JP2007257488A - 異物混入品販売防止方法および異物混入品販売防止装置 - Google Patents

異物混入品販売防止方法および異物混入品販売防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異物報知の信頼性を高める。
【解決手段】金銭登録機を介して商品識別情報を取得する商品識別情報取得ステップと、商品識別情報によって識別される商品が異物を検出する対象として設定されているか否かを、商品に関する情報が商品識別情報に対応づけられて格納された商品テーブルを参照して判断する検出対象判断ステップと、商品が異物を検出する対象として設定されている場合、異物検出装置から取得した情報に基づいて物品に異物が検出されたか否かを判断する異物検出判断ステップと、物品に異物が検出された場合、異物が検出されたことを報知する異物検出報知ステップと、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、異物が混入された物品が販売されることを防止する異物混入品販売防止方法および異物混入品販売防止装置に関するものである。
従来の異物混入品販売防止方法としては、ベルトコンベアに載せられた物品内の金属異物を金属探知機によって探知し、金属異物が探知されなかったときは、物品に付される商品コードを商品コード読取機で読み取り、探知結果と物品の単価の合計とを表示装置に表示し、金属異物が探知されたときは、商品コードを商品コード読取機で読み取ることができないようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−276655号公報
しかしながら、従来の異物混入品販売防止方法では、缶詰等のように異物ではない金属を含む物品にも異物が含まれるとして報知されてしまうといったように、異物報知の信頼性が低いという問題があった。
また、異物が混入された商品が発見された場合、一般的に、警察への通報、報道機関への発表、および、同一商品の市場および販売先からの回収等の事後処理が行われているが、従来の異物混入品販売防止方法では、異物が混入されたことが検出されてから事後処理が行われるまでの間に、さらに同一商品が販売されてしまうといった問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、異物報知の信頼性を高めた異物混入品販売防止方法を提供することを目的とする。
本発明の異物混入品販売防止方法は、上記課題を解決するため、商品を識別する商品識別情報が付与された物品の販売に関する情報が登録される金銭登録機を介して前記商品識別情報を取得する商品識別情報取得ステップと、前記商品識別情報によって識別される商品が異物を検出する対象として設定されているか否かを、前記商品に関する情報が前記商品識別情報に対応づけられて格納された商品テーブルを参照して判断する検出対象判断ステップと、前記商品が異物を検出する対象として設定されていると判断された場合に、異物検出装置から取得した情報に基づいて前記物品に異物が検出されたか否かを判断する異物検出判断ステップと、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、異物が検出されたことを報知する異物検出報知ステップと、を備えたことを特徴とするものである。
これにより、本発明の異物混入品販売防止方法は、異物検出装置によって検出できる異物の種類や検出精度等に応じて、あらかじめ商品毎に異物を検出する対象とするか否かを設定しておき、検出対象として設定された商品の商品識別情報が付与された物品についてのみ異物が検出されたときに報知を行うことにより、検出対象外の商品を異物報知の対象としないので、検出対象外の商品の商品識別情報が付与された物品についての無用な異物報知がなされることがなく、異物報知の信頼性を高めることができる。
また、本発明の異物混入品販売防止方法は、前記商品識別情報取得ステップにおいて取得された商品識別情報によって識別される商品が販売可能であるか否かを、前記商品テーブルを参照して判断する販売可否判断ステップと、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、または、前記販売可否判断ステップにおいて前記商品が販売不可であると判断された場合に、前記物品の販売に関する情報の前記金銭登録機への登録を禁止する販売禁止ステップと、を備え、前記異物検出報知ステップは、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、前記物品に付与された商品識別情報によって識別される商品が販売不可であるとして前記商品テーブルを更新することを特徴とするものである。
これにより、本発明の異物混入品販売防止方法は、物品に異物が検出されたとき、該物品に付与された商品識別情報の商品を販売不可であるとして商品テーブルに記憶し、物品を販売するとき、商品テーブルを参照して該物品に付与された商品識別情報の商品が販売不可である場合は販売に関する情報の金銭登録機への登録を禁止するので、異物検出後に同一商品が販売されることを防止することができる。
また、前記異物検出報知ステップは、報知する対象を表す報知対象者の連絡先と連絡用通信媒体と報知分類とに関する情報を格納した報知対象者テーブルに基づいて報知対象者を設定する報知対象者設定ステップと、前記連絡先に前記連絡用通信媒体を介して報知する内容を表す報知内容を、前記報知分類に応じて作成する報知内容作成ステップと、報知を実行するか取消すかを指示する情報を入力させる入力ステップと、前記入力ステップにおいて報知を実行する指示が入力された場合に、前記報知対象者に前記報知内容を報知する報知実行ステップと、前記入力ステップにおいて報知を取消す指示が入力された場合に、前記報知内容作成ステップにおいて作成された報知内容を消去するとともに、前記商品が販売可能であるとして前記商品テーブルを更新する報知取消ステップと、を有するように構成してもよい。
これにより、本発明の異物混入品販売防止方法は、異物が検出されたことを報知する報知内容を作成しておき、店員等によって異物が混入されたことが確認されたときに報知を実行するので、異物が検出されたことを各報知対象者に迅速に報知することができるとともに、店員等の確認によって誤報であるとされたときには迅速に報知を取消すことができる。
また、本発明の異物混入品販売防止方法は、顧客を識別する顧客識別情報に対応づけて該顧客の連絡先と連絡用通信媒体とを表す情報が格納された顧客テーブルを取得する顧客テーブル取得ステップと、前記金銭登録機を介して前記物品が販売される顧客を識別する顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得ステップと、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されなかったと判断された場合に、前記物品に付与された商品識別情報と前記顧客識別情報とを対応づけて、前記顧客の購入履歴に関する情報が格納された購入履歴テーブルに追加する購入履歴追加ステップと、を備え、前記報知対象者設定ステップは、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、前記購入履歴テーブルを参照して異物が検出された前記物品と同一な商品識別情報が付与された物品を購入済みの顧客を前記顧客テーブルから抽出し購入済みであることを表す報知分類を付与して前記報知対象者テーブルに追加し、該物品を未購入の顧客を前記顧客テーブルから抽出し未購入であることを表す報知分類を付与して前記報知対象者テーブルに追加し、前記報知実行ステップは、前記購入済みの顧客および前記未購入の顧客に関する情報が追加された報知対象者テーブルに基づいて作成された報知内容を報知してもよい。
これにより、本発明の異物混入品販売防止方法は、異物が検出された物品と同一の商品を過去に購入した顧客に注意を喚起する報知を行うことができ、異物検出前に該商品が販売された顧客に迅速に報知することができるとともに、該商品を未購入の顧客にも該商品が販売禁止となったことを報知することができる。
また、前記報知内容作成ステップは、前記連絡用通信媒体として電子メール通信が設定された報知対象者を抽出し、抽出した各報知対象者の連絡先として設定された電子メールアドレスを宛先として前記報知内容を本文に含む電子メールを作成し、前記報知実行ステップは、前記電子メールを送信してもよい。
これにより、本発明の異物混入品販売防止方法は、連絡用通信媒体として電子メールが設定された報知対象者に、電子メールによって一斉に報知を行うことができる。
本発明は、異物検出装置によって検出できる異物の種類や検出精度等に応じて、あらかじめ商品毎に異物を検出する対象とするか否かを設定しておき、検出対象として設定された商品の商品識別情報が付与された物品についてのみ異物が検出されたときに報知を行うことにより、検出対象外の商品を異物報知の対象としないので、検出対象外の商品の商品識別情報が付与された物品についての無用な異物報知がなされることがなく、異物報知の信頼性を高めるとともに、物品に異物が検出されたとき、該物品に付与された商品識別情報の商品を販売不可であるとして商品テーブルに記憶し、物品を販売するとき、商品テーブルを参照して該物品に付与された商品識別情報の商品が販売不可である場合は販売に関する情報の金銭登録機への登録を禁止するので、異物検出後に同一商品が販売されることを防止する異物混入品販売防止方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態では、本発明の異物混入品販売防止方法を備えた異物混入品販売防止システムについて説明する。
本発明の一実施の形態の異物混入品販売防止システムを図1に示す。
図1において、異物混入品販売防止システム1は、店舗で支払いを受け付ける場所に設置されるPOS(Point Of Sales)端末2と、商品コード読取装置3と、異物検出装置4と、店舗のバックオフィスに設置されるコンピュータ装置5と、電話回線に接続されたファクシミリ装置6と、プリンタ装置7と、ルータ8とを備えている。なお、異物混入品販売防止システム1は、商品コード読取装置3と異物検出装置4とがそれぞれ1つずつ接続された複数のPOS端末2を備えることができるが、図1において、それぞれ他のPOS端末2と商品コード読取装置3と異物検出装置4とについては図示を省略する。
また、POS端末2、コンピュータ装置5、ファクシミリ装置6、プリンタ装置7およびルータ8はLAN(Local Area Network)を介して互いに接続され、ルータ8によってLANとインターネット等の広域ネットワークは相互接続されている。
