JP5456798B2 - 安全ハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、安全ハーネスに関し、より詳しくはハーネス着用が望ましく或いは義務付けられた高所作業者が着用する種類の安全ハーネスに関する。
典型的な安全ハーネスは、着用者の胴体を取り囲む複数のストラップで作られており、一般的には腰部ストラップと、着用者の肩部を越えて延在する別のストラップとを備えている。当該ハーネスは、腰部ストラップから着用者の股まわりに下方へと輪状に形成された股部ストラップを備えてもよい。当該ストラップは一般的に長さが調節可能とされ、また腰部ストラップは、取り付け及び取り外しを容易にするための解除可能な取り付け部材を備えている。通常は、ハーネスの後部に長さがおよそ1〜2メートルの引き綱が接続されており、何らかの形態の拘束装置との接続のために、引き綱の末端部分に解除可能なクリップが設けられている。
その種のハーネスの着用者が降下してハーネスによって拘束される際、当該着用者は、ハーネスによって非常に長時間吊るされたままの状態では、いわゆる懸吊障害を生じるおそれがある。着用者は、直立位置で吊るされて所定時間移動しないような場合に気を失う(気絶する)ことがある。着用者が静止した状態で直立位置に留まると、着用者の脳には酸素を含む血液が足りなくなる。これにより12分のような短時間で致命的になる。通常の状況では、脳が人体の他の部位よりも低くなるように人が降下して気絶すると、脳へ流れる血流は増える。
本発明の課題は、少なくとも上述の問題を解決する安全ハーネスを提供することである。
本発明によれば、支持連結手段と、着用者の脹脛を把持する脹脛把持手段によって少なくとも一部がハーネス着用者を支持するための脹脛把持手段とを含む安全ハーネスが実現され、当該ハーネスは、支持連結手段に作用する支持負荷によって、着用者の脹脛まわりに脹脛把持手段の把持が生じるように構成される。そのような安全ハーネスでは、着用者が当該ハーネスによって支持される際、着用者の膝下方の脚部を支持する脹脛の保持ないし把持手段によって当該支持の一部が生じるため、着用者の体の上体部分の支持が脚部の負荷と協働することで、着用者の脚部の僅かな動作によって、酸素を含む血液が着用者の脳に達するのに十分な流量が確保される。このため、気絶及びその後の懸吊障害の発生が回避される。脹脛に関しては、当該脹脛が脚部のうち膝と足首との間の部位として規定される。
ハーネスは、支持連結手段から脹脛把持手段を含むハーネス下部へと延在する張設手段を備える構成であるのが好ましい。そのような張設手段は、着用者の胸部又は背部の中央にあるハーネスの従来のアンカー点から脹脛把持手段へと負荷を適切に移動させることが可能である。
張設手段が引っ掛かるのを回避し、またハーネス装着時に誤った位置に設定されるのを可能な限り回避するべく、当該張設手段はハーネス上部を通って延在するように配置されるのが好ましい。ハーネス上部の高剛性の環状部材及び/又は筒状の布地部分を通って張設手段が延在してもよい。摩耗を減らすように、保護用の被覆管(「鞘」ないし「シース」ともいう)を通って張設手段が延在する構成であってもよい。
脹脛把持手段は、着用者の各脚部まわりに延在するように構成された少なくとも1つの可撓性要素(柔軟性を有する要素)を備えるのが好ましい。各可撓性要素は、概ね着用者の各脚部まわりにのみ延在する構成であってもよく、また脹脛把持手段によって脚部に作用した荷重を分散させることが可能である。
張設手段は、可撓性要素の両端部のように互いに向けて付勢される部位に配置されるのが好ましく、これにより張設手段の張設時において可撓性要素が着用者の脹脛を把持する。そのような構成によれば、張設手段における張力を把持手段による把持力に好適に変換する方法が実現される。好適には、張設手段は、1又は複数の可撓性要素の両端部のような部位間にて締付けられる。
変更例として、少なくとも1つの前記可撓性要素の複数の部位は、少なくとも1つのループで接続されてもよく、また張設手段は、少なくとも1つのループに接続されてもよく、これにより張設手段の張設時において、少なくとも1つの前記可撓性要素の一部が互いに向けて付勢される。
