JPH09510368A - 個人用安全装置 - Google Patents

個人用安全装置

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JPH09510368A
JPH09510368A JP7516598A JP51659895A JPH09510368A JP H09510368 A JPH09510368 A JP H09510368A JP 7516598 A JP7516598 A JP 7516598A JP 51659895 A JP51659895 A JP 51659895A JP H09510368 A JPH09510368 A JP H09510368A
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JP7516598A
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Inventor
メイ,ハリー,ステンリー
Original Assignee
バロー・ヘップバーン・サラ・リミテッド
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B35/00Safety belts or body harnesses; Similar equipment for limiting displacement of the human body, especially in case of sudden changes of motion
    • A62B35/04Safety belts or body harnesses; Similar equipment for limiting displacement of the human body, especially in case of sudden changes of motion incorporating energy absorbing means

Abstract

(57)【要約】 ユーザ、例えば、高所から落下する危険性に晒されている作業者やスポーツマンのための人体安全装置が、1対の肩紐(4)、1対の環状の足紐(6)、及び位置づけ紐(22)と安全ベルト(2)の間で作用する変換手段(22、28)によって、安全ベルトの腰の部分に隣接して安全ベルト(2)の隔置された領域に取り付けられる位置づけ紐(22)を含む人体安全ベルト(2)を備える。位置づけ紐(22)の両端を安全ベルト(2)に取り付ける手段は、安全ベルトに所定の限界値を越える力が加えられた場合に、安全ベルト(2)から分離可能に、または移動可能になっており、これによって、変換手段(20、28)がその後、前記の力を位置づけ紐(22)と安全ベルト(2)の上部領域の間に伝える。こうした装置は、不注意な落下が発生した場合に、抑止機能を達成するように改良する位置づけシステムを提供し、単独で、または他の落下抑止システムと組み合わせて安全に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 個人用安全装置 発明の属する分野 本発明は、木、柱、またはビルのような高架構造の高所から落下する危険に晒 されているユーザが着用するような安全装置に関する。 発明の背景 従来の安全装置は一般に、肩紐と環状の足紐を含む人体安全ベルトの形態をし ており、この安全ベルトは、人体安全ベルト上の紐取付リングの少なくとも1つ と、ユーザが作業したり登ったりする、柱、木、または同等の構造物上の強固な 係留地点の間に、ユーザが不注意で高架構造から落下しないように延びるつり紐 、または紐のようなものをユーザが使用できるように、前部及び/または後部に 紐取付リングが提供されている。こうした前述の紐取付リングは、ユーザの胸の 高さの領域、またはそれより上の位置で安全ベルトの前部及び/または後部に提 供されている。これらの配置は、落下が阻止される際に、ユーザは、ユーザが実 質的に垂直に、または衝撃力が作用する方向と実質的にそろえられたユーザの胴 体の主軸の方向に配置されるよう方向付けられたときに、衝撃負荷を被るという 、ほぼ本質的な特徴を有する。この垂直、またはそろえられた姿勢の 衝撃負荷は、安全ベルトによってユーザの足の間を通る紐に分散され、これは、 いかなる有害な影響も大幅に低減する。 ユーザの腰の周りに着用するベルトを有する安全ベルトも周知であり、ユーザ が作業したり、登ったりする柱やそれに類するものの周りに接続されうる、また は環状にされうる位置づけ紐をその安全ベルトに取り付けることもでき、ユーザ 自身を柱に位置づけるのに役立つ。こうした柱の位置づけ紐は、普通、腰ベルト に保持された1つ、または複数のリング対に取り付けられ、ユーザのそれぞれの 尻に隣接する位置に配置される。ユーザが、腰ベルトなどを着用しているときに 滑ると、位置づけ紐がまた、落下を阻止するよう作用するが、この場合、衝撃力 の負荷は、これらのリングによってユーザの腰ベルトに伝わる。しかし、それは ユーザの腰の周りに着用されているので、落下がたとえ1メートルを超えないも のであっても、落下作用に関わる重大な危険が存在し、その危険は、腰ベルトに よってユーザに伝えられた過度の衝撃が、ユーザに重大な負傷を負わせるのに影 響する。