JP3087727U - ハーネス型安全帯 - Google Patents
ハーネス型安全帯Info
- Publication number
- JP3087727U JP3087727U JP2002000439U JP2002000439U JP3087727U JP 3087727 U JP3087727 U JP 3087727U JP 2002000439 U JP2002000439 U JP 2002000439U JP 2002000439 U JP2002000439 U JP 2002000439U JP 3087727 U JP3087727 U JP 3087727U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- ring
- hook
- type safety
- shoulder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 肩掛けベルトの背部交差部にリングが取付け
てあったので、装着後の連結ロープのフック掛止が容易
でなかった。また、一定間隔に連結ロープが配置され、
それを掛け替えながら移動するような所では、使用でき
なかった。よって、取扱性を向上させて、安全性の高い
ハーネス型安全帯の普及を増進させるものである。 【解決手段】 背部において交差させ両肩に掛ける肩掛
けベルト1と、一対の足を挿入する環状の腿掛けベルト
2とを一体に形成したハーネス型安全帯3の、背部の交
差部分に本リング4を設け、その本リング4にベルトお
よびショックアブソーバーから成る連結ベルト5の一方
を連結し、他方に副リング6と面ファスナー7を設け、
その副リング6を肩掛けベルト1の胸側に配置し、面フ
ァスナー7で肩掛けベルト1に仮固定したものである。
てあったので、装着後の連結ロープのフック掛止が容易
でなかった。また、一定間隔に連結ロープが配置され、
それを掛け替えながら移動するような所では、使用でき
なかった。よって、取扱性を向上させて、安全性の高い
ハーネス型安全帯の普及を増進させるものである。 【解決手段】 背部において交差させ両肩に掛ける肩掛
けベルト1と、一対の足を挿入する環状の腿掛けベルト
2とを一体に形成したハーネス型安全帯3の、背部の交
差部分に本リング4を設け、その本リング4にベルトお
よびショックアブソーバーから成る連結ベルト5の一方
を連結し、他方に副リング6と面ファスナー7を設け、
その副リング6を肩掛けベルト1の胸側に配置し、面フ
ァスナー7で肩掛けベルト1に仮固定したものである。
Description
【0001】
本願は、高所作業者が墜落防止のために身体に装着するフルハーネス型安全帯 に関するものである。
【0002】
従来のハーネス型安全帯は、図4に示すように、リングは肩掛けベルトの背部 交差部分に設けられていた。
【0003】
よって、ハーネス型安全帯の装着後であれば、連結ロープのフックの掛止は、 容易でなかった。 また、作業範囲の広い箇所では、一定間隔で設けられた連結ロープを掛け替え ながら、移動する場合もあり、そのような所では掛止が困難で、ハーネス型安全 帯を使用することができなかった。 また、落下時の衝撃を体全体で受ける安全なハーネス型安全帯の普及を妨げる ものであった。
【0004】
よって、本願は、背部交差部の本リングに、ベルトおよびショックアブソーバ ーより成る連結ベルトを介して副リングと面ファスナーを設け、副リングを胸側 まで延長して設け、面ファスナーにより肩掛けベルトに仮固定し、連結ロープの フックの掛止を容易にしたものである。
【0005】
本願の実施例を詳記すると、 背部において交差させ両肩に掛ける肩掛けベルト1と、一対の足を挿入する環 状の腿掛けベルト2とを一体に形成したハーネス型安全帯3の、背部の交差部分 に本リング4を設け、該本リング4にベルトおよびショックアブソーバーから成 る連結ベルト5の一方を連結し、他方に副リング6と面ファスナー7を設け、該 副リング6を肩掛けベルト1の胸側に配置し、面ファスナー7で肩掛けベルト1 に仮固定し、該副リング6に連結ロープ8を連結し、落下時において面ファスナ ー7が外れ、本リング4部を吊るようにした構造である。 面ファスナー7は、副リング6を連結縫工した近くに、ベルト状の面ファスナ ーの一端を縫工して設けたもので、肩掛けベルト1にベルト部を回して取付ける ものである。
【0006】 本願を装着するには、先ず、面ファスナー7によりあらかじめ肩掛けベルト1 に副リング6側を胸側に取付けておき、つなぎ服を着るのと同じように、先ず腿 掛けベルト2の輪部に足を入れ、肩掛けベルト1を肩に掛ける。 また、副ベルトが附属しているものは、バックル部を嵌合し、腰部に取付ける 。 次に肩掛けベルト1,腿掛けベルト2の両ベルト端を引張り、調節する。そし て胸ベルト11によって肩掛けベルト1を留めて肩よりの外れを防止して装着完了 である。 外す時は、バックル金具を持って引き上げることによってベルトにゆとりがで き容易に外すことができる。
【0007】 なお、図示したものは、連結ベルトとして、ショックアブソーバーを1個取付 けたものであるが、2個取付けて、両方の肩掛けベルト1の胸側に副リング6を 配置することも可能である。 また、ユーザーの要望で、ショックアブソーバーがいらない場合や連結ロープ 側にショックアブソーバーが附属している場合には、ベルトのみで本リング,副 リング間を連結するものである。 以上のように、ベルトおよびショックアブソーバーより成る連結ベルトを複数 個取付けて、作業性の良い方の副リング6を選択し、連結ロープ8のフックを掛 止して使用することができる。
【0008】
以上記したように、本願のハーネス型安全帯を使用することにより、装着後で も容易に連結ロープのフックを掛止することができる。また、広範囲な場所で、 所定間隔で設けられた連結ロープを掛け替えながら移動する場合でも、普通の安 全帯(胴締めベルトのみのもの)と同様に使用でき、落下衝撃荷重を体全体で受 止める安全なハーネス型安全帯の普及を増進させる効果が期待される。
【図1】本願の取付状態正面図。
【図2】本願の取付状態背面図。
【図3】本願の取付状態右側面図。
【図4】従来品の取付状態背面図。
【図5】本願の連結ベルトが外れたところの背面図。
1 肩掛けベルト 11 胸ベルト 2 腿掛けベルト 3 ハーネス型安全帯 4 本リング 5 連結ベルト 6 副リング 7 面ファスナー 8 連結ロープ
Claims (1)
- 【請求項1】 背部において交差させ両肩に掛ける肩掛
けベルトと、一対の足を挿入する環状の腿掛けベルトと
を一体に形成したハーネス型安全帯の、背部の交差部分
に本リングを設け、該本リングにベルトおよびショック
アブソーバーから成る連結ベルトの一方を連結し、他方
に副リングと面ファスナーを設け、該副リングを肩掛け
ベルトの胸側に配置し、面ファスナーで肩掛けベルトに
仮固定し、該副リングに連結ロープを連結し、落下時に
おいて面ファスナーが外れ、本リング部に落下荷重を負
荷する構造を特徴とするハーネス型安全帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000439U JP3087727U (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | ハーネス型安全帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000439U JP3087727U (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | ハーネス型安全帯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087727U true JP3087727U (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=43239065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000439U Expired - Lifetime JP3087727U (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | ハーネス型安全帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087727U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021030969A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 東洋物産株式会社 | 救命胴衣 |
-
2002
- 2002-02-04 JP JP2002000439U patent/JP3087727U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021030969A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 東洋物産株式会社 | 救命胴衣 |
JP7157400B2 (ja) | 2019-08-28 | 2022-10-20 | 東洋物産株式会社 | 救命胴衣 |
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