JP5437699B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤにおいて、そのサイドウォールの部分は操縦安定性、乗り心地等の性能に影響する。性能向上の観点から、この部分の剛性が調整される。
周方向に巻回されたコードを有する補強層が、ビードの部分に設けられることがある。この補強層は、上記サイドウォールの部分の剛性に寄与しうる。この補強層を備えるタイヤは、操縦安定性に優れる。
補強体が、タイヤのショルダー領域に設けられることがある。この補強体は、上記サイドウォールの部分の剛性に寄与しうる。このタイヤでは、この補強体により、質量の増加を伴うことなく、操縦安定性の向上が達成される。このタイヤの一例が、特開2005−239070公報に開示されている。
特開2005−239070公報
走行中にあるタイヤは、ロードノイズを発生する。ロードノイズは、車両の静粛性に影響する。静粛性向上の観点から、ロードノイズ、特に125Hzバンドにおけるノイズのピーク値の低減が要求されている。
ロードノイズの発生には、タイヤのねじれ剛性が影響する。上記125Hzバンドにおけるノイズには、ねじれ振動の三次成分が関与していることが明らかとなりつつある。
上記補強層は、ねじれ剛性に寄与しうる。この補強層を備えたタイヤは、ねじれにくい。しかし、この補強層を備えたタイヤは、高い縦剛性及び横剛性を有する。このタイヤでは、乗り心地が阻害されるだけでなく、反ってロードノイズの発生が助長されてしまうことがある。
空気入りタイヤにおいては、そのサイドウォールの中心からトレッドの端に至る部分が横剛性及び縦剛性に与える影響は小さい。この部分は、主としてねじれ剛性に寄与するので、この部分の剛性を制御することにより、ねじれ共振の調整が効果的になされうる。
上記公報に開示のタイヤでは、補強体はショルダー領域に配置されている。この補強体は、サイドウォールの中心からトレッドの端に至る部分に配置されている。このタイヤでは、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、ロードノイズが低減されるとも思われる。しかし、このタイヤでは、その補強体はコードではなく短繊維で補強されている。この補強体では、上記補強層のように、タイヤのねじれを抑えることはできない。このタイヤでは、ロードノイズの低減を達成することは難しい。
本発明の目的は、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、ロードノイズが低減された空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側においてカーカスと積層されるベルトと、このトレッドとこのサイドウォールとの境界領域に位置しておりこのカーカスに当接する一対の補強部とを備えている。この補強部の軸方向内側に位置する端の部分は、このベルトの端の部分よりも半径方向外側に位置している。この補強部の幅の、このベルトの幅の半分に対する比率は、0.05以上0.15以下である。この補強部は、螺旋状に巻回されたコードを含んでいる。このコードは、実質的に周方向に延在している。このコードの密度は、15エンズ/50mm以上30エンズ/50mm以下である。このコードは、有機繊維からなる。このコードの太さは、800dtex以上1600dtex以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記有機繊維は、ナイロン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維又はナイロン繊維及びアラミド繊維の複合体である。特に好ましくは、この有機繊維はナイロン繊維である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、補強部はトレッドとサイドウォールとの境界領域に位置している。このタイヤでは、補強部がタイヤの横剛性及び縦剛性に与える影響は小さい。このため、この補強部による、操縦安定性及び乗り心地の低下が抑えられている。このタイヤでは、補強部が主としてねじれ剛性に寄与しうる。この補強部は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この補強部は、螺旋状に巻回されたコードを含んでいる。この補強部の内端部分は、ベルトの端の部分よりも半径方向外側に位置している。この補強部は、ねじれ剛性に効果的に寄与しうる。この補強部は、走行状態にあるタイヤの変形を効果的に抑制しうる。このタイヤでは、操縦安定性及び乗り心地が損なわれることなく、ロードノイズが効果的に低減される。このタイヤが装着された車両は、静粛性に優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図3は、図1のタイヤの一部が示された断面斜視図である。 図4は、図3のストリップの一部が示された断面斜視図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図6は、図5のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示された空気入りタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10、ベルト12、補強部14及びインナーライナー16を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。この図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。
