JP5458595B2 - 半導体装置、スイッチング装置、及び、半導体装置の制御方法。 - Google Patents
半導体装置、スイッチング装置、及び、半導体装置の制御方法。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5458595B2 JP5458595B2 JP2009034047A JP2009034047A JP5458595B2 JP 5458595 B2 JP5458595 B2 JP 5458595B2 JP 2009034047 A JP2009034047 A JP 2009034047A JP 2009034047 A JP2009034047 A JP 2009034047A JP 5458595 B2 JP5458595 B2 JP 5458595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diode
- region
- potential
- igbt
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
逆回復損失を低減する技術として、ダイオードのカソード領域内に軽イオンや電子線を打ち込んで、カソード領域内に結晶欠陥を形成する技術が知られている。結晶欠陥はキャリアの再結合中心として作用する。このため、カソード領域内に結晶欠陥を形成すると、逆電流が流れる際に、カソード領域内のホールが結晶欠陥近傍で電子と再結合する。これによって、ホールが消滅し、逆電流を早く減衰させることができる。しかしながら、この技術をIGBTとダイオードを有する半導体装置に適用すると、IGBTのドリフト領域内にも結晶欠陥が形成される。すると、IGBTのオン時にドリフト領域内でホールが再結合し易くなり、IGBTのオン電圧が上昇してしまう。特許文献2には、IGBTとダイオードを有しており、ダイオードのカソード領域にのみ結晶欠陥を形成することで、IGBTのオン電圧を上昇させずにダイオードの逆回復損失を低減する技術が開示されている。しかしながら、軽イオンや電子線の打ち込み範囲の正確な制御は困難であり、実際にはダイオードのカソード領域にのみ結晶欠陥を形成することは困難であった。このため、特許文献2の技術では、量産時に半導体装置の特性が安定しないという問題が生じる。
以上に説明したように、従来のIGBTとダイオードを有する半導体装置においては、IGBTのオン電圧を上昇させることなくダイオードの逆回復損失を低減することが困難であった。
また、この半導体装置の構造によれば、IGBTのドリフト領域内に高濃度領域を形成しないで、ダイオードのカソード領域内にのみ高濃度領域を形成することができる。例えば、半導体基板のダイオードの領域にカソード領域に達するトレンチを形成し、そのトレンチの底部近傍に高濃度領域を形成し、その後、そのトレンチ内に制御電極を形成することで、IGBT側に高濃度領域を形成することなくダイオード側にのみ高濃度領域を形成することができる。このようにダイオード側にのみ高濃度領域を形成すれば、IGBTのオン時にドリフト領域内でホールが再結合することが防止され、IGBTのオン電圧が上昇してしまうことはない。このように、この半導体装置は、IGBTとダイオードを容易に作り分けることができ、IGBTのオン電圧を低減することができる。
また、半導体基板にダイオードとIGBTとを間隔を設けることなく隣接して形成することもできる。この場合には、IGBTのドリフト領域の近傍にダイオードの高濃度領域が形成されるが、この場合にもIGBTのオン電圧の上昇を抑制することができる。すなわち、この場合には、IGBTの通電時に、ダイオードの制御電極に上部電極の電位以上の電位を印加する。すると、制御電極への印加電位によりカソード領域内に電界が生じ、この電界によってホールが高濃度領域に流入することが抑制される。すなわち、ホールが再結合することが抑制される。これによって、IGBTのオン電圧を低減することができる。
なお、IGBTのボディ領域とダイオードのアノード領域は、共通化することができる。また、IGBTのドリフト領域とダイオードのカソード領域は、共通化することができる。また、IGBTのゲート電極とダイオードの制御電極は、共通化することができる。このように、各部を共通化する場合にも、IGBTの通電時に、制御電極に上部電極以上の電位を印加することで、IGBTのオン電圧を低減することができる。
このスイッチング装置によれば、IGBTのオン電圧を低減することができるとともに、ダイオードの逆回復損失を低減することができる。
電流を還流させるためにダイオードに順電流が流れている際に、カソード領域内でホールの再結合が生じると、ダイオードの順電圧が上昇してダイオードの損失が大きくなる。このスイッチング装置では、ダイオードの順電流の低下が開始してからダイオードの逆電流が減衰するまでの期間を除く期間においてダイオードに順電流が流れているときに(すなわち、電流を還流させるために順電流が流れているときに)、電位制御装置が、ダイオードの制御電極に上部電極の電位以上の電位を印加する。このため、カソード領域内のホールが制御電極に引き寄せられず、ホールが高濃度領域に流入して再結合により消滅することが抑制される。したがって、順電流通電時におけるダイオードでの損失を抑制することができる。
IGBTの通電時にダイオードの制御電極に上部電極の電位以上の電位を印加することで、IGBTのドリフト領域内のホールがダイオードの高濃度領域に引寄せられず、ホールが高濃度領域に流入して再結合により消滅することをより抑制することができる。したがって、このスイッチング装置によれば、IGBTのオン電圧をより低減することができる。
