JP5446770B2 - 電圧検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電源電圧を検出する電圧検出回路に係り、例えば電源電圧の立ち上がり時に、電源電圧が所定の電圧まで上昇したことを検出し、システムの状態(CPUを構成するフリップフロップ、ラッチ、カウンタ、各種レジスタなど)を初期状態にリセットする解除信号(パワーオンリセット信号)を発生するパワーオンリセット回路に用いられる電圧検出回路に関する。本発明に係る電圧検出回路は携帯電話やモバイルPCなどの各種電子機器に組み込まれる半導体回路に適用可能である。
電源電圧を検出して解除信号を発生する従来の電圧検出回路としては、例えば、特開2004−198335号公報(特許文献1)、特開2006−112889号公報(特許文献2)に開示されたものがある。
特許文献1(特開2004−198335号公報)について説明する。特許文献1に開示されたものは、電源電圧(入力電圧Vin)立ち上がり時に検出電圧(Vdet−)を超えていても、解除電圧(Vdet+)を超えていない場合、解除信号が出力されないということを従来の問題としている。
この問題を解決するために、電源電圧立ち上がり時にはヒステリシス電圧制御回路によってヒステリシス電圧を減少させることで電源電圧がVdet−を超えていて、Vdet+を超えていない場合にも解除信号を出力し、一度解除信号が出力されると、その後は従来の電圧検出回路のようにVdet+が解除電圧となるものである。
しかし、電圧検出回路は電源電圧立ち上がり時か立ち上がり後かにかかわらず、電源電圧がVdet−を越えた場合ではなくVdet+を越えた場合に解除信号を出力しなければならない。それに対して電源電圧立ち上がりの傾斜などの条件によって電源電圧がVdet+を越えた場合かVdet−を越えた場合のどちらで解除信号を出力するか確実ではなかったことが従来は問題であった。
特許文献1(特開2004−198335号公)では、電源電圧立ち上がり時に電源電圧がVdet−を超えた場合に解除信号を出せるようにしているが、電源電圧立ち上がり時に電源電圧がVdet+を超えた場合に解除信号を出せるようにはできていない。つまり特開2004−198335号公報では従来の問題点の理解が誤っており、解決する手段も誤っている。
次に、特許文献2(特開2006−112889号公報)について説明する。電源電圧が低い場合にバンドギャップリファレンス(BGR)回路が安定しないために基準電圧と分圧抵抗が複数の点で交差し、その結果、電圧検出回路出力の信号が定まらない場合がある。このため、特許文献2では、第二の電圧検出回路で電源電圧が低いことを検出し、電圧検出回路出力の信号を固定している。しかし、第二の電圧検出回路が誤動作した場合には第一の電圧検出回路の出力信号によらず、電源電圧検出回路の出力信号が反転してしまうことがあった。
高耐圧ICで電源電圧を降圧した電圧で動作している電圧検出回路では電源電圧が変動すると、その影響で降圧した電圧も変動することがある。第一の電圧検出回路が電圧低下を検出しない範囲でしか電源電圧が変動していないのに、降圧した電圧は第二の電圧検出回路の検出電圧以下まで下がると、電圧検出回路出力が反転してしまい、誤動作となっていた。
図11は、従来の電圧検出回路の一例を示す図である。
同図において、電圧VINが先に立ち上がり、その電圧が検出電圧(Vdet−)と解除電圧(Vdet+)の間で、電源電圧(VDD1)が後から立ち上がる場合、Vref1(電源電圧(VDD1)から生成)が立ち上がる前に既にVINSが立ち上がっているので、電源電圧(VDD1)が立ち上がってコンパレータ10が動作を始めるときにはVref1<VINSとなり、コンパレータ10の出力はL(ローレベル)となり、トランジスタ16がオフ、トランジスタ18がオンするので、トランジスタ30がオフする。
したがって、電圧VINが解除電圧(Vdet+)以下にもかかわらず、出力DOUTは解除信号を出力してしまうという誤動作があった。これを避けるため、先にコンパレータ10の動作電圧を立ち上げ、次に抵抗11,12,13で分圧されて生成した電圧VINSの順で立ち上げなければならないという使用上の制約があり、制約をなくすことが求められていた。