ユーザのそれぞれの尻に隣接する紐取付リングを装備した、こうした安 全ベルトは、安全つり紐を前記リングに取り付けることもでき、誤用の可能性も ある。従って、つり紐によって落下が防止された際に、重大な負傷を負う危険に ユーザを晒すことになる。 落下時に腰ベルトによってユーザの胴体に伝わる衝撃負荷によって負傷する可 能性を除去するかまたは、少なくとも実質的に低減させる構造を、人体安全装置 に提供することが望ましい。こうした目 的は、安全ベルトから、ユーザの胸の高さに、またはそれより低い位置に配置さ れている全ての紐取付リングを除去することによって達成される。しかし、こう したユーザのそれぞれの尻に隣接するリングを用意することは、電線や電話ケー ブルの柱の上で作業するために、または木の上で作業するための柱紐の取り付け に非常に有益であることが証明されている。 発明の開示 安全ベルトのユーザの腰の部分に過度の有害な衝撃負荷が伝えられる可能性を 低減するために、ここで、本発明を基礎とする理論に基づく提案がなされ、手段 が提供される。この手段によって、落下の際に発生する(また、その他、ユーザ の腰の部分に発生する)過度の衝撃負荷が、代わりに、好適には弱められた形で 、ユーザの胸の高さの、またはそれより上の位置で、安全ベルトの上部領域に変 換されることになる。この一般的な目的の達成において、安全ベルトがユーザの 胸の高さ、またはそれより上の部分に保持された1つ以上の紐取付リングを含む のが当然であるが、こうした紐取付リングは強力な衝撃負荷が、負傷の危険が最 小化されるような方法で安全ベルトに伝えられるよう適応され、配置されている 。本発明に従えば、ユーザの腰の高さ、またはそれより下の位置で、安全ベルト に提供された、どんな紐取付リングも、所定の限度を超える力がこうしたリング に加えられた場合に断裂する締め付け装置によって安全ベルトに保持される。本 発明はまた、力変換リンク手段が提供されると言う特徴を有しており、それによ って、こうした締め付け装 置が後で断裂し、代わりに異なる過度の力がユーザの胸の高さ、またはそれより 上の領域に配置された紐取付リングに伝えられる。こうした力は、上記伝達の間 に弱められることが好ましい。 従って、ユーザが、こうした安全つり紐はユーザの胸の高さ、またはそれより 上の領域に位置づけられた紐取付リングのみに締め付けられなければならないと いう指示に反して、安全つり紐をユーザの腰の高さに、またはそれより下で、リ ングに締め付けた場合のように、装置を誤用した場合であっても、ユーザには多 少の保護が与えられる。 本発明を実際に効果のあるものとするには、多くの方法がある。例えば、1つ 以上のバックルの形の従来の締め付け手段を有する腰ベルトを使用することが可 能で、このような腰ベルトに、使用時にユーザのそれぞれの尻に隣接するように 位置づけられた2つの前記紐取付リングが取り付けられる。しかし、本発明の一 実施例では、こうしたリングは、紐取付リングを保持するベルトの構成要素が、 所定の限度を超える力を受けた場合に断裂する2組の締め付け手段によって、ベ ルトの残りの部分に締め付けられるベルトの構成要素に取り付けられる。こうし た締め付け手段は、断裂する糸で縫い合わされた、2つの長さの帯紐を含む。こ の締め付けは、2.5kNでは破れることなく耐えることができるが、それ以上の力 がかかると、糸が断裂し始める。この事象が起こり、その後すぐに2組の締め付 け手段が断裂すると、リングを保持しているベルトの構成要素は、ユーザの腰で 残っている可能性のあるベルトの残りの部分から離れる。 離れたベルトの構成要素は、変換リンクによって、好ましくは安全ベルトの胸紐 で、安全ベルトに保持されているリングに取り付けられるのが有利である。この 変換リンクは、縦方向に伸びることが可能な衝撃吸収装置を含み、安全ベルトの 胸紐に伝えられる衝撃負荷を弱める効果がある。こうした衝撃吸収装置は、織ら れた帯紐の1つ以上のストリップが、帯紐を解く間に断裂する糸によって、織ら れた状態に保持されるような種類で製造されていてもよい。あるいは、衝撃吸収 装置は、過度の力がかかったときに断裂する糸によって編み込まれた帯紐の2つ のストリップを含むこともできる。 従って、本発明の一実施例は、全てが一緒に保持された肩紐と足紐を有する人 体全体の安全ベルトと、締め付け手段に密接に保持された両端を有するベルトを 含む。前記締め付け手段は、そのベルトに所定の限度を超える負荷がかけられた 場合に断裂し、前記ベルトは負荷変換リンクによって、前記肩紐を橋渡しし、前 記肩紐に保持される胸紐に接続され、取り付けられる。これら全てによって、ま ず前記ベルトに作用する前記所定の限度を超える衝撃負荷が、前記ベルトが閉ま るのをやめるように、前記締め付け手段を断裂させ、次に衝撃負荷は、前記負荷 変換リンクによって前記胸紐に伝えられ、その後、前記肩紐によって前記足紐に 分散される。この負荷変換リンクには好都合にも、前記胸紐に伝えられる衝撃負 荷を弱めることができ、縦方向に伸びる衝撃吸収装置が組み込まれている。 このベルトには、ベルトが所定の限度を超える負荷を受けた場合に断裂し、そ れによって前記ベルトを開放する締め付け手段に加え て、ベルトを開閉するよう操作できる1つ以上のバックル閉鎖手段が備えられて いることが好ましい。