JP2001103774A - 誘導電動機の可変速装置 - Google Patents

誘導電動機の可変速装置

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JP2001103774A
JP2001103774A JP27784399A JP27784399A JP2001103774A JP 2001103774 A JP2001103774 A JP 2001103774A JP 27784399 A JP27784399 A JP 27784399A JP 27784399 A JP27784399 A JP 27784399A JP 2001103774 A JP2001103774 A JP 2001103774A
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勝之 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電制動方式や回生制動方式で発電電力を吸
収するのでは装置の大型化やコストアップになる。ソフ
トウェア方式による低い減速度では減速時間が長くな
る。 【解決手段】 直流電圧の変動に対してインバータ2の
出力電圧をV/f一定状態に保持するための自動電圧制
御部10を備えた可変速装置において、出力電圧強調回
路13の比較部13Aで電動機の減速状態を直流中間電
圧の上昇で検出し、この検出で切換部13Bで自動電圧
制御部10の出力を高め、インバータの出力電圧を高め
る。これにより、電動機及びインバータでの電力変換効
率を下げ、それらによる消費電力を高めることで直流中
間回路の電圧上昇を抑制する。電動機の減速状態を電動
機の有効電流から検出すること、減速状態検出でインバ
ータの電流設定信号を直接に高めることも含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V/f一定制御方
式のインバータによって誘導電動機を速度制御する可変
速装置に係り、特に減速・停止時の電動機からの発電電
力でインバータの直流中間回路の電圧が上昇するのを抑
制する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、V/f一定制御方式のPWMイ
ンバータで3相誘導電動機(IM)を可変速運転する装
置構成図である。主回路は、順変換回路(整流回路)1
と電圧型インバータ(逆変換回路)2で構成され、これ
らの直流中間回路を電圧源とするためのコンデンサ3が
設けられる。インバータ2は、半導体スイッチとフライ
ホイールダイオードをアームとして3相ブリッジ接続
(6アーム構成)にされ、各アームが速度fに応じた周
期とそれに比例した電圧Vの変調度をもつPWM波形に
従ってオン・オフ制御される。
【0003】インバータの制御装置は、V/f設定部4
により周波数設定信号(速度制御系をもつ場合は速度制
御信号)に比例した電圧設定信号Vを得、位相積分部5
により周波数設定信号を積分して位相設定信号θを得、
これら信号Vをトルク軸電圧信号Vqset,θを基準位相
とし、これら信号と励磁軸電圧信号Vdsetから回転座標
変換部6により回転座標変換と2相/3相変換して振幅
と周波数が制御された正弦波を得、コンパレータ回路7
では各相の正弦波信号と三角波発生回路8からの三角波
信号(搬送波)とのレベル比較によりPWM波形を生成
し、デッドタイム作成回路9でデッドタイムを持たせた
波形処理し、インバータ2の各半導体スイッチのゲート
信号を得る。
【0004】自動電圧制御部10はインバータ2の直流
電圧検出信号Vdcdetと直流基準電圧信号Vdcrefの比を
検出し、この比を乗算器11で電圧設定信号Vに乗じて
おくことにより、インバータ2の直流電圧変動にもイン
バータには設定どおりの出力電圧を得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような可変速装
置において、誘導電動機が慣性モーメントの大きい負荷
装置を駆動してそれを減速停止させる場合や、エレベー
タなどの負荷から連続的に機械エネルギーが供給される
場合、電動機の回転子の回転速度よりもインバータから
の回転磁界の回転速度が小さくなり、電動機の発生トル
クが負になり、インバータの制動運転となる。
