JP5447297B2 - 表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体 - Google Patents

表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5447297B2
JP5447297B2 JP2010188851A JP2010188851A JP5447297B2 JP 5447297 B2 JP5447297 B2 JP 5447297B2 JP 2010188851 A JP2010188851 A JP 2010188851A JP 2010188851 A JP2010188851 A JP 2010188851A JP 5447297 B2 JP5447297 B2 JP 5447297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
printing
image data
display
converted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010188851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012048414A (ja
Inventor
健司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2010188851A priority Critical patent/JP5447297B2/ja
Publication of JP2012048414A publication Critical patent/JP2012048414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5447297B2 publication Critical patent/JP5447297B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体に関する。
近年、デジタルカメラの普及により、デジタルデータで記録された写真画像を得ることが一般的となっている。この場合、撮影された写真画像は、撮影したデジタルカメラの表示面に表示して閲覧したり、デジタルカメラからデジタル画像データとして取り込んだパーソナルコンピュータなどに表示して閲覧したりすることができる。
このため、デジタル写真の楽しみ方にも変化が生じてきている。例えば、従来のプリント写真を棚や机上などに展示するフォトフレームのように、撮影されたデジタル写真を展示して楽しむための装置として、所謂デジタルフォトフレーム(以下、DPFという。)が実現され商品化されている。
このDPFは、デジタル写真用のフォトフレームという位置付けで発売されており、外観も概ねフォトフレームに似せて作製されている。但し表示部は液晶ディスプレイで構成されている場合が多い。また、その背面や側面にメモリカードを挿入するスロットがあるのが一般的である。
このようなDPFでは、デジタル方式の特性を活かし、従来のプリント写真を単に展示するだけのフォトフレームでは出来なかったことが出来る。例えば、メモリカード内に保存された映像ファイルを適宜選択して表示したり、複数の写真を自動的に呼び出してスライドショー形式で表示するなどの多様な展示態様を実現することができる。
また、表示対象の写真を、特定の効果を与えることによって、人が書いたような絵画風の画像(以下、絵画風画像という)に変換する機能を備えたものも提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
尚、このようにデジタル写真に特定の効果を与えてデジタル写真を変換することを、以下、アート変換と言い、このような変換機能を備えるDPFをデジタルアートフレーム(DAF)と言うことにする。
また、様々なタイプのメモリカードに対応したスロットや内蔵フラッシュメモリを備え、USBメモリに対応したDPF製品もある。さらに、無線通信(Bluetoothや無線LAN)などのネットワーク機能を持ったDPF製品もある。
これらは、ピクトブリッジと呼ばれるソフトウエアによって実現される。このピクトブリッジは、デジタルカメラやプリンタをUSBケーブルで直接接続し、デジタルカメラで撮影した画像をパソコンを介さずに印刷したり、専用機器で表示、加工したりする標準規格となっている。
一方、そのようにデジタルデータで記録された写真画像を従来のようにプリント写真として得るために、パーソナルコンピュータを介して或いは直接にプリンタからプリントアウトすることも行われている。周知のプリンタ方式としては、電子写真方式、熱転写方式、インクジェット方式があり、それぞれの長所・短所に基づいて使い分けされている。
近年、フォトプリンタと呼ばれるデジタル写真画像用の印刷に特化した製品も出てきたが、方式としては上記いずれかを採用している。そこで、上記DPFとフォトプリンタとの両機能を備える商品も出てきているが、いずれにせよ、これらプリンタは上位装置(パソコンや上記DPF等)からの画像信号に従って忠実に印刷を行うべく構成されている。
なお、印刷物としては、光沢度(グロス値)の高いカレンダー状の画像印刷とオフィス用としての白黒文書画像印刷とがある。そして、これらを仕分け印刷できるよう考慮された電子写真プリンタも提案されている。(例えば、特許文献2、3、4、5参照。)
また、絵画調変換では、写真印刷装置において、ノイズ発生器により画像に絵画調効果を付与して印刷するものや、実際の油絵に近い絵画調を表現するためにキャンバス加工処理を行うもの、あるいは、絵画風の重厚感のある画像形成を行うべく、特殊加工したシートに輪郭強調データに基づいてゲル状塗料を塗布して凹凸を形成させるものなども提案されている。(例えば、特許文献6、7、8参照。)
特開2004−213598号公報 特開平07−036308号公報 特開平07−120996号公報 特開2003−015459号公報 特開2002−082508号公報 特開平10−341403号公報 特開平08−036636号公報 特許第3967022号
ところで、上記のようなDPFにLAN接続されるプリンタ或いはプリンタ付DPF(画像表示部を有するプリンタ)で、通常の写真画像を印刷する場合は問題ない。ところが上述したDAFで絵画調変換したような画像を普通に印刷すると、基本的に光沢度の高いカレンダー状印刷になってしまう。これは特にフォトプリンタでは顕著である。
絵画調のものに変換処理したものの印刷では光沢度は寧ろ無いほうが望ましいにも拘わらず、上記のように折角絵画調のものに変換処理したものを印刷物としたときに光沢があったのでは、違和感があって不満が残るという問題があった。
また、上記の特許文献6では、感熱式ビデオプリンタでノイズを付与して絵画調シールプリントを得るものがあるが、高精細写真画像を画像変換して表示するDAFの表示画像を忠実に印刷再現するようには意図されていない。
また、上記の特許文献7では、写真から絵画調画像を生成する処理方法を開示しているが加工方法が複雑で、上記の特許文献6と同様に、DAFの表示(展示)画像を忠実に印刷再現するようには意図されていない。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、DAFと直接的に接続したプリンタ(プリンタ付DAF)、又はLAN接続されたプリンタとの間でDAFと画像データを通信してDAFの表示(展示)画像を忠実に印刷再現する表示画像印刷システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、先ず第1の発明の表示画像印刷システムは、元画像に相当する画像データを所定の処理により画像変換する画像変換手段と、上記画像データ若しくは上記画像変換手段により変換された変換画像データを表示する画像表示手段と、を少なくとも備える画像表示装置と、該画像表示装置から上記画像表示手段に表示される表示画像の印刷指示を受けて印刷媒体に対応画像の印刷を実行する画像印刷装置と、からなる表示画像印刷システムであって、上記画像表示装置は、上記印刷指示を有線又は無線にて外部機器へ送信する送信手段を備え、上記画像印刷装置へ印刷指示を送信するに際し、印刷すべき画像データが元画像に相当する画像データか上記画像変換手段により変換された変換画像データかを識別する識別信号を上記印刷指示に付加して送信し、上記画像印刷装置は、通常印刷モードと特定印刷モードを含む印刷実行手段と、上記印刷指示に付加された上記識別信号により上記印刷すべき上記画像データが上記元画像に相当する画像データか上記変換画像データかを判別する画像データ判別手段と、を有し、上記印刷実行手段は、上記画像データ判別手段が上記印刷すべき上記画像データが上記変換画像データであると判別したとき上記特定印刷モードによる印刷を実行するように構成される。
上記画像表示手段は、例えば、画像データ記憶手段、外部機器からのデータ受信手段を更に備えるように構成される。
次に、第2の発明の表示画像印刷方法は、元画像に相当する画像データを所定の処理により画像変換する画像変換手段と、上記画像データ若しくは上記画像変換手段により変換された変換画像データを表示する画像表示手段と、を少なくとも備える画像表示装置と、該画像表示装置から上記画像表示手段に表示される表示画像の印刷指示を受けて印刷媒体に対応画像の印刷を実行する画像印刷装置と、を有して表示画像を印刷する表示画像印刷方法であって、上記画像表示装置により上記画像印刷装置へ有線又は無線にて印刷指示を送信するに際し印刷すべき画像データが元画像に相当する画像データか上記画像変換手段により変換された変換画像データかを識別する識別信号を上記印刷指示に付加して送信する工程と、上記画像印刷装置により上記印刷指示に付加された上記識別信号に基づき上記印刷すべき上記画像データが上記元画像に相当する画像データか上記変換画像データかを判別する工程と、該工程により上記印刷すべき上記画像データが上記変換画像データであると判別されたとき上記画像印刷装置が備える通常印刷モードと特定印刷モードの内の上記特定印刷モードにより印刷を実行する工程と、を含んで構成される。
この表示画像印刷方法においては、上記変換画像データに対し上記識別信号の内容に応じて上記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、例えば、所定の一定法則で画素を間引くことにより色調を変えずに濃度を下げて印刷する。
また、上記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、例えば、各色別にマットトナーを用いて印刷したり、また、例えば、通常印刷モードによる印刷の上に網点画像を重ね印刷して全体をつや消し画像としたりする。
また、上記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、例えば、通常印刷モードによる印刷の上に透明又は薄灰色のマットトナーによるベタ画像を重ね印刷して全体をつや消し画像とする。
また、上記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、例えば、トナー又はインクを部分的に所定の割合で盛り上げるように印刷して全体を油絵調の画像とする。
この場合、上記トナー又はインクを部分的に所定の割合で盛り上げる印刷は、例えば、盛り上げ部分を塗り重ね印刷することによって行ってもよく、また、例えば、盛り上げ部分を発泡性のトナー又はインクを用いて印刷することによって行ってもよい。
また、第3の発明の記憶媒体は、例えば、上記画像変換手段により変換された変換画像データを上記画像印刷装置により印刷を行う方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録されている。
本発明は、DAFの表示(展示)画像を忠実に印刷再現する表示画像印刷システムを提供することが可能となるという効果を奏する。
本発明の実施例1に係る表示画像印刷システムの全体構成の一例を示す図である。 図1に示したDPF(デジタルフォトフレーム)の拡大斜視図である。 図1に示したDPFの制御システムのブロック図である。 図1に示した電子写真プリンタの外観をより詳細に示す斜視図である。 図4に示した電子写真プリンタの内部構成を説明する断面図である。 図4及び図5に示した電子写真プリンタの制御装置を含む回路ブロック図である。 図1に示したプリンタ一体型DPFをより詳細に示す外観斜視図である。 図1及び図7Aに示すプリンタ一体型DPFの内部構造を概略的に示す構成図である。 図7Bに示すプリンタ一体型DPFの内部構造における印刷機構の構成を示す斜視図である。 図7A及び図7Bに示すプリンタ一体型DPFの制御装置を含む回路ブロック図である。 図4及び図5に示した電子写真プリンタの一次転写部において感光体ドラムと転写ベルトの速度差でトナーの塗布量が変化する例を説明する図表である。 印刷指示側(送信側)から送信される変換コードに対応する変換画像の種類に望ましい印刷装置側(受信側)の印刷条件の設定例を説明する図表である。 実施例1に係る図1に示す表示画像印刷システムの送信側の処理動作を示すフローチャートである。 実施例1に係る図1に示す表示画像印刷システムの受信側の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の表示画像印刷システムの全体構成の一例を示す図である。同図は、左上から、DPF1、インターネット/イントラネット2へのアクセスポイントとしての無線LANルータ3、パーソナルコンピュータ4、外付け無線LAN通信装置5の付いた電子写真プリンタ6、インクジェットプリンタ7、ノートパソコン8、プリンタ一体型DPF9を示している。
尚、上記のDPF1、ノートパソコン8、プリンタ一体型DPF9は、いずれも無線LAN通信装置を内蔵している。
図2は、上記DPF1の拡大斜視図である。図2に示すように、フレーム11と、このフレーム11の前面に、フレーム11に四方を囲まれたデジタル画像表示部12と、デジタル画像表示部12の下方で左右に分かれて配置された3個の操作ボタン13(13a、13b、13c)を備えている。
また、このDPF1は、フレーム11の背面に保護カバーに覆われた画像変換処理部14を有し、保護カバーの側面には2種類のメモリカード装着部15が設けられている。また、フレーム11の背面には支え棒(又は支え板でもよい)16が設けられている。
また、このDPF1には、画面に表示されるメニューを見ながら直接3個の操作ボタン13で種々の操作をしなくても遠隔から操作できるように、リモートコントローラ(以下、リモコンという)17が備えられている。
図3は、DPF1の制御システムのブロック図である。図3に示すように、DPF1の制御システムは、制御の中心となるCPU(central processing unit)18に、画像変換処理部14、表示制御部19、ROM(read only memory)21、RAM(Random Access Memory)22、ネットワーク(外部)データ入出力部23、読取制御部24、操作制御部25が接続されて構成されている。
上記の画像変換処理部14は、表示中又は記憶装置に記憶する写真画像データ(元画像)から絵画調に変換するDAF機能を備えている。そして、この変換画像データを他の印刷装置に送信して印刷指示をだす場合には、変換画像に対応する変換コードを画像データに付加する処理を行う。
表示制御部19には図2に示した表示部12が接続され、読取制御部24にはメモリカード装着部15が接続され、操作制御部25には3個の操作ボタン13が接続され、また、リモコン17が、赤外線、超音波、又はブルートゥースにより無線接続されている。
図4は、図1に示した電子写真プリンタ6の外観をより詳細に示す斜視図である。図4に示すように、電子写真プリンタ6は、前方に取っ手26を有する前扉27を備え、その下方に上下二段に分かれた2つの給紙カセット28を備えている。また、上面のほぼ全面に排紙トレー29を備え、右手前部に表示パネル30と操作部31を備えている。
図5は、上記電子写真プリンタ6の内部構成を説明する断面図である。図5に示す電子写真プリンタ6は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部32、中間転写ベルトユニット33、給紙部34、及び両面印刷用搬送ユニット35で構成されている。
上記画像形成部32は、同図の右から左へ4個の画像形成ユニット36(36M、36C、36Y、36K)を多段式に並設した構成からなる。
上記4個の画像形成ユニット36のうち上流側(図の右側)の3個の画像形成ユニット36M、36C及び36Yは、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、画像形成ユニット36Kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各画像形成ユニット36は、トナー容器(トナーカートリッジ)に収納されたトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下ブラック(K)用の画像形成ユニット36Kを例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット36は、最下部に感光体ドラム37を備えている。この感光体ドラム37は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム37の周面近傍を取り巻いて、クリーナ38、帯電ローラ39、光書込ヘッド41、及び現像器42の現像ローラ43が配置されている。
現像器42は、上部のトナー容器に同図にはM、C、Y、Kで示すようにマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のいずれかのトナーを収容し、中間部には下部へのトナー補給機構を備えている。
また、現像器42の下部には側面開口部に上述した現像ローラ43を備え、内部にはトナー撹拌部材、現像ローラ43にトナーを供給するトナー供給ローラ49、現像ローラ43上のトナー層を一定の層厚に規制するドクターブレード等を備えている。
中間転写ベルトユニット33は、本体装置のほぼ中央で図の左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在する無端状の転写ベルト44と、この転写ベルト44を掛け渡されて転写ベルト44を図の反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ45と従動ローラ46を備えている。
上記の転写ベルト44は、トナー像を直接ベルト面に転写(一次転写)されて、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への転写位置まで搬送するので、ここではユニット全体を中間転写ベルトユニットと言っている。
この中間転写ベルトユニット33は、上記扁平なループ状の転写ベルト44のループ内にベルト位置制御機構47を備えている。ベルト位置制御機構47は、転写ベルト44を介して感光体ドラム37の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから成る一次転写ローラ48を備えている。
ベルト位置制御機構47は、マゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の3個の画像形成ユニット36M、36C及び36Yに対応する3個の一次転写ローラ48を鉤型の支持軸を中心に同一周期で回転移動させる。
そして、ベルト位置制御機構47は、ブラック(K)の画像形成ユニット36Kに対応する1個の一次転写ローラ48を上記3個の一次転写ローラ48の周期と異なる回転移動周期で回転移動させて転写ベルト44を感光体ドラム37から離接させる。
すなわち、ベルト位置制御機構47は、中間転写ベルトユニット33の転写ベルト44の位置を、フルカラーモード(4個全部の一次転写ローラ48が転写ベルト44に当接)、モノクロモード(画像形成ユニット36Kに対応する一次転写ローラ48のみが転写ベルト44に当接)、及び全非転写モード(4個全部の一次転写ローラ48が転写ベルト44から離れる)に切換える。
上記の中間転写ベルトユニット33には、上面部のベルト移動方向最上流側の画像形成ユニット36Mの更に上流側に、ベルトクリーナユニットが配置され、下面部のほぼ全面に沿い付けるように、平らで薄型の廃トナー回収容器51が着脱自在に配置されている。
給紙部34は、図4に示した上下2段に配置された2個の給紙カセット28を備え、2個の給紙カセット28の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ52、給送ローラ53、捌きローラ54、待機搬送ローラ対55が配置されている。
待機搬送ローラ対55の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト44を介して従動ローラ46に圧接する二次転写ローラ56が配設されて、用紙への二次転写部を形成している。
この二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着装置57が配置されて、ベルト式熱定着装置57の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着装置57から搬出する搬出ローラ対58、及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー29に排紙する排紙ローラ対61が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット35は、上記搬出ローラ対58と排紙ローラ対61との中間部の搬送路から図の右横方向に分岐した開始返送路62a、それから下方に曲がる中間返送路62b、更に上記とは反対の左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路62c、及びこれらの返送路の途中に配置された4組の返送ローラ対63a、63b、63c、63dを備えている。
上記終端返送路62cの出口は、給紙部34の下方の給紙カセット28に対応する待機搬送ローラ対55への搬送路に連絡している。また、本例において中間転写ベルトユニット33の上面部には、ベルトクリーナユニットのクリーニング部64が配置されている。
クリーニング部64は、転写ベルト44の上面に当接して廃トナーを擦り取って除去して、図示を省略したベルトクリーナユニットの一時貯留部に溜め込み、その溜め込まれた廃トナーを搬送スクリューにより落下筒内を上部まで搬送し、落下筒を介して廃トナー回収容器51に送り込んでいる。
図5に示すように、この電子写真プリンタ6は、従来の用紙に直接トナー像を転写する方式ではなく、待機搬送ローラ対55により二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に中間転写ベルト44を介してトナー像を転写する方式となっている。
したがって、用紙の搬送路に発生する用紙ジャム等の不具合を回復するメンテナンス処理時には、図5の右側を開放するのみで対処できるようになっている。
そして、用紙ジャム等の不具合はキット類の配設部では発生しないので、図5の左側に集中するキット類などの消耗品の着脱の操作は、前扉27(図4参照)を開いて長手方向に入れ替え操作するだけの小さなスペースで良いように構成されている。
図6は、上記の電子写真プリンタ6の制御装置を含む回路ブロック図である。図6に示すように回路ブロックは、CPU(central processing unit)65を中心にして、このCPU65に、それぞれデータバスを介してデータ入出力部66、変換コード比較部67、及びプリンタ制御部68が接続されている。このプリンタ制御部68にはプリンタ印字部69が接続されている。
また、CPU65には、ROM(read only memory)71、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)72、及び本体操作部の操作パネル31が接続されている。ROM71には、システムプログラムが記憶され、CPU65は、このシステムプログラムに従って各部を制御して処理を行う。
すなわち、各部において、先ず、データ入出力部66は、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、フレームメモリ73に展開する。フレームメモリ73は、ブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)ごとに記憶エリアが設定されており、各色のデータが対応するエリアに展開される。
フレームメモリ73に展開されたデータはプリンタ制御部68に出力され、プリンタ制御部68からプリンタ印字部69に出力される。
プリンタ印字部69は、エンジン部であり、プリンタ制御部68からの制御の下で、現像部74を介し、図5に示した感光体ドラム37、一次転写ローラ48等を含む回転駆動系、帯電ローラ39、光書込ヘッド41等の被駆動部を有する画像形成部の印加電圧などのプロセス負荷への駆動出力を制御する。
更にプリンタ印字部69は、定着部75を介し、ベルト式熱定着装置57の発熱ローラに内蔵される発熱部への印加電圧、熱伝導ベルトを介して加熱ローラを押圧する加圧ローラの加圧力調整等の各種の制御を行う駆動出力を制御する。
更にプリンタ印字部69は、中間転写ベルトユニット33のベルト位置制御機構47の上下移動や、転写ベルト44の回転駆動、ベルト式熱定着装置57の熱伝導ベルトの回転駆動などを行うベルト駆動部76への駆動出力を制御する。
そして、プリンタ制御部68は、ブラック(K)、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色の画像データをそれぞれ対応する図5に示した光書込ヘッド41に供給する。現像部74は、光書込ヘッド41により画像データに基づいて感光体ドラム37上に形成された静電潜像を、対応する色のトナーで現像する。
変換コード比較部67は、他の機器から自装置(電子写真プリンタ6)宛に送信された画像データに添付されているコマンドに、画像形成部32で形成すべき画像データが元画像から変換された変換画像データであることを示す変換コードが含まれているとき、その変換コードとEEPROM72に記憶している変換コードとを比較して、受信した変換画像データがどの種類の変換画像データであるかを検出する。
図7Aは、図1に示したプリンタ一体型DPF9をより詳細に示す外観斜視図、図7Bはその内部構造を概略的に示す構成図である。
このプリンタ一体型DPF9は、住所録を作成するとともに葉書などの文面や所望の文書を編集し、葉書の宛名印刷及び葉書の文面を印刷したり、文書を印刷したりするワードプロセッサ(以下、ワープロという)機能を有している。また、このプリンタ一体型DPF9は、デジタルカメラで撮影した写真画像を取り込んで印刷する写真画像の印刷機能を有している。
図5A,Bに示すように、このプリンタ一体型DPF9は、箱型の装置本体77を備え、装置本体77の前面の手前側には、ワープロとして使用する場合に文書データを入力したり編集するために必要な各種のキーや、編集した文書データを印刷するために必要なキーなどが設けられたキーボード78が設けられている。
このキーボード78は装置本体77の本体側部79の下部に着脱可能に取り付けられており、ワープロとして文書データの入力及び編集を行なうなどのキー入力を行なう場合には、装置本体77の本体側部79から取り外し、キーが配置された上面を上向きにして装置本体77の前部に略水平状態に配置する。
キーボード78は、基台81とこの基台81上に多数配置されたデータ入力キー82を備えている。そして、キーボード78は、本体側部79から取り外しても、キーボード78と装置本体77とは、コード83によって通信上の接続は保たれている。このキーボード78を使用しない場合には、これを垂直向きに起し、装置本体77の本体側部79に当接させて収納する。
また、装置本体77の前面下部には、装置本体77内の印刷機構によって印刷された用紙Pを装置本体77外に排出させる排紙口84が設けられている。また、装置本体77の本体側部79には、本体側部79が図では紙面奥行き方向の向こう側面になるため見えないが、複数種類のメモリカードの挿入が可能なカードスロットが設けられている。
そのカードスロットにメモリカードが挿入されると、メモリカードの端子がカードスロット内のコネクタ端子に接続してメモリカードに記録されている画像データの読取りが可能となるように構成されている。
装置本体77の上面部には表示パネル収納部85が設けられている。この表示パネル収納部85は、装置本体77が使用されていないときは、表示パネル86をパネル面87を下向きにして収納するように構成されている。
図7A、Bは、装置本体77の使用時の状態を示しており、表示パネル86は、ヒンジ88を回動軸にして装置本体77の上方手前に垂直に引き起こされ、さらに手前下方に180度引き倒され、図7A,Bに示すように、パネル面87を本体装置77前方に向けて位置固定される。
表示パネル86のパネル面87は液晶表示面からなり、この液晶表示面には、キーボード78から入力されたデータや各種の設定に必要なメニュー画面、またメモリカードから取り込んだデジタルカメラの写真画像、さらにはこの印刷装置で必要とする各種のデータが表示されるようになっている。
また、このプリンタ一体型DPF9の装置本体77の上部には、装置本体77の後方側と装置本体77の上面上方との間で回動可能な取っ手89が設けられている。この取っ手89を用いてプリンタ一体型DPF9を持ち運びすることが可能になっている。
装置本体77の背面部には給紙トレイ91が設けられている。この給紙トレイ91の上部には開口部が設けられ、その開口部から給紙トレイ91の内側に印刷用の用紙Pを複数枚重ねて収容することができるようになっている。
この給紙トレイ91の内部には、重ねて収容された用紙Pを1枚ずつ装置本体77内に送り出すピックアップローラ92が設けられ、このピックアップローラ92は印刷開始時に図示しない駆動モータにより回転駆動される。
装置本体77の内部には、ピックアップローラ92で送り出された用紙Pを搬送案内する用紙搬送路93が設けられている。この用紙搬送路93の前後(図では左右)には、用紙搬送路93に沿って装置本体77内部の背面側から前面側に向けて用紙Pを挟んで搬送する給紙ローラ対94a及び94b並びに排紙ローラ対95a及び95bが配設されている。その用紙搬送路93の途中にインクジェット方式の印刷機構96が設けられている。
図8は、印刷機構96の構成を示す斜視図である。尚、図8には、図7Bと同一の構成又は機能部分には、図8と同一の番号を付与して示している。図8に示すように(図7Bも参照)、印刷機構96は、用紙搬送路93と直交する矢印Bで示す方向に往復移動可能に設けられたキャリッジ97を備えている。
キャリッジ97には、印字を実行する印字ヘッド98とインクを収容しているインクカートリッジ99が取り付けられている。カートリッジ99は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色インクを収容する個別の又は1個で各インク室に分かれた構成をしており、各色インクを吐出するそれぞれのノズルを有する印字ヘッド98に連結されている。
また、キャリッジ97は、一方ではガイドレール101により滑動自在に支持され、他方では歯付き駆動ベルト102に固着している。これにより、印字ヘッド98及びインクカートリッジ99は、キャリッジ97と共に、図の両方向矢印Bで示す用紙搬送路93と直交する方向、つまり印字の主走査方向に往復駆動される。
この印字ヘッド98と装置本体77の後述する制御装置との間には、フレキシブル通信ケーブル103が接続されている。このフレキシブル通信ケーブル103を介して制御装置から印字データと制御信号が印字ヘッド98に送出される。
この印字ヘッド98に対向し、印字ヘッド98の上記主走査方向に延在して、装置本体77のフレーム104の下端部に上述した用紙搬送路93の一部を構成するプラテン105が配設されている。
このプラテン105に接して用紙Pが給紙ローラ対94b、94a(下のローラ94aは用紙Pの陰になっていて図では見えない)と排紙ローラ対95b、94a(下のローラ95aは同様に陰になって見えない)により図の矢印Cで示す印字副走査方向に間欠的に搬送される。
この用紙Pの間欠搬送の停止期間中に、印字ヘッド98は、モータ106により歯付き駆動ベルト102及びキャリッジ97を介して駆動されながら、用紙Pに近接した状態でインク滴を噴射して紙面に印字する。このように用紙Pの間欠搬送と印字ヘッド98による往復移動時の印字との繰り返しによって用紙Pの全面に印字(印刷)が行われる。
所定の画像を印刷された用紙Pは、図7Bに示す用紙搬送路93の下流側に位置する排紙口84から装置本体77外に排出される。尚、図7Bに示すように、用紙搬送路93の下方の用紙搬入口に近接する位置に用紙の種類を検出する用紙種類検出センサ107が配設されている。
このプリンタ一体型DPF9では、用紙Pとして、葉書用紙やL判の写真用紙の他に台紙上にシール紙をマトリクス状に配置してなるシール用紙などが使用される。このシール用紙には、そのシール紙に縮小画像を印刷される。
また、このシール用紙は、台紙が薄く多数のシール紙に分割されているため、腰が弱い。このシール用紙には用紙種類検出のためのマークが付されている。そのマークを上述した用紙種類検出センサ107によって読取ることができるようになっている。
図9は、上記のプリンタ一体型DPF9の制御装置を含む回路ブロック図である。図9に示すように回路ブロックは、CPU(central processing unit)110を中心にして、このCPU110に、それぞれデータバスを介してROM(read only memory)111、RAM(Random Access Memory)112が接続されている。
上記のROM111には、システムプログラムが記憶されている。CPU110は、このシステムプログラムに従って、CPU110に接続されている他の回路ブロックを介し、プリンタ一体型DPF9の各部を制御する。
他の回路ブロックとしては、画像変換処理部113、キーボード78、ネットワーク(外部)データ入出力部114、表示部115、プリンタコントローラ116、変換コード比較部117、用紙種類検出センサ107、読取制御部118等がCPU110に接続されている。
画像変換処理部113は、表示パネル86のパネル面87に表示中又はRAM112等に記憶する写真画像データ(元画像)を絵画調に変換するDAF機能を備えている。そして、この変換画像データを他の印刷装置に送信して印刷指示をだす場合には、変換画像に対応する変換コードを画像データに付加する処理を行う。
ネットワーク(外部)データ入出力部114は、画像データとその画像データに関る印刷コマンドを、無線LANルータ3を介して他の無線送受信装置付きの機器、例えば、DPF1、又は電子写真プリンタ6の外付け無線LAN通信装置5との間で入出力する。
また、同じく無線LANルータ3を介して、ノートパソコン8、又はパーソナルコンピュータ4から画像データと印刷コマンドを受信し、又はインクジェットプリンタ7に対して画像データと印刷コマンドを送信する。
表示部115には表示パネル86が接続されている。表示部115は表示パネル86のパネル面に表示される画像の表示出力を制御する。プリンタコントローラ116には印刷機構96が接続されている。
プリンタコントローラ116は、印刷すべき画像データに従ってフレキシブル通信ケーブル103を介して印字ヘッド98のインクの吐出を制御すると共に、モータ106の駆動によりキャリッジ97の往復移動を制御し、給紙ローラ対94a、94b及び排紙ローラ対95a、95bの駆動により用紙Pの副走査方向への搬送を制御する。
このプリンタ一体型DPF9は、通常印刷とは異なる後述する特定の印刷処理を行うDAFモードを備えており、このDAFモードに対応する画像変換のための各種の変換コードをROM111の所定領域に記憶している。
変換コード比較部117は、他の機器から自装置(プリンタ一体型DPF9)宛に送信された画像データに添付されているコマンドに、印刷機構96で印刷すべき画像データが元画像から変換された変換画像データであることを示す変換コードが含まれているとき、その変換コードとROM111に記憶している変換コードとを比較して、受信した変換画像データがどの種類の変換画像データであるかを検出する。
読取制御部118には、図7A,Bでは陰になって見えなかった複数種類のメモリカードの装着部(カードスロット)119が接続されている。読取制御部118は、カードスロット119に装着されたメモリカードの画像データを読み出してCPU110に送信する。
図10は、電子写真プリンタ6の一次転写部において感光体ドラム37と転写ベルト44の速度差でトナーの塗布量が変化する例を説明する図表である。トナーの塗布量を変化させる方法は、絵画調の画像などで絵の具の盛り上げ感を出すときに使用される。
トナーの塗布量を変化させる方法としては、トナーを二度塗りすることによってもできるが、図10に示すように、転写ベルト44の線速度に対して感光体ドラム37の周面速度を相対的に速くすることでもトナーの盛り上げができる。
図10は、標準状態時の設定条件及び結果を「1」としたときの以下に述べる試験例1〜4及び比較例の各設定条件と現像結果の比率を一覧にして示す図表である。
これより先立つ発明で、本発明の出願人は、トナーの現像量(現像密度)の検討を行うなかで、感光ドラムの周速度に対して一次転写ベルトの線速度を遅くしたところ、感光ドラムの周速度と一次転写ベルトの線速度の比率に比例して一次転写ベルト上のトナー現像量が増加することを発見した。
そこで、試験例1として、電子写真プリンタ6の感光ドラム37の周速度と転写ベルト44の線速度の比率に対応してトナー現像量が変化する現象を追試調査すべく、普通紙を用い、モノクロ印字モードにて印字試験を行った。
ここで標準の印字条件は、感光体ドラム37の周速度を136mm/s(30ppm)、転写ベルト44の線速度を136mm/s、定着部の用紙搬送速度を同じく136mm/s、印字パターンは長方形のベタ印字とした。
この標準印字では、トナー現像量の厚みは10μm程度あるいはそれ以下であった。そこで、感光体ドラム37の周速度のみを変えてみた。尚、この場合、感光体ドラム37の周速度に応じて感光体ドラム37への露光量も比例して増減させ、また、定着部の用紙搬送速度に応じて給紙部の給紙速度も比例して増減させるように設定した。
そして、感光体ドラム37の周速度のみを標準状態時の速度に対して112%の速さ(152mm/s)に設定し、長方形のベタ印字を行った。その結果、トナー現像量が標準状態時の117%に増加した。
次に、試験例2として、転写ベルト44の線速度と定着部の用紙搬送速度のみを標準状態時の50%の速度(76mm/s)に落とし、他は標準状態時の設定条件で印字試験を行った。その結果、トナー現像量が標準状態時の198%に増加した。
更に、試験例3として、転写ベルト44の線速度と定着部の用紙搬送速度を標準状態時の33%の速度(51mm/s)に落とし、他は標準状態時の設定条件で印字試験を行った。その結果、トナー現像量が標準状態時の295%に増加した。
尚、電子写真プリンタ6は図5に示したように、転写ベルト44への転写と、定着前の用紙への二次転写(二次転写ローラ56による転写)と、転写動作が2回発生する。
そのため、転写ベルト44と定着前の用紙(二次転写ローラ56)の搬送速度との速度比を変えることもできる。
これに基づいて、試験例4として、転写ベルト44の線速度を標準状態時の33%の速度(51mm/s)に落とし、定着部の用紙搬送速度を標準状態時の17%の速度にして、印字試験を行った。
その結果、トナー現像量は標準状態時の295%であり、実施例3と同様であったが、印字面積が実施例3の1/2になり、トナー現像密度としては、実施例3と比較して2倍、すなわち、標準状態と比較して590%に増加した。
ここで、試みに比較例として、感光体ドラム37の周速度のみを標準状態の88%の速度(120mm/s)に落とし、他は標準状態時の設定条件で印字試験を行った。その結果、トナー現像量が標準状態時の89%に減少した。
よって、図10の図表の試験例1〜3に示す通り、感光体ドラム37の周速度に対して転写ベルト44の線速度を遅くすることにより、トナーの現像量すなわち現像密度を、標準状態時の場合に対して速度比に応じて増加させることが出来た。
ところで、上記の試験例1〜4に示すように、感光体ドラムの周速度と印字媒体の搬送速度が大きく異なると、感光体ドラム(又は中間転写ベルト)から印字媒体に転写される画像に副走査方向の歪みが生じる。
具体的には、通常の形状で感光体ドラム上に現像されたトナー像は、印字媒体の搬送方向すなわち副走査方向に縮んだ状態で転写される。
このことを考慮して、試験例1〜4においては、感光体ドラム37に現像されるベタ画像は、副走査方向に対し感光体ドラム37の周面速度と転写ベルト44の線速度との差分に応じた伸長度で現像される。
すなわち、副走査方向に対して伸びた状態で現像される。これにより、相対的に速度の遅い転写ベルト44には、通常のベタ画像が印刷される。
ところで、図1に示した画像印刷システムは、基本構成として、左上のDPF1と、右下のプリンタ一体型DPF9と、左中段の電子写真プリンタ6から成っている例を示している。
この画像印刷システムにおいて、写真画像データを他の印刷装置に送信するときに、元画像そのものに相当する画像データではなく、元画像データに対して変換された変換画像データとして印刷指示をだす場合には、変換した旨を示すコード、つまり変換画像に対応する変換コードを画像データに付加して印刷側に送信することは前述した。
印刷側ではその変換コードを識別して、しかるべき印刷処理を実行する。この印刷処理については、他の先行技術にもあるように、定着圧や温度制御により光沢度(グロス値)を下げる。絵の具の盛り上げを表現する場合はトナーの2度塗り、又は発泡性トナーを用いる。つや消し感を出すときはマットトナーを用いたり、定着圧と定着温度を低くする等々が考えられる。
図11は、上記のような変換画像の種類に望ましい印刷装置側の印刷条件の設定例を説明する図表である。同図表には、左端に縦3段に「油絵」、「パステル」、「水彩画」と3種類の画調を示している。
そして、それらの右には「厚」、「普通」、「薄」と印刷時におけるトナー量の設定状態が対応付けられている。このトナー量の設定では種々の方法があり、上に括弧内に示すように、転写速度、発泡性トナー、マットトナー、透明又は灰色トナー等が使用される。
転写速度とは、図10で説明したように、転写ベルト44の線速度に対して感光体ドラム37の周面速度を相対的に速くすることで画像内の所望の位置のトナーを盛り上げる(厚くする)方法の場合を指している。
発泡性トナーとは、透明の発泡性トナーで画像内の所望の位置を印刷し、その上に3色又は黒も交えた4色の色トナーでカラー画像を重ね転写し、定着時に発泡性トナーが発泡して色トナー像を盛り上げる(厚くする)方法の場合を指している。
マットトナーは、例えば文字印刷のように、光沢を持った印刷が好まれない場合に使用される光沢のあまり出ないトナーであり、写真画像から変換した例えば水彩画の画調を得る場合等に用いられる。
透明または灰色トナーは、例えばキャンバスの地肌の形状を画像面に浮き立たせる効果を得るときなどに使用される。
同図表の更に右側には、「厚」、「普通」、「薄」のそれぞれに対応して、マットトナーを用いた場合の定着時の「定着圧」と「定着温度」を、通常の写真画像の印刷時の定着条件を基準としたときよりも、それぞれ低く設定されることが示されている。
図12は、上記のように構成される図1に示す表示画像印刷システムにおける送信側の処理動作を示すフローチャートである。ここで送信側とは、DPF1、プリンタ一体型DPF9等である。パーソナルコンピュータ4やノートパソコン8も含めてもよい。
図13は、上記のように構成される図1に示す表示画像印刷システムにおける受信側の処理動作を示すフローチャートである。ここで受信側とは、電子写真プリンタ6、プリンタ一体型DPF9、インクジェットプリンタ7等である。
先ず、図12において、送信側で処理が開始されると、DPF1のCPU18又はプリンタ一体型DPF9のCPU110等(以下、送信側CPUという)は、表示画像データが元画像(デジタルカメラで撮影された写真画像データ)から画像変換されているか否か判別する(ステップS1)。
そして、画像変換されている場合は(S1の判別がYes)、送信側CPUは、その画像変換に対応する変換コードを表示画像データに付加して、その変換コードを付加した表示画像データを印刷画像データとし(ステップS2)、その印刷画像データを送信先に送信する(ステップS3)。
他方、上記ステップS1の判別で、画像変換されていないときは(S1の判別がNo)、送信側CPUは、表示画像データをそのまま又は表示画像データに変換コード「0」を付加して印刷画像データとし(ステップS4)、その印刷画像データを送信先に送信する(ステップS3)。
次に、図13において、表示画像印刷システムに参加すると、電子写真プリンタ6のCPU65、又はプリンタ一体型DPF9のCPU110、又はインクジェットプリンタ7の不図示のCPU等(以下、受信側CPUという)は、通常の印刷処理か特殊な印刷処理かを選択可能な処理モードを設定する(ステップS11)。
続いて、受信側CPUは、外付け無線LAN通信装置5、又は内蔵の無線LAN通信装置、又は無線LANルータ3とインターネット/イントラネット2を介して印刷データを受信する(ステップS12)。
そして、受信側CPUは、受信した印刷データの中の印刷画像データが元画像から画像変換されているか否かを判別する(ステップS13)。この判別処理では、印刷データに変換コードが付加されているか否か、付加されているとすれば、その変換コードは「0」か「0」以外の値であるかを判別する処理である。
上記の判別で、印刷データに変換コードが付加されていない、又は付加されているがその変換コードが「0」である場合は(S13の判別がNo)、受信側CPUは、通常の印刷処理をプリンタコントローラに指示して(ステップS16)、印刷を開始する(ステップS15)。
一方、上記ステップS13の判別で、印刷データに変換コードが付加されていて、その変換コードが「1」以上の値であるときは(S13の判別がYes)、受信側CPUは、その変換コードに基づいた印刷処理をプリンタコントローラに指示する(ステップS14)。
この印刷処理の指示では、変換コードに応じて下記のような指示が出力される。すなわち、ある場合には「背景画像とオーバーレイさせて印刷画像データを重ね印刷する」、また、ある場合には「透明トナー又は薄い灰色トナー、発泡性トナー、又はマットトナーを用いて印刷する」
尚、通常印刷モードによる写真画像の印刷の上に、透明又は薄灰色のマットトナーによるベタ画像を重ね印刷すると全体をつや消し画像とすることができる。もちろん、重ね印刷ではなく、各色別にマットトナーを用いて印刷するようにしても、つや消し画像とすることができる。
また、通常印刷モードによる写真画像の印刷の上に、透明又は薄灰色の発泡性トナーによるベタ画像を重ね印刷すると全体に凹凸感のある画像とすることができる。尚、インクジェットプリンタの場合は発泡性インクを用いる。発泡性インクはインク滴が紙面に着弾後に自動的に発泡して盛り上がる。
また、ある場合には「トナーセーブ(全体を薄く印刷するために感光体ドラムへの露光強度を低くして現像トナー量を少なくする)モードで印刷する」、また、ある場合には「厚塗り(油絵の立体的な画調を出すためにトナーの二重塗り又は速度差で所望の部分を盛り上げる)モードで印刷する」
また、ある場合には「間引く(水彩画風に色調を変えず濃度を下げた画調を表すために所定間隔で画素を非印字に設定する)モードで印刷する」、また、ある場合は「バイアス制御(トナー量を全体的に厚くする又は薄くするために現像ローラに印加するバイアス電圧を基準よりも強弱いずれかへ制御する)モードで印刷する」
また、ある場合は「ベタ定着しない(印刷画像を絵画調で表すために写真のような光沢が出ないように定着圧を弱める)モードで印刷する」、また、ある場合には「網点ベタ画像(つや消し風の画調を得る)モードで印刷する」等の指示がプリンタコントローラに出力される。そして、受信側CPUは、印刷を実行する(ステップS15)。
以上説明したように、本発明の表示画像印刷システムによれば、表示画像を印刷指示する際に、絵画調変換をしているか否かを識別できる信号として変換コードを付加するようにしているので、通常の写真画像はカレンダー調(グロス調)に印刷する一方、絵画調変換したような画像はその表示に相応する光沢度や質感の印刷を得られる。これにより、デジタル写真の楽しみ方の倍増に寄与できる。
また、特に、絵画調の変換識別と印刷処理を連携させるので格別な操作をすることなく絵画調等の変換された画像に適した印刷物が得られる。また、画像を間引くなどした場合には、処理速度を速めることもできる。
本発明は、表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体に利用することができる。
1 DPF
2 インターネット/イントラネット
3 無線LANルータ
4 パーソナルコンピュータ
5 外付け無線LAN通信装置
6 電子写真プリンタ
7 インクジェットプリンタ
8 ノートパソコン
9 プリンタ一体型DPF
11 フレーム
12 デジタル画像表示部
13(13a、13b、13c) 操作ボタン
14 画像処理部
15 メモリカード装着部
16 支え棒(支え板)
17 リモートコントローラ
18 CPU(central processing unit)
19 表示制御部
21 ROM(read only memory)
22 RAM(Random Access Memory)
23 ネットワーク(外部)データ入出力部
24 読取制御部
25 操作制御部
26 前方に取っ手
27 前扉
28 給紙カセット
29 排紙トレー
30 表示パネル
31 操作部
32 画像形成部
33 中間転写ベルトユニット
34 給紙部
35 両面印刷用搬送ユニット
36(36M、36C、36Y、36K) 画像形成ユニット
37 感光体ドラム
38 クリーナ
39 帯電ローラ
41 光書込ヘッド
42 現像キット
43 現像ローラ
44 転写ベルト
45 駆動ローラ
46 従動ローラ
47 ベルト位置制御機構
48 一次転写ローラ
49 供給ローラ
51 廃トナー回収容器
52 用紙取出ローラ
53 給送ローラ
54 捌きローラ
55 待機搬送ローラ対
56 二次転写ローラ
57 ベルト式熱定着装置
58 搬出ローラ対
61 排紙ローラ対
62a 開始返送路
62b 中間返送路
62c 終端返送路
63a、63b、63c、63d 返送ローラ対
64 クリーニング部
65 CPU(central processing unit)
66 データ入出力部
67 変換コード比較部
68 プリンタ制御部
69 プリンタ印字部
71 ROM(read only memory)
72 EEPROM(electrically erasable programmable ROM)
73 フレームメモリ
74 現像部
75 定着部
76 ベルト駆動部
77 装置本体
78 キーボード
79 本体側部
81 基台
82 データ入力キー
83 コード
84 排紙口
P 用紙
84 排紙口
85 表示パネル収納部
86 表示パネル
87 パネル面
88 ヒンジ
89 取っ手
91 給紙トレイ
92 ピックアップローラ
93 用紙搬送路
94a、94b 給紙ローラ対
95a、95b 排紙ローラ対
96 印刷機構
97 キャリッジ
98 印字ヘッド
99 インクカートリッジ
101 ガイドレール
102 歯付き駆動ベルト
103 フレキシブル通信ケーブル
104 フレーム
105 プラテン
106 モータ
107 用紙種類検出センサ
110 CPU(central processing unit)
111 ROM(read only memory)
112 RAM(Random Access Memory)
113 画像変換処理部
114 ネットワーク(外部)データ入出力部
115 表示部
116 プリンタコントローラ
117 変換コード比較部
118 読取制御部
119 メモリカードの装着部(カードスロット)

Claims (11)

  1. 元画像に相当する画像データを所定の処理により画像変換する画像変換手段と、前記画像データ若しくは前記画像変換手段により変換された変換画像データを表示する画像表示手段と、を少なくとも備える画像表示装置と、
    該画像表示装置から前記画像表示手段に表示される表示画像の印刷指示を受けて印刷媒体に対応画像の印刷を実行する画像印刷装置と、
    からなる表示画像印刷システムであって、
    前記画像表示装置は、前記印刷指示を有線又は無線にて外部機器へ送信する送信手段を備え、前記画像印刷装置へ印刷指示を送信するに際し、印刷すべき画像データが元画像に相当する画像データか前記画像変換手段により変換された変換画像データかを識別する識別信号を前記印刷指示に付加して送信し、
    前記画像印刷装置は、通常印刷モードと特定印刷モードを含む印刷実行手段と、前記印刷指示に付加された前記識別信号により前記印刷すべき前記画像データが前記元画像に相当する画像データか前記変換画像データかを判別する画像データ判別手段と、を有し、前記印刷実行手段は、前記画像データ判別手段が前記印刷すべき前記画像データが前記変換画像データであると判別したとき前記特定印刷モードによる印刷を実行する、
    ことを特徴とする表示画像印刷システム。
  2. 前記画像表示手段は、画像データ記憶手段、外部機器からのデータ受信手段を、更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像印刷システム。
  3. 元画像に相当する画像データを所定の処理により画像変換する画像変換手段と、前記画像データ若しくは前記画像変換手段により変換された変換画像データを表示する画像表示手段と、を少なくとも備える画像表示装置と、
    該画像表示装置から前記画像表示手段に表示される表示画像の印刷指示を受けて印刷媒体に対応画像の印刷を実行する画像印刷装置と、
    を有して表示画像を印刷する表示画像印刷方法であって、
    前記画像表示装置により前記画像印刷装置へ有線又は無線にて印刷指示を送信するに際し印刷すべき画像データが元画像に相当する画像データか前記画像変換手段により変換された変換画像データかを識別する識別信号を前記印刷指示に付加して送信する工程と、
    前記画像印刷装置により前記印刷指示に付加された前記識別信号に基づき前記印刷すべき前記画像データが前記元画像に相当する画像データか前記変換画像データかを判別する工程と、該工程により前記印刷すべき前記画像データが前記変換画像データであると判別されたとき前記画像印刷装置が備える通常印刷モードと特定印刷モードの内の前記特定印刷モードにより印刷を実行する工程と、
    を含むことを特徴とする表示画像印刷方法。
  4. 前記変換画像データに対し前記識別信号の内容に応じて前記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、所定の一定法則で画素を間引くことにより色調を変えずに濃度を下げて印刷する、ことを特徴とする請求項3記載の画像印刷方法。
  5. 前記変換画像データに対し前記識別信号の内容に応じて前記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、各色別にマットトナーを用いて印刷する、ことを特徴とする請求項3記載の表示画像印刷方法。
  6. 前記変換画像データに対し前記識別信号の内容に応じて前記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、通常印刷モードによる印刷の上に網点画像を重ね印刷して全体をつや消し画像とする、ことを特徴とする請求項3記載の表示画像印刷方法。
  7. 前記変換画像データに対し前記識別信号の内容に応じて前記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、通常印刷モードによる印刷の上に透明又は薄灰色のマットトナーによるベタ画像を重ね印刷して全体をつや消し画像とする、ことを特徴とする請求項3記載の表示画像印刷方法。
  8. 前記変換画像データに対し前記識別信号の内容に応じて前記特定印刷モードにより印刷を実行する工程では、トナー又はインクを部分的に所定の割合で盛り上げるように印刷して全体を油絵調の画像とする、ことを特徴とする請求項3記載の表示画像印刷方法。
  9. 前記トナー又はインクを部分的に所定の割合で盛り上げる印刷は、盛り上げ部分を塗り重ね印刷することによって行う、ことを特徴とする請求項8記載の表示画像印刷方法。
  10. 前記トナー又はインクを部分的に所定の割合で盛り上げる印刷は、盛り上げ部分を発泡性のトナー又はインクを用いて印刷することによって行う、ことを特徴とする請求項8記載の表示画像印刷方法。
  11. 請求項3乃至10に記載の前記画像変換手段により変換された変換画像データを前記画像印刷装置により印刷を行う方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録されたことを特徴とする記憶媒体。
JP2010188851A 2010-08-25 2010-08-25 表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体 Expired - Fee Related JP5447297B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188851A JP5447297B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010188851A JP5447297B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012048414A JP2012048414A (ja) 2012-03-08
JP5447297B2 true JP5447297B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=45903222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010188851A Expired - Fee Related JP5447297B2 (ja) 2010-08-25 2010-08-25 表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5447297B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3389700B2 (ja) * 1994-10-13 2003-03-24 富士ゼロックス株式会社 画像出力装置
JPH10243211A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理装置及び方法並びに記録媒体
JP2000115688A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Canon Inc 印刷機能付きデジタルカメラシステムおよび画像処理方法並びに画像処理用制御プログラムを記録した記録媒体
JP2003211648A (ja) * 2002-01-21 2003-07-29 Hitachi Ltd 立体画像の印刷方法
WO2003080344A1 (fr) * 2002-03-26 2003-10-02 Mastermind Co., Ltd. Procede de creation d'image imprimee tridimensionnelle et article imprime tridimensionnel
JP2004090625A (ja) * 2002-07-08 2004-03-25 Seiko Epson Corp 記憶媒体、印刷方法、及び、印刷装置
JP4337571B2 (ja) * 2004-02-10 2009-09-30 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置
JP5224175B2 (ja) * 2007-12-27 2013-07-03 株式会社吉野工業所 加飾合成樹脂成形品
JP4659858B2 (ja) * 2008-06-30 2011-03-30 シャープ株式会社 画像形成装置、プログラム、及び記録媒体
JP5454419B2 (ja) * 2010-08-25 2014-03-26 カシオ計算機株式会社 表示画像印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012048414A (ja) 2012-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7529496B2 (en) Image forming apparatus with job identification feature
US8427687B2 (en) Printing control system determining final print condition as entered first print condition if entered first print is a change inhibited print condition, and if not, as user selected one of entered first print condition or stored second print conditions having a higher ratio of reduction in use of printing sheets than first printing condition; and printing system utilizing the same
US9165229B2 (en) Print control apparatus and method for printing images on a continuous sheet
JP2010089487A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記録媒体、印刷システム、画像形成装置
JP4789685B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP5454419B2 (ja) 表示画像印刷装置
CN103379246B (zh) 图像处理设备及其控制方法
JP4237165B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP5447297B2 (ja) 表示画像印刷システム、表示画像印刷方法、及びその印刷方法を制御装置に読み込んで実行するためのプログラムが記録された記憶媒体
JPH11245473A (ja) 複合画像形成装置及び画像形成方法
JP2009234244A (ja) 印刷装置およびその制御方法並びにプログラム
JP2011004010A (ja) プロファイル作成システム、及び、プロファイル作成サーバ
JP6707411B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP4235905B2 (ja) 画像処理装置
JP2002079708A (ja) インクジェット記録装置、記憶媒体、データ処理装置及び用紙
GB2412264A (en) Improvements in and relating to multiple printing passes
US10491772B2 (en) Image forming apparatus for forming new image on recording surface of sheet with image previously formed thereon and reading apparatus for sorting sheets with images previously formed thereon
JP4746351B2 (ja) プリント装置
JP4858049B2 (ja) プリンタ、その制御方法及びそのプログラム
JP2007008099A (ja) 画像形成システム
JP2001169104A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5655607B2 (ja) 画像変換処理装置
JP5846406B2 (ja) 画像印刷装置、画像印刷方法及び画像印刷プログラム
JP2011229059A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム
JP2009285986A (ja) カラープリンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121226

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5447297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees