JP5444766B2 - ステム端部位置測定装置およびその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ステム端部位置測定装置およびその方法に関する。
エンジンの吸気および排気バルブ内には、吸排気の際に上下して、燃料室に対して吸排気バルブを開閉するバルブステムが配置される。バルブステムは棒状に形成されており、その端部(以下、ステム端部という)にリフタが取り付けられている。バルブステムは、リフタを介して伝達される駆動カムの偏心回転運動に従って上下する。
ここで、ステム端部と駆動カムの回転軸との距離が遠すぎると異音が発生し、近すぎると駆動カムが浮いてしまい、望まない磨耗等が発生してしまう。そこで、シムと呼ばれる厚さ調整用の板部材をリフタに取り付けたり、リフタ自体の厚みを調整したりして、バルブステムと駆動カムとの距離を適切に調整している。
適切な厚さのリフタを選択するために、駆動カムとステム端部とのクリアランス(段差量)を測定する測定装置が開発されている(特許文献1参照)。この測定装置では、カムの代わりにダイヤルゲージが取り付けられたシャフトを有する。測定装置は、シャフトをカムジャーナル軸受けに設置し、各バルブに位置するダイヤルゲージの接触子をステム端部に接触することによって、バルブステム方向のステム端部の位置を測定できる。同時に、ダイヤルゲージの目盛り板には、位置(距離)を示す目盛りの他に目盛りから換算して選択されるシムのランク(種類)が表示される。したがって、適切な厚さのリフタのランクを瞬時に峻別できる。
実公昭58−35605号公報
しかしながら、上記測定装置の構成では、エンジンの機種によって、構成を変更する必要がある。なぜなら、エンジンによって、ジャーナル軸受けの位置や径、バルブの位置等が異なるので、エンジンごとに、装置のシャフトをジャーナル軸受けに合わせ、また、ダイヤルゲージの位置をバルブの位置に合わせる必要があるからである。したがって、複数機種のエンジンを同一ラインで生産する場合には、複数の測定装置および測定装置を取り換える段取り換え装置が必要になってしまう。このため、生産ラインが長くなったり、設備費が高くなったりして、エンジンの生産コストが増大してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、エンジンの機種に関わらずステム端部の位置を測定できるステム端部位置測定装置およびその方法を提供することを目的とする。
ステム端部位置測定装置は、レーザ変位測定部と、演算部とを有する。レーザ変位測定部は、エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、バルブステムの端部の軸方向の二次元形状をレーザ変位測定する。さらに、レーザ変位測定部は、エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状をレーザ変位測定する。演算部は、レーザ変位測定部による二次元測定結果から、バルブステムの端部の位置とカムジャーナル軸受けの位置との距離を演算する。
ステム端部位置測定方法は、次の工程を実行する。エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、バルブステムの端部の軸方向の二次元形状を、レーザ変位測定する。レーザ変位測定部が、エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状を、レーザ変位測定する。レーザ変位測定部による二次元測定結果から、演算部が、バルブステムの端部の位置とカムジャーナル軸受けの位置との距離を演算する。
上記ステム端部位置測定装置およびステム端部位置測定方法によれば、バルブステムの端部およびカムジャーナル軸受けの二次元測定結果から該バルブステムの端部とカムジャーナル軸受けとの距離を演算する。したがって、カムジャーナル軸受けやバルブステムの端部に物理的なツールを配置する必要がない。さらに、バルブステムの端部とカムジャーナル軸受けとの距離を演算するのに、バルブステムの端部とカムジャーナル軸受けの二次元測定結果を用いているので、エンジンの機種に応じてバルブステムの端部やカムジャーナル軸受けの絶対位置が変わっても、エンジンの機種に関わらず、相対的なバルブステムの端部の位置を測定できる。しかも、二次元測定でよいので、エンジンの機種によって、バルブステムの三次元での角度が変わっても、その都度測定装置の移動方向を変える必要がなく、エンジンの機種に関わらず、測定装置を一方向に移動させるだけで簡単に測定できる。結果として、複数の装置や段取り換え装置が必要なく、エンジンの製造コストを低減できる。
シリンダヘッドの平面図である。 図1の2−2断面図である。 図1の3−3断面図である。 ステム端部位置測定装置の平面図である。 ステム端部位置測定装置の正面図である。 レーザ変位測定部により測定されて得られたバルブステム端部の二次元形状を示す図である。 レーザ変位測定部により測定されて得られたジャーナル軸受け部の二次元形状を示す図である。 ブロック部材を示す斜視図である。 ステム端部位置測定装置の動作を示すフローチャートである。 段差量算出の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態のステム端部位置測定装置を示す図である。 ブロック部材の斜視図である。 ステム端部位置測定装置の平面図である。 線材の各種断面形状を示す図である。 ステム端部位置測定装置の動作を示すフローチャートである。 段差量算出の流れを示すフローチャートである。 ステム端部の二次元形状の測定結果を示す図である。 カムジャーナル軸受けの二次元形状の測定結果を示す図である。 二次元形状の測定結果を垂直面に投影する様子を示す図である。 二次元形状の測定結果を合成した様子を示す図である。 段差量を明確に示すための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、エンジンの給排気口中に配置されたバルブステムのステム端部の位置を測定する。
最初に、測定対象となるエンジンのシリンダヘッドについて説明する。
図1はシリンダヘッドの平面図、図2は図1の2−2断面図、図3は図1の3−3断面図である。なお、図2では、一点鎖線によりカムシャフトおよびバルブリフタを仮想的に示している。また、図3では、一点鎖線によりバルブステムの位置を仮想的に示している。
図1に示すように、シリンダヘッド10には、複数の吸気口11および排気口12が2列に形成されている。吸気口11および排気口12は、図2に示すように、燃料室13と連通する筒状の経路である。吸気口11および排気口12内には、それぞれ、バルブステム14が配置されている。バルブステム14は、棒状に形成されており、先端にバルブ15が形成されている。バルブ15は、燃料室13に向かって広がるように、傘状に形成されている。バルブステム14は、バネ16により、バルブ15が閉じる方向に負荷が与えられている。
エンジンが組み立てられた際には、図2に一点鎖線で示すバルブリフタ20がカム31の偏心回転運動に従って上下にされる。バルブステム14も、バルブリフタ20によってステム端部141が押されて上下する。これに伴いバルブ15が開閉する。
図3に示すように、シリンダヘッド10には、カムシャフト30を保持するカムジャーナル軸受け17が形成されている。カムジャーナル軸受け17は、カムシャフト30のカムジャーナル部32を回転自在に保持する溝である。図3中一点鎖線で示す位置に、バルブステム14が位置する。
(第1実施形態)
次に、本実施形態のステム端部位置測定装置の構成について説明する。
図4はステム端部位置測定装置の平面図、図5はステム端部位置測定装置の正面図、図6はレーザ変位測定部により測定されて得られたバルブステム端部の二次元形状を示す図、図7はレーザ変位測定部により測定されて得られたジャーナル軸受け部の二次元形状を示す図、図8はブロック部材を示す斜視図である。
ステム端部位置測定装置40は、エンジンの生産ラインに設置されており、ラインを流れてくるエンジンについて、ステム端部の位置測定を行う。
図4および図5に示すように、ステム端部位置測定装置40は、レーザ変位測定部42と、送り部44と、ブロック部材46と、記憶部48と、制御部(演算部)50とを有する。
レーザ変位測定部42は、一対用意されている。各レーザ変位測定部42は、吸気口11または排気口12中のバルブステム14のステム端部141の軸方向の二次元形状をレーザ変位測定する。つまり、レーザ変位測定部42は、シリンダヘッド10の上部から、バルブステム14の長軸断面を、ステム端部141を含むように測定する。レーザ変位測定部42の測定によって、図6に示すような二次元形状が得られる。図6中のD部が、ステム端部141の二次元形状である。
さらに、レーザ変位測定部42は、カムジャーナル軸受け17の二次元半円形状をレーザ変位測定する。測定によって、図7に示すような二次元形状が得られる。図7中のC部が、カムジャーナル軸受け17の二次元半円形状である。
送り部44は、レーザ変位測定部42をシャフトにより保持し、吸気口11とカムジャーナル軸受け17の列または排気口12とカムジャーナル軸受け17の列に沿って、レーザ変位測定部42を送る。送り部44は、通常、同時に吸気口11および排気口12側を測定できるように、一対のレーザ変位測定部42を同時に送る。
ブロック部材46は、図8に示すように、真直度および面間距離が既知の二段の平行面を含む。ブロック部材46は、送り部44の送り方向、すなわち、吸気口11および排気口12の列と平行に延び、シリンダヘッド10の内面に向かって低い段を有する。ブロック部材46は。レーザ変位測定部42によって、常に測定できる範囲で、シリンダヘッド10上の吸気口11側および排気口12側にそれぞれ配置される。
記憶部48は、制御部50による演算結果等を記憶する。
制御部50は、レーザ変位測定部42、送り部44および記憶部48に接続されており、レーザ変位測定部42によるレーザ変位測定や、送り部44によるレーザ変位測定部42の送り動作を制御する。制御部50は、ステム端部141の位置を演算する。
以下、ステム端部位置測定装置40の動作について説明する。
図9は、ステム端部位置測定装置の動作を示すフローチャートである。制御部50が大部分の動作を達成する。
まず、ステム端部位置測定装置40は、生産ラインを流れてきたエンジン(ワーク)を搬入し、位置決めする(ステップS1)。この動作は、制御部50によって、生産ライン設備を制御して実行してもよいし、生産ラインに設けられた他の制御部によって実行してもよい。
制御部50は、生産ラインに流れる車種の順番が登録されている生産計画を確認し、現在搬入されたエンジンの車種を選択する(ステップS2)。
制御部50は、図示しない保持手段を制御して、ブロック部材46を、シリンダヘッド10上の吸気口11および排気口12の側に設置する(ステップS3)。ブロック部材46を設置する位置は、上述の通り、レーザ変位測定部42がいつでも測定できる位置である。ブロック部材46は、シリンダヘッド10に密着させる。
制御部50は、車種情報に基づいて、レーザ変位測定部42のヘッド角度を設定する(ステップS4)。合わせられるヘッド角度は、シリンダヘッド10の吸気口11および排気口12中のバルブステム14に平行な角度である。一対のレーザ変位測定部42の両方が同時に角度設定されることが好ましい。
制御部50は、送り部44を制御してレーザ変位測定部42を送りつつ、レーザ変位測定部42を制御して吸気口11、排気口12、カムジャーナル軸受け17上方から二次元形状の測定を開始する(ステップS5)。たとえば、図4に示すように、8つの吸気口11と4つのカムジャーナル軸受け17を、1、A、2、3、B、4、5、C、6、7、D、8番目の順に測定する。排気口12側についても、同時に同様の順で測定される。
制御部50は、吸気口11および排気口12中のステム端部141、カムジャーナル軸受け17の二次元形状を測定するごとに測定結果を記憶する(ステップS6)。
制御部50は、全てのステム端部およびカムジャーナル軸受け17について測定が終了したかどうかを判断する(ステップS7)。終了していない場合(ステップS7:NO)、ステップS5の処理に戻り、測定を継続する。
終了した場合(ステップS7:YES)、制御部50は、カムジャーナル軸受け17およびステム端部141の段差量(距離)を算出する(ステップS8)。この算出工程の詳細については、後述する。
制御部50は、算出した段差量を記憶部48に記憶させる(ステップS9)。そして制御部50は、レーザ変位測定部42の位置を初期位置に戻し(ステップS10)、ワークを測定工程から搬出する(ステップS11)。
なお、制御部50は、ステップS8において、算出した段差量に基づいて、バルブステム14およびカム31間に配置するのに適した厚みのリフタ20を選択してもよい。制御部50は、リフタの代わりに、リフタに取り付けるのに適した厚みのシムを選択してもよい。
次に、上記ステップS8の段差量算出について、詳細に説明する。
図10は、段差量算出の流れを示すフローチャートである。
制御部50は、記憶部48に記憶されているステム端部およびカムジャーナル軸受け17の二次元形状(図6、図7参照)について、ブロック部材46の平均位置Hを算出する(ステップS21)。ブロック部材46は、図6および図7中、A部およびB部として測定されている部分である。A部がブロック部材46の低い方の段、B部がブロック部材46の高い方の段の二次元形状である。
制御部50は、図6に示すステム端部からブロック部材のA部の高さHVを演算する(ステップS22)。ここでnは、ステム端部の順番を示す変数である。たとえば、図4のA番目のカムジャーナル軸受け17の手前にある1番目のバルブステム14のステム端部の高さはHVとして示される。
続けて、制御部50は、図7に示すカムジャーナル軸受け17の最下点からブロック部材のA部の高さHJを演算する(ステップS23)。ここでmは、カムジャーナル軸受け17の順番を示す変数である。たとえば、図4のA番目のカムジャーナル軸受け17の高さはHJとして示される。