この制御方法によれば、ダイオードの逆回復損失を低減することができる。
この制御方法によれば、順電流通電時におけるダイオードの損失を低減することができる。
この制御方法によれば、IGBTのオン電圧をより低減することができる。
(特徴1)高濃度領域は、カソード層とアノード層の境界近傍に形成されている。
(特徴2)ダイオードには、半導体基板の上面からアノード層を貫通してカソード層に達するトレンチが形成されており、そのトレンチの内面に絶縁膜が形成されており、トレンチ内に制御電極が形成されている。高濃度領域は、トレンチの底部の絶縁膜に接する範囲に形成されている。
半導体基板12の上面12aには、上部電極64が形成されている。上部電極64は、キャップ絶縁膜36、56を覆うように形成されている。上部電極64は、ゲート電極34及びトレンチ電極54から絶縁されている。上部電極64は、エミッタ領域22、ボディコンタクト領域24a及びアノードコンタクト領域42aとオーミック接触している。
各ゲート電極34は、図示しない位置で半導体基板12の上面12a上に形成されている電極と接続されている。各トレンチ電極54は、図示しない位置で半導体基板12の上面12a上に形成されている電極と接続されている。ゲート電極34とトレンチ電極54は導通していない。
図2の状態において、IGBT20aをオンからオフに切り換えると、図3の矢印92に示すように電流が流れる。すなわち、IGBT20aをオフすると、モータ80への電流の供給が停止される。すると、モータ80の端子間に誘導起電力が生じる。IGBT20e、20fがオンしているので、モータ80の誘導起電力によって、ダイオード40dに順電圧が印加される。これによって、矢印92に示すように、モータ80から、第2相ライン72(すなわち、IGBT20e)及び第3相ライン73(すなわち、IGBT20f)と、グランドライン75と、ダイオード40dと、第1相ライン71を介してモータ80に戻るように電流が還流する。
図3の状態からIGBT20aをオンすると、再度、図2の矢印90に示すように電流が流れる。IGBT20aが適宜オン−オフされることによって、図2の状態と図3の状態が適宜切り換えられる。これによって、モータ80への供給電流が制御される。図3の状態から図2の状態に切り換えられるときには、ダイオード40dに印加される電圧が順電圧から逆電圧に切り換えられる。この際に、ダイオード40dに逆電流が流れる。
図4は、図3に示す状態から図2に示す状態へ切り換える際(すなわち、図3に示す状態においてIGBT20aをオフからオンに切り換える際)における、各値のグラフを示している。グラフA1は、IGBT20aのゲート電極34への印加電位VGIを示している。グラフA2は、ダイオード40dを流れる電流IDを示している。グラフA3は、ダイオード40dのトレンチ電極54への印加電位VGDを示している。
電位制御装置82は、電位VGIが0VとなるタイミングT1から所定時間経過後のタイミングT3において、電位VGDを負電位(グランド電位より低い電位)に制御する。タイミングT3は、電流IDが減少を始めるタイミングT2よりも少し遅いタイミングに設定されている。電位制御装置82は、逆電流が0に減衰するタイミングT5まで電位VGDを負電位に制御し、その後、電位VGDを0Vに切り換える。
電流IDが減少を始めるタイミングT2から逆電流が減衰するタイミングT5の間の期間において、トレンチ電極54に負電位が印加されていると、以下の減少が起こる。すなわち、トレンチ電極54に負電位が印加されると、カソードドリフト層46内に存在するホールが、トレンチ電極54に引寄せられる。上述したように、カソードドリフト層46内のトレンチ50の下端近傍には、高濃度領域47が形成されている。このため、トレンチ電極54に引寄せられたホールが、高濃度領域47内に流入する。高濃度領域47は高濃度にn型不純物を含有しているので、高濃度領域47内には多数の電子が存在している。このため、高濃度領域47に流入したホールは電子と再結合して消滅する。これによって、カソードドリフト層46内のホールが減少し、ホールの排出により生じる逆電流が低減される。図4の例では、タイミングT2と略等しいタイミングT3からタイミングT5の間の期間においてトレンチ電極54に負電位を印加しており、これによって、逆電流を低減している。その結果、逆電流のピーク値が低減されているとともに、逆電流が発生してから減衰するまでの時間(タイミングT4からT5までの時間)が短縮化されている。これによって、ダイオード40dの逆回復損失が低減されている。
なお、第1実施例では、電流還流のためにダイオード40dに順電流が流れている期間において、トレンチ電極54への印加電位VGDを0Vとした。しかしながら、このときの印加電位VGDは、0V以上(すなわち、上部電極64の電位以上)であれば何れの値であってもよい。電位VGDを0V以上とすることで、ホールの高濃度領域47への流入を抑制することができる。
また、電位制御装置82は、IGBT20dの通電時には、ダイオード40dのトレンチ電極54への印加電位VGDを0V(すなわち、上部電極64と同じ電位)とする。このようにトレンチ電極54の電位を制御することで、IGBT20dの通電時に、IGBT20dのドリフト層26内のホールが、ダイオード40dの高濃度領域47に接近することを防止することができる。これによって、ドリフト層26内のホールが再結合により消滅することをさらに抑制することができ、IGBT20dのオン電圧をより低減することができる。
なお、第1実施例では、IGBT20dの通電時において、ダイオード40dのトレンチ電極54への印加電位VGDを0Vとした。しかしながら、このときの印加電位VGDは、0V以上(すなわち、上部電極64の電位以上)であれば何れの値であってもよい。電位VGDを0V以上とすることで、ホールの高濃度領域47への流入を抑制することができる。
