JP5438375B2 - ブラインド - Google Patents

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本発明は、吸音性を有するブラインドに関する。
吸音性を有するブラインドの一例として特許文献1に記載のものが知られている。この吸音ブラインドは、複数のスラットが適宜間隔をもって重ね合わされて設けられ、これらスラットの上面に吸音材が取り付けられてなるものである。この吸音材はグラスウールが多孔板で被覆されて、約10mm厚に形成されてなるものである。
特開弊10−266734号公報
ところで、上記従来のブラインドでは、その吸音材を外部側に向けて窓等に取り付けることによって、外部からの騒音の一部を吸音材によって吸音できるので、外部の騒音が内部に響くのを抑えることができる。このような従来のブラインドでは、吸音材を厚くすればするほど、吸音力が高くなるので、騒音が内部(室内)に響くのをより効果的に抑えることができる。
しかし、吸音材を厚くすると、その分、ブラインドを構成するスラットの重量が増えて、ブラインドの全体重量が増えるので、ブラインドとして好ましくない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、スラットの重量をさほど増やすことなく、外部の騒音が内部に響くのを効果的に抑えることができるブラインドを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、複数のスラット1・・・を並設してなるブラインドにおいて、
前記スラット1は、遮音性および遮光性を有する第1層部5と、
この第1層部5に設けられ、透光性および吸音性を有する第2層部6とを備え、
この第2層部6は、その表面の一部から突出し、かつ前記スラット1の長手方向に延在する突出部7を有しており、
前記複数のスラット1・・・は、隣り合う前記スラット1,1どうしが重なっていない採光状態において、前記一方のスラット1の前記突出部7が、前記他方のスラット1の前記第1層部5に当接する当接位置と、前記一方のスラット1の前記突出部7が、前記他方のスラット1の前記第1層部5から離間している離間位置とのいずれか一方を選択可能に設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スラット1の第2層部6が、その表面から突出し、かつスラット1の長手方向に延在する突出部7を有しているので、外部からの騒音の一部は第2層部6によって吸音されるとともに、突出部7によって拡散されたうえで、さらに、第2層部6や隣り合うスラット1の突出部7を含む第2層部6に吸音される。また、第2層部6によって吸音しきれなかった騒音の一部は、第1層部5で遮音される。したがって、外部の騒音が内部に響くのを効果的に抑えることができる。
また、突出部7は第2層部6の表面の一部から突出するものであるので、第2層部全体が厚くなることがない。したがって、スラット1の重量がさほど増えることがない。
また、隣り合う前記スラット1,1どうしが重なっていない採光状態において、前記一方のスラット1の前記突出部7が、前記他方のスラット1の前記第1層部5に当接する当接位置にある場合、隣り合うスラット1,1間からの通風を防止できるとともに、突出部7を有する第2層部6は透光性を有しているので、外部からの光が第2層部6を透過して内部に採光できる。また、前記一方のスラット1の前記突出部7が、前記他方のスラット1の前記第1層部5から離間している離間位置にある場合、隣り合うスラット1,1間の隙間から通風をとることができるとともに、外部からの光がこの隙間、第2層部6を透過して内部に採光できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラインドにおいて、
前記突出部7は、断面三角形状に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、突出部7が断面三角形状に形成されているので、この突出部7の表面は交差する二つの表面によって構成される。したがって、第2層部6の表面積が大きくなるので、その分、吸音力が高くなるとともに、騒音が二つの表面によって異なる方向に拡散する。したがって、外部の騒音が内部に響くのをより効果的に抑えることができる。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載のブラインドにおいて、
前記第2層部6は、断面矩形状に形成された第2層部本体8と、断面視において前記第2層部本体8の長手方向に沿う第1辺部8aから三角形状に突出する前記突出部7とを備え、
前記第1層部5は、断面視において前記第2層部本体8の長手方向に沿う第2辺部8bに沿って形成された長片部5aと、前記第2辺部8bと直交する短手方向に沿う第3辺部8cに沿って形成された短片部5bとからなる断面L型に形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、隣り合うスラット1,1のうち、一方のスラット1を構成する第2層部本体8の第2辺部8bに沿って形成された第1層部5の長片部5aを、他方のスラット1を構成する第2層部本体8に重ねることによって、ブラインドを容易に遮光状態とすることができる。
また、一方のスラット1を構成する第2層部本体8の第2辺部8bに沿って形成された第1層部5の長片部5aと、他方のスラット1を構成する第2層部本体8とを離すことによって、ブラインドを容易に採光状態とすることができる。
また、前記遮光状態にすると、ブラインドの一方の面側に、断面三角形状の突出部7が所定間隔または連続して並設され、他方の面側に、断面L型の第1層部5の角部が連続して並設される。したがって、ブラインドの両面において、音を拡散させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のブラインドにおいて、
前記突出部7は、断面視において、直角三角形状に形成されており、
断面視において、前記突出部7の互いに直角に交わる一方の辺部7aが、前記第2層部本体8の短手方向に沿う第4辺部8dの延長線に沿って配置され、他方の辺部7bが、前記第2層部本体8の前記第1辺部8a上に配置されており、
隣り合う前記スラット1,1どうしが重なっている遮光状態において、
隣り合う前記スラット1,1のうち、一方のスラット1の第1層部5の長片部5aの一部が、他方のスラット1の第2層部本体8の第1辺部8aに重なっていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、隣り合う前記スラット1,1どうしが重なっている遮光状態において、隣り合う前記スラット1,1のうち、一方のスラット1の第1層部5の長片部5aの一部が、他方のスラット1の第2層部本体8の第1辺部8aに重なっているので、一方のスラット1の第1層部5と他方のスラットの第2層部6とを容易に隙間なく重ねることができる。また、ブラインドの一方の面側に、断面三角形状の突出部7が連続して並設されるので、音を効果的に拡散させることができる。
本発明によれば、複数のスラットを並設してなるブラインドの、スラットが、遮音性および遮光性を有する第1層部と、この第1層部に設けられ、透光性および吸音性を有する第2層部とを備え、この第2層部は、その表面の一部から突出し、かつ前記スラットの長手方向に延在する突出部を有しているので、外部からの騒音の一部は第2層部によって吸音されるとともに、突出部によって拡散されたうえで、さらに、第2層部に吸音される。また、第2層部によって吸音しきれなかった騒音の一部は、第1層部で遮音される。したがって、外部の騒音が内部に響くのを効果的に抑えることができる。
また、突出部は第2層部の表面の一部から突出するものであるので、第2層部全体が厚くなることがない。したがって、スラットの重量がさほど増えることがない。
また、隣り合うスラットのうち、一方のスラットを構成する第2層部本体の第2辺部に沿って形成された第1層部の長片部を、他方のスラットを構成する第2層部本体に重ねることによって、ブラインドを容易に遮光状態とすることができる。
また、一方のスラットを構成する第2層部本体の第2辺部に沿って形成された第1層部の長片部と、他方のスラットを構成する第2層部本体とを離すことによって、ブラインドを容易に採光状態とすることができる。
また、遮光状態にすると、ブラインドの一方の面側に、断面三角形状の突出部が所定間隔または連続して並設され、他方の面側に、断面L型の第1層部の角部が連続して並設される。したがって、ブラインドの両面において、音を拡散させることができる。
本発明に係るブライドの一例を示すもので、遮光状態を示す要部の平断面図である。 同、採光状態の一例を示す要部の平断面図である。 同、採光状態の他の例を示す要部の平断面図である。 同、スラットの平断面図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3は、本発明に係るブラインドの一例を示すもので、要部の平断面図である。また、図4は本発明に係るブラインドを構成するスラットの一例を示す平断面図である。
本実施の形態に係るブラインドは、縦型のブラインドであり、多数の縦型のスラット1・・・を横方向に並設することによって構成されている。なお、図1〜図3においては、スラット1を3つ横方向に並設した状態を示しているが、実際はスラット1は多数横方向に並設されている。
前記スラット1・・・は、図示しないハンガーレール内に移動可能に支持された複数のランナーからそれぞれ吊持されている。前記スラット1・・・はそれぞれ鉛直軸回りに回動可能に吊持されており、横方向に延在する連結部材2,2によって連結されている。スラット1・・・はそれぞれ連結部材2,2に回動可能に連結されており、これによって、スラット1・・・は同期して鉛直軸回りに回転可能となっている。なお、連結部材2,2は、スラット1の上端面側に配置され、上端面に突設された軸3が連結部材2,2に形成された穴に回転自在に挿入されている。
前記スラット1は、図4に示すように、遮音性および遮光性を有する第1層部5と、この第1層部5に設けられ、透光性および吸音性を有し、かつ前記第1層部5より厚い第2層部6とを備えている。また、第2層部6は、その表面から突出し、かつ、スラット1の長手方向(図4において紙面と直交する方向)に延在する突出部7を有している。
前記第2層部6は、断面矩形状に形成された第2層部本体8と、断面視において第2層部本体8の長手方向に沿う第1辺部8aの一部から三角形状に突出する前記突出部7とを備えている。
前記第1層部5は、断面視において第2層部本体8の長手方向に沿う第2辺部8bに沿って形成された長片部5aと、第2辺部8bと直交する短手方向に沿う第3辺部8cに沿って形成された短片部5bとからなる断面L型に形成されている。
前記突出部7は、断面視において、直角三角形状に形成されており、突出部7の互いに直角に交わる一方の辺部7aが、前記第2層部本体8の短手方向に沿う第4辺部8dの延長線に沿って配置され、他方の辺部7bが、第2層部本体8の第1辺部8a上に配置されている。
前記第1層部5は、遮音性および遮光性のあるゴム系の材料や金属系の材料で形成されている。
また、前記第2層部6は、透光性および吸音性を有する材料で形成される。このような材料としては、例えば、細かい繊維で形成された繊維構造体が使用される。この繊維構造体は、高い空隙率、形態安定性を有しており、この空隙構造によって、音エネルギーを吸収できるとともに、空隙を通して光を透過させることができる。
そして、繊維構造体で形成された第2層部6の第2層部本体8の第2辺部8bと第3辺部8cに沿って、断面L型に第1層部5を形成することによって、第2層部6の形状を保持できるようになっている。
また、透光性および吸音性を有する他の材料として、例えば、ポリフッ化ビニルやポリフッ化エチレンなどのフッ素樹脂系フィルム、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂フィルムで構成された透明膜材料と、金属ワイヤメッシュ、エキスパンドメタル、パンチングメタルシートなどの金属製や樹脂製の網目板状材料、孔明き板状材料を積層して一体化した透光性吸音材が挙げられる。
前記スラット1・・・は、隣り合うスラット1,1どうしが重なっていない採光状態において、図3に示すように、一方のスラット1の突出部7が、他方のスラット1の第1層部5に当接する当接位置と、図2に示すように、一方のスラット1の突出部7が、他方のスラット1の第1層部5から離間している離間位置とのいずれか一方を選択可能に設けられている。
図3に示す採光状態では、一方のスラット1の突出部7の先端が、他方のスラット1の断面L型の第1層部5の長片部5aの端部に当接している。これによって、全てのスラット1の第2層部6の側面6aが面一となって大きな鉛直平面を形成し、この鉛直平面が外側を向いている。なお、左右に隣り合う側面6a,6a間には、第1層部5の長片部5aの端面が介在している。
また、全てのスラット1の第1層部5の短片部5bは面一となるとともに、左右に所定間隔をもって配置されている。これら短辺部5b・・・が室内側に向いている。
このような採光状態では、外部からの光は、スラット1の突出部7を透過したうえで、スラット1,1間の隙間から室内側に至る。また、スラット1の第2層部本体8を透過する光は、第1層部5の短片部5bによって遮光される。
さらに、外部からの騒音のうち、前記突出部7を通る騒音は、この突出部7によって一部が吸音され、吸音しきれなかった騒音の一部はスラット1,1間の隙間から室内側に至る。また、第2層部本体8を通る騒音は、第2層部本体8によって一部が吸音され、吸音しきれなかった騒音の一部は第1層部5の短片部5bによって遮音される。
また、一方のスラット1の突出部7の先端が、他方のスラット1の断面L型の第1層部5の長片部5aの端部に当接しているので、外部からの風は遮断される。
このように、図3に示す採光状態では、適度に採光できるとともに、外部の騒音も適度に聞こえ、外部からの風を遮断できる。
また、図2に示す採光状態では、一方のスラット1の突出部7が、他方のスラット1の第1層部5の長片部5aから離間しており、また、全てのスラット1の第2層部6の側面6aが左右方向に対して傾斜しており、かつ、全てのスラット1の第1層部5の短片部5bが左右方向に対して傾斜している。
このような採光状態では、外部からの光は、スラット1,1間の隙間から室内側に至る。また、スラット1の突出部7および第2層部本体8を透過する光は、第1層部5によって遮光される。
さらに、外部からの騒音のうち、前記突出部7および第2層部本体8を通る騒音は、この突出部7および第2層部本体8によって一部が吸音され、吸音しきれなかった騒音は第1層部5によって遮音される。また、外部からの騒音のうち、スラット1,1間の隙間を通る騒音の一部は室内に至るが、残りは第2層部6によって吸音される。
また、外部からの風はスラット1,1間の隙間から室内側に至る、つまり通風できる。
このように、図2に示す採光状態では、適度に採光できるとともに、外部の騒音も適度に聞こえ、通風も確保できる。
また、前記スラット1・・・は、図1に示すように、隣り合う前記スラット1,1どうしが重なっている遮光状態において、隣り合うスラット1,1のうち、一方のスラット1の第1層部5の長片部5a一部が、他方のスラット1の第2層部6の突出部7がない部位、すなわち、第2層部本体8の第1辺部8aに重なっている。
また、ブラインドの一方の面側(外側を向く面側)に、断面三角形状の突出部7・・・が連続して並設され、他方の面側(室内側を向く面側)に、断面L型の第1層部5の角部が連続して並設される。
このような遮光状態では、外部からの光は、スラット1の第2層部6を透過したうえで、第1層部5で遮光される。
また、外部からの騒音は、第2層部6によって一部が吸音され、吸音しきれなかった騒音の一部は第1層部5によって遮音される。
さらに、外部からの騒音は第2層部6によって一部が吸音されるとともに、突出部7によって拡散されたうえで、さらに、隣り合うスラット1の突出部7によって吸音される。
また、隣り合うスラット1,1どうしが重なっているので、外部からの風は遮断される。
このように、図1に示す遮光状態では、外部の光、騒音、風を全て遮断できる。
本実施の形態によれば、スラット1の第2層部6が、その表面から突出し、かつスラット1の長手方向に延在する突出部7を有しているので、外部からの騒音の一部は第2層部6によって吸音されるとともに、突出部7によって拡散されたうえで、さらに、隣り合うスラット1の突出部7に吸音される。また、第2層部6によって吸音しきれなかった騒音の一部は、第1層部5で遮音される。したがって、外部の騒音が内部に響くのを効果的に抑えることができる。
また、突出部7は第2層部6の表面の一部から突出するものであるので、第2層部全体が厚くなることがない。したがって、スラット1の重量がさほど増えることがない。
また、突出部7が断面三角形状に形成されているので、この突出部7の表面は交差する二つの表面によって構成される。したがって、第2層部6の表面積が大きくなるので、その分、吸音力が高くなるとともに、騒音が二つの表面によって異なる方向に拡散する。したがって、外部の騒音が内部に響くのをより効果的に抑えることができる。