制御部50は、上記工程の演算結果H、HV、HJのばらつきが許容範囲内か否かを判断する(ステップS24)。通常、レーザ変位測定部42の傾きや送り部44の振動等によって演算結果にばらつきができる。しかし、このような振動等を超えるばらつきがある場合(ステップS24:NO)、装置に異常があるので、制御部50は、計測エラーの旨を表示する(ステップS25)。この表示は、図示しないユーザディスプレイに示される。
ばらつきが許容範囲内の場合(ステップS24:YES)、制御部50は、レーザ変位測定部42の感度が許容範囲内かを判断する(ステップS26)。レーザ変位測定部42の感度は、ブロック部材46の測定結果から判断できる。たとえば、ブロック部材46の上段B部が消えていたり、エッジがつぶれていたりする場合(ステップS26:NO)、レーザ変位測定部42の感度が異常である。したがって、この場合には、制御部50は、計測エラーの旨を表示する(ステップS25)。
レーザ変位測定部42の感度が許容範囲の場合(ステップS26:YES)、制御部50は、HV、HJを補正する(ステップS27)。補正は、たとえば、次のように実行される。二次元形状測定したブロック部材46の全位置を結んで、レーザ変位測定部42に対するブロック部材46(シリンダヘッド10)自体の傾きを算出する。ブロック部材46は、シリンダヘッド10に密着されているので、ブロック部材46の傾きは、シリンダヘッド10の傾きと等しい。したがって、この傾き分だけ、測定された二次元形状を補正する。あるいは、レーザ変位測定部42の傾きが既知の場合、固定の係数を予め用意しておいて、該係数を乗算して、測定結果を補正できる。装置の傾き等の精度に問題がないことが事前にわかっている場合、ステップS27の補正工程は省略されてもよい。
制御部50は、補正したHV、HJから、カムジャーナル軸受け17に対するステム端部の段差を算出する(ステップS28)。算出される段差は、図3のdである。ここで、段差は隣接したステム端部およびカムジャーナル軸受け17の値を用いて算出する。たとえば、図4の1番目の吸気口11中のステム端部の位置については、HV−HJによって算出する。また2番目の吸気口11中のステム端部の位置については、HV−(HJ+HJ)/2によって算出する。
制御部50は、全てのステム端部について段差量が算出できたかを判断する(ステップS29)。全ての段差量が算出できていない場合(ステップS29:NO)、ステップS27の処理に戻って演算を繰り返す。全ての段差量が算出できた場合(ステップS29:YES)、段差量算出の処理を終了し、図9の処理に戻る。
以上のように、第1実施形態では、バルブステム14の端部およびカムジャーナル軸受け17の二次元測定結果から該バルブステム14の端部とカムジャーナル軸受け17との距離を演算するので、カムジャーナル軸受け17やバルブステム14の端部にダイヤルゲージ等の物理的なツールを配置する必要がない。換言すると、エンジンの機種が異なっても、レーザ変位測定部42の角度を変更したり、レーザ変位測定部42で計測する位置を変更したりするだけで済むので、ソフトウェアの変更で足りる。したがって、エンジンの機種に関わらず、相対的なバルブステム14の端部の位置を測定できる。結果として、複数の装置や段取り換え装置が必要なく、エンジンの製造コストを低減できる。
また、送り部44によりレーザ変位測定部42を送るので、エンジンに連続して配置されるバルブステム14およびカムジャーナル軸受け17の二次元形状を連続的に測定できる。
真直度および面間距離が既知の2段の平行面を含むブロック部材46が送り方向に延びているので、レーザ変位測定部42によって、バルブステム14の端部およびカムジャーナル軸受け17と共に測定できる。ブロック部材46の二次元形状からレーザ変位測定部の傾きおよび感度を演算して、二次元測定結果を補正し、または異常判定するので、より正確にバルブステム14の端部の位置を測定できる。
また、制御部50は、算出した段差量に基づいて、バルブステム14およびカム31間に配置するのに適した厚みのリフタ20を選択できる。したがって、ユーザは容易に、各バルブステム14に取り付けるリフタ20等の部材を知ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態のステム端部位置測定装置60では、第1実施形態のブロック部材46をシリンダヘッド10上に固定する代わりに、ブロック部材66をレーザ変位測定部62に取り付けている。
図11は第2実施形態のステム端部位置測定装置を示す図、図12はブロック部材の斜視図である。
ステム端部位置測定装置60は、図12に示すように、レーザ変位測定部62と、送り部64と、記憶部48(不図示)と、制御部50(不図示)と、ブロック部材66と、チルト用サーボモータ68(図中、二点鎖線で示す)とを有する。
ブロック部材66は、図12に示すように、下面が湾曲状に形成されている。これは、ブロック部材66の下面をシリンダヘッド10と接触させつつ、適切な角度に傾斜させるためである。ブロック部材66は、下面が湾曲状に形成されている点以外は、図8に示すブロック部材46と同様に、直度および面間距離が既知の二段の平行面を含む。
ブロック部材66は、レーザ変位測定部62の本体に一体的に取り付けられている。レーザ変位測定部62は、送り部64に回動自在に支持されており、図11の紙面に対して垂直な方向に送られる。レーザ変位測定部62の傾斜(チルト)は、チルト用サーボモータ68によって制御されている。チルト用サーボモータ68は、制御部50により制御され、レーザ変位測定部62のヘッド角度をシリンダヘッド10の吸気口11および排気口12中のバルブステム14に平行な角度に設定する。 ブロック部材66は、チルト用サーボモータ68によってレーザ変位測定部62の角度が調整されると、レーザ変位測定部62と一緒に傾く。この状態で、レーザ変位測定部62は、送り部64によって送られる。そして、レーザ変位測定部62は、吸気口11または排気口12中のバルブステム14のステム端部141の軸方向の二次元形状、およびブロック部材66の二次元形状をレーザ変位測定する。
このように、第2実施形態のステム端部位置測定装置60によれば、レーザ変位測定部62に一体的にブロック部材66が取り付けられている。したがって、シリンダヘッド10にブロック部材66を固定する必要がない。加えて、シリンダヘッド10に固定したブロック部材66の二次元形状を適切に測定するために、シリンダヘッド10の傾斜に応じてレーザ変位測定部62を調整する必要がない。したがって、第1実施形態の図9に示すステップS3を省略できる。ステップS4においても、ブロック部材66のシリンダヘッド10に対する傾斜を補正するためには、レーザ変位測定部62の角度を調整する必要がなくなる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態のブロック部材46の代わりに、複数のワイヤ(線材)を配置している。第1実施形態と同様の構成には、同じ参照番号を付して、説明を省略する。
図13はステム端部位置測定装置の平面図、図14は線材の各種断面形状を示す図である。
ステム端部位置測定装置70は、レーザ変位測定部42と、送り部44と、記憶部48(不図示)と、制御部50(不図示)と、ワイヤ72とを有する。
ワイヤ72は、シリンダヘッド10の吸気口11および排気口12の上方に設置される。ワイヤ72は、レーザ変位測定部42によるステム端部およびカムジャーナル軸受け17のレーザ変位測定を妨げない程度の太さを有し、図13および図14に示すように、両側に3本ずつ配置される。3本のワイヤ72は、真直度および相対的な位置関係が予め測定されており、既知である。ワイヤ72は、図14(A)に示すように、断面形状か四角形であってもよい。あるいは、図14(B)に示すように三角形でもよく、また、図14(C)に示すように円形であってもよい。断面形状が四角形や三角形など、エッジがある形状が好ましい。また、ワイヤ72をレーザ変位測定部42に対して三角形に配置する例を図示しているが、3本のワイヤ72の間隔および位置関係が明確であれば、いかなる配置、たとえば逆三角形でもよい。
次に、第3実施形態のステム端部位置測定装置70の動作について説明する。
図15は、ステム端部位置測定装置の動作を示すフローチャートである。制御部50によって実行される。
まず、ステム端部位置測定装置70は、生産ラインを流れてきたエンジンを搬入し、位置決めする(ステップS31)。この動作は、制御部50によって、生産ライン設備を制御して実行してもよいし、生産ラインに設けられた他の制御部によって実行してもよい。
制御部50は、生産ラインに流れる車種の順番が登録されている生産計画を確認し、現在搬入されたエンジンの車種を選択する(ステップS32)。
制御部50は、図示しない保持手段を制御して、ワイヤ72を、シリンダヘッド10上の吸気口11および排気口12の上方に設置する(ステップS33)。ワイヤ72を設置する位置は、レーザ変位測定部42がいつでも測定できる位置であり、吸気口11および排気口12の上方である。
制御部50は、車種情報に基づいて、レーザ変位測定部42のヘッドの位置合わせする(ステップS34)。ヘッドの角度は、シリンダヘッド10の表面に対して垂直にレーザ光を照射できる角度である。そして、制御部50は、送り部44を制御してレーザ変位測定部42を送りつつ、レーザ変位測定部42を制御して吸気口11、排気口12、カムジャーナル軸受け17上方から二次元形状の測定を開始する(ステップS35)。図13に示すように、8つの吸気口11と4つのカムジャーナル軸受け17を、1、A、2、3、B、4、5、C、6、7、D、8番目の順に測定する。排気口12側についても、同時に同様の順で測定される。レーザ変位測定部42は、シリンダヘッド10の真上から、吸気口11または排気口12を測定できるように、送り部44によって送られる。
制御部50は、吸気口11および排気口12中のステム端部、カムジャーナル軸受け17の二次元形状を測定するごとに測定結果を記憶する(ステップS36)。
制御部50は、全てのステム端部およびカムジャーナル軸受け17について測定が終了したかどうかを判断する(ステップS37)。終了していない場合(ステップS37:NO)、ステップS35の処理に戻り、測定を継続する。
終了した場合(ステップS37:YES)、制御部50は、カムジャーナル軸受け17およびステム端部の段差量(距離)を算出する(ステップS38)。この算出工程の詳細については、後述する。
制御部50は、算出した段差量を記憶部48に記憶させる(ステップS39)。そして制御部50は、レーザ変位測定部42の位置を初期位置に戻し(ステップS40)、ワークを測定工程から搬出する(ステップS41)。
次に、上記ステップS8の段差量算出について、詳細に説明する。
図16は段差量算出の流れを示すフローチャート、図17はステム端部の二次元形状の測定結果を示す図、図18はカムジャーナル軸受けの二次元形状の測定結果を示す図、図19は二次元形状の測定結果を垂直面に投影する様子を示す図、図20は二次元形状の測定結果を合成した様子を示す図、図21は段差量を明確に示すための図である。
制御部50は、ステム端部141およびカムジャーナル軸受け17の二次元測定結果について、3本のワイヤ72が重なるように位置補正する(ステップS51)。ステム端部141の測定結果はたとえば図17に示す形状であり、カムジャーナル軸受け17の測定結果はたとえば図18に示す形状である。いずれにも、ワイヤ72が測定されている。3本のワイヤ72の真直度および間隔は既知なので、測定結果のワイヤ72のズレから、ステム端部またはカムジャーナル軸受け17の傾きがわかる。したがって、ワイヤ72のズレがなくなるように、すなわち、ワイヤ72が重なるように補正することで、ステム端部またはカムジャーナル軸受け17の傾きを補正する。補正の際には、ワイヤ72のエッジを基準とする。
続けて、制御部50は、二次元測定形状のばらつきが許容範囲内か否かを判断する(ステップS52)。たとえば、5番目のステム端部の二次元形状だけが、所定値以上位置がずれている場合(ステップS52:NO)、制御部50は、計測エラーが発生していると判断して、計測エラーの旨を表示する(ステップS53)。この表示は、図示しないユーザディスプレイに示される。なお、位置ズレの基準となる所定値はユーザが適宜決定できる。
ばらつきが許容範囲内の場合(ステップS52:YES)、制御部50は、同じ列のカムジャーナル軸受け17の測定結果を比較して、カムシャフトがシリンダヘッド10に載置されたときのカムジャーナルの仮想的な中心点をそれぞれ算出する(ステップS54)。
制御部50は、仮想中心点を結んで、該中心線に垂直な面を形成する(ステップS55)。概念的には、図19に示すように得られたカムジャーナル軸受け17の測定結果77の中心点74を点線で示すように結ぶ。結んで出来た中心線76に対して垂直な面78を形成する。
制御部50は、形成した垂直面78に、ステム端部141およびカムジャーナル軸受け17の測定結果を投影する(ステップS56)。投影によって、レーザ変位測定部42の傾きによってカムジャーナル軸受け17が半楕円形状に測定されている場合でも、半真円形状に補正される。なお、図19では、カムジャーナル軸受け17の測定形状のみが投影されているが、同様に、ステム端部の測定形状も垂直面78に投影される。垂直面78に、隣接するステム端部およびカムジャーナル軸受け17の両者が投影されると、図20に示されるようになる。両者が投影された状態は、概念的には、図21に示すように、バルブステム14のステム端部とカムジャーナル軸受け17との位置が同一平面上でわかる状態である。
続いて、制御部50は、投影面78においてカムジャーナル軸受け17の穴半径L1を算出する(ステップS57)。投影面78に投影されたカムジャーナル軸受け17は真円であるので、容易に中心が求まる。
制御部50は、さらに、ステム端部(端面)とカムジャーナル軸受け17の仮想中心点74との距離L2を算出する(ステップS59)。図9に示すようにステム端部141とカムジャーナル軸受け17とが同一平面に表されているので距離L2は容易に算出できる。
制御部50は、L2−L1により、ステム端面141とカムジャーナル軸受け17との段差L3を算出する(ステップS59)。
制御部50は、全てのステム端部について段差量が算出できたかを判断する(ステップS60)。全ての段差量が算出できていない場合(ステップS60:NO)、ステップS57の処理に戻って演算を繰り返す。全ての段差量が算出できた場合(ステップS60:YES)、段差量算出の処理を終了し、図15の処理に戻る。
以上のように、第3実施形態では、第1実施形態と同様に、カムジャーナル軸受け17との相対的位置関係、すなわち段差量として、ステム端部の位置を測定できる。ステム端部141およびカムジャーナル軸受け17を上方からレーザ変位測定部42によって測定するので、エンジンの機種が異なっても、物理的な構成を交換することなく、ステム端部の位置を測定できる。
また、真直度および相対的な位置関係が既知の3本のワイヤ72が送り方向に延びているので、レーザ変位測定部42によって、ステム端部およびカムジャーナル軸受け17と共に測定できる。測定されたワイヤ72の位置および間隔からレーザ変位測定部の傾きを演算して、二次元測定結果を補正し、または異常判定するので、より正確にバルブステムの端部の位置を測定できる。
特に、第3実施形態では、ワイヤ72が3本用意されており、それぞれの真直度および相対的位置が既知である。したがって、レーザ変位測定部42自体の傾きや、レーザ変位測定部42が送り部44によって送られる際の振動による傾きを検出できるようになる。必要以上にワイヤ72の本数を必要としないので、コストを最小限にできる。ただし、ワイヤ72は、必ずしも3本でなくてもよい。たとえば、ワイヤ72は、4本以上でもよい。この場合、ワイヤ72のコストは増大するが、より精密に測定を補正等できるようになる。また、ワイヤ72は2本でもよい。
ワイヤ72がエッジを有するので、レーザ変位測定部42の測定によってエッジを検出でき、ワイヤ72の太さに関わらず、エッジの線位置で線材の位置を精度よく特定できる。
また、レーザ変位測定部42によるステム端部およびカムジャーナル軸受け17の測定結果を、カムジャーナル軸受け17の中心線に垂直な面に投影するので、レーザ変位測定部42の傾きを補正できる。
また、制御部50は、算出した段差量に基づいて、バルブステム14およびカム31間に配置するのに適した厚みのリフタ20を選択できる。したがって、ユーザは容易に、各バルブステム14に取り付けるリフタ20等の部材を知ることができる。
(第3実施形態の変形例)
上記第3実施形態では、カムジャーナル軸受け17の穴半径L1と、ステム端面とカムジャーナル軸受け17の仮想中心点74との距離L2の差によって、ステム端面141の相対的な位置を算出していた。しかし、実際には、ステム端面141は、カム31に対する隙間がより重要である。リフタ20(あるいはシム)によって調整されるのは、厳密にはステム端面141からカム31までの隙間だからである。
そこで、図21を参照して、予めカムシャフトのジャーナル部の直径L4を計測しておく。そして、カムジャーナル軸受け17の穴半径L1×2からジャーナル部の直径L4を減算して、2で割る((L1×2−L4)/2)ことで、ジャーナルとジャーナル穴との隙間L5を求められる。第3実施形態で求めたL3にL5を加えることで、ステム端面141からカム31までの隙間を求められる。
10 シリンダヘッド、
11 吸気口、
12 排気口、
13 燃料室、
14 バルブステム、
15 バルブ、
16 バネ、
17 カムジャーナル軸受け、
20 リフタ、
30 カムシャフト、
31 カム、
32 カムジャーナル部、
40、70 ステム端部位置測定装置、
42、62 レーザ変位測定部、
44、64 送り部、
46、66 ブロック部材、
48 記憶部、
50 制御部、
72 ワイヤ、
74 仮想中心点、
141 ステム端部。

Claims (10)

  1. エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状をレーザ変位測定し、さらに、前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状をレーザ変位測定するレーザ変位測定部と、
    前記レーザ変位測定部を保持し、前記バルブステムおよび前記カムジャーナル軸受けに沿って前記レーザ変位測定部を送る送り部と、
    前記レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置され、前記送り部の送り方向と平行に延びるブロック部材と、
    前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を演算する演算部と、
    有し、
    前記演算部は、前記レーザ変位測定部によって測定された前記ブロック部材の二次元形状に基づいて、前記レーザ変位測定部の傾きおよび感度の少なくとも一方を演算し、二次元測定結果を補正しまたは異常判定するステム端部位置測定装置。
  2. 前記ブロック部材は、前記エンジン上に配置されている請求項1記載のステム端部位置測定装置。
  3. 前記ブロック部材は、前記レーザ変位測定部に取り付けられている請求項1記載のステム端部位置測定装置。
  4. 前記ブロック部材は、前記エンジンに接触された状態で、前記レーザ変位測定部と共に送られる請求項3記載のステム端部位置測定装置。
  5. エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状をレーザ変位測定し、さらに、前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状をレーザ変位測定するレーザ変位測定部と、
    前記レーザ変位測定部を保持し、前記バルブステムおよび前記カムジャーナル軸受けに沿って前記レーザ変位測定部を送る送り部と、
    前記レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置され、真直度および相対的な位置関係が既知で、前記送り部の送り方向と平行に延びる複数の線材と、
    前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を演算する演算部と、
    を有し、
    前記演算部は、前記レーザ変位測定部によって測定された複数の前記線材の位置および間隔から、前記レーザ変位測定部の傾きを演算し、二次元測定結果を補正しまたは異常判定するステム端部位置測定装置。
  6. 前記線材は、3本配置される請求項5記載のステム端部位置測定装置。
  7. 前記線材は、エッジを有する請求項5または請求項6記載のステム端部位置測定装置。
  8. 一定方向に延びるブロック部材を、レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置する工程と、
    エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状を、前記一定方向に送られる前記レーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
    前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状を、前記一定方向に送られる前記レーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
    前記レーザ変位測定部によって測定された前記ブロック部材の二次元形状に基づいて、前記レーザ変位測定部の傾きおよび感度の少なくとも一方を演算し、演算部により二次元測定結果を補正しまたは異常判定する工程と、
    前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を前記演算部により演算する演算工程と、
    を有するステム端部位置測定方法。
  9. 真直度および相対的な位置関係が既知で、一定方向に延びる複数の線材を、レーザ変位測定部により測定できる範囲に配置する工程と、
    エンジンに形成された給排気口中にバルブステムを配置した状態において、前記バルブステムの端部の軸方向の二次元形状を、一定方向に送られるレーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
    前記エンジンに形成されたカムジャーナル軸受けの二次元半円形状を、前記一定方向に送られるレーザ変位測定部によりレーザ変位測定する工程と、
    前記レーザ変位測定部によって測定された複数の前記線材の位置および間隔から、前記演算部が、前記レーザ変位測定部の傾きを演算し、二次元測定結果を補正しまたは異常判定する工程と、
    前記レーザ変位測定部による二次元測定結果から、前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離を前記演算部により演算する演算工程と、
    を有するステム端部位置測定方法。
  10. 前記演算工程で演算された前記バルブステムの端部の位置と前記カムジャーナル軸受けの位置との距離に基づいて、前記バルブステムの端部に取り付ける部材の厚みを選択する工程をさらに有する請求項8または請求項9に記載のステム端部位置測定方法。
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