JP5461006B2 - 同期電動機制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、永久磁石型同期電動機を駆動する同期電動機制御装置に関する。
鉄道の分野では、インバータ装置に接続した誘導電動機で車両を駆動する方式が広く用いられてきた。一方で、環境問題への配慮から省エネルギ化のための技術開発が進められており、そのひとつとして、誘導電動機と比較して効率の高い永久磁石型同期電動機(以下、同期電動機という)の適用が検討されている。
鉄道車両では、走行中にインバータ装置を停止して惰性で走行する惰行という運転がある。同期電動機の場合、惰行時は回転子に実装された永久磁石が固定子に実装されたコイルの周りを回転するため誘起電圧が発生し、同期電動機は発電機として動作する。
このため、同期電動機の回転速度が高くなると、誘起電圧がインバータ装置の直流側の電圧より高くなり、電流が同期電動機からインバータ装置の直流側へ流れてブレーキトルクが発生するという課題がある。
これに対して、特許文献1ではインバータ装置の直流側に遮断器と電流がインバータ装置に流入する方向に導通するダイオードを並列に設置し、惰行時は遮断器を開放することで、同期電動機からインバータ装置の直流側に電流が流れるのを防ぎ、ブレーキトルクの発生を防止している。
特開2000−308388号公報
前記特許文献1では、惰行時にブレーキトルクが発生しないように、インバータ装置の直流側に遮断器とダイオードを並列に設置しているため、部品点数の増加し装置のサイズが増加するという課題がある。鉄道車両の場合、同期電動機やインバータ装置は車両の床下の限られたスペースに実装されるため、装置のサイズは小さいほうが望ましい。また、部品点数の増加に伴いメンテナンス作業が増えるという課題もある。
本発明の目的は、同期電動機を駆動する同期電動機制御装置において、装置のサイズを増加させることなく、惰行時のブレーキトルクの発生を防止することである。
本発明による同期電動機制御装置は、直流電源と、インバータ装置と、前記直流電源と前記インバータ装置の間に接続されたフィルタコンデンサとを備え、前記インバータ装置により少なくとも1台以上の同期電動機を駆動して鉄道車両を走行させる同期電動機制御装置において、前記同期電動機の誘起電圧を判定する誘起電圧判定手段と、前記直流電源に対する制御指令と前記インバータ装置に対する制御指令を出力する制御手段とを備えており、前記インバータ装置を停止して前記鉄道車両が惰性で走行する惰行状態で、前記誘起電圧判定手段は、前記永久磁石型同期電動機の誘起電圧が第1の基準値以上になった場合、検知信号を出力し、前記制御手段は、前記検知信号に基づいて、前記インバータ装置の直流側の電圧が前記誘起電圧に比例して増加する第2の基準値以上になるように前記直流電源を動作させる制御指令を出力すると同時に、前記インバータ装置を起動し、前記永久磁石型同期電動機に流れる三相の電流が零となるように前記インバータ装置を動作させる制御指令を出力するものである。
本発明によれば、同期電動機を駆動する同期電動機制御装置において、装置の部品点数を増加することなく、惰行時のブレーキトルクの発生を防止できる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の同期電動機制御装置における第1実施例について図1を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例を示す図である。図1(a)において、インバータ装置3は、フィルタコンデンサ2を介して直流電源1と接続され、直流電力を3相交流電力に変換する。同期電動機4は、前記インバータ装置3から出力される前記3相交流電力を入力として、これを軸トルクに変換して出力する。
前述のように、惰行時の前記同期電動機4は発電機として動作する。惰行中の前記同期電動機4の誘起電圧は式(1)となる。式(1)を図示したのが図1(b)である。
Figure 0005461006
ここで、Em:前記同期電動機4の誘起電圧、Ke:発電定数、ωr:ロータ角周波数である。また、前記同期電動機4の誘起電圧Emを前記インバータ装置3の直流側の電圧に換算した電圧E0は式(2)となる。式(2)を図示したものが図1(c)の破線である。
Figure 0005461006
惰行時にブレーキトルクが発生しないためには、前記同期電動機4から前記インバータ装置の直流側へ電流が流れないように、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表されるE0より高ければよい。よって、前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となった場合、前記インバータ装置3の直流側の電圧EがE0以上となるように前記直流電源1を動作させる。Eを図示したものが図1(c)の実線である。
Figure 0005461006
このように、本実施例では従来技術のような遮断器を用いることなく、惰行時のブレーキトルクの発生を防止できる。