【0006】このとき、電動機及び負荷装置が持つ運動
エネルギーが電気エネルギーに変換され、このエネルギ
ーがインバータ2を介して直流中間回路へ送り込まれ
る。この電力(発電電力)が電動機内部とインバータ内
部で消費される電力の合計値以上に大きい場合には、直
流中間回路電圧(直流電圧)が上昇し、インバータの過
電圧保護回路が動作してインバータの運転停止になって
しまう。
【0007】この対策として、図5中に示すように、放
電回路12を設け、直流電圧が過電圧レベルに近づいた
ときにスイッチ12Aをオンさせ、直流中間回路に放電
抵抗12Bを投入し、過電圧を抑制する発電制動方式が
ある。
【0008】他の対策として、図6に示すように、順変
換回路1を双方向に電力変換可能な順逆変換回路1Aに
変更し、電動機側からの電気エネルギーを交流電源側に
電力回生する回生制動方式がある。
【0009】また、ソフトウェアによる対策として、イ
ンバータの電圧/周波数を電動機の減速度に近づけた減
速制御を行うことにより、電動機を自然減速に近い減速
度で減速させてその発電エネルギーが過多になるのを抑
制する方式がある。
【0010】これら対策のうち、発電制動方式または回
生制動方式は、発電エネルギーを確実に消費または回生
して過電圧発生を防止できるが、これらは装置の大型化
やコストアップになる問題があった。特に、直流電圧の
上昇が稀にしか発生しない負荷をもつ装置では、重要な
問題になる。
【0011】この点、ソフトウェア方式では、発電制動
回路や回生制動回路を不要にするが、単位時間当りの電
動機の発電エネルギーの吸収率が小さくなるため、結果
的に減速度が小さくなって減速停止時間が長くなり、電
動機の速度制御方式が減速と加速を繰り返す装置等では
速度制御の応答性が問題となる。
【0012】本発明の目的は、発電制動回路や回生制動
回路を不要にして直流中間回路の過電圧を防止でき、し
かもソフトウェア方式に比べて減速度を高めた制動およ
び連続した制動エネルギーの吸収ができる誘導電動機の
可変速装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、誘導電動機からの発電電力によってイン
バータの直流中間回路の電圧が上昇しようとするとき
に、インバータをV/f一定制御から電圧Vを高めた制
御に切換えることで電動機及びインバータでの電力変換
効率を下げ、それらによる消費電力を高めることで直流
中間回路の電圧上昇を抑制するようにしたもので、以下
の構成を特徴とする。
【0014】誘導電動機をV/f一定制御方式のインバ
ータによって速度制御する誘導電動機の可変速装置にお
いて、電動機の減速状態を検出したときに前記V/f一
定制御からインバータの出力電圧を高める制御に切換え
る出力電圧強調手段を設けたことを特徴とする。
【0015】また、前記出力電圧強調手段は、インバー
タの直流中間回路の電圧が設定値を越えたことで電動機
の減速状態を検出し、この検出で前記直流中間回路の電
圧変動に対してインバータの出力電圧をV/f一定制御
する自動電圧制御回路の出力を高める構成にしたことを
特徴とする。
【0016】また、前記出力電圧強調手段は、インバー
タの直流中間回路の電圧が設定値を越えたことで電動機
の減速状態を検出し、この検出でインバータの電圧設定
信号を高める構成にしたことを特徴とする。
【0017】また、前記出力電圧強調手段は、電動機の
一次電流からインバータの電圧設定信号と同相の電流成
分を抽出し、この電流成分が設定値以下になったことで
電動機の減速状態を検出し、この検出でインバータの電
圧設定信号を高める構成、またはインバータの直流中間
回路の電圧変動に対してインバータの出力電圧をV/f
一定制御する自動電圧制御手段の出力を高める構成にし
たことを特徴とする。
【0018】また、前記出力電圧強調手段は、電動機の
減速状態を検出したときに係数値を1から高い値に切換
える出力電圧切換制御回路と、前記係数値の切換えに一
次遅れで応答するローパスフィルタと、このローパスフ
ィルタの出力をインバータの電圧設定信号に乗じる乗算
器とを備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の実施形態を示す装置構成図である。同図が図5と異
なる部分は、放電回路12を省略し、電動機の減速時に
インバータをV/f一定制御から出力電圧を高める制御
に切換える出力電圧強調手段として、出力電圧切換制御
回路13を設けた点にある。この出力電圧切換制御回路
13は、インバータの制御装置がマイクロコンピュータ
を搭載する場合にはプログラム処理で実現され、ハード
ウェア構成では比較回路と切換回路で実現される。
【0020】出力電圧切換制御回路13は、自動電圧制
御部10に取り込むインバータ2の直流電圧検出信号V
dcdetと設定電圧VAVROFFとを比較部13Aで比較し、
切換部13Bでは比較結果がVdcdet<VAVROFFのとき
は直流電圧検出信号Vdcdetを出力し、Vdcdet≧V
AVROFFとなった場合には設定電圧VAVRLに切換える。
【0021】ここで、設定電圧VAVROFFは、直流中間回
路の電圧変動に対する自動電圧制御部10の制御範囲の
上限値よりも高くかつインバータの過電圧保護レベルよ
りも低い値に設定する。この設定は、電動機の減速状態
を直流中間電圧の上昇から検出するためのものである。
【0022】また、設定電圧VAVRLは、直流基準電圧信
号Vdcrefよりも低い値にし、この設定により、減速時
にはインバータ出力電圧を高める。
【0023】以上の構成において、通常時には、電源電
圧変動や電動機からの発電電力により直流中間電圧に変
動があるも、Vdcdet<VAVROFFでは出力電圧切換制御
回路13が直流電圧検出信号Vdcdetを出力する。これ
により、自動電圧制御部10と乗算器11により、イン
バータ2の出力電圧をV/f一定制御の比で決められた
値に保持する。
【0024】次に、電動機の減速でその発電電力が大き
くなり、直流中間電圧が上昇し、V dcdet≧VAVROFF
なった場合には出力電圧切換制御回路13が設定電圧V
AVRLに切換えて出力する。これにより、自動電圧制御部
10は、直流基準電圧信号V dcref/設定電圧VAVRL
比で電圧設定信号Vを制御する。このとき、設定電圧V
AVRLが直流基準電圧信号Vdcrefよりも低い値になるこ
とから、自動電圧制御部10と乗算器11による電圧設
定信号Vの制御は、インバータの出力電圧をV/fの比
で決められた値以上に高める。
【0025】この電圧上昇は、電動機の鉄損を増加させ
て鉄損損失を高めるし、インバータの出力電流を増加さ
せて電動機の一次巻線による銅損及びインバータの損失
(スイッチング損失と導通損失)を増加させる。これら
損失の増加により、減速時の電動機の発電電力の一部ま
たは大部分を電動機及びインバータの消費電力として吸
収し、インバータの直流中間電圧の上昇を抑制すること
ができる。
【0026】なお、電圧設定信号の切換えは、自動電圧
制御部10がもつ一次遅れでなされ、切換えによるトル
クショックは発生しない。
【0027】(第2の実施形態)図2は、本発明の他の
実施形態を示す装置構成図である。同図が図1と異なる
部分は、出力電圧切換制御回路13に代えて、出力電圧
切換制御回路14とローパスフィルタ15及び乗算器1
6を設け、電動機の減速時にインバータの電圧設定信号
を直接に高める点にある。
【0028】出力電圧切換制御回路14は、インバータ
2の直流電圧検出信号Vdcdetと設定電圧VAVROFFとを
比較部14Aで比較し、切換部14Bでは比較結果がV
dcde t<VAVROFFのときは係数A=1を出力し、Vdcdet
≧VAVROFFとなった場合には係数A=設定値Vognset
切換える。
【0029】ここで、設定電圧VAVROFFは、第1の実施
形態の場合と同様のものであり、また、設定値Vognset
は、数値「1」よりも高い値にされる。
【0030】ローパスフィルタ15は、出力電圧切換制
御回路14からの係数Aに対して、時定数(例えば、数
百ms)を有する一次遅れで係数Aにまで変化する出力
を得る。乗算器16は、ローパスフィルタ15からの出
力係数Aを乗数として電圧設定信号Vに乗じる。
【0031】以上の構成において、通常時には、出力電
圧切換制御回路14が係数A=1を発生し、ローパスフ
ィルタ15の出力も1となり、第1の実施形態の場合と
同様に、インバータ2の出力電圧をV/f一定制御の比
で決められた値に保持する。
【0032】次に、電動機の減速でその発電電力が大き
くなり、直流中間電圧が上昇し、V dcdet≧VAVROFF
なった場合には出力電圧切換制御回路14が設定係数V
ognse tに切換えて出力する。これにより、ローパスフィ
ルタ15の出力はA=1から一次遅れで設定係数V
ognsetに向かって上昇した出力を得、乗算器16によっ
て電圧設定信号Vをインバータの出力電圧をV/fの比
で決められた値以上に高める。このとき、自動電圧制御
部10は、直流中間電圧の上昇で電圧設定信号Vを最小
値に抑えようとするが、乗算器16の出力はそれ以上に
電圧設定信号Vを高めてインバータの出力電圧を上昇さ
せる。
【0033】これにより、第1の実施形態の場合と同様
に、減速時の電動機の発電電力の一部または大部分を電
動機及びインバータの消費電力として吸収し、インバー
タの直流中間電圧の上昇を抑制することができる。
【0034】なお、ローパスフィルタは、係数Aを徐々
に変化させることにより、インバータの出力電圧変化を
滑らかにし、切換時のトルクショックを無くす。
【0035】(第3の実施形態)前記の各実施形態にお
いて、出力電圧強調を開始するための比較基準電圧にな
る設定電圧VAVROFFは、電圧自動制御部10での制御範
囲上限よりも高く、かつ過電圧保護レベルよりも低くさ
れ、比較的高めに設定せざるを得ない。このため、直流
中間電圧が過電圧保護レベルに達するまでのマージンが
小さくなり、発電電力が急速に高くなった場合には、出
力電圧強調がその動作遅れで正常に機能できなくなる恐
れがある。特に、第2の実施形態は一次遅れのローパス
フィルタを設けるため、電動機の減速度が一定でない場
合にはその時定数の設定が難しくなる。
【0036】そこで、本実施形態では、電動機の一次電
流から出力電圧指令Vqsetと同相の電流成分Iqdetを抽
出し、これを基準有効電流設定値Iqsetと比較すること
で係数Aを切換えるようにしたものである。
【0037】図3は本実施形態の装置構成を示す。回転
座標変換回路17は、インバータ2から電動機へ供給す
る一次電流(iU,iV,iW)から3相/2相変換し、
さらに位相積分部5に得る基準位相θを使って回転座標
変換を行い、電圧指令Vqsetと同相の有効電流成分I
qdetを抽出する。
【0038】出力電圧切換制御回路18は、有効電流成
分Iqdetと基準有効電流設定値Iqs etとを比較部18A
で比較し、切換部18Bでは比較結果がIqdet>Iqset
のときは係数A=1を出力し、Iqdet≦Iqsetとなった
場合には係数A=設定値Vog nsetに切換える。
【0039】なお、設定値Vognsetは第2の実施形態の
場合と同様のものである。また、ローパスフィルタ15
及び乗算器16も同様のものである。
【0040】本実施形態によれば、電動機の有効電流成
分Iqdetから電動機の減速状態を検出するため、設定値
qsetの設定は直流中間電圧で制限されることなく、十
分に高いマージンを持たせることができ、発電電力が急
速に増加する場合にも対応できる。
【0041】なお、本実施形態による切換制御回路18
は、第1の実施形態の回路13に代えて自動電圧制御部
10の入力を切換える構成にして、同等の作用効果を得
ることができる。
【0042】(実験例)以上までの実施形態による発電
電力吸収効果を検証するための実験をした。図4は、3
相誘導電動機(1.5kW/60HZ)を40HZの速度
設定で運転した場合の電動機効率{(電動機入力電力/
(電動機回転数×軸トルク)}の測定結果を示す。な
お、係数A(=設定値Vognset)は1.5とした。
【0043】図4から明らかなように、出力電圧切換制
御回路を設けたV/f一定制御方式の場合の特性Bは、
それを設けない場合の特性Aに比べて、負荷率(出力ト
ルク)が約12%以上では電動機効率を低下させること
ができる。また、この実験において、連続的に吸収可能
な電動機軸出力は、発電制動回路や回生制動回路を設け
ないV/f一定制御方式では−0.15kWであったの
に比し、本実施形態のものでは−0.34kWになり、
2倍以上にまで高めることができた。
【0044】なお、以上までの各実施形態において、設
定電圧VAVRLや設定値Vognsetを固定のものとする場合
を示したが、これらを電動機の減速度に応じて変化させ
ることで、減速度の変化に対応して吸収電力を変化させ
ることができる。また、インバータのV/f一定制御方
式がPWM制御回路をもたないものなど、他の制御回路
構成のものに本発明を適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、誘導電