半導体装置10は、低濃度ドリフト層26a及びカソードドリフト層46と略同じ濃度のn型不純物を含有するシリコンウエハから製造される。
最初に、イオン注入及び熱拡散等によって、シリコンウエハの上面に、ボディ領域24、エミッタ領域22、及び、アノード層42を形成する。
次に、CVD法等によって、シリコンウエハ上にトレンチ30に対応するパターンのマスクを形成する。そして、シリコンウエハの上面をRIE法によりエッチングして、IGBT20側のトレンチ30を形成する。トレンチ30を形成したら、トレンチ30の内面に熱酸化膜を形成し、その熱酸化膜をウェットエッチングにより除去することで、トレンチ30の内面を表面処理する。このウェットエッチングの際に、マスクも除去する。
次に、トレンチ30の内面に熱酸化膜を成長させて、絶縁膜32を形成する。そして、CVD法によりトレンチ30内にポリシリコンを充填する。その後、ポリシリコンをエッチバックしてトレンチ30内にのみポリシリコンを残存させることによって、ゲート電極34を形成する。ゲート電極34の形成後に、熱酸化膜によりゲート電極34上にキャップ絶縁膜36を形成する。
次に、CVD法等によって、シリコンウエハ上にトレンチ50に対応するパターンのマスクを形成する。そして、シリコンウエハの上面をRIE法によりエッチングして、ダイオード40側のトレンチ50を形成する。トレンチ50を形成したら、トレンチ50の内面に薄い熱酸化膜を形成する。
次に、シリコンウエハの上面に向けて、リンイオンを注入する。トレンチ50の底面は薄い酸化膜に覆われているが、リンイオンはその酸化膜を貫通して半導体層中に注入される。一方、イオンの注入方向とトレンチ50の側面は略平行であり、トレンチ50の側面は熱酸化膜に覆われているため、トレンチ50の側面ではリンイオンは全て熱酸化膜中で停止する。また、シリコンウエハの上面のうち、トレンチ50以外の領域はマスクに覆われているため、この領域ではリンイオンはマスク中で停止する。したがって、リンイオンは、トレンチ50の底面近傍でのみ半導体層中に注入される。リンイオンを注入したら、熱処理により注入したリンイオンを熱拡散させる。これによって、トレンチ50の下端近傍にのみ高濃度領域47が形成される。この熱処理の際に、トレンチ50の内面に熱酸化膜を成長させて、絶縁膜52を形成する。その後、シリコンウエハの上面のマスクをウェットエッチングにより除去する。
次に、CVD法によりトレンチ50内にポリシリコンを充填する。その後、ポリシリコンをエッチバックしてトレンチ50内にのみポリシリコンを残存させることによって、トレンチ電極54を形成する。トレンチ電極54の形成後に、熱酸化膜によりトレンチ電極54上にキャップ絶縁膜56を形成する。
その後、従来公知の方法によって、バッファ層26b、コレクタ層28、カソードコンタクト層48、上部電極64、及び、下部電極60を形成することで、図1の半導体装置10が完成する。
また、IGBT20のオン時においては、ゲート電極34にオン電位(上部電極64の電位より高い電位)が印加される。ゲート電極34へのオン電位の印加によって、ボディ領域24にチャネルが形成される。これによって、電子が、エミッタ領域22から、チャネルとドリフト層26を介して、コレクタ層28へ流れる。また、ホールが、コレクタ層28から、ドリフト層26内に流入する。これによって、ドリフト層26内で伝導度変調現象が起こり、IGBT20内を低損失で電流が流れる。このとき、ゲート電極34にオン電位が印加されていることによってドリフト層26内に電界が発生する。この電界によって、ドリフト層26内のホールがゲート電極34の近傍に向かって流れることが防止される。すなわち、ホールがドリフト層26内の高濃度領域47に流入して再結合することが防止される。したがって、半導体装置110においても、IGBT20のオン時に、ドリフト層26内のホールが再結合により消滅することが防止される。半導体装置110においても、IGBT20のオン電圧は低減されている。
また、IGBT20のオン時においては、ゲート電極34にオン電位が印加される。したがって、第2実施例と同様にして、ドリフト層26内のホールが再結合により消滅することが防止される。半導体装置210においても、IGBT20のオン電圧は低減される。
また、IGBT20のオン時においては、ゲート電極34にオン電位が印加される。したがって、第2実施例と同様にして、ドリフト層26内のホールが再結合により消滅することが防止される。半導体装置310においても、IGBT20のオン電圧は低減される。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
12:半導体基板
12a:上面
12b:下面
20:IGBT
22:エミッタ領域
24:ボディ領域
24a:ボディコンタクト領域
24b:低濃度ボディ領域
26:ドリフト層
26a:低濃度ドリフト層
26b:バッファ層
28:コレクタ層
30:トレンチ
32:絶縁膜
34:ゲート電極
36:キャップ絶縁膜
40:ダイオード
42:アノード層
42a:アノードコンタクト領域
42b:低濃度アノード層
44:カソード層
46:カソードドリフト層
47:高濃度領域
48:カソードコンタクト層
50:トレンチ
52:絶縁膜
54:トレンチ電極
56:キャップ絶縁膜
60:下部電極
64:上部電極
70:インバータ回路
71:第1相ライン
72:第2相ライン
73:第3相ライン
74:電源ライン
75:グランドライン
80:モータ
82:電位制御装置
110:半導体装置
210:半導体装置
310:半導体装置
Claims (7)
- 上面に上部電極が形成されており、下面に下部電極が形成されており、縦型のIGBTと縦型のダイオードが形成されている半導体基板を備える半導体装置であって、
IGBTは、
前記上部電極と導通しているn型のエミッタ領域と、
前記上部電極と導通しており、エミッタ領域に隣接しているp型のボディ領域と、
ボディ領域に隣接しており、ボディ領域によってエミッタ領域から分離されているn型のドリフト領域と、
ドリフト領域に隣接しており、ドリフト領域によってボディ領域から分離されており、前記下部電極と導通しているp型のコレクタ領域と、
エミッタ領域とドリフト領域を分離している範囲のボディ領域に絶縁膜を介して対向しているゲート電極、
を有しており、
ダイオードは、
前記上部電極と導通しているp型のアノード領域と、
アノード領域と隣接しており、前記下部電極と導通しており、IGBTのドリフト領域と連続しているn型のカソード領域と、
カソード領域に絶縁膜を介して対向している制御電極、
を有しており、
カソード領域の絶縁膜に接する範囲内に、その周囲のカソード領域よりもn型不純物濃度が高い高濃度領域が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置と、
ダイオードに印加される電圧が順電圧から逆電圧に切り換えられるときに、ダイオードの順電流の低下が開始してからダイオードの逆電流が減衰するまでの期間のうちの少なくとも一部の期間において、ダイオードの制御電極に前記上部電極の電位より低い電位を印加する電位制御装置を備えていることを特徴とするスイッチング装置。 - ダイオードの順電流の低下が開始してからダイオードの逆電流が減衰するまでの上記期間を除く期間においてダイオードに順電流が流れているときに、電位制御装置が、ダイオードの制御電極に前記上部電極の電位以上の電位を印加することを特徴とする請求項2に記載のスイッチング装置。
- IGBTの通電時に、電位制御装置が、ダイオードの制御電極に前記上部電極の電位以上の電位を印加することを特徴とする請求項2または3に記載のスイッチング装置。
- 請求項1に記載の半導体装置の制御方法であって、
ダイオードに印加される電圧が順電圧から逆電圧に切り換えられるときに、ダイオードの順電流の低下が開始してからダイオードの逆電流が減衰するまでの期間のうちの少なくとも一部の期間において、ダイオードの制御電極に前記上部電極の電位より低い電位を印加することを特徴とする制御方法。 - ダイオードの順電流の低下が開始してからダイオードの逆電流が減衰するまでの上記期間を除く期間においてダイオードに順電流が流れているときに、ダイオードの制御電極に前記上部電極の電位以上の電位を印加することを特徴とする請求項5に記載の制御方法。
- IGBTの通電時に、ダイオードの制御電極に前記上部電極の電位以上の電位を印加することを特徴とする請求項5または6に記載の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009034047A JP5458595B2 (ja) | 2009-02-17 | 2009-02-17 | 半導体装置、スイッチング装置、及び、半導体装置の制御方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009034047A JP5458595B2 (ja) | 2009-02-17 | 2009-02-17 | 半導体装置、スイッチング装置、及び、半導体装置の制御方法。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010192597A JP2010192597A (ja) | 2010-09-02 |
JP5458595B2 true JP5458595B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=42818331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009034047A Expired - Fee Related JP5458595B2 (ja) | 2009-02-17 | 2009-02-17 | 半導体装置、スイッチング装置、及び、半導体装置の制御方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5458595B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012186206A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
CN103765582B (zh) * | 2011-08-30 | 2016-08-24 | 丰田自动车株式会社 | 半导体装置 |
JP6283468B2 (ja) * | 2013-03-01 | 2018-02-21 | 株式会社豊田中央研究所 | 逆導通igbt |
US10026832B2 (en) | 2014-01-29 | 2018-07-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Power semiconductor device |
JP6065035B2 (ja) * | 2015-02-24 | 2017-01-25 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
JP6952483B2 (ja) * | 2017-04-06 | 2021-10-20 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置、半導体装置の製造方法、および電力変換装置 |
JP7149899B2 (ja) * | 2019-06-07 | 2022-10-07 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
JP7528687B2 (ja) | 2020-09-30 | 2024-08-06 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3915180B2 (ja) * | 1997-07-03 | 2007-05-16 | 富士電機デバイステクノロジー株式会社 | トレンチ型mos半導体装置およびその製造方法 |
JP4351745B2 (ja) * | 1997-09-19 | 2009-10-28 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
JP4655350B2 (ja) * | 2000-10-31 | 2011-03-23 | 富士電機システムズ株式会社 | 半導体装置 |
JP3954541B2 (ja) * | 2003-08-05 | 2007-08-08 | 株式会社東芝 | 半導体装置及びその製造方法 |
JP4380726B2 (ja) * | 2007-04-25 | 2009-12-09 | 株式会社デンソー | ブリッジ回路における縦型mosfet制御方法 |
JP5223235B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2013-06-26 | 株式会社デンソー | 半導体装置 |
-
2009
- 2009-02-17 JP JP2009034047A patent/JP5458595B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010192597A (ja) | 2010-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5458595B2 (ja) | 半導体装置、スイッチング装置、及び、半導体装置の制御方法。 | |
JP5103830B2 (ja) | 絶縁ゲート型半導体装置 | |
JP3850054B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5194273B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP4893609B2 (ja) | 半導体装置とその半導体装置を備えている給電装置の駆動方法 | |
US9577081B2 (en) | Semiconductor device and method for manufacturing the same | |
JP5865618B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2007134625A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
US10262993B2 (en) | Semiconductor devices and a method for forming a semiconductor device | |
WO2016072074A1 (ja) | 半導体装置 | |
US10593788B2 (en) | Reverse-conducting insulated-gate bipolar transistor structure and corresponding fabrication method thereof | |
JP6287407B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2019087611A (ja) | スイッチング素子とその製造方法 | |
JP5454073B2 (ja) | 半導体モジュールとその制御方法 | |
JP4947230B2 (ja) | 半導体装置 | |
CN107534053A (zh) | 半导体装置及其制造方法 | |
WO2020054446A1 (ja) | 半導体装置 | |
JP7503612B2 (ja) | 半導体装置および電力変換装置 | |
JP2010171179A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0241182B2 (ja) | ||
JP7352437B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP4471922B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP7352443B2 (ja) | 半導体装置の制御方法 | |
JP7524589B2 (ja) | 半導体装置 | |
CN108133891A (zh) | 一种沟槽型igbt及其制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130620 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131230 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5458595 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |