JPH07246247A - 高所作業着及びその安全帯 - Google Patents

高所作業着及びその安全帯

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JPH07246247A
JPH07246247A JP6062141A JP6214194A JPH07246247A JP H07246247 A JPH07246247 A JP H07246247A JP 6062141 A JP6062141 A JP 6062141A JP 6214194 A JP6214194 A JP 6214194A JP H07246247 A JPH07246247 A JP H07246247A
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JP
Japan
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work
work clothes
cloth
high places
safety belt
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JP6062141A
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English (en)
Inventor
Seiya Koga
靖也 古賀
Takeshi Terajima
武嗣 寺島
Shigemaro Hieda
茂麿 稗田
Yoshio Iwasaki
喜男 岩崎
Arata Yamamoto
新 山本
Toshio Watanabe
俊雄 渡辺
Tamon Nakamura
多門 中村
Hiroaki Fukui
弘明 福井
Mitsuya Uchida
光也 内田
Kenichi Hoshi
健一 星
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POLYMER GIYA KK
PUROTSUPU KK
TSUKUSHI KOUBOU KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
POLYMER GIYA KK
PUROTSUPU KK
TSUKUSHI KOUBOU KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に建設工事において高所から作業者が不測
に墜落した場合、作業者を人身事故から安全に防止する
ための高所作業着及び安全帯。 【構成】 高所作業着1において、作業者落下時に安全
ロープから人体にかかる衝撃力を分散するための補強布
4を該高所作業着1の上端部から下方に向かって該高所
作業着1に密着して一体的に配設させ、安全ロープを結
合する安全帯2の連結具7の位置に対して高所作業着1
の方の両側の近傍に、安全帯2を係止する接合環3と、
これら二つの接合環3の外側に安全帯2が高所作業着1
と離脱することを防止するための固定具11を設け、前
記接合環3は相互に脱着可能な接合具を備え、作業者の
落下時の衝撃を低減することを特徴とする高所作業着。
上記高所作業着1側の固定具11と係合する固定具11
を設けた安全帯2。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に建設工事において
高所から作業者が不測の事態により墜落した場合、作業
者の人身事故を最小限にとどめ、作業上の安全を維持す
る高所作業着及びその安全帯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建設工事の作業等における安全帯
には、図12に示す通り、作業者の腰の部分に安全帯1
6を巻き、安全帯16に安全ロープ6を装着して使用す
るものがある(以下、前者という。)。また、別の安全
帯には、図13に示す落下傘式ベルトとして開発された
ものがあり、このタイプは、しり等の部分に落下傘ベル
ト17を巻いて使用するものである(以下、後者とい
う)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の安全帯には、作
業者が安全帯16を装備した状態で、例えば体重75k
gの作業者が高さ1.5mの高さから落下した場合、腰
にかかる力は落下テストによれば765kgf〜910
kgfにも及び、作業者は頭や胸を打撲することから防
護されても、内蔵破裂や背骨破損で人命を損なう可能性
が大きく、また落下時に安全帯が胸部にズリ上がり、胸
部を圧迫する危険性があるという問題点がある。また、
後者の落下傘式ベルトは、大がかりなものであり、これ
を、作業者は通常の作業服を着用して後、別に装備する
ことになる。このため落下傘式ベルトには作業服との一
体性がなく、作業者が落下した場合、落下傘式ベルトは
落下衝撃により人体を局部的に締め付け、落下衝撃を緩
和する効果は乏しい。また、作業服の外部であって見栄
えが悪く、定時太腿を締め付けているため作業性が悪い
などから一般作業にはあまり使用されていない。
【0004】本発明は、かかる従来の安全帯に起因する
問題点を解消し、衝撃分散性に優れ、安全性が高く、作
業性の良好な高所作業着及びその安全帯を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の高所作業着は、安全帯の係止具を上端周囲
に設けた高所作業着において、作業者落下時に安全ロー
プから人体にかかる衝撃力を分散するための補強布を該
高所作業着の上端部から下方に向かって該高所作業着に
密着して一体的に配設させたことにより構成される。上
記において、高所作業着に設ける安全帯の係止具は、落
下時の衝撃力が安全帯に働いた際に、高所作業着からの
安全帯の離脱を阻止するものである。係止具として、安
全ロープを結合する安全帯の連結具の位置に対して高所
作業着の方の両側の近傍の部位に設けるものについて
は、例えば接合環を用いることが好ましい。接合環は、
相互に脱着可能な接合具を備え、安全帯を高所作業着に
瞬時に脱着できる構造であり、後で更に詳しく説明す
る。本発明の補強布は、作業者の不測の落下時に、安全
帯周りの人体にかかる局所的衝撃力を分散、緩和するも
のである。このため、補強布は高所作業着の上端部から
下方に、特に股下部に向かって高所作業着に密着して一
体的に取り付け、高所作業着と一体となって落下衝撃の
分散を図る。補強布の高所作業着への取付けは、全面的
に、或いは部分的に縫着する等の方策を講ずることによ
り行う。一部分をマジックテープでとめることもでき
る。さらに、本発明の補強布は、落下衝撃を有効に伝
達、分散するため、前記の接合環と一体に連結、結合す
ることが好ましい。かかる補強布として、帯状、紐状等
の各種のものを使用することができる。補強布は、高所
作業着の表面に設けてもよいが、高所作業着における外
見上裏面に設けることが好ましい。また、高所作業着に
裏地のある場合は、高所作業着生地と裏地との間に挟ん
で設けてもよい。本発明において高所作業着は、長ズボ
ン、半ズボン、7部ズボン、8部ズボン、つなぎ上下等
の作業着を含むが、高所作業着は作業者に対して、特に
腹部、腰部に対して寸法上フィットするように形成する
ことが、衝撃力の観点から望ましい。
【0006】また、本発明は、安全帯の係止具を上端周
囲に設けた高所作業着において、作業者落下時に安全ロ
ープから人体にかかる衝撃力を分散するための補強布を
該高所作業着の上端部から下方に向かって該高所作業着
に密着して一体的に配設させ、該補強布は帯状体であっ
て、該高所作業着の前部及び後部に沿い股部に至るよう
に延在させ、作業者の落下時の衝撃を低減することを特
徴とする高所作業着により構成される。補強布として帯
状体は左右一対とすることができる。この一対の帯状体
は、股部において、相互に左右に交差するようにしても
よい。帯状体は、股部に部分的に別に設けた補強布と接
続するようにしてもよい。また、補強布は一本でなく、
上方に沿って2本、或いは数本に枝別れさせてもよい。
補強布は、係止具、特に安全帯の連結具の両側の係止具
(接合環)と連結させることができるが、特に接合環に
連結させて衝撃の一層の分散化を図ることができる。
【0007】また、本発明は、安全帯の係止具を上端周
囲に設けた高所作業着において、作業者落下時に安全ロ
ープから人体にかかる衝撃力を分散するための補強布を
該高所作業着の上端部から下方に向かって該高所作業着
に密着して一体的に配設させ、該補強布は作業者の腹部
及び腰部を覆うパッチ式の布とし、作業者の落下時の衝
撃を低減することを特徴とする高所作業着により構成さ
れる。高所作業着に配設されたパッチ式の補強布は、作
業者が高所作業着を着用した際に、作業者の腹部と腰部
にフィットして接触するようにする。なお、補強布は衝
撃力を分散、伝達できれば、腹部と腰部に全面的に覆う
ものでなくてもよく、部分的であってもよい。
【0008】また、本発明は、高所作業着において、作
業者落下時に安全ロープから人体にかかる衝撃力を分散
するための補強布を該高所作業着の上端部から下方に向
かって該高所作業着に密着して一体的に配設させ、該補
強布は帯状体であって、該高所作業着の前部及び後部に
沿い太腿部を通過して延在、接続させ、作業者の落下時
の衝撃を低減することを特徴とする高所作業着により構
成される。
【0009】また、本発明は、高所作業着において、作
業者落下時に安全ロープから人体にかかる衝撃力を分散
するための補強布を該高所作業着の上端部から下方に向
かって該高所作業着に密着して一体的に配設させ、安全
ロープを結合する安全帯の連結具の位置に対して高所作
業着の方の両側の近傍に、安全帯を係止する接合環と、
これら二つの接合環の外側に安全帯が高所作業着と離脱
することを防止するための固定具を設け、前記接合環は
相互に脱着可能な接合具を備え、作業者の落下時の衝撃
を低減することを特徴とする高所作業着により構成され
る。安全帯の連結具の近傍に接合環と固定具を設けるこ
とにより、安全帯と高所作業着とが一体化し、衝撃力が
働いた場合に、安全帯が高所作業着に対してズリ上がっ
たり、移動したりすることを確実に阻止し、安全ロープ
からの衝撃力を局部的に集中させず、分散することがで
きる。かかる接合環と固定具がない場合には、安全帯の
みが引張られて移動し、腹部がしぼられ、補強布はあっ
ても衝撃力を分散させる役割は減殺され、安全帯回りに
衝撃力が過大となる。 接合環は相互に脱着可能な接合
具を備え、例えば合成繊維の細巾ベルトと、接合具とし
て金属性のフックと環又はホックを用いることがある。
ここで、特にフック方式の接合環の場合には、細巾ベル
トは高所作業着に強固に縫着等により強固に固定し、衝
撃時に安全帯が高所作業着からズリ上がることを確実に
阻止するようにする。固定具として、マジックテープ、
またフックファスナー、スナップファスナー等の面ファ
スナーを用いることができる。
【0010】本発明は、上述した本発明の高所作業着に
巻着する安全帯であって、安全ロープを結合する連結具
の両側の近傍に、安全帯が高所作業着と離脱することを
防止するための固定具を設け、作業者の落下時の衝撃を
低減することを特徴とする安全帯により構成される。固
定具として、マジックテープ、またフックファスナー、
スナップファスナー等の面ファスナーを用いることがで
き、高所作業着の側の固定具と雌雄一体となって、安全
帯を高所作業着に固定する。
【0011】
【作用】本発明の高所作業着は、作業者落下時に安全ロ
ープから人体にかかる衝撃力を分散するための補強布を
該高所作業着の上端部から下方に向かって該高所作業着
に密着して一体的に配設したことにより、作業者の墜落
時にかかる衝撃力を補強布を介して分散させ、局部的に
過大な力が働くことによる人体への障害を未然に防止す
ることができる。
【0012】また、本発明の安全帯は、安全ロープを結
合する連結具の両側の近傍に該高所作業着との固定具を
設けることにより、作業者の不測の落下事故により安全
ロープを結合する連結具に衝撃力が働いた場合、安全帯
が胴回りに移動することを確実に阻止する。その結果、
安全ロープからの衝撃力は、安全帯から補強布へ、高所
作業着に容易に分散される。かかる固定具がない場合に
は、安全帯は移動し、安全帯回りに衝撃による過大な力
が働くことになる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。 (実施例1)図1に示す高所作業着の実施例について説
明する。高所作業着1には、安全帯を巻着した状態にお
ける安全ロープの連結具7の位置の両側の近傍に安全帯
の係止具として接合環3、3が設ける(図7参照)。そ
の接合環3の外側には、高所作業着1に対して安全帯を
固定し、その離脱、滑動を防止するための固定具11、
11を設ける。本例では固定具11として、マジックテ
ープを使用すると、容易に安全帯の着用、取外しを図る
ことができる。高所作業着1の内側には、左右一対の補
強布4が股部5において交差するように高所作業着1に
密着して縫着し、配設される。補強布4の端部は、衝撃
力の伝達、分散を容易にするため、高所作業着1の上端
部、或いはその近傍に強力に縫着する。本例では接合環
3と連結するように取り付け、衝撃の分散化をより有利
にする。補強布4の他にさらに補強布を配設する場合、
縫着によらず、マジックテープによることができる。マ
ジックテープによると、洗濯が容易である。図1での補
強布4を図2において示す。補強布4は左右一対の補強
布4a、4bと、胴部の補強布4cからなる。一対の補
強布4aと4bとは股部において交差し、それぞれの右
側端部は、すでに述べたように接合環3と連結する部位
に取り付ける。(なお、安全帯の係止具として、上記の
接合環3以外の部位については、ベルト通しを使用して
もよい。)
【0014】ここで、図7、図8により接合環について
詳しく説明する。図7(イ)は接合環3を高所作業着1
に装着する前の状態を示す。接合環3は、合成繊維の細
巾ベルト21と、接合具であるフック22、環23とか
らなる。細巾ベルト21は、フック22と環23の孔2
4、25を通して、その両端部を重ね合わせ、縫着、結
合する。接合環3を、環23の先端から高所作業着1の
孔26、27に、矢印aの径路で挿通し、図7(ロ)の
状態で、縫着部28を形成し、接合環3を高所作業着1
に強固に固定する。図7(ロ)で接合環3の外側部に固
定具11を設ける。固定具11はマジックテープを用い
る。図7(ハ)は接合環3のフック22により安全帯2
を止めた状態を示す。接合環3と固定具11は、安全ロ
ープ6を連結する連結具7の両側に設ける(それぞれ、
一方は図示せず)。落下衝撃が働いた場合に、接合環3
と固定具11により、安全帯2の離脱、滑動を確実に阻
止し、衝撃力の分散、伝達を図る。図8はホックによる
接合環3の場合を示す。図8(イ)に示すように、細巾
ベルト21の一端を環23に通して折曲げ、重ねて縫
着、結合する。環23から高所作業着1の孔26、27
に挿通する。安全ベルト着用時には、図8(ロ)に示す
ように、ホック29側の端部を環23を通して、折り返
し、ホック29を固定する。
【0015】(実施例2)図3において、補強布4がパ
ッチ式の布である場合の実施例を示す。補強布4は作業
者の腹部及び腰部をフィットして覆うパッチ式の布であ
る。かかる補強布4を高所作業着1に密着して一体的に
配設する。高所作業着1の上端において、安全ロープの
連結具7の両側の近傍位置に対応する部位に、接合環3
とその外側に固定具11、11を取り付ける。補強布4
の端部と接合環3、3とは、縫合等により強固に結合
し、有効に衝撃の分散を図る。補強布4は衝撃力を分散
できるものであれば、腹部及び腰部を全面的に覆うもの
でなくてもよく、本例では腹部前面に切欠き部20を有
する。衝撃力の分散、波及のため、補強布は股部におい
ては太腿部9全周を覆うものであることが好ましい。図
4は図3のパッチ式の補強布4を示し、太腿部9全周を
覆い、切欠き部20を有する。
【0016】(実施例3)図5に示す実施例を説明す
る。補強布4は、高所作業着1の上端を形成する帯8に
結合し、高所作業着1の後部aに沿って下降し、太腿部
9の前部bを通過し、高所作業着1の前部cに沿って帯
8に至る。その端末は安全ロープ延長部18となる。補
強布4は帯形状のロープを使用し、高所作業着1内面に
密着するようにマジックテープ10により着脱自在に係
着する。
【0017】(実施例4)図6に示す実施例を説明す
る。補強布4は、高所作業着1内面の太腿部9の周囲を
巻回して設けた部分Aと、前部及び後部において、高所
作業着1内面において該部分Aと帯8との間を連結する
部分Bとにより形成される。部分Bは高所作業着1上端
を形成する帯8と結合する。補強布4は高所作業着1内
側に縫い付けてもよいが、洗濯の容易性等から高所作業
着1内面に部分的にマジックテープにより着脱自在に係
着させる。
【0018】(実施例5)本発明の安全帯の実施例を図
9(イ)、(ロ)により説明する。先ず、図9(イ)の
場合を説明する。安全帯2は安全ロープ6を装着するた
めの連結具7を設ける。連結具7の両側に高所作業着1
に安全帯2を固定するための固定具11を設ける。本例
では、固定具11は面ファスナーである。連結具7の両
側に設けた面ファスナーは落下の衝撃力が発生した場
合、安全帯2が高所作業着の接合環内で胴回りに移動す
ることを阻止し、補強布4を介して力が分散することを
容易にし、衝撃を緩和することに役立つ。安全ロープ6
の末端には、フック12を設け、フック12を収める収
納袋13を安全ベルト2に着脱可能に設ける。安全ベル
ト2の一端にバックル14、他端にトング15を設け
る。なお、作業者が高所作業着1を着用し、安全帯2を
接合環に内挿し、バックル14とトング15を係合させ
た際、高所作業着1と安全帯2間は寸法上フィットし、
隙間のない状態であることが好ましい。衝撃力を高所作
業着1に分散することに役立つからである。安全ロープ
6とフック12との間にショックアブソーバー19が設
けられている。図9(ロ)はフック12を収納する収納
袋13に代えて、フック30を使用する場合を示す。
【0019】作業者が不測の事故により落下した際に、
図10は本発明の高所作業着1と安全帯を着用した場
合、図11は従来の作業着33と安全帯を着用した場合
を示す。両者を対比するに、図10では補強布4、係止
具(接合環3)、固定具により、安全帯2は離脱、滑動
せず、衝撃力を高所作業着に分散しているのに対して、
図11では従来の安全帯31がズリ上がり、衝撃は全く
分散されず、その結果、連結具と反対側の安全帯31の
部位32で過大な力が働くことになる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、特に建設工事において
高所から作業者が不測に墜落した場合、その衝撃力を有
効に分散、低下させ、作業者を人身事故から安全確実に
防止することができる。また、高所作業着、安全帯とも
に着用、取外しが容易であるので、高所作業に容易、迅
速に対処でき、作業性は良好である。また、補強布は高
所作業着の内側に装着される得るから、見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高所作業着の実施例を説明する図であ
る。(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は背面図
である。
【図2】図1の補強布を示す図である。(イ)は正面
図、(ロ)は(イ)を上から見た平面図である。
【図3】本発明の別の高所作業着の実施例を説明する図
である。(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は背
面図である。
【図4】図3の補強布を示す図である。(イ)は正面
図、(ロ)は側面図、(ハ)は背面図である。
【図5】本発明の別の高所作業着の実施例を説明する図
である。
【図6】本発明の別の高所作業着の実施例を説明する図
である。
【図7】接合環の例を説明する図である。
【図8】別の接合環の例を説明する図である。
【図9】本発明の安全帯の実施例を説明する図である。
【図10】本発明の高所作業着と安全帯を着用して、作
業者が落下した場合の状況を示す図である。
【図11】従来の作業着と安全帯を着用して、作業者が
落下した場合の状況を示す図である。
【図12】従来の安全帯を説明する図である。
【図13】別の従来の安全帯を説明する図である。
【符号の説明】
1 高所作業着 2 安全帯 3 接合環 4 補強布 5 股部 6 安全ロープ 7 連結具 8 帯 9 太腿部 10 マジックテープ 11 固定具 12 フック 13 収納袋 14 バックル 15 トング 16 安全帯 17 落下傘ベルト 18 安全ロープ延長部 19 ショックアブソーバー 20 切欠き部 21 細巾ベルト 22 フック 23 環 24 孔 25 孔 26 孔 27 孔 28 縫着部 29 ホック 30 フック 31 安全帯 32 部位 33 作業着
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000126056 株式会社つくし工房 東京都板橋区赤塚3丁目31番7号 (72)発明者 古賀 靖也 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 寺島 武嗣 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 稗田 茂麿 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 岩崎 喜男 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 山本 新 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 渡辺 俊雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 中村 多門 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 福井 弘明 滋賀県坂田郡近江町大字飯579番地 (72)発明者 内田 光也 東京都東久留米市滝山 6−3−6−103 (72)発明者 星 健一 東京都板橋区赤塚3丁目31番7号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全帯の係止具を上端周囲に設けた高所
    作業着において、作業者落下時に安全ロープから人体に
    かかる衝撃力を分散するための補強布を該高所作業着の
    上端部から下方に向かって該高所作業着に密着して一体
    的に配設させ、作業者の落下時の衝撃を低減することを
    特徴とする高所作業着。
  2. 【請求項2】 安全帯の係止具を上端周囲に設けた高所
    作業着において、作業者落下時に安全ロープから人体に
    かかる衝撃力を分散するための補強布を該高所作業着の
    上端部から下方に向かって該高所作業着に密着して一体
    的に配設させ、該補強布は帯状体であって、該高所作業
    着の前部及び後部に沿い股部に至るように延在させ、作
    業者の落下時の衝撃を低減することを特徴とする高所作
    業着。
  3. 【請求項3】 安全帯の係止具を上端周囲に設けた高所
    作業着において、作業者落下時に安全ロープから人体に
    かかる衝撃力を分散するための補強布を該高所作業着の
    上端部から下方に向かって該高所作業着に密着して一体
    的に配設させ、該補強布は左右一対の帯状体であって、
    該高所作業着の前部及び後部に沿い股部を通過して延
    在、接続させ、作業者の落下時の衝撃を低減することを
    特徴とする高所作業着。
  4. 【請求項4】 安全帯の係止具を上端周囲に設けた高所
    作業着において、作業者落下時に安全ロープから人体に
    かかる衝撃力を分散するための補強布を該高所作業着の
    上端部から下方に向かって該高所作業着に密着して一体
    的に配設させ、該補強布は作業者の腹部及び腰部を覆う
    パッチ式の布とし、作業者の落下時の衝撃を低減するこ
    とを特徴とする高所作業着。
  5. 【請求項5】 高所作業着において、作業者落下時に安
    全ロープから人体にかかる衝撃力を分散するための補強
    布を該高所作業着の上端部から下方に向かって該高所作
    業着に密着して一体的に配設させ、該補強布は帯状体で
    あって、該高所作業着の前部及び後部に沿い太腿部を通
    過して延在、接続させ、作業者の落下時の衝撃を低減す
    ることを特徴とする高所作業着。
  6. 【請求項6】 高所作業着において、作業者落下時に安
    全ロープから人体にかかる衝撃力を分散するための補強
    布を該高所作業着の上端部から下方に向かって該高所作
    業着に密着して一体的に配設させ、安全ロープを結合す
    る安全帯の連結具の位置に対して高所作業着の方の両側
    の近傍に、安全帯を係止する接合環と、これら二つの接
    合環の外側に安全帯が高所作業着と離脱することを防止
    するための固定具を設け、前記接合環は相互に脱着可能
    な接合具を備え、作業者の落下時の衝撃を低減すること
    を特徴とする高所作業着。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5、又は6の高
    所作業着に巻着する安全帯であって、安全ロープを結合
    する連結具の両側の近傍に、安全帯が高所作業着と離脱
    することを防止するための固定具を設け、作業者の落下
    時の衝撃を低減することを特徴とする安全帯。
JP6062141A 1994-03-08 1994-03-08 高所作業着及びその安全帯 Pending JPH07246247A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030082656A (ko) * 2002-04-17 2003-10-23 정세환 안전의
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JP2012519519A (ja) * 2009-03-03 2012-08-30 チャールズ ライチェスタ ゴードン 安全ハーネス
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CN106422092A (zh) * 2016-12-27 2017-02-22 刘广天 衣服式个人高层逃生装置

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