JP5458260B2 - 直接型x線変換に基づく積分検出器に関する漏れ電流及び残留信号の補償 - Google Patents

直接型x線変換に基づく積分検出器に関する漏れ電流及び残留信号の補償 Download PDF

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Description

本発明は、暗電流を除去することを可能にする方法及び回路を含むデバイスに関し、特に、積分回路内で積分されないよう、センサ物質の暗電流(即ち以前の照射の漏れ電流及び残留信号)を除去する方法及び回路を含むデバイスに関する。
市場における現在ほとんどの半導体デジタルX線検出器は、上部にアモルファスシリコン(a−Si)薄膜電子機器及びX線変換層を備えるフラットなガラス板から造られる。それらは、フォトダイオードアレイの上部にシンチレータを備える間接変換タイプ、又は、電極アレイの上部にフォトコンダクタを使用する直接変換タイプのいずれかである。衝突するX線は、変換層において吸収されて、アレイの各画素において生成された電荷を介して、X線吸収のデジタル画像を作成する。
ガラス上の薄膜電子機器に代わるのは、ピクセル電子機器に対して単結晶シリコンウェハを使用することである。上記のように、フォトダイオード有り又は無しのピクセルが、間接か直接かいずれかのX線変換のために造られることが可能である。単結晶シリコンにおける標準的なCMOS加工の使用は、a−Siピクセル回路と比較して、一般により少ないノイズ及びより多くの機能を備える電子回路をもたらす。間接変換検出器の場合、シンチレータは、Siウェハ上で接着されることができるか、又は直接成長させられることが可能であるかのいずれかである。直接型X線変換物質に対しては、2つの可能性が存在する。分離して作られた層を例えばbumbボールを用いて接続するか、又はシリコンへの直接的な沈着かのいずれかである。間接的な変換タイプのCMOS検出器の例は、H. Mori, R. Kyuushima, K. Fujita, M. Hondaによる「High Resolution and High Sensitivity CMOS PANEL SENSORS for X-ray」、IEEE 2001 Nuclear Science Symposium Conference Record,、Vol. 1、 pp. 29 - 33 (2001)において、見つけることができる。
今日、フラットなX線検出器におけるピクセルピッチは、100μm未満のピクセルサイズが通常であるマンモグラフィ及び歯のイメージングを除けば、150〜200μmに届く。X線撮像においては、心臓学、神経学及び脈管用途のための空間分解能が増加されることになるという一般的な傾向が観察されることができる。単結晶のSi検出器のピクセルサイズは、その小さなサイズゆえ、100μmをかなり下回る値に容易に減らされることができる。これは、トランジスタ及び他の電子要素に対してこの技術を用いれば可能である。
しかしながら、間接変換検出器の場合、シンチレータにおける光拡散により空間分解能が制限されることになる。一般に、その厚みは減らされることができない。なぜなら、さもなければ、高いX線吸収収率を維持することが不可能だからである。小さいピクセルを備える検出器の高い空間分解能を完全に利用するためには、直接型X線変換が、より適している。セレン、沃化水銀、酸化鉛又はCdTeのような直接変換物質は、医学イメージングに関する典型的なビーム品質を備えるX線の80%以上を吸収するのに十分厚くされることが容易にできる。生成された電荷担体(電子及びホール)が印加バイアス場のフィールド線をたどるので、非常に高い空間分解能が通常実現される。これは、ピクセル電極及び通常構造化されていない上部電極の表面と直角をなすようになる。直接変換タイプCMOS検出器の1つの例は、M.P. Andre らによる SPIE Medical Imaging、第3336巻、pp.204 (1998)に見られる。
空間分解能の他に、直接変換CMOS検出器の別の利点は、小さいピクセルにおけるフォトダイオードの限られた充てん率を克服する可能性があることである。直接変換検出器において、ほとんど全部のピクセル領域をカバーする金属層が、ピクセル電極として機能することができる。直接変換検出器の場合に充てん率を決定するのはこの画素電極のサイズである。
通常広いバンドギャップ半導体物質であるX線変換層にわたり、電荷担体の効率的な移送を確実にするために高電圧が印加される。これは、任意の金属−半導体界面の物質固有抵抗及び障壁の高さに基づき、X線励起がなくてもその層を流れる有限電流をもたらす。この漏れ電流は、ノイズをもたらし、検出器のダイナミックレンジを低下させる。
ほとんどすべての直接変換物質の共通的特性は、遅い時間的行動である、例えばW. Zhao, G. DeCrescenzo, J. A. Rowlandsによる「Investigation of lag and ghosting in amorphous selenium flat-panel x-ray detectors」、SPIE Mediacal Imaging、第4682巻、pp.9〜20、2002を参照されたい。X線生成された電荷担体のトラッピング及び脱トラッピングは、次のフレームにおいて以前の照射からの残留信号が残るという課題又は不利な点をもたらす。しばしば遅延と呼ばれる、これらの残留信号の強さは、使用された直接変換物質に依存し、通常、1秒後の照射信号レベルの約数パーセントである。これは、結果として動的な用途に対する直接変換x線検出器の使用を制限する視覚的時間アーチファクト(「ゴースト画像」)を生じさせる。パルス化された照射モードにおいて検出器が用いられる場合、後続のX線ウインドウの間、残留信号が増加された暗電流として自ら姿を表す。以下、「暗電流」という用語は、以前の照射時間からの定常状態漏れ電流及び動的な残留信号の合計を記載するために用いられる。
米国特許出願公開第2003/0146389 A1号は、それぞれが放射線を感知する変換要素を含む複数のセンサ要素と、各センサ要素における電気信号を増幅する手段と、上記電気信号を読み出すための読出し線に接続される各センサ要素における読出しスイッチ要素とを含むセンサ、及びこのセンサを動作させる方法を記載する。増幅手段は、ゲートが変換要素に接続される個別のソースフォロア・トランジスタを含み、そのソースは、片側で能動負荷に対して接続され、もう片側でサンプリング・コンデンサの一方の側に接続される。サンプリング・コンデンサの他方の側は、読み出しスイッチ要素を介して読み出し線に接続される。個別のリセット要素が、変換要素に接続される。
米国特許出願公開第2005/0231656 A1号は、受信画像に応じて光電流を生成するために光TFTを持つ画像センサを含む画像センサ・アレイを記載する。各々が個別のゲート電極及びソース電極を持つ光TFTが、暗電流の効果を減らすため独立してバイアスをかけられる。蓄積コンデンサが、各光TFTに結合され、光電流の生成の際放電される。各蓄積コンデンサは、蓄積コンデンサからデータ線まで電流を通す読出しTFTに結合される。
国際公開第2004/110056号は、照射間隔の間のX線により検出器において生成される電流であって、蓄積容量に集積され、後続の読出しフェーズにおいて読出される電流の流れの生成を含む、連続的なX線画像の生成に関する検出器及び方法を記載する。ゆっくり減少する(decaying)残留電流の影響を最小化するために、電流は、照射間隔の間だけ集積される。
センサの改良された暗電流補償を可能にする方法及びデバイスを提供することが望ましい。
本発明は、検査照射デバイスにおけるセンサ暗電流の除去方法、暗電流補償デバイス、対応する照射デバイス及び検査装置、コンピュータ可読媒体、プログラム並びに上記方法を実行するコンピュータチップに関する。
以下に記載されている本発明の例示的実施形態は、方法、暗電流補償デバイス、対応する照射デバイス及び検査装置、コンピュータ可読媒体、プログラム並びにコンピュータチップにも適用できる点に留意されたい。
本発明の例示的な実施形態によれば、検査照射デバイスにおけるセンサの暗電流を除去する方法が、第1のフェーズにおいて、所定の電圧をセンサに印加するステップと、暗電流補償デバイスに入力される暗電流を感知するステップと、第2のフェーズにおいて、上記センサで所定の電圧を印加しつつ上記第1のフェーズにおいて上記暗電流を放電させるとき暗電流補償デバイスが持っていた暗電流補償デバイス内の状態を凍結させるステップとを含む。この暗電流は、以前の照射からのセンサの定常状態漏れ電流及び/又は動的な残留信号から生じる。
従って、以前の照射からのセンサの定常状態漏れ電流及び動的な残留信号から生じる暗電流の量はそれぞれ、前もって決定されることができ、その結果、一度決定されると、この量は暗電流を放電させることにより補償されることができる。検査照射の間、補償デバイスにおける暗電流を放電させることは、暗電流が例えば積分器といった検出デバイスにおいて、サンプリングされ、検出されることを回避する。
