JP5451158B2 - ヒータチップ、熱圧着装置、および熱圧着方法 - Google Patents

ヒータチップ、熱圧着装置、および熱圧着方法 Download PDF

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Description

本発明は、ヒータチップ、これを含む熱圧着装置および熱圧着方法に関するものである。
一般に、ジュール熱で発熱する金属からなるヒータチップを用いて半田付けを行うには、この発熱温度を所定の温度に保つように温度のフィードバック制御が行われている。そして、この発熱温度を検出するために熱電対が用いられている。この熱電対は、周知のように2本の異種金属線を接続して閉回路を構成し、2つの接続点を異なる温度に保つ時に発生する熱起電力現象、即ち、ゼ−ベック効果を温度検出に利用したものである(例えば、特許文献1)。
従来の熱電対のヒータチップへの接続の概要を図4((a)は正面概要図、(b)は側面概要図)に示す。図4に示すように、ヒータツール(ヒータチップと同等のものである。)31の溶接温度を検出する場合には、クロメル−アルメル金属線で形成された熱電対34が用いられているが、この熱電対34の2本の金属線がヒ−タツ−ル31の測定点に接続されている。
この2本の異種金属線の脚32、33は、その一端部を互いにより合わせた後、溶接機で溶融すると、脚32、33を構成する2本の金属が溶融して混合されたボ−ル35が形成される。一方、モリブデンで形成されているヒ−タツ−ル31の測定点には、ニッケル36を溶融して貼着されており、この溶融したニッケル36中にボ−ル35を埋め込むようにして熱電対34が接続されている。
熱電対34を構成する異種金属線は、いずれもその線自身からの放熱を防止するために細い金属線が使用されている。従って、熱電対34がヒ−タツ−ル31に溶接して使用されている場合、その脚32、33はいずれも細い金属線で構成されているため機械的な力が加わると根元から容易に切断されてしまう。その上、熱電対34はヒ−タツ−ル31と同様に加熱されるため、測定点に溶接されている脚32、33の根元部分はさらに容易に切断されやすくなる。又、脚32、33の先端に形成されたボ−ル35の溶接部分が剥離しやすい等の問題がある。
このような問題点を解決するために次のような発明(特許文献1)が提案されている。
すなわち、対象物の温度を測定するために、異種金属で構成されている熱電対を対象物の測定点に接続するための熱電対の接続構造において、熱電対を構成する2種の金属線を対象物の測定点である1箇所に接続するのではなく、一方の金属線を対象物の任意の箇所に接続するとともに、この一方の金属線を対象物と同一部材で形成し、他方の金属線を対象物の測定点に接続するようにして熱電対を対象物に2箇所に分離して接続するようにする。
さらに、この技術は、対象物への熱電対の接続手段として、異種金属線の両方を対象物の個々の箇所にねじ止め固定するようにしたものであり、さらにこの技術は、熱電対の接続手段として、異種金属線の両方を対象物の個々の箇所に溶接するようにしたものであり、さらにこの発明は、熱電対の接続手段として異種金属線の両方を対象物の個々の箇所にピン止め固定するようにしたものであり、さらに、この技術は、異種金属を互いに異なる手段で接続するようにしたものである。
また、次のような熱電対を使用しないことで寿命や応答遅れの問題点を解決しようとする発明も提案されている(特許文献2)。
すなわち、ヒータチップに流れる電流とヒータチップに印加される電圧を検出し、この電圧と電流からヒータチップの抵抗値を算出して、これを温度値に換算し、この温度値に基づきヒータチップの温度が予め設定された温度になるようにヒータチップに流れる電流を制御する。
特開平9−33360号公報 特開平9−326555号公報
しかしながら、これらの発明には次のような欠点があった。
特許文献1記載の発明では、結局はヒータチップとこのヒータチップの温度を測定する熱電対を別々に用意するものであるので、次のような問題の根本的な解決策を提供するに至っていない。
すなわち、ヒータチップに熱電対を取り付ける必要があるため、熱電対がヒータチップから剥離すると温度制御ができなくなってしまい、そしてヒータチップの温度上昇が熱電対に熱伝導として伝わり、この温度情報をフィードバック情報としてヒータチップの温度制御を行うので、応答の遅れや熱電対の取付状況に応じて温度のばらつきが生じる。
特許文献2記載の発明では、ヒータチップを継続的に使用して半田付け等を実行していく過程でヒータチップに半田やフラックス等が付着し、これらの付着物の影響により、算出される抵抗値が変動し、この結果検出する温度が変動してしまい、適切な温度制御ができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ゼーベック効果に着目してヒータチップそのものに温度検出機能を備えることで、熱電対の付設を不要としたヒータチップとこのヒータチップを用いた熱圧着装置を提供することを第1の目的とし、またこのヒータチップやこのヒータチップを用いた熱圧着装置を使用することでヒータチップ自体の温度検出機能を利用して温度制御を行いながらの熱圧着方法を提供することを第2の目的とする。
本願発明者は、ヒータチップそのものにゼーベック効果をもたせることができないか、という観点から本願発明に到達した。
ゼーベック効果によれば、異なる材料の2本の金属線を接続して1つの回路(熱電対)をつくり、ふたつの接点に温度差を与えると、回路に電圧が発生するという現象がおき、片方を開放すれば、電位差(熱起電力)の形で検出することが可能となる。そして、この熱起電力は、組み合わせる金属の種類と両接点の温度差には依存するものの、構成するふたつの金属の形状と大きさには関係しない。
そこで、この開放端から電流を供給することで上記接点の温度を上昇させ、この電流を供給を停止させることで、同じ開放端から熱起電力を検出するのである。
すなわち、ヒータチップを熱圧着部の中心付近で電源端子部が別々になるように分割し、 それぞれの分割部分を異種の金属で構成し、分割部に相当するところで両金属を接合することで熱電対としての働きをも発揮するヒータチップが得られるのである。
本発明になるヒータチップは、電源端子部と熱圧着部を備える金属からなるヒータチップであって、前記電源端子部の一方と熱圧着面を含む前記熱圧着部の一部とを一体とする2つの部分に分け、この2つの部分をそれぞれ別の金属で構成し、この2つの部分を前記熱圧着部で接合してなる、ことを特徴とするものである。
本発明になる熱圧着装置は、前記ヒータチップと、このヒータチップの電源端子部に予め定められた通電期間と通電休止期間とを設けた電流を供給する電源部と、前記通電休止期間に前記電源端子部から前記2種類の金属間に生じる熱起電力を計測することで前記熱圧着部の温度を計測する温度計測部と、この温度計測部から得られた温度と予め定められた温度とを比較して予め定められた温度となるように前記電源部の電流を制御する電源制御部と、を備えることを特徴とするものである。
そして、本発明になる熱圧着方法は、前記熱圧着装置を用いて、熱圧着部の温度制御を行うことを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、熱圧着面は別の金属部材で形成され、それぞれの金属部材に電源端子部を設けたので熱圧着面の温度に応じた熱起電力をこの電源端子部から取り出すことができるから、別に温度検出用の熱電対を必要としない。従って、熱電対の破損がなくなるので長寿命のヒータチップを提供することができる。
請求項に係る発明によれば、前述のようなヒータチップを用い、ヒータチップへの通電期間外にヒータチップの電源端子部から熱圧着面の温度に応じた熱起電力を検出し、温度制御を行うこととしたので、直接熱圧着面の温度情報を得ることとなるから、迅速、確実な温度情報を得ることができるので、信頼性の高い熱圧着を行うことができる熱圧着装置を提供することができる。
請求項に係る発明によれば、前記のような熱圧着装置を用い、温度制御を行うこととしたので、迅速、確実な温度情報に基づいて温度制御が可能となるから、信頼性の高い熱圧着方法を提供することができる。
本発明になるヒータチップの概要正面図である。 本発明になるヒータチップを用いたパルスヒート電源の全体構成を示す概略ブロック図である。 図2のパルスヒート電源の動作状況を時系列で示す図である。 従来の熱電対のヒータチップへの接続の概要図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明になるヒータチップの概要正面図、図2は、本発明になるヒータチップを用いたパルスヒート電源の全体構成を示す概略ブロック図、図3は、このパルスヒート電源の動作状況を時系列で示す図である。
図1において、25はヒータチップ、25aはヒータチップ25の第1の金属部材、25bはヒータチップ25の第2の金属部材、25cは第1の金属部材25aと第2の金属部材25bの接合面、25d、25dは電源端子部、25e、25eは熱圧着部、25fは熱圧着面である。このように、ヒータチップ25は熱圧着面25fを含む熱圧着部25eと電源端子部25dを一体とした2つの金属部材25a、25bからなる。第1の金属部材25aと第2の金属部材25bとの接合には電子ビーム溶接・レーザ溶接・抵抗溶接などの公知の手段を用いる。
また、ヒータチップ25は図1に示すように2種類の金属部材25a、25bを熱圧着部25e、25eの間で接合するように形成されているので、熱圧着面25f、25fで対象物を熱圧着するときにはジュール熱によりこの面が加熱され、温度が上昇する。ここで、電源端子部25d、25dは開放しておけば、両電源端子間にはゼーベック効果により熱圧着面25f、25fの温度に応じて熱起電力が発生する。
このようなヒータチップ25は従来用いられているモリブデン等のような高抵抗材料がよく、かつ熱電対としても機能するので高い熱起電力特性を有している材料がよい。例えば、第1の金属部材をモリブデン18%を含むニッケル合金、第2の金属部材をニッケルとすることができる。また、熱起電力そのものは高くなくとも、低雑音増幅器等を使用することで熱起電力を適切に処理することで他の材料を使用することもできる。
図2において、21は入力される商用3相の交流電圧を整流し、平滑化する整流平滑部、22は整流平滑部21で得られた直流電圧を商用電力の周波数より充分に高い周波数でスイッチングし、交流の電流を得るインバータ部、23はインバータ部22で得られた交流の電圧を所定の大電流で低電圧の電圧に降圧する溶接トランス、24は溶接トランス23で得られた所定の交流電圧を整流する整流部、25は対象物を熱圧着するための加熱部となるヒータチップ(図1参照)である。このヒータチップ25は前述のように温度に応じて熱起電力が発生するので、ヒータチップ25の温度を電圧として検出する温度検出部でもある。
27は熱起電力接続信号103が有効となった時(後述する通電休止時間の後半の通電時の電圧の影響がなくなった時)にヒータチップ25の電源端子部25d、25d間に生じる前記熱起電力を接続するスイッチ部、28はこの熱起電力を所定の増幅度で増幅するとともに次の熱起電力接続信号103が有効となるまでその値を保持する電圧増幅部である。
29はヒータチップ25への通電/休止時間間隔、ヒータチップ25の温度(熱起電力)をサンプリングするタイミング、およびヒータチップ25を半田付け対象物に応じた温度の設定を受けて、設定された時間間隔で通電/休止信号、熱起電力接続信号、および温度に対応した基準電圧を生成するパラメータ設定部である。なお、個々のヒータチップ25に合わせた温度制御を可能とするために、パラメータ設定部29にヒータチップ25に実際に電流を流して温度を変化させたときに、電圧増幅部28を介して得られる熱起電力を温度対熱起電力のテーブルとして持たせることができる。
そして、30は別途設けた操作スイッチからの熱圧着開始信号101を受けたとき、熱起電力接続信号103が有効になる度に更新される電圧増幅部28からの電圧を入力し、前記基準電圧と比較して、前記通電/休止信号の通電時間内に、これらの2つの電圧が一致するようにパルス幅が変更される前記インバータ制御方式のインバータ部のゲート信号102を生成するPWM制御部である。
前記通電/休止時間間隔の設定は、整流部24からヒータチップ25までのケーブル長や熱起電力検出時にヒータチップ25への通電電圧の影響を考慮して決定する。
このゲート信号102のパルス幅であるゲート開度幅は、前述のように周知のPWM制御と同様であり、設定された基準電圧と電圧増幅部28からの増幅された電圧を比較し、一致するようにそのゲート開度幅が決定される。また、ゲート信号102は、前記通電/休止信号に応じた一定時間間隔で出力が休止される。
このように一定時間間隔でゲート信号102を休止させるのは、ヒータチップ25の電源端子部25d、25d間で熱起電力として温度を検出するときに、計測の精度を低下させるインバータ部22のスイッチングを停止させスイッチングノイズの発生を抑えるとともにヒータチップ25に流れるヒータ電流をなくし、ヒータ電流による電源端子部25d、25d間のギャップ電圧の発生もなくすことにより、温度計測の精度を向上させるためである。
次に、このようなインバータ制御方式パルスヒート電源の動作を説明する。
最初に前述したヒータチップ25への通電/休止時間間隔とヒータチップ25の温度をサンプリングするタイミングおよびヒータチップ25を半田付け対象物に応じた温度をパラメータ設定部29に設定する。図3に、この設定された状態および動作状態を示す。
図3において、(A)は電源端子部25d、25d間の端子間電圧、(B)はPWM制御により変動するゲート開度幅、(C)は通電/休止信号((G)はその内の休止期間)、(D)は熱起電力接続信号((H)はその内の熱起電力入力期間)、(E)は通電時の端子間電圧と熱起電力を加算した電源端子間電圧、(F)は通電時の端子間電圧を除いたヒータチップの温度のみに依存した熱起電力である。
この状態で図示しない3相200Vの商用交流電源を通電する。そうするとこの3相200Vの交流電圧が、整流平滑部21に印加され、ここで整流、平滑化される。このようにして整流平滑部21で生成された直流電圧は、インバータ部22に供給される。この状態ではインバータ部22のスイッチング信号となるゲート信号102は生成されているが、熱圧着開始信号101がPWM制御部30に入力されていないのでインバータ部22に出力されることはない。
このような状態で、別途設けた操作スイッチで熱圧着開始が指示されると熱圧着開始信号101が生成され、この熱圧着開始信号101がPWM制御部30に入力されるとゲート信号102がインバータ部22に出力される。
このゲート信号102は通常商用電源周波数より充分高い周波数である、例えば2kHzの周波数の信号である。そして、前述したようにこのゲート信号102のゲート開度幅はヒータチップ25の温度を設定された温度に保持するように拡大したり、縮小したりする。
このゲート信号102により、インバータ部22に入力された整流平滑部21からの直流電圧はゲート信号102に応じた高周波の交流電圧に変換され、この交流電圧は溶接トランス23で所定の低電圧、大電流の交流電圧に変換され、その後整流部24で整流され、低電圧、大電流の直流電圧となりヒータチップ25に印加される。なお、このゲート信号102は前述したように定められた間隔で通電/休止の通電時間に出力される。
こうすることにより、通電時間にのみヒータチップ25に電流が流れ、ヒータチップ25の温度が上昇していく。このヒータチップ25の温度は常時にヒータチップ25そのもの介して熱起電力として検出される。ただし、通電時間にはヒータチップ25の電源端子部25d、25dの両端には整流部24からの電圧も印加されており、しかもこの印加電圧の方が熱起電力よりもはるかに大きい。そこで、熱起電力接続信号103の熱起電力入力時間にのみスイッチ部27を介して電源端子部25d、25dからの熱起電力のみを電力増幅部28に接続させ、ここで所定の増幅度で増幅させ、PWM制御部30に入力させる。この点の詳細については後述する。
一方、PWM制御部30にはパラメータ設定部29で設定された基準電圧も入力されている。そして、前述したようにヒータチップ25の温度が設定された温度になるように、設定された温度に対応する基準電圧の方がヒータチップ25の温度に対応する電圧より低い場合はゲート信号102のゲート開度幅を拡大させ、反対に設定された温度に対応する基準電圧の方がヒータチップ25の温度に対応する電圧より高い場合はゲート開度幅を縮小させる。
このようにして、ヒータチップ25の温度を検出し、温度のフィードバック制御によりヒータ電流を制御することで、ヒータチップ25の温度を設定された温度に保持する。
この電源端子部25d、25dで検出されるヒータチップ25の熱圧着面25f、25fの温度に応じた熱起電力は、通電時には整流部24からのはるかに大きい通電時の電圧と混在しているのでこの通電時の電圧の影響を除去しなければならない。そこで、通電/休止信号の休止時間に対応して有効となる熱起電力接続信号103の熱起電力入力時間にのみ接続され、そのときの入力信号のみを通過させるスイッチ部27を介して通電時の電圧を除去した熱起電力のみを電圧増幅部28に入力させる。
そして、ここで増幅され、その値が次の熱起電力入力時間まで保持されるので、休止時間の度に継続的にヒータチップ25の温度に応じた熱起電力がPWM制御部30に入力される。
この通電休止部分ではゲート信号102は出力されていないので、インバータ部22ではスイッチング動作は行われておらず、溶接トランス23にも入力電力がないのでヒータチップ25には電流は流れることはない。
したがって、温度を検出しようとするタイミングではスイッチングノイズの発生もなく、ヒータチップ25への電流による電源端子部25d、25d間のギャップ電圧が熱電対起電力に重畳されることがないので、正確な温度フィードバック制御が可能になる。
21 整流平滑部、 22 インバータ部、 23 溶接トランス、 24 整流部、
25 ヒータチップ、25a 第1の金属部材、 25b 第2の金属部材、
25c 接合部、 25d 電源端子部、 25e 熱圧着部、 25f 熱圧着部、 27 スイッチ部、 28 電圧増幅部、 29 パラメータ設定部、
30 PWM制御部、 31 ヒータツール、 34 熱電対

Claims (3)

  1. 電源端子部と熱圧着部を備える金属からなるヒータチップであって、
    前記電源端子部の一方と熱圧着面を含む前記熱圧着部の一部とを一体とする2つの部分に分け、
    この2つの部分をそれぞれ別の金属で構成し、
    この2つの部分を前記熱圧着部で接合してなる、
    ことを特徴とするヒータチップ。
  2. 請求項1記載のヒータチップと、
    このヒータチップの電源端子部に予め定められた通電期間と通電休止期間とを設けた電流を供給する電源部と、
    前記通電休止期間に前記電源端子部から前記2種類の金属間に生じる熱起電力を計測することで前記熱圧着部の温度を計測する温度計測部と、
    この温度計測部から得られた温度と予め定められた温度とを比較して予め定められた温度となるように前記電源部の電流を制御する電源制御部と、
    を備えることを特徴とする熱圧着装置
  3. 請求項記載の熱圧着装置を用いて、
    熱圧着部の温度制御を行うことを特徴とする熱圧着方法。
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