JP6925737B2 - ズボン - Google Patents
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Description
上述した装着具として、股下が痛くならず、長時間の使用に耐えられるように構成された装着具が知られている(特許文献1参照)。
本発明は、上述した課題を解消すべく、歩行支援装置用の装着具としても使用可能な機能を備えるとともに、日常的に着用可能で、使用への抵抗感を少なくしたズボンを提供するものである。
また、力伝達部位が、尻下覆い部であり、連結手段が、ズボン本体部の左側部にズボン本体部の長さ方向に延長するようにズボン本体部及び尻下覆い部の左端側に縫い付けられた左側帯状体と、ズボン本体部の右側部にズボン本体部の長さ方向に延長するようにズボン本体部及び尻下覆い部の右端側に縫い付けられた右側帯状体とを備えたので、伸縮しにくい丈夫な生地により形成された左右の帯状体と尻下覆い部とによって支持力が人の尻下に確実に伝達されるようになるとともに、尻下覆い部は伸びにくいため、尻下覆い部が尻下に食い込みにくくなって、尻下が痛くなりにくくなり、歩行支援装置の長時間の使用に耐えられるズボンを提供できるようになる。
また、ズボン本体部の下腹覆い部及び脚回り部が、ズボン本体部の長さ方向と直交する横方向に伸縮しやすい生地により形成され、かつ、ズボン本体部の尻覆い部が、ズボン本体部の長さ方向に沿った縦方向に伸縮しやすい生地により形成されたので、人の下半身の動きに応じて、ズボン本体部の下腹覆い部及び脚回り部が伸縮しやすくなって、動き易くなるとともに、人の座る動作に応じて、尻覆い部が伸縮しやすくなり、人の着座時の動作が容易なズボンとなる。
また、ズボン本体部を穿いた人の腿回りを締め付けるための締付力を調整可能な締付力調整手段を備えたので、歩行支援装置用の装着具としても使用可能な機能を備えるとともに、日常的に着用可能で、使用への抵抗感を少なくしたズボンを提供できる。
また、締付力調整手段は、ズボン本体部の左側部においてズボン本体部の脚回り部の周方向に所定間隔を隔てて設けられた一対の紐通し穴付き縦ベルト部と、ズボン本体部の右側部においてズボン本体部の脚回り部の周方向に所定間隔を隔てて設けられた一対の紐通し穴付き縦ベルト部と、一対の紐通し穴付き縦ベルト部の紐通し穴に通された紐と、一対の紐通し穴付き縦ベルト部の紐通し穴に通された紐の両端側を固定する紐固定具とを備えて構成され、連結手段は、一対の紐通し穴付き縦ベルト部のうちのいずれか一方により構成されたので、ズボン本体部を穿いた人の腿の太さに合わせて、紐の引張り具合を調整することにより、ズボン本体部を穿いた人の腿回りを締め付けるための締付力を簡単に調整できるとともに、連結手段により支持力が尻下覆い部等の力伝達部位に確実に伝達されるようになる。
実施形態1のズボン1は、図1乃至図4に示すように、例えば、歩行支援装置の一例としての体重免荷式の歩行支援装置(例えば図5参照)の装着具としても使用可能な機能を備えたズボンであって、伸び率の異なる複数種の生地が縫い合わされて人Aの腰から脚部にかけて左右の脚部を別々に覆う形状に構成されたズボン本体部2と、ズボン本体部2と体重免荷式の歩行支援装置の人体吊下げ点とを連結するための連結手段と、ズボン本体部2を穿いた人Aの腿回りを締め付けるための締付力を調整可能な締付力調整手段3とを備えている。
脚回り部23は、人Aの腿(大腿部)A5の周囲を覆う腿回り部23aと、人Aの脛(下腿部)A6の周囲を覆う脛回り部23bとを備える。
ズボン本体部2は、例えば、伸び率の異なる複数種類のデニム(denim)を縫い合わせて形成された所謂ジーンズに構成される。
図1に示すように、ズボン本体部2において、腰回り部21、下腹覆い部22、脚回り部23は、矢印Aで示すように、ズボン本体部2の長さ方向と直交する横方向に伸縮しやすいデニム(生地)が使用され、尻覆い部24は、矢印Bで示すように、ズボン本体部2の長さ方向に沿った縦方向に伸縮しやすいデニム(生地)が使用されている。尚、図1では、後述する紐34、紐固定具35の図示を省略している。