トレッド4は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、トレッド面18を備えている。このトレッド面18は、路面と接地する。トレッド面18には、溝20が刻まれている。この溝20により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4に溝20が刻まれなくてもよい。
サイドウォール6は、トレッド4の端22の部分から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。
ビード8は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。ビード8は、コア24と、このコア24から半径方向外向きに延びるエイペックス26とを備えている。コア24は、リング状である。コア24は、非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)が巻かれてなる。エイペックス26は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス26は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、カーカスプライ28からなる。カーカスプライ28は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカスプライ28は、コア24の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。
図示されていないが、カーカスプライ28は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は70°から90°である。換言すれば、このカーカス10はラジアル構造を有する。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。バイアス構造のカーカス10が採用されてもよい。
ベルト12は、トレッド4の半径方向内側に位置している。ベルト12は、カーカス10の半径方向外側に位置している。ベルト12は、カーカス10と積層されている。ベルト12は、カーカス10を補強する。このベルト12は、内側層30及び外側層32からなる。内側層30の端34は、外側層32の端36よりも軸方向外側に位置している。このタイヤ2では、この内側層30の端34がベルト12の端である。このベルト12の端34は、トレッド4の端22の近傍に位置している。
図示されていないが、内側層30及び外側層32のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。内側層30のコードの傾斜方向は、外側層32のコードの傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。
図2は、図1のタイヤ2の一部が示された拡大断面図である。この図2には、このタイヤ2のショルダー領域が示されている。補強部14は、トレッド4の端22の近傍に位置している。この補強部14は、カーカス10の外側に位置している。この補強部14は、ベルト12の端34からカーカス10に沿って軸方向外向きに拡がっている。
図示されているように、この補強部14の軸方向内側に位置する端の部分Ea(以下、内端部分)は、トレッド4とベルト12とに挟まれている。この補強部14の軸方向外側に位置する端の部分Eb(以下、外端部分)は、サイドウォール6とカーカス10とに挟まれている。この補強部14は、トレッド4とサイドウォール6との境界領域に位置している。このため、この補強部14がタイヤ2の横剛性及び縦剛性に与える影響は小さい。このタイヤ2では、この補強部14による、操縦安定性及び乗り心地への影響が抑制されている。
図3は、図1のタイヤ2の一部が示された断面斜視図である。この図3には、カーカス10、ベルト12及び補強部14の一部が示されている。この図3において、両矢印Xはこのタイヤ2の軸方向を表している。両矢印Yは、このタイヤ2の周方向を表している。両矢印Zは、このタイヤ2の半径方向を表している。
補強部14は、ストリップ38から構成される。このストリップ38は、螺旋状に巻回されている。このストリップ38は、実質的に周方向に延在している。このタイヤ2では、左右に位置する補強部14はそれぞれ、1本のストリップ38が巻回されて形成されている。
図4は、図3のストリップ38の一部が示された断面斜視図である。この図4において、両矢印Aはこのストリップ38の長手方向を表している。このストリップ38は、コード40とトッピングゴム42とからなる。このストリップ38は、1本のコード40を含んでいる。なお、このストリップ38が2本以上のコード40を含んでもよい。
コード40は、ストリップ38の長手方向に延在している。このタイヤ2では、ストリップ38は螺旋状に巻回されているので、このコード40も螺旋状に巻回されている。ストリップ38が実質的に周方向に延在しているので、コード40も実質的に周方向に延在している。厳密には、このコード40は周方向に対して若干傾斜している。このコード40と周方向とのなす角度の絶対値は、2.0°未満である。本発明では、周方向に対する角度の絶対値が2.0°未満である方向は、「実質的な周方向」とされる。
前述したように、補強部14は、トレッド4とサイドウォール6との境界領域に位置している。このタイヤ2では、この補強部14は主としてねじれ剛性に寄与しうる。この補強部14は、ねじれ共振を変更しうる。この補強部14は、ロードノイズの低減に寄与しうる。特にこの補強部14は、このタイヤ2の125Hzバンドにおけるノイズを低減しうる。
このタイヤ2では、補強部14は周方向に螺旋巻きされたコード40を含んでいる。この補強部14は、いわゆるジョイントレス構造を有している。この補強部14は、ねじれ剛性に効果的に寄与しうる。この補強部14は、走行状態にあるタイヤ2の変形を効果的に抑制しうる。このタイヤ2では、この補強部14により、ロードノイズが充分に低減される。このため、このタイヤ2が装着された車両は静粛性に優れる。
図2に示されているように、補強部14の内端部分Eaはベルト12の端34の部分よりも半径方向外側に位置している。この内端部分Eaは、このベルト12の端34の部分と半径方向において重なり合っている。この内端部分Eaには、補強部14を構成するコード40の一部が含まれている。このタイヤ2では、コード40の一部がベルト12の端34の部分に積層されている。この内端部分Eaは、ベルト12を拘束する。この補強部14は、走行状態にあるタイヤ2の変形を効果的に抑制しうる。このタイヤ2では、この補強部14により、ロードノイズが充分に低減される。このため、このタイヤ2が装着された車両は静粛性に優れる。
このタイヤ2では、補強部14に含まれるコード40のうち、ベルト12に積層された部分以外はカーカス10に巻回されている。この補強部14は、カーカス10と当接している。この補強部14は、走行状態にあるタイヤ2の変形を効果的に抑制しうる。このタイヤ2では、この補強部14により、ロードノイズが充分に低減される。このため、このタイヤ2が装着された車両は静粛性に優れる。
図1に示されているように、このタイヤ2では、補強部14の外端部分Ebは、エイペックス26の先端44よりも半径方向外側に位置している。この外端部分Ebは、折り返されたカーカスプライ28の端46よりも半径方向外側に位置している。このタイヤ2では、補強部14による横剛性及び縦剛性への影響が効果的に抑制されている。このタイヤ2では、操縦安定性及び乗り心地の低下が抑えられている。
図1において、両矢印WBで示されているのはベルト12の半分の幅である。この幅WBは、赤道面からベルト12の端34までの軸方向距離を計測することにより得られる。図2において、点PAは、補強部14の内端部分Eaに位置するコード40の断面中心である。点PBは、補強部14の外端部分Ebに位置するコード40の断面中心である。両矢印WRは、補強部14の幅を表している。この幅WRは、点PAと点PBとを結ぶ直線(図2中、実線L1)に沿って、この補強部14の一端48から他端50までの距離を計測することにより得られる。両矢印WDは、ベルト12の端34から点PAまでの軸方向距離を表している。この距離WDは、補強部14とベルト12との当接幅に相当する。両矢印WEは、ベルト12の端34から点PBまでの軸方向距離を表している。この距離WEは、補強部14とカーカス10との当接幅に相当する。
このタイヤ2では、幅WRの幅WBに対する比率は0.05以上0.15以下である。この比率が0.05以上に設定されることにより、補強部14がねじれ剛性に効果的に寄与しうる。この補強部14は、ロードノイズを低減しうる。この観点から、この比率は0.075以上が好ましい。この比率が0.15以下に設定されることにより、補強部14の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ2では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部14によるロードノイズの低減効果が維持されうる。この観点から、この比率は0.125以下が好ましく、0.10以下がより好ましい。
このタイヤ2では、幅WRは10mm以上30mm以下が好ましい。この幅WRが10mm以上に設定されることにより、補強部14がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部14は、ロードノイズを低減しうる。この観点から、この幅WRは15mm以上が好ましい。この幅WRが30mm以下に設定されることにより、補強部14の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ2では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部14によるロードノイズの低減効果が維持されうる。この観点から、この幅WRは25mm以下が好ましく、20mm以下がより好ましい。
このタイヤ2では、補強部14に含まれるコード40の密度は15エンズ/50mm以上30エンズ/50mm以下である。この密度が15エンズ/50mm以上に設定されることにより、この補強部14がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部14は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この観点から、この密度は20エンズ/50mm