JP7284676B2 - 床構造 - Google Patents

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この発明は、床構造に関するものである。
建物などの床には断熱材を施工した床構造(断熱床)が存在している(例えば、特許文献1参照)。引用文献では、袋内にグラスウールを収容した形態のグラスウール断熱材を開示している。
特開2017-53158号公報
しかしながら、袋内にグラスウールを収容した形態のグラスウール断熱材を床構造に用いただけでは、あまり高い断熱性が得られないなどの問題があった。
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
上記課題に対して、本発明は、
平行な床小梁の上部に床面材が敷設された床構造であって、
前記床小梁の下部に前記床面材と平行にフェノールフォームが取付けられ、
前記床面材と前記フェノールフォームとの間に位置して、互いに隣接する前記床小梁間の空間に、グラスウール断熱材が設置され
前記グラスウール断熱材は、少なくとも二層以上に設置され
前記グラスウール断熱材の層間の位置に、防湿シートが設置されたことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、簡単な構成で高い断熱性を有する床構造を安価に得ることなどができる。
また、グラスウール断熱材は、少なくとも二層以上に設置されることで、グラスウール断熱材を、各層ごとに個別に調整しながら最適な状態(隙間のない状態)で空間に設置できるようになる。
そして、グラスウール断熱材の層間の位置に、防湿シートを設置することで、、防湿シートによって、防湿性を得ることができる。
実施例の床構造を設ける(ユニット建物の)ユニットフレームを示す斜視図である。 実施例の床構造の部分拡大縦断面図である。 図2に隣接する位置における床構造の部分拡大縦断面図である。 グラスウール断熱材が二層に設置された床構造を示す縦断面図である。 グラスウール断熱材を二層に設置して層間に防湿シートを介在させる状態を示す縦断面図である。 グラスウール断熱材を一層に設置すると共に、防湿シートをグラスウール断熱材の最上面に設置した状態を示す縦断面図である。 比較例にかかる、断熱性を有する床構造を示す縦断面図である。 他の比較例にかかる、袋内にグラスウールを収容した一般的な形態のグラスウール断熱材を用いた状態を示す縦断面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1~図8は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図1は、建物1の一例としてのユニット建物における、建物ユニット2を構成するユニットフレームを示している。ユニット建物は、予め工場で製造した箱型の建物ユニット2を建築現場へ運んで建築現場で組み立てることにより、短期間のうちに構築できるようにした建物1である。なお、この実施例の床構造を適用する建物1は、ユニット建物に限らず、どのようなものであっても良い。
建物ユニット2には、鉄骨系のものや木質系のものなどが存在しているが、鉄骨系の建物ユニット2の場合、ボックスラーメン構造のユニットフレームを、その骨組に有している。ユニットフレームは、4本の金属製の柱3の上端間を金属製の4本の天井梁4で矩形状に連結し、4本の柱3の下端間を金属製の4本の床梁5で矩形状に連結したものとされる。矩形状に連結された4本の天井梁4によって天井枠が形成され、矩形状に連結された4本の床梁5によって床枠が形成される。天井枠および床枠は、それぞれ一対の短辺と一対の長辺とを有するほぼ長方形状に形成されている。
そして、建物1には床6が設けられる。この床6の構造(床構造)は、床梁5の間に床小梁7を架設して、床小梁7の上部に床面材8(図2、図3)を敷設したものとされる。ユニット建物の場合、床小梁7は、床枠の内部に設けられる。床梁5は、内向きのC字状をした形鋼などで形成されている。また、床小梁7は、金属製または木製で、上面と下面と両側面とを有する矩形断面のものとされている。複数の床小梁7には、全て同じものが使用されている。
そして、上記のような構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えることができる。
(1)図3に示すように、平行な床小梁7の上部に床面材8が敷設された床構造に対し、
床小梁7の下部に床面材8と平行にフェノールフォーム11が取付けられる。
床面材8とフェノールフォーム11との間に位置して、互いに隣接する床小梁7間の空間12に、グラスウール断熱材13,14が設置される。
ここで、床小梁7は、建物1の床梁5の間に架設される小型の梁のことである。ユニット建物の場合、床小梁7は、上記した床枠における一対の長辺となる床梁5の間に、短辺となる床梁5とほぼ平行な状態でほぼ水平に架設される。床小梁7は、長辺の延設方向に所定の間隔を有して同じ高さに設置される。
床面材8は、床梁5や床小梁7の上に設置される面材であり、床下地材や、床仕上材などのことである。床面材8(特に、床下地材)は、所要の大きさの矩形板状のものであり、そのままの状態または適宜加工された状態で、建物ユニット2の床枠の上面側を覆うように、隙間なく並べて取付けられる。床仕上材は、床下地材の上に設置される。この実施例では、床面材8は、床小梁7の上面に直接接した状態で設置されている。
フェノールフォーム11は、フェノール樹脂を発砲させてボード状に成形した断熱材である。フェノールフォーム11は、断熱性能や透湿抵抗が高く、難燃性を有して経年劣化し難いという優れた特徴を有している。フェノールフォーム11は、所要の大きさの矩形板状のものであり、そのままの状態または適宜加工された状態で、建物ユニット2の床枠の下面側を覆うように、隙間なく並べて取付けられる。この実施例では、フェノールフォーム11は、床小梁7の下面に直接接した状態で設置されている。
なお、建物ユニット2の場合、フェノールフォーム11は、床枠を縦向きにした状態、もしくは、床枠を上下反転させた状態で、ネイラーなどを用いて床小梁7の下面側に取付ける(釘固定する)のが好ましい。この場合、ネイラーの釘がフェノールフォーム11を貫通してしまわないように、フェノールフォーム11の裏面に、床小梁7に沿って金属薄板(例えば、アルミ板)などを裏打ちするのが好ましい。
空間12は、隣接する床小梁7間に形成された細長いスペースである。この細長いスペースは、隣接する床小梁7間の間隔をその幅とし、床小梁7の長さをその長さとする長方形状をしている。隣接する床小梁7間の間隔を一定にすることで、建物ユニット2の床枠の内部には、同じ大きさの空間12が複数隣接した状態で形成される。そして、床面材8とフェノールフォーム11とで上下面を挟まれることにより、上記した空間12は、ほぼ密閉されて断熱空間となる。なお、建物ユニット2の床枠の内部には、一対の短辺となる床梁5と、これに隣接する床小梁7との間にも同様の空間15が、両側に形成される。この空間15には、グラスウール断熱材13,14と同様の、グラスウール断熱材16,17(図2)が設置される。この実施例では、空間15は空間12よりも幅が狭くなっているが(図1)、空間15の幅は、これに限るものではない。
グラスウール断熱材13,14は、グラスウール(無機質繊維材)を用いた断熱材のことである。グラスウール断熱材13,14は、無機質繊維系断熱材であり、隣接する床小梁7間の空間12と同じ平面形状および大きさに形成されたものが使われる。グラスウール断熱材13,14には、様々な厚みのものが存在している。グラスウール断熱材13,14は、最終状態が床小梁7の高さhとほぼ同じ厚みとなるように上記空間12内に設置される。上記した空間12の内部にグラスウール断熱材13,14を設置することで、床構造は断熱床になる。
なお、上記した空間15に設置されるグラスウール断熱材16,17についても、空間12にグラスウール断熱材13,14を設置するのとほぼ同様にして設置される。
また、建物ユニット2の内向きのC字状をした床梁5の内部や、床梁5の上部(の内壁と外壁との間となる部分)にも、断熱材18,19(グラスウール断熱材など)を設置することで、床6と壁との間に断熱層が連続されるようにしても良い。床梁5は、基礎の立上部の上に設置される。また、断熱材19の外面側には外壁パネルが設置され、断熱材19の内面側には内壁パネルが設置される。
(2)図4、図5に示すように、グラスウール断熱材13,14は、少なくとも二層以上に設置されても良い。
ここで、図6に示すように、空間12には、グラスウール断熱材21を一層のみ設置しても良いが、二層以上の構成とするのが好ましい。二層以上は、二層、または、三層以上の多層のことである。各層のグラスウール断熱材13,14は、それぞれ同じ厚みのものとしても良いし、異なる厚みのものとしても良い。この実施例では、上層に位置するグラスウール断熱材14を、下層または中間層以下のグラスウール断熱材13よりも薄手のものとしている。
なお、空間15に設置されるグラスウール断熱材16,17についても、空間12に設置されるグラスウール断熱材13,14とほぼ同様に、少なくとも二層以上に設置することができる。この場合、上層に位置するグラスウール断熱材17を、下層または中間層以下のグラスウール断熱材16よりも薄手のものとしている。但し、空間12に設置されるグラスウール断熱材13,14と、空間15に設置されるグラスウール断熱材16,17とは、個々の厚さを異ならせている。即ち、グラスウール断熱材17をグラスウール断熱材14よりも厚手のものとし、グラスウール断熱材16をグラスウール断熱材13よりも薄手のものとしている。
(3)グラスウール断熱材13,14の層間の位置に、防湿シート25が設置されても良い。
ここで、グラスウール断熱材13,14の層間は、例えば、二層の場合、上層のグラスウール断熱材14と下層のグラスウール断熱材13との間の位置のことである。また、例えば、三層の場合、上層と中間層との間の位置、および、中間層と下層との間の位置、のうちの少なくとも一方のことである。
防湿シート25は、湿気を通さないシートである。防湿シート25は、例えば、ポリエチレンフィルムなどとすることができる。防湿シート25は、少なくとも一つの層間の位置に設置されていれば良い。防湿シート25は、空間12と同じ平面形状および大きさのものとするのが好ましい。図では、防湿シート25を便宜的に破線によって示しているが、実際には、シート状をしたものであるので、図示のような破線状のものではない。
なお、空間15に設置されるグラスウール断熱材16,17についても、空間12に設置されるグラスウール断熱材13,14とほぼ同様に、少なくとも層間の位置に、防湿シート25が設置されるようにしている。この場合において、防湿シート25は、空間15と同じ平面形状および大きさのものとするのが好ましい。
(4)防湿シート25は、グラスウール断熱材13,14の片面に取付けられたものとしても良い。
ここで、防湿シート25は、単体でグラスウール断熱材13,14の層間に設置しても良いが、予めグラスウール断熱材13,14の面に取付けられて一体化されたものとするのが好ましい。グラスウール断熱材13,14の面は、平面視ほぼ矩形状をしたグラスウール断熱材13,14の上面または下面のことである。グラスウール断熱材13,14には、防湿シート25が取付けられていないもの(例えば、グラスウール断熱材14)や、片面に防湿シート25が取付けられたもの(例えば、グラスウール断熱材13)や、両面に防湿シート25が取付けられたもの(不図示)などを用いることができるが、片面に防湿シート25を取付けたものを、少なくとも一層分以上用いるようにするのが好ましい。
防湿シート25は、グラスウール断熱材13,14と同じ平面形状および大きさ(または、上記した空間12と同じ平面形状および大きさ)に形成されると共に、グラスウール断熱材13,14と周縁部の位置をほぼ揃えた状態で、グラスウール断熱材13,14の面(片面または両面)に取付けられる。
防湿シート25は、例えば、上層に位置するグラスウール断熱材14の下面に対して一体に取付けられても良いし、下層に位置するグラスウール断熱材13の上面に対して一体に取付けられても良い。また、中間層に位置するグラスウール断熱材が存在している場合には、中間層に位置するグラスウール断熱材の上面または下面に対して取付けられても良い。この実施例では、防湿シート25は、二層に設置されたグラスウール断熱材13,14における、下層に位置するグラスウール断熱材13の上面に一体的に取付けられている。但し、上層に位置するグラスウール断熱材14の下面に一体的に取付けても良い。
なお、空間15に設置されるグラスウール断熱材16,17については、この実施例では、それぞれの上面に、防湿シート25が一体的に取付けられている。これにより、防湿シート25は、二層に設けられる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
高い断熱性を有する床構造を得る場合、例えば、図7に示すように、隣接する床小梁7間の上部にグラスウール断熱材31を設置し、このグラスウール断熱材31の上に、(床小梁7の上面に直接接しないように)床面材8を取付ける構造や、更に、床小梁7にハット型をした取付金具32を設置し、隣接する床小梁7の取付金具32の下部のフランジ部間にグラスウールボード33を設置して、グラスウールボード33の上とグラスウール断熱材31との間に、グラスウール断熱材34を取付ける構造などが考えられる。しかし、このようにした場合、床構造が複雑で高価なものになってしまう。そこで、この実施例では、より簡単な構成で、これとほぼ同等の高い断熱性を有する床構造をより安価に得られるようにしている。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 1)床小梁7の下部にフェノールフォーム11を、床面材8と平行な状態で取付けるようにした。これにより、床面材8とフェノールフォーム11との間に、隣接する床小梁7間に挟まれた個別の空間12(断熱空間)を形成することができる。そして、この空間12の内部にグラスウール断熱材13,14を設置することで、グラスウール断熱材13,14を容易かつ確実に設置できると共に、グラスウール断熱材13,14とフェノールフォーム11とが重なった二重の断熱構造を得ることができる。そのため、高い断熱性を有する床構造を、より簡単な構成で安価に得ることができる。しかも、フェノールフォーム11は透湿抵抗が高いため、フェノールフォーム11によって床構造の下面側に防湿性を付与することができる。
(効果 2)グラスウール断熱材13,14は、少なくとも二層以上に設置しても良い。これにより、グラスウール断熱材13,14を、各層ごとに個別に調整しながら最適な状態(隙間のない状態)で上記空間12に設置できるようになる。そのため、例えば、各層のグラスウール断熱材13,14を、周縁部と中央部とが均等な厚さとなるように設置したり、周縁部に隙間ができないように空間12に設置したりするのが比較的容易となる。よって、グラスウール断熱材13,14は、各空間12で断熱欠損が少ない状態となり、例えば、図6に示すように、厚手のグラスウール断熱材21を各空間12に対して単層状態で設置する場合よりも断熱性を高めることができる。この際、上層に位置するグラスウール断熱材14を、下層または中間層以下のグラスウール断熱材13よりも薄手のものとすることで、各層のグラスウール断熱材13,14の設置状態をより調整し易くできる。
(効果 3)グラスウール断熱材13,14の層間の位置に、防湿シート25を設置しても良い。これにより、防湿シート25によって、防湿性を得ることができる。そして、防湿シート25とフェノールフォーム11とで二重の防湿効果を得ることができる。
また、防湿シート25が、グラスウール断熱材13,14の層間に設置されることにより、防湿シート25が上下のグラスウール断熱材13,14に挟み込まれて隠されると共に、上下から押さえられることで、上記した空間12に対し、縁部が全周に亘って床小梁7の側面などに密着した状態に、安定して防湿シート25を設置することができる。よって、層間の防湿シート25がより確実に機能するようになり、防湿シート25の使用数を削減することが可能になる。
これに対し、例えば、図6に示すように、床小梁7の上面の位置に、防湿シート26を設置した場合には、防湿シート26を空間12よりも大きくしなければならず、また、防湿シート26の空間12からハミ出た部分(耳部27)をタッカーなどで床小梁7の上面に間欠的に取付けるなどの作業に手間がかかる。更に、耳部27と床小梁7との止点間の隙間から湿気28が入り込むおそれが生じる。
よって、グラスウール断熱材13,14の層間の位置に防湿シート25を設置した方が、床小梁7の上面の位置に防湿シート26を設置する場合よりも、小さい面積で済み、取付ける手間がかからず、しかも、高い防湿性を確保できるので、好ましいものとなる。
(効果 4)防湿シート25は、グラスウール断熱材13,14の片面に取付けられたものとしても良い。これにより、グラスウール断熱材13,14の設置によって、同時に防湿シート25が設置されるので、防湿シート25の設置の手間を削減することができる。
また、グラスウール断熱材13,14は、防湿シート25を取付けた片面以外の面は、グラスウールが露出する面(露出面)となり、グラスウールが露出された面は防湿シート25によって拘束されずに自由に変形や復帰ができる状態となるので、上記した空間12内に周縁部と中央部とが均等な厚さで設置され、かつ、上記した空間12を構成する床小梁7の側面などに対して周縁部が全周に亘り十分に密着されて隙間ができない状態にグラスウール断熱材13,14を施工するのが容易となる。
また、片面に防湿シート25が取付けられたグラスウール断熱材13,14を上記した空間12内へ設置することで、グラスウール断熱材13,14の片面の防湿シート25を、全周に亘って防湿性が確保された状態で、上記した空間12内に設置することが容易にできる。
これに対し、例えば、図8に示すように、袋41内にグラスウール42を収容した一般的な形態のグラスウール断熱材43を用いた場合には、袋41内のグラスウール42が袋41により拘束されて自由な変形や復帰が阻害され易い状態になるので、上記した空間12などに設置したときに、周縁部と中央部とが不均等な厚さになったり、周縁部に隙間44ができたりし易くなる。即ち、袋41に入った一般的なグラスウール断熱材43を使うと、施工の仕方によっては断熱欠損が生じるおそれがある。
よって、片面に防湿シート25が取付けられたグラスウール断熱材13,14を用いる方が、袋41に入った一般的なグラスウール断熱材43を用いるよりも、断熱欠損を起こす可能性などを低くできる。
また、防湿シート25は、二層に設置されたグラスウール断熱材13,14における、下層に位置するグラスウール断熱材13の上面に取付けるようにすることで、下層のグラスウール断熱材13を設置したときに、上面の防湿シート25を直接整えることができるので好ましい。
7 床小梁
8 床面材
11 フェノールフォーム
12 空間
13 グラスウール断熱材
14 グラスウール断熱材
25 防湿シート

Claims (2)

  1. 平行な床小梁の上部に床面材が敷設された床構造であって、
    前記床小梁の下部に前記床面材と平行にフェノールフォームが取付けられ、
    前記床面材と前記フェノールフォームとの間に位置して、互いに隣接する前記床小梁間の空間に、グラスウール断熱材が設置され
    前記グラスウール断熱材は、少なくとも二層以上に設置され
    前記グラスウール断熱材の層間の位置に、防湿シートが設置されていることを特徴とする床構造。
  2. 請求項に記載の床構造であって、
    前記防湿シートは、前記グラスウール断熱材の片面に取付けられたものであることを特徴とする床構造。
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