従って、センサピクセルのX線照射の間も、暗電流はまだ放電させられる。その結果、それは、検出に、特に積分にもはや利用可能ではなくなり、検出結果を偽造することはない。
結果として、センサ物質内でX線光子により生成される電荷のより良好な評価が得られる。暗電流補償は、より高い変換効率をもたらす層にわたり、より高いバイアス電圧の使用も可能にする。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、X線照射に対してセンサを実質的に自由にしつつ第1のフェーズのステップが適用されることができる。
X線照射の影響が検査のために使われることができ、暗電流はセンサの状態及び履歴により生成される。即ち、一種のメモリ効果による以前の照射の影響を受ける。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、第1のフェーズのステップは、検査照射の行われていない(examination-exposure-free)中間暗フレーム内で、又は、リセット・フェーズ内で適用される。リセット・フェーズの間に、所定の電圧が、センサで維持されることができる。
従って、検査が行われないとき、暗電流の決定が行われることができる。例えば、検査照射の行われていない中間暗フレームにおける2つの照射の間に行われることができる。検査の間、暗電流は補償される。その結果、その影響が回避されることができる。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、第1のフェーズは、容量に荷電するステップを含む。その電圧は、同様に暗電流を放電させるFETのゲートソース電圧を決定する。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、第2のフェーズのステップは、FETのゲートソース電圧をあるレベルに保ったままにするステップを含む。そのレベルは、第1のフェーズにおいて、FETが暗電流を放電させるときFETが持っていたレベルである。
本発明の更なる例示的な実施形態に基づき、第2のフェーズのステップは、FETのゲートソース電圧をあるレベルに保ったままにするため容量にわたり電圧を凍結させるステップを含む。そのレベルは、FETが第1のフェーズの間、暗電流を放電させるとき、持っていたレベルである。
特にFETの高い抵抗入力に対して定常電圧状態を保つために低い寄生抵抗を持つとき、容量、例えばコンデンサの容量は単純かつ効率的なデバイスである。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、この方法は、積分容量を第2の電圧で充電するステップを更に有し、そこでは、積分容量の1つの端子が、暗電流補償回路の入力とアンプの入力とに接続され、他の端子は、接地に接続される。増幅器は、電圧フォロワ又はソースフォロワでもよい。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、この方法は、積分器を用いてセンサの暗電流補償された出力信号を測定するステップを更に有する。
従って、積分器の形式での測定デバイスが、測定手順のために準備される。
本発明の例示的な実施形態によれば、暗電流補償デバイスはセンサの定常状態漏れ電流及び/又は動的な残留信号から生じる暗電流を補償するものとして機能する。このデバイスは第1のFETを含む。そのドレインはこのデバイスの入力に接続され、第1の電流源を介して接地に接続される。そのゲートは第1のスイッチを介してこのデバイスの入力に接続され、第2の電流源を介して電圧供給端子に接続される。そのソースは、第2の電流源を介して電圧供給端子に接続される。このデバイスは第2のFETも含み、そのドレインは接地に接続され、そのゲートは基準電圧に接続可能であり、そのソースは第1のFETのソースに接続される。このデバイスは容量も含み、その1つの端子は、第1のFETのゲートに接続され、他の端子は電圧供給端子に接続される。
斯かるデバイスを用いて、センサの定常状態漏れ電流及び/又は動的な残留信号それぞれから現れる暗電流を事前に検出すること、及びその回路の状態を凍結することにより暗電流を補償することが可能である。この状態の凍結は、センサにより検査照射がまったく検出されないとき、以前持っていたレベルで容量の電圧を維持することにより行われる。
従って、また、センサピクセルでのX線照射の間、これ以上積分に利用できないよう、暗電流はFETデバイスを介して放電され続ける。