動機からの発電電力によってインバータの直流中間回路
の電圧が上昇しようとするときに、インバータをV/f
一定制御から電圧Vを高めた制御に切換えることで電動
機及びインバータでの電力変換効率を下げ、それらによ
る消費電力を高めることで直流中間回路の電圧上昇を抑
制するようにしたため、従来の発電制動回路や回生制動
回路を不要にし、減速度を高めた制動および連続した制
動エネルギーの吸収ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す装置構成図。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す装置構成図。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す装置構成図。
【図4】本発明の効果を検証するための実験結果。
【図5】従来の発電制動回路をもつV/f一定制御方式
の装置構成図。
【図6】従来の回生制動回路をもつV/f一定制御方式
の装置構成図。
【符号の説明】
1…順変換回路 2…インバータ 4…V/f設定部 5…位相積分部 6…回転座標変換部 7…コンパレータ回路 8…三角波発生回路 9…デッドタイム作成回路 10…自動電圧制御部 13、14、18…出力電圧切換制御回路 13A…比較部 13B…切換部 15…ローパスフィルタ 16…乗算器 17…回転座標変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H530 AA03 CC23 CD32 CD34 CE16 CE30 DD03 DD13 EE07 EE10 EF01 EF04 5H576 BB06 CC05 DD02 DD04 EE01 EE07 EE09 EE11 FF04 HA02 HB02 JJ22 JJ26 LL22 LL24 MM03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導電動機をV/f一定制御方式のイン
    バータによって速度制御する誘導電動機の可変速装置に
    おいて、 電動機の減速状態を検出したときに前記V/f一定制御
    からインバータの出力電圧を高める制御に切換える出力
    電圧強調手段を設けたことを特徴とする誘導電動機の可
    変速装置。
  2. 【請求項2】 前記出力電圧強調手段は、インバータの
    直流中間回路の電圧が設定値を越えたことで電動機の減
    速状態を検出し、この検出で前記直流中間回路の電圧変
    動に対してインバータの出力電圧をV/f一定制御する
    自動電圧制御回路の出力を高める構成にしたことを特徴
    とする請求項1に記載の誘導電動機の可変速装置。
  3. 【請求項3】 前記出力電圧強調手段は、インバータの
    直流中間回路の電圧が設定値を越えたことで電動機の減
    速状態を検出し、この検出でインバータの電圧設定信号
    を高める構成にしたことを特徴とする請求項1に記載の
    誘導電動機の可変速装置。
  4. 【請求項4】 前記出力電圧強調手段は、電動機の一次
    電流からインバータの電圧設定信号と同相の電流成分を
    抽出し、この電流成分が設定値以下になったことで電動
    機の減速状態を検出し、この検出でインバータの電圧設
    定信号を高める構成、またはインバータの直流中間回路
    の電圧変動に対してインバータの出力電圧をV/f一定
    制御する自動電圧制御手段の出力を高める構成にしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の誘導電動機の可変速装
    置。
  5. 【請求項5】 前記出力電圧強調手段は、電動機の減速
    状態を検出したときに係数値を1から高い値に切換える
    出力電圧切換制御回路と、前記係数値の切換えに一次遅
    れで応答するローパスフィルタと、このローパスフィル
    タの出力をインバータの電圧設定信号に乗じる乗算器と
    を備えたことを特徴とする請求項1、3、4のいずれか
    1に記載の誘導電動機の可変速装置。
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