そして、図1においてハッチングで示すように、ズボン本体部2の尻下覆い部25、及び、後述する一対(前後)の紐通し穴付き縦ベルト部31,32は、縦方向及び横方向の伸び率が、腰回り部21、下腹覆い部22、脚回り部23、尻覆い部24を形成するデニムよりも伸び率の小さいデニム、即ち、伸縮し難いデニムが使用されている。
即ち、ズボン本体部2は、歩行支援装置による吊上げ力及び支持力を上述した連結手段を介して人Aの下半身に伝達する力伝達部位となる尻下覆い部25の生地が、その他の部位となる腰回り部21、下腹覆い部22、脚回り部23、尻覆い部24の生地よりも伸び率の小さい生地で形成され、かつ、連結手段は、ズボン本体部2のその他の部位の生地よりも伸び率の小さい生地で形成されて力伝達部位となる尻下覆い部25に繋がるようにズボン本体部2に縫い付けられている。
連結手段は、例えば、ズボン本体部2の左側部にズボン本体部2の長さ方向に延長するようにズボン本体部2及び尻下覆い部25の左端側に縫い付けられた左側帯状体としての後述する後側の紐通し穴付き縦ベルト部32と、ズボン本体部2の右側部にズボン本体部2の長さ方向に延長するようにズボン本体部2及び尻下覆い部25の右端側に縫い付けられた右側帯状体としての後述する後側の紐通し穴付き縦ベルト部32とを備え、これら連結手段として機能する後側の紐通し穴付き縦ベルト部32,32の上端側に着脱不能又は着脱可能に取付けられた溶接リング(丸環)等の連結部36,36と体重免荷式の歩行支援装置の人体吊下げ点とが連結されることによって、当該ズボン1を穿いた人Aは、体重免荷装置により、体重負荷が軽減された状態で歩行可能となる。
伸び率(%)={(L1−L0)/L0}×100…(1)
図4に示すように、右腿部締付力調整手段3Aは、ズボン本体部2の腰回り部21の右側部から腿回り部23aの右側部にかけて延長するように設けられた前後の紐通し穴付き縦ベルト部31,32と、当該前後の紐通し穴付き縦ベルト部31,32の紐通し穴33,33…に、下から上方向に交互に通された紐34と、締め付けた紐34の両方の端部34a,34a側を固定するコードストッパー等の紐固定具35とを備えて構成される。
同様に、図2に示すように、左腿部締付力調整手段3Bは、ズボン本体部2の腰回り部21の左側部から腿回り部23aの左側部にかけて延長するように設けられた前後の紐通し穴付き縦ベルト部31,32と、当該前後の紐通し穴付き縦ベルト部31,32の紐通し穴33,33…に、下から上方向に交互に通された紐34と、締め付けた紐34の両方の端部34a,34a側を固定するコードストッパー等の紐固定具35とを備えて構成される。
図4に示すように、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31と後側の紐通し穴付き縦ベルト部32とがズボン本体部2の脚回り部23の周方向(図4に示す前後方向)に所定間隔を隔てて設けられ、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の一方の長辺縁側及び上端縁側がズボン本体部2の側部の前側寄りの部分に縫い付けられるとともに、後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の一方の長辺縁側及び上端縁側がズボン本体部2の側部の後側寄りの部分に縫い付けられることにより、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の縫い付けられていない他方の長辺縁と後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の縫い付けられていない他方の長辺縁とが互いに向かい合うように位置される。
