JP5446014B2 - ボタン付けミシンの糸切り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば紳士・婦人用衣服などの生地に平ボタンやマーブルボタン等の各種ボタンを縫い付けるボタン付けミシンに装備されるもので、ボタン付け工程及び/又はボタン付け工程により生地に縫い付けられたボタンと生地との間のボタン付け糸の外周に糸を巻き付けてボタン付け糸を補強する根巻き工程の終了後にボタン付け糸及び/又は根巻き糸とルーパーとの間にわたり上部ほど漸次幅狭な略三角形のループ状に掛け渡し保持されている二本の針糸部分のうち、ボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を切断するメス機構を備えているボタン付けミシンの糸切り装置に関するものである。
この種のボタン付けミシンの糸切り装置として、従来一般には、可動メスを、針板下部の水平面に沿って直線的に往復駆動移動させることにより、略三角形のループ状に掛け渡し保持されている二本の針糸部分のうち、ボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を押し切りするように構成されたものが汎用されていた。
しかし、従来一般に汎用されていた薄肉な可動メスによる押し切りタイプの糸切り装置の場合は、強い張力が働かず、ふら付き気味にある針糸部分に対して確実な切れ味を発揮させるためには、カッター刃のような切れ味鋭い薄肉の可動メスを用いることが必要となる。そのため、可動メスの刃縁が短期間の使用により刃毀れや破損するなどして切れ味が急速に低下しやすい。そして、切れ味が低下すると、可動メスの押し力を受けて切断すべき針糸部分が針板の直下部で押し曲げられることにより、針糸部分の切断位置が、ボタン付け糸の端部から下方に離れた位置にずれ、その結果、糸残り長さが長くなり、その長く残った針糸部分が生地の表面に露出して目立ち、見栄えが悪くなりやすい。
また、糸残り長さを短くするために、可動メスの往復駆動移動経路を針板の下面にできるだけ近づけて設定するが、そのように設定すると、カッター刃のような切れ味の鋭い薄肉の可動メスが略三角形ループ状に掛け渡し保持されている二本の針糸部分のループ上部の幅狭い箇所を押し切り作用することになり、その結果、針孔に挿通保持されている側の切断不要な針糸部分も含めてループを形成する二本の針糸部分が共に切断されてしまうという不都合を生じやすい。
上記のような不都合を解消するために、本出願人は、針板の下方位置と針板の側方部位置との間に亘り水面に沿って往復駆動揺動可能な可動メスと、針板に固定(形成)されて前記可動メスに対して摺接可能な固定メスと、からなるメス機構を備えた糸切り装置を特許出願しており、該特許出願内容は既に公開されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されているメス機構は、可動メスが針板の側方部位置から針板の下方位置に向かって往行駆動揺動するとき、二本の針糸部分で形成される略三角形のループスペース下方の広い部分に進入して二本の針糸部分のうちボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を相対的に上方に引き上げ案内し、このように引き上げ案内された針糸部分を、可動メスと固定メスとの摺接作用により切断するように構成されたものである。
特開2010−188106号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示の糸切り装置は、可動メスが往復駆動移動部材に取り付けられている一方、固定メスが針板に固定(形成)されているといったように、可動メスと固定メスとがばらばらに分離され、また、別々に異なる部材に取り付けられるものであるため、両メスの刃縁部同士を、隙間なく、また、刃縁部同士がぶつかる等の相互干渉もしないで滑らかに摺接動作するように適正に摺り合わせ調整することが非常に難しい。両メスの刃縁部同士の摺り合わせを適正化するためには、両メスの製作加工精度のみならず、両メスを取り付ける部材の製作並びに組付け精度としても極めて高い精度が要求される。仮に、両メスの製作加工精度やそれらの取り付け部材の製作及び組付け精度に僅かでも誤差が生じると、両メスの刃縁部同士の摺り合わせ性能が悪化して、所定の糸切りにミスが発生したり、両メスの刃縁部同士がぶつかりあって損傷したり、する等の不良事態を招きやすい。
