JP3142686U - 安全帯を一体化した作業服 - Google Patents

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Abstract

【課題】訓練を要することなく、安全かつ迅速に着用が可能である、安全帯を一体化した作業服を提供する。
【解決手段】本体10は、胴部11と複数の肢部とを有している。前記胴部は、着用者の手足に対応した複数の肢開口部111と、前記胴部の中央に設けられ、作業服の着衣および脱衣を可能にする開閉部と、開閉を行うための結合部品とを有している。安全帯20は、本体10に縫い付けられており、かつ、胴部11に縫い付けられて前記開閉部の閉止状態を強固にする胸部結合具と、ロープを使用することにより他人や固定物に連結される前記胴部に縫いつけられた接続ひも23とを有している。
【選択図】図1

Description

本考案は作業服に関し、特に着衣を容易かつ安全に行うことのできる安全帯が一体化された作業服に関する。
多くの作業者、特に、高層ビルの窓の清掃業者、エンジニア、船員、救助隊員などは、業務中に落下する危険があり、身体保護用具として従来周知の安全ベルトを使用している。この従来の安全ベルトは、ロッククライマーや登山者、スキーヤーなどに娯楽用としても使用されている。従来の安全ベルトは、装着者の腰部に巻き回され、ロープやケーブルなどを介して固定物や仲間に結びつけることにより、装着者が大幅に落下するのを防いでいる。しかしながら、従来の安全ベルトは、着用者の腰部に巻き回されているので、着用者が高所から落下した際には、引張力が一カ所に集中して作用することとなり、傷害を与えるおそれがある。また、着用者が頭から落下した場合には十分に保護することができない。
図6および7を参照するに、従来の安全ベルト(90)は、2本のボディストラップ(91)と、チェストストラップ(94)と、複数個の調節具(92)と接続リング(93)とを含む。ボディストラップ(91)は、2つの端部を有し、一端部には、前記調節具によって調節が可能な環が形成されており、第1の肢部に巻き回される。他端部は、接続リング(93)を通して背中を横断し、向かい側に掛け回され、第2の肢部に巻き回された調整具によって調節可能な環が形成されている他のボディストラップ(91)の環へ接続される。チェストストラップ(94)は、調整具(92)が使用されているボディストラップ(91)相互の間で、調節自在に接続されている。調節具(92)は、肢部と胸部付近でストラップ(91)に接続されており、ボディストラップ(91)を締めたり緩めたりすることができる。接続リング(93)は、ボディストラップ(91)に取付られ、安全ロープと接続される。
従来の安全ベルト(90)は、装着者を保護することはできるものの、適切な位置で装着する必要があるため正しく装着するには訓練を要する。緊急時には、安全ベルト(90)を素早く適切な位置に装着する必要があるが、腕や肢部に位置する環やボディストラップが絡み合い、混乱した状態となり、時間を消費することになるため不便である。さらに、装着者がかがんだり、身をよじった場合には、ストラップ(91)が身体から離れて障害物に引っかかることにより、事故が発生することもある。
これらの課題を解決するために、本考案は上述の問題を解決ないし低減する安全帯を一体化した作業服を提供する。
本考案の目的は、着用が容易な安全帯を一体化した作業服を提供することにある。
本考案における安全帯を一体化した作業服は、本体と安全帯とを有している。前記本体は、胴部と複数の肢部とを有している。前記胴部は、着用者の手足に対応した複数の肢開口部と、前記胴部の中央に設けられ、作業服の着衣および脱衣を可能にする開閉部と、開閉を行う結合部品とを有している。前記安全帯は、前記本体に縫い付けられており、2本の肩掛けストラップと、2本の脚部保護ストラップと、胸部結合具、および、接続ひもとを有している。前記肩掛けストラップは、前記胴部に縫い付けられており、かつ前記胴部の後部で交差している。前記脚部保護ストラップは、足用に設けられた前記肢開口部近傍にそれぞれが設けられ、かつ、前記肩掛けストラップに縫い付けられている。前記胸部結合具は、前記胴部に縫い付けられており、前記肩掛けストラップと連結させてもよい。前記接続ひもは、前記胴部に縫い付けられている。
本考案における他の目的、利点、新規な特徴は、以下の詳細な説明および添付の図面により明らかにする。
図1、2および5を参照するに、本考案における安全帯を一体化した作業服は、本体(10)と安全装着帯(20)とを含んでいる。
前記本体(10)は、胴部(11)と複数の肢部とを有している。
前記胴部(11)は、前部、後部、頸部、底部、複数の肢開口部(111)、開閉部および結合部品とを有している。前記肢開口部は、着用者の首、腕および足にそれぞれ対応する位置に設けられている。前記開閉部は、本体(10)の胴部(11)の中央に形成されている。結合部品は、ジッパー、面ファスナー、複数個のボタンを使用することができ、前記開口部の近傍に取り付けられている。肢部は、胴部(11)のそれぞれ対応する肢開口部に設けられており、自由端と袖口締付具(14)とを含んでいる。前記袖口締付具(14)は、肢部の自由端に取り付けられており、ゴムひもや面テープ、ひも等からなり、着用者はきつくなく快適でかつ安全な大きさに開口部を調節することができる。前記肢部は、2本の袖(12)および2本の脚筒(13)とを含むとすることができる。袖(12)は、半袖もしくは長袖とすることができ、ここで半袖とは腕全体は覆わず、長袖とは腕全体を覆うものをいう。脚筒(13)は、長いパンツ丈もしくは短いパンツ丈とすることができ、ここで短いパンツ丈とは脚全体を覆わず、長いパンツ丈とは脚全体を覆うものをいう。
図3を参照するに、安全帯(20)は、本体(10)に縫いつけられており、2本の肩掛けストラップ(21)と、2本の脚部保護ストラップ(22)と、胸部結合具(23)および接続ひも(24)とを有している。肩掛けストラップ(21)は、本体(10)の胴部(11)上の、腕用に設けられた肢開口部近傍に縫い付けられており、胴部(11)の後部で交差して向かい側の足用に設けられた肢開口部近傍へと伸びている。前記脚部保護ストラップ(22)は、環状をなし、胴部(11)の底部に位置する足用に設けられた肢開口部近傍に設けられており、脚筒(13)や肩掛けストラップ(21)に縫い付けてもよい。胸部結合具(23)は、胴部(11)の前部に縫い付けられており、肩掛けストラップ(21)と接続することができる。胸部結合具(23)は、胴部(11)の前部に縫い付けられており、環状ベルト(231)と止め環(232)とを有し、胴部の前部に設けられている肩掛けストラップ(21)に接続してもよい。前記環状ベルト(231)は、それぞれ胴部(11)と肩掛けストラップ(21)とに縫い付けられている。止め環(232)は環状ベルト(231)に着脱可能に引っかけられている。接続ひも(24)は、胴部(11)の後部に設けられている肩掛けストラップ(21)に巻き付けられており、環状端部と、接続端部と、2つの留め具(241)とを有している。前記接続ひも(24)の前記環状端部は、胴部(11)の後部において肩掛けストラップ(21)が交差する位置の近傍で巻き付けられている。前記留め具(241)の一つは、接続ひも(24)の環状端部の近傍に設けられており、もう一つの留め具は肩掛けストラップ(21)に設けられている。留め具(241)は面ファスナーであってもよい。
安全ロープ(30)を接続ひも(24)の接続端部に接続してもよい。
図4を参照するに、ストラップ(21、22)を、本体(10)の胴部(11)の内側面もしくは外側面に縫いつけてもよい。
以上に述べた安全帯を一体化した作業服の利点は、次の通りである。1.本安全帯を一体化した作業服を着用するときには、胴部(11)に設けられている結合部品を開き、着るだけで済む。したがって、着用者は迅速かつ容易に作業服の着衣および脱衣を行うことができる。2.肩掛けストラップ(21)及び脚部保護ストラップ(22)がともに本体(10)に縫い付けられているので、安全装着帯(20)が絡まるおそれがない。3.肩掛けストラップ(21)は、装着者の身体に密着するため、外部固定物に引っかかるおそれのある環状部分が形成されることはなく、その結果、安全帯を一体化した作業服の安全性を高めることができる。
本考案の様々な特徴や利点を詳細な構造や機能とともに上記にて説明してきたが、開示は例示にすぎない。実施例を変更すること、特に形状や大きさ、部品の配置を変更することは、添付の請求項の文言の広義の意味が定める範囲を超えないものである限り可能である。
本考案にかかる安全帯を一体化した作業服の正面図。 図1に示した安全帯を一体化した作業服の背面図。 図1に示した安全帯を一体化した作業服の装着過程を示す背面図。 本考案にかかる安全帯を一体化した作業服の第2実施例を示す正面透視図。 本考案にかかる安全帯を一体化した作業服の第3実施例を示す正面透視図。 従来の安全作業服を示す正面図。 図6に示した作業服の背面図。
符号の説明
10 本体
11 胴部
14 袖口締付具
20 安全帯
21 肩掛け
22 脚部保護ストラップ
23 胸部結合具
24 接続ひも
111 肢開口部

Claims (10)

  1. 胴部を有する本体と該本体に縫い付けられた安全帯とを有する、安全帯を一体化した作業服であって、
    前記胴部は、前部、後部、頸部、底部、装着者の首と腕と足とにそれぞれ対応する位置に設けられた複数の肢開口部、前記本体の前記胴部の中央に設けられた開閉部、および該開閉部に隣接して設けられた結合部品とを有し、
    前記安全帯は、前記本体における前記胴部の前記前部に縫い付けられた胸部結合具と前記本体における前記胴部の前記後部に設けられた接続ひもとを有する、安全帯を一体化した作業服。
  2. 前記本体は、前記胴部の前記肢開口部に設けられ、かつ前記胴部の前記肢開口部近傍に縫い付けられている2本の袖を含む、複数の肢部を有する、請求項1に記載の安全帯を一体化した作業服。
  3. 前記安全帯は、前記本体の前記胴部の腕用に設けられた前記肢開口部近傍に縫い付けられ、かつ前記胴部の前記後部で交差して向かい側の足用に設けられた前記肢開口部近傍に伸びている2本の肩掛けストラップと、
    環状をなし、それぞれが前記胴部の前記底部に位置する足用に設けられた前記肢開口部近傍に設けられ、かつ前記肩掛けストラップに縫い付けられている2本の脚部保護ストラップとを有し、
    前記胸部結合具は、前記胴部の前記前部で前記肩掛けストラップと連結され、
    前記接続ひもは、前記肩掛けストラップの外側に縫い付けられている、
    請求項2に記載の安全帯を一体化した作業服。
  4. 前記ストラップは、前記本体の前記胴部の内側に縫いつけられている、請求項3に記載の安全帯を一体化した作業服。
  5. 前記ストラップは、前記本体の前記胴部の外側に縫いつけられている、請求項3に記載の安全帯を一体化した作業服。
  6. 前記接続ひもは、前記肩掛けストラップが前記本体の前記胴部の前記後具において交差している位置で掛け回された環状端部と、接続端部と、2つの留め具とを有し、前記留め具の1つは、前記接続ひもの前記環状端部に隣接した位置に設けられており、もう1つの前記留め具は、対応する前記肩掛けストラップに設けられており、
    前記胸部結合具は、前記本体の前記胴部および前記肩掛けストラップに縫い付けられている2つの環状ベルトと、該環状ベルトに引っかけられている止め環とを有し、
    前記肢部は、2本の脚筒を含み、
    前記脚部保護ストラップは、前記脚筒に縫い付けられている、請求項3に記載の安全帯を一体化した作業服。
  7. 前記肢部の少なくとも1つは、自由端と、該自由端に設けられ、着用者が開口部を快適かつ安全な大きさに調整することを可能にする袖口締付具とを含んでいる、請求項6に記載の安全帯を一体化した作業服。
  8. 前記結合部品および前記袖口締付具は、面ファスナーである、請求項7に記載の安全帯を一体化した作業服。
  9. 前記袖口締付具は、ファスナーである、請求項8に記載の安全帯を一体化した作業服。
  10. 安全ロープが、前記接続ひもの前記接続端部に連結されている、請求項7に記載の安全帯を一体化した作業服。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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