このようにズボン本体部2に縫い付けられた前後の紐通し穴付き縦ベルト部31,32の間に存在するズボン本体部2の側部の生地は、腿回り部23aの一部、及び、下腹覆い部22と尻覆い部24との境界部を形成し、これら腿回り部23a、下腹覆い部22、尻覆い部24と同様の横方向に伸縮しやすいデニムが使用される。
そして、紐34の一端側から、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の下から一番目に位置される紐通し穴33、後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の下から二番目に位置される紐通し穴33、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の下から三番目に位置される紐通し穴33、後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の下から四番目に位置される紐通し穴33、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の下から五番目(一番上)に位置される紐通し穴33に通すとともに、紐34の他端側から、後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の下から一番目に位置される紐通し穴33、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の下から二番目に位置される紐通し穴33、後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の下から三番目に位置される紐通し穴33、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の下から四番目に位置される紐通し穴33、後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の下から五番目(一番上)に位置される紐通し穴33に通して、紐34の両方の端部34a,34a側を引っ張ることにより、前側の紐通し穴付き縦ベルト部31の縫い付けられていない他方の長辺縁と後側の紐通し穴付き縦ベルト部32の縫い付けられていない他方の長辺縁とが互いに近付く方向に引っ張られて、腿回り部23aが人Aの腿回りを締め付ける(図4参照)。
当該ズボン1を穿いた人Aに合った締め付け状態に設定した後、紐34の両方の端部34a,34a側をコードストッパー等の紐固定具35で固定することにより、当該締め付け状態が維持される。
つまり、締付力調整手段3は、ズボン本体部2を穿いた人Aの腿の太さに合わせて、紐34の引張り具合を調整することにより、ズボン本体部2を穿いた人Aの腿回りを締め付けるための締付力を簡単に調整できるように構成されている。
また、吊上げ力及び支持力が左右の腿回り部23a,23aと尻下覆い部25とを介して人Aの腿回りと尻下とに伝達されて、股下に伝達されにくくなるため、股下が痛くならず、歩行支援装置の長時間の使用に耐えられるズボン1を提供できる。
さらに、実施形態1のズボン1では、ズボン本体部2の尻覆い部24が、ズボン本体部2の長さ方向に沿った縦方向に伸縮しやすいデニム(生地)により形成されているため、人Aの座る動作に応じて、尻覆い部24が伸縮しやすくなり、人Aの着座時の動作が容易なズボンとなる。
即ち、体重免荷式の歩行支援装置の人体吊り上げ用の装着具としても使用可能な機能を備えるとともに、日常的に着用可能で、使用への抵抗感を少なくしたズボン1を提供できるようになる。
締付力調整手段は、ズボン本体部2に設けられた空気給排装置であってもよい。
当該空気給排装置は、例えば、ズボン本体部2の左右の側部にそれぞれ設けられた、腰回り部21から腿回り部23aの膝上位置まで延長して空気の給排により横方向に伸縮する空気室を形成する伸縮袋体により形成され、当該伸縮袋体内に空気を充填することによより、空気室が横方向に膨張して左右の腿回り部23a,23aが人Aの腿(大腿部)A5を締め付けるように構成されている。
