JP5438355B2 - 光学薄膜積層体及び電子機器用ケース - Google Patents
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Description
従来、金属光沢を出す装飾技術において用いられた代表的な材料には、暗反射用としてクロム、明反射用としてアルミがあるが、これらに代わる金属装飾技術が望まれていたという背景の下、近年の薄膜形成技術の発達により、様々な金属薄膜を用いて加飾することが可能となってきている。
これらの条件を満足する材料として、スズやインジウムが知られており、これら金属は基板表面に飛来した蒸発原子が基板表面で島状に凝集し易いため金属光沢があり、且つ非導通となる。しかしながらスズを用いた場合は、膜厚が25nmを越えると導通状態になり易いことに加え、蒸着膜が軟質であるため強度が劣る等の問題点がある。
また特許文献2では、塗装に拠らない技術として、光の屈折率の異なる層を複数用いて、高屈折率膜、低屈折率膜を交互に積層して金属光沢を得る光学薄膜積層体を提案している。
さらに、特許文献2においては、電気的特性についても言及しているが、非導通膜を形成するために用いる材料としては誘電体を挙げているのみであり、非導通金属を用いる可能性についての記載はなされていない。
また、本発明の他の目的は、電波障害を発生させることがない光学薄膜積層体及び該光学薄膜積層体を有する電子機器用ケースを提供することにある。
また、絶縁体層を構成する窒化ケイ素は絶縁性が高く、さらに高強度、高耐熱性、高耐食性、高摩耗性などを有することから、高い強度の光学薄膜積層体が得られる。
また請求項2の発明によれば、成膜面の反対側、すなわち基板側から目視して金属光沢を呈する光学薄膜の設計が容易となり、成膜面の傷、汚れの影響を受けにくい加飾とすることができる。
また請求項3の発明によれば、電気的に非導通な非導通金属層を薄くすることができ、非導通金属層を薄くすることによる強度の低下を保障することができる。さらに、基板の色の影響を受けることなく、任意の金属光沢を得ることができる。
さらに請求項4の発明によれば、得られる光学薄膜積層体を確実に非導通とすることができる。
さらにまた、請求項5の発明によれば、任意の分光特性に設計することができるため、金属光沢、色調を自在に制御することができる。
さらに請求項6の発明によれば、高強度且つ非導通の光学薄膜積層体を再現性良く得ることができる。
また請求項7のように、光の屈折率の異なる材料を用いることにより、可視光領域の全域で任意の金属光沢、色調を自在に制御することができる。
また請求項8の発明によれば、任意の金属光沢及び色調を有し、且つ電波障害を生じない非導通の性質を有する加飾成型品を得ることができる。
誘電体層3(または誘電体層3a、誘電体層3b、誘電体層3c)は4族又は5族より選ばれる金属酸化物のいずれかの化合物、ケイ素酸化物、アルミニウム酸化物、フッ化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ケイ素、窒化ケイ素等を用いることができる。また、これら材料を各種複合した素材でも構わない。なお、誘電体層3a、誘電体層3b、誘電体層3cは光の屈折率が異なる層とする。
図1の構成のように、基板1上に金属光沢付与層2、誘電体層3をこの順にスパッタリング法により積層して形成し、光学薄膜積層体10を作成した。
基板1には、透明なポリカーボネート(PC)を用いた。
金属光沢付与層2は、スズ(Sn)の薄膜層をスパッタリング法により形成した。
誘電体層3は、ニオブ酸化物(Nb2O5)を、ニオブ酸化物のターゲットを用いて同じくスパッタリング法により形成した。
図3の構成のように、基板1上に金属光沢付与層2、誘電体層3a、誘電体層3bをこの順にスパッタリング法により積層して形成し、光学薄膜積層体10を作成した。誘電体層3を光の屈折率の異なる2層、すなわち誘電体層3aと誘電体層3bとの積層体とした以外は、実施例1と同様の構成とした。
誘電体層3aには窒化ケイ素(SiN)を用い、誘電体層3bにはニオブ酸化物(Nb2O5)を用いた。
実施例1と比較すると、緑(G)では顕著な差は見られなかったが、青(B)、赤(R)の各発色の領域で、光の透過率が下がり、光の反射率が向上している。すなわち、発色が鮮やかになり、金属光沢の度合いも増していることが示された。
図5の構成のように、基板1上に非導通金属層2a、絶縁体層2b、非導通金属層2c、誘電体層3a、誘電体層3bをこの順にスパッタリング法により積層して形成し、光学薄膜積層体10を作成した。金属光沢付与層2を、非導通金属層2a及び2cの間に絶縁体層2bをはさむ3層構造とした以外は、実施例2と同様の構成とした。
非導通金属層2a及び2cにはスズ(Sn)を用い、絶縁体層2bには窒化ケイ素(SiN)を用いた。
実施例1及び2と比較すると、緑(G)、青(B)、赤(R)の各発色の領域で、さらに光の透過率が下がり、光の反射率が向上している。したがって、金属光沢付与層として絶縁体層2bを含むことにより、より発色が鮮やかになり、光沢の度合いも増していることが示された。
図7の構成のように、基板1上に非導通金属層2a、絶縁体層2b、非導通金属層2c、誘電体層3a、誘電体層3b、誘電体層3cをこの順にスパッタリング法により積層して形成し、光学薄膜積層体10を作成した。誘電体層3を、新たに誘電体層3cを増やし、誘電体層3a,誘電体層3b、誘電体層3cより構成される3層構造とした以外は、実施例3と同様の構成とした。
誘電体層3a及び3cにはニオブ酸化物(Nb2O5)を用いた。
実施例3と比較すると、緑(G)、青(B)、赤(R)の各発色の領域で、光の透過率や光の反射率に顕著な差は見られなかったが、十分な発色の鮮明度や金属光沢の度合いが得られていることが示された。したがって、誘電体層3cを含める構成としても、発色の鮮明度や金属光沢の度合いが損なわれることはないことが示された。
図9の構成のように、基板1上に金属光沢付与層2、誘電体層3をこの逆の順にスパッタリング法により積層して形成し、光学薄膜積層体10を作成した。
基板1には、透明なポリカーボネート(PC)を用いた。
金属光沢付与層2は、スズ(Sn)の薄膜層をスパッタリング法により形成した。
誘電体層3は、ニオブ酸化物(Nb2O5)を、ニオブ酸化物のターゲットを用いて同じくスパッタリング法により形成した。
実施例1と比較すると、緑(G)、青(B)、赤(R)の各発色の領域で、光の反射率は僅かながら低下しているものの、ほぼ同等の発色の鮮明度や金属光沢の度合いが得られていることが示された。
図11の構成のように、基板1上に金属光沢付与層2、誘電体層3a、誘電体層3bをこの逆の順にスパッタリング法により積層して形成し、光学薄膜積層体10を作成した。誘電体層3を光の屈折率の異なる2層、すなわち誘電体層3aと誘電体層3bとの積層体とした以外は、実施例5と同様の構成とした。
誘電体層3aには窒化ケイ素(SiN)を用い、誘電体層3bにはニオブ酸化物(Nb2O5)を用いた。
実施例2と比較すると、緑(G)、青(B)、赤(R)の各発色の領域で、光の反射率は低下しているものの、ほぼ十分な発色の鮮明度や金属光沢の度合いが得られていることが示された。
2 金属光沢付与層
2a,2c 非導通金属層(金属光沢付与層)
2b 絶縁体層(金属光沢付与層)
3 誘電体層
3a,3b,3c 誘電体層
10 光学薄膜積層体
Claims (8)
- 基板表面上に金属光沢付与層と誘電体層がこの順またはこの逆の順で積層されてなる光学薄膜積層体であって、
前記金属光沢付与層と前記誘電体層はともに、単一の或いは複数の層から構成されており、
前記金属光沢付与層は、電気的に非導通の金属層を少なくとも1層含む層から構成されており、
前記誘電体層は真空成膜法により形成されており、
前記光学薄膜積層体を透過する可視光領域の光の透過率が30%以下であり、目視側から入射する光の反射率が20%以上であることを特徴とする光学薄膜積層体。 - 前記基板は、透明な部材で構成されており、
前記誘電体層は厚みが55〜280nmの範囲にあり、
前記基板表面上に前記金属光沢付与層と前記誘電体層が積層された面の裏側を前記目視側とする、請求項1に記載の光学薄膜積層体。 - 基板表面上に金属光沢付与層と誘電体層がこの順またはこの逆の順で積層されてなる光学薄膜積層体であって、
前記金属光沢付与層と前記誘電体層はともに、単一の或いは複数の層から構成されており、
前記光学薄膜積層体を透過する可視光領域の光の透過率が30%以下であり、目視側から入射する光の反射率が20%以上であり、
前記基板は、透明な部材で構成されており、
前記基板表面上に前記金属光沢付与層と前記誘電体層が積層された面の裏側を前記目視側とされ、
前記金属光沢付与層は、少なくとも2層の電気的に非導通な非導通金属層と、
該2層の非導通金属層間に挟まれた1層の絶縁体層を有することを特徴とする光学薄膜積層体。 - 前記非導通金属層は、表面電気抵抗値が100MΩ/□以上である電気的に非導通な非導通金属層であることを特徴とする、
請求項3に記載の光学薄膜積層体。 - 前記誘電体層は、光の屈折率の異なる層を少なくとも2層以上積層させた誘電体層であって、
相対的に高い光の屈折率を有する層と相対的に低い光の屈折率を有する層を交互に積層してなることを特徴とする、
請求項4に記載の光学薄膜積層体。 - 前記金属光沢付与層を構成する非導通金属層の材料がスズ化合物であり、
前記金属光沢付与層を構成する絶縁体層の材料が窒化ケイ素であることを特徴とする、
請求項5に記載の光学薄膜積層体。 - 前記誘電体層において、
相対的に高い光の屈折率を有する層の材料が、4族又は5族より選ばれる金属酸化物のいずれかの化合物であり、
相対的に低い光の屈折率を有する層の材料が、ケイ素酸化物、アルミニウム酸化物、フッ化マグネシウムのいずれかの化合物であることを特徴とする、
請求項6に記載の光学薄膜積層体。 - 樹脂を成形加工して得られる基板と、その表面修飾用の薄膜積層体とから構成される光学薄膜積層体を有する電子機器用ケースであって、
前記光学薄膜積層体は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光学薄膜積層体であることを特徴とする、電子機器用ケース。
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