回路の走査方向は、互いに逆となるように配置されている、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記2つの走査線駆動回路は、前記走査用配線が配線される表示エリアをはさんで対向して配置され、前記2つの走査線駆動回路の一方をアクティブとする、請求項7または8に記載の表示装置。
  10. 前記第1の外部制御信号線又は前記第2の外部制御信号線により、走査方向を反転させる、請求項8に記載の表示装置。
  11. 表示装置の表示領域において指が接触した位置を検出する、請求項6ないし10のいずれか1項に記載の表示装置。
  12. 前記第1の外部制御信号線及び前記第2の外部制御信号線に供給される信号を制御することによって、請求項6ないし10のいずれか1項に記載された表示装置の走査線配線を浮遊状態とする、走査線駆動方法。
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