前記バックル装置(1つ又は複数)は、前記ベルトが、前 記所定の限度を超え、断裂可能な締め付け手段を開放させる負荷を受けた場合に 、閉鎖されたままとなっている。 上述のように、ベルトが所定の限度を超える負荷を受けた場合に断裂し、それ によって前記ベルトを開放する締め付け手段は、ベルトの長さに渡る範囲に沿っ た1つ以上の位置に、ベルトが過度の負荷を受けた場合に断裂する糸によって、 一緒に縫い合わせられている2つの長さの帯紐を含んでいる。この2つの長さの 帯紐は、前記断裂の後でバラバラになり、それによってベルトを開放する。この ベルトは、2.5kNのオーダまでの力を支持する場合、閉鎖されたままとなり、力 と力の増加割合が所定の限度を超えた場合に断裂するのが好ましい。 断裂可能な締め付け手段を有する、こうしたベルトは、前部及び後部の構成要 素を備えることが好ましい。後部の構成要素は永久に安全ベルトに接続され、前 部の構成要素は、所定の限度を越える力を受けると断裂する2組の締め付け手段 によって後部の構成要素に接続される。 安全ベルトは、断裂可能な締め付け手段を有する前記ベルトに加えて、腰バン ドを分離できないように備えることができる。この腰バンドは、安全ベルトの様 々な紐が互いに意図した位置に保持されることを提供するよう機能する。その結 果、肩紐と足紐は、良好か つ好適に、ユーザの体の上に位置づけられ、こうした腰バンドは席紐を備えるこ とができる。 本発明の別の態様に従えば、1対の肩紐、1対の足紐、位置づけ紐、及び位置 づけ紐を安全ベルトの腰部分の位置、または腰部分に隣接する位置の隔置された 領域に取り付けるための手段を含む人体安全ベルトを備えた人体安全装置が提供 される。この人体安全装置は、変換手段が、位置づけ紐と安全ベルトの間で作用 し、所定の限度を超える力が加えられた際に、位置づけ紐を安全ベルトに取り付 ける手段が、前記隔置された領域から分離可能に、または移動可能になっており 、その結果、変換手段が前記の力を位置づけ紐と安全ベルトの上部領域の間で変 換することを特徴とする。 このような構成を用いて、万一ユーザが落下を始めた場合、位置づけ紐が安全 ベルトの腰の部分から分離し、落下に関する力が、実質的に安全ベルトの環状の 足紐によって吸収が行われる変換手段を介して、人体安全ベルトに伝えられる。 このことによって、ユーザの腰の領域に危険な力が加えられる危険性を回避する ことができる。従って、こうした装置は、不注意による落下の際の防止機能を達 成させるように改良する位置づけシステムを提供する。 この変換手段はエネルギー吸収手段を備えており、便利である。 本発明の好適実施例においては、この変換手段は、位置づけ紐の端がしっかり 取り付けられた第1の変換紐、安全ベルトの前記隔置された領域に、分離可能に 、または解放可能に取り付けられている第1の変換紐の端、及び第1の変換紐と 人体安全ベルトの間で作用 するように、その間に保持された第2の変換紐を含む。 第1の変換紐の端は、そこに所定の限界値を越える前記の力が加えられる場合 に、第1の変換紐を安全ベルトから解放するように断裂する縫い合わせによって 、安全ベルトの隔置された領域に取り付けられることが好ましい。 この装置は、安全ベトと相互接続する腰ベルトを含むことができ、分離可能、 または移動可能な前記取付手段が、腰ベルトに対して行われる。 代替配置において、この装置は、安全ベルトの腰の領域部分に後部ベルトを含 むことができ、安全ベルトの前記隔置された領域が、前記後部ベルトの端に、ま たは前記後部ベルトの端に隣接して位置づけられる。 人体安全ベルトは、ユーザの胸を横断して肩紐の間に延び、前部係留地点が提 供されている接続紐を含み、変換手段の上部端が前記前部係留地点に保持されて いることが好ましい。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による第1の安全装置の簡略等角図である。 図2は、図1の安全装置の概略側面図である。 図3は、本発明による第2の安全装置の簡略等角図である。 図4は、本発明による安全装置の別の実施例の平面図である。 好適実施例の詳細な説明 図1及び2に示されている安全装置は、肩紐4、環状の足紐6、肩紐の間の前 部接続紐8、接続紐8上の前部係留地点10、及び後部係留地点12を有する人体安 全ベルト(全体が2で示されている)を含んでいる。 人体安全ベルト2に接続されているのは、ユーザの腰の周りにぴったり合う腰 ベルト14であり、この腰ベルト14は肩紐4と環状の足紐6と一体化されている。 この腰ベルト14には、左側と右側の接続地点16、18が提供されており、これら は、腰ベルトに第1の変換紐20のそれぞれの端を取り付けるためのものである。 より詳しくは、前記接続地点16、18は、断裂する性質を有しており、腰ベルト 14と第1の変換紐20の間に縫い合わせを含むことが好ましい。その縫い合わせは 、そこに所定の限界値を超える力が加えられた際に破れて、第1の変換紐20を腰 ベルトから開放することができる。 位置づけ紐22の端が、第1の変換紐20上の隔置された領域24、26に強固に接続 される。第2の変換紐28は、30で第1の変換紐20に保持される一端と、人体安全 装置の前面係留地点に保持されるもう一方の端を有している。紐28はエネルギー 吸収装置32を備えている。 説明された装置は、以下のように作用する。ユーザが不注意に落下したりして 、位置づけ紐22に過度の力が加えられた場合(通常2.5kN)、第1の変換紐20の 腰ベルト14への接続16、18が、接点24、26によって位置づけ紐22から第1の変換 紐20に伝えられる力の急激な 増加によって破れる。 第1の変換紐20及び位置づけ紐22は次に、安全ベルト2の上部領域内の係留地 点10に保持された第2の変換紐28によってのみ、人体安全装置2に接続される。 従って、落下によって生じる力は、紐28によって人体安全装置2に、特に環状の 足紐6に伝えられ、それによって前記の力が、今までより安全に調整される。エ ネルギー吸収装置32(これは縦に延びるタイプが好ましい)を紐28に備えること によって、落下時にユーザに加えられる力の強さを更に減少させる。 安全ベルト内に腰ベルト14を統合することによって、落下時に環状の足紐6に よって生成される腰ベルト14の移動に対して十分な抵抗力が結果的に得られ、腰 ベルト14から変換ベルト20を分離することと、後続する、紐28を介した人体安全 ベルトへの力の変換を確実に行う。 説明した安全装置は、不注意による落下が発生した場合に、防止機能を達成す るように改良する位置づけシステムを提供する。 この概念は、単独で用いることもできるし、他の落下防止システムと組み合わ せて使用することもでき、更に、こうしたシステムの効果的な動作を補うために 用いることができる。これは、複雑な内部作用を作り出して好ましくない出力を 生成するシステムからなる従来の組み合わせを使用した場合と比べることができ る。 本発明の配置は、落下によって安全ベルトの位置づけ紐または腰の領域に加え られる、好ましくない過度の力を抑止し、その代わり、人体を適切な姿勢に保ち 、落下を安全に阻止するといった方法で、 安全ベルトの上部領域の係留地点に力を伝えて安全を確保する。 図1及び2の実施例は、第1の変換紐20が解放可能に取り付けられている腰ベ ルト14を組み込んでいる。 しかし、最も広い概念では、本発明の安全装置は、変換手段としての腰ベルト 、特に安全ベルトの腰の領域に解放可能に取り付けられている第1の変換ベルト 20のようなベルトは必ずしも必要ではない。 更なる代替案として、図3に示されているように、腰ベルト14は省略可能であ り、後部半ベルト14'を、第1の変換ベルト20が接点16、18によって解放可能に取 り付けられている両端に取り付けることによって代替可能である。この半ベルト 14'は安全ベルト2と統合されていても良いし、されていなくても良い。 例示されていない実施例においては、下部端のそれぞれが腰ベルト14の反対側 に、紐20の両端と同じ方法で解放可能に取り付けられている1組の変換紐がある 。前記変換紐の前記組の上部端はそれぞれ、接続紐8に隣接する肩紐4の関連す る1つに強固に接続されている。 位置づけ紐22の両端は、変換紐の組の下部端に保持され、それによって、変換 紐の前記下部端が、落下時に腰ベルトから分離する際、位置づけ紐が前記組の変 換紐によって保持されたままとなり、前記組の変換紐の上の力は、前記組の変換 紐によって人体安全ベルトの肩紐に変換される。 図4に示される装置は、ユーザの腰の周りに装着されるよう意図 された、2つの構成ベルトを含む。足紐と相互接続された、少なくとも肩紐を含 む人体全体の安全ベルト(図示せず)に関連しては、そうして装着されることが 意図されており、この肩紐は周知のように、胸紐によって橋渡しされている。様 々な紐の長さを調節する手段が提供されている。 図示されているベルトは、前部構成要素126A、及び後部構成要素126Bを含んで いる。この構成要素126A、及び126Bは、それによってベルトの帯が変更される手 段(図示せず)を組み込んでいる。 後部構成要素126Bは、それぞれが周知のタイプである1対の留め金122によっ て遮られる帯紐バンド121を含む。例えば、図示したように、それぞれの留め金1 22は、一方のリングを別のリングに通して挿入することによって相互ロックが可 能となり、この逆の手順で留め金をはずすことができる、1対のリングを含むこ とができる。バックルのような任意の同様の締め付け装置が、留め金として使用 されうる。2つの留め金があることが好ましいが、留め金のうちの1つは省略で きる。 前部ベルト構成要素126Aは、後部ベルト構成要素126Bの対応する帯紐長さ118 に、糸117で縫い合わせられた長さ116内の両端で終了する単一バンドの帯紐115 を含む。糸117は、ベルトに所定の限度(例えば2.5kN)を超える力がかけられた ときに、断裂するように配置され、適用されている。そして、糸が断裂したとき に、前部ベルト構成要素126Aが後部ベルト構成要素126Bから離れて自由に移動で きるように、長さ116と118は分離される。 前部ベルト構成要素126Aは、1対の紐取付リング136を備えている。柱紐137は 、リング136と結合可能な端部フック138を有する。着用時に、このリング136が ユーザのそれぞれの尻に隣接して配置され、このリングに接続された紐137が、 ユーザが柱の上で作業をしている間、ユーザの位置を支えるために、柱やそれに 似たものの周りを通る。 前部ベルト構成要素126Aはまた、接続フック141を含む負荷変換リンク140も備 え、この接続フックによって変換リンク140が人体全体の安全ベルトの上部領域 (この図には示されていない)に保持されうる。例えば、フック141は、人体全 体の安全ベルトの肩紐をユーザの胸の位置で橋渡しする胸紐に保持されうる。変 換リンク140に統合されて組み込まれているのは、任意の従来の周知のタイプで ある、縦方向に伸びる衝撃吸収装置145である。例えば、この装置145は、糸によ って縫い合わせられている織られた帯紐を含む種類のものでもよく、これらの糸 は帯紐が解かれるとバラバラになる。この装置145はまた、過度の力がかけられ ると断裂する糸によって編み込まれた帯紐の2つのストリップを含むこともでき る。これらのタイプの装置は、当業界では周知である。 従って、本発明のこの実施例では、ベルトは、ベルトに所定の限度を超える力 が加わると断裂する糸117によって保持された締め付け手段によって、密接に保 持された前部構成要素126A、及び後部構成要素126Bを有している。更にこのベル トは、人体全体の安全ベルトの肩紐に橋渡しし、その肩紐に保持される胸紐に、 負荷変換リンク140によって接続され、かつ取り付けられるのが好ましい。更に 、過 度の衝撃負荷が前記ベルトに作用するとき、このベルトは最初に、前記締め付け 手段117を、前記ベルトが締まるのをやめるように断裂させ、次に、衝撃負荷が 前記負荷変換リンク140によって胸紐に伝えられ、そこから肩紐によって、人体 全体の安全ベルトの一部をなす足紐に分散される。図示されるように、負荷変換 リンク140は、フック141で前記胸紐に伝えられる衝撃負荷を弱めることができる 、縦方向に延びる衝撃吸収装置145を備えている。 紐137やつり紐のような柱紐が設備上の強力な係留に保持され、かつ前記リン グ136の一方または両方に保持される場合、そのリングが使用時に、ユーザの尻 に隣接して配置され、次に落下が発生し、過度の衝撃負荷が前部ベルト構成要素 126Aに伝えられた場合、締め付け手段116が断裂し、前部ベルト構成要素が開放 されて離れる。これは、潜在的に有害な衝撃の負荷が、尻リング136の一方また は両方によってユーザに伝えられる可能性を除去する。ここで、負荷変換リンク 140によって、落下が抑止された場合に発生する衝撃が、フック141に伝えられる 。このフック141は、人体全体の安全ベルトの上部領域に取り付けられ、好適に はユーザの胸の位置に配置され、この負荷の強度が装置145の動作によって弱め られていく。 この力は次に、安全ベルトを通して足紐に分散され、落下の抑止が終了したと きに、ユーザの体は通常まっすぐな姿勢で安全ベルトによって保持され、衝撃力 は負傷の危険性が最低になるような方法で解放される。特に、どんな衝撃力もこ の腰ベルトによってはユーザに加えられない。この衝撃力は、落下する人体の主 軸が、力が加 えられた際の力の方向と交差するよう配置されるときではなく、落下する人体の 主軸が解放された力の方向とほぼそろっているときに解放される。 留め金122、または同様のバックル閉鎖装置は、強力な締め付け装置であり、 ベルトに所定限度を超える負荷が加えられた場合に閉鎖されたままであり、断裂 可能な締め付け手段を開放させる。後部ベルト構成要素126Bは、人体全体の安全 ベルトの一部をなす腰バンドに取り付けられることができる。 リング136のうち1つが、解放可能なフックによって柱紐137の一端に接続され 、他方のリング136が、前記長さに沿って調節可能な方法で、柱紐の長さの中間 の位置で柱紐に係合する仕組みとして構成されることが好ましく、それによって 柱紐の効果的な環が、ユーザの要求通りに変更される。 リンク140はリング136の1つや、前部ベルト構成要素126Aのリング146のよう な別のリングに接続されることができることも分かるであろう。 この安全装置に対して他の修正や変更が考えられるが、これらは様々な活動に 含まれる作業者やスポーツマンが使用可能で、このことは当業者には明らかであ る。例えば、断裂可能な接続は縫い合わせ以外でも達成でき、位置づけ紐20は図 示したように環状で、安全ベルトに対して2つの接続を必要とするようにでき、 または他端が、関連する構成または同様のものに係留された安全ベルトに一端だ けで接続するようなものにもできる。 上述の説明は、ユーザの不慮の落下の結果、装置にかかった過度の力について 言及しているが、こうした力は、ユーザが作業している、または登っている構造 物に関連づけられた要因(例えば係留の目的で選択された木の大枝が折れた場合 など)の結果として、ユーザに加えられる可能性がある。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月31日 【補正内容】 請求の範囲 1. 胸の高さの安全線取付具を有する安全ベルトと組み合わせて用いる人体安 全装置であって、前記装置が、 ユーザの腰の高さ、またはそれより下に位置づけられるように適応され、落下 による所定の衝撃負荷を受けた場合に断裂するように適応されたベルト、及び前 記ベルトを胸の高さの取付具に接続し、中に衝撃吸収装置が組み込まれているリ ンク手段を含み、 それによって、ベルトが断裂したときに、その断裂したベルトに作用している 全ての力が、前記リンクを介して胸の高さの取付具に弱められた形で伝えられる ことを特徴とする、前記装置。 2. 2.5kNを越えない力がかかった場合に、前記ベルトが断裂しないままであ るよう適応されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 3. 安全線から人体全体の安全ベルトに、ユーザに有害な方法で伝えられる過 度の衝撃負荷を防止するための安全装置であって、前記装置が、 反対側が、第1及び第2の取付具によって安全ベルトに接続されている衝撃吸 収リンクを含み、前記安全線が、締め付け手段によって安全ベルトに接続された 前記取付具の1つに接続されており、前記締め付け手段は、その取付具に所定の 過度の力が加えられた場合に断裂してその締め付け手段を開放することを特徴と する、前記装 置。 4. 2.5kNを越えない力がかかった場合に、前記締め付け手段が閉じたままで あることを特徴とする、請求項3に記載の装置。 5. ユーザの姿勢、及び空間における方向に関係なく、落下時に発生するよう な過度の衝撃負荷、及びそれ以外でユーザの腰の領域に加えられる負荷が、締め 付けを開放させ、それによって、こうした過度の力が前記リンクによって、代わ りに弱められた形でユーザの胸の高さ、またはそれより上で安全ベルトの上部領 域に伝えられることを特徴とする、請求項3または4のどちらかに記載の装置。 6. 前記安全装置が、衝撃吸収リンク手段(126A、140、145)によって相互接続 された第1、及び第2の取付手段(136;141)を含み、第1の取付手段(136)は分離 可能に、断裂して締め付けを開放することができる締め付け手段(115、116、117、1 18)によって安全ベルトに接続され、第2の取付手段(141)は分離できないように 安全ベルトに接続され、前記第1の締め付け手段(116、117、118)の開放後、前記 過度の衝撃負荷の全てが、前記衝撃吸収リンク手段(140、145)によって、第1の 取付手段(136)から排他的に前記第2の取付手段(141)に伝えられ、第1の締め付 け手段は、前記過度の衝撃負荷が前記第1の取付手段(136)で加えられた場合、 その締め付け手段が断裂を生じて、ほとんど即時に締め付けを開放するように構 成され、配置されていることを特徴とする、請求項3ないし5のいずれかに記載 の装置。 7. 1対の肩紐(4)、1対の環状の足紐(6)、位置づけ紐(22)、及び前記位置づ け紐(22)を安全ベルトの腰の部分に、またはその部分 に隣接した位置で安全ベルト(2)の隔置された領域(16、18)に取り付ける手段を含 む人体安全ベルト(2)を備える人体安全装置であって、 変換手段(20、28)が、位置づけ紐(22)と安全ベルト(2)の間で作用し、位置づけ 紐(22)を安全ベルトに取り付ける手段が、所定の限界値を越えた力が加えられた 際に、前記隔置された領域から分離可能に、または移動可能になるように、断列 によって開放され、その結果、変換手段(20、28)が前記力を、位置づけ紐(22)と 安全ベルトの上部領域の間に伝えることを特徴とする、請求項3ないし5のいず れかに記載の装置。 8. 変換手段(20、28)がエネルギー吸収手段(32)を備えることを特徴とする、 請求項7に記載の安全装置。 9. 変換手段が、位置づけ紐(22)の両端がしっかり取り付けられる第1の変換 紐(20)、安全ベルト(2)の前記隔置された領域(16、18)に、分離可能に、または移 動可能に取り付けられている第1の変換紐(20)の両端、及び第1の変換紐(20)と 人体安全ベルト(2)に保持され、その間で作用する第2の変換紐(28)を含むこと を特徴とする、請求項7または8のどちらかに記載の安全装置。 10. 第2の変換紐(28)が縦方向に伸びるエネルギー吸収装置(32)を備えること を特徴とする、請求項9に記載の安全装置。 11. 所定の限界値を超えた力が加えられた場合に断裂して第1の変換紐(20)を 安全ベルト(2)から解放する縫い合わせによって、第1の変換紐(20)の両端が、 安全ベルト(2)の隔置された領域(l6、18)に取り付けられることを特徴とする、請 求項9または10のどちらかに 記載の安全装置。 12. 安全ベルト(2)と相互接続された腰ベルト(14)を含み、前記の分離可能な 、または移動可能な取付手段が、腰ベルト(14)に対してなされていることを特徴 とする、請求項7ないし10のいずれかに記載の安全装置。 13. 安全ベルト(2)の腰の領域に後部ベルト(14')を含み、安全ベルト(2)の前 記隔置された領域(16、18)が、前記後部ベルト(14')の両端、またはそれに隣接す る位置に配置されることを特徴とする、請求項7ないし12のいずれかに記載の安 全装置。 14. 人体安全ベルト(2)が、ユーザの胸を横断して肩紐(4)の間で延び、前部係 留地点(10)が提供されている接続紐(8)を含み、変換手段(20、28)の上部端が、前 記前部係留地点(10)に保持されていることを特徴とする、請求項7ないし13のい ずれかに記載の安全装置。 15. 位置づけ紐(22)の両端が、変換手段(20、28)上の隔置された接続(24、26)に 保持されていることを特徴とする、請求項7ないし14のいずれかに記載の安全装 置。 16. 位置づけ紐(22)の一端が変換手段に保持されており、前記紐(22)の他端が 関連する構造体に配置されるように適応されていることを特徴とする、請求項7 ないし15のいずれかに記載の安全装置。 17. 前記所定の限度の力が、2.5kNのオーダであることを特徴とする、請求項 7ないし16のいずれかに記載の安全装置。 18. 人体全体の安全ベルトが、全てが一緒に保持された肩紐と足紐を有し、ベ ルトに所定の限度を超える力が加えられた場合に断裂 する締め付け手段によって、密接して保持される両端を有するベルトを含み、前 記ベルトが負荷変換リンクによって、前記肩紐に橋渡しし、保持される胸紐に接 続され、取り付けられており、これら全てによって、前記ベルトに作用する前記 所定の限度を超える衝撃負荷がまず、前記締め付け手段に、前記ベルトが閉まる のをやめるように断裂させ、その後、衝撃負荷が前記負荷変換リンクによって前 記胸紐に伝えられ、その結果、前記肩紐によって前記足紐に分散されることを特 徴とする、請求項1に記載の前記安全ベルト。 19. 負荷変換リンクが、前記胸紐から伝えられた衝撃負荷を弱めることができ 、縦方向に伸びる衝撃吸収装置を備えることを特徴とする、請求項18に記載の安 全ベルト 20. ベルトに所定の限度を超えた負荷が加えられる場合に断裂して、それによ ってベルトを開放する、前記締め付け手段に加えて、前記ベルトに、ベルトの開 閉を操作できる1つ以上のバックル閉鎖装置が備えられ、前記バックル装置(1 つ又は複数)が、前記ベルトに前記所定の限度を超えた負荷が加えられた場合に 、閉まったままとなっていることを特徴とする、請求項18または19のどちらかに 記載の安全ベルト。 21. ベルトに所定の限度を超えた負荷が加えられる場合に断裂して、それによ ってベルトを開放する前記締め付け手段が、ベルトの範囲に沿った1つ以上の位 置で、ベルトに過度の負荷が加えられる場合に断裂する縫い合わせによって、一 緒に縫い合わせられた2つの長さの帯紐を含み、前記2つの長さの帯紐が前記断 裂の後で分離 し、それによってベルトを開放することを特徴とする、請求項18ないし20のいず れかに記載の安全ベルト。 22. 前記ベルトが、閉じたままであり、2.5kNの力まで耐えることができ、前 記の力を越えた場合にのみ断裂が生じることを特徴とする、請求項18ないし21の いずれかに記載の安全ベルト。 23. 断裂が可能な締め付け手段を有する前記ベルトが、前部及び後部構成要素 を含み、後部構成要素は永久に前記安全ベルトに接続され、前部構成要素は、所 定の限度を超えた力が加えられる場合に断裂する2組の締め付け手段によって、 後部構成要素に接続されていることを特徴とする、請求項18ないし22のいずれか に記載の安全ベルト。 24. 前記安全ベルトが、断裂可能な締め付け手段を有する前記ベルトに加え、 腰ベルトを分離できないように備えていることを特徴とする、請求項18ないし23 のいずれかに記載の安全ベルト。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 高架構造の高所で作業している、または登っているユーザによって着用さ れるよう意図された人体安全装置であって、 前記装置が、落下の時に生じる過度の衝撃負荷、及び落下以外でユーザの腰の 領域に加えられる過度の衝撃負荷が、代わりに弱められた形で、ユーザの胸の高 さ、またはそれより上で、安全ベルトの上部領域に伝えられる手段を提供するこ とを特徴とする、前記装置。 2. 高架構造の高所で作業している、または登っているユーザによって着用さ れるよう意図された人体安全装置において、前記装置がユーザの胸の高さ、また はそれより上で、安全ベルトに保持されている1つ以上の紐取付リングを有し、 前記紐取付リングが強力な衝撃負荷を、負傷する危険性が最小となるような方法 で前記装置に伝えるように適用され、かつ配置された前記装置であって、 追加の紐取付リングが前記装置上のユーザの腰の高さ、またはそれより下に提 供され、これらの追加リングが、そのリングで所定の限度を超える力が発生した 場合に断裂する締め付け手段によって前記装置に保持され、更に、力の変換リン ク手段が提供され、これによって、後で前記締め付け手段の開放が行われ、代わ りに、こうした過度の力がユーザの胸の高さ、またはその上の領域に位置づけら れた紐取付リングに伝えられ、また更に、前記リンク手段に組み込まれる衝撃吸 収手段が提供され、これによって、こうした過度の力 が、前記の力の伝達の間に弱められることを特徴とする、前記装置。 3. 1対の肩紐(4)、1対の足紐(6)、位置づけ紐(22)、及び前記位置づけ紐(2 2)を安全ベルトの腰の部分に、またはその部分に隣接した位置で安全ベルト(2) の隔置された領域(16、18)に取り付ける手段を含む安全ベルト(2)を備える人体安 全装置であって、 変換手段(20、28)が、位置づけ紐(22)と安全ベルト(2)の間で作用し、位置づ け紐(22)を安全ベルトに取り付ける手段が、所定の限界値を越えた力が加えられ た際に、前記隔置された領域から分離可能に、または移動可能になっており、そ の結果、変換手段(20、28)が前記力を、位置づけ紐(22)と安全ベルトの上部領域 の間に伝えることを特徴とする、前記人体安全装置。 4. 変換手段(20、28)が、エネルギー吸収手段(32)を備えていることを特徴と する、請求項3に記載の安全装置。 5. 変換手段が、位置づけ紐(22)の両端がしっかり取り付けられる第1の変換 紐(20)、安全ベルト(2)の前記隔置された領域(16、18)に分離可能に、または移動 可能に取り付けられている第1の変換紐(20)の両端、及び第1の変換紐(20)と人 体安全ベルト(2)に保持され、その間で作用する第2の変換紐(28)を含むことを 特徴とする、請求項3または4のどちらかに記載の安全装置。 6. 第2の変換紐(28)が縦方向に伸びるエネルギー吸収装置(32)を備えること を特徴とする、請求項5に記載の安全装置。 7. 所定の限界値を超えた力が加えられた場合に断裂して第1の変換紐(20)を 安全ベルト(2)から解放する縫い合わせによって、第1 の変換紐(20)の両端が、安全ベルト(2)の隔置された領域(16、18)に取り付けられ ることを特徴とする、請求項5または6のどちらかに記載の安全装置。 8. 安全ベルト(2)と相互接続された腰ベルト(14)を含み、前記の分離可能な 、または移動可能な取付手段が、腰ベルト(14)に対してなされていることを特徴 とする、請求項3ないし7のいずれかに記載の安全装置。 9. 安全ベルト(2)の腰の領域に後部ベルト(14')を含み、安全ベルト(2)の前 記隔置された領域(16、18)が、前記後部ベルト(14')の両端、またはそれに隣接す る位置に配置されることを特徴とする、請求項3ないし8のいずれかに記載の安 全装置。 10. 人体安全ベルト(2)が、ユーザの胸を横断して肩紐(4)の間に延び、前部係 留地点(10)が提供されている接続紐(8)を含み、変換手段(20、28)の上部端が、 前記前部係留地点(10)に保持されていることを特徴とする、請求項3ないし9の いずれかに記載の安全装置。 11. 位置づけ紐(22)の両端が、変換手段(20、28)上の隔置された接続(24、26)に 保持されていることを特徴とする、請求項3ないし10のいずれかに記載の安全装 置。 12. 位置づけ紐(22)の一端が変換手段に保持されており、前記紐(22)の他端が 関連する構造体に配置されるように適応されていることを特徴とする、請求項3 ないし11のいずれかに記載の安全装置。 13. 前記所定の限度の力が、2.5kNのオーダであることを特徴とする、請求項 3ないし12のいずれかに記載の安全装置。 14. 人体全体の安全ベルトが、全てが一緒に保持された肩紐と足紐を有し、ベ ルトに所定の限度を超える力が加えられた場合に断裂する締め付け手段によって 、密接して保持される両端を有するベルトを含み、前記ベルトが負荷変換リンク によって、前記肩紐に橋渡しし、保持される胸紐に接続され、取り付けられてお り、これら全てによって、前記ベルトに作用する前記所定の限度を超える衝撃負 荷がまず、前記締め付け手段に、前記ベルトが閉まるのをやめるように断裂させ 、その後、衝撃負荷が前記負荷変換リンクによって前記胸紐に伝えられ、その結 果、前記肩紐によって前記足紐に分散されることを特徴とする、前記安全ベルト 。 15. 負荷変換リンクが、前記胸紐から伝えられた衝撃負荷を弱めることができ 、縦方向に伸びる衝撃吸収装置を備えることを特徴とする、請求項14に記載の安 全ベルト。 16. ベルトに所定の限度を超えた負荷が加えられる場合に断裂して、それによ ってベルトを開放する前記締め付け手段に加えて、前記ベルトに、ベルトの開閉 を操作できる1つ以上のバックル閉鎖装置が備えられ、前記バックル装置(1つ 又は複数)が、前記ベルトに前記所定の限度を超えた負荷が加えられた場合に、 閉まったままとなっていることを特徴とする、請求項14または15のどちらかに記 載の安全ベルト。 17. ベルトに所定の限度を超えた負荷が加えられる場合に断裂して、それによ ってベルトを開放する前記締め付け手段が、ベルトの範囲に沿った1つ以上の位 置で、ベルトに過度の負荷が加えられる 場合に断裂する縫い合わせによって、一緒に縫い合わせられた2つの長さの帯紐 を含み、前記2つの長さの帯紐が前記断裂の後で分離し、それによってベルトを 開放することを特徴とする、請求項14ないし16のいずれかに記載の安全ベルト。 18. 前記ベルトが、閉じたままであり、2.5kNの力まで耐えることができ、前 記の力を越えた場合にのみ断裂が生じることを特徴とする、請求項14ないし17の いずれかに記載の安全ベルト。 19. 断裂が可能な締め付け手段を有する前記ベルトが、前部及び後部構成要素 を含み、後部構成要素は永久に前記安全ベルトに接続され、前部構成要素は、所 定の限度を超えた力が加えられる場合に断裂する2組の締め付け手段によって、 後部構成要素に接続されていることを特徴とする、請求項14ないし18のいずれか に記載の安全ベルト。 20. 前記安全ベルトが、断裂可能な締め付け手段を有する前記ベルトに加え、 腰ベルトを分離できないように備えていることを特徴とする、請求項14ないし19 のいずれかに記載の安全ベルト。
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