JP7054298B2 - 床断熱構造 - Google Patents
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なぜならば、断熱材は隣り合う大引同士の間だけでなく、土台と大引との間にも配設されるので、その配設される断熱材の厚さが大きくなると、土台側に設けられる通気手段を閉塞し、床下換気に悪影響を及ぼすことが懸念されるからである。
図1に示すように、本実施の形態による床断熱構造は、根太を有さない床、いわゆる根太レス工法で施工された床構造で、図1にはその床構造の一部分が示されている。本実施の形態による床断熱構造は、根太レス型の床構造に適用されるので、最初に根太レス型の床構造について説明する。図1に示される根太レス型の床構造は、基礎1と、土台2と、大引3と、通気パッキン4と、を有して構成されている。
なお、上記説明における第2の断熱材20の厚さは土台2と大引3が特定の大きさの場合についてのものであり、土台2と大引3の大きさに対応して変更することができるが、第2の断熱材20の厚さとしては、熱橋を防止する観点から15mm以上であることが好ましく、収まりや施工性の観点から60mm以下であることが好ましい。
そこで、第2の断熱材20を構成する発泡プラスチック系断熱材は、JIS K 7221-2で規定される曲げ強度が15N/cm2以上であることが好ましい。これにより、第1の断熱材10の垂れ下がりに対して変形せず、基礎1の立ち上がり付近においては通気パッキン4による通気性を阻害せず、湿気によるカビの発生や断熱性の低下を抑えることができる。また、その他の床下においても大引3の下に設置された第2の断熱材20どうしの間に隙間が生じないため断熱性を損なうことが無い。
これにより、吸湿した断熱材20にカビが発生したり、熱伝導率が上昇したりすることを防ぐことができる。
両面に面材を有するフェノールフォームを第2の断熱材20として用いる場合、熱伝導率は0.020W/m・K以下が好ましく、0.019W/m・K以下がより好ましく、0.018W/m・K以下が最も好ましい。
また、熱抵抗は0.75m2・K/W以上3.33m2・K/W以下が好ましく、1.0m2・K/W以上2.5m2・K/W以下がより好ましい。
また、透湿抵抗は0.0014m2・s・Pa/ng以上0.057m2・s・Pa/ng以下が好ましく、0.0019m2・s・Pa/ng以上0.045m2・s・Pa/ng以下がより好ましい。
また、密度は15kg/m3以上40kg/m3以下が好ましく、20kg/m3以上35kg/m3以下がより好ましく、27kg/m3以上32kg/m3以下が最も好ましい。
また、圧縮強さは10N/cm2以上であることが好ましく、13N/cm2以上がより好ましく、16N/cm2以上が最も好ましい。
また、曲げ強度は15N/cm2以上であることが好ましく、45N/cm2以上がより好ましく、55N/cm2以上が最も好ましい。
また、吸水量は5.0g/100cm2以下が好ましく、3.0g/100cm2以下がより好ましく、2.0g/100cm2以下が最も好ましい。
圧縮強度は密度に比例するため、第1の断熱材10を構成する発泡プラスチック系断熱材と、第2の断熱材20を構成する発泡プラスチック系断熱材が同じ種類である場合、第2の断熱材20を構成する発泡プラスチック系断熱材の密度が第1の断熱材10を構成する発泡プラスチック系断熱材の密度より高い方が好ましい。
しかも、第2の断熱材20の下面20bの位置が通気パッキン4の上面4aより上側に位置しているので、第2の断熱材20で通気パッキン4が閉塞されることがなく、床下換気を良好に保つことができる。
また、室内側から侵入した湿気があった場合、内部結露の要因となるため床断熱構造から速やかに湿気を排出する必要がある。そのため網状のネットや透湿性のあるシート、例えば透湿防水シートや多数の孔があるシートが望ましい。なお、透湿防水シートとしては、JIS A 6111で規定される材料を用いることが好ましい。
下記の第2~第4の実施の形態には、固定手段としてネットを使用した例を示している。
第2の実施の形態による床断熱構造は、図3に示すように、第1の断熱材10と、第2の断熱材20と、上述した第1の固定ピン30a(図1参照)に代えて設けられるネット5(固定手段)と、を備えている。
第1の断熱材10および第2の断熱材20は、第1の実施形態と同様に配置することが可能である。
ネット5の固定位置は、ネット5及び第2の断熱材20によって通気パッキン4の通気性を損なうことなく確保できるように配置されていればよく、好ましくは、通気パッキン4より上側に位置すればよい。
さらにまた、ネット5の固定方法として、取付けピン51を用いることに限定されることはなく、例えば両面テープ、釘、ねじ等を採用してもよい。
ネット5の網目の形状は、例えば、円形、多角形等が挙げられるが、多角形の中でも特に六角形、正方形、ひし形などが好ましい。
ネット5の降伏点強度(N/m)は、長さ方向の降伏点強度は1000~12000N/mであればよく、1200~10000N/mが好ましい。巾方向の降伏点強度は、500~12000N/mであればよく、800~10000N/mが好ましい。各降伏点強度が上記範囲を満たしていることで、長期にわたる断熱材の保持強度を好適に保つことができる。
ネット5の厚みは、0.5~10mmであればよく、1~8mmが好ましい。下限値を下回ると、断熱材を保持する機能が弱まる傾向にあり、上限値を上回ると、重量が嵩み、ネット自体が垂れる傾向にある。
ネット5の網目の開孔率(%)は、10~90%であればよく、好ましくは20~80%、更に好ましくは30~70%である。開孔率が下限値を下回ると、通気性が悪くなる傾向にあり、上限値を上回るとネット5の強度が弱まり、断熱材を保持できない可能性が高まる。
なお、開孔面積と開孔率とは、双方の項目が上記範囲内を満たしていることを要件とする。
図4に示す第3の実施の形態による床断熱構造は、上述した第2の実施の形態で用いたネット5(固定手段)の端部5aが土台2の側面2cに対して取付けピン51で固定されている。そして、本実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、点在する各大引3に対して第2の断熱材20を介して下方から取付けピン51により固定しておくことも可能である。このように本第3の実施の形態では、ネット5の端部5aが土台2と通気パッキン4との間で固定されない構成となっている。
この場合には、通気性を確保するように、通気パッキン4の上面4aと同等の水平位置にネット5の水平部分を設置することができる。
図5に示す第4の実施の形態による床断熱構造のネット5は、一端(第1端部5b)が土台2の上面2aの一部に取付けピン51で固定され、土台2の側面2cと各断熱材10、20の端面との間と、第2の断熱材20の下面20bとにわたって配置され、他端(第2端部5c)が土台2に隣り合う大引3の上面3aの一部に取付けピン51で固定されている。すなわち、ネット5は、第2の断熱材20の下面20bを被覆するように配置されている。このとき、ネット5の第1端部5bと第2端部5cは、それぞれ土台2の上面2a、大引3の上面3aにおいて同じ方向に向けて折れ曲げられた状態で固定されている。
なお、ネット5の第2端部5cが固定される大引3は、土台2に隣り合う大引3であることに限定されず、土台2に対して1つ以上飛ばした大引3であってもよい。
さらに、ネット5における第2の断熱材20の下面20bに接する水平部分は、下方から取付けピン51によって第2の断熱材20の下面20bに固定されている。
このようなネット5を水平方向に連続的に配置することで、床の断熱材10、20を上面に固定することができ、且つ大引3の下に第2の断熱材20を配置できるため、高い断熱性能を発現できる。
また、図5に示すように、一方のネット5の第2端部5cと、隣接する他方のネット5の第1端部5bとを重ね合わせて取付けピン51で固定する方法としてもよい。
次に、図6乃至図10に基づいて変形例による固定ピン30b~30e(固定手段)について説明する。なお、上述した第1の実施の形態における第1の固定ピン30aと同一機能を有する構成要素には同一符号を付し、これらについては、説明が重複するので詳しい説明は省略する。
したがって、第3変形例による第4の固定ピン30dは、第1下片33aと第2下片33bの位置を折り曲げ線31bを選択して折り曲げることができる。このため、第1の断熱材10及び第2の断熱材20の合計厚さに合わせて下片33(第1下片33a,第2下片33b)の折り曲げ位置を決めることができる。すなわち、この第4の固定ピン30dは、寸法の異なる土台2や大引3、あるいは厚さの異なる第1の断熱材10や第2の断熱材20に対処することができる特長を有している。
このように第5変形例では、第2の断熱材20の土台2側の端部が通気パッキン4の内端部4bにより下方から支持され、垂れ下がらないように固定される。
図11~図13に示す第5、第6の実施の形態による床断熱構造は、第1の実施の形態よりも更に断熱性能を向上させつつ、通気パッキン4の通気性を維持するために、通気パッキン4から水冷え方向に所定距離だけ離れた位置から第2の断熱材20の厚みを下方に伸ばして厚くする構成としたものである。
図11に示す第5の実施の形態による床断熱構造は、第2の断熱材20Aの下部において通気パッキン4に接する端部に切欠部21が形成された構成となっている。切欠部21は、通気パッキン4の上面4aの高さと同等、或いは上方の高さで平行に伸びる水平面21Aと、水平面21Aにおいて通気パッキン4が設けられる通気孔から所定距離だけ離れた位置から第2の断熱材20の厚み方向で下方に向けて延びる増厚面21Bと、を有している。つまり、第5の実施の形態における第2の断熱材20Aは、切欠部21が設けられていない部分(増厚部20c)が、切欠部21が設けられた部分(薄厚部20d)より厚く形成されている。増厚部20cの下面の位置は、例えば図11に示すように、通気パッキン4(通気孔)よりも下方の位置に設定することができる。
そして、第1の固定ピン30aは、下片33が切欠部21の水平面21Aに固定され、必要に応じて第1の実施の形態のものと寸法の異なるものが使用される。また、大引3に用いられる第1の固定ピン30aも第1の実施の形態のものと寸法の異なるものを使用することができる。
ここで、第2の断熱材20Aは、一体に成形されてもよいし、例えば長さの異なる2層の断熱部材を上下に貼り合わせて構成してもよい。
図12に示す第6の実施の形態による床断熱構造は、通気パッキン4から水平方向に所定距離だけ離れた位置から上述した第1の実施の形態の第2の断熱材20(図1参照)よりも厚みの厚い第2の断熱材20Bが配置された構成となっている。本第6の実施の形態による第2の断熱材20Bは、全面にわたって同じ厚さ寸法とされている。そのため、第2の断熱材20Bの製造時において、異型の金型を用いる必要がなく、製造が容易になる利点がある。
第2の断熱材20Bにおける土台2からの水平方向の離間は、通気パッキン4の貫通孔の通気性を維持できる程度に通気パッキン4から所定の距離離れた位置に設定される。
1a 上面
2 土台
2a 上面
2b 下面
3 大引
3a 上面
3b 下面
4 通気パッキン(通気手段)
4b 内端部(固定手段)
5 ネット(固定手段)
10 第1の断熱材
20、20A、20B 第2の断熱材
20a 上面
30a~30e 固定ピン(固定手段)
30A、30B 固定ピン(固定手段)
31 垂直片
31a 切り込み
31b 折り曲げ線
32 上片
33 下片
33a 第1下片
33b 第2下片
32b1 右側第2下片
32b2 左側第2下片
34 爪
51 取付けピン
Claims (3)
- 基礎に載置されている土台と該土台に隣接して設けられている大引との間、及び隣り合う大引同士の間にそれぞれ配設される第1の断熱材と、
上面が前記第1の断熱材の下面に配設されているとともに、前記大引の下面に配設され、かつ下面の位置が前記土台側に設けられている通気手段の位置より下側に位置するように配設される第2の断熱材と、
前記土台及び前記大引にそれぞれ固定され、前記第2の断熱材を支持する固定手段と、
からなり、
前記第2の断熱材における前記土台側の端面は、切欠部または水平方向への離間により前記通気手段から離間するようにしたことを特徴とする床断熱構造。 - 前記第1の断熱材は綿状をなし、前記第2の断熱材は自己保形性を有する板状をなす一方、
前記大引の下面の位置は前記土台の下面の位置よりも上方に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の床断熱構造。 - 前記固定手段は、
前記第1の断熱材の厚さ及び前記第2の断熱材の厚さの合計に等しい長さの垂直片と、
該垂直片の上端に接続され、前記土台又は前記大引の上面に載置される上片と、
前記垂直片の下端に接続され、前記第2の断熱材の下面または前記第2の断熱材の前記通気手段から離間した部分を載置する下片と、
を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の床断熱構造。
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