ハーネスは、好ましくは一対のズボン部或いはつなぎ部の形態の被服部材を含み、当該ハーネスの別部品は、被服部材に対して接続解除可能に接続されるように、或いは常時接続されるように構成される。そのような構成では、ハーネスの装着及び脱着が非常に容易になり、またハーネスを誤って装着するおそれが大幅に減る。更に、ハーネスを作業者の通常の被服の一部として構成することによって、作業者のハーネス装着に関する煩わしさの問題を回避することが可能であり、これにより安全な作業実施が促進される。常時接続に関しては、被服部材を含む複数のハーネス部品が通常使用時に互いに接続されたままの状態となることを意味している。
ハーネスは、張設手段が延在する通路を規定するように被服部材に接続されたガイド部材(案内通路)を備えてもよい。このガイド部材は、清掃及び検査の目的ためにハーネスの別部品から被服部材を容易に分離させるように、その長さに沿って展開可能(開放可能)に構成されてもよい。
ハーネスがその一体部分として被服部材を含む場合には、張設手段は、被服部材との接続によって少なくとも一部が構成される(経路が規定される)のが好ましい。そのような構成は、張設手段を正しい位置に保持し、且つ当該張設手段が引っ掛かるおそれを減らすのに有効である。また同様の理由のため、ハーネスは、少なくとも一部が脹脛把持手段を被覆するためのカバー(被覆部)を備えるのが好ましい。
脹脛把持手段は、好適には着用者の各脚部のために設けられる締め付け可能な脚絆(ゲートル)の形態として構成される。そのような構成によれば、使用者の脚部に作用する把持荷重が良好に分散される。
作業者が低所で作業をしている際には、作業者に張設手段は不必要であり、また従ってハーネスを所定の拘束装置に接続する必要がないため、ハーネスは、そのような状況において支持連結手段の一部を保持するための保持手段を備えるのが好ましい。そのような保持手段は、好適にはポケットの形態とされる。更に、支持連結手段は、障害物となるのを阻止するために、ハーネス背面部に接続されてもよく、或いはハーネス背面部によって構成されてもよい。
常時に着用者の靴の下方に設置されるハーネスの位置決め部は、そのような部位が損傷され及び/又は使用者がつまずく危険性のために、設置が回避されるべきであるが、着用者を下降させたり持ち上げたりするのにハーネスを使用する要請がある場合には、ハーネスに着用者の足の裏面を支持するべく選択的に配置可能な複数の鐙を設けるのが好ましい。上述される問題を最小限に抑えるべく、これら複数の鐙は、少なくとも一部が被服部材の脚部の底部に収容可能とされるのが好ましい。
張設手段の張設時及び別の時点で、脹脛把持手段が着用者の脚部を持ち上げるおそれを減らすために、被服部材の脚部の底部は、着用者の足首を把持するように調節可能であるのが好ましい。
本発明は、図面のみが参照される実施例に基づいて説明される。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる安全ハーネスが着用者に装着された状態を示す図である。
図2は、図1の安全ハーネスが着用者に装着されていない状態を示す図である。
図3は、図1に示すハーネスによる脹脛把持手段の詳細を示す図である。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す図である。
図5は、本発明の種々の実施形態が組み合わせられた鐙装置を示す図である。
図6は、図2中の上側ガイドストラップのXX線についての断面構造を示す図である。
図7は、本発明にかかる第3の実施形態の上部位置を後方から視た図である。
図8は、図7に示す第3の実施形態の詳細を、着用者を支持した状態にて示す図である。
図9は、本発明にかかる第4の実施形態を示す図である。
図10は、図9に示す第4の実施形態を後方から視た図である。
図11は、本発明の第5の実施形態を示す図である。
図12は、第5の実施形態の詳細を、下側ガイドストラップが展開された状態にて示す図である。
図13は、脹脛把持挿入部材の詳細を、説明のためにハーネスの部品を分離した状態にて示す図である。
図1には、本発明の第1の実施形態にかかる安全ハーネス(「安全ベルト」、「安全(装)帯」ないし「セーフティ・ハーネス」ともいう)2が示されており、当該安全ハーネスは、一対のズボン部(ズボン状の衣服)4を含むように構成されている。このハーネスは、着用者(「装着者」ないし「使用者」ともいう)10の胴体を取り囲むように構成された上部6と、以下に詳細に示される保持又は把持のための手段12を有する下部8とを備えるように構成されている。上部6には腰部ストラップ14が設けられており、当該腰部ストラップは、ズボン部の腰部バンドに連接し、縫合によって一対のズボン部4に固定状に接続され、また腰部バックル16を含むように構成されている。一対の肩部ストラップ18は、腰部ストラップ14の側部又は後部の部品から上方へと延出し、肩部ストラップバックル20まで延在するように構成されている。リング22は、ハーネス上部の前側に配置されている。このリング22は、硬質とされ、鋼鉄のような金属によって構成されるのが好ましい。2つの胸部ストラップ24は、リング22から上方へと延在しており、また当該胸部ストラップを肩部ストラップバックル20へと調節可能に挿通させるための平坦状の端部を備えている。一対のガイドストラップ26がリング22から下方へと延在している。各ガイドストラップ26は、腰部ストラップ14に向けて下方へと延在する上側ガイドストラップ部28と、腰部ストラップ14から把持手段(「保持手段」ないし「拘束手段」ともいう)12に向けて下向きに延在する下側ガイドストラップ部30とを備えるように構成されている。図2中のXXについての上側ガイドストラップ28の断面構造が図6に示されている。各上側ガイドストラップ28は、所定の通路31を規定するように、縁部に沿って縫合部34で互いに縫い合わせられたウェビング29の内側片及び外側片によって製造されている。変更例として、通路31を規定する管状のストラップを形成するべく、1つのウェビング片が二重に重ね合せられて縁部にて互いに縫合される。上側ガイドストラップ部28のウェビングの外側片は、下側ガイドストラップ部30を形成するべく、腰部ストラップ14を越えて下方へと延在し、また通路31を連続的に形成するべく、縫合部34にて下側ガイドストラップ部30の縁部に沿ってズボン部4の脚部32の外側部材に縫合されている。
各脚部32の脹脛部(カーフ)36は、図3においてより明確に示されており、1つの把持手段12を備えている。この把持手段は、脹脛ストラップ38の形態の複数の可撓性要素(柔軟性を有する要素)を含むように構成されている。各脹脛ストラップ38は、ほぼ脚部32のまわりに延在しており、また脹脛ストラップ38の各端部44に隣接して配置された小穴40を含むように構成されている。各脹脛ストラップ38のうち互いに対向する両端部44の間に隙間42が形成されている。ハーネス着用者の脹脛(「長腓骨筋部」、「前脛骨筋部」、「長趾伸筋部」、「短腓骨筋部」、「ヒラメ筋部」、「腓腹筋部(外側頭部)」)が脹脛ストラップ38によって引き締められて把持されるように、各脹脛ストラップ38の長さと隙間42の寸法が設定されている。
各把持手段12に対して3つの脹脛ストラップ38が示されているが、異なる数に設定することもできる。変更例として、3つの個別の脹脛ストラップ38に代えて、対向する縁部に隣接して配置された複数の小穴を備えた1つの素材シートを用いることができる。
各脚部32の底部46には、ズボン部4の脚部32が着用者10の脚部を非適性位置へと持ち上げる(ずり上げる)のを防止するべく、脚部32の底部46が着用者の足首を把持できるように構成された足首ストラップ48が設けられている。このストラップ48は、フック状でループ状の布地からなる取り付け手段のような、幾つかの好適な取り付け手段を備えている。
カバー50(明確化のため図1、2、4、9及び10から省略)が、把持手段12を取り囲むように設けられており、当該把持手段の部品が引っ掛かるのを防止するように構成されている。各カバー50は、図3に示すように脚部32の反対側において、1つの脚部32の脹脛部に縫合される布地シートとして構成され、またカバーを固定するためのフック状でループ状の布地からなる取り付け手段(固定手段)52を含み、これにより把持手段12を取り囲んで保護している。
2つのケーブル54の形態の張設手段が設けられている。各ケーブルは、鋼線(鋼鉄製のケーブル)として構成されるのが好ましい。各ケーブル54の上端部にはループ56が設けられており、ケーブル54は当該ループによってリング58に接続されており、更にはある種の外部の拘束装置に固定するべく引き綱60に接続されている。これらリング58及び引き綱60は、ハーネスの支持連結手段(ハーネス着用者を支持しつつ(外部の拘束装置に)連結される要素)を構成している。ケーブル54は変更例として、長さが1〜2メートルの一体状の引き綱を形成するようにハーネス本体部から延在してもよい。各ケーブルは、上側ガイドストラップ28を胸部ストラップ24に接続するリング24を通過し、また上側及び下側ガイドストラップ28,30によって規定された通路31を通って下方へと延在している。図3に示すように、ケーブルは、通路31の底部から外へと延出し、また脹脛ストラップ38の両端部44の複数の小穴44の間に種々挿通されて締め付けられている。ケーブル54の末端部には、通路31から延出した当該ケーブルが通るループ62が設けられている。ケーブル54は、ガイドストラップ26を通過する場合には、プラスチック材料製の被覆管(シース)55に被覆される(包まれる)のが好ましい。ケーブル54を被覆管55内でスライド可能となるように被覆することによって、当該ケーブルにおいて、ウェビング29及び/又は一対のズボン部4或いはつなぎ部68に対し、ハーネスの外観検査(目視検査)によっては容易に検出されない損傷を引き起こす摩耗が生じるのが防止される。
上述の全てのストラップは、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、或いは別の好適な素材からなるウェビングのように、如何なる強固な素材によっても製造され得る。
使用時には、引き綱(ランヤード)60が外部の拘束装置に固定される。使用者が降下する場合には、複数のケーブル54を張設する引き綱によって降下が阻止される。これらのケーブルは、各把持手段12の領域にて各ケーブル54を張設するべく、リング22及び通路31を通って延在する。ケーブル54は、通路31内へと引っ張られ、ケーブル端部がループ62を通じて引き出され、従ってラッチ部材64を張設する。これにより、脹脛ストラップ38の両端部44がともに引っ張られ、このため使用者の各脹脛のまわりに把持手段12が張設される。この進歩的な張設過程の結果、使用者の降下が不意に阻止されることがない。阻止過程を時間及び距離に関して拡張することによって、着用者が負傷するおそれが著しく低下する。更に、着用者の脹脛を把持する把持手段によって作業者の支持の大半が行われるため、着用者の脚部が着用者の体重の大部分を支持することとなる。着用者の脚部の筋肉が使用される結果、上述のような懸吊障害の発生が阻止される。
図4に示すハーネスの第2の実施形態67では、第1の実施形態の一対のズボン部が一対のつなぎ部(オーバーオール)68によって置き換えられている。同様の部品には、第1の実施形態で使用したのと同一の参照符号が付されている。上側ガイドストラップ28、胸部ストラップ24及び肩部ストラップ18が、つなぎ部68の上部に縫合されている。上側ガイドストラップ28は、互いに縫合されるウェビングの2片の部品によって作られる代わりに、つなぎ部に縫合されることによって、ケーブル54のための通路31を形成している。ハーネスの左手側の上側ガイドストラップ28及び胸部ストラップ24は、左側留め部70で接続されており、またハーネスの右手側の同様のストラップは、左側留め部70と解除可能に係合される補足的な右側留め部72で接続されている。これら留め部70及び72は、図4では分離した状態で示されている。各留め部は、開口(図示省略)を備えてもよく、各ケーブル54は、ハーネスが着用者の降下を阻止する際に、上側ガイドストラップ28が一対のつなぎ部68から破断するおそれを低下させるように当該開口を通じて延在している。
第1及び第2の実施形態のハーネスが、外部の拘束装置に接続されずに装着されたとき、引き綱60と、場合によりケーブル54の上部は、ポケット66のような保持手段に収容されることによって干渉しないように構成することが可能である。この保持手段は、引き綱/ケーブルのループが引っ掛かるのを防止するために、当該ループをハーネスに接続するための手段を備えてもよい。この接続のための手段は、フック状でループ状の布地の結合手段として、或いは幾つかの別の適切な変更例として構成される。
事故が発生していない状況で着用者を下降させたり持ち上げたりするのにハーネスを使用する場合、このハーネスは、図5に示すように、一対のズボン部又はつなぎ部の各脚部32の底部に位置する鐙74を備えるのが好ましい。各鐙74は、鐙ケーブル76によって支持され、当該鐙ケーブルは、着用者を鐙内で実質的に起立させることができるように、ハーネスのうち適切な部位に接続されている。ズボン部又はつなぎ部の脚部32の底部は、引っ掛かりや損傷を受けるのを阻止するのに使用されないときには、鐙74を収容するのに用いられるのが好ましい。
図7にはハーネスの第3の実施形態が示されている。この第3の実施形態は、図4に示される第2の実施形態に類似しており、当該ハーネスが一対のつなぎ部80を含むように構成されている。第2の実施形態との相違点が以下に説明される。それ以外の別の構成は第2の実施形態と同様である。腰部の上方において、ガイドストラップ26の上側ガイドストラップ部78は、つなぎ部80の背面部まで延在している。上側ガイドストラップ78は、つなぎ部80の背面部に位置するリング82まで延在して、当該リングに接続されている。2つの脹脛把持手段からのケーブル84はそれぞれ、上側ガイドストラップ78と当該上側ガイドストラップが縫合されたつなぎ部との間に形成される通路86を上方へと延在するように構成されている。各ケーブルは、各通路86の上端部から外れて延出し、リング82を通り抜けている。ケーブル84の端部には、図8に示す引き綱90に接続するためのループ88が設けられている。肩部ストラップ92は、リング82からつなぎ部80の肩部を越え、またつなぎ部80の前側を下方へと腰部ストラップ14まで延在している。つなぎ部80の前側では、肩部ストラップ92は、容易につなぎ部の装着及び脱着が可能となるように、互いに解除可能に取り付けられている。着用者の降下時に引き綱90が張設されると、引き続いてケーブル84が通路86に沿ってリング82外へと引っ張られるように張設される。第1及び第2の実施形態のように、ケーブル84の張設時の張力によって、つなぎ部の各脚部の脹脛把持手段12が着用者の脚部を把持することとなる。
図9には、ハーネスの第4の実施形態100が示されており、当該実施形態は、以下の説明を除いては図4に示している第2の実施形態と同様である。同様の部品は同一の参照符号によって示されている。このハーネス100は、図10に示す補強背部104を備えたつなぎ部102を含むように構成されている。肩部ストラップ106は、つなぎ部102の各肩部に直接的に接続されている。各肩部ストラップ106の端部には、当該ストラップに接続されたクリップ108が設けられている。各クリップ108は、つなぎ部102の胸部領域に位置する胸部中央部材110に解除可能に係合している。この胸部中央部材110は、リング部112を備えており、当該リング部を通ってケーブル54が延在している。各上側ガイドストラップ28は、つなぎ部に縫合される1片の部品ではなく、図6に示されるようなウェビングの2片の部品から構成されてもよい。
図11から図13には、ハーネスの第5の実施形態130が示されている。このハーネスは、一対のズボン部132と、以下に詳細が記載された別部品を含むように構成されている。
ズボン部132はベルトループ136を備えており、ウェビングベルト134は、当該ハーネスループに挿通されている。硬質の金属製の胸部リング140が、着用者の胸部のほぼ中央に配置されるように設けられている。上側ガイドストラップ138は、胸部リング140からハーネスの各前側を下方へと、ベルト134が挿通されるループ142まで延在している。各上側ガイドストラップは、その上端部が胸部リング140に連接して開口し、且つその下端部がベルト134に連接する通路144を形成するように、それぞれの縁部30に沿って互いに縫合されたウェビングの2片の部材から作られている。
一対のウェビング肩部ストラップ158は、ベルト134の背面部から上方へと着用者の肩部を越えて進み、且つそれぞれがバックル160まで延在し、胸部リングから上方へと延在する胸部ストラップ156が、当該バックルと調節可能に係合している。各肩部ストラップ158は、ベルト134に接続される場合には、所定のループ(図示省略)を備えてもよく、これらの部品の分離を容易にするために、当該ループにベルト134が挿通されるように構成される。
下側ガイドストラップ148は、ズボン部132の各脚部146の外側においてベルト134から下方へと延在している。各下側ガイドストラップは、図12に示すような縫い目150で各脚部146に縫合された所定長さのウェビングとして構成されている。図12に示すように、各下側ガイドストラップ148は、固定部151と、旋回可能なフラップ部152とを備えており、当該フラップ部は展開可能とされて、図12に示すように、張設手段154に近接し、或いは固定部152の上方を閉鎖し(被覆し)、また図11に示すように、張設手段154が延在するのを可能とする通路156を形成する。フラップ部152をその閉鎖位置(固定部に対する被覆位置)で保持するための取り付け手段が設けられている。この取り付け手段を、フック状でループ状の布地の結合手段162として構成することができる。
図13に詳細に示されるように、各脚部146の下部の内側に、補強用の脹脛把持手段166が縫合されている。各脹脛把持手段166は、互いに向かい合う対向端部168を備え、当該対向端部に沿って互いに離間した複数の補強穴170が設けられている。綱、ワイヤー或いは他の適切な材料のループ172が、対向端部168にて補強穴に連接して相互連結されている。脹脛把持手段166は、説明の目的のために図11に示されているが、ズボン部の脚部146の内側にあるため、実際には目視することができない。
クリップ174の形態のハーネス取り付け手段と、ウェビングとしての引き綱176は、2つの脹脛把持手段166へと延在する張設手段178に接続されている。ハーネスの両方の張設手段178は上側張設手段180を備え、当該上側張設手段は、胸部リング140から延出し、上側ガイドストラップの通路144を下降し、下側ガイドストラップ148の通路156の上部を通って、バックル又はカラビナの形態の取り付け手段182まで延在している。この取り付け手段182は、各下側ガイドストラップ148の下端部に隣接して配置されている。この取り付け手段182は、上側張設手段180を下側張設手段184に接続し、当該下側張設手段は、張設手段178の別部品を構成し、また下側ガイドストラップ148の下端部から、下側ガイドストラップ148と脹脛把持手段166との間の穴186を通って、脚部146の内部へと延在している。
脹脛把持手段166では、下側張設手段184は、各ループ172の片側に、可能な限り縫い目188或いは別の接続手段で接続される。上側及び下側張設手段180,184の両方は、鋼線よりも摩耗量が小さいウェビングとして構成されるのが都合よい。更に、上側張設手段180は、ウェビングをも構成する引き綱176の一体状の延長部分として構成されてもよい。
着用者が、何らかの拘束装置に取り付けられたクリップ174を介して降下する場合、引き綱176が上側及び下側の張設手段180,184を張設する(引っ張る)。これにより、引き続きループ172のうち各下側張設手段が接続されている部位が上方へと引っ張られる。これにより、各脹脛把持手段166の対向端部168が互いに向けて移動することとなり、その結果、各脹脛把持手段166が着用者の各脹脛を把持する。
各脚部146の下端部には、着用者の脚部が非最適位置へと持ち上げられるのを阻止するべく、図3に示されるような調節可能な足首ストラップ、或いは別の締め付け手段を設けることができる。
ハーネスのズボン部を清掃する必要がある場合には、当該ハーネスは、肩部ストラップ158の2つの背面部と上側ガイドストラップ138が解除されるように取り外される。フック状でループ状の布地の取り付け手段162が解除され、これにより下側ガイドストラップ148のフラップ部152が展開され、また各下側張設手段184は、それに対応する上側張設手段180からバックル部182にて解除される。ズボン部132及びハーネスの他の全ての部位が清掃可能となるようにするために、通常状態で上側張設手段180と共にベルト134の上方に通常位置するハーネスの全ての部位が取り外される。
上述の異なる実施形態の特徴点は、記載の実施形態とは異なる組み合わせ形態となるように組み合わせられる。
ハーネスの種々の変形例は、付随の請求項の範疇に含まれ、当業者に明確化され、また実施例のみによって実施形態が上述される。

Claims (19)

  1. ハーネス着用者の少なくとも一部を支持するべく、支持連結手段(58,60)と、着用者の脹脛を把持する脹脛把持手段(12)とを備える安全ハーネス(2)であって、当該ハーネス(2)は、前記支持連結手段(58,60)に所定の支持負荷が作用することで、着用者の脹脛まわりが前記脹脛把持手段(12)によって把持されるように構成されていることを特徴とする安全ハーネス。
  2. 請求項1に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記支持連結手段(58,60)から、前記脹脛把持手段(12)を含むハーネス下部(8)へと延在する張設手段(54)を備えることを特徴とする安全ハーネス。
  3. 請求項2に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記張設手段(54)は、前記支持連結手段(58,60)から、着用者の胴体を取り囲むように構成されたハーネス上部(6)を通って前記ハーネス下部(8)へと延在するように配置されていることを特徴とする安全ハーネス。
  4. 請求項2又は3に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記張設手段(54)は、保護用の被覆管(55)を通って延在していることを特徴とする安全ハーネス。
  5. 請求項から4のうちのいずれか一項に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記脹脛把持手段(12)は、着用者の各脚部まわりに延在するように構成された少なくとも1つの可撓性要素(38)を備えていることを特徴とする安全ハーネス。
  6. 請求項に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記張設手段(54)は、各可撓性要素(38)のうち互いに向けて付勢される複数の部位(44)に配置されており、このため前記張設手段(54)の張設時に前記可撓性要素(38)が着用者の脹脛を把持することを特徴とする安全ハーネス。
  7. 請求項に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記張設手段(54)は、1又は複数の可撓性要素(38)の複数の部位間にて締め付けられ、このため着用者の脹脛を把持するべく、前記張設手段(54)の張力が1又は複数の可撓性要素(38)の複数の部位(44)を互いに向けて付勢することを特徴とする安全ハーネス。
  8. 請求項に記載の安全ハーネス(130)であって、
    少なくとも1つの可撓性要素(166)の複数の部位が少なくとも1つのループ(172)で接続され、また前記張設手段(178)が少なくとも1つのループ(172)に接続され、このため前記張設手段(178)の張設時に少なくとも1つの可撓性要素の複数の部位が互いに向けて付勢されることを特徴とする安全ハーネス。
  9. 請求項から8のうちのいずれか一項に記載の安全ハーネス(2)であって、
    当該ハーネスの別部品に接続された被服部材(4,68)を備えていることを特徴とする安全ハーネス。
  10. 請求項9に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記被服部材は、一対のズボン部(4)及び一対のつなぎ部(68)から選択されていることを特徴とする安全ハーネス。
  11. 請求項9または10に記載の安全ハーネス(130)であって、
    前記張設手段(178)が延在する通路(156)を規定する被服部材(132)に接続されたガイド部材(148)を備え、当該ハーネスの別部品から前記被服部材(132)が容易に分離されるように、前記ガイド部材(148)がその長さに沿って展開可能であることを特徴とする安全ハーネス。
  12. 請求項9または10に記載の安全ハーネスであって、
    前記張設手段(54)は、前記被服部材(4,68)との接続によって少なくとも一部が構成されていることを特徴とする安全ハーネス。
  13. 請求項1に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記脹脛把持手段(12)は、着用者の各脚部まわりに延在するように構成された少なくとも1つの可撓性要素(38)を備えていることを特徴とする安全ハーネス。
  14. 請求項1に記載の安全ハーネス(2)であって、
    当該ハーネスの別部品に接続された被服部材(4,68)を備えていることを特徴とする安全ハーネス。
  15. 請求項1から14のうちのいずれか一項に記載の安全ハーネス(2)であって、
    少なくとも一部が前記脹脛把持手段を被覆するカバー(50)を備え、これにより当該脹脛把持手段の複数の部位が引っ掛かるのを防止するように構成されていることを特徴とする安全ハーネス。
  16. 請求項1から15のうちのいずれか一項に記載の安全ハーネス(2)であって、
    前記脹脛把持手段は、着用者の各脚部を締め付け可能な脚絆を備えていることを特徴とする安全ハーネス。
  17. 請求項1から16のうちのいずれか一項に記載の安全ハーネス(2)であって、
    外部の拘束装置に接続されることなく当該ハーネス(2)が装着されたときに、前記支持連結手段(58,60)の一部を保持するための保持手段を更に備えていることを特徴とする安全ハーネス。
  18. 請求項9から12、14のうちのいずれか一項に記載の安全ハーネスであって、
    前記被服部材(4,68)の脚部(32)の底部は、着用者の足首を把持するように調節可能であることを特徴とする安全ハーネス。
  19. 請求項1から18のうちのいずれか一項に記載の安全ハーネスであって、
    着用者の足の裏面を支持するべく選択的に配置可能な一対の鐙を含むことを特徴とする安全ハーネス。
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