JP5455555B2 - 映像編集装置及び映像編集方法 - Google Patents
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Description
映像に付与される映像効果が、予め定められた映像区間ごとに記載された定義情報に基づいて、映像を編集可能な映像編集装置であって、
前記定義情報より、前記映像区間ごとに記載された映像効果を読み出す読出手段と、
前記映像を撮影した際のカメラモーションに関する情報を前記映像区間ごとに取得する取得手段と、
前記読出手段により読み出された映像効果が、前記映像区間における映像の表示領域を時間の経過とともに変化させる映像効果である仮想カメラワークであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段において、仮想カメラワークであると判定され、かつ、前記取得手段により、当該判定された映像区間において、前記カメラモーションに関する情報が取得されることを示す条件が満たされる場合に、当該判定された映像区間における映像に付与される映像効果を無効とする、もしくは映像効果に係るパラメータの変更を指示する変更指示手段と、
前記条件が満たさない場合には前記判定手段により判定された映像区間については前記読出手段で読出した映像効果を付与し、前記条件を満たす場合には前記変更指示手段による指示に応じて、前記判定手段により判定された映像区間における映像への映像効果を付与する付与手段とを備える。
<1.映像編集システムのシステム構成>
図1は、本実施形態に係る映像編集装置を備える映像編集システムのシステム構成の一例を示す図である。図1において、101は、映像を編集可能な映像編集装置である。102は、グラフィカルユーザインタフェースを表示したり、編集された映像を表示する表示装置である。103は、ユーザが映像編集装置101に対する操作を行う際に用いる操作入力装置である。
図2は、映像編集装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。図2において、201はCPU(Central Processing Unit)である。また、202はROM(Read Only Memory)、203はHDD(Hard Disk Drive)等に代表されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、204はRAM(Random Access Memory)である。
図3は、映像編集装置101において実現される映像編集機能の機能構成の一例を示す図である。図3において、301は、映像を記憶する映像用記憶媒体、302は、映像を配置する映像枠と、該映像枠により規定される映像区間ごとに映像に付与する映像効果とが記載された編集テンプレートファイル(定義情報。以下、テンプレートと称す。)を記憶するテンプレート用記憶媒体である。
次に、テンプレート用記憶媒体302に記憶されたテンプレートについて説明する。図5は、テンプレートの記載内容を示す概念図である。図5に示すように、テンプレート501にはタイムライン上に記載された映像を配置する映像枠(510,520,530)が記載され、各映像枠(510,520,530)にはタイムライン情報として開始点と終了点とが予め定義されている。
図6は、映像編集装置101における映像編集処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、映像編集処理が開始されると、ステップS601では、テンプレート読出部303が、テンプレート用記憶媒体302からテンプレートを読み出す。
上記第1の実施形態では、1つの映像枠において1つの映像効果を付与可能なテンプレートを前提としていたが、本発明はこれに限定されず、1つの映像枠において複数の映像効果を付与可能なテンプレートが前提であっても良い。以下、1つの映像枠において複数の映像効果を付与可能なテンプレートの場合について説明する。なお、映像編集システムのシステム構成、映像編集装置のハードウェア構成、映像編集機能の機能構成は、上記第1の実施形態における図1、図2、図3(または図4)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
はじめに、本実施形態に係る映像編集装置において用いられるテンプレートについて図7を用いて説明する。なお、第1の実施形態において図5を用いて説明したテンプレートと共通する箇所については説明を省略する。
図8は、映像編集装置101における映像編集処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、映像編集処理が開始されると、ステップS801では、テンプレート読出部303が、テンプレート用記憶媒体302からテンプレートを読み出す。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (7)
- 映像に付与される映像効果が、予め定められた映像区間ごとに記載された定義情報に基づいて、映像を編集可能な映像編集装置であって、
前記定義情報より、前記映像区間ごとに記載された映像効果を読み出す読出手段と、
前記映像を撮影した際のカメラモーションに関する情報を前記映像区間ごとに取得する取得手段と、
前記読出手段により読み出された映像効果が、前記映像区間における映像の表示領域を時間の経過とともに変化させる映像効果である仮想カメラワークであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段において、仮想カメラワークであると判定され、かつ、前記取得手段により、当該判定された映像区間において、前記カメラモーションに関する情報が取得されることを示す条件が満たされる場合に、当該判定された映像区間における映像に付与される映像効果を無効とする、もしくは映像効果に係るパラメータの変更を指示する変更指示手段と、
前記条件が満たさない場合には前記判定手段により判定された映像区間については前記読出手段で読出した映像効果を付与し、前記条件を満たす場合には前記変更指示手段による指示に応じて、前記判定手段により判定された映像区間における映像への映像効果を付与する付与手段と
を備えることを特徴とする映像編集装置。 - 前記変更指示手段は、
前記判定手段において仮想カメラワークであると判定された場合であって、かつ、当該判定された映像区間において取得されていた前記カメラモーションに関する情報がズーム操作であった場合に、当該判定された映像区間の映像への映像効果の無効を指示することを特徴とする請求項1に記載の映像編集装置。 - 前記変更指示手段は、
前記判定手段において仮想カメラワークであると判定された場合であって、かつ、当該仮想カメラワークが仮想ズーム映像効果であり、かつ、当該判定された映像区間において取得されていた前記カメラモーションに関する情報がズーム操作であった場合に、当該判定された映像区間の映像への映像効果の無効を指示することを特徴とする請求項1または2に記載の映像編集装置。 - 前記取得手段は、
前記判定手段において仮想カメラワークであると判定された場合に、当該判定された映像区間における前記カメラモーションに関する情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像編集装置。 - 前記定義情報において、同一の映像区間に複数の映像効果が記載されていた場合、前記変更指示手段は、該複数の映像効果のうち、仮想カメラワークの映像効果のみを変更対象とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の映像編集装置。
- 映像に付与される映像効果が、予め定められた映像区間ごとに記載された定義情報に基づいて、映像を編集可能な映像編集装置における映像編集方法であって、
読出手段が、前記定義情報より、前記映像区間ごとに記載された映像効果を読み出す読出工程と、
取得手段が、前記映像を撮影した際のカメラモーションに関する情報を前記映像区間ごとに取得する取得工程と、
判定手段が、前記読出工程において読み出された映像効果が、前記映像区間における映像の表示領域を時間の経過とともに変化させる映像効果である仮想カメラワークであるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程において、仮想カメラワークであると判定され、かつ、前記取得工程により、当該判定された映像区間において、前記カメラモーションに関する情報が取得されることを示す条件が満たされる場合に、変更指示手段が、
当該判定された映像区間における映像に付与される映像効果を無効とする、もしくは映像効果に係るパラメータの変更を指示する変更指示工程と、
付与手段が、前記条件が満たさない場合には前記判定工程により判定された映像区間については前記読出工程で読出した映像効果を付与し、前記条件を満たす場合には前記変更指示工程による指示に応じて、前記判定工程により判定された映像区間における映像への映像効果を付与する付与工程と
を備えることを特徴とする映像編集方法。 - 映像に付与される映像効果が、予め定められた映像区間ごとに記載された定義情報に基づいて、映像を編集可能な映像編集装置のコンピュータに、
前記定義情報より、前記映像区間ごとに記載された映像効果を読み出す読出工程と、
前記映像を撮影した際のカメラモーションに関する情報を前記映像区間ごとに取得する取得工程と、
前記読出工程において読み出された映像効果が、前記映像区間における映像の表示領域を時間の経過とともに変化させる映像効果である仮想カメラワークであるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程において、仮想カメラワークであると判定され、かつ、前記取得工程により、当該判定された映像区間において、前記カメラモーションに関する情報が取得されることを示す条件が満たされる場合に、当該判定された映像区間における映像に付与される映像効果を無効とする、もしくは映像効果に係るパラメータの変更を指示する変更指示工程と、
前記条件が満たさない場合には前記判定工程により判定された映像区間については前記読出工程で読出した映像効果を付与し、前記条件を満たす場合には前記変更指示工程による指示に応じて、前記判定工程により判定された映像区間における映像への映像効果を付与する付与工程と
を実行させるためのプログラム。
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