さらに、隣り合うスラット1,1どうしが重なっていない採光状態において、一方のスラット1の突出部7が、他方のスラット1の第1層部5に当接する当接位置にある場合、隣り合うスラット1,1間からの通風を防止できるとともに、突出部7を有する第2層部6は透光性を有しているので、外部からの光が第2層部6を透過して内部に採光できる。 また、一方のスラット1の突出部7が、他方のスラット1の第1層部5から離間している離間位置にある場合、隣り合うスラット1,1間の隙間から通風をとることができるとともに、外部からの光がこの隙間、第2層部6を透過して内部に採光できる。
また、隣り合うスラット1,1のうち、一方のスラット1を構成する第2層部本体8の第2辺部8bに沿って形成された第1層部5の長片部5aを、他方のスラット1を構成する第2層部本体8の第1辺部8aに重ねることによって、ブラインドを容易に遮光状態とすることができる。
また、一方のスラット1を構成する第2層部本体8の第2辺部8bに沿って形成された第1層部5の長片部5aと、他方のスラット1を構成する第2層部本体8とを離すことによって、ブラインドを容易に採光状態とすることができる。
また、前記遮光状態にすると、ブラインドの一方の面側に、断面三角形状の突出部7が連続して並設され、他方の面側に、断面L型の第1層部5の角部が連続して並設されるので、ブラインドの両面において、音を拡散させることができる。
さらに、隣り合うスラット1,1どうしが重なっている遮光状態において、隣り合うスラット1,1のうち、一方のスラット1の第1層部5の長片部5aの一部が、他方のスラット1の第2層部本体8の第1辺部8aに重なっているので、一方のスラット1の第1層部5と他方のスラットの第2層部6とを容易に隙間なく重ねることができる。
なお、本実施の形態では、ブラインドを、スラット1の第2層部6が外側を向くようにして配置したが、これとは逆に、スラット1の第2層部6が室内側を向くように配置してもよい。
このようにすれば、室内側に、吸音性を有する断面三角形状の突出部7が連続して設けられるので、効果的に吸音でき、よって室内を音響室として利用することができる。
また、本実施の形態では、本発明を、スラットが縦型の縦型のブラインドに適用した場合について説明したが、本発明は、スラットが横型の横型のブラインドに適用してもよいのは勿論である。
1 スラット
5 第1層部
5a 長片部
5b 短片部
6 第2層部
7 突出部
8 第2層部本体
8a 第1辺部
8b 第2辺部
8c 第3辺部
8d 第4辺部

Claims (4)

  1. 複数のスラットを並設してなるブラインドにおいて、
    前記スラットは、遮音性および遮光性を有する第1層部と、
    この第1層部に設けられ、透光性および吸音性を有する第2層部とを備え、
    この第2層部は、その表面から突出し、かつ前記スラットの長手方向に延在する突出部を有しており、
    前記複数のスラットは、隣り合う前記スラットどうしが重なっていない採光状態において、前記一方のスラットの前記突出部が、前記他方のスラットの前記第1層部に当接する当接位置と、前記一方のスラットの前記突出部が、前記他方のスラットの前記第1層部から離間している離間位置とのいずれか一方を選択可能に設けられていることを特徴とするブラインド。
  2. 請求項1に記載のブラインドにおいて、
    前記突出部は、断面三角形状に形成されていることを特徴とするブラインド。
  3. 請求項またはに記載のブラインドにおいて、
    前記第2層部は、断面矩形状に形成された第2層部本体と、断面視において前記第2層部本体の長手方向に沿う第1辺部から三角形状に突出する前記突出部とを備え、
    前記第1層部は、断面視において前記第2層部本体の長手方向に沿う第2辺部に沿って形成された長片部と、前記第2辺部と直交する短手方向に沿う第3辺部に沿って形成された短片部とからなる断面L型に形成されていることを特徴とするブラインド。
  4. 請求項に記載のブラインドにおいて、
    前記突出部は、断面視において、直角三角形状に形成されており、
    断面視において、前記突出部の互いに直角に交わる一方の辺部が、前記第2層部本体の短手方向に沿う第4辺部の延長線に沿って配置され、他方の辺部が、前記第2層部本体の前記第1辺部上に配置されており、
    隣り合う前記スラットどうしが重なっている遮光状態において、
    隣り合う前記スラットのうち、一方のスラットの第1層部の長片部の一部が、他方のスラットの第2層部本体の第1辺部に重なっていることを特徴とするブラインド。
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