JP5440120B2 - モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 - Google Patents
モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5440120B2 JP5440120B2 JP2009265913A JP2009265913A JP5440120B2 JP 5440120 B2 JP5440120 B2 JP 5440120B2 JP 2009265913 A JP2009265913 A JP 2009265913A JP 2009265913 A JP2009265913 A JP 2009265913A JP 5440120 B2 JP5440120 B2 JP 5440120B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- temperature
- smoothing capacitor
- current
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
前記モータに供給すべき電流の量を示す指令電流値と前記モータのロータの角速度とに基づき、モータの回路方程式に従い、前記モータの駆動に用いられる指令電圧のレベルを求めるオープンループ制御手段と、
前記モータの電源に並列に接続された平滑用コンデンサと、
前記平滑用コンデンサの周囲温度を検出するための温度検出手段と、
前記温度検出手段で検出された温度に基づき、前記平滑用コンデンサの等価抵抗の温度変化を考慮して、前記オープンループ制御手段で求めた指令電圧のレベルを補正する補正手段と、
前記補正手段で補正されたレベルの電圧を用いて前記モータを駆動するモータ駆動手段とを備える。
前記モータに供給すべき電流の量を示す指令電流値と前記モータのロータの角速度とに基づき、モータの回路方程式に従い、前記モータの駆動に用いられる指令電圧のレベルを求めるオープンループ制御手段と、
前記モータの電源に並列に接続された平滑用コンデンサと、
前記平滑用コンデンサに流れる電流に基づき前記平滑用コンデンサの温度を推定するための温度推定手段と、
前記温度推定手段で推定された温度に基づき、前記平滑用コンデンサの等価抵抗の温度変化を考慮して、前記オープンループ制御手段で求めた指令電圧のレベルを補正する補正手段と、
前記補正手段で補正されたレベルの電圧を用いて前記モータを駆動するモータ駆動手段とを備える。
前記補正手段は、前記平滑用コンデンサの周囲温度または推定温度に基づき前記平滑用コンデンサの等価抵抗の値を求め、求めた抵抗値に基づき前記指令電圧のレベルを補正することを特徴とする。
前記補正手段は、前記平滑用コンデンサの周囲温度または推定温度を積算し、温度積算値に基づき前記平滑用コンデンサの等価抵抗の値を求め、求めた抵抗値に基づき前記指令電圧のレベルを補正することを特徴とする。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るモータ制御装置の構成を示すブロック図である。図2に示すモータ制御装置は、ECU10を用いて構成されており、u相、v相およびw相の3相巻線(図示せず)を有するブラシレスモータ1を駆動する。ECU10は、位相補償器11、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)20、3相/PWM(Pulse Width Modulation)変調器12、モータ駆動回路13、電流センサ14、電解コンデンサ15、および、温度センサ16を備えている。
vd=(R+PLd)id *−ωeLqiq * …(1)
vq=(R+PLq)iq *+ωeLdid *+ωeΦ …(2)
ただし、式(1)と(2)において、vd はd軸指令電圧、vq はq軸指令電圧、id *はd軸指令電流、iq *はq軸指令電流、ωe はロータの角速度、Rは電機子巻線抵抗を含む回路抵抗、Ld はd軸の自己インダクタンス、Lq はq軸の自己インダクタンス、ΦはU、V、W相電機子巻線鎖交磁束数の最大値の√(3/2)倍、Pは微分演算子である。このうちR、Ld 、Lq およびΦは、既知のパラメータとして扱われる。なお、上記回路抵抗には、ブラシレスモータ1とECU10との間の配線抵抗やECU10内でのモータ駆動回路13の抵抗および配線抵抗などが含まれる。この点は、他の実施形態でも同様である。
Vu=√(2/3)×{vd×cosθ−vq×sinθ} …(3)
Vv=√(2/3)×{vd×cos(θ−2π/3)
−vq×sin(θ−2π/3)} …(4)
Vw=−Vu−Vv …(5)
なお、式(3)と(4)に含まれる角度θは、角度算出部25で求めたものである。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るモータ制御装置を示すブロック図である。図5に示すモータ制御装置は、第1の実施形態に係るモータ制御装置において、抵抗値算出部27を含むマイコン20を、温度積算部31および抵抗値算出部32を含むマイコン30に置換したものである。本実施形態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
τ=A・exp(Ea/kT) …(6)
ただし、式(6)において、AおよびEaは故障モードごとに固有の定数、Tは絶対温度、kはボルツマン定数である。
RC=RCINI×(2600/10000+1)=1.26×RCINI …(7)
図7は、本発明の第3の実施形態に係るモータ制御装置を示すブロック図である。図7に示すモータ制御装置は、第1の実施形態に係るモータ制御装置において、モータ駆動回路13の電源回路に対して開閉器60を新たに設けるとともに、温度センサ16を温度センサ17に置換し、さらにマイコン20を、温度推定部41、温度上昇量算出部42、および電流差分値演算部43を含むマイコン40に置換したものである。本実施形態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
ΔTu=Ic2 ・k・t …(8)
Claims (5)
- モータを駆動するモータ制御装置であって、
前記モータに供給すべき電流の量を示す指令電流値と前記モータのロータの角速度とに基づき、モータの回路方程式に従い、前記モータの駆動に用いられる指令電圧のレベルを求めるオープンループ制御手段と、
前記モータの電源に並列に接続された平滑用コンデンサと、
前記平滑用コンデンサの周囲温度を検出するための温度検出手段と、
前記温度検出手段で検出された温度に基づき、前記平滑用コンデンサの等価抵抗の温度変化を考慮して、前記オープンループ制御手段で求めた指令電圧のレベルを補正する補正手段と、
前記補正手段で補正されたレベルの電圧を用いて前記モータを駆動するモータ駆動手段とを備えた、モータ制御装置。 - モータを駆動するモータ制御装置であって、
前記モータに供給すべき電流の量を示す指令電流値と前記モータのロータの角速度とに基づき、モータの回路方程式に従い、前記モータの駆動に用いられる指令電圧のレベルを求めるオープンループ制御手段と、
前記モータの電源に並列に接続された平滑用コンデンサと、
前記平滑用コンデンサに流れる電流に基づき前記平滑用コンデンサの温度を推定するための温度推定手段と、
前記温度推定手段で推定された温度に基づき、前記平滑用コンデンサの等価抵抗の温度変化を考慮して、前記オープンループ制御手段で求めた指令電圧のレベルを補正する補正手段と、
前記補正手段で補正されたレベルの電圧を用いて前記モータを駆動するモータ駆動手段とを備えた、モータ制御装置。 - 前記補正手段は、前記平滑用コンデンサの周囲温度または推定温度に基づき前記平滑用コンデンサの等価抵抗の値を求め、求めた抵抗値に基づき前記指令電圧のレベルを補正することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
- 前記補正手段は、前記平滑用コンデンサの周囲温度または推定温度を積算し、温度積算値に基づき前記平滑用コンデンサの等価抵抗の値を求め、求めた抵抗値に基づき前記指令電圧のレベルを補正することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御装置を備えた、電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009265913A JP5440120B2 (ja) | 2009-05-27 | 2009-11-24 | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009127896 | 2009-05-27 | ||
