JP5459577B2 - 精算端末 - Google Patents

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本発明は、商品異物検査方法及び商品異物検査システムに関する。
現在、安全でなければならないはずの食品に異物が混入していたというニュースが相次ぎ、食品の安全性に関する関心が一段と高まっている。
以前より、多くの食品加工工場や流通センターでは、異物検査を実施しているが、それでも食品の異物混入事件は後を絶たない。
特許文献1には、商品の種別を識別する商品番号に加えて、個別の商品を識別するパックIDを用いて各商品を管理する商品販売システムが記載されている。
特開2004−302528号公報
ところで、小売店では、小売店で販売された後に混入した異物について苦情を受けるケースもあると見ている。しかしながら、特許文献1に記載された商品販売システムでは、小売店での販売時に異物が入っていなかったことを示す情報を管理保持していない。このため、小売店側では、自らに責任のない事由に起因すると見られる苦情も聞き入れるしかなく、これらの対応に苦慮している、という問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小売店での販売後の異物混入に対する小売店等へのクレームに対応することができる商品異物検査方法及び商品異物検査システムを提供することにある。
また、本発明の一態様は、商品に付された識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により前記識別情報が読み取られた前記商品を登録する登録手段と、前記読取手段により前記識別情報が読み取られた前記商品について、異物ありか否かを判定する判定手段と、前記登録手段により登録された前記商品が精算される際に、一取引で登録された前記商品について、商品名、商品金額及び釣銭金額を印字したレシートを発行する発行手段と、を備え、前記発行手段は、前記レシートを発行する際、前記判定手段により異物なしと判定された商品について、予め定められたマークを前記商品毎に前記レシートに印字するとともに、前記マークが異物検査済みのマークである旨を、前記レシートに印字することを特徴とする精算端末である。
この発明によれば、異物検査器による異物検査結果を商品の識別情報と対応付けて記憶しているため、異物混入のクレームが発生した場合に、クレームのあった商品の異物検査結果を確認することができる。そして、その商品の異物検査結果が異物なしだった場合には、その異物検査結果を基に、その商品が売り場の商品棚に陳列されていたときには異物が入っていなかったことを確認できる。これにより異物検査結果に基づいてクレームへの対応を行える。
また、この発明によれば、レシートに異物検査結果を印字するので、消費者に安心感を与えることができる。より具体的には、購入した商品に異物が混入していないことを示す異物検査済みのマークと、そのマークが異物検査済みのマークである旨と、がレシートに印字されているので、客は、自身が購入した商品に確かに異物が混入していなかったことを、店舗を離れた後でも、商品毎に容易に確認することができる。
また、この発明によれば、異物検査済みのマークがレシートに印字されているので、店員は、各商品について異物が混入されていない旨を、レシート以外の余計な用紙を用意することなく客に伝えることができる。また、小売店で販売された後に混入した異物についての小売店等への苦情を抑制することができる。
また、本発明の一態様は、記判定手段が異物ありと判定した場合に、異物があることを報知する報知手段備えることを特徴とする精算端末である。
この発明によれば、精算端末が精算時に購入商品の異物検査結果を取得して、異物ありの場合には、その購入商品に異物があることを報知するため、精算時にその購入商品の販売を中止することができる。通常、異物がある商品は、異物検査時に陳列棚から取り外さなければならないが、万一店員が取り外しを忘れた場合であっても、顧客に異物がある商品を販売することを防ぐことができる。
また、本発明の一態様は、登録手段は、前記判定手段が異物なしと判定した場合には前記識別情報に基づき商品を登録し、前記判定手段が異物ありと判定した場合には前記商品の登録を中止するとを特徴とする精算端末である
この発明によれば、購入商品に異物がある場合には、その商品の登録を中止するので、顧客に異物がある商品を販売することを防ぐことができる。
本発明によれば、異物検査器による異物検査結果を商品の識別情報と対応付けて記憶しているため、異物混入のクレームが発生した場合に、クレームのあった商品の異物検査結果を確認することができる。そして、その商品の異物検査結果が異物なしだった場合には、その異物検査結果を基に、その商品が売り場の商品棚に陳列されていたときには異物が入っていなかったことを確認できる。これにより異物検査結果に基づいてクレームへの対応を行える。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る商品販売システムを適用した、生鮮食品などの商品を販売する小売店の店内配置を示す平面図である。図1において、バックルームは、特に生鮮食品を加工・包装するエリアである。このエリアには、計量・包装・値付け機AW、計量ラベルプリンタDPS、定額ラベルプリンタDPなどのラベルプリンタ(ラベル発行器)が配置され、これらのラベルプリンタによって発行される値段などのラベルが商品の生産、加工時、または商品が店頭に陳列される寸前に商品に貼り付けられる。売場は、商品棚が配置されたエリアである。チェックアウト場には、バーコードリーダを備えたPOS(Point Of Sale)レジスタPR(精算端末)が設けられ、これによって顧客は購入する商品の精算をする。オフィスは、データの集計や会計処理などといった事務処理や、データに基づいて仕入れ量や生産、加工量などに関する意思決定が行われるエリアであり、ストアコントローラSCが設けられている。
図2は、図1の小売店内におけるネットワーク構成を示すブロック図である。バックルーム内LAN(N1)(Local Area Network)には、上述した計量・包装・値付け機AW、計量ラベルプリンタDPS、定額ラベルプリンタDPの他に、商品毎の生産情報など各種データファイルを保持するファイルサーバFSが接続されている。また、このファイルサーバFSには送受信器TRが付設されており、この送受信器TRを介して、ファイルサーバFSと店員が携帯するハンディターミナルHT(携帯端末)との間でデータの交換が行えるようになっている。なお、ハンディターミナルHTには、金属探知機などの異物検査器が備えられている。
店舗内LAN(N2)には、複数のPOSレジスタPRとストアコントローラSCが接続されており、ストアコントローラSCはこの複数のPOSレジスタPRを管理している。また、バックルーム内LAN(N1)と店舗内LAN(N2)とは互いに接続されており、これら両LAN間でデータの交換が行えるようになっている。
図3は、計量ラベルプリンタDPSの機能構成を示すブロック図である。
符号1はCPU(中央処理装置)であり、計量ラベルプリンタDPS各部の動作全体を制御する。符号2はROM(Read Only Memory)であり、このROM2にはCPU1が実行するプログラムが記憶されている。符号3はCPU1の演算処理で使用されるRAM(Random Access Memory)であり、このRAM3はファイルサーバFSから送信される、値付けの際に必要となる商品ファイル(PLUファイル)を格納する。符号4は表示部であり、CPU1からの表示指示に従って所定の情報表示をする。符号5は操作部であり、商品の商品番号入力や、商品ファイルの設定入力等を行うための入力手段が設けられている。符号6は印字部であり、CPU1からのラベル印字指示に従って、ラベル上に品名、値段、日時、バーコード等の印字を行う。符号7は計量部であり、計量皿(図示せず)上に載置された商品の重量(内容量)を計量する。符号8は交信部であり、他の計量ラベルプリンタDPS、計量・包装・値付け機AW、ファイルサーバFSなどとLANを介して通信を行う。符号9は時計部であり、月、日、時、及び分を計時する。
図4は、POSレジスタPRの機能構成を示すブロック図である。
