JP5448796B2 - 釣竿用ハンドル、釣竿及び釣装置 - Google Patents
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また、特許文献2には、魚釣用電動リールの給電コードを釣竿のハンドルの外周に取り付けられたバッテリに接続して魚釣用電動リールに給電できるようにした釣竿が紹介されている。
また、前記バッテリ保持部は、前記ハンドルのうち前記バッテリ保持部の前後に隣接する部分よりも少なくとも一部が径方向外方に膨出していることが好ましい。
また、前記バッテリ保持部を前記ハンドルの前記リール取付部より後方側に設けたことが好ましい。
また、前記ハンドルの内部に前記バッテリ保持部が形成する収納空間に連通する中空部を形成し、前記ハンドルに前記リールからの給電用コードを前記中空部に挿通する挿通孔を設けたことが好ましい。
本発明の第1の実施形態について図1(A)(B)乃至図4(A)(B)を参照して説明する。
図2に一例を示すように、グリップ本体72の先端側には、後グリップ14cのグリップ本体72(リール取付部14bよりも後方)の外周よりも内側に凹んだ凹部74が形成されている。この凹部74には、長孔の挿通孔74aと傾斜面74bとが形成されている。凹部74の長孔の挿通孔74aは、挿通部(中空部)Sに通じていて、この挿通部Sはハンドル14のグリップ本体72の少なくとも挿通孔74aから後述するバッテリ収納部Tまで延設されている。
また、挿通孔74aの位置は、後グリップ14cのグリップ本体72のいずれの位置であってもよく、また、リール取付部14bにあってもよい。
なお、腹当92は必ずしもハンドル14においてその前方側の部位より大径に形成する必要はなく、この場合、柱状部90(ハンドル14)の後端が腹当に該当し、釣り人はこの部分を腹に当てて釣竿10を保持する。このため、柱状部90の後端部はハンドル14の後方側を向いた当接面を有し、その周縁が面取り等された構造を有することが好ましい。また、腹当92を柱状部90に取り付ける取付手段としては、係合(嵌合)だけでなく、螺合等、種々の手段が許容される。
腹当92は、後述するバッテリケース部80よりもハンドル14の後方側に設けられるが、柱状部90を有していなくてもよく、バッテリケース部80のすぐ後方に設けてもよい。
拡径部82はグリップ本体72の後端の内径よりも外径が大きいバッテリ40を開口部80aから出し入れするために次第に拡径されている。拡径部82は、バッテリ40の肩部46と略同一の傾斜を有し、後端側ほど径が大きく形成されている。
大径部84はグリップ本体72よりも大径で、開口部80aの存在を考慮せずに円筒状としたときに拡径部82の後端と同一径に形成されている。この大径部84は前端から後端まで同一の径を有する。
縮径部86は大径部84の後端から後方に向かうにつれて縮径している。縮径部86の後端の径はグリップ本体72の径と略同一である。
このとき、拡径部82、大径部84および縮径部86の中心軸は、図1(A)(B)に示すようにグリップ本体72及び柱状部90の中心軸Cと一致することが好ましい。なお、本実施形態ではバッテリケース部80は拡径部82、大径部84及び縮径部86から形成されているが、例えばバッテリ40は種々の形状を有するものがあるので、バッテリケース部80の形状を適宜の形状にしてもよい。したがって、バッテリケース部(バッテリ保持部)80によるバッテリ40の保持状態は、バッテリ40が後述するバッテリ収納部Tに収納されていればよく、例えばバッテリ40の一部がバッテリケース部80から外方にはみ出した状態で保持されていてもよい。
また、バッテリ保持体88はバッテリケース部80に対して基本的には固定状態にあるが、使用による摩擦等により小さくなってきたときに交換可能であることが好ましい。交換可能である場合、異なる形状のバッテリ40であっても形状に合わせてバッテリ保持体88を選択配置することにより同じハンドル14を用いることができる。なお、バッテリケース部80によるバッテリ40の保持状態では、ハンドル14の長手方向の中心軸Cにバッテリ40の少なくとも一部がかかる状態で、バッテリ40が保持される。このため、ハンドル14を把持して釣りを行う際には、バランスが取れた安定した状態で把持可能となり、釣りの操作を行い易くなる。また、この場合の中でもこの実施形態の図4(B)に示すようにバッテリ40の中心軸がハンドル14の中心軸Cと一致する状態でバッテリ40が保持される場合には、釣りを行う際にさらに安定してハンドル14を把持することができる。
給電用コード60は、リール用コネクタ62が電動リール30の給電部38に接続され、バッテリ用コネクタ64がグリップ本体72の挿通孔74aを通して挿通部(中空部)Sに挿通される。そして、コード60のバッテリ用コネクタ64を開口部72bから引き出し、バッテリ収納部Tに収容されるバッテリ40の接続部44に接続する。
グリップ本体72に挿通孔74a及び挿通部(中空部)Sを設けることにより、コード60をグリップ本体72の外側に極力延出させることなく、電動リール30の給電部38にリール用コネクタ62を接続し、バッテリ40の接続部44にバッテリ用コネクタ64を接続することができる。
そして、釣竿10に電動リールを装着し、バッテリ40とコード60にて接続することで魚釣装置1として釣りを行うことができ、このとき、バッテリ40の中心軸とハンドル14(釣竿10)の中心軸Cとは略一致する。このため、釣り人が釣りの最中に釣竿10のバランスが安定した状態で釣りをすることができ、バッテリ40をしっかりと保持することができる。
これにより、バッテリ40をバッテリケース部80により容易に保持でき、釣りの最中に釣り人の手がコード60に引っ掛かること等を防止でき、容易に釣竿10の操作を行うことができる。
なお、上述した実施形態よりも重量は重くなるが、電動リール30の給電部38に直接バッテリ40を取り付け、バッテリケース部80に配設するのを予備バッテリとすることも好適である。そうすると、電動リール30の給電部38に直接取り付けたバッテリ40の電圧が低下した場合であっても、直ぐにバッテリ交換することができる。
次に、第2の実施形態について図5及び図6(A)(B)を用いて説明する。この実施形態は第1の実施形態の変形例である。この実施形態は、ハンドル14の後グリップ14cのグリップ本体72とは構成が異なる。
この場合、図6(B)に示すように、バッテリ40の接続部44に接続されたコード60は、中空部Sを通ることなく、溝部104からグリップ本体72の外側に延出され、リール用コネクタ62に接続される。この場合、コード60がグリップ本体72の外側に延出されるため、釣りの最中に釣り人の手がコード60に触れること等があるが、コード60をグリップ本体72の内部の中空部Sに挿通する作業を省略することができる。また、第1の実施形態と同様に、バッテリケース部(バッテリ保持部)80でバッテリ40を容易に保持することができる。
次に、第3の実施形態について図7(A)(B)を用いて説明する。この実施形態は第1及び第2の実施形態の変形例である。この実施形態は、ハンドル14の後グリップ14cの構成が異なる。
なお、帯状体100の代わりにバッテリケース部80の開口部80aを塞ぐ蓋等を設け、蓋によりバッテリ40をバッテリ収納部Tに保持してもよい。すなわち、バッテリケース部80の開口部80aには、バッテリ40の落下やバッテリ40が水に触れるのを極力防止するため、ヒンジ状又は着脱可能に蓋が装着されていることも好適である。蓋が着脱可能である場合、蓋の水面への落下を防止するために紐等によりバッテリケース部80の開口部80aの近傍と蓋とが接続されていることが好ましい。蓋には、バッテリ収納部Tと同様な素材のバッテリ保持体が貼り付け等されていることが好ましい。
次に、第4の実施形態について図8を用いて説明する。この実施形態は第1の実施形態の変形例である。この実施形態は、ハンドル14の後グリップ14cのバッテリケース部80及びバッテリケース部80に取り付けられるバッテリ保持体88の構成が異なる。
次に、第5の実施形態について図9及び図10を用いて説明する。この実施形態は第1の実施形態の変形例である。この実施形態は、ハンドル14の後グリップ14cの構成が異なる。
また、給電時にバッテリ40を保持するバッテリ保持部110は、3つのフレーム111a,111b,111cから形成されているが、複数のフレームから形成され、かつ、少なくともあるフレームと別のフレームとの間にバッテリ40を外周側からバッテリ収納部Tに収納する入口である開口部112が形成される構成であればよい。
次に、第6の実施形態について図11を用いて説明する。この実施形態は第5の実施形態の変形例である。この実施形態は、後グリップ14cのバッテリ保持部110及びバッテリ40の構成が異なる。
次に、第7の実施形態について図12を用いて説明する。この実施形態は第1の実施形態の変形例である。この実施形態は、バッテリ40とリール30とを電気的に接続する配線の構成が異なる。
なお、リールシート52にある決まった電動リール30を取り付けると、自動的にリール30の給電部142と電気配線130の他端とが接続されることが好ましい。すなわち、リールシート52に電動リール30の取付脚部30aを取り付けたときに、給電部142が所定の位置に配置されることが好ましい。
次に、第8の実施形態について図13を用いて説明する。この実施形態は第2の実施形態の変形例である。この実施形態では、後グリップ14cの構成が異なる。
次に、第9の実施形態について図14を用いて説明する。この実施形態は第1の実施形態の変形例である。この実施形態では、ハンドル14の構成が異なる。
Claims (7)
- 魚釣用電動リールが取り付けられるリール取付部を有し、前記電動リールに給電するバッテリを着脱可能な釣竿用ハンドルであって、
前記ハンドルの先端と後端との間に設けられ前記バッテリを保持するバッテリ保持部と、
前記バッテリ保持部に設けられ、前記ハンドルの径方向の周面に開口し、前記バッテリを出し入れするための開口部と、
を具備することを特徴とする釣竿用ハンドル。 - 前記バッテリ保持部は、前記ハンドルの長手方向の中心軸に前記バッテリの少なくとも一部がかかる状態で、前記バッテリを保持することを特徴とする請求項1に記載の釣竿用ハンドル。
- 前記バッテリ保持部は、前記ハンドルのうち前記バッテリ保持部の前後に隣接する部分よりも少なくとも一部が径方向外方に膨出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釣竿用ハンドル。
- 前記バッテリ保持部を前記ハンドルの前記リール取付部より後方側に設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の釣竿用ハンドル。
- 前記ハンドルの内部に、前記バッテリ保持部が形成する収納空間に連通する中空部を形成し、
前記ハンドルに前記リールからの給電用コードを前記中空部に挿通する挿通孔を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1に記載の釣竿用ハンドル。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1に記載の釣竿用ハンドルの前方側に竿部が取り付けられていることを特徴とする釣竿。
- 請求項6に記載の釣竿のリール取付部に電動リールが取り付けられていることを特徴とする釣装置。
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