POS端末2は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)およびハードディスク等の記憶装置13と、液晶ディスプレイ14と、店員による指示が入力される入力装置15と、レシート等を印字する出力装置16と、磁気カードリーダー17と、LANに接続するためのネットワークインタフェース18と、商品コード読取装置3および異物検出装置4に接続するための外部機器接続インタフェース19とを備え、記憶装置13に記憶されたプログラムをRAM12に読み込んでCPU11に実行させることによって、商品コードが付与された物品の販売に関する情報の登録および表示等を行うようになっている。
また、POS端末2のCPU11は、商品コード読取装置3を介して取得した商品コード、異物検出装置4を介して取得した異物検出結果、および、磁気カードリーダー17を介して取得した顧客番号を、ネットワークインタフェース18を介してコンピュータ装置5に送出し、コンピュータ装置5から受信した情報に基づいて商品名、単価、合計金額、および、各種メッセージ等を液晶ディスプレイ14に表示するとともにRAM12および記憶装置13に記憶するようになっている。
商品コード読取装置3は、バーコードとして表された商品コードを読み取るスキャナと、外部機器接続インタフェースとを備え、物品の表面のバーコードがスキャナに押し当てられることにより該バーコードが表す商品コードを読み込むとともに、読み込んだ商品コードを、外部機器接続インタフェースを介して接続されたPOS端末2に送出するようになっている。
異物検出装置4は、金属異物を検出する金属検出装置等によって構成され、検出領域を通過する物品に混入された金属等の異物を検出するとともに、異物を検出したか否かを表す情報を、外部機器インタフェースを介して接続されたPOS端末2に送出するようになっている。
コンピュータ装置5は、図3に示すように、CPU21と、RAM22と、ROMおよびハードディスク等の記憶装置23と、液晶ディスプレイ等の表示装置24と、キーボードおよびマウス等の入力装置25と、LANに接続するためのネットワークインタフェース26とを備え、記憶装置23に記憶されたプログラムをRAM22に読み込んでCPU21に実行させることによって、異物混入品販売防止方法を備えたプログラムを実行するようになっている。
記憶装置23には、商品に関する商品情報が格納された商品テーブルと、顧客に関する顧客情報を格納した顧客テーブルと、顧客の購入履歴に関する購入履歴情報を格納した購入履歴テーブルと、異物が検出されたことを報知する対象となる警察や報道機関等の報知対象者に関する報知対象者情報が格納された報知対象者テーブルが記憶されている。
ここで、商品テーブルには、図4に示すように、商品を識別する商品コード、商品名、種別、単価、検出対象フラグ、販売禁止フラグ、および、備考をそれぞれ表す情報からなる商品情報が、商品コード毎に格納されている。ここで、検出対象フラグは、該当する商品が異物を検出する対象であるか否かを1または0で表し、販売禁止フラグは、該当する商品が販売禁止であるか否かを1または0で表す情報である。本実施の形態においては、異物検出装置4が金属異物を検出する装置であるため、缶入りのクッキーおよび金属プレート付のミニケーキは異物を検出する対象にしないとして検出対象フラグがあらかじめ0に設定される。
また、顧客テーブルには、図5に示すように、顧客を識別する顧客番号、氏名、店舗からの連絡用通信媒体、および、その連絡先をそれぞれ表す情報からなる顧客情報が、顧客番号毎に格納されている。ここで、連絡用通信媒体および連絡先は、例えば、電子メールと電子メールアドレス、電話と電話番号、または、ファクシミリとファクシミリ番号等のように、顧客毎にあらかじめ設定されている。
また、購入履歴テーブルには、図6に示すように、顧客番号、顧客に販売された物品に付与された商品コード、および、販売された日時をそれぞれ表す情報からなる販売履歴情報が格納されている。
また、報知対象者テーブルには、図7に示すように、報知対象者を識別するID、名称、報知分類、連絡用通信媒体、および、その連絡先をそれぞれ表す情報からなる報知対象者情報が格納されている。
また、記憶装置23には、あらかじめ電子メールサービスプロバイダ等から割り当てられた電子メールアドレス、POPサーバおよびSMTPサーバ等の電子メールサーバのアドレスが設定された電子メールクライアントプログラムが記憶され、CPU21が電子メールクライアントプログラムをRAM22に読み込んで実行することにより、ルータ8を介して電子メールサーバと通信を行って電子メールの送受信を行うことができるようになっている。
また、記憶装置23には、ファクシミリ装置6を制御するためのデバイスドライバおよびファクシミリ通信クライアントプログラムが記憶され、CPU21がファクシミリ通信クライアントプログラムをRAM22に読み込んで実行することにより、記憶装置23に記憶された文書ファイル等をファクシミリ装置6を介して送信できるようになっている。
また、記憶装置23には、プリンタ装置7を制御するためのプリンタドライバおよび印刷実行プログラムが記憶され、CPU21が印刷実行プログラムをRAM22に読み込んで実行することにより、記憶装置23に記憶された文書ファイル等をプリンタ装置7に出力できるようになっている。
また、CPU21は、記憶装置23に記憶されたタスクスケジュールプログラムをRAM22に読み込んで実行することにより、記憶装置23に記憶された各種プログラムを設定された内容に基づいて設定されたタイミングで実行するタスクをスケジューリングすることができるようになっている。