結果的に、センサ物質の中でX線光子により生成される電荷のより良好な推定が得られる。暗電流補償は、より高い変換効率をもたらす層における更に高いバイアス電圧の使用も可能にする。
例示的な実施形態によれば、FETは、MOSFETである。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、第1の電流源が第2の電流源の電流の半分を提供する。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、第1及び第2のFETは、実質的に同じ容量である。
第1及び第2のFETが同じ容量であるとき、各FETの分岐における電流は同じである。従って、FETと電圧源との間の電流源の電流は、FETの分岐の各々の電流の2倍である。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、例えば医学X線イメージングシステムといった検査装置において使用される、x線検出器といった照射デバイスが提供される。その照射デバイスは、電圧源、上記実施形態の任意の一つにおける暗電流補償デバイス、センサデバイスであって、その1つの端子が電圧源の出力に接続され、その更なる端子は暗電流補償デバイスの入力に接続されるセンサデバイス、及び積分デバイスであって、その入力が第3のスイッチを介して暗電流補償デバイスの入力に接続される積分デバイスとを含む。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、センサデバイスが、所定の電圧を印加する金属電極を一面に持ち、ピクセル化された電極を他面に持つ直接変換物質層を有する。特にセンサデバイスの各ピクセルに対して、積分デバイス及び暗電流補償デバイスが与えられる。積分デバイス及び暗電流補償デバイスは、各ピクセルに対して与えられるピクセル電子機器を形成する。ピクセル電子機器を含む複数のピクセルは、互いに接続されることができる。言い換えると、複数のピクセルは、ビン化されることができる。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、センサデバイスは、電磁放射線、特にX線放射線を検出できる。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、電圧源は所定の電圧の電圧源を含む。この電圧源の1つの端子は接地に接続され、他の端子は抵抗器を介して電圧源の出力に接続される。この電圧源は、容量も含み、この容量の1つの端子は接地に接続され、他の端子は電圧源の出力に接続される。
抵抗及び容量は、電圧源におけるリプル(ripple)を回避し、センサに供給される電流をセットするものとして機能する。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、積分デバイスは、増幅器であって、その入力が積分デバイスの入力に接続され、その出力はサンプル及びホールド段に接続可能な増幅器と、積分容量であって、その1つの端子は増幅器の入力に接続され、他の端子は接地に接続される積分容量と、第2の電圧源であって、1つの端子は接地に接続され、他の端子が第3のスイッチを介して積分デバイスの入力に接続される第2の電圧源とを含む。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、検査装置が、上記実施形態の任意の一つにおける照射デバイスを有する。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、コンピュータ可読媒体にコンピュータプログラムが格納される。プロセッサにより実行されるとき、このプログラムは、上記実施形態のいずれかの方法のステップを実行するよう適合される。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、コンピュータプログラムが与えられ、プロセッサにより実行されるとき、このプログラムは、上記実施形態のいずれかの方法のステップを実行するよう適合される。
本発明の更なる例示的な実施形態によれば、コンピュータチップは、上記実施形態のいずれかの方法のステップを実行するよう適合される。
本発明の要点は、回路の第1の状態及び方法の第1のフェーズそれぞれにおいて暗電流を決定し、その回路がその決定された状態を維持するよう設定することであることがわかる。その結果、以前に決定された暗電流は除去されることになり、従って、検査照射の信号を測定するとき、積分に影響を与えない。
本発明の例示的な実施形態の方法のステップを図示するフローチャート図を示す図である。 暗電流を決定するための、本発明の例示的な実施形態の回路の感知フェーズを示す図である。 本発明の例示的な実施形態の回路のサンプリング後のリセットを示す図である。 照射の準備ができている本発明の例示的な実施形態の回路を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に基づき、暗電流補償に関する2つの異なるアプリケーション・シナリオを示す図である。
本発明のこれら及び他の側面が、本書に述べられる実施形態から明らかとなり、及び実施形態を参照して説明されることになる。
本発明の例示的な実施形態が、以下の図面を参照して以下に説明されることになる。
図1は、本発明の方法のステップを図示するフローチャートを示す。図示されるすべてのステップが、本発明にとって必須であるわけではない点に留意されたい。
検査照射デバイスにおけるセンサの暗電流を除去する方法は、所定の電圧HVをセンサに適用して、第1のフェーズにおける暗電流補償デバイスに入力される暗電流Iを感知するステップST1を含む。上記暗電流は、以前の照射からのセンサの定常状態漏れ電流及び/又は動的な残留信号から生じている。ステップST1は、暗電流の放電を制御する容量Cに充電するステップST1aを含むことができる。この容量の電圧がFETのゲートソース電圧を決定する。更なるステップST2では、第2のフェーズとして、暗電流を放電させるとき持っていた暗電流補償デバイス内の状態が凍結される。ステップST2は、FETのゲートソース電圧を、FETが暗電流を放電させるとき、第1のフェーズで持っていたレベルに保ったままにするステップST2aを含むことができる。ステップST2では、所定の電圧HVが、センサで維持されることができる。更なるステップST3では、積分容量Cintが第2の電圧V2で充電される。積分容量の1つの端子は、暗電流補償回路の入力及び増幅器「=1」の入力に接続される。他の端子は接地に接続される。更なるステップST4は、増幅器を用いてセンサの暗電流補償出力信号を測定するステップを含む。また、所定の電圧HVは、上記ステップの全ての間、センサで維持されることができる。
方法及び対応する回路の詳細な機能及び動作が、図2〜4を参照して説明されることになる。
図2は、暗電流を決定するための、本発明の例示的な実施形態の回路の感知フェーズを示す。
図2において、センサが非接続状態にされる場合、S1は閉じられ、S2及びS3が開かれ、電流源「I」が、pMOSFET P1がIを正確に放電させることをもたらす。pMOSFET P2も「I」を放電させる。なぜなら、それはP2と(正確に)同じ容量で製造されるからである。言い換えると、電流源「2I」の電流は、P1及びP2に等しく分散される。P2ゲート電圧がVRefにプリセットされるので、この平衡状態において、P1は、同じゲート電圧を持たなければならない。即ちV=VRefが成立する。P1とP2との間で幾何学的不整合がある場合には、P1及びP2は通常同じ電流(I)を放電させないだろう。しかしなお、これらの電流は合計2Iになる。
第1段階である感知フェーズにおいて、センサは回路に接続され、暗電流が感知される。その結果、暗電流補償回路は、センサ暗電流を放電させるように構成される。
図2において、センサはノードBに接続される。このとき、スイッチS1がまだ閉じられたままである一方で、スイッチS2及びS3は開いている。任意の(一定の)暗電流は、「I」により示されるようにだけ流れることができる。ここで、Iは両方の極性が可能である。なぜなら、P1のゲート及びCは定電流に対する無限抵抗を表すからである。センサを接続した直後に、暗電流により提供される電荷が、容量Cの下部プレートを充電する。pMOSFET P1のドレイン電流及びIの合計が電流源「I」により課される電流Iに等しい場合、平衡状態に達する。I>0の場合には、これは、I−IであるP1のドレイン電流を必要とする。一方P2はI+Iを放電させる。I<0の場合には、P1はI+Iを放電させなければならない。すると、P2はI−Iを放電させる。こうして、いずれの場合でも、回路が暗電流Iを補償することが可能であるよう、Iは必然的にIを上回らなければならない。
この平衡状態における、ポイントAの電位Vは、P2のゲートソース電圧VGS、P2=VRef−Vが、P2ドレイン電流の値に適合するような値を仮定する。同様に、(V−Vに等しい)Cにおける電圧が、P1のゲートソース電圧がP1を通る必要なドレイン電流に対応し、VGS,P1=V−Vが成立するような値を仮定する。電流源「2I」が飽和領域を上回る態様でVが増加しないことは、重要である。I>0に対して、VはVRefより大きくならなければならない。なぜなら、P1はI−Iを放電させるだけであり、これは(暗電流が投入されることなしに)V=VRefが成立するような平衡状態において、P1のより小さいゲートソース電圧を必要とするからである。同様に、I<0に対して、VはVRefより小さくならなければならない。なぜなら、P1はI+Iを放電させるからである。
この後、S1が再び開かれる場合、FETペア(P1、P2)の左枝において、Iが放電させられ続けることができるよう、Cは、P1の「状態」を凍結させる。
電圧源HVは高電圧を表す。これはDiCoセンサ物質を逆バイアスに保つために必要である。従来技術から知られるように、RTP及びCTPにより確立されるRC段は、高電圧上のリプルをフィルタ除去するために用いられる。
第2段階において、暗電流補償回路に接続される積分容量Cintが用いられる。
積分容量を電圧V2へと充電するためにスイッチS2が閉じられる(S1、S3は開いている)(図3参照)。その大きさは、電位により決定される。Cintが電流源「I」と並列に接続されるようスイッチS3が閉じられるとき(ステップ3参照)、ノードBが想定されることができる。スイッチS3が閉じられるときのVに関する制限条件は以下の通りである。
a)電流源「I」がもはや飽和状態でなくなってしまうほど、Vが小さくなりすぎてはならない。
b)P1のドレインソース電圧がそのゲートソース電圧より小さくなってしまうほど、Vが大きくなりすぎてはならない。この電圧は、I−I(I>0の場合)又はI+|I|(I<0の場合)を放電させるためにP1が負う(take on)。さもなければ、P1は飽和領域を上回り、Vも変化する場合がある。その結果、P1及びP2が意図されるように機能することができない。
c)ホール(これは、適切なドーピング及び適切な電極物質を備えるいくつかのSe検出器の場合に適用されることになる)に基づかれるセンサ電流に対して、b)に違反しないよう、Vは、DiCo物質を備えるX線交互作用により生成される陽電荷によって充電されるCintのための十分な上昇余地を残さなければならない。
に関する良好な選択は、(PbO、HgIにおいて)I<0に対してVRef−VGS,P1(ID,P1=I+|I|)である。なぜならVはVRefより小さいからである。V=V−|VGS,P1(ID,P1=I+|I|)|、V=VRef+|VGS,P2(ID,P2=I−|I|)|である。ここで、VGS,P1(ID,P1=I+|I|)は、P1が実際にI+|I|を放電させることを確実にするために必要とされるP1のゲートソース電圧を表す。Cintが統合信号電流に基づき放出されるよう、こうして、照射の間Cintにおける電圧Vが増加しないよう、DiCo物質を備えるX線交互作用により生成される信号電流も負である。暗電流補償回路の動作を損なわずにリセットなしの単一照射の間集積されることができる最大電荷は、Qmax=Cint(V−VB,min)である。ここで、VB,minは、電流源「I」がまだ飽和モードである状態での、ノードBの最小電圧である。
(ある種のSe検出器において)I>0に対して、VはV−VGS、P1(ID、P1=I−I)−Qmax/Cintより大きいように選択されてはならず、かつVはVB、minより下に落ちてはならない。ここで、Qmaxは、照射の間Cintに集積される最大電荷である。
>0に対して、VはVRefよりすでに大きい点に留意されたい。なぜなら、P2はI+Iを放電させるので、Vは平衡状態と比較して増加しなければならないし、P1はI−Iのみを放電させるので、VGS,P1は平衡状態において、より小さくなるためである。V=V−|VGS,P1(ID,P1=I−|I|)|、V=VRef+|VGS,P2(ID,P2=I−|I|)|である。
P1とP2との間に不整合、例えば幾何学不整合がある場合、上記の条件は変わる場合がある。
第3段階において、接続されるセンサで動作が起こる。スイッチS2が開かれ、S3は閉じられる(図4参照)。すると、積分容量は、センサピクセルに接続される。Cintがa)、b)(及びI>0に対してはc))を満たす電圧にセットされるので、暗電流の放電が以前通り続く。
ここでX線照射が原因で、センサピクセルが電荷を生成する場合、電荷は積分容量Cint上に流れ、容量に蓄積される。電荷によって、Cintにおける電圧が変化する。電流源「I」又はP1が飽和領域を上回らないように、電圧変化は十分に小さくあるべきである。
「増幅器(=1)」(例えばソースフォロワ)を介して、積分容量の電圧がサンプル及びホールド(S&H)段に「非破壊に」コピーされることができる。サンプル及びホールド段から、この電圧は読み出されることができる。リセットにより実現される電圧と比較した電圧変化ΔUは、直接変換(DiCo)センサピクセルにより提供される電荷Q=CintΔUに関する尺度である。
後の照射に対して、再度センサの暗電流を検出するため、Cintは、追加的なフェーズ無しにS2を閉じることによりV2にリセットされることができる。斯かるリセットに対して、スイッチS3は閉じたままに保たれることができる。なぜなら、Vは、飽和状態において、「I」を保つ許容ドレインソース電圧に沿って「動く」だけだからである。
intの容量は検出回路の最も感度の良い動作モードを決定する。なぜなら、DiCo物質から生じる(検出可能な最小の)電荷パルスΔQによるCintにおける電圧変化はΔU=ΔQ/Cintの電圧変化をもたらすからである。この電圧変化は、Vに関連付けられ、入力電圧における最小差に関連付けられなければならない。この電圧変化を、S&H段の後のADCは区別できる。Cintと並列に更なる増加容量を接続することにより、感度は減らされることができる。なぜなら、ΔQが、Cint+Cgainにおけるより小さな電圧変化をもたらすからである。即ち、ΔU'=ΔQ/(Cint+Cgain)となる。
pMOSFETではなくnMOSFETのみに基づかれる、類似の回路が規定されることができる。すると、しかしながら、Cintの1つの端子は接地GndでなくVに接続される。これは、S&H段のデザインに関して不都合となる場合がある。
図5は、2つの例示的な補償モードを示し、1つは、単一の感知フェーズに関するもの、2つ目は、複数の感知フェーズに関するものである。
上述の通り、暗電流補償は、X線照射のない感知フェーズ及びX線動作フェーズという2つの主ステップから成る。図5に示すように、異なる適用シナリオが可能である。定常状態漏れ電流の補償に対して、X線照射が始まる前に、単一の感知フェーズだけが必要である。すべての後続の照射フレームは、同じ暗電流に対して補償される。
残留信号も捕捉する「動的な」暗電流補償に対して、感知フェーズは、X線ウインドウでインタリーブされなければならない。各感知フェーズの終わりに、その時点で含まれる暗電流残留信号が凍結され、後続の照射ウインドウにおいて、暗電流を補償するのに用いられる。残留信号が時間と共に減少するので、この手法は後続のX線ウインドウの間、暗電流を過大評価し、わずかな過剰補償をもたらす場合がある。しかしながら、画質は、残留信号補正なしの標準ケースと比較して大幅に改善されると予想される。漏れ電流だけの補償とは対照的に、電荷脱トラッピングによる暗電流は、感知フェーズの間一定でない。従って、感知フェーズの間にわずかな遅延を伴い減少する残留信号にノードAの電位が適合できるよう、回路、すなわち主にコンデンサCは設計されなければならない。
本発明は、CMOS技術を用いるあらゆる種類のピクセル電子機器及び直接型X線変換を用いるあらゆる種類のX線検出器に適用されることができる。暗電流補償(すなわち以前の照射の漏れ電流及び残留信号)は、より広範な適切な物質を用いてより効果的な検出器動作を可能にする。
本発明の用途は、例えば心臓血管のX線、一般のX線、神経学、整形外科、マンモグラフィ及び歯のイメージング等とすることができる。また、本発明は、物質科学、非破壊検査及び他の関連用途の分野において適用されることができる。
「comprising」という単語は、他の要素又はステップを除外するものではない点、及び「a」又は「an」は、複数性を排除するものではない点に留意されたい。また、異なる実施形態に関連して記載される要素が結合されることができる。
また、請求項における参照符号は、請求項の範囲を限定するものとして解釈されるべきでない点に留意されたい。本発明は、物質科学、非破壊検査及び他の関連用途の分野において、適用されることもできる。

Claims (9)

  1. 検査照射デバイスにおけるセンサの暗電流を除去する方法において、前記暗電流が、以前の照射からの前記センサでの定常状態漏れ電流及び/又は動的な残留信号から生じており、
    第1のフェーズにおいて、所定の電圧を前記センサに印加して、暗電流補償デバイスに入力される前記暗電流を検出するステップと、
