JP2018190319A - 高齢者見守りシステム、管理装置、および購入通知方法 - Google Patents

高齢者見守りシステム、管理装置、および購入通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】見守りの対象者の店舗での商品購入状況を保護者に通知して、対象者が不要な商品を購入する乱買を行っているのか否かを保護者が把握できるようにする。【解決手段】管理サーバ1が、対象者が携帯するICタグ2から読み取ったタグID(個人識別情報)をタグリーダから受信し、対象者が購入する商品に関する購入商品情報および店舗情報をPOS端末4から受信し、タグIDに基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入商品情報および店舗情報を含む購入通知を、保護者が所持する保護者端末5に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、見守りの対象者の状況を管理する管理装置と保護者端末装置とを備える高齢者見守りシステム、管理装置、および見守りの対象者の店舗での商品購入状況に関する通知を管理装置から保護者端末装置に送信する購入通知方法に関するものである。
近年、超高齢化社会を迎えつつあり、認知症による高齢者の徘徊は増加の一途をたどり、大きな社会問題となっている。特に、徘徊が原因で行方不明になると、高齢者が事故に巻き込まれることも多いため、徘徊による行方不明者を出さないための取り組みが必要である。
このような高齢者が行方不明になることを防止する技術として、従来、見守りの対象者にICタグを携帯させて、各所に設置されたタグリーダでICタグを読み取ることで、対象者の現在位置を特定して、対象者が迷子になった場合に、対象者の現在位置を保護者に通知する技術が知られている(特許文献1参照)。
特許第5993361号公報
さて、認知症の高齢者は、徘徊の他に、コンビニエンスストアなどの店舗で、同じ商品を繰り返し購入したり大量に購入したりする、いわゆる乱買を行うことがあり、このような乱買を対象者が行っているのか否かを保護者が把握することができる技術が望まれる。
しかしながら、前記従来の技術では、店舗にタグリーダを設置することで、対象者が来店していることを保護者に通知することができるが、対象者が商品を購入する状況を保護者に通知するものではなく、対象者が乱買を行っているのか否かを保護者が把握することができないという問題があった。
そこで、本発明は、見守りの対象者の店舗での商品購入状況を保護者に通知して、対象者が不要な商品を購入する乱買を行っているのか否かを保護者が把握できるようにした高齢者見守りシステム、管理装置、および購入通知方法を提供することを主な目的とする。
本発明の高齢者見守りシステムは、見守りの対象者の状況を管理する管理装置と、保護者が所持する保護者端末装置と、を備える高齢者見守りシステムであって、前記管理装置は、店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置、および前記保護者端末装置と通信を行う通信部と、前記人物検知装置から検知情報を前記通信部で受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、前記通信部から前記保護者端末装置に送信する制御部と、を備える構成とする。
また、本発明の管理装置は、見守りの対象者の状況を管理する管理装置であって、店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置、および保護者が所持する保護者端末装置と通信を行う通信部と、前記人物検知装置から検知情報を前記通信部で受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、前記通信部から前記保護者端末装置に送信する制御部と、を備える構成とする。
また、本発明の購入通知方法は、見守りの対象者の店舗での商品購入状況に関する通知を、管理装置から保護者端末装置に送信する購入通知方法であって、前記管理装置が、店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置から検知情報を受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、保護者が所持する保護者端末装置に送信する構成とする。
本発明によれば、対象者の商品購入状況に関する購入通知が保護者端末装置に送信されるため、対象者が店舗で不要な商品を購入する乱買を行っているのか否かを保護者が把握することができる。
第1実施形態に係る高齢者見守りシステムの全体構成図 第1実施形態に係る管理サーバ1の概略構成を示すブロック図 第1実施形態に係る対象者管理データベースの登録内容の一例を示す説明図 第1実施形態に係る保護者端末5に表示される通知画面を示す説明図 第1実施形態に係る管理サーバ1の動作手順を示すフロー図 第1実施形態の変形例に係る管理サーバ1の動作手順を示すフロー図 第2実施形態に係る高齢者見守りシステムの全体構成図 第2実施形態に係る管理サーバ1の概略構成を示すブロック図 第2実施形態に係る保護者端末5に表示される通知画面を示す説明図 第2実施形態に係る店員端末7に表示される接客案内画面を示す説明図 第2実施形態に係る管理サーバ1の動作手順を示すフロー図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、見守りの対象者の状況を管理する管理装置と、保護者が所持する保護者端末装置と、を備える高齢者見守りシステムであって、前記管理装置は、店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置、および前記保護者端末装置と通信を行う通信部と、前記人物検知装置から検知情報を前記通信部で受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、前記通信部から前記保護者端末装置に送信する制御部と、を備える構成とする。
これによると、対象者の商品購入状況に関する購入通知が保護者端末装置に送信されるため、対象者が店舗で不要な商品を購入する乱買を行っているのか否かを保護者が把握することができる。
また、第2の発明は、前記通信部は、店員が販売する商品の情報を取得する販売情報装置と通信を行い、前記制御部は、対象者が購入する商品に関する購入商品情報および店舗情報を前記通信部で前記販売情報装置から受信すると、前記購入商品情報および前記店舗情報を含む前記購入通知を前記保護者端末装置に送信する構成とする。
これによると、対象者の店舗での商品購入状況、すなわち、対象者が店舗で購入する商品の内訳を保護者が把握することができる。
また、第3の発明は、前記通信部は、店員が販売する商品の情報を取得する販売情報装置と通信を行い、前記制御部は、対象者が購入する商品に関する購入商品情報を前記通信部で前記販売情報装置から受信すると、前記購入商品情報に基づいて、今回の商品購入が、予め登録された通知条件に該当するか否かを判定して、前記通知条件に該当しない場合には、前記購入通知を前記保護者端末装置に送信しない構成とする。
これによると、無用な購入通知を避けることができる。
また、第4の発明は、前記制御部は、前記通知条件として、対象者に対して購入禁止として設定された商品である場合、同一商品の個数が、指定された上限値を超えた場合、全商品の個数が、指定された上限値を超えた場合、全商品の金額が、指定した上限値を超えた場合の少なくともいずれかに該当しない場合には、前記購入通知を前記保護者端末装置に送信しない構成とする。
これによると、適切な通知条件に基づいて、無用な購入通知を避けることができる。
また、第5の発明は、前記通信部は、前記販売情報装置から購入商品の精算の終了を受信し、前記制御部は、前記精算の終了を受信すると、対象者の購入履歴に、前記購入商品情報を記憶する構成とする。
これによると、正確な購入履歴を生成することができる。
また、第6の発明は、前記通信部は、対象者が携帯する送信機から個人識別情報を受信する前記人物検知装置としての受信機から、前記検知情報としての前記個人識別情報を受信する構成とする。
これによると、予め登録された対象者であることを確実に識別することができる。なお、送信機は、ICタグやICカードとし、受信機は、タグリーダやカードリーダとするとよい。
また、第7の発明は、前記通信部は、店員が閲覧する店員端末装置と通信を行い、前記制御部は、対象者の商品購入を承認するか否かを保護者に問い合わせる承認照会を含む前記購入通知を前記保護者端末装置に送信し、前記承認照会に応じて、対象者の商品購入を保護者が承認しない旨の返信を前記保護者端末装置から受信すると、店員に商品の販売の中止を指示する販売中止通知を、前記通信部から前記店員端末装置に送信する構成とする。
これによると、保護者が承認しない場合には、商品の販売が中止されるため、対象者が不要な商品を購入することを制限することができる。
また、第8の発明は、前記制御部は、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの指示を含む前記販売中止通知を前記店員端末装置に送信する構成とする。
これによると、商品の販売を中止することで発生するトラブルを低減することができる。
また、第9の発明は、前記制御部は、商品を販売しない理由、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの例文、対象者の商品購入履歴の少なくともいずれかを含む前記販売中止通知を前記店員端末装置に送信する構成とする。
これによると、店員が適切な声掛けを行うことができる。
また、第10の発明は、見守りの対象者の状況を管理する管理装置であって、店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置、および保護者が所持する保護者端末装置と通信を行う通信部と、前記人物検知装置から検知情報を前記通信部で受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、前記通信部から前記保護者端末装置に送信する制御部と、を備える構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、見守りの対象者の店舗での商品購入状況を保護者に通知して、対象者が不要な商品を購入する乱買を行っているのか否かを保護者が把握することができる。
また、第11の発明は、見守りの対象者の店舗での商品購入状況に関する通知を、管理装置から保護者端末装置に送信する購入通知方法であって、前記管理装置が、店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置から検知情報を受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、保護者が所持する保護者端末装置に送信する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、見守りの対象者の店舗での商品購入状況を保護者に通知して、対象者が不要な商品を購入する乱買を行っているのか否かを保護者が把握することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る高齢者見守りシステムの全体構成図である。
この高齢者見守りシステムは、コンビニエンスストアなどの店舗などを対象にして構築されるものであり、管理サーバ1(管理装置)と、ICタグ2(送信機)と、タグリーダ3(受信機)と、POS(point of sales system)端末4(販売情報装置)と、保護者端末5(保護者端末装置)と、を備えている。
管理サーバ1は、店舗内または店舗外に設置され、ネットワークを介してタグリーダ3、POS端末4、および保護者端末5と通信を行うことができる。この管理サーバ1は、会員登録された対象者に見守りサービスを提供するための各種の処理を行うものであり、本実施形態では、タグリーダ3およびPOS端末4と通信を行うことで、見守りの対象者が店舗で商品を購入しようとしていることを検知すると、その旨の購入通知を保護者端末5に送信する。
ICタグ2は、見守りの対象者が携帯し、タグID(個人識別情報)を記憶する。このICタグ2は、外出時に対象者が常時携帯するように、対象者が着用する衣服や装身具、また、対象者が所持する財布や鞄などの所持品に取り付けるようにするとよい。このICタグ2は、RFID(Radio frequency identification)によりタグIDを送信するRFIDタグである。
タグリーダ3は、レジカウンタに設置され、対象者がレジカウンタに現れると、その対象者が携帯するICタグ2を読み取り、タグIDを取得する。このタグIDは、タグリーダ3から管理サーバ1に送信される。
POS端末4は、レジカウンタに設置され、顧客が購入する商品の精算を行う際に店員が操作する。このPOS端末4では、バーコードリーダなどを用いて、販売する商品の情報が入力されると、購入代金を集計して、その購入代金を顧客に提示し、顧客が購入代金を支払うと、レシートを出力する。また、このPOS端末4では、販売する商品の情報が入力されると、顧客が購入する商品に関する購入商品情報が、管理サーバ1に送信される。
保護者端末5は、スマートフォンやタブレット端末などの携帯端末であり、保護者が所持する。この保護者端末5には、対象者の商品購入状況に関する購入通知(店舗情報および購入商品情報を含む)が、電子メールやプッシュ通知により管理サーバ1から送信される。これにより、対象者が店舗で商品を購入しようとしていることを保護者が把握することができる。なお、この保護者端末5には、高齢者見守り用のアプリケーションプログラムがインストールされ、このアプリケーションプログラムにより、管理サーバ1との通信や画面表示などの動作が実行される。
なお、保護者端末5は、スマートフォンなどの携帯端末の他にPCでもよい。また、保護者自身も高齢者である場合、保護者がスマートフォンや携帯電話を所有していないことがあるため、保護者端末5を、高齢者見守り専用の装置として構成するようにしてもよい。
次に、第1実施形態に係る管理サーバ1の概略構成について説明する。図2は、管理サーバ1の概略構成を示すブロック図である。
管理サーバ1は、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、を備えている。
通信部11は、ネットワークを介して、タグリーダ3、POS端末4、および保護者端末5と通信を行う。
記憶部13は、見守りの対象者に関する情報を管理する対象者管理データベースの登録情報(対象者管理情報)や、制御部12を構成するプロセッサで実行されるプログラムなどを記憶する。
制御部12は、管理情報登録部21と、タグ情報取得部22と、店舗情報取得部23と、購入商品情報取得部24と、紐付部25と、通知要否判定部26と、通知制御部27と、を備えている。この制御部12は、プロセッサで構成され、制御部12の各部は、記憶部13に記憶されたプログラムをプロセッサで実行することで実現される。
管理情報登録部21は、対象者ごとの管理情報を対象者管理データベースに登録する。また、管理情報登録部21は、POS端末4から取得した購入商品情報を、購入履歴として登録する。
タグ情報取得部22は、通信部11でタグリーダ3から受信したタグID(個人識別情報)を取得する。
店舗情報取得部23は、通信部11でPOS端末4から受信した店舗情報を取得する。
購入商品情報取得部24は、通信部11でPOS端末4から受信した購入商品情報を取得する。
紐付部25は、タグリーダ3から受信したタグID(個人識別情報)と、POS端末4から受信した店舗情報および購入商品情報とを、同一の対象者に関するものとして紐付ける処理を行う。
通知要否判定部26は、タグ情報取得部22で取得したタグIDに基づいて、対象者管理データベースから対象者の通知条件を取得して、その通知条件と、購入商品情報取得部24で取得した購入商品情報とに基づいて、今回の商品購入が通知条件に該当するか否か、すなわち、購入通知を保護者端末5に送信する必要があるか否かを判定する。
ここで、本実施形態では、第1の通知条件として、対象者が購入しようとする商品が、アルコール類などの購入禁止商品であることを設定することができる。また、第2の通知条件として、対象者が購入しようとする商品のうち、同一の商品の個数が、指定された上限値を超えたことを設定することができる。また、第3の通知条件として、対象者が購入しようとする全ての商品の個数が、指定された上限値を超えたことを設定することができる。また、第4の通知条件として、対象者が購入しようとする全ての商品の金額が、指定した上限値を超えたことを設定することができる。
この通知条件は保護者が指定することができる。このとき、第1〜第4の通知条件のうち、いずれか1つのみを登録することができ、また、第1〜第4の通知条件を種々の組み合わせで登録することができる。なお、複数の通知条件を登録した場合、複数の通知条件が全て成立するか否かを判定するAND判定と、複数の通知条件のうちいずれか一つが成立するか否かを判定するOR判定とを保護者が選択することができる。
また、第1〜第4の通知条件は一例であり、通知条件は保護者が決定することができる。また、第2〜第4の通知条件の各上限値は保護者が指定することができる。
また、第2〜第4の通知条件では、対象期間(例えば一日や過去数日間)を設定することができる。これにより、対象期間において、同一の商品を繰り返し購入したり、種々の商品を大量購入したりすることで、商品の購入個数や購入金額が上限値を超えた場合に、購入通知が保護者端末5に送信される。
また、このような通知条件を設定せずに、対象者が店舗で商品を購入しようとした場合に無条件で購入通知が保護者端末5に送信されるように設定することもできる。
通知制御部27は、通知要否判定部26において、今回の商品購入が通知条件に該当すると判定された場合に、対象者の商品購入状況に関する購入通知を、通信部11から保護者端末5に送信する。これにより、保護者端末5に通知画面(図4参照)が表示される。
次に、第1実施形態に係る管理サーバ1の対象者管理データベースについて説明する。図3は、対象者管理データベースの登録内容の一例を示す説明図である。
管理サーバ1では、対象者に関する情報を管理するための対象者管理データベースが構築される。この対象者管理データベースには、対象者が携帯するICタグ2のタグID、対象者の属性情報(氏名、性別、生年月日)、通知先情報(保護者端末5のアドレス)、通知条件に関する情報、および購入履歴が登録されている。
なお、管理サーバ1を複数の店舗のタグリーダ3、POS端末4と通信可能とした場合は、対象者管理データベースに、商品を購入した店舗情報も登録するようにすると、複数の店舗での購入履歴を一括して管理することができる。
タグIDは、ICタグ2に個別に付与されるものであり、対象者を特定する個人識別情報となる。対象者の属性情報(氏名、性別、生年月日)、通知先情報、および通知条件は、保護者が保護者端末5を用いて入力するか、あるいは保護者から聴取して管理者が入力することで登録される。購入履歴は、対象者が過去に購入した商品の情報であり、POS端末4から取得した購入商品情報に基づいて登録される。
次に、第1実施形態に係る保護者端末5に表示される通知画面について説明する。図4は、保護者端末5に表示される通知画面を示す説明図である。
本実施形態では、店舗で対象者が商品を購入しようとした場合に、図4に示す通知画面が保護者端末5に表示される。この通知画面を保護者が閲覧することで、店舗で対象者が商品を購入しようとしていることを保護者が把握することができる。
この通知画面には、対象者が商品を購入しようとしている旨のメッセージが表示される。また、通知画面には、日時、店舗名、および購入明細、すなわち、購入商品の名称、数量および金額の各情報が表示される。
また、通知画面には、購入した商品が返品可能な商品である場合に、返品に関するメッセージが表示される。具体的には、返品可能である旨の文言と、返品期限などの返品条件を説明する文言が表示される。
このように本実施形態では、保護者端末5に表示される通知画面により、対象者がどこで何を購入しようとしているかを、保護者がリアルタイムに把握することができる。
次に、第1実施形態に係る管理サーバ1の動作手順について説明する。図5は、管理サーバ1の動作手順を示すフロー図である。
管理サーバ1では、まず、タグ情報取得部22において、通信部11でタグリーダ3から受信したタグID(個人識別情報)を取得する(ST101)。また、店舗情報取得部23において、通信部11でPOS端末4から受信した店舗情報を取得する(ST102)。また、購入商品情報取得部24において、通信部11でPOS端末4から受信した購入商品情報を取得する(ST103)。
次に、紐付部25において、タグIDと、店舗情報および購入商品情報とを、同一の対象者に関するものとして紐付けを行う(ST104)。
次に、通知要否判定部26において、タグ情報取得部22で取得したタグIDに基づいて、対象者管理データベースを参照して、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、対象者管理データベースから取得した対象者の通知条件と、購入商品情報取得部24で取得した購入商品情報とに基づいて、今回の商品購入が通知条件に該当するか否かを判定する(ST105)。
ここで、通知条件に該当しない場合には(ST105でNo)、通知制御部27において、店員に商品の販売を指示する販売通知を通信部11からPOS端末4に送信する(ST107)。これにより、POS端末4で、購入代金を集計する精算処理が行われ、購入代金を対象者に提示して、店員が、対象者から購入代金を受け取り、商品を袋詰めして対象者に引き渡す。
そして、通信部11で精算終了報告をPOS端末4から受信すると(ST108でYes)、管理情報登録部21において、対象者管理データベース(図3参照)の対象者の購入履歴に、購入商品情報を記憶し(ST109)、終了する。
一方、通知条件に該当する場合には(ST105でYes)、通知制御部27において、対象者が店舗で商品を購入しようとしている旨の購入通知を、通信部11から保護者端末5に送信する(ST106)。この購入通知には、店舗情報取得部23で取得した店舗情報と、購入商品情報取得部24で取得した購入商品情報と、が含まれ、保護者端末5において、購入通知を受信すると、通知画面(図4参照)が表示される。なお、購入通知は、電子メールやプッシュ通知などにより保護者端末5に送信するものとする。
次に、通知制御部27において、販売通知を通信部11からPOS端末4に送信し(ST107)、精算終了報告をPOS端末4から受信すると(ST108でYes)、管理情報登録部21において、対象者管理データベース(図3参照)の対象者の購入履歴に、購入商品情報を記憶し(ST109)、終了する。