符号21はCPUであり、POSレジスタPR各部の動作全体を制御する。符号22はROMであり、このROM22にはCPU21が実行するプログラムが記憶されている。符号23はCPU21の演算処理で使用されるRAMである。符号24は表示部であり、CPU21からの表示指示に従って所定の情報表示をする。符号25は操作部であり、商品登録の完了入力や精算時の顧客からの預り金額などの数字データ入力等を行うための入力手段が設けられている。符号26は時計部であり、月、日、時及び分を計時する。符号27は印字部であり、CPU21からの印字指示に従って登録・精算された商品のレシート等の印字を行う。符号28はスキャナ部であり、商品に付加されたバーコードを読み取る。符号29は交信部であり、LANを介して外部とデータ交換を行う。符号30は操作確認やエラーなどを報知するスピーカ部である。
図5は、ハンディターミナルHTの機能構成を示すブロック図である。
符号101はCPUであり、ハンディターミナルHT各部の動作全体を制御する。符号102はROMであり、このROM102にはCPU101が実行するプログラムが記憶されている。符号103はCPU101の演算処理で使用されるRAMである。符号104は液晶タッチパネル表示部であり、CPU101からの表示指示に従って所定の情報表示をする表示機能と、液晶表示画面をタッチされたときに、そのタッチされた画面の位置を検出することでデータを入力するデータ入力機能とを有する。符号108はスキャナ部であり、商品に貼付しているラベルのバーコードを読み取る。符号109は無線送受信部であり、送受信器TRを介してファイルサーバFSと無線通信する。符号107は異物検査器であり、内蔵する金属探知機を用いて異物金属を検出する。符号110は時計部であり、月、日、時、分及び秒を計時する。
次に、ファイルサーバFSの構成について説明する。ファイルサーバFSは、通常のパーソナルコンピュータと同様のハード構成を有し、ハードディスク等の記憶部(図示しない)に商品ファイルや生産ファイルが記憶されている。これらファイル内のデータは必要に応じて適宜、計量・包装・値付け機AW、計量ラベルプリンタDPS、定額ラベルプリンタDP、ストアコントローラSC、POSレジスタPR、ハンディターミナルHTからアクセスすることができる。
図6は、ファイルサーバFSに格納されている商品ファイルの例である。
この商品ファイルには、商品データとしてPLU(Price Look Up)番号、品名、値段、賞味期限時間数などを格納している。PLU番号は、商品の種別を識別する識別番号である。品名は商品名である。値段は商品の単価である。賞味期限時間数は製造日から賞味期限日までの時間数である。
図7は、ファイルサーバFSに格納されている生産ファイルの例である。
生産ファイルは、商品ファイルに格納している商品データをラベルプリンタで印字する際に作成される。生産ファイルには、生産データとして個別の商品を識別する個別の商品を識別するパックID番号(識別情報)、PLU番号、品名、値段、重量、製造日、賞味期限、異物検査情報(異物検査結果)、異物検査日時などを格納している。ここで、同じPLU番号かつ同じ品名であっても、実際の商品(パック)が異なれば異なったパックID番号が付与される。このパックID番号により、生産ファイル内の商品をパック毎に個別に識別することが可能となっている。値段は商品の単価である。製造日は製造日の年月日である。賞味期限は賞味期限日の年月日である。異物検査情報欄には、パックID番号毎にその商品の異物検査の結果が設定されている。異物検査情報「1」は、異物検査の結果が異物ありであることを表す。また、異物検査情報「0」は、異物検査の結果が異物なしであることを表す。異物検査日時は、異物検査を実施した年月日時分秒である。
次に、商品データに基づきラベルプリンタがラベルを印字し、生産ファイル内に生産データを作成する動作について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態におけるラベルの印字動作を示すフローチャートである。本実施形態では、計量ラベルプリンタDPSを用いた動作について説明する。まず、操作部5が、商品名またはPLU番号の入力を受け付ける。店員は操作部5を用いて、印字したい商品名またはPLU番号を入力する。CPU1は、ファイルサーバFS内の商品ファイルから、入力された商品名又はPLU番号に対応する商品データを取得する(ステップS50)。次にCPU1は、当該商品にパックID番号を付与する。そして、CPU1(ラベル発行手段)は、パックID番号と取得した商品データを印字部6に送り、パックID番号と、商品名と、売価と、製造日と」、賞味期限と、それらを表すバーコードをラベルに印字して発行させる(ステップS52)。このときラベルに印字される売価は、CPU1が取得した商品データの値段(単価)と、その商品を計量部7で計量した重量を乗算した値である。ステップS52の動作と同時に、CPU1(送信手段)は、当該商品の生産データを生成し、当該生産データをファイルサーバFSに送信して、ファイルサーバFS内の生産ファイルに、この商品についての生産データを登録する(ステップS54)。ファイルサーバFSは、計量ラベルプリンタDPSから受信した生産データを生産ファイルに記憶する。店員は、バーコードが印字されたラベルを該当する商品に貼付する(ステップS56)。
以上の生産データを生成する動作は、定額ラベルプリンタDP、計量・包装・値付け機AWを用いても同様である。
ここで、ラベルに印字されるバーコードが表すデータの例を図9に示す。このバーコードは、全ての商品それぞれ個別に付加され、13桁の1段バーコードにより構成されている。バーコードは、先頭2桁(1)(2)のフラグ、3桁目(3)の機番、4桁目(4)の曜日、5桁目(5)〜8桁目(8)の連番、9桁目(9)〜12桁目(12)の売価(値段)、13桁目(13)のチェックデェジットからなる。
1桁目〜2桁目のフラグ「FF」は、01〜99までのデータを設定可能である。本実施
形態におけるバーコードの場合、一般のPLUのバーコードで使用されている国コード(
例えば「49」)や通常のNON・PLUのバーコードで使用されているフラグなど、店舗ですでに使用されているフラグ以外のものを用いる。
3桁目の機番「M」は、パックID番号のバーコードラベルを印字発行した機器の機器番号を示す。4桁目の曜日「W」は、バーコードラベルを印字発行した曜日を示す。本実施形態では、「0」が「日曜日」、「1」が「月曜日」・・・「6」が「土曜日」である。なお、機器の台数が多い場合は、3桁目と4桁目を機番にし、機番を2桁で表示してもよい。5桁目〜8桁目の連番「CCCC」は、「0001」〜「9999」の番号である。バーコードラベルを発行する機器(ラベル発行器やハンディターミナルHT)がそれぞれ連続した番号を発生し、各商品(パック)に付与する。
9桁目〜12桁目の売価「PPPP」は、「0」〜「9999」の値であり、商品の売価を示している。なお、売価「PPPP」が「0」の場合は、当該商品の値段が5桁以上であり、4桁では表示できないことを意味している。通常、生鮮商品の値段が5桁以上となる場合は極めてまれであると考えられるが、年末年始の特別セール等の特別な場合などには、そのような高額な商品もあり得るので、値段が5桁以上の場合は商品登録時に値付ラベルに印字されている値段をキー入力させるようにして、処理可能としたものである。計量商品の場合は、計量ラベルプリンタDPSの計量部7を用いて計量した重量と商品ファイルに設定されている単価とを乗算した値を売価とする。定額商品の場合は、商品ファイルに設定されている値段を売価とする。13桁目のチェックデジット「C/D」は、バーコードが正常に読み取られたか否かをチェックするためのデータである。上記バーコードのうち、3桁目〜8桁目の6桁の数値がパックID番号である。このパックID番号は、生産ファイルに登録する生産データのパックID番号と同一の値である。
次に、異物検査器107を備えるハンディターミナルHTを用いて商品に異物検査をする動作について、図10を参照して説明する。図10は、異物検査を行う動作を示すフローチャートである。店員は商品棚から異物検査を行う商品を取り出し、ハンディターミナルHTのスキャナ部108を用いて、その商品に付しているバーコードをスキャンする。スキャナ部108は、商品のバーコードを読み取る(ステップS11)。次に、CPU101がその商品がパックID商品か否かを判定する(ステップS12)。具体的には、CPU101は、ハンディターミナルHTに予め設定してあるパックID商品用のフラグ「FF」と、読み取ったバーコードに含まれる先頭2桁のフラグ「FF」とが一致する場合に、その商品がパックID商品であると判定し、一致しない場合にその商品がパックID商品ではないと判定する。
商品がパックID商品である場合は(ステップS12で「Yes」)、CPU101(ラベル読取手段)は、スキャナ部108が読み取ったバーコードからこの商品のパックID番号を取得する(ステップS13)。次にCPU101は、無線送受信部109から送受信器TRを介してファイルサーバFSへアクセスし、ファイルサーバFS内の生産ファイルからこのパックID番号を持つ商品の生産データを取得する。そして、CPU101は、液晶タッチパネル表示部104にこの生産データを表示させる(ステップS15)。次に、CPU101(異物検査手段)は、異物検査器107を用いてその商品の異物検査を行う(ステップS16)。具体的には、CPU101は、異物検査器107に対して金属探知機を作動させる信号を出力し、その結果の信号を受信する。金属探知機は、振動子とコイルから構成されており、振動子から発生する交流電流がコイルを通過することによって磁場が発生する。金属がそのコイル付近に接近すると電磁誘導の効果から金属に渦電流が発生し、そこでも交流磁場が発生する。このため、金属探知機は磁場の変化に基づいて金属を探知する。次に、CPU101は、異物検査の結果、商品に異物があるか否かを判定する(ステップS17)。
商品に異物がない場合(ステップS17で「No」)、CPU101は、取得した生産データの異物検査情報欄に「0」を設定する(ステップS20)。
一方、商品に異物がある場合(ステップS17で「Yes」)、異物検査器107が内蔵する金属探知機がアラームを発する(ステップS18)。そして、CPU101は、取得した生産データの異物検査情報欄に「1」を設定する(ステップS19)。
次に、CPU101は、取得した生産データの異物検査日時欄に計時部110が計時した現在の年月日時分秒を設定する(ステップS21)。そして、CPU101は、無線送受信部109から送受信器TRを介してファイルサーバFSにステップS19又はS20で書き替えた生産データを送信して、ファイルサーバFSに格納されているこの商品の生産データを更新する(ステップS22)。つまり、CPU11(設定手段)は、異物検査手段による異物検査結果を、ラベル読取手段が読み取った識別情報と対応付けてファイルサーバFSに送信する。これにより、店員は、異物検査の結果、商品に異物がある場合には、その商品を陳列棚から取り外し、異物混入の原因検査などを行う。
一方、商品がパックID商品でない場合は(ステップS12で「No」)、CPU101は、液晶タッチパネル表示部104にこの商品がパックID商品ではない旨を表示する(ステップS31)。次に、CPU101は、異物検査器107を用いてその商品の異物検査を行う(ステップS32)。そして、CPU101は、異物検査の結果、商品に異物があるか否かを判定する(ステップS33)。
商品に異物がない場合(ステップS33で「No」)、処理を終了する。一方、商品に異物がある場合、(ステップS33で「Yes」)、異物検査器107が内蔵する金属探知機がアラームを発し(ステップS34)、処理を終了する。これにより、店員は、異物検査の結果、商品に異物がある場合には、その商品を陳列棚から取り外し、異物混入の原因検査などを行う。
また、本実施形態では、計量・包装・値付け機AWと、計量ラベルプリンタDPSと、定額ラベルプリンタDPと、ストアコントローラSCと、POSレジスタPRと、ハンディターミナルHTとを情報端末と総称する。これら情報端末それぞれは、ファイルサーバFSに記憶されている生産ファイルを取得することができる。そして、これら情報端末それぞれは、生産ファイル内の異物検査情報及び異物検査日時をパックID番号と対応付けて表示する機能を有する。これにより、店員は、各商品の異物検査情報及び異物検査日時を確認することができる。
次に、商品をPOSレジスタPRにて登録、精算する際の動作について、図11を参照して説明する。図11は、本実施形態における商品の登録、精算の動作を示すフローチャートである。
店員は、顧客が購入する商品のバーコードをPOSレジスタPRのスキャナ部28でスキャンする。スキャナ部28は、商品のバーコードを読み取る(ステップS1)。次に、CPU21がその商品がパックID商品か否かを判定する(ステップS2)。具体的には、CPU21は、POSレジスタPRに予め設定してあるパックID商品用のフラグ「FF」と、読み取ったバーコードに含まれる先頭2桁のフラグ「FF」とが一致する場合に、その商品がパックID商品であると判定し、一致しない場合にその商品がパックID商品ではないと判定する。
商品がパックID商品でない場合は(ステップS2で「No」)、CPU21は、その商品の商品登録を行う(ステップS7)。
一方、商品がパックID商品である場合は(ステップS2で「Yes」)、CPU21(読取手段)は、スキャナ部28が読み取ったバーコードからこの商品のパックID番号を取得する(ステップS3)。次に、CPU21(判定手段)は、ストアコントローラSCを介してファイルサーバFS内の生産ファイルにアクセスし、ステップS3で取得したパックID番号を持つ商品の異物検査情報に「1」が設定されているか否かを判定する(ステップS4)。
商品の異物検査情報に「0」が設定されている場合は(ステップS4で「No」)、CPU21は、その商品の商品登録を行う(ステップS7)。
一方、商品の異物検査情報に「1」が設定されている場合は(ステップS4で「Yes」)、CPU21は、その商品の登録を中止する(ステップS5)。そして、CPU21(報知手段)は、スピーカ30を用いて、エラー音を鳴らすと共に、表示部24にその商品が異物ありであること表示する(ステップS6)。
次に、CPU21は、全ての商品について商品登録が終了したか否かを判定する(ステップS8)。具体的には、CPU21は、操作部25の小計キーが押下されると、全ての商品の商品登録が終了したと判定する。一方、CPU21は、新たにスキャナ部28によりバーコードが読み込まれた場合には、商品登録が終了していないと判定する。
全ての商品について商品登録が終了していない場合(ステップS8で「No」)、ステップS1へ戻る。
一方、全ての商品について商品登録が終了した場合(ステップS8で「Yes」)、CPU21は、レシート発行や釣銭払い出しなどの精算処理を行い一取引分の処理を終了する(ステップS9)。
12は、POSレジスタPRが発行するレシートの印字例である。図12に示すミスレシートには、登録した商品の商品名、商品金額、小計金額(小計)、買上点数、合計金額(合計)、預り金額(お預かり)、釣銭金額(お釣り)などが印字されている。また、異物検査を行って検査結果が異物なしの商品には、異物検査済みのマーク200が商品名の左横に印字されている。つまり、POSレジスタPRは、レシートに異物検査結果を印字する。
このように、本実施形態によれば、異物検査器107による異物検査情報を商品のパックID番号と対応付けて記憶しているため、異物混入のクレームが発生した場合に、クレームのあった商品の異物検査情報を確認することができる。そして、その商品の異物検査情報が異物なしだった場合には、その異物検査情報を基に、その商品が売り場の商品棚に陳列されていたときには異物がいっていなかったこと確認できる。これにより、異物検査の結果に基づいてクレームへの対応を行える。
また、POSレジスタPRが精算時に購入商品の異物検査情報を取得して、異物ありの場合には、その購入商品に異物があることを報知して、販売を中止する。通常、異物がある商品は、異物検査時に陳列棚から取り外さなければならないが、万一店員が取り外しを忘れた場合であっても、顧客に異物がある商品を販売することを防ぐことができる。
また、レシートに異物検査済みのマーク200を印字するため、消費者への安心感を与えることができる。また、小売店で販売された後に混入した異物についての小売店等への苦情を抑制することができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、計量ラベルプリンタDPS、定額ラベルプリンタDP又は計量・包装・値付け機AWがラベルを印字しているが、ハンディターミナルHTからラベルを印字発行できるようにしてもよい。
また、本実施形態では、異物検査器107として金属探知機を用いているが、例えばセンサカメラが撮像した画像を解析する画像解析、顕微鏡観察、培養、染色、赤外分光分析、X線分析などでもよい。
また、パックID番号を含むバーコードは、個別の商品を識別できるものであればどのような構成のバーコードでもよい。本実施形態では1段バーコードにしたが、例えば、22次元バーコードやコード39などのJANコード以外でもよい。
また、ストアコントローラSCとファイルサーバFSを一体としてもよい。
また、ストアコントローラSCとファイルサーバFSの機能を1つのラベル発行器(計量ラベルプリンタDPS、定額ラベルプリンタDP又は計量・包装・値付け機AWがラベル)に持たせ、該ラベル発行器が商品ファイル、生産ファイルなどを有するようにしてもよい。
また、本実施例では、表示または印字する異物検査結果確認手段としてPOSレジスタPRが図12に示すレシートを印字発行しているが、ハンディターミナルHTやストアコントローラSC等の情報端末が異物検査結果を表示してもよい。これにより、店員は各商品の異物検査結果を確認することができる。
また、陳列棚の商品を異物検査するとしたが、POSレジスタPRで販売する直前に精算業務の一環として、異物検査を行ってもよい。
本発明の一実施形態に係る小売店の店内配置を示す平面図である。 同実施形態における小売店内におけるネットワーク構成を示すブロック図である。 同実施形態における計量ラベルプリンタDPSの電気ブロック図である。 同実施形態におけるPOSレジスタPRの電気ブロック図である。 同実施形態におけるハンディターミナルHTの電気ブロック図である。 同実施形態におけるファイルサーバFSに格納された商品ファイルの例である。 同実施形態におけるファイルサーバFSに格納された生産ファイルの例である。 同実施形態におけるラベルの印字動作を示すフローチャートである。 同実施形態における、ラベルに印字されるバーコードが表すデータ例である。 同実施形態における、異物検査を行う動作を示すフローチャートである。 同実施形態における、商品の登録、精算の動作を示すフローチャートである。 POSレジスタPRが発行するレシートの印字例である。
符号の説明
1,21,101…CPU、2,22,102…ROM、3,23,103…RAM、4,24…表示部、5,25…操作部、6,27…印字部、7…計量部、8,29…交信部、9,26,110…時計部、28,108…スキャナ部、30…スピーカ、104…液晶タッチパネル表示部、109…無線送受信部、AW…計量・包装・値付け機、DPS…計量ラベルプリンタ、DP…定額ラベルプリンタ、FS…ファイルサーバ、TR…送受信機、HT…ハンディターミナル、PR…POSレジスタ、SC…ストアコントローラ、N1…計量値付けシステム(バックルーム内LAN)、N2…POSシステム(店舗内LAN)

Claims (3)

  1. 商品に付された識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により前記識別情報が読み取られた前記商品を登録する登録手段と、
    前記読取手段により前記識別情報が読み取られた前記商品について、異物ありか否かを判定する判定手段と、
    前記登録手段により登録された前記商品が精算される際に、一取引で登録された前記商品について、商品名、商品金額及び釣銭金額を印字したレシートを発行する発行手段と、
    を備え、
    前記発行手段は、前記レシートを発行する際、前記判定手段により異物なしと判定された商品について、予め定められたマークを前記商品毎に前記レシートに印字するとともに、前記マークが異物検査済みのマークである旨を、前記レシートに印字することを特徴とする精算端末。
  2. 記判定手段が異物ありと判定した場合に、異物があることを報知する報知手
    を備えるとを特徴とする請求項に記載の精算端末
  3. 前記登録手段は、前記判定手段が異物なしと判定した場合には前記識別情報に基づき商品を登録し、前記判定手段が異物ありと判定した場合には前記商品の登録を中止するとを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の精算端末
JP2008281540A 2008-10-31 2008-10-31 精算端末 Expired - Fee Related JP5459577B2 (ja)

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