    第2のフェーズにおいて、前記所定の電圧を前記センサで維持すると共に、前記暗電流を放電させるとき前記暗電流補償デバイスが前記第1のフェーズにおいて持っていた状態を前記暗電流補償デバイス内で凍結させるステップとを含み、
    積分容量を第2の電圧で充電するステップを更に有し、前記積分容量の1つの端子が、前記暗電流補償回路の入力及び増幅器の入力に接続され、前記積分容量の他の端子は、接地に接続される、方法。
  2. X線照射が実質的にない状態に前記センサを保つと共に、前記第1のフェーズのステップが適用される、請求項1に記載の方法。
  3. 検査照射のない中間暗フレーム内、又はリセット・フェーズ内で、前記第1のフェーズのステップが適用される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のフェーズが、容量を充電するステップを含み、前記容量の電圧は、前記暗電流を放電させるFETのゲートソース電圧を決定する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のフェーズのステップが、FETが前記第1のフェーズにおいて前記暗電流を放電させるとき持っていたレベルに前記FETのゲートソース電圧を保つステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のフェーズのステップが、FETが前記第1のフェーズの間、前記暗電流を放電させるとき持っていたレベルに前記FETのゲートソース電圧を保つべく容量における前記電圧を凍結させるステップを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 検査装置において使用される照射デバイスであって、
    電圧源と、
    センサの定常状態漏れ電流及び/又は動的な残留信号から生じる暗電流を補償する暗電流補償デバイスと、
    センサデバイス
    積分デバイスとを有し
    前記暗電流補償デバイスが、
    第1のFETであって、ドレインが、前記デバイスの入力に接続され、かつ第1の電流源を介して接地に接続され、ゲートは、第1のスイッチを介して前記デバイスの入力に接続され、及びソースが、第2の電流源を介して電圧源に接続可能である端子に接続される、第1のFETと、
    第2のFETであって、ドレインが、接地に接続され、ゲートは、基準電圧に接続可能であり、及びソースが前記第1のFETのソースに接続される、第2のFETと、
    容量であって、1つの端子が前記第1のFETのゲートに接続され、及び他の端子は前記電圧源に接続可能である端子に接続される、容量とを有し、
    前記センサデバイスの1つの端子が、前記電圧源の出力に接続され、及び更なる端子は、前記暗電流補償デバイスの入力に接続され、
    前記積分デバイスの入力が、第3のスイッチを介して前記暗電流補償デバイスの入力に接続され、
    前記センサデバイスがX線放射線を感知することができ、
    前記電圧源が、
    所定の電圧の電圧源であって、1つの端子は接地に接続され、他の端子が抵抗器を介して前記電圧源の出力に接続される、電圧源と、
    容量であって、1つの端子が接地に接続され、他の端子は前記電圧源の出力に接続される、容量とを含み、
    前記積分デバイスが、
    増幅器であって、入力は前記積分デバイスの入力に接続され、出力がサンプル及びホールド段に接続可能である、増幅器と、
    積分容量であって、1つの端子は前記増幅器の入力に接続され、他の端子が接地に接続される、積分容量と、
    第2の電圧源であって、1つの端子は接地に接続され、他の端子が第3のスイッチを介して前記積分デバイスの入力に接続される、第2の電圧源とを含む、照射デバイス。
  8. 前記センサデバイスが、直接変換物質層を有し、
    個別の積分デバイス及び暗電流補償デバイスは、それぞれのピクセルに対して設けられ、
    片側に所定の電圧を印加する金属電極が設けられ、
    他の側に前記センサデバイスのピクセルを形成する複数の電極を持つ金属電極が設けられ、前記複数の電極の少なくとも1つが、個別のピクセルのピクセル電子機器に接続可能であり、前記ピクセル電子機器はそれぞれ、個別の積分デバイス及び個別の暗電流補償デバイスを有する、請求項に記載の照射デバイス。
  9. プロセッサにより実行されるとき、請求項1乃至のいずれかに記載の方法のステップを実行するよう適合されるプログラム。
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