一方、精算が中止となって精算終了報告をPOS端末4から受信しない場合(ST108でNo)は、購入商品の情報を記憶することなく、処理を終了する。
このように本実施形態では、精算前に購入通知を保護者端末5に送信する。このため、POS端末4での精算処理、購入代金の受領、および商品の袋詰めを経て、最終的に対象者に商品を引き渡すまでに、購入通知を受け取った保護者が店舗に連絡して、商品の販売を中止させることで、不要な商品の購入を制限することができる。
なお、本実施形態では、店員に商品の販売を指示する販売通知をPOS端末4に送信するようにしたが、この販売通知を省略して、管理サーバ1の処理と関係なく、POS端末4で精算処理が行われるようにしてもよい。
次に、第1実施形態の変形例に係る管理サーバ1の動作手順について説明する。図6は、管理サーバ1の動作手順を示すフロー図である。
第1実施形態(図5参照)では、POS端末4で精算処理を行う前に保護者端末5に購入通知を送信するようにしたが、本変形例では、POS端末4で精算処理を行った後に保護者端末5に購入通知を送信するようにしている。
具体的には、第1実施形態(図5参照)と同様に、タグ情報取得部22においてタグIDを取得し(ST101)、店舗情報取得部23において店舗情報を取得し(ST102)、購入商品情報取得部24において購入商品情報を取得すると(ST103)、販売通知を通信部11からPOS端末4に送信する(ST107)。
そして、通信部11で精算終了報告をPOS端末4から受信すると(ST108でYes)、紐付部25において、タグIDと、店舗情報および購入商品情報とを、同一の対象者に関するものとして紐付けを行い(ST104)、管理情報登録部21において、対象者管理データベース(図3参照)の対象者の購入履歴に、購入商品情報を記憶する(ST109)。
次に、通知要否判定部26において、今回の商品購入が通知条件に該当するか否かを判定し(ST105)、通知条件に該当する場合には(ST105でYes)、購入通知を通信部11から保護者端末5に送信する(ST106)。
一方、精算が中止となって精算終了報告をPOS端末4から受信しない場合(ST108でNo)は、購入商品の情報を記憶することなく、処理を終了する。また、通知条件に該当しない場合には(ST105でNo)、特別な処理は行われない。
このように本変形例では、精算後に購入通知を送信する。このため、対象者に所持金がないために商品の販売を中止した場合に、保護者への無用な購入通知を行わずに済む。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図7は、第2実施形態に係る高齢者見守りシステムの全体構成図である。
第1実施形態では、対象者の商品購入状況に関する購入通知を、管理サーバ1から保護者端末5に送信するようにしたが、本実施形態では、対象者の商品購入を承認するか否かを保護者に問い合わせる承認照会を含む購入通知を、管理サーバ1から保護者端末5に送信するようにしている。
また、本実施形態では、店員が閲覧する店員端末7が設けられており、管理サーバ1において、保護者に対する承認照会に応じて、対象者の商品購入を保護者が承認しない旨の返信を保護者端末5から受信すると、店員に商品の販売の中止を指示する販売中止通知を、管理サーバ1から店員端末7に送信するようにしている。
なお、店員端末7は、レジカウンタのPOS端末4で精算の操作を行う店員が閲覧できるように、POS端末4の隣に設置すればよい。また、店員端末7を、店員が携帯する携帯端末としてもよい。また、POS端末4が店員端末7を兼用し、店員端末7に表示する画面をPOS端末4のモニタに表示するようにしてもよい。
次に、第2実施形態に係る管理サーバ1の概略構成について説明する。図8は、管理サーバ1の概略構成を示すブロック図である。
管理サーバ1は、第1実施形態(図2参照)と同様に、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、を備えている。
通信部11は、第1実施形態と同様に、ネットワークを介して、タグリーダ3、POS端末4、および保護者端末5と通信を行う。本実施形態では、さらに通信部11が店員端末7と通信を行う。
制御部12は、第1実施形態と同様に、管理情報登録部21と、タグ情報取得部22と、店舗情報取得部23と、購入商品情報取得部24と、紐付部25と、通知要否判定部26と、通知制御部27と、を備えている。本実施形態では、さらに制御部12が接客情報生成部28を備えている。
通知制御部27は、通知要否判定部26において、今回の商品購入が通知条件に該当すると判定された場合に、対象者の商品購入を承認するか否かを保護者に問い合わせる承認照会を含む購入通知を、事前に、すなわち、販売が終了する前に、通信部11から保護者端末5に送信する。これにより、保護者端末5に通知画面(図9参照)が表示される。
また、通知制御部27は、保護者に対する承認照会に応じて、対象者の商品購入を保護者が承認しない旨の返信を、通信部11で保護者端末5から受信すると、店員に商品の販売の中止を指示する販売中止通知を、通信部11から店員端末7に送信する。この販売中止通知には、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの指示が含まれる。
接客情報生成部28は、店員が商品の販売を中止する際の接客を支援する接客情報を生成する。本実施形態では、商品を販売しない理由、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの例文、および対象者の商品購入履歴を含む接客情報を生成する。この接客情報生成部28で生成した接客情報は、通知制御部27により、販売中止通知に付加して店員端末7に送信される。これにより、店員端末7に接客案内画面(図10参照)が表示される。
次に、第2実施形態に係る保護者端末5に表示される通知画面について説明する。図9は、保護者端末5に表示される通知画面を示す説明図である。
この通知画面には、第1実施形態(図4参照)と同様に、対象者が商品を購入しようとしている旨のメッセーと、日時、店舗名、および購入明細、すなわち、購入商品の名称、数量および金額の各情報が表示される。
また、この通知画面には、対象者の商品購入を承認するか否かを問い合わせるメッセージが表示される。また、この通知画面には、「OK」のボタンと「NG」のボタンとが設けられている。保護者は、対象者の商品購入を承認する場合には「OK」のボタンを操作し、対象者の商品購入を承認しない場合には「NG」のボタンを操作する。
「OK」のボタンまたは「NG」のボタンが操作されると、その操作内容を含む返信が保護者端末5から管理サーバ1に送信される。
なお、本実施形態では、保護者端末5がスマートフォンやタブレット端末であり、タッチパネルディスプレイ上でタッチ操作により、承認の可否を入力するようにしたが、タッチパネルディスプレイを備えていない携帯電話では、音声案内や表示画面にしたがってキー操作を行うことで、承認の可否を入力するようにしてもよい。この場合、対象者の商品購入を承認する場合には例えば「1」のキーを操作し、対象者の商品購入を承認しない場合には例えば「2」のキーを操作するようにすればよい。
次に、第2実施形態に係る店員端末7に表示される接客案内画面について説明する。図10は、店員端末7に表示される接客案内画面を示す説明図である。
本実施形態では、対象者の商品購入を保護者が承認しない場合に、店員に商品の販売の中止を指示する販売中止通知が管理サーバ1から店員端末7に送信され、この販売中止通知に基づいて店員端末7に図10に示す接客案内画面が表示される。
この接客案内画面には、対象者に商品を販売しないように店員に指示するメッセージが表示される。また、接客案内画面には、対象者に商品の購入を断念させる声掛けを行うように店員に指示するメッセージが表示される。
また、接客案内画面には、対象者に商品を販売しない理由が表示される。この商品を販売しない理由は、保護者が承認しない理由、すなわち、今回の商品購入が該当するものと判定された通知条件である。
また、接客案内画面には、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの例文が表示される。この声掛けの例文を参考にして、店員が適切な声掛けを行うことができる。声掛けの例文は、過去の所定期間(例えば過去数日間)の購入履歴に基づいて作成される。例えば、過去の所定期間内に同一の商品を購入した場合には、過去に同一の商品を購入したことが記載された例文が作成される。なお、声掛けの例文は、予め用意される複数の例文の中から、商品を販売しない理由に応じた例文が選択されて接客案内画面に表示されるようにしてもよい。
また、接客案内画面には、対象者が過去に購入した商品に関する商品購入履歴が表示される。これにより、対象者が過去に購入した商品を店員が把握した上で対象者と対話することができるため、対象者に対する接客を円滑に行うことができる。
次に、第2実施形態に係る管理サーバ1の動作手順について説明する。図11は、管理サーバ1の動作手順を示すフロー図である。
管理サーバ1では、第1実施形態(図5参照)と同様に、タグ情報取得部22においてタグIDを取得し(ST101)、店舗情報取得部23において店舗情報を取得し(ST102)、購入商品情報取得部24において購入商品情報を取得し(ST103)、タグIDと、店舗情報および購入商品情報とを、同一の対象者に関するものとして紐付けを行うと(ST104)、通知要否判定部26において、今回の商品購入が通知条件に該当するか否かを判定する(ST105)。
ここで、通知条件に該当しない場合には(ST105でNo)、通知制御部27において、店員に商品の販売を指示する販売通知を通信部11から店員端末7に送信する(ST126)。
そして、通信部11で精算終了報告をPOS端末4から受信すると(ST108でYes)、管理情報登録部21において、対象者管理データベース(図3参照)の対象者の購入履歴に、購入商品情報を記憶し(ST109)、一方、対象者の都合により精算が中止となって精算終了報告をPOS端末4から受信しない場合(ST108でNo)は、購入商品の情報を記憶することなく、処理を終了する。
通知条件に該当する場合には(ST105でYes)、通知制御部27において、対象者の商品購入を保護者が承認するか否かを問い合わせる承認照会を含む購入通知を、通信部11から保護者端末5に送信する(ST121)。これにより、保護者端末5に通知画面(図9参照)が表示される。
そして、保護者端末5において、通知画面で保護者が承認するか否かの操作を行うことで、保護者端末5から承認照会の返信が送信され、この承認照会の返信を通信部11で受信すると(ST122でYes)、承認照会の返信で、対象者の商品購入を保護者が承認したか否かを判定する(ST124)。
ここで、対象者の商品購入を保護者が承認した場合には(ST124でYes)、店員に商品の販売を指示する販売通知を通信部11から店員端末7に送信する(ST126)。
一方、対象者の商品購入を保護者が承認しない場合には(ST124でNo)、店員に商品の販売の中止を指示する販売中止通知を通信部11から店員端末7に送信する(ST125)。この販売中止通知には、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの指示や、接客情報、すなわち、商品を販売しない理由、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの例文、および対象者の商品購入履歴が含まれ、店員端末7において、販売中止通知を受信すると、接客案内画面(図10参照)が表示される。
また、保護者端末5から送信される承認照会の返信を通信部11で受信しないまま(ST122でNo)、承認照会を含む購入通知を送信してから所定時間(例えば30秒間)経過すると(ST123でYes)、販売通知を通信部11から店員端末7に送信し(ST126)、精算終了報告をPOS端末4から受信すると(ST108でYes)、対象者管理データベースに購入商品情報を記憶し(ST109)、一方、精算終了報告をPOS端末4から受信しない場合(ST108でNo)は、購入商品の情報を記憶することなく、処理を終了する。
また、本実施形態では、通知画面(図9参照)を保護者端末5に表示して、対象者の商品購入を保護者が承認するか否かの返信の操作を保護者に行わせるようにしたが、通知画面に不承認を表す「NG」のボタンだけを設けて、承認しない場合だけ返信の操作を保護者に行わせるようにしてもよい。この場合、「NG」のボタンの操作に応じて保護者端末5から送信される承認照会の返信を、所定時間以内に管理サーバ1で受信しない場合には、保護者が承認したものとみなすようにすればよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
例えば、前記の実施形態では、見守りの対象者が携帯するICタグ2から送信されるタグIDを個人識別情報として、店舗で商品を購入する対象者を特定するようにしたが、個人識別情報を送信する送信機として、ICタグ2の代わりに、ICカードを用いるようにしてもよい。この場合、電子マネーや交通機関の乗車券などとして利用されるICカードで兼用するようにしてもよい。また、ペンダント型や腕時計型などのウェアラブル端末を用いたり、生体センサを内蔵したウェアラブル端末で兼用したりするようにしてもよい。
また、個人識別情報を送信する送信機としてICカードを用いるようにすると、ICタグ2と比較して、多くの情報を記憶することができることから、前記の実施形態で管理サーバ1の対象者管理データベースに登録するようにしていた対象者の情報、すなわち、対象者の属性情報や、通知条件に関する情報などを、ICカードに記憶させるようにしてもよい。また、買い忘れを防ぐ目的で、買い物に出かける際に購入予定の商品に関する情報をICカードに記憶させるようにしてもよい。また、購入履歴をICカードに記憶させるようにしてもよい。
また、前記の実施形態では、対象者が購入する商品に関する購入商品情報を、管理サーバ1がPOS端末4から取得するようにしたが、各店舗のPOS端末4から販売情報を収集するPOSサーバから購入商品情報を取得するようにしてもよい。また、POSサーバが、管理サーバ1を兼用するようにしてもよい。
また、前記の実施形態では、店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置として、対象者が携帯するICタグ2を読み取るタグリーダ3を設けて、ICタグ2から取得した個人識別情報に基づいて、予め登録された対象者であるか否かを判定するようにしたが、店舗で商品を購入する人物を撮影するカメラを設けて、その撮影画像から人物認識処理により、予め登録された対象者であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、前記の実施形態では、ICタグ2を読み取るタグリーダ3を設けたが、POS端末4自体がタグリーダ3の機能を備えたものとしてもよい。
また、前記の実施形態では、管理サーバ1において、対象者が過去に購入した商品に関する購入履歴を管理するようにしたが、この購入履歴を保護者端末5に送信して保護者に提示するようにしてもよい。これにより、対象者が一人暮らしである場合に、保護者が対象者の安否確認を行うことができる。
また、前記の実施形態では、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合に、保護者端末5に購入通知を送信するようにしたが、保護者端末5に購入通知を送信することなく、店員端末7に販売中止通知を送信するようにしてもよい。このようにすると、対象者が無用な商品を購入することを抑制することができる。
また、前記の実施形態では、管理サーバ1が1つの店舗を対象として管理する場合について説明したが、管理サーバ1が同系列の複数の店舗を管理対象とし、全店舗で通知条件を共有し、複数の店舗での購入を合算して、同一商品の個数、全商品の個数、全商品の金額が、指定した上限値を超えた場合に保護者に通知するようにしてもよい。このようにすると、店舗を代えて対象者が無用な商品を購入することを抑制することができる。
また、第2実施形態では、店員に商品の販売を指示する販売通知を店員端末7に送信するようにしたが、POS端末4が店員端末7を兼用するものとして、第1実施形態と同様に、販売通知をPOS端末4に送信するようにしてもよい。また、店員に商品の販売の中止を指示する販売中止通知も、販売通知と同様にPOS端末4に送信するようにしてもよい。また、第1実施形態において、第2実施形態と同様に店員端末7を設けて、販売通知を店員端末7に送信するようにしてもよい。
本発明に係る高齢者見守りシステム、管理装置、および購入通知方法は、見守りの対象者の店舗での商品購入状況を保護者に通知して、対象者が不要な商品を購入する乱買を行っているのか否かを保護者が把握できる効果を有し、見守りの対象者の状況を管理する管理装置と保護者端末装置とを備える高齢者見守りシステム、管理装置、および見守りの対象者の店舗での商品購入状況に関する通知を管理装置から保護者端末装置に送信する購入通知方法などとして有用である。
1 管理サーバ(管理装置)
2 ICタグ(送信機)
3 タグリーダ(受信機)
4 POS端末(販売情報装置)
5 保護者端末(保護者端末装置)
7 店員端末(店員端末装置)
11 通信部
12 制御部
13 記憶部

Claims (11)

  1. 見守りの対象者の状況を管理する管理装置と、保護者が所持する保護者端末装置と、を備える高齢者見守りシステムであって、
    前記管理装置は、
    店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置、および前記保護者端末装置と通信を行う通信部と、
    前記人物検知装置から検知情報を前記通信部で受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、前記通信部から前記保護者端末装置に送信する制御部と、
    を備えることを特徴とする高齢者見守りシステム。
  2. 前記通信部は、
    店員が販売する商品の情報を取得する販売情報装置と通信を行い、
    前記制御部は、
    対象者が購入する商品に関する購入商品情報および店舗情報を前記通信部で前記販売情報装置から受信すると、前記購入商品情報および前記店舗情報を含む前記購入通知を前記保護者端末装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の高齢者見守りシステム。
  3. 前記通信部は、
    店員が販売する商品の情報を取得する販売情報装置と通信を行い、
    前記制御部は、
    対象者が購入する商品に関する購入商品情報を前記通信部で前記販売情報装置から受信すると、前記購入商品情報に基づいて、今回の商品購入が、予め登録された通知条件に該当するか否かを判定して、前記通知条件に該当しない場合には、前記購入通知を前記保護者端末装置に送信しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高齢者見守りシステム。
  4. 前記制御部は、
    前記通知条件として、対象者に対して購入禁止として設定された商品である場合、同一商品の個数が、指定された上限値を超えた場合、全商品の個数が、指定された上限値を超えた場合、全商品の金額が、指定した上限値を超えた場合の少なくともいずれかに該当しない場合には、前記購入通知を前記保護者端末装置に送信しないことを特徴とする請求項3に記載の高齢者見守りシステム。
  5. 前記通信部は、
    前記販売情報装置から購入商品の精算の終了を受信し、
    前記制御部は、
    前記精算の終了を受信すると、対象者の購入履歴に、前記購入商品情報を記憶することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の高齢者見守りシステム。
  6. 前記通信部は、
    対象者が携帯する送信機から個人識別情報を受信する前記人物検知装置としての受信機から、前記検知情報としての前記個人識別情報を受信することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の高齢者見守りシステム。
  7. 前記通信部は、
    店員が閲覧する店員端末装置と通信を行い、
    前記制御部は、
    対象者の商品購入を承認するか否かを保護者に問い合わせる承認照会を含む前記購入通知を前記保護者端末装置に送信し、前記承認照会に応じて、対象者の商品購入を保護者が承認しない旨の返信を前記保護者端末装置から受信すると、店員に商品の販売の中止を指示する販売中止通知を、前記通信部から前記店員端末装置に送信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の高齢者見守りシステム。
  8. 前記制御部は、
    対象者に商品の購入を断念させる声掛けの指示を含む前記販売中止通知を前記店員端末装置に送信することを特徴とする請求項7に記載の高齢者見守りシステム。
  9. 前記制御部は、
    商品を販売しない理由、対象者に商品の購入を断念させる声掛けの例文、対象者の商品購入履歴の少なくともいずれかを含む前記販売中止通知を前記店員端末装置に送信することを特徴とする請求項8に記載の高齢者見守りシステム。
  10. 見守りの対象者の状況を管理する管理装置であって、
    店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置、および保護者が所持する保護者端末装置と通信を行う通信部と、
    前記人物検知装置から検知情報を前記通信部で受信すると、前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、前記通信部から前記保護者端末装置に送信する制御部と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  11. 見守りの対象者の店舗での商品購入状況に関する通知を、管理装置から保護者端末装置に送信する購入通知方法であって、
    前記管理装置が、
    店舗で商品を購入する人物を検知する人物検知装置から検知情報を受信すると、
    前記検知情報に基づいて、店舗で商品を購入する人物が、予め登録された対象者である場合には、当該対象者の商品購入状況に関する購入通知を、保護者が所持する保護者端末装置に送信することを特徴とする購入通知方法。
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