JP5448748B2 - ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに積み重ねられた複数の織布、不織布、紙、又は合成樹脂フィルム等の柔軟物を一枚ずつ取り出すためのピックアップ装置に関する。
下着等の柔軟な布片を染色する装置として、布片を染色槽へ搬送し、染色槽に貯めた染料に浸した後、布片を乾燥する一連の工程を担う染色ラインがある。いわゆる多品目少量生産を求められる製造現場では、素地の種類、サイズ、又は色彩の異なる製品を、少ない需要を見込んで短期間に作り替える必要がある。布片は、染色槽へ搬送される前の段階で、複数枚が互いに積み重ねられており、その中から一枚ずつ布片を取り出す技術が特許文献1,2に開示されている。
しかしながら、複数枚の布片のうち最も上にある一枚目の布片を負圧で吸引し、又は相互に開閉する2つの爪の間に挟着しようとすると、その下の二枚目の布片も一緒に吸引し、又は挟着することがある。これは、あらゆる種類の素地で一様に起こる不具合ではなく、素地の厚み、弾性、通気性、又は表面の性状に大きく影響される。ある布片に対して挟着による取出しが有効であっても、吸引による取出しを行わないと上記の不具合の起こる布片もある。また、互いに接する布片の起毛が絡み合う等して両者が離れ難い場合も上記の不具合は起こる。
特開平11−36102号公報 特開2001−171850号公報
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、あらゆる種類の柔軟物を一枚ずつ確実に取出しのできるピックアップ装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、互いに積み重ねられた複数の柔軟物の上方に位置決めされる支持体と、前記支持体に昇降自在に設けられた可動部材と、前記可動部材の下降できる下限を規定するストッパと、前記可動部材に設けられ、下縁部を柔軟物に対向させた一対の挟着板を、それぞれの下縁部が相互に開閉する向きに回動させる把持手段と、前記可動部材に設けられ、前記把持手段により回動される前記挟着板が内側に滑り接触するように、前記一対の挟着板を挟む一対の気密板と、前記一対の挟着板、及び前記一対の気密板の内側に、柔軟物を吸引する負圧を発生させる吸引手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記支持体を柔軟物に対して昇降させる昇降手段を備え、前記把持手段が前記一対の挟着板をそれぞれの下縁部が開く向きに回動し、前記昇降手段が前記支持体を下降させ、前記挟着板の下縁部を柔軟物に突き当てることにより、前記吸引手段の負圧を柔軟物に作用させ、前記把持手段が前記一対の挟着板をそれぞれの下縁部が閉じる向きに回動することにより、前記一対の挟着板の間に柔軟物を挟着し、前記昇降手段が前記支持体を上昇させることを特徴とする。
また、本発明は、前記可動部材を上向きに付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。また、本発明は、前記一対の挟着板のそれぞれの下縁部が開く向きに回動できる限度を調整する開口幅調整手段を備えることを特徴とする。また、本発明は、前記支持体が受ける前記可動部材の荷重を、前記昇降手段が前記支持体を上昇させる過程で測定するロードセンサを、前記支持体に取付けたことを特徴とする。
本発明に係るピックアップ装置によれば、把持手段が一対の挟着板のそれぞれの下縁部の間を開き、互いに積み重なる複数の柔軟物のうち最も上にある一枚目の柔軟物に、挟着板の下縁部が接した状態で、一対の挟着板、及び一対の気密板の内側に発生した吸引手段の負圧が柔軟物に作用する。これにより、柔軟物は、一対の挟着板のそれぞれの下縁部の間の部位が盛り上がるよう変形する。更に、把持手段が一対の挟着板のそれぞれの下縁部を閉じることにより、一対の挟着板の間に一枚目の柔軟物を挟み込むことができる。
以上の動作は、支持体を昇降手段が柔軟物に対して昇降させる過程で実現しても良い。即ち、昇降手段が支持体を下降させることにより、挟着板の下縁部を柔軟物に突き当て、吸引手段の負圧で柔軟物を上記のように変形させることができる。続いて、把持手段が一対の挟着板をそれぞれの下縁部の間を閉じ、昇降手段が支持体を上昇させれば、柔軟物の厚み、弾性、通気性、又は表面の性状に関わらず、互いに積み重なる複数の柔軟物の中から一枚の柔軟物だけを確実に取り出すことができる。
更に、本発明に係るピックアップ装置によれば、付勢手段が可動部材を上向きに付勢しているので、挟着板の下縁部が柔軟物に突き当たるとき、柔軟物に加わる可動部材、ストッパ、一対の挟着板、把持手段、一対の気密板、及び吸引手段の荷重を軽減できる。これにより、把持手段が一対の挟着板のそれぞれの下縁部を閉じるときに、一枚目の柔軟物に滑り接触する挟着板の下縁部が、一枚目の柔軟物に強く擦れるのを抑制することができる。
更に、本発明に係るピックアップ装置によれば、一対の挟着板のそれぞれ下縁部が開く向きに回動できる限度を調整する開口幅調整手段を備えるので、一対の挟着板のそれぞれの下縁部の間隔を所望の広さに設定できる。このため、当該ピックアップ装置は、柔軟物の厚み、弾性、又は通気性に照らして、吸引手段の負圧により柔軟物の盛り上がる高さが適切になるよう調整することができる。
更に、本発明に係るピックアップ装置によれば、昇降手段が支持体を上昇させる過程で、支持体が可動部材から受ける荷重を、ロードセンサが測定し、この測定値を例えばコンピュータに入力できる。そして、一対の挟着板の間に柔軟物が1枚だけ挟み込まれた場合に支持体が可動部材から受ける荷重を基準値として予めコンピュータに記録しておけば、当該ピックアップ装置が柔軟物を1枚だけ取り出したことを、上記の測定値と基準値とをコンピュータが比較することによって監視できる。
本発明の実施形態に係るピックアップ装置の斜視図。 本発明の実施形態に係るピックアップ装置の正面図。 本発明の実施形態に係るピックアップ装置の側面図。 本発明の実施形態に係るピックアップ装置の要部の動作を(a)〜(c)の順に示す正面図。 本発明の実施形態に係るピックアップ装置の変形例を示す背面図。
本発明の実施形態に係るピックアップ装置について図面を参照しながら説明する。図面は特に断らない限り図1〜図3を参照する。ピックアップ装置1は、支持体3と、支持体3に昇降自在に設けられた可動部材5と、可動部材5の下降できる下限を規定するストッパ7と、一対の挟着板9をそれぞれの下縁部11が相互に開閉する向きに回動させる把持手段13と、一対の挟着板9を挟むように配置され一対の挟着板9を内側の平滑面15に滑り接触させる一対の気密板17と、負圧を発生させる吸引手段19とを備える。
支持体3は、互いに積み重ねられた複数の柔軟物21の上方に位置決めされるフレームであり、2つのガイドスリーブ23が固定されている。可動部材5は、ガイドスリーブ23に挿通したスライドバー25の下端に取付けられている。柔軟物21は、平らに展開された状態で荷台等に載せられ静止していれば良い。ストッパ7は、2つのスライドバー25の上端に横架材27を架け渡し、横架材27から垂下した棒体29を支持体3の上面に突き当てるものである。支持体3に取付けた近接センサ31と、横架材27に固定した被検出片33については後述する。
把持手段13は、可動部材5に固定したステム35にピン37で接合したエアシリンダ39と、エアシリンダ39のピストンロッド41にピン43で接合したクランク45と、一対の挟着板9がそれぞれ連結された2本の回転軸47,49とを備える。クランク45は、ピストンロッド41が下方へ前進する動作を回転軸47に回転力として入力する。この回転力は、回転軸47,49に取付けたギア53を介して回転軸49に伝達されるので、一対の挟着板9はそれぞれの下縁部11を開く向きに回動する。反対に、ピストンロッド41が上方へ後退すると、一対の挟着板9はそれぞれの下縁部11を閉じる向きに回動する。
気密板17は、可動部材5に固定された側面板51に、アクリル樹脂製の透明板55を接合したものである。側面板51は、回転軸47,49を軸受けする役割も果たしている。吸引手段19は、一対の挟着板9、及び一対の気密板17の内側の空隙に負圧を発生させるものであれば良い。例えば、下端部と上端部を有する短管の内部に、その下端部から上端部へ向けて流れる圧搾空気を供給することにより、短管の下端部に負圧を発生させるサクションノズルを適用しても良い。この場合、短管の下端部を可動部材5の下面に開放する。或いは、エアブロワの吸気口を上記の空隙に接続しても良い。
更に、ピックアップ装置1は、図2に示すように、支持体3を柔軟物21に対して昇降させる昇降手段57を備えても良い。昇降手段57は、支持体3に連結したタイミングベルト59を、モータ61によるタイミングプーリ63の回転に従わせて鉛直方向に走行させるものである。ガイドレール65に係合するスライダー67を支持体3に連結し、支持体3をガイドレール65に沿わせて鉛直方向に案内しても良い。
ピックアップ装置1の動作について以下に説明する。ピックアップ装置1の要素は、エアシリンダ39、及びモータ61を制御するコンピュータがアクセスできる記憶媒体に書き込まれたプログラムに基づき動作するものとする。支持体3は、互いに積み重ねられた複数の柔軟物21の上方で待機しているものとする。また、一対の挟着板9は、複数の柔軟物21のうち最も上にある一枚目の柔軟物21よりも高い位置で、それぞれ下縁部11が開く向きに回動され、吸引手段19は負圧を発生しているものとする。
先ず、昇降手段57が支持体3を下降させ、挟着板9の下縁部11を一枚目の柔軟物21に突き当てる。これにより、一対の挟着板9が、可動部材5、把持手段13、及び一対の気密板17と共に相対的に押し上げられるので、横架材27が支持体3に対して上昇する。近接センサ31は、その検出エリアから被検出片33が上方へ逸れたことを検出し検出信号を送出する。
上記のコンピュータは、近接センサ31の検出信号に基づき昇降手段57を停止させる。この時点で、柔軟物21を上方へ吸引手段の負圧によって柔軟物21が上方へ吸引され、図4(a)に示すように、一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11の間で、柔軟物21が盛り上がるよう変形する。また、吸引手段19の負圧は、一枚目の柔軟物21をその下にある二枚目の柔軟物21から引き離す力として柔軟物21に作用する。
図4(b)に示すように、把持手段13が一対の挟着板9をそれぞれの下縁部11が閉じる向きに回動し、同図(c)に示すように、一枚目の柔軟物21を一対の挟着板9の間に挟み込ませる。続いて、昇降手段57が支持体3を上昇させることにより、一枚目の柔軟物21だけを確実に取り出すことができる。
このように、柔軟物21の盛り上がった部位を一対の挟着板9の間に進入させた状態で、一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11が閉じられるので、平らに伏せた柔軟物を一対の挟着板9の間に挟む場合に比較して、柔軟物21の広い範囲を一対の挟着板9の間に挟み込める。従って、ピックアップ装置1は、昇降手段57が支持体3を上昇させるときに、一枚目の柔軟物21が一対の挟着板9から不用意に脱落し難いという利点があり、柔軟物21の厚み、弾性、通気性、又は表面の性状に関わらず、互いに積み重なる複数の柔軟物21の中から、一枚目の柔軟物21だけを確実に取り出すことができる。
また、把持手段13が一対の挟着板9をそれぞれの下縁部11が閉じる向きに回動するときに、一枚目の柔軟物21は、一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11から図4(c)に記した矢印t方向の摩擦力を受け、二枚目の柔軟物21に対して滑りを生じる。このため、一枚目と二枚目の柔軟物21の起毛が絡み合う等していても、ピックアップ装置1は両者を容易に引き離すことができ、昇降手段57が支持体3を上昇させるときに、一枚目の柔軟物21だけを確実に取り出すことができる。
更に、ピックアップ装置1は、図5に示すように、可動部材5を上向きに付勢する付勢手段69を備えても良い。付勢手段69として、支持体3と横架材27と間に介在する圧縮コイルバネを適用できる。上記の摩擦力を小さくするには、弾性力の大きな圧縮コイルバネを選択すれば良い。付勢手段69は、挟着板9の下縁部11が柔軟物21に突き当たるとき、柔軟物21に加わる可動部材5、ストッパ7、一対の挟着板9、把持手段13、及び一対の気密板17、及び吸引手段19の荷重を軽減できる。これにより、ピックアップ装置1は、一対の挟着板9がそれぞれの下縁部11を閉じる向きに回動される過程で、一枚目の柔軟物21に滑り接触する挟着板9の下縁部11が一枚目の柔軟物21に強く擦れるのを抑制できる。
更に、ピックアップ装置1は、図2に示すように、挟着板9の下縁部11が開く向きに回動できる限度を調整する開口幅調整手段71を備えても良い。開口幅調整手段71は、クランク45の端部に、回転軸47が嵌入できる幅の切込み部46を形成し、図に表れていない締結ボルトを用いて、クランク45の端部を、切込み部46の幅が狭まるよう締め付けることにより、クランク45を回転軸47に固定したものである。
上記の調整を行うには、先ず締結ボルトを緩め、クランク45に対して回転軸47が自由に回転できるようにする。この状態で、エアシリンダ39のピストンロッド41を下限まで前進させる一方、回転軸47を作業者が手回しする等して、一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11の間隔を所望の広さにする。最後に、作業者が締結ボルトを締め付ける。或いは、クランク45に、回転軸47からの距離を互いに違えた複数のピン孔73を形成し、これらの中から選択される一つのピン孔にピン43を取付けても良い。ピン43を取付けるピン孔73の位置が回転軸47に近い程、一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11が、図2に示された姿勢から互いに開く向きに回動できる角度は大きくなる。
このように、一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11の間隔を所望の広さに設定できるので、柔軟物21の厚み、弾性、又は通気性に照らして、吸引手段19の負圧により柔軟物21の盛り上がる高さが適切になるよう調整することができる。また、気密板17に透明板55を適用しているので、一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11の間隔を改めて設定したときに、一対の挟着板9が柔軟物21を挟み込む動作を気密板17の外側から確認することができる。
更に、図1に示すように、支持体3に取付けたロードセンサ30で棒体29を受け止めるようにし、昇降手段57が支持体3を上昇させる過程で、支持体3が棒体29を介して可動部材5から受ける荷重、即ち可動部材5、ストッパ7、一対の挟着板9、把持手段13、一対の気密板17、及び吸引手段19の重さに、一対の挟着板9に挟まれた柔軟物21の重さを合算した値を、ロードセンサ30で測定し、この測定値を上記のコンピュータに入力しても良い。そして、一対の挟着板9の間に柔軟物21が1枚だけ挟み込まれた場合に支持体3が可動部材5から受ける荷重を基準値として予めコンピュータに記録しておけば、ピックアップ装置1が柔軟物21を1枚だけ取り出したことを、上記の測定値と基準値とをコンピュータが比較することによって監視できる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施することができ、また以下の態様で実施しても良い。昇降手段57を省略し、支持体3をトランスファーによって昇降、又は水平方向に移動させても良い。一対の挟着板9のそれぞれの下縁部11に、ゴム等の摩擦材を取付けても良い。また、挟着板9と気密板17との間の気密性を一層高くするためのパッキンを、挟着板9に取付けても良い。
本発明は、布片の取り出しに限らず、柔軟物を所望の位置に保持し、又は移送するのに有益な技術である。
1…ピックアップ装置、3…支持体、5…可動部材、7…ストッパ、9…挟着板、11…下縁部、13…把持手段、15…平滑面、17…気密板、19…吸引手段、21…柔軟物、23…ガイドスリーブ、25…スライドバー、27…横架材、29…棒体、30…ロードセンサ、31…近接センサ、33…被検出片、35…ステム、37,43…ピン、39…エアシリンダ、41…ピストンロッド、45…クランク、47,49…回転軸、51…側面板、53…ギア、55…透明板、57…昇降手段、59…タイミングベルト、61…モータ、63…タイミングプーリ、65…ガイドレール、67…スライダー、69…付勢手段、71…開口幅調整手段、73…ピン孔。

Claims (5)

  1. 互いに積み重ねられた複数の柔軟物の上方に位置決めされる支持体と、
    前記支持体に、当該支持体に対し上下方向にスライド自在に取り付けられた可動部材と、
    前記可動部材の前記支持体に対する下方へのスライドを規制するストッパと、
    前記可動部材に設けられ、下縁部を柔軟物に対向させた一対の挟着板を、それぞれの下縁部が相互に開閉する向きに回動させる把持手段と、
    前記可動部材に設けられ、前記把持手段により回動される前記一対の挟着板が内側に滑り接触するように、前記一対の挟着板を挟む一対の気密板と、
    前記一対の挟着板、及び前記一対の気密板の内側に、柔軟物を吸引する負圧を発生させる吸引手段と、
    前記支持体を柔軟物に対して昇降させる昇降手段と、
    を備え
    前記昇降手段が前記支持体を下降させ、前記一対の挟着板の下縁部を柔軟物に突き当てることにより、前記吸引手段の負圧を柔軟物に作用させ、
    前記一対の挟着板の間に柔軟物を挟着し、前記昇降手段が前記支持体を上昇させることを特徴とするピックアップ装置。
  2. 前記把持手段は、
    前記昇降手段による前記支持体の下降に際し、前記一対の挟着板をそれぞれの下縁部が開く向きに回動させ、
    前記一対の挟着板をそれぞれの下縁部が閉じる向きに回動させることにより、前記一対の挟着板の間に柔軟物を挟着することを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
  3. 前記可動部材を上向きに付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のピックアップ装置。
  4. 前記一対の挟着板のそれぞれの下縁部が開く向きに回動できる限度を調整する開口幅調整手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のピックアップ装置。
  5. 前記支持体が受ける前記可動部材の荷重を、前記昇降手段が前記支持体を上昇させる過程で測定するロードセンサを、前記支持体に取付けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のピックアップ装置。
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