ファクシミリ装置6は、コンピュータ装置5のCPU21の制御の基に、ファクシミリ通信を行う他、図示しない送受話器および電話番号を入力させるための入力装置を備えて電話通信を行うこともできるようになっている。
以上のように構成された異物混入品販売防止システム1について、図8〜図14を参照してその動作を説明する。
図8は、異物混入品販売防止システム1の動作を説明するフロー図である。なお、図8においては、1列目のフローがPOS端末2の動作を示し、2列目のフローがコンピュータ装置5の動作を示している。また、破線の矢印は、各装置間で送受信される情報の流れを示している。
まず、POS端末2を操作する店員によって物品を購入しようとする顧客の顧客番号が記憶された磁気カードが磁気カードリーダー17に通されて、異物混入品販売防止システムの動作が開始する。
POS端末2では、CPU11が、該顧客番号を磁気カードリーダー17から取得してコンピュータ装置5に送信し(S1)、コンピュータ装置5では、CPU21が、受信した顧客番号をRAM22に記憶する(S2:顧客識別情報取得ステップ)。
次に、POS端末2を操作する店員によって顧客に販売される物品が異物検出装置4の検出領域を通過させられ、POS端末2のCPU11が、異物検出装置4の検出結果を取得してコンピュータ装置5に送信し(S3)、コンピュータ装置5のCPU21が、この検出結果をRAM22に記憶する(S4)。
次に、POS端末2を操作する店員によって該物品の表面のバーコードが商品コード読取装置3のスキャナに押し当てられて、該バーコードが表す商品コードが商品コード読取装置3によって読み取られ、POS端末2のCPU11が、読み取られた商品コードを取得してコンピュータ装置5に送信する(S5)。
商品コードを受信したコンピュータ装置5では、CPU21が、この商品コードをRAM22に記憶するとともに対応する商品情報を商品テーブルから取得する(S6:商品識別情報取得ステップ)。
次に、CPU21は、取得した商品情報の販売禁止フラグを参照して、この商品が販売禁止であるか否かを判断する(S7:販売可否判断ステップ)。
ここで、CPU21は、この商品が販売禁止であれば、販売禁止を表す情報をPOS端末2に送信する。一方、CPU21は、この商品が販売禁止でなければ、取得した商品情報の検出対象フラグを参照して、この商品が異物を検出する対象であるか否かを判断する(S8:検出対象判断ステップ)。
ここで、CPU21は、この商品が異物を検出する対象であれば、RAM22に記憶した異物検出結果に基づいてこの物品に異物が検出されているか否かを判断する(S9:異物検出判断ステップ)。
ここで、この物品に異物が検出されていると判断された場合、異物が検出されたことを報知するとともに、異物検出を表す情報をPOS端末2に送信する(S10:異物検出報知ステップ)。異物が検出されたことを報知する詳細な動作については後述する。
一方、ステップS8において、この商品が異物を検出する対象でないと判断した場合、または、ステップS9において、この物品に異物が検出されなかったと判断した場合、CPU21は、RAM22に記憶した顧客識別情報と商品識別情報とを対応づけた購入履歴をRAM22に仮記憶するとともに、この商品の商品名と単価を表す情報をPOS端末2に送信する(S11)。
次に、POS端末2では、CPU11は、受信した情報が、販売禁止を表す情報、異物検出を表す情報、または、商品名と単価を表す情報のいずれであるかを判断する(S12)。
ここで、販売禁止を表す情報を受信したと判断した場合、CPU11は、「同一商品に異物が検出され確認中のため、現在販売中止です。」といったように、この物品が販売禁止であることを液晶ディスプレイ14に表示し(S13:販売禁止ステップ)、後述するステップS16に進んで次の物品について処理を続行する。なお、この物品は、POS端末2を操作する店員によって精算する対象から除外される。
一方、ステップS12において、異物検出を表す情報を受信したと判断した場合、CPU11は、「異物が検出されました。このレジでの販売を中止します。他のレジへお並びください。」といったように、この物品に異物が検出されたことを液晶ディスプレイ14に表示し(S14:販売禁止ステップ)、異物混入品販売防止システム1の動作を終了する。
また、ステップS12において、商品名と単価を表す情報を受信したと判断した場合、CPU11は、受信した商品名と単価をRAM12に記憶するとともに液晶ディスプレイ14に表示する(S15)。
次に、CPU21は、同じ顧客に販売する他の物品があるか否かを判断し(S16)、該他の物品があると判断した場合、該他の物品について、ステップS3から再実行する。
一方、同じ顧客に販売する他の物品がないと判断した場合、CPU11は、RAM12に記憶した各物品の単価の合計を液晶ディスプレイ14へ表示し、レシートを印刷する等の精算処理を行うとともに、この顧客の精算が終了したことを表す情報をコンピュータ装置5へ送信する(S17)。
コンピュータ装置5では、この顧客の精算が終了したことを表す情報を受信した場合(S18)、CPU21は、RAM22に仮記憶したこの顧客の購入履歴を、記憶装置23の購入履歴テーブルに追加して(S19:購入履歴追加ステップ)、異物混入品販売防止システム1の動作が終了する。
次に、ステップS10の異物検出報知ステップの詳細な動作を、図9〜14を参照して説明する。
図9は、異物検出報知ステップの動作を説明するフロー図である。
ここでは、まず、CPU21が、異物検出を表す情報をPOS端末2に送信する(S31)。
次に、CPU21は、表示装置24に、例えば、「POS端末2において商品○○に異物が検出されました。至急確認を行ってください。」といったように、異物が検出されたことを表示する(S32)。このとき、図示しないスピーカ等の音声出力装置からアラーム音を出力させてもよい。ここで、例えば、異物確認作業を行う店員等が、POS端末2が設置された場所に出動して異物が検出された物品内に実際に異物があるか否かを確認する作業を開始する。
次に、異物が検出された物品に付与された商品識別情報に対応する販売禁止フラグを1として、記憶装置23の商品テーブルを更新する(S33)。
次に、CPU21は、報知する対象としてあらかじめ設定された報知対象者に加え、同一商品を既に購入した顧客および未購入の顧客をそれぞれ報知対象者として設定する(S34:報知対象者設定ステップ)。報知対象者を設定する詳細な動作については後述する。
次に、CPU21は、報知対象者の分類を表す報知分類に応じて報知内容を作成する(S35:報知内容作成ステップ)。報知内容を作成する詳細な動作については後述する。
次に、異物確認作業を行った店員等によって、該物品内に実際に異物を確認したとして報知を実行する指示が入力装置25を介して入力された場合(S36で判断)、CPU21は、設定した各報知対象者に報知内容を報知する処理を実行する(S37:報知実行ステップ)。報知を実行する詳細な動作については後述する。
一方、異物確認作業を行った店員等によって、該物品内に実際には異物を確認しなかったとして報知を取消す指示が入力装置25を介して入力された場合(S36で判断)、CPU21は、報知を取消す処理を行って(S38:報知取消ステップ)、異物検出報知の動作が終了する。報知を取消す詳細な動作については後述する。
次に、報知対象者設定ステップの詳細な動作を図10を参照して説明する。
ここでは、まず、CPU21が、記憶装置23の顧客テーブルから顧客情報を取得する(S41)。
次に、CPU21は、記憶装置23の購入履歴テーブルを参照して、取得した顧客情報の顧客が、異物が検出された物品と同一な商品コードの物品を既に購入していれば(S42で判断)、この顧客に、「購入済み顧客」の報知分類を付与し、該報知分類と該顧客の連絡先および連絡用通信媒体を表す情報とを対応づけて、記憶装置23の報知対象者テーブルに追加する(S43)。
一方、CPU21は、この顧客が、異物が検出された物品と同一な商品コードの物品を購入していなければ、この顧客に、「未購入顧客」の報知分類を付与して、該報知分類と該顧客の連絡先および連絡用通信媒体を表す情報と対応づけて、記憶装置23の報知対象者テーブルに追加する(S44)。
記憶装置23の顧客テーブルに他の顧客情報があれば(S45で判断)、他の顧客情報について、ステップS41〜S44を繰返し実行し、他の顧客情報がなければ、報知対象者設定の動作を終了する。
次に、報知内容作成ステップの詳細な動作を図11を参照して説明する。
ここでは、まず、CPU21が、各報知分類に応じて、異物が検出されたことを報知する文章を作成する(S51)。
例えば、図12に示すように、報知分類が「購入済み顧客」の報知対象者に向けて、購入した物品と同一な商品に異物が検出されたことを報知する文章が作成され、購入分類が「未購入顧客」の報知対象者に向けて、該店舗で販売している商品に異物が検出されたことを報知する文章が作成される。
また、報知分類が「警察」の報知対象者に向けて、捜査を依頼するための報知文章が作成され、報知分類が「報道機関」の報知対象者に向けて、報道を依頼するための報知文章が作成される。さらに、報知分類が「店内顧客」の報知対象者に向けて、店内の商品売り場に掲示する報知文章が作成される。
次に、CPU21は、記憶装置23の報知対象者テーブルから報知対象者情報を取得する(S52)。
取得した報知対象者の連絡用通信媒体が、「電子メール」であれば(S53で判断)、CPU21は、この報知対象者の連絡先の電子メールアドレスを宛先として、この報知対象者の報知分類に応じて作成した報知文章を本文とした電子メールを作成し、メール送信予約リストに追加する(S54)。
取得した報知対象者の連絡用通信媒体が、「ファクシミリ通信」であれば(S55で判断)、CPU21は、この報知対象者の連絡先のファクシミリ番号を宛先とし、この報知対象者の報知分類に応じて作成した報知文章を本文として、ファクシミリ通信の設定を行い、ファクシミリ送信予約リストに追加する(S56)。
取得した報知対象者の連絡用通信媒体が、「電話」であれば(S57で判断)、CPU21は、この報知対象者の連絡先の電話番号を、この報知対象者の報知分類に応じて報知分類毎の電話連絡リストに追加する(S58)。
取得した報知対象者の連絡用通信媒体が上述のいずれでもなければ、CPU21は、連絡用通信媒体は「印刷文書」であるとして、この報知対象者の報知分類に応じて作成した報知文章を印刷予約リストに追加する(S59)。
記憶装置23の報知対象者テーブルに他の報知対象者があれば(S60で判断)、CPU21は、他の報知対象者についてステップS52〜S60までを繰返し実行し、他の報知対象者がなければ、報知内容を作成する動作を終了する。
次に、報知実行ステップの詳細な動作を図13を参照して説明する。
ここでは、まず、CPU21が、ステップS54で作成したメール送信予約リストの電子メールを送信する(S71)。例えば、連絡用通信媒体として電子メールを設定した購入済み顧客には、購入した物品と同一商品に異物が混入されたことが電子メールにより報知される。
次に、CPU21は、ステップS56で作成したファクシミリ送信予約リストの送信予約を実行するよう、ファクシミリ装置6を制御する(S72)。例えば、連絡用通信媒体としてファクシミリ通信が設定された警察にファクシミリ装置を介して捜査が依頼され、報道機関にファクシミリ装置を介して報道が依頼される。
次に、CPU21は、ステップS58で作成した報知分類毎の電話連絡リストを、報知分類に応じて作成した報知文章とともにプリンタ装置7に出力する(S73)。出力された電話連絡リストは、例えば店員によって参照されて、図示しない電話装置等を介して各報知対象者への電話連絡が行われる。
次に、CPU21は、ステップS59で作成した印刷予約リストの文書をプリンタ装置7に出力して(S74)、報知実行の動作を終了する。出力された文書は、例えば、店内顧客向けの報知文章であれば、店員によって該当する商品売り場に掲示される。
次に、報知取消ステップの詳細な動作を図14を参照して説明する。
ここでは、まず、CPU21が、ステップS54で作成したメール送信予約リストの送信予約をキャンセルする(S81)。
次に、CPU21は、ステップS56で作成したファクシミリ送信予約リストの送信予約をキャンセルする(S82)。
次に、CPU21は、ステップS58で作成した電話連絡リストを削除し(S83)、ステップS59で作成した印刷予約リストも削除する(S84)。
次に、CPU21は、異物が検出された物品の商品コードに対応する販売禁止フラグを0として、記憶装置23の商品テーブルを更新する(S85)。
以上のような本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売防止システム1は、異物検出装置4によって検出できる異物の種類や検出精度等に応じて、あらかじめ商品毎に異物を検出する対象とするか否かを設定しておき、検出対象として設定された商品の商品コードが付与された物品についてのみ異物が検出されたときに報知を行うことにより、検出対象外の商品を異物報知の対象としないので、検出対象外の商品の商品コードが付与された物品についての無用な異物報知がなされることがなく、異物報知の信頼性を高めるとともに、物品に異物が検出されたとき、該物品に付与された商品コードの商品を販売不可であるとして商品テーブルに記憶し、物品を販売するとき、商品テーブルを参照して該物品に付与された商品コードの商品が販売不可である場合は販売に関する情報のPOS端末2への登録を禁止するので、異物検出後に同一商品が販売されることを防止することができる。
なお、本実施の形態の異物混入品販売防止システム1において、異物検出装置4の検出領域に物品を通過させてから、商品コード読取装置3で物品の商品コードを読み取るとして説明したが、本発明に係る異物混入品販売システムにおいて、商品コード読取装置3で物品の商品コードを読み取ってから、異物検出装置4の検出領域に物品を通過させるようにしてもよい。このように構成した場合、商品コード読取装置3で読み取った商品コードの商品が異物を検出する対象であるか否かに応じて、異物検出装置4を作動させるか否かを連動させてもよい。
これにより、本発明に係る異物混入品販売防止システムは、異物を検出する対象ではない物品に対して異物検出装置4を作動させる必要がなくなる。
また、本実施の形態の異物混入品販売防止システム1において、異物検出装置4は、金属異物を検出する装置であるとして説明したが、異物検出装置4は、POS端末2に接続可能でPOS端末2と並列して設置できる装置であれば、X線等により骨や貝殻等の異物を検出できる装置でもよい。
これにより、本発明に係る異物混入品販売防止システムは、検出したい異物の種類に対応することができ、異物が混入されているか否かをより適切に判断することができる。
また、本実施の形態の異物混入品販売防止システム1の報知対象者設定ステップにおいて、購入履歴テーブルの購入日付も参照して、異物が検出された物品と同一の商品を最近の所定期間内に購入した顧客に「購入済み顧客」の報知分類を付与し、該商品を未購入または所定期間外に購入した顧客には「未購入顧客」の報知分類を付与してもよい。
これにより、本発明に係る異物混入品販売防止システムは、異物が検出された物品と同一の商品を過去に購入した顧客のうち、最近の所定期間内に該商品を購入した顧客に特に注意を喚起するよう報知を行うことができる。
さらに、本発明に関して以下を付記する。
(付記1)
商品を識別する商品識別情報が付与された物品の販売に関する情報が登録される金銭登録機を介して前記商品識別情報を取得する商品識別情報取得ステップと、
前記商品識別情報によって識別される商品が異物を検出する対象として設定されているか否かを、前記商品に関する情報が前記商品識別情報に対応づけられて格納された商品テーブルを参照して判断する検出対象判断ステップと、
前記商品が異物を検出する対象として設定されていると判断された場合に、異物検出装置から取得した情報に基づいて前記物品に異物が検出されたか否かを判断する異物検出判断ステップと、
前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、異物が検出されたことを報知する異物検出報知ステップと、
を備えたことを特徴とする異物混入品販売防止方法。
(付記2)
前記商品識別情報取得ステップにおいて取得された商品識別情報によって識別される商品が販売可能であるか否かを、前記商品テーブルを参照して判断する販売可否判断ステップと、
前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、または、前記販売可否判断ステップにおいて前記商品が販売不可であると判断された場合に、前記物品の販売に関する情報の前記金銭登録機への登録を禁止する販売禁止ステップと、を備え、
前記異物検出報知ステップは、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、前記物品に付与された商品識別情報によって識別される商品が販売不可であるとして前記商品テーブルを更新することを特徴とする付記1に記載の異物混入品販売防止方法。
(付記3)
前記異物検出報知ステップは、報知する対象を表す報知対象者の連絡先と連絡用通信媒体と報知分類とに関する情報を格納した報知対象者テーブルに基づいて報知対象者を設定する報知対象者設定ステップと、
前記連絡先に前記連絡用通信媒体を介して報知する内容を表す報知内容を、前記報知分類に応じて作成する報知内容作成ステップと、
報知を実行するか取消すかを指示する情報を入力させる入力ステップと、
前記入力ステップにおいて報知を実行する指示が入力された場合に、前記報知対象者に前記報知内容を報知する報知実行ステップと、
前記入力ステップにおいて報知を取消す指示が入力された場合に、前記報知内容作成ステップにおいて作成された報知内容を消去するとともに、前記商品が販売可能であるとして前記商品テーブルを更新する報知取消ステップと、
を有することを特徴とする付記2に記載の異物混入品販売防止方法。
(付記4)
顧客を識別する顧客識別情報に対応づけて該顧客の連絡先と連絡用通信媒体とを表す情報が格納された顧客テーブルを取得する顧客テーブル取得ステップと、
前記金銭登録機を介して前記物品が販売される顧客を識別する顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得ステップと、
前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されなかったと判断された場合に、前記物品に付与された商品識別情報と前記顧客識別情報とを対応づけて、前記顧客の購入履歴に関する情報が格納された購入履歴テーブルに追加する購入履歴追加ステップと、を備え、
前記報知対象者設定ステップは、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、前記購入履歴テーブルを参照して異物が検出された前記物品と同一な商品識別情報が付与された物品を購入済みの顧客を前記顧客テーブルから抽出し購入済みであることを表す報知分類を付与して前記報知対象者テーブルに追加し、該物品を未購入の顧客を前記顧客テーブルから抽出し未購入であることを表す報知分類を付与して前記報知対象者テーブルに追加し、
前記報知実行ステップは、前記購入済みの顧客および前記未購入の顧客に関する情報が追加された報知対象者テーブルに基づいて作成された報知内容を報知することを特徴とする付記3に記載の異物混入品販売防止方法。
(付記5)
前記報知内容作成ステップは、前記連絡用通信媒体として電子メール通信が設定された報知対象者を抽出し、抽出した各報知対象者の連絡先として設定された電子メールアドレスを宛先として前記報知内容を本文に含む電子メールを作成し、
前記報知実行ステップは、前記電子メールを送信することを特徴とする付記3または付記4に記載の異物混入品販売防止方法。
(付記6)
商品を識別する商品識別情報が付与された物品の販売に関する情報が登録される金銭登録機を介して前記商品識別情報を取得する商品識別情報取得手段と、
前記商品識別情報によって識別される商品が販売可能であるか否かを、前記商品に関する情報が前記商品識別情報に対応づけられて格納された商品テーブルを参照して判断する販売可否判断手段と、
前記商品が異物を検出する対象として設定されているか否かを、前記商品テーブルを参照して判断する検出対象判断手段と、
前記商品が異物を検出する対象として設定されていると判断された場合に、異物検出装置から取得した情報に基づいて前記物品に異物が検出されたか否かを判断する異物検出判断手段と、
前記異物検出判断手段において前記物品に異物が検出されたと判断された場合、前記商品が販売不可であるとして前記商品テーブルを更新するとともに、異物が検出されたことを報知する異物検出報知手段と、
前記異物検出判断手段において前記物品に異物が検出されたと判断された場合、または、前記販売可否判断手段において前記商品が販売不可であると判断された場合に、前記物品の販売に関する情報の前記金銭登録機への登録を禁止する販売禁止手段と、
を備えたことを特徴とする異物混入品販売防止装置。
以上のように、本発明の異物混入品販売防止方法は異物報知の信頼性を高めるという効果を有し、異物が混入された物品が販売されることを防止する異物混入品販売防止方法として有用である。
本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売防止システムのブロック図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売防止システムを構成するPOS端末のブロック図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売防止システムを構成するコンピュータ装置のブロック図 本発明の一実施の形態に係る商品テーブルのデータ構造を説明する図 本発明の一実施の形態に係る顧客テーブルのデータ構造を説明する図 本発明の一実施の形態に係る購入履歴テーブルのデータ構造を説明する図 本発明の一実施の形態に係る報知対象者テーブルのデータ構造を説明する図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売システムの動作を説明するフロー図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売システムの異物検出報知の動作を説明するフロー図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売システムの報知対象者設定の動作を説明するフロー図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売システムの報知内容作成の動作を説明するフロー図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売システムによって作成される報知分類に応じた報知内容を説明する図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売システムの報知実行の動作を説明するフロー図 本発明の一実施の形態に係る異物混入品販売システムの報知取消の動作を説明するフロー図
符号の説明
1 異物混入品販売防止システム
2 POS端末
3 商品コード読取装置
4 異物検出装置
5 コンピュータ装置
6 ファクシミリ装置
7 プリンタ装置
8 ルータ
11、21 CPU
12、22 RAM
13、23 記憶装置
14 液晶ディスプレイ
15、25 入力装置
16 出力装置
17 磁気カードリーダー
18、26 ネットワークインタフェース
19 外部機器接続インタフェース
24 表示装置

Claims (3)

  1. 商品を識別する商品識別情報が付与された物品の販売に関する情報が登録される金銭登録機を介して前記商品識別情報を取得する商品識別情報取得ステップと、
    前記商品識別情報によって識別される商品が異物を検出する対象として設定されているか否かを、前記商品に関する情報が前記商品識別情報に対応づけられて格納された商品テーブルを参照して判断する検出対象判断ステップと、
    前記商品が異物を検出する対象として設定されていると判断された場合に、異物検出装置から取得した情報に基づいて前記物品に異物が検出されたか否かを判断する異物検出判断ステップと、
    前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、異物が検出されたことを報知する異物検出報知ステップと、
    を備えたことを特徴とする異物混入品販売防止方法。
  2. 前記商品識別情報取得ステップにおいて取得された商品識別情報によって識別される商品が販売可能であるか否かを、前記商品テーブルを参照して判断する販売可否判断ステップと、
    前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、または、前記販売可否判断ステップにおいて前記商品が販売不可であると判断された場合に、前記物品の販売に関する情報の前記金銭登録機への登録を禁止する販売禁止ステップと、を備え、
    前記異物検出報知ステップは、前記異物検出判断ステップにおいて前記物品に異物が検出されたと判断された場合、前記物品に付与された商品識別情報によって識別される商品が販売不可であるとして前記商品テーブルを更新することを特徴とする請求項1に記載の異物混入品販売防止方法。
  3. 商品を識別する商品識別情報が付与された物品の販売に関する情報が登録される金銭登録機を介して前記商品識別情報を取得する商品識別情報取得手段と、
    前記商品識別情報によって識別される商品が販売可能であるか否かを、前記商品に関する情報が前記商品識別情報に対応づけられて格納された商品テーブルを参照して判断する販売可否判断手段と、
    前記商品が異物を検出する対象として設定されているか否かを、前記商品テーブルを参照して判断する検出対象判断手段と、
    前記商品が異物を検出する対象として設定されていると判断された場合に、異物検出装置から取得した情報に基づいて前記物品に異物が検出されたか否かを判断する異物検出判断手段と、
    前記異物検出判断手段において前記物品に異物が検出されたと判断された場合、前記商品が販売不可であるとして前記商品テーブルを更新するとともに、異物が検出されたことを報知する異物検出報知手段と、
    前記異物検出判断手段において前記物品に異物が検出されたと判断された場合、または、前記販売可否判断手段において前記商品が販売不可であると判断された場合に、前記物品の販売に関する情報の前記金銭登録機への登録を禁止する販売禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする異物混入品販売防止装置。
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