即ち、実施形態2の締付力調整手段は、上述した伸縮袋体内への空気の充填量を調整することにより、ズボン本体部2を穿いた人Aの腿回りを締め付けるための締付力を調整可能とした構成である。
締付力調整手段は、ズボン本体部2に設けられた面ファスナーであってもよい。
例えば、腰回り部21から腿回り部23aの膝上位置まで延長するように、ズボン本体部2の左右の側部に縫い付けられた縦ベルト部にフックと呼ばれるかぎ爪状の突起を設けるとともに、当該縦ベルトからズボン本体部2の脚回り部23の周方向に間隔を隔てた位置にループと呼ばれる起毛部を設けて、フックとループとの結合位置を調整することにより、ズボン本体部2を穿いた人Aの腿回りを締め付けるための締付力を調整可能とした構成である。
ズボン本体部2の縦方向に間隔を隔てて、ズボン本体部2の脚回り部23の周方向に延長する複数の横ベルト部にフックを設けるようにしてもよい。
尚、ベルト部にループを設けて、当該ベルトからズボン本体部2の脚回り部23の周方向に間隔を隔てた位置にフックを設けても良い。
締付力調整手段は、ズボン本体部2に設けられたボタン掛け部であってもよい。
例えば、ズボン本体の縦方向に間隔を隔てて複数のボタンを備えたボタン付き縦ベルト部を腰回り部21から腿回り部23aの膝上位置まで延長するようにズボン本体部2の左右の側部に設けるとともに、ボタン付き縦ベルト部からズボン本体部2の脚回り部23の周方向に間隔を隔てた複数の位置にボタン掛け孔を設け、ボタンを留めるボタン掛け孔の位置を選択することによって、ズボン本体部2を穿いた人Aの腿回りを締め付けるための締付力を調整可能とした構成とすればよい。
あるいは、ズボン本体の縦方向に間隔を隔てて複数のボタンを備えたボタン付き縦ベルト部を腰回り部21から腿回り部23aの膝上位置まで延長するようにズボン本体部2の左右の側部に設けるとともに、ボタン付き縦ベルト部の各ボタンからズボン本体部2の脚回り部23の周方向に所定間隔を隔てた位置にそれぞれボタン掛け孔を設け、ボタン掛け孔に留めるボタンの数によって、ズボン本体部2を穿いた人Aの腿回りを締め付けるための締付力を調整可能とした構成としてもよい。
尚、ボタンは、ズボン本体部2の縦方向に間隔を隔ててズボン本体部2の脚回り部23の周方向に延長する複数の横ベルト部に設けるようにしてもよい。
また、実施形態1乃至実施形態4では、締付力調整手段が、ズボン本体部の左右の側部にそれぞれ設けられた構成のズボンを例示したが、締付力調整手段が、例えば、ズボン本体部の左右の腿回り部の前側、又は、ズボン本体部の左右の腿回り部の後側に設けられた構成のズボンであってもよい。即ち、締付力調整手段は、ズボン本体部を穿いた人の腿回りを締め付けるための締付力を調整可能な構成であればよい。
また、実施形態1乃至実施形態5では、ズボン本体部2の腰回り部21から腿回り部23aの膝上位置まで延長するように設けられた締付力調整手段を例示したが、締付力調整手段は、ズボン本体部2を穿いた人の腿回りを締め付けるための締付力を調整可能な構成であればよいので、例えば、腿回り部23aにだけ設けられていても良い。
また、実施形態1乃至実施形態6では、締付力調整手段を備えたズボンを例示したが、締付力調整手段を備えていないズボンであってもよい。
例えば、腿回り部23aの腿回り寸法の違う複数のズボンを用意しておいて、使用者が自分の腿回りの寸法に合ったズボンを選択するようにしてもよい。
このようなズボンであっても、連結手段を構成する後側の紐通し穴付き縦ベルト部32、及び、力伝達部位となるズボン本体部2の尻下覆い部25の生地が、ズボン本体部2のその他の部位となる腰回り部21、下腹覆い部22、脚回り部23、尻覆い部24の生地よりも伸び率の小さい生地で形成されていて、後側の紐通し穴付き縦ベルト部32と同様の帯状体の下部側と尻下覆い部25とが縫い付けられていれば、連結部36が歩行支援装置の人体吊下げ点に連結された場合に、伸縮しにくい丈夫なデニムにより形成された帯状体と尻下覆い部25とによって吊上げ力が人Aの尻下に確実に伝達される。つまり、体重免荷式の歩行支援装置の人体吊り上げ用の装着具としても使用可能な機能を備えるとともに、日常的に着用可能で、使用への抵抗感を少なくしたズボンを提供できるようになる。
尚、実施形態6のズボンにおいては、腿回り部23aの一部を尻下覆い部25と同様の伸び率の小さい頑丈な生地で形成して、人Aの腿回りに対する締付力が強くなるように構成することが好ましい。
また、力伝達部位を、下腹覆い部22及び尻覆い部24としたり、腿回り部23aとして、これら力伝達部位の生地が、その他の部位の生地よりも伸び率の小さい生地で形成されたズボン本体部2と、ズボン本体部2のその他の部位の生地よりも伸び率の小さい生地で形成されて力伝達部位に繋がるようにズボン本体部2に縫い付けられた連結手段とを備えたズボンとしてもよい。
この場合、締付力調整手段の後側の紐通し穴付き縦ベルト部31を連結手段として用いてもよいし、締付力調整手段を備えない構成においては、力伝達部位に繋がるようにズボン本体部2に縫い付けられた連結手段を設けるようにすればよい。
また、生地は、デニム以外の生地を用いてもよいことはもちろんである。
また、各図では、ズボンとして長ズボンを例示したが、半ズボンであってもよい。
22 下腹覆い部、23 脚回り部、23a 腿回り部、24 尻覆い部、
25 尻下覆い部(力伝達部位)、31 前側の紐通し穴付き縦ベルト部、
32 後側の紐通し穴付き縦ベルト部(左右の帯状体)、33 紐通し穴、34 紐、
35 紐固定具、A 人。
Claims (5)
- 伸び率の異なる複数種の生地が縫い合わされて人の腰から脚部にかけて左右の脚部を別々に覆う形状に構成されたズボン本体部と、
ズボン本体部と歩行支援装置とを連結するための連結手段とを備え、
ズボン本体部は、歩行支援装置の支持力を連結手段を介して人の下半身に伝達する力伝達部位の生地が、少なくとも下腹覆い部から脚回り部の前部にかけての連続領域の部位の生地よりも伸び率の小さい生地で形成され、
連結手段は、ズボン本体部の前記少なくとも下腹覆い部から脚回り部の前部にかけての連続領域の部位の生地よりも伸び率の小さい生地で形成されて力伝達部位に繋がるようにズボン本体部に取付けられたことを特徴とするズボン。 - 力伝達部位が、尻下覆い部であり、
連結手段が、ズボン本体部の左側部にズボン本体部の長さ方向に延長するようにズボン本体部及び尻下覆い部の左端側に縫い付けられた左側帯状体と、ズボン本体部の右側部にズボン本体部の長さ方向に延長するようにズボン本体部及び尻下覆い部の右端側に縫い付けられた右側帯状体とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のズボン。 - ズボン本体部の下腹覆い部及び脚回り部が、ズボン本体部の長さ方向と直交する横方向に伸縮しやすい生地により形成され、かつ、ズボン本体部の尻覆い部が、ズボン本体部の長さ方向に沿った縦方向に伸縮しやすい生地により形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズボン。
- ズボン本体部を穿いた人の腿回りを締め付けるための締付力を調整可能な締付力調整手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のズボン。
- 締付力調整手段は、ズボン本体部の左側部においてズボン本体部の脚回り部の周方向に所定間隔を隔てて設けられた一対の紐通し穴付き縦ベルト部と、ズボン本体部の右側部においてズボン本体部の脚回り部の周方向に所定間隔を隔てて設けられた一対の紐通し穴付き縦ベルト部と、一対の紐通し穴付き縦ベルト部の紐通し穴に通された紐と、一対の紐通し穴付き縦ベルト部の紐通し穴に通された紐の両端側を固定する紐固定具とを備えて構成され、
連結手段は、一対の紐通し穴付き縦ベルト部のうちのいずれか一方により構成されたことを特徴とする請求項4に記載のズボン。
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