なお、従来の電圧検出回路は、特開2002−15568号公報(特許文献3)、特開昭62−090576号公報(特許文献4)、実開昭63−195267号公報(特許文献5)などにも開示されている。
上述したように、従来の電圧検出回路では、先にコンパレータの動作電圧を立ち上げ、次に入力電圧を抵抗で分圧して生成した電圧VINSの順で立ち上げなければならないという、使用上の制約があった。
また、高耐圧ICで電源電圧(VDD1)を降圧した電圧(VDD2)で動作している電圧検出回路では、電源電圧VDD1の変動に伴って降圧した電圧VDD2が変動する。電圧VDD2の変動が大きい場合に第一の電圧検出回路が電圧低下を検出していないのに、第二の電圧検出回路電圧VDD2が低いことを検出し、電圧検出回路出力が反転してしまう誤動作があった。また電圧VDD1,電圧VDD2が立ち上がって第一の電圧検出回路が反転した後は第二の電圧検出回路は必要なかった。
そこで、本発明は、上記の如き使用上の制約を解消し、コンパレータの動作電圧と抵抗で分圧して生成した電圧VINSの立ち上げ順序の制約をなくすることを可能にすると共に、誤動作をなくすことが可能な電圧検出回路を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、次の構成を採用した。
本発明は
第一監視端子の電圧が低下して第一の検出電圧より小さい場合に出力が反転する第一の電圧検出回路と、
第二監視端子の電圧が低下して第二の検出電圧より小さい場合に出力が反転する第二の電圧検出回路とを有する電圧検出回路であって、
ICの入力端子に入力される電源電圧を降圧した電圧が前記第一の電圧検出回路と前記第二の電圧検出回路に供給され、
前記第一の検出電圧は前記第二の検出電圧よりも高く、前記第二の検出電圧は前記第一の電圧検出回路の最低動作電圧よりも大きく、かつ、前記第二の電圧検出回路により第二監視端子の電圧が前記第二の検出電圧より小さいことを検出した場合に、前記第二の電圧検出回路の出力信号(検出信号)により前記第一の検出回路の出力端子の出力の論理を固定する論理固定手段を有し、
前記ICの電源電圧が前記第一の電圧検出回路の最低動作電圧以上になるまでの間は前記第二の電圧検出回路の出力信号(検出信号)を有効にして前記論理固定手段の機能を有効にし、その後、前記第一の電圧検出回路が初めて反転した後は、前記第一の電圧検出回路が解除信号を出力している場合に、前記第二の電圧検出回路が検出信号を出力すると前記論理固定手段の機能を無効にすることを特徴としている。
本発明によると、第一の電圧検出回路の電源電圧が第一の電圧検出回路の最低動作電圧以上になるまで第二の電圧検出回路出力信号が電圧検出回路出力を固定しているので第二の電圧検出回路は最低限必要なときだけ電圧検出回路出力を固定することができるという効果を有する。
さらに、第一の電圧検出回路が初めて反転した後は第二の電圧検出回路は第一の電圧検出回路が解除信号を出力している場合には第二の電圧検出回路出力信号が電圧検出回路出力に影響を及ぼさないので、電源電圧が変動した場合などに第二の電圧検出回路出力信号が電圧検出回路出力に影響を及ぼすことがなくなるという効果を有する。
本発明に係る電圧検出回路に用いる基本回路の説明図である。 図1の第二の電圧検出回路の構成と特性を示す図である。 図1の第二の電圧検出回路の変形例を示す図である。 図1の電圧検出回路の第二の電圧検出回路の出力側にインバータが設けられた構成を、本発明の電圧検出回路の参考例として示す図である。 図4の電圧検出回路に更に第三の電圧検出回路,インバータ及びNAND回路が設けられた構成を、本発明の電圧検出回路の参考例として示す図である。 電源電圧VDD1を電圧VDD2に降圧する一般的なリニアレギュレータを示す図である。 電圧検出回路における電源電圧VDD1が変動したときの電圧VDD2の変動の例を示す図である。 図5の電圧検出回路の第三の電圧検出回路を変更して本発明とした実施例示す図である。 図1の基本回路が含まれる実施例を参考例として示す図である。 図9における遅延回路の回路構成の一例を示す図である。 従来の電圧検出回路の例を示す図である。
<実施例>
図1は、本発明に係る電圧検出回路に用いる基本回路の説明図である。
本実施例に係る電圧検出回路4は、同図に示すように、第一の電圧検出回路1、第二の電圧検出回路2、入力端子に入力される電源電圧VDD1を降圧する降圧回路3を有する。
図1において、VDD2は電源電圧VDD1から降圧回路3で降圧した電圧で、DOUTは電圧検出回路4の出力で、電圧検出回路4が搭載されているICの外に信号として出す場合もあれば、電圧検出回路4が搭載されているIC内の別の回路ブロックに接続される場合もある。
VINは第一の電圧検出回路1が監視している第一監視端子の電圧で、電圧検出回路4が搭載されているICの外から入力される信号である場合もあれば、電圧検出回路4が搭載されているIC内の電圧である場合もある。
第一の電圧検出回路1は、電圧VINを抵抗11と抵抗12,13とで分圧した電圧VINSと基準電圧Vref1(電圧VDD2から生成される)とをコンパレータ10で比較することによって電圧VINを検出する主要となる電圧検出回路である。
また、第二の電圧検出回路2は、Nchトランジスタ21のオン抵抗と抵抗22で構成された分圧回路(電圧検出回路)で、その出力がNchトランジスタ19のゲートに入力される。
第一の電圧検出回路1の出力(コンパレータ10の出力)は、前述した図11と同様に、定電流源15と直列に接続されたNchトランジスタ16のゲートに接続され、該Nchトランジスタ16のドレインが定電流源17に直列接続されたNchトランジスタ18のゲートに接続されている。
Nchトランジスタ18のゲートと接地間に、ゲートが第二の電圧検出回路2の出力に接続されたNchトランジスタ19(論理固定手段)が接続されている。電圧検出回路4の出力DOUTは、電流源17とNchトランジスタ18の接続点からインバータ31を介して得られる。
また、電流源17とNchトランジスタ18の接続点は、抵抗12と13の接続点と接地間に接続されたNchトランジスタ30のゲートにも接続されている。
Nchトランジスタ21と抵抗22で構成された分圧回路(第二の電圧検出回路)2は、第一の電圧検出回路1よりも小さい電圧でも動作可能である。また、第二の電圧検出回路(分圧回路)2の出力を反転させるときの電圧VDD2(このときの電圧を第二の検出電圧という)は電圧検出回路1の最低動作電圧よりも大きく設定しておく。
図2は、図1の第二の電圧検出回路2の構成と特性を示す図であり、同図(a)は回路構成を、同図(b)は電圧特性を示している。
同図に示すように、電圧V2(図1の電圧VDD2に相当)が徐々に上昇した場合、電圧V2が所定の電圧(第二の検出電圧)になったときにNchトランジスタ21が反転し、第二の電圧検出回路2の出力をL(ローレベル)にする。
次に、図1に示す電圧検出回路4の動作を説明する。
電圧VINが電源電圧VDD1よりも先に(Vdet+)より低い電圧に立ち上がっており、その後、電源電圧VDD1が立ち上がり、それを降圧した電圧VDD2も立ち上がる場合、第一の電圧検出回路1の動作が開始するよりも前に第二の電圧検出回路2が動作を開始し、電圧VDD2が第二の電圧検出回路2の反転電圧よりも小さい間は、Nchトランジスタ21は非導通状態で第二の電圧検出回路2はH(ハイレベル(電圧VDD2による))を出力し、その結果、Nchトランジスタ19は導通状態となり、Nchトランジスタ18は非導通状態となる。
電圧VDD2が徐々に立ち上がり、第一の電圧検出回路1、定電流回路15、17の動作が始まった時点でNchトランジスタ30のゲートは定電流回路17によってH(ハイレベル)になっており、基準電圧Vref1の立ち上がりが完了すればVINS<Vref1となる。
したがって、コンパレータ10はH(ハイレベル)を出力し、Nchトランジスタ16は導通状態なり、Nchトランジスタ18は非導通状態のままで電圧検出回路4の出力DOUTにはL(ローレベル)が出力される。
第一の電圧検出回路1の動作が開始した後、電圧VDD2が第二の電圧検出回路2のNchトランジスタ21の反転電圧すなわち第二の検出電圧よりも大きくなると第二の電圧検出回路2はL(ローレベル)を出力し、Nchトランジスタ19は非導通状態となるが、Nchトランジスタ18のゲートはNchトランジスタ16のドレイン電圧で制御され非導通状態のままでで、電圧検出回路4の出力DOUTにはL(ローレベル)が出力されたままである。
このように、第一の電圧検出回路1が動作を開始する時点でNchトランジスタ30を導通状態にすることで、電圧VINが電源電圧VDD1よりも先に立ち上がったとしても、電圧VINが解除電圧を超えていない場合には電圧検出回路4は解除信号(パワーオンリセット信号)を出力しないようにすることが可能になる。
図3は、図1の第二の電圧検出回路の変形例を示す図である。
図3に示した変形例は、図1に示した第一の実施例とほぼ同じ構成を有するが、第二の電圧検出回路2の回路構成だけが変更されている。
すなわち、本変形例における電圧検出回路の第二の電圧検出回路2aは、コンパレータ20a、抵抗21a、22a、基準電圧24aからなる。コンパレータ20aの出力は、電源電圧VDD2と接地電圧の間に電流源25と直列に接続されたNchトランジスタ26のゲートに接続される。第二の電圧検出回路2aの機能は図1における第二の電圧検出回路2と同等である。
図4は、図1の電圧検出回路の第二の電圧検出回路の出力側にインバータが設けられた構成を、本発明の電圧検出回路の参考例として示す図である。
図1の電圧検出回路が降圧回路3で電源電圧VDD1を電圧VDD2に降圧していたのに対して、本参考例は電源電圧VDD1を降圧しないでそのまま使用する例である。降圧すること以外は図1の構成と同じである。なお、インバータ23,24は信号整形用のインバータである。
図5は、図4の電圧検出回路に更に第三の電圧検出回路,インバータ及びNAND回路が設けられた構成を、本発明の電圧検出回路の参考例として示す図である。
基本的な動作は図1の電圧検出回路と同じである。本参考例は、ICの電源電圧が第一の電圧検出回路の最低動作電圧以上になるまでの間は第二の電圧検出回路の出力信号を有効にして論理固定手段の機能を有効にし、第一の電圧検出回路が解除信号を出力している場合に第二の電圧検出回路の出力信号を無効にして論理固定手段の機能を無効にする構成、すなわち、同図に示すNchトランジスタ51と抵抗52からなる電圧検出回路5、インバータ23a,57、NAND回路56,58を設けた点が実施例1と異なっている。
電源電圧VDD1を電圧VDD2に降圧して電圧検出回路1と電圧検出回路2が電圧VDD2で動作する場合、IC外部の影響で電源電圧VDD1が変化すると電圧VDD2も変動してしまう。
電源電圧VDD1の変動が起こっても、電圧VDD2の変動は電圧検出回路2の検出電圧(Vdet2:第二の検出電圧)以下に達することもある。この場合実施例1、2ではNchトランジスタ19が導通状態になるので電圧検出回路4は検出信号を出力してしまうという誤動作になる。
そこで、上記新たに追加したNchトランジスタ51と抵抗52からなる電圧検出回路5、インバータ23a,57,59、NAND回路56,58により、電圧検出回路1が検出状態の場合にしか電圧検出回路2の出力信号がNchトランジスタ19のゲート電圧に影響を及ぼさないようにすることで前記誤動作を防止することができる。
さらに、電圧検出回路5はNchトランジスタ21と抵抗22で構成された電圧検出回路2と同様に動作し、電圧検出回路5の検出電圧と解除電圧は電圧検出回路1の最低動作電圧以上かつ電圧検出回路2の検出電圧以下に設定する。
これによって電源電圧VDD1が電圧検出回路4の最低動作電圧以下で、電圧VINが電源電圧VDD1よりも先に立ち上がり、その後、電源電圧VDD1が立ち上がるまでの期間は電圧検出回路2の出力信号がNchトランジスタ19を制御できるようにした。
図6は、電源電圧VDD1を電圧VDD2に降圧する回路の例で、PchトランジスタP1,抵抗R1,R2、コンパレータC1からなる一般的なリニアレギュレータである。
図7は、電源電圧VDD1が変動したときの電圧VDD2の変動の例を示す図である。電源電圧VDD1が電圧検出回路2の検出電圧Vdet1(第一の検出電圧)より大きい電圧で急峻に低下しているが、電圧VDD2のアンダーシュートは電圧検出回路2の検出電圧(第二の検出電圧)Vdet2よりも小さくなっている。
このような場合は、図5における電圧検出回路4の出力が解除信号出力のままでなければならないので、電圧検出回路2の出力信号はNchトランジスタ19のゲート電圧に影響を及ぼすことができないようにしている。
図8は、図5の電圧検出回路の第三の電圧検出回路を変更して本発明とした実施例示す図である。
本実施例は、図5の参考例に、電圧VDD2立ち上がり時にワンショットパルスを出力する回路(O・S回路)53と電圧検出回路1の出力が検出(H:ハイレベル)から解除(L:ローレベル)に変化したときにワンショットパルスを出力する回路(O・S回路)54とRSフリップフロップ回路(RS−FF)55とNAND回路56,58とインバータ57,59を追加したことによって、電圧VDD2が立ち上がって、電圧検出回路1の出力が初めて反転するまでは、電圧検出回路2の信号がNchトランジスタ19を制御できるようにしたものである。
図9は、図1の基本回路が含まれる実施例を参考例として示す図である。
本実施例は、第一の実施例において、電圧検出回路2の出力とNchトランジスタ19のゲートとの間に、インバータ23,24と遅延回路60を追加したものである。
この構成により、電圧検出回路1の検出電圧(Vdet1:第一の検出電圧)以上で電源電圧VDD1の変動が起こったにもかかわらず、電圧VDD2の変動が電圧検出回路2の検出電圧(Vdet2:第二の検出電圧)以下に達したため電圧検出回路2が検出信号を出力しても、遅延回路60による遅延時間中に電圧VDD2が電圧検出回路2の解除電圧(Vrel2)戻れば、電圧検出電圧回路2の検出信号はNchトランジスタ19に到達することがなく、電圧検出回路4の出力信号が反転することを防ぐことができる。
図10は、遅延回路60の具体的構成例を示す図であり、直列に接続された抵抗62とNchトランジスタ61と、直列に接続されたPchトランジスタ64とNchトランジスタ65と、容量63からなる。Nchトランジスタ61のドレインがPchトランジスタ64とNchトランジスタ65の共通ドレインに接続される。遅延回路60への入力信号はNchトランジスタ61のゲートに入力され、遅延回路からの出力信号はPchトランジスタ64とNchトランジスタ65の接続点から出力される。
1:第一の電圧検出回路
2:第二の電圧検出回路
3:降圧回路
4:電圧検出回路
5:第三の電圧検出回路
10,20a,C1:コンパレータ
11,12,13,21a,22,22a,52,62:抵抗
14:基準電圧電源
15,17:定電流源
16,18,19,21,30,51,61,65:Nchトランジスタ
23,24,31,57,59:インバータ
53,54:ワンショットパルス発生回路
55:SR−F/F(フリップフロップ)
56,58:NAND回路
特開2004−198335号公報 特開2006−112889号公報 特開2002−15568号公報 特開昭62−090576号公報 実開昭63−195267号公報

Claims (1)

  1. 第一監視端子の電圧が低下して第一の検出電圧より小さい場合に出力が反転する第一の電圧検出回路と、
    第二監視端子の電圧が低下して第二の検出電圧より小さい場合に出力が反転する第二の電圧検出回路とを有する電圧検出回路であって、
    ICの入力端子に入力される電源電圧を降圧した電圧が前記第一の電圧検出回路と前記第二の電圧検出回路に供給され、
    前記第一の検出電圧は前記第二の検出電圧よりも高く、前記第二の検出電圧は前記第一の電圧検出回路の最低動作電圧よりも大きく、かつ、前記第二の電圧検出回路により第二監視端子の電圧が前記第二の検出電圧より小さいことを検出した場合に、前記第二の電圧検出回路の出力信号(検出信号)により前記第一の検出回路の出力端子の出力の論理を固定する論理固定手段を有し、
    前記ICの電源電圧が前記第一の電圧検出回路の最低動作電圧以上になるまでの間は前記第二の電圧検出回路の出力信号(検出信号)を有効にして前記論理固定手段の機能を有効にし、その後、前記第一の電圧検出回路が初めて反転した後は、前記第一の電圧検出回路が解除信号を出力している場合に、前記第二の電圧検出回路の出力信号を無効にして前記論理固定手段の機能を無効にすることを特徴とする電圧検出回路。
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