JP2009127896 | 2009-05-27 | ||
JP2009265913A JP5440120B2 (ja) | 2009-05-27 | 2009-11-24 | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011010534A JP2011010534A (ja) | 2011-01-13 |
JP5440120B2 true JP5440120B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
ID=43566510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009265913A Expired - Fee Related JP5440120B2 (ja) | 2009-05-27 | 2009-11-24 | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5440120B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5818444B2 (ja) | 2010-02-04 | 2015-11-18 | キヤノン株式会社 | 機能情報取得装置、機能情報取得方法、及びプログラム |
JP5925425B2 (ja) * | 2011-04-07 | 2016-05-25 | サンデンホールディングス株式会社 | インバータ装置 |
JP5786754B2 (ja) * | 2012-02-16 | 2015-09-30 | トヨタ自動車株式会社 | 電動車両および給電システム |
KR101357652B1 (ko) | 2012-03-28 | 2014-02-04 | 주식회사 만도 | 모터 모델링을 이용한 eps 모터의 오픈루프 토크 제어 장치 및 방법 |
KR101947934B1 (ko) | 2014-12-15 | 2019-02-13 | 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 | 전력 변환 장치 및 이것을 사용한 전동 파워 스티어링 장치 |
JP2018148772A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | アイシン精機株式会社 | ポンプ制御装置 |
CN107070190B (zh) * | 2017-04-26 | 2020-06-09 | 华为技术有限公司 | 一种电源装置及其电容加热控制方法 |
CN110165636A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-08-23 | 华为技术有限公司 | 一种过温保护方法、装置及电子设备 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001103774A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Meidensha Corp | 誘導電動機の可変速装置 |
JP2005354763A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Toyota Motor Corp | 電圧変換装置 |
JP4462243B2 (ja) * | 2006-07-10 | 2010-05-12 | トヨタ自動車株式会社 | 負荷駆動装置およびそれを備える車両 |
JP2008136327A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Toyota Industries Corp | 電動機の制御方法及び制御装置 |
JP5012157B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2012-08-29 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
-
2009
- 2009-11-24 JP JP2009265913A patent/JP5440120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011010534A (ja) | 2011-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5440120B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP5228578B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
US8237392B2 (en) | Motor control apparatus and electric power steering apparatus | |
JP5453729B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
WO2009087991A1 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP5942337B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP5453714B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP2009247181A (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP5092760B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP2008168669A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2014168341A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2009089552A (ja) | モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置を使用した電動パワーステアリング装置 | |
WO2020032260A1 (ja) | モータ制御装置 | |
JP2014168340A (ja) | モータ制御装置 | |
JP5470968B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP5446411B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP5412824B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP5444697B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP2004312930A (ja) | モータ制御装置 | |
JP5434216B2 (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 | |
JP2011230531A (ja) | モータ制御装置 | |
JP5975143B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2005059777A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP7412106B2 (ja) | モータ制御装置及びモータ制御方法 | |
JP2010284030A (ja) | モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5440120 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |