JP2011229059A - 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーの意図にできるだけ応える画像をより容易に作製する。
【解決手段】プリンター20は、ユーザーによって選択された元画像及び元画像上に配置する文字列を取得し、取得した元画像に含まれる顔領域を検出し、検出した顔領域に重ならない元画像上の位置に、元画像の上下方向に合わせた方向で、取得した文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定する。そして、設定した文字枠に基づいて文字列を元画像上に配置することにより装飾済画像を作成し、この作成した装飾済画像を出力する。このように、元画像の上下方向に合わせて文字列を配置するため、例えば画像に対して間違った方向に文字列が配置されてしまうことがより少ない。また、元画像上に配置する文字列が顔領域上に重ならないため、より適した画像とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラムに関する。
従来、この種の画像処理装置としては、元画像に含まれる人物の顔画像を検出し、顔画像の姿勢が原画像の縦横いずれの方向に沿っているかを判定し、顔画像の面積比に基づいてポートレート写真、記念写真、風景写真のいずれであるかを判定し、判定結果に応じて原画像データに補正を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、原画像に基づいて撮影意図を反映した写真プリントを得ることができる。
特開2007−200068号公報
ところで、上述の装置などでは、例えば文字列を画像上に配置したいことがある。このように、画像上に文字列を配置するとき、上述の装置などでは、ユーザーが意図するような文字列の配置を行うものではなかった。そして、配置する文字列の位置や大きさ、方向などをユーザーが変更しながら文字列を配置した画像を作成しなければならず、操作が煩雑であった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ユーザーの意図にできるだけ応える画像をより容易に作製することができる画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラムを提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の画像処理装置は、
装飾される元となる画像としてユーザーによって選択された元画像を取得する画像取得手段と、
前記元画像上に配置する文字列を取得する文字列取得手段と、
前記取得した元画像を解析して前記元画像上に含まれる顔領域を検出する領域検出手段と、
前記検出した顔領域に重ならない前記元画像上の位置に、前記取得した元画像の上下方向に合わせた方向で、前記取得した文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定する設定手段と、
前記文字枠の位置及び大きさに基づいて前記文字列を前記元画像上に配置した画像である装飾済画像を作成し該作成した装飾済画像を出力する出力手段と、
を備えたものである。
この画像処理装置では、ユーザーによって選択された元画像及び元画像上に配置する文字列を取得し、取得した元画像に含まれる顔領域を検出し、検出した顔領域に重ならない元画像上の位置に、元画像の上下方向に合わせた方向で、取得した文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定する。そして、設定した文字枠に基づいて文字列を元画像上に配置することにより装飾済画像を作成し、この作成した装飾済画像を出力する。このように、元画像の上下方向に合わせて文字列を配置するため、例えば画像に対して間違った方向に文字列が配置されてしまうことがより少ない。また、元画像上に配置する文字列が顔領域上に重ならないため、より適した画像とすることができる。したがって、ユーザーの意図にできるだけ応える画像をより容易に作製することができる。このとき、前記文字列取得手段は、ユーザーの入力した文字列を取得するものとしてもよいし、元画像に含まれる作成日時の文字列を該元画像から読み出して取得するものとしてもよい。
本発明の画像処理装置において、前記設定手段は、前記元画像の上下方向に関する情報が該元画像に付帯していないときには、前記検出した顔領域に含まれる顔の上下方向、前記元画像に含まれる1以上の色領域の色に関する情報及び前記元画像に含まれるエッジ情報のうち少なくとも1以上に基づいて前記元画像の上下方向を判定し、該判定結果の上下方向に合わせた方向に基づいて前記文字枠を設定し、前記出力手段は、前記上下方向にも基づいて前記装飾済画像を作成するものとしてもよい。こうすれば、元画像の上下方向をより確実なものとすることができ、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。
本発明の画像処理装置において、前記領域検出手段は、前記元画像に含まれる1以上の色領域をも検出し、前記設定手段は、前記検出した顔領域に重ならず、且つ前記検出した1つの色領域上に前記文字枠が含まれるように該文字枠を設定するものとしてもよい。こうすれば、1つの色領域上に文字列が配置されるため、文字列がより読みやすく、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。このとき、前記設定手段は、前記文字枠を配置する色領域の幅と、前記取得した文字列の長さと、該文字列に含まれる単語に基づいて前記文字枠を複数段に設定するものとしてもよい。こうすれば、1つの色領域上に複数段に亘って文字列が配置されるため、文字列がより読みやすく、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。ここで、「文字列に含まれる単語に基づいて」とは、単語の数としてもよいし、単語に含まれる文字数としてもよい。また、前記設定手段は、前記複数段に文字枠を設定するに際して、各段の文字数がより均一になるよう前記文字列の配置を行うよう前記文字枠を設定するものとしてもよい。
本発明の画像処理装置において、前記設定手段は、前記顔領域に重ならないという条件を含む所定条件の下での最大のフォントサイズとなるよう前記文字枠を設定するものとしてもよい。こうすれば、文字サイズがより大きいため、視認しやすく、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。ここで「所定条件」には、例えば、元画像と文字列とが視認しやすい条件などを含むものとしてもよい。また、「最大のフォントサイズ」とは、例えば、元画像と文字列とが視認しやすい最大のフォントサイズとしてもよい。
本発明の画像処理装置において、前記出力手段は、着色剤を用いて印刷媒体へ画像を形成する印刷手段へ前記装飾済画像を出力するものとしてもよい。
本発明の画像処理方法は、
(a)装飾される元となる画像としてユーザーによって選択された元画像を取得するステップと、
(b)前記元画像上に配置する文字列を取得するステップと、
(c)前記取得した元画像を解析して前記元画像上に含まれる顔領域を検出するステップと、
(d)前記検出した顔領域に重ならない前記元画像上の位置に、前記取得した元画像の上下方向に合わせた方向で、前記取得した文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定するステップと、
(e)前記文字枠の位置及び大きさに基づいて前記文字列を前記元画像上に配置した画像である装飾済画像を作成し該作成した装飾済画像を出力するステップと、
を含むものである。
この画像処理方法では、上述した画像処理装置と同様に、元画像の上下方向に合わせて文字列を配置するため、例えば画像に対して間違った方向に文字列が配置されてしまうことがより少ない。また、元画像上に配置する文字列が顔領域上に重ならないため、より適した画像とすることができる。したがって、ユーザーの意図にできるだけ応える画像をより容易に作製することができる。なお、この画像処理方法において、上述した画像処理装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した画像処理装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
本発明のプログラムは、上述した画像処理方法の各ステップを1以上のコンピューターに実現させるためのものである。このプログラムは、コンピューターが読み取り可能な記憶媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記憶されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピューターから別のコンピューターへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを1つのコンピューターに実行させるか又は複数のコンピューターに各ステップを分担して実行させれば、上述した画像処理方法の各ステップが実行されるため、この方法と同様の作用効果を得ることができる。
本実施形態であるプリンター20の構成の概略を示す構成図。 画像作成処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 元画像60から装飾済画像68を作成する説明図。 元画像61から装飾済画像69を作成する説明図。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は本実施形態であるプリンター20の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のプリンター20は、プリンター20の全体をコントロールするコントローラー21と、着色剤としてのインクを印刷媒体としての記録紙Sに吐出するプリンター部40と、ガラス面に載置された読取原稿を読み取るスキャナー部45と、各種情報の表示やユーザーからの入力を受け付ける操作パネル50と、メモリーカード56とのデータの入出力を司るメモリーカードリーダー55とを備えている。このプリンター20は、プリンター部40とスキャナー部45とを備え、プリンター機能、スキャナー機能及びコピー機能を有するマルチファンクションプリンターとして構成されている。このプリンター20では、メインコントローラー21やプリンター部40、スキャナー部45、操作パネル50及びメモリーカードリーダー55は、バス29によって電気的に接続されている。
コントローラー21は、CPU22を中心とするマイクロプロセッサーとして構成されており、各種処理プログラムを記憶しデータを書き換え可能なフラッシュROM23と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM24とを備えている。このコントローラー21は、印刷処理を実行するようプリンター部40を制御すると共に、画像読取処理を実行するようスキャナー部45を制御する。また、このコントローラー21は、機能ブロックとして、画像データを取得する元画像取得部31と、画像データに配置する文字を取得する文字列取得部32と、画像データの領域を検出する領域検出部34と、配置する文字枠を設定する文字枠設定部35と、作成した画像を出力する画像出力部36とを備えている。元画像取得部31は、メモリーカード56に格納されている画像データやスキャナー部45で読み取ったあとの画像データを、装飾される元となる画像としてユーザーによって選択された元画像として取得する。文字列取得部32は、メモリーカード56の画像データに付帯する撮影日時や操作パネル50で入力された文字列などを元画像上に配置する文字列として取得する。領域検出部34は、元画像に含まれる1以上の顔領域や、所定色で塗りつぶされた色領域を1以上検出する。文字枠設定部35は、顔領域に重ならない位置に、元画像の上下方向に合わせた方向で、文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定する。画像出力部36は、文字枠に基づいて文字列を元画像上に配置して装飾済画像を作成し、作成した装飾済画像を操作パネル50やプリンター部40へ出力する。
プリンター部40は、記録紙Sへインクを吐出することにより印刷を行う印刷ヘッド42と、記録紙Sを搬送する搬送機構44とを備えた周知のインクジェット方式のカラープリンター機構として構成されている。印刷ヘッド42は、圧電素子に電圧をかけることによりこの圧電素子を変形させてインクを加圧する方式によりノズルから各色のインクを吐出する。なお、インクへ圧力をかける機構は、ヒーターの熱による気泡の発生によるものとしてもよい。搬送機構44は、記録紙Sの給紙位置側に配設された紙送りローラーや、記録紙Sの排紙側に配設された搬送ローラーなどを備えている。
スキャナー部45は、フラットベッド式であり、原稿台に載置された原稿を画像データとして読み取る読取センサー46と、原稿を読み取る際に読取センサー46を移動させる移動機構48とを備えた周知のイメージスキャナーとして構成されている。読取センサー46は、原稿に向かって発光したあとの反射光をレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色に分解してスキャンデータとするセンサーである。
操作パネル50は、表示部52と操作部54とを備えている。表示部62は、液晶ディスプレイであり、メニューの選択や設定を行う各種操作画面などが表示される。また、操作部54は、電源をオンオフするための電源キーやカーソルを上下左右に移動させるカーソルキー、入力をキャンセルするキャンセルキー,選択内容を決定する決定キーなどがあり、コントローラー21へユーザーの指示を入力できるようになっている。
メモリーカードリーダー55は、メモリーカードスロットに挿入されたメモリーカード56との間でデータの入出力を行なうものである。このメモリーカードリーダー55は、メモリーカード56が接続されているとき、メモリーカード56に保存されているファイルを読み出してコントローラー21に送信したりコントローラー21からの命令を入力し該命令に基づいてメモリーカード56にデータを書き込んだりする。
次に、こうして構成された本実施形態のプリンター20の動作、特に、メモリーカード56に記憶された画像を元画像として、この元画像上にユーザーが入力した文字列を配置した装飾済画像を作成する際の動作について説明する。ここでは、元画像データに格納されている撮影日時とユーザーが入力した文字列とを元画像に配置する場合について具体的に説明する。まずユーザーは、図示しない処理選択画面で画像装飾印刷を選択する。この画像装飾印刷は、選択した画像に撮影日時や入力した文字列を配置して印刷する処理である。すると、CPU22は、メモリーカード56に格納された画像を読み出して、選択可能な状態で1以上のサムネイルを表示部52へ配置表示する。ここで、画像が選択されると、CPU22は、選択された画像を元画像として設定すると共に、文字入力画面を表示部52へ表示させる。ユーザーは、操作部54の各種キーを操作して印刷したい文字を入力し、図示しない文字入力画面に配置された画像作成実行キーを押下する。すると、CPU22は、フラッシュROM23に記憶された画像作成処理ルーチンを実行する。図2は、コントローラー21のCPU22により実行される画像作成処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンでは、CPU22は、元画像取得部31、文字列取得部32、領域検出部34、文字枠設定部35及び画像出力部36を利用して画像を作成・出力する処理を行う。
このルーチンが開始されると、CPU22は、元画像取得部31を介してメモリーカード56から元画像を取得すると共に(ステップS100)、文字列取得部32を介して元画像データに格納されたこの元画像のメタデータを取得する(ステップS110)。このメタデータには、撮影日時が含まれ、更に、撮影したデジタルカメラが機能として有する場合には、撮影情報として撮影モード(例えばポートレートモードや風景モード)の情報や画像の上下方向の情報などが含まれている。この撮影情報は、例えば、撮影したデジタルカメラがジャイロセンサを有し画像の上下情報を記憶する機能を有する場合や、撮影モードの記憶機能を有するときに、これらの情報が更に画像データに格納される。
次に、CPU22は、操作パネル50で入力された、元画像に重ねる文字列を文字列取得部32を介して取得する(ステップS120)。続いて、CPU22は、取得した元画像のエッジ検出処理を実行する(ステップS130)。このエッジ検出処理では、例えば、エッジ検出フィルターを用いて画像を解析して、元画像に含まれるエッジ領域を検出する処理を行う。エッジ検出フィルターとしては、例えばソーベルフィルターやロバーツフィルタ、プリューウィットフィルタ、ラプラシアンフィルタなどを用いることができる。このエッジ検出処理では、画像データの最上段左側を始点として最下段右側を終点とし、注目画素に対してエッジ検出フィルターを適用してその周囲との関係を明らかにし、注目画像がエッジであるか否かの判定を行うものとした。
次に、CPU22は、領域検出部34を用いて顔領域の検出処理を実行する(ステップS140)。この顔領域は、元画像のうち予め定められた肌色の範囲内の画素を肌色画素として抽出し、抽出した肌色画素に基づいて所定の特徴(例えば、肌色画素が顔に相当する形状で所定の面積を占めている領域)を有する肌色画素の領域を算出し、算出した肌色画素の領域の中央やや上部で肌色画素の領域よりも輝度値の低い領域を目の領域として抽出すると共に抽出した両目の下側の領域内で肌色画素の集合領域よりも輝度値の低い領域を口の領域として抽出し、目や口の領域が抽出されたときにこの肌色画素の領域を矩形の境界線で囲んで顔領域として検出するものとした。
次に、CPU22は、領域検出部34を用いて1以上の色領域の検出処理を実行する(ステップS150)。この処理では、上述で検出したエッジにより分けられる領域ごとに、その領域が略1色で形成されているいわゆるベタ塗り領域であるか否かを判定する。ここでは、1つの領域に対して、任意の複数画素を抽出しこの画素値が所定範囲内である場合に色領域であると判定するものとした。例えば、複数画素のR値の差が値10以内、G値の差が10以内、及びB値の差が値10以内をすべて満たした場合には、色領域であると判定するものとした。なお、顔領域については、この色領域から除外するものとした。
続いて、CPU22は、元画像データに上下方向の情報が含まれているか否かを判定する(ステップS160)。元画像データに上下方向の情報が含まれていないときには、CPU22は、顔領域の上下方向、色領域の色情報及びエッジの開放方向のいずれかに応じて元画像の上下方向を検出する(ステップS170)。顔領域の上下方向では、顔領域に含まれる顔の上下方向により元画像の上下方向を判定することができる。色領域の色情報では、例えば、青色の領域(例えば空)のある側を上方向と判定したり、より明るい色がより上方であると判定することができる。また、エッジの開放方向では、建物や人物などを近接して撮影した場合など、エッジが開放している方が下方であると判定することができる。
ステップS170のあと、またはステップS160で元画像データに上下方向の情報が含まれているときには、CPU22は、文字枠設定部35を用い、文字枠の設定処理を実行する(ステップS180〜S210)。ここでは、撮影日時については、右下の所定位置に固定的に配置するよう文字枠を設定するものとした。まず、CPU22は、所定面積以上の色領域があるか否かを判定する(ステップS180)。この「所定面積」は、例えば、文字と画像とが見やすいようにできるだけ大きなサイズとして設定された所定のフォントサイズ(例えば16ポイントなど)で且つ2〜3の単語の文字列が包含可能な大きさに経験的に定めることができる。所定面積以上の色領域がないときには、CPU22は、元画像の上下方向に合わせた方向で、顔領域に重ならない位置及び大きさの文字枠を設定する(ステップS190)。ここでは、画像の中央よりも下方の領域に、できるだけ、所定のフォントサイズで1段の文字枠を設定するものとした。
一方、ステップS180で所定面積以上の色領域があるときには、入力された文字列の単語数、文字数及び色領域の大きさに基づいて文字枠の段数を設定し(ステップS200)、元画像の上下方向に合わせた方向で色領域上に収まる大きさの文字枠を設定する(ステップS210)。ここでは、色領域の幅に合わせ、より少ない段数となるように文字枠を設定し、更に各段の文字数がより均一になる文字枠を設定するものとした。なお、所定面積以上の色領域が複数ある場合は、そのうち短辺と長辺との差がより少ない矩形状の色領域を第1とし、最大面積の色領域を第2とし、より中央に近い色領域を第3とする優先順位で、文字枠を配置する色領域を設定するものとした。このように、顔領域が排除されている色領域に文字枠を設定することから、この文字枠は、元画像に含まれる顔領域に重ならないように設定される。
ステップS210のあと、またはステップS190のあと、CPU22は、画像出力部36を用い、元画像に設定した文字枠に文字列を配置して修飾済画像を作成し(ステップS220)、作成した修飾済画像を操作パネル50やプリンター部40へ出力し(ステップS230)、このルーチンを終了する。修飾済画像の作成は、例えば、設定した文字枠にユーザから入力された文字列を配置すると共に、元画像データに格納されていた撮影日時の文字列を配置する処理を行うものとした。その後、表示部52に表示された修飾済画像を確認したユーザーが印刷指示すると、CPU22は、プリンター部40を駆動して、修飾済画像の印刷処理を行う。
ここで、図2の画像作成処理ルーチン及び図3,4を用いて画像作成処理の具体例を説明する。図3は、元画像60から装飾済画像68を作成する説明図であり、図4は、元画像61から装飾済画像69を作成する説明図である。図3に示すように、元画像60を取得すると、この元画像のメタデータ及び配置する文字列を入力し、エッジ検出処理を行う。次に、顔領域検出処理を行い、複数の顔領域62を検出する。次に、色領域検出処理を実行し、単一色で形成されている色領域64を複数検出する。この元画像60では、人物が中央に2名おり、あまり大きな色領域がない画像となっている。続いて、画像の上下方向の情報がない場合、顔領域62の顔の上下方向に応じて元画像60の上下方向を検出する。この元画像60では、横長の画像の右側が上となる画像である。画像の上下方向を検出すると、文字列を配置可能な十分な大きさの色領域がないことから、CPU22は、ステップS190で色領域にかかわらず顔領域62に重ならないように文字枠66を設定する。ここでは、所定のフォントサイズで文字列が配置されるよう、1段の文字枠を中央下段側に配置した文字枠を設定した。そして、設定した文字枠に文字列を配置して装飾済画像68を作成し、作成した装飾済画像68の印刷処理を行う。また、図4に示すように、元画像61を取得すると、この元画像のメタデータ及び配置する文字列を入力し、エッジ検出処理を行う。次に、顔領域検出処理を行い、顔領域63を検出する。次に、色領域検出処理を実行し、単一色で形成されている色領域65を複数検出する。この元画像61では、比較的大きな色領域が複数ある画像となっている。続いて、画像の上下方向の情報がない場合、顔領域63の顔の上下方向に応じてこの元画像61の上下方向を検出する。画像の上下方向を検出すると、文字列を配置可能な色領域が複数あることから、CPU22は、ステップS200,S210で、矩形状且つ最大面積の色領域に含まれるよう文字列を複数段とする文字枠67を設定する。そして、設定した文字枠に文字列を配置して装飾済画像69を作成し、作成した装飾済画像69の印刷処理を行う。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のCPU22及び元画像取得部31が本発明の画像取得手段に相当し、文字列取得部32及びCPU22が文字列取得手段に相当し、領域検出部34及びCPU22が領域検出手段に相当し、文字枠設定部35及びCPU22が設定手段に相当し、画像出力部36及びCPU22が出力手段に相当し、プリンター部40が印刷手段に相当する。なお、本実施形態では、プリンター20の動作を説明することにより本発明の画像処理方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のプリンター20によれば、ユーザーによって選択された元画像及び元画像上に配置する文字列を取得し、取得した元画像に含まれる顔領域を検出し、検出した顔領域に重ならない元画像上の位置に、元画像の上下方向に合わせた方向で、取得した文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定する。そして、設定した文字枠に基づいて文字列を元画像上に配置することにより装飾済画像を作成し、この作成した装飾済画像を出力する。このように、元画像の上下方向に合わせて文字列を配置するため、例えば画像に対して間違った方向に文字列が配置されてしまうことがより少ない。また、元画像上に配置する文字列が顔領域上に重ならないため、より適した画像とすることができる。したがって、ユーザーの意図にできるだけ応える画像をより容易に作製することができる。
また、顔領域に含まれる顔の上下方向、色領域の色に関する情報及びエッジ情報のうち少なくとも1以上に基づいて元画像の上下方向を判定するため、元画像の上下方向をより確実なものとすることができ、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。更に、元画像に含まれる1以上の色領域を検出し、検出した顔領域に重ならず、且つ検出した1つの色領域上に文字枠が含まれるように文字枠を設定するため、1つの色領域上に文字列が配置され、文字列がより読みやすく、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。更にまた、文字枠を配置する色領域の幅と、取得した文字列の長さと、文字列に含まれる単語の数及び文字数に基づいて文字枠を複数段に設定するため、文字列がより読みやすく、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。そして、複数段に文字枠を設定するに際して、各段の文字数がより均一になるよう文字枠を設定するため、文字列がより読みやすい。そしてまた、所定のフォントサイズ、即ち顔領域に重ならず、できるだけ大きなフォントサイズとなるよう文字枠を設定するため、視認しやすく、ユーザーの意図により応える画像を作製することができる。そして更に、インクを用いて記録紙S印刷するへ画像を形成するプリンター部40へ装飾済画像を出力するものため、作成した装飾済画像を印刷することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、色領域を検出し、色領域に文字枠を配置するものとしたが、この処理を省略するものとしてもよい。こうしても、元画像の上下方向に合わせて文字列が配置されると共に、顔領域に文字列が配置されないことから、ユーザーの意図にできるだけ応える画像をより容易に作製することができる。
上述した実施形態では、色領域の幅と、文字列の長さと、文字列に含まれる単語に基づいて文字枠を複数段に設定するものとしたが、特にこれに限定されず、これらのうち1以上を省略してもよいし、他の条件を加えるものとしてもよい。あるいは、文字枠を色領域に合わせて複数段に設定する処理を省略するものとしてもよい。また、文字枠を設定するに際して、文字数などに応じて、フォントサイズを増加させるものとしてもよいし、フォントサイズを減少させるものとしてもよい。
上述した実施形態では、ユーザーの入力した文字列を元画像上に配置するものとしたが、これを省略し、撮影日時のみを元画像上に配置するものとしてもよい。また、上述した実施形態では、撮影日時の文字列を元画像上に配置するものとしたが、これを省略し、ユーザーの入力した文字列のみを元画像上に配置するものとしてもよい。こうしても、元画像の上下方向に合わせ且つ顔領域に重ならずに文字列が配置されるから、ユーザーの意図にできるだけ応える画像をより容易に作製することができる。
上述した実施形態では、図3,4において、視認しやすいように図面の便宜として文字枠を白抜きで表現したが、これに限定されず、白抜きを省略し元画像上に文字を配置してもよい。また、文字枠は縁なしとしてもよいし、縁ありとしてもよい。配置する文字の色は、ユーザーにより選択された色としてもよいし、予め定められた色としてもよい。また、元画像の色に合わせて視認しやすい色で文字列を形成するものとしてもよい。
上述した実施形態では、説明しなかったが、装飾済画像を表示部52へ表示させたあと、配置されている文字列の位置、フォントサイズ、段数などをユーザーが操作部54を操作して変更可能としてもよい。こうすれば、更にユーザーの意図に沿った画像を提供することができる。
上述した実施形態では、印刷、スキャン及びコピーを実行可能なマルチファンクションプリンターを本発明の画像処理装置として説明したが、プリンター単体やスキャナー単体、FAXなどとしてもよい。あるいは、元画像の文字列を配置する画像処理を行う装置であれば特に限定されず、例えば、パソコンやノートパソコンなどの情報処理機器、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影機器、デジタルテレビやHDDレコーダーなどの映像機器、携帯用及び家庭用のゲーム機器、携帯電話などの通信機器などとしてもよい。また、プリンター部40は、インクジェット方式としたが、電子写真方式や、熱転写方式、ドットインパクト方式としてもよい。また、スキャナー部45は、原稿を固定し読取センサー46を移動して画像を読み取るフラットベッド式としたが、読取センサー46を固定し原稿を移動して読み取る方式を採用してもよい。また、プリンター20の態様で本発明を説明したが、画像処理方法の態様としてもよいし、この方法のプログラムの態様としてもよい。
20 プリンター、21 コントローラー、22 CPU、23 フラッシュROM、24 RAM、29 バス、31 元画像取得部、32 文字列取得部、34 領域検出部、35 文字枠設定部、36 画像出力部、40 プリンター部、42 印刷ヘッド、44 搬送機構、45 スキャナー部、46 読取センサー、48 移動機構、50 操作パネル、52 表示部、54 操作部、55 メモリーカードリーダー、56 メモリーカード、60,61 元画像、62,63 顔領域、64,65 色領域、66,67 文字枠、68,69 装飾済画像、S 記録紙。

Claims (8)

  1. 装飾される元となる画像としてユーザーによって選択された元画像を取得する画像取得手段と、
    前記元画像上に配置する文字列を取得する文字列取得手段と、
    前記取得した元画像を解析して前記元画像上に含まれる顔領域を検出する領域検出手段と、
    前記検出した顔領域に重ならない前記元画像上の位置に、前記取得した元画像の上下方向に合わせた方向で、前記取得した文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定する設定手段と、
    前記文字枠の位置及び大きさに基づいて前記文字列を前記元画像上に配置した画像である装飾済画像を作成し該作成した装飾済画像を出力する出力手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記設定手段は、前記元画像の上下方向に関する情報が該元画像に付帯していないときには、前記検出した顔領域に含まれる顔の上下方向、前記元画像に含まれる1以上の色領域の色に関する情報及び前記元画像に含まれるエッジ情報のうち少なくとも1以上に基づいて前記元画像の上下方向を判定し、該判定結果の上下方向に合わせた方向に基づいて前記文字枠を設定し、
    前記出力手段は、前記上下方向にも基づいて前記装飾済画像を作成する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記領域検出手段は、前記元画像に含まれる1以上の色領域をも検出し、
    前記設定手段は、前記検出した顔領域に重ならず、且つ前記検出した1つの色領域上に前記文字枠が含まれるように該文字枠を設定する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記設定手段は、前記文字枠を配置する色領域の幅と、前記取得した文字列の長さと、該文字列に含まれる単語に基づいて前記文字枠を複数段に設定する、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記設定手段は、前記顔領域に重ならないという条件を含む所定条件の下での最大のフォントサイズとなるよう前記文字枠を設定する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記出力手段は、着色剤を用いて印刷媒体へ画像を形成する印刷手段へ前記装飾済画像を出力する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. (a)装飾される元となる画像としてユーザーによって選択された元画像を取得するステップと、
    (b)前記元画像上に配置する文字列を取得するステップと、
    (c)前記取得した元画像を解析して前記元画像上に含まれる顔領域を検出するステップと、
    (d)前記検出した顔領域に重ならない前記元画像上の位置に、前記取得した元画像の上下方向に合わせた方向で、前記取得した文字列を配置する文字枠の位置及び大きさを設定するステップと、
    (e)前記文字枠の位置及び大きさに基づいて前記文字列を前記元画像上に配置した画像である装飾済画像を作成し該作成した装飾済画像を出力するステップと、
    を含む画像処理方法。
  8. 請求項7に記載の画像処理方法の各ステップを1以上のコンピューターに実行させるプログラム。
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