更に、組付け初期の段階においては、摺り合わせ性能を適正に調整できたとしても、糸切りの繰り返しによって、両メスの刃縁部が摩耗したり、メス取付け部材の摩耗等によりガタツキ等が発生したりした場合、摺り合わせ性能が次第に悪化して、上述したような不良事態が早期のうちに発生するという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなされたもので、可動メスと固定メスの刃縁部同士の摺り合わせ性能を適正に調整することが容易であると共に、その適正な摺り合わせ性能を長期に亘って維持することができ、所定の針糸部分のみを確実に、且つ、糸残り長さが短くて見栄えよい状態に切断することができるボタン付けミシンの糸切り装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るボタン付けミシンの糸切り装置は、針の上下運動とルーパーの回転運動との協働作用により縫い目を形成してボタンを生地に縫い付けるボタン付け工程の終了後及び/又はボタン付け糸の外周部の左右位置に交互に針を落として根巻き糸をボタン付け糸に巻付け補強する根巻き工程の終了後に、ボタン付け糸及び/又は根巻き糸とルーパーとの間にわたり、上部ほど漸次幅狭な略三角形のループ状に掛け渡し保持された二本の針糸部分のうち、ボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を切断するメス機構を備えているボタン付けミシンの糸切り装置であって、前記メス機構は、糸寄せ軸に該糸寄せ軸の軸心を中心として揺動自在に支持された揺動アームの先端部に取り付けられて該揺動アームの揺動により針板の下方位置と針板の側方部位置との間に亘って往復揺動可能で、針板の側方部位置から針板の下方位置に向かって往行揺動するとき、前記二本の針糸部分で形成される略三角形のループスペース部分に進入して前記ボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を引掛けて刃縁部に案内する先端尖鋭な針糸引掛け案内部を有する固定メスと、この固定メスの基端側に支点軸を介して揺動可能に枢支されて前記針糸引掛け案内部に引掛けて刃縁部に案内された針糸部分を固定メスの刃縁部との摺接作用により切断する可動メスと、を開閉可能に構成してなり、前記メス機構の全体を前記両位置間に亘って往復駆動揺動させるアクチュエータと、該アクチュエータにより前記メス機構が往復駆動揺動経路の終端近くにまで往行揺動された時、前記可動メスを前記固定メスの刃縁部に対して摺接させるように前記支点軸周りで一方向に閉揺動させると共に、前記アクチュエータにより前記メス機構が往復駆動揺動経路の始端近くにまで復行揺動された時、前記可動メスを前記固定メスの刃縁部から摺接解除させるように前記支点軸周りで他方向に開揺動させる可動メスの開閉揺動制御機構と、を具備し、前記可動メスの開閉揺動制御機構は、該可動メスの基端部からメス機構の往復揺動経路の側方へ一体に突出させた突片部と、前記メス機構の往復揺動経路の終端近く及び始端近くにおいて前記針板から下方へ固定垂下され、前記突片部が当接することにより、可動メスを前記支点軸周りで前記一方向及び前記他方向に開閉揺動制御する当たり部材と、から構成されており、かつ、前記メス機構の固定メスは、前記揺動アームの先端部に対して、前記糸寄せ軸の軸線方向に位置調整可能に取り付けられていることを特徴とする。
発明に係るボタン付けミシンの糸切り装置において、前記メス機構は、前記アクチュエータを介して前記両位置間に亘り水平面又は略水平面に沿って直線的に往復移動可能に構成されていることが好ましい。
上記のごとき特徴構成を有する本発明に係るボタン付けミシンの糸切り装置によれば、ボタン付け工程の終了後及び/又は根巻き工程の終了後において、アクチュエータを介してメス機構の全体が針板の側方部位置から針板の下方位置に向かって往行駆動移動される。このメス機構の往行駆動移動に伴い、固定メスの有する針糸引掛け案内部材が二本の針糸部分で形成される略三角形のループスペース下方の広い部分に進入して切断すべき側の一本の針糸部分、つまり、ボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を捕捉して固定メスの刃縁部に案内する。そして、メス機構の全体が往行駆動移動経路の終端近くに達したとき、可動メスが揺動制御機構を介して固定メスの基端側の支点軸周りを一方向に閉揺動されて固定メスの刃縁部に対して、恰も手持ち鋏を閉じ操作したときと同様に摺接作用する。これによって、固定メスの刃縁部に案内された針糸部分が前記略三角形のループスペースの幅狭い箇所において切断されることになる。したがって、切断を必要とする側の針糸部分のみ確実に、しかも、糸残り長さの短い状態に切断することができて、ボタン付け後の見栄えをよくすることができる。
また、可動メスのみによる押し切りでなく、可動メス及び固定メスの刃縁部同士の摺接作用により、針糸部分を鋏み切りするものであるから、可動メスとしてカッター刃のような切れ味の鋭い薄肉のものを使用する必要がない。そのため、刃毀れや破損などが非常に少なく、長期間に亘って連続使用しても所定の糸切断性能を確保することができる。
しかも、固定メスの基端側に支点軸を介して可動メスが揺動可能に枢支されているといったように、固定メスと可動メスとが分離されてそれぞれ別箇所に取り付けられるものでなく、固定メスと可動メスとが開閉可能な状態に一体に組み付けられたメス機構の全体を往復駆動移動させつつ、両メス間に案内した針糸部分を鋏み切りするものであるから、可動メスと固定メスの刃縁部同士を、組付け段階で適正な摺り合わせ性能に調整することが容易であると共に、その調整された適正な摺り合わせ性能が使用に伴って低下することを抑制して、長期に亘って適正な摺り合わせ性能を維持することができる。
したがって、メス機構による切れ味を常に良好に保つことが可能であり、メスの取替えやメンテナンスのサイクルを非常に長期化でき、それだけ維持管理のための手数を削減できるとともに、ランニングコストの低減を図り得るものでありながら、所定の針糸部分のみを確実に、且つ、糸残り長さが短くて見栄えよい状態に切断することができるという効果を奏する。
特に、可動メスの開閉揺動制御機構を、可動メスから一体に突出させた突片部と、針板から下方へ固定垂下させた当たり部材と、から構成することにより、メス機構における両メスの摺接及び摺接解除のために、特別なアクチュエータ等を使用しなくてもよく、従って、メス機構を組込むミシンベッド部の構造の簡素化、コンパクト化及び糸切り装置全体の製作コストの低減化を図ることができる。
また、メス機構を、前述の両位置間に亘って往復駆動移動可能な構成とするにあたって、ミシンベッド部の内部に設けられている糸寄せ軸の軸心を中心として揺動自在に支持された揺動アームの先端部にメス機構の固定メスを取り付けて、メス機構の全体を糸寄せ軸の軸心を中心として往復駆動揺動可能に構成することにより、メス機構をミシンベッド部の内部に組み込み且つ一定経路に沿って安定よく往復駆動移動させるための支持部材として、既存の糸寄せ軸を有効に利用することができ、これにより、メス機構の組込み、動作の安定化のための構造を簡素化することができる。
更に、メス機構の固定メスを、糸寄せ軸の軸心を中心として揺動する揺動アームの先端部に取り付けるに際して、糸寄せ軸の軸線方向に位置調整可能に取り付けることにより、縫い付け対象となるボタンの厚みや糸の太さ(番手)等がとのようなものであっても、切断すべき針糸部分を確実に捕捉して、糸残り長さの短い状態での糸切断を確実、良好に行わせることができる。
また、メス機構を、前述の両位置間に亘り水平面又は略水平面に沿って直線的に往復駆動移動可能に構成する場合は、メス機構の往復移動のために必要となるスペース、特に、上下方向の所要スペース(厚み)を最小限に止めることが可能となり、これによって、メス機構の設置スペース確保のためにミシンベッド部を大型化するなどの特別な改良も必要とせず、装置全体の製作コストの一層の低減化、コンパクト化を図りやすい。
本発明の実施形態を示す根巻きボタン付けミシンの概略全体斜視図である。 同上根巻きボタン付けミシンの主要部である糸切り装置全体の分解斜視図である。 同上糸切り装置の組付け状態を示す要部の正面図である。 (a),(b)は、同上根巻きボタン付けミシンによるボタン付け工程の動作説明図である。 (a),(b)は、同上根巻きボタン付けミシンによる根巻き工程の動作説明図である。 (a)〜(f)は、可動メスの揺動制御機構の動作を説明する図である。 (a)〜(d)は、実施形態の根巻きボタン付けミシンの糸切り装置による糸切断動作を順番に説明する要部の拡大斜視図である。 同上根巻きボタン付けミシンによる根巻き工程の終了後に糸切り装置によって糸切断された後の状態を示す要部の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示す根巻きボタン付けミシンの概略全体斜視図である。図2は、同上根巻きボタン付けミシンの主要部である糸切り装置全体の分解斜視図である。図3は、同上糸切り装置の組付け状態を示す要部の正面図である。図4(a),(b)は、同上根巻きボタン付けミシンによるボタン付け工程の動作説明図である。図5(a),(b)は、同上根巻きボタン付けミシンによる根巻き工程の動作説明図である。
図1に示すように、本実施形態の根巻きボタン付けミシン1は、ミシンアーム2内に設けた昇降駆動機構(図示せず)を介して一定経路を上下に往復運動する針3が設けられているとともに、この針3の上下往複運動経路の前方部には、ボタンB(図4〜図6、図8参照)を縫着すべき生地W(図4〜図6、図8参照)を二つ折り状態で針3の上下往複運動経路にセットする生地ホルダー4、セットされた二つ折り生地Wを水平面に沿って左右横方向に移動案内する生地ガイド5、ボタンBをその径方向両側から挟み保持するボタンホルダ6、ボタン付け時に生地Wを斜め上方から押付ける生地押え47並びに前記針3の上下往複運動経路に対して突出退入移動可能でボタン付け工程の終了後に糸切りされた針糸部分12b(図7参照)を斜め後方上方へ払い除けるワイパ7等が配設されて構成されている。これらの各構成要素は周知であるため、それらの詳細な説明は省略する。
前記ミシンアーム2の下方部に配設されるミシンベッド部8の内部には、前記針3の上下往複運動経路に直交する軸心を持つルーパー軸9Aにより往復駆動回転されるルーパー9と、糸切り装置13と、糸寄せ軸33と、が設けられている。ルーパー9は、図4(b)に示すように、前記針3の上下往複運動と該ルーパー9の回転運動との協働作用により、縫い目を形成してボタンBを生地Wに縫い付けるボタン付け工程を行なうと共に、図5(b)に示すように、ボタン付け工程後において、針3とルーパー9との協働作用により、ボタン付け糸10の外周部の左右両側位置に交互に針3を落として根巻き糸37をボタン付け糸10に巻き付け補強する根巻き工程を行なう。
糸切り装置13は、図4(a)(b)に示すようなボタン付け工程の終了後において、ボタン付け糸10とルーパー9との間に亘り上部ほど漸次幅狭な略三角形のループ状に掛け渡し保持された二本の針糸部分12a,12bのうち、ボタン付け糸10の端部に連なる側の針糸部分12a、及び、図5(a)(b)に示すような根巻き工程後において、根巻き糸37とルーパー9との間に亘り上部ほど漸次幅狭な略三角形のループ状に掛け渡し保持された二本の針糸部分37a,37bのうち、根巻き糸37の端部に連なる側の針糸部分37aを切断する。
前記糸切り装置13は、固定メス16及び可動メス14から構成されるメス機構21と、該メス機構21の全体を、針落ち部15aを有する針板15の側方部位置と針板15の下方位置との間に亘って図3の矢印方向x−yに往復駆動揺動させるアクチュエータとしてのエアシリンダ22と、前記メス機構21の可動メス14を固定メス16の刃縁部16aに対して糸切断方向に摺接揺動させる閉状態と固定メス16の刃縁部16aから非切断方向に摺接解除揺動させる開状態とに切り替える可動メス揺動制御機構23と、を具備している。
詳述すると、前記メス機構21は、図2及び図3に示すように、固定メス16と、該固定メス16の基端側に支点軸19を介して揺動可能に枢支された可動メス14と、両メス16,14を上下方向から弾性的に押し付けて弾接状態に保持するバネ20と、から開閉可能に構成されている。固定メス16には、メス機構21の全体が針板15の側方部位置から針板15の下方位置に向けて図3の矢印y方向に往行揺動移動するとき、前記二本の針糸部分12a,12b、又は、37a,37bで形成される略三角形のループスペース部分Sに進入して、一方の針糸部分12a、又は、37aを引掛けると共に、固定メス16の刃縁部16aに順次移動案内するための先端先鋭な針糸引掛け案内部16bが形成されている。
前記エアシリンダ22は、ミシンベッド部8の側方外部に突出するように配置され、針板15の延長部15bにビス25を介して固定された取付台24に支持される。このエアシリンダ22の可動ロッド22aは、エアシリンダ22の伸縮動作に伴いミシンベッド部8の側方外部において、前記ルーパー軸9A及び糸寄せ軸33の軸線に対して直交する方向に直線的に往復移動する。
前記ミシンベッド部8内に配置された前記糸寄せ軸33には、該糸寄せ軸33の軸心を中心として揺動自在な揺動アーム(メス台)26が枢支保持されている。この揺動アーム26には、糸寄せ軸33の軸心方向の両側面間に亘って貫通する長溝27が形成されている。
なお、糸寄せ軸33には、生地Wとルーパー9との間に掛け渡し保持される二本の針糸部分12a,12bの途中部分を寄せ集めて針3の上下往複運動経路から退避させるように該糸寄せ軸33の軸心周りに往復回転運動する糸寄せ具(図示せず)が取り付けられているが、この糸寄せ具の構成及び作用は周知であるため、その詳細な説明及び図示は省略する。
前記エアシリンダ22の可動ロッド22aの先端には、メス台押し部材28が固定連結されている。このメス台押し部材28は、エアシリンダ22の伸縮動作に伴い前記針板15の延長部15bの下面に沿ってミシンベッド部8の幅方向に往復摺動移動可能に構成されている。前記ミシンベッド部8内に位置するメス台押し部材28の先端部には、前記揺動アーム26に形成の長溝27に、該長溝27の長手方向に相対移動可能な状態に挿通されるピン29が保持されている。
前記メス機構21の固定メス16は、刃縁部16aに対して直交する方向に延びる取付板部16cを有している。固定メス16は、前記取付板部16cに形成の長孔16d及び固定ネジ30を介して前記揺動アーム26の先端部に、前記糸寄せ軸23の軸線方向に位置調整可能に取り付けられている。以上の構成によって、エアシリンダ22が伸縮動作したとき、メス台押し部材28が直線的に往復駆動移動すると共に、このメス台押し部材28の往復駆動移動力がピン29及び長溝27を介して揺動アーム26に伝達されて、該揺動アーム26が糸寄せ軸33の軸心を中心として往復駆動揺動され、該揺動アーム26の往復駆動揺動により、メス機構21の全体が針板15の側方部位置と針板15の下方位置との間に亘って往復駆動揺動可能に構成されている。
また、前記メス機構21の可動メス14には、その刃縁部14aに対して略直交させてメス機構21全体の往復揺動経路の側方へ突出する突片部14bが一体に形成されている一方、前記メス機構21の往復揺動経路の終端近く及び始端近くには前記針板15の下面から下方へ向けて一対の当たり部材31a,31bが固定垂下されており、これら突片部14b及び一対の当たり部材31a,31bにより、前記メス機構21における可動メス14の開閉揺動制御機構23が構成されている。
図6(a)〜(f)は、前記可動メス14の開閉揺動制御機構23による開閉動作を説明する図である。前記可動メス14の開閉揺動制御機構23において、前記一対の当たり部材31a,31bのうち、一方の当たり部材31aには、図6(a),(b)に示すように、前記メス機構21が往復駆動揺動経路の終端近くまで往行揺動されたとき、前記可動メス14の突片部14bが当接する。この当接後、更にメス機構21が往復駆動揺動経路の終端にまで続けて揺動されることによって、図6(d)に示すように、可動メス14は支点軸19の周りで一方向に閉揺動制御されてメス機構21の両メス14,16の刃縁部14a,16a同士が摺接され針糸部分12a又は37aが切断(鋏み切り)される。
また、他方の当たり部材31bには、図6(e)に示すように、前記メス機構21が往復駆動揺動経路の始端近くまで復行揺動されたとき、前記可動メス14の突片部14bが当接する。この当接後、更にメス機構21が往復駆動揺動経路の始端にまで続けて揺動されることによって、図6(f)に示すように、可動メス14は支点軸19の周りで他方向に開揺動制御されてメス機構21の両メス14,16の刃縁部14a,16a同士が摺接解除されて、次の切断待機状態に復帰される。
次に、上記のように構成された実施の形態に係る根巻きボタン付けミシン1によるボタン付け工程及び根巻き工程を1サイクルとするボタン付け動作、並びに、ボタン付け工程の終了後及び根巻き工程の終了後における糸切り装置13による糸切断動作について説明する。
この根巻きボタン付けミシン1の作動直後のボタン付け工程では、図4(a),(b)に示すように、針3の上下往複運動とルーパー9の回転運動との協働作用により縫い目を形成して、ボタンBを二つ折り生地Wに縫い付ける。そして、所定の運針数でのボタン付け工程が終了した時点で糸切り装置13の作動が開始する。
この糸切り装置13の糸切断動作は、図7(a)〜(d)に示すとおりである。すなわち、ボタン付け工程の終了直後においては、図7(a)に示すように、ボタン付け糸10とルーパー9との間には、ボタン付け糸10の端部に連なる側の針糸部分12aと針3先端部の針孔に挿通保持されている針糸部分12bとが、上部ほど漸次幅狭な略三角形のループ状に掛け渡し保持されているとともに、糸切り装置13におけるメス機構21は、図6(a)に示すように、両メス14,16の刃縁部14a,16a同士が摺接解除された開状態で、前記針板15下方に形成の略三角形ループ状の二本の針糸部分12a,12bの側方部位置に待機している。
次に、エアシリンダ22が伸張駆動され、その可動ロッド22aの伸張駆動力がメス台押し部材28及びピン29を介して揺動アーム26に伝達されて該揺動アーム26及びメス機構21が糸寄せ軸33の軸心を中心として前記の側方部位置から針板15の下方位置に向かって往行駆動揺動される。このメス機構21の往行駆動揺動に伴い固定メス16の先端先鋭な針糸引掛け案内部材16bが、図7(b)に示すように、二本の針糸部分12a、12bで形成される略三角形のループスペースSの下方の広い部分に進入して切断すべき側の一本の針糸部分、つまり、ボタン付け糸10の端部に連なる側の針糸部分12aを捕捉し、その捕捉した針糸部分12aを刃縁部16aに誘導案内する。この状態になるまで、固定メス16と可動メス14は、図6(b),(c)に示すように、刃縁部14a,16a同士が摺接解除された開状態のままである。
次に、メス機構21が往行駆動揺動経路の終端近くに達したとき、図6(c)に示すように、可動メス14の突片部14bが一方の当たり部材31aに当接する。そして、この当接後、更にメス機構21が往復駆動揺動経路の終端にまで続けて揺動されることによって、図6(d)及び図7(c)に示すように、可動メス14は支点軸19の周りで一方向に閉揺動制御されてメス機構21の両メス14,16の刃縁部14a,16a同士が摺接されることになり、前記略三角形のループスペースSの幅狭い箇所において前記の針糸部分12aが切断(鋏み切り)される。
しかる後(糸切断後)、前記エアシリンダ22が収縮駆動され、その駆動力が可動ロッド22aによりメス台押し部材28及びピン29を介して揺動アーム26に伝達されて該揺動アーム26が、図6(d)に示すように、糸寄せ軸33の軸心を中心として針板15の下方位置から側方部に向かって往行駆動揺動される。これによって、メス機構21は、図6(e)及び図7(d)に示すように、針糸部分12a,12bから退避される。このとき、切断により切り離された他方の針糸部分12bは、ワイパ−7に保持されて前記針3の上下往複運動経路の後方側方に払い除けられる。
次いで、前記メス機構21が往行駆動揺動経路の始端近くにまで達したとき、前記可動メス14の突片部14bが他方の当たり部材31bに当接する。そして、この当接後、更にメス機構21が往行駆動揺動経路の始端にまで続けて揺動されることによって、図6(f)に示すように、可動メス14は支点軸19の周りで他方向に揺動制御されてメス機構21の両メス14,16の刃縁部14a,16a同士が摺接解除されて開状態に復帰される。
そして、所定の運針数でのボタン付け工程及び糸切断動作が終了したならば、ボタンホルダ6が略90°転換されてボタンBが生地Wに対して根巻き工程時の垂直姿勢に切り換えられて根巻き工程に移行する。
この根巻き工程では、図5(a),(b)に示すように、ボタン付け糸10の外周部の左右位置に交互に針3を落とし、ルーパー9の回転運動と協働作用することにより、ボタン付け糸10に根巻き糸37を順次巻き付けてボタン付け糸10を補強する。
そして、所定の運針数での根巻き工程が終了したとき、前記糸切り装置13が再度、作動開始して根巻き糸37の端部に連なる側の針糸部分37aがメス機構21の固定メス16及び可動メス14の刃縁部16a,14a同士の摺接作用によって切断される糸切断動作が行われるが、かかる根巻き工程の終了後における糸切断動作は上述のボタン付け工程の終了後における糸切断動作と全く同様に行われるものであるため、その詳細な説明及び図示は省略する。
上述したように、本発明の糸切り装置13によれば、ボタン付け工程の終了後及び根巻き工程の終了後においてメス機構21の全体が針板15の側方部の支軸を中心として針板15の下方位置に向かって往行駆動揺動されることに伴い、メス機構21の固定メス16が有する針糸引掛け案内部16bが二本の針糸部分12a,12bで形成される略三角形のループスペースS下方の広い部分に進入して切断すべき側の一本の針糸部分、つまり、ボタン付け糸10及び根巻き糸37の端部に連なる側の針糸部分12aを捕捉して固定メス16の刃縁部16aに誘導案内する。そして、続くメス機構21の往行駆動揺動に伴い、刃縁部16aに案内された針糸部分12aが固定メス16の刃縁部16aに対する可動メス14の摺接作用により前記略三角形のループスペースSの幅狭い箇所において切断(鋏み切り)されることになる。したがって、切断を必要とする側の針糸部分12aのみをミスなく確実に切断することができる。
また、例えば根巻き工程後の状態でみてみると、図8に示すように、根巻き糸37の端部に連なる側の針糸部分37aのみ生地Wの表面に露出する長さが非常に短い状態で切断されることになるので、糸残りがほとんど目立たず、ボタン付け後の見栄えをよくすることができる。
また、可動メス14のみによる押し切りでなく、可動メス14及び固定メス16の刃縁部14a,16a同士の摺接作用により、針糸部分12a及び37aを鋏み切りするものであるから、可動メス14としてカッター刃のような切れ味の鋭い薄肉のものを使用する必要がなくなる。そのため、刃毀れや破損などが非常に少なく、長期間に亘って連続使用しても所定の糸切断性能を確保することができる。
更に、メス機構21は、固定メス16の基端側に支点軸19を介して可動メス14を開閉揺動可能に枢支したものであって、先行文献1のように、固定メスと可動メスとが分離されてそれぞれ別箇所に取り付けられるものでなく、固定メス16と可動メス14とを一体に組み付けたメス機構21の全体を往復駆動揺動させつつ、両メス16,14間に案内した針糸部分12a及び37aを鋏み切りするものであるから、両メス16,14の刃縁部同士を、ミシンベッド部8の内部に組み込まれる前のメス機構21の組付け段階で適正な摺り合わせ性能に容易に調整することが可能であると共に、その調整された適正な摺り合わせ性能が使用に伴って低下することを抑制して、長期に亘って適正な摺り合わせ性能を維持することが可能である。
したがって、メス機構21による切れ味を常に良好に保ち、可動メス14の取替えやメンテナンスのサイクルを非常に長期化でき、それだけ維持管理のための手数を削減できるとともに、ランニングコストの低減を図り得るものでありながら、所定の針糸部分のみを確実に、且つ、糸残り長さが短くて見栄えよい状態に切断することができる。
特に、上記の実施形態に示したように、可動メス14の開閉揺動制御機構23として、可動メス14から一体に突出させた突片部14bと、針板15から下方へ固定垂下させた一対の当たり部材31a,31bと、から構成することにより、メス機構21における両メス14,16の摺接及び摺接解除のために、特別なアクチュエータ等を組み入れることが不要となり、メス機構21を組込むミシンベッド部8の構造の簡素化、コンパクト化及び糸切り装置全体の製作コストの低減化を図ることができる。
また、上記の実施形態のように、メス機構21を、針板15の側方部位置と針板15の下方位置間とのに亘って往復駆動移動可能に構成するにあたって、ミシンベッド部8の内部に設けられている糸寄せ軸33の軸心を中心として揺動する揺動アーム26の先端部に取り付けて、メス機構21の全体を糸寄せ軸33の軸心を中心として往復駆動揺動可能に構成することにより、メス機構21をミシンベッド部8の内部に組み込む際の支持部材として、既存の糸寄せ軸33を有効利用することができ、これにより、メス機構21の組込み、動作の安定化のための構造を一層簡素化することができる。
また、メス機構21の固定メス16の揺動アーム26に対して位置調整可能に取り付けることにより、縫い付け対象となるボタンBの厚みや糸の番手等にかかわらず、糸残り長さの短い状態での糸切断を行わせることができる。
さらに、上記の実施形態では、ボタン付け工程の終了後及び根巻き工程の終了後のいずれにおいても、糸切り装置13を作動させて糸切断動作を行うものについて説明したが、例えば根巻き工程のないボタン付けミシンにおいて、ボタン付け工程の終了後にのみ糸切断動作を行う場合も上記と同様に作用し同様な効果を奏するものである。
1 根巻きボタン付けミシン
3 針
9 ルーパー
10 ボタン付け糸
12a,12b 針糸部分
13 糸切り装置
14 可動メス
14a 刃縁部
14b 突片部
15 針板
16 固定メス
16a 刃縁部
16b 針糸引掛け案内部
19 支点軸
21 メス機構
22 エアシリンダ(アクチュエータ)
23 可動メスの開閉揺動制御機構
26 揺動アーム
33 糸寄せ軸
37 根巻き糸
B ボタン
W 生地
S 略三角形のループスペース

Claims (2)

  1. 針の上下運動とルーパーの回転運動との協働作用により縫い目を形成してボタンを生地に縫い付けるボタン付け工程の終了後及び/又はボタン付け糸の外周部の左右位置に交互に針を落として根巻き糸をボタン付け糸に巻付け補強する根巻き工程の終了後に、ボタン付け糸及び/又は根巻き糸とルーパーとの間にわたり、上部ほど漸次幅狭な略三角形のループ状に掛け渡し保持された二本の針糸部分のうち、ボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を切断するメス機構を備えているボタン付けミシンの糸切り装置であって、
    前記メス機構は、糸寄せ軸に該糸寄せ軸の軸心を中心として揺動自在に支持された揺動アームの先端部に取り付けられて該揺動アームの揺動により針板の下方位置と針板の側方部位置との間に亘って往復揺動可能で、針板の側方部位置から針板の下方位置に向かって往行揺動するとき、前記二本の針糸部分で形成される略三角形のループスペース部分に進入して前記ボタン付け糸及び/又は根巻き糸の端部に連なる側の針糸部分を引掛けて刃縁部に案内する先端尖鋭な針糸引掛け案内部を有する固定メスと、この固定メスの基端側に支点軸を介して揺動可能に枢支されて前記針糸引掛け案内部に引掛けて刃縁部に案内された針糸部分を固定メスの刃縁部との摺接作用により切断する可動メスと、を開閉可能に構成してなり、
    前記メス機構の全体を前記両位置間に亘って往復駆動揺動させるアクチュエータと、該アクチュエータにより前記メス機構が往復駆動揺動経路の終端近くにまで往行揺動された時、前記可動メスを前記固定メスの刃縁部に対して摺接させるように前記支点軸周りで一方向に閉揺動させると共に、前記アクチュエータにより前記メス機構が往復駆動揺動経路の始端近くにまで復行揺動された時、前記可動メスを前記固定メスの刃縁部から摺接解除させるように前記支点軸周りで他方向に開揺動させる可動メスの開閉揺動制御機構と、を具備し、
    前記可動メスの開閉揺動制御機構は、該可動メスの基端部からメス機構の往復揺動経路の側方へ一体に突出させた突片部と、前記メス機構の往復揺動経路の終端近く及び始端近くにおいて前記針板から下方へ固定垂下され、前記突片部が当接することにより、可動メスを前記支点軸周りで前記一方向及び前記他方向に開閉揺動制御する当たり部材と、から構成されており、かつ、
    前記メス機構の固定メスは、前記揺動アームの先端部に対して、前記糸寄せ軸の軸線方向に位置調整可能に取り付けられていることを特徴とするボタン付けミシンの糸切り装置。
  2. 前記メス機構は、前記アクチュエータを介して前記両位置間に亘り水平面又は略水平面に沿って直線的に往復移動可能に構成されている請求項1に記載のボタン付けミシンの糸切り装置。
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