次に前記同期電動機4の誘起電圧を得る方法について図2〜6を用いて説明する。図2は、前記同期電動機4の電圧を検出する電圧検出手段7を設置する方法である。
前記電圧検出手段7で検出した前記同期電動機の電圧Euvは誘起電圧判定手段5に入力される。前記誘起電圧判定手段5では、電圧Euvに基づいて誘起電圧Emを演算する。演算した誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となった場合、検知信号Semを出力する。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力する。
図3は、前記同期電動機4の速度情報を検出する速度検出手段8を設置する方法である。 前記速度検出手段8で検出した前記同期電動機の速度情報Frは誘起電圧判定手段5に入力される。前記誘起電圧判定手段5では、速度情報Frと式(1)に基づいて誘起電圧Emを演算する。演算した誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となった場合、検知信号Semを出力する。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力する。
図4は、前記同期電動機4に流れる電流を検出する電流検出手段9を設置する方法である。前記電流検出手段9で検出した前記同期電動機に流れる電流Imは誘起電圧判定手段5に入力される。惰行時において、式(2)で表される電圧E0が前記インバータ装置の直流側の電圧Eより低ければ、前記同期電動機に電流は流れない。
このことを利用して、誘起電圧判定手段5では電流Imが零でない場合に前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上になったと判断して検知信号Semを出力する。
また、前記電流検出手段9の検出誤差を考慮して、電流Imが前記電流検出手段9の検出誤差に基づいて設定される基準値Im1以上となった場合に検知信号Semを出力してもよい。制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力する。
図5は、前記インバータ装置3の直流側の電圧を検出する直流電圧検出手段10を設置する方法である。前記直流電圧検出手段10で検出した前記インバータ装置3の直流側の電圧Eは誘起電圧判定手段5に入力される。惰行時に直流電圧Eが上昇した場合、前記同期電動機4から前記インバータ装置3の直流側へ電流が流れていることになり、式(2)で表される電圧E0が前記インバータ装置の直流側の電圧Eより高くなったことを意味する。
このことを利用して、誘起電圧判定手段5では、直流電圧Eが上昇した場合に前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上になったと判断して検知信号Semを出力する。また、前記直流電圧検出手段10の検出誤差を考慮して、直流電圧Eが前記直流電圧検出手段10の検出誤差に基づいて設定される基準値E1以上となった場合に検知信号Semを出力してもよい。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力する。
図6は、前記インバータ装置3の直流側の電流を検出する直流電流検出手段11を設置する方法である。前記直電流検出手段11で検出した前記インバータ装置3の直流側の電流Iinvは誘起電圧判定手段5に入力される。惰行時に直流電流Iinvを検出した場合、前記同期電動機4から前記インバータ装置3の直流側へ電流が流れていることになり、式(2)で表される電圧E0が前記インバータ装置の直流側の電圧Eより高くなったことを意味する。
このことを利用して、誘起電圧判定手段5では直流電流Iinvが零でない場合に前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上になったと判断して検知信号Semを出力する。また、前記直電流検出手段11の検出誤差を考慮して、直流電流Iinvが前記直電流検出手段11の検出誤差に基づいて設定される基準値Iinv1以上となった場合に検知信号Semを出力してもよい。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力する。
本発明の同期電動機制御装置における第2実施例について図7を用いて説明する。第1実施例と異なる点は、惰行時の前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となった場合、前記インバータ装置3の直流側の電圧EがE0以上となるように前記直流電源1を動作させると同時に、前記インバータ装置3を起動し、前記同期電動機4に流れる電流Imが零となるように前記インバータ装置3を動作させる点である。
第1実施例では、前記インバータ装置3の直流側の電圧EがE0以上となるように前記直流電源1を動作させることで、ブレーキトルクの発生を防止している。しかし、前記同期電動機4の誘起電圧Emが急激に増加した場合、前記直流電源1の応答の遅れにより、前記同期電動機4に電流が流れて過渡的にブレーキトルクが発生することが予測される。
これに対して、第2実施例では、前記同期電動機4に流れる電流Imが零となるように前記インバータ装置3を動作させることで過渡的に発生するブレーキトルクの発生を防止できる。
次に前記同期電動機4の誘起電圧を得る方法について図8〜12を用いて説明する。図8は、前記同期電動機4の電圧を検出する電圧検出手段7を設置する方法である。前記電圧検出手段7で検出した前記同期電動機の電圧Euvは誘起電圧判定手段5に入力される。前記誘起電圧判定手段5では、電圧Euvに基づいて誘起電圧Emを演算する。演算した誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となった場合、検知信号Semを出力する。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力すると同時に、前記インバータ装置3を起動し、前記同期電動機4に流れる三相の電流が零となるように前記インバータ装置3に対する制御指令Siを出力する。
図9は、前記同期電動機4の速度情報を検出する速度検出手段8を設置する方法である。 前記速度検出手段8で検出した前記同期電動機の速度情報Frは誘起電圧判定手段5に入力される。前記誘起電圧判定手段5では、速度情報Frと式(1)に基づいて誘起電圧Emを演算する。演算した誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となった場合、検知信号Semを出力する。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力すると同時に、前記インバータ装置3を起動し、前記同期電動機4に流れる三相の電流が零となるように前記インバータ装置3に対する制御指令Siを出力する。
図10は、前記同期電動機4に流れる電流を検出する電流検出手段9を設置する方法である。前記電流検出手段9で検出した前記同期電動機に流れる電流Imは誘起電圧判定手段5に入力される。惰行時において、式(2)で表される電圧E0が前記インバータ装置の直流側の電圧Eより低ければ、前記同期電動機に電流は流れない。
このことを利用して、誘起電圧判定手段5では電流Imが零でない場合に前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上になったと判断して検知信号Semを出力する。また、前記電流検出手段9の検出誤差を考慮して、電流Imが前記電流検出手段9の検出誤差に基づいて設定される基準値Im1以上となった場合に検知信号Semを出力してもよい。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力すると同時に、前記インバータ装置3を起動し、前記同期電動機4に流れる三相の電流が零となるように前記インバータ装置3に対する制御指令Siを出力する。
図11は、前記インバータ装置3の直流側の電圧を検出する直流電圧検出手段10を設置する方法である。前記直流電圧検出手段10で検出した前記インバータ装置3の直流側の電圧Eは誘起電圧判定手段5に入力される。惰行時に直流電圧Eが上昇した場合、前記同期電動機4から前記インバータ装置3の直流側へ電流が流れていることになり、式(2)で表される電圧E0が前記インバータ装置の直流側の電圧Eより高くなったことを意味する。
このことを利用して、誘起電圧判定手段5では、直流電圧Eが上昇した場合に前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上になったと判断して検知信号Semを出力する。また、前記直流電圧検出手段10の検出誤差を考慮して、直流電圧Eが前記直流電圧検出手段10の検出誤差に基づいて設定される基準値E1以上となった場合に検知信号Semを出力してもよい。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力すると同時に、前記インバータ装置3を起動し、前記同期電動機4に流れる三相の電流が零となるように前記インバータ装置3に対する制御指令Siを出力する。
図12は、前記インバータ装置3の直流側の電流を検出する直流電流検出手段11を設置する方法である。前記直電流検出手段11で検出した前記インバータ装置3の直流側の電流Iinvは誘起電圧判定手段5に入力される。惰行時に直流電流Iinvを検出した場合、前記同期電動機4から前記インバータ装置3の直流側へ電流が流れていることになり、式(2)で表される電圧E0が前記インバータ装置の直流側の電圧Eより高くなったことを意味する。
このことを利用して、誘起電圧判定手段5では直流電流Iinvが零でない場合に前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上になったと判断して検知信号Semを出力する。また、前記直電流検出手段11の検出誤差を考慮して、直流電流Iinvが前記直電流検出手段11の検出誤差に基づいて設定される基準値Iinv1以上となった場合に検知信号Semを出力してもよい。
制御手段6では、前記検知信号Semに基づいて前記同期電動機4の誘起電圧Emが式(3)で表される第一の基準値Em0以上となったことを検知し、前記インバータ装置3の直流側の電圧Eが式(2)で表される第二の基準値E0以上となるように、前記直流電源1に対する制御指令Scを出力すると同時に、前記インバータ装置3を起動し、前記同期電動機4に流れる三相の電流が零となるように前記インバータ装置3に対する制御指令Siを出力する。
鉄道車両の分野では、今後、電動機の高効率化を目的とした同期電動機への置き換えが進むと考えられる。特に鉄道車両の場合、同期電動機やインバータ装置は車両の床下の限られたスペースに実装されるため、装置全体のサイズは小さいほうが望ましい。このため、装置全体のサイズを増加させることなく、惰行時のブレーキトルクの発生を防止できる本発明は重要な技術である。
図1は、本発明を適用した第1実施例を示す図である。 図2は、第1実施例における同期電動機の電圧から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図3は、第1実施例における同期電動機の速度情報から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図4は、第1実施例における同期電動機に流れる電流から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図5は、第1実施例におけるインバータ装置の直流側の電圧から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図6は、第1実施例におけるインバータ装置の直流側の電流から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図7は、本発明を適用した第2実施例を示す図である。 図8は、第2実施例における同期電動機の電圧から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図9は、第2実施例における同期電動機の速度情報から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図10は、第2実施例における同期電動機に流れる電流から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図11は、第2実施例におけるインバータ装置の直流側の電圧から誘起電圧を得る方法を示す図である。 図12は、第2実施例におけるインバータ装置の直流側の電流から誘起電圧を得る方法を示す図である。
符号の説明
1 直流電源
2 フィルタコンデンサ
3 インバータ装置
4 同期電動機
5 誘起電圧判定手段
6 制御手段
7 電圧検出手段
8 速度検出手段
9 電流検出手段
10 直流電圧検出手段
11 直流電流検出手段
Em 誘起電圧
Em0 誘起電圧の基準値
E インバータ装置の直流側の電圧
E0 インバータ装置の直流側の電圧に換算した誘起電圧
E1 インバータ装置の直流側電圧の基準値
Euv 同期電動機の電圧
Im 同期電動機に流れる電流
Im1 同期電動機に流れる電流の基準値
Iinv インバータ装置の直流側の電流
Iinv1 インバータ装置の直流側電流の基準値
Fr 速度情報
ωr ロータ角周波数
Ke 発電定数
Sem 同期電動機の誘起電圧Emが基準値Em0以上であることを検知する信号
Si インバータ装置に対する制御指令
Sc 直流電源に対する制御指令

Claims (1)

  1. 直流電源と、インバータ装置と、前記直流電源と前記インバータ装置の間に接続されたフィルタコンデンサとを備え、前記インバータ装置により少なくとも1台以上の永久磁石型同期電動機を駆動して鉄道車両を走行させる同期電動機制御装置において、
    前記同期電動機の誘起電圧を判定する誘起電圧判定手段と、前記直流電源に対する制御指令と前記インバータ装置に対する制御指令を出力する制御手段とを備えており、
    前記インバータ装置を停止して前記鉄道車両が惰性で走行する惰行状態で、
    前記誘起電圧判定手段は、前記永久磁石型同期電動機の誘起電圧が第1の基準値以上になった場合、検知信号を出力し、
    前記制御手段は、前記検知信号に基づいて、前記インバータ装置の直流側の電圧が前記誘起電圧に比例して増加する第2の基準値以上になるように前記直流電源を動作させる制御指令を出力すると同時に、前記インバータ装置を起動し、前記永久磁石型同期電動機に流れる三相の電流が零となるように前記インバータ装置を動作させる制御指令を出力することを特徴とする同期電動機制御装置。
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