JP5438316B2 - 椅子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1のうち(A)は完成状態での椅子の斜視図、(B)は部分的な側面図、(C)は骨組みだけを表示した斜視図、図2のうち(A)は分離斜視図、(B)は背もたれ部の骨組みだけの斜視図、(C)は(B)のC−C視断面図である。
次に、従前の図に加えて図3以降の図面も参照して構造の詳細を説明する。図3のうち(A)は上部分1の分離斜視図、(B)はサポートシート6の部分背面図、図4は上部分1の組み立て手順を示す図、図5のうち(A)は一部破断平面図、(B)は(A)のB−B視断面図、図6のうち(A)は図5(A)のVIA-VIA 視断面図、(B)は図5(A)のVIB-VIB 視断面図、図7のうち(A)は図5(A)の VIIA-VIIA断面図、(B)は比較例を示す図である。
椅子の組み立ては、まず上部分1と脚装置4とを別々に製造・組み立てから、上部分1を脚装置4に重ねてビスで固定する、という手順で行われる。そして、上部分1の組み立てに当たっては、先ず、図3(A)に矢印で示すように、左右サイドメンバー7とアッパーメンバー8とからなるメインフレームをサポートシート6の主筒部6a及びアッパー筒部6bに挿通する。この挿通作業は、サポートシート6の一つの主開口穴19に一方のサイドメンバー7の一端を先にして挿通し、サポートシート6及びメインフレームの弾性に抗してどんどん差し込んでいく、という手順で行われる。
さて、既述のとおりサポートシート6の前端部は余長部6aになっているが、この余長部6aが垂れ下がったままであると体裁が悪い。そこで本実施形態ではこの問題を解消するため、図6(A)に示すように、余長部6aをフロント連結杆12の手前側において上向きに引き出すと共に、フロント連結杆12の上端部に、フロント連結杆12よりも小径の補助バー23を配置し、余長部6aを補助バー23の前面に重ねている。
図8では、サポートシート6の別例を示している。この別例では、サポートシート6のうち背もたれ3を構成する部分は全体が表面部と裏面部とを有する袋状の筒部になっている。従って、サポートシート6は厚みを持ったような外観を呈していてサイドメンバー7の存在が視認し難いため、美感に優れている。また、フレーム構造体5の差し込みも容易である。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば素材の別例としては、メインフレームを樹脂で一体成形して、これに樹脂製のフロントメンバー及び中間メンバーを取り付けるといったことも可能である。脚装置をアルミダイキャストのような成形品製とすることも可能である。また、本願発明は、脚装置に高さ調節可能なガスシリンダが使用された椅子に適用することも可能であり、更に、ベンチに適用することも可能である。
2 座
3 背もたれ
4 脚装置
5 フレーム構造体
6 サポートシート
6a6b,6c,6d 筒部
7 メインフレームを構成するサイドメンバー
8 メインフレームを構成するアッパーメンバー
9 エンドフレームを構成するフロントメンバー
10 中間メンバー
11 脚装置のサイド部材
12 脚装置のフロント連結杆
13 脚装置のリア連結杆
19 主開口穴
20 中間開口穴
Claims (2)
- 座及び背もたれを、フレーム構造体とこれにピンと張った状態で取り付けられた1つのサポートシートとで構成しており、前記フレーム構造体及びサポートシートは座の部分と背もたれの部分とが一連に連続しており、前記サポートシートが張られたフレーム構造体を脚装置に上方から重ねて固定している構成であって、
前記フレーム構造体は、座の左右側部と背もたれの左右側部とを構成するよう側面視略L字状に曲げられた左右サイドメンバーと、前記左右サイドメンバーの後部上端を繋ぐ左右横長のアッパーメンバーと、前記左右サイドメンバーの下部前端を繋ぐフロントメンバーとを有しており、
かつ、前記フレーム構造体は、前記アッパーメンバーとフロントメンバーとのうちいずれか一方をサイドメンバーと一体化することで前向き開口コの字状又は後ろ向き開口コの字状の形態になったメインフレームと、前記メインフレームの両端に後付けされるエンドフレームとに構成されており、従って、前記アッパーメンバーがメインフレームを構成しているときにはエンドフレームはフロントメンバーとなり、フロントメンバーがメインフレームを構成しているときにはエンドフレームはアッパーメンバーであり、
一方、前記サポートシートは、展開した状態では略長方形の形態を成していて4つのコーナー部を有しており、前記サポートシートは、前記フレーム構造体が嵌まる筒部を形成しており、前記サポートシートにおける4つのコーナー部のうち少なくとも1つのコーナー部に、前記メインフレーム及びエンドフレームをその一端からサポートシートの筒部に挿通するための開口穴が空いており、前記メインフレームを先にサポートシートの筒部に挿通してからエンドフレームがサポートシートに挿通されており、
更に、座と背もたれとが繋がる曲がり部かその近傍に、前記左右サイドメンバーの内側面に当接する左右長手の中間メンバーが配置されており、前記中間メンバーは、前記メインフレームをサポートシートに挿通した後に取り付けられていると共に、前記中間メンバーは、後方又は下方若しくは斜め下方に向けて側面視で凸となるように湾曲している一方、前記サポートシートには中間メンバーが嵌まる中間筒部を形成しており、前記サポートシートのうち中間筒部の箇所が中間メンバーによって後方又は下方若しくは斜め下方に押しやられることにより、前記サポートシートはその左右中間部が凹むように湾曲している、
椅子。 - 請求項1に記載した構成のうち前記中間メンバーが斜め下方に向けて凸の形態に湾曲している椅子の製造方法であって、
前記メインフレームをサポートシートの筒部に嵌め込んでから前記エンドフレームをサポートシートの筒部に挿通して前記メインフレームに取り付ける前又は後に、前記中間メンバーを、平面視で座の手前側に向けて凸の姿勢でサポートシートの中間筒部に嵌め込んで左右サイドメンバーに突っ張らせ、次いで、前記中間メンバーをサイドメンバーへの当接部を中心にして回転させることにより、前記中間メンバーを斜め下方に向けて凸の姿勢と成している、
椅子の製造方法。
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