JP5444766B2 - ステム端部位置測定装置およびその方法 - Google Patents
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Description
次に、本実施形態のステム端部位置測定装置の構成について説明する。
第2実施形態のステム端部位置測定装置60では、第1実施形態のブロック部材46をシリンダヘッド10上に固定する代わりに、ブロック部材66をレーザ変位測定部62に取り付けている。
第3実施形態では、第1実施形態のブロック部材46の代わりに、複数のワイヤ(線材)を配置している。第1実施形態と同様の構成には、同じ参照番号を付して、説明を省略する。
上記第3実施形態では、カムジャーナル軸受け17の穴半径L1と、ステム端面とカムジャーナル軸受け17の仮想中心点74との距離L2の差によって、ステム端面141の相対的な位置を算出していた。しかし、実際には、ステム端面141は、カム31に対する隙間がより重要である。リフタ20(あるいはシム)によって調整されるのは、厳密にはステム端面141からカム31までの隙間だからである。
11 吸気口、
12 排気口、
13 燃料室、
14 バルブステム、
15 バルブ、
16 バネ、
17 カムジャーナル軸受け、
20 リフタ、
30 カムシャフト、
31 カム、
32 カムジャーナル部、
40、70 ステム端部位置測定装置、
42、62 レーザ変位測定部、
44、64 送り部、
46、66 ブロック部材、
48 記憶部、
50 制御部、
72 ワイヤ、
74 仮想中心点、
141 ステム端部。
Claims (10)
- エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状をレーザ変位測定し、さらに、前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状をレーザ変位測定するレーザ変位測定部と、
前記レーザ変位測定部を保持し、前記バルブステムおよび前記カムジャーナル軸受けに沿って前記レーザ変位測定部を送る送り部と、
前記レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置され、前記送り部の送り方向と平行に延びるブロック部材と、
前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を演算する演算部と、
を有し、
前記演算部は、前記レーザ変位測定部によって測定された前記ブロック部材の二次元形状に基づいて、前記レーザ変位測定部の傾きおよび感度の少なくとも一方を演算し、二次元測定結果を補正しまたは異常判定するステム端部位置測定装置。 - 前記ブロック部材は、前記エンジン上に配置されている請求項1記載のステム端部位置測定装置。
- 前記ブロック部材は、前記レーザ変位測定部に取り付けられている請求項1記載のステム端部位置測定装置。
- 前記ブロック部材は、前記エンジンに接触された状態で、前記レーザ変位測定部と共に送られる請求項3記載のステム端部位置測定装置。
- エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状をレーザ変位測定し、さらに、前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状をレーザ変位測定するレーザ変位測定部と、
前記レーザ変位測定部を保持し、前記バルブステムおよび前記カムジャーナル軸受けに沿って前記レーザ変位測定部を送る送り部と、
前記レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置され、真直度および相対的な位置関係が既知で、前記送り部の送り方向と平行に延びる複数の線材と、
前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を演算する演算部と、
を有し、
前記演算部は、前記レーザ変位測定部によって測定された複数の前記線材の位置および間隔から、前記レーザ変位測定部の傾きを演算し、二次元測定結果を補正しまたは異常判定するステム端部位置測定装置。 - 前記線材は、3本配置される請求項5記載のステム端部位置測定装置。
- 前記線材は、エッジを有する請求項5または請求項6記載のステム端部位置測定装置。
- 一定方向に延びるブロック部材を、レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置する工程と、
エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状を、前記一定方向に送られる前記レーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状を、前記一定方向に送られる前記レーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
前記レーザ変位測定部によって測定された前記ブロック部材の二次元形状に基づいて、前記レーザ変位測定部の傾きおよび感度の少なくとも一方を演算し、演算部により二次元測定結果を補正しまたは異常判定する工程と、
前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を前記演算部により演算する演算工程と、
を有するステム端部位置測定方法。 - 真直度および相対的な位置関係が既知で、一定方向に延びる複数の線材を、レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置する工程と、
エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状を、一定方向に送られるレーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状を、前記一定方向に送られるレーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
前記レーザ変位測定部によって測定された複数の前記線材の位置および間隔から、前記演算部が、前記レーザ変位測定部の傾きを演算し、二次元測定結果を補正しまたは異常判定する工程と、
前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を前記演算部により演算する演算工程と、
を有するステム端部位置測定方法。 - 前記演算工程で演算された前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離に基づいて、前記バルブステムの端部に取り付ける部材の厚みを選択する工程をさらに有する請求項8または請求項9に記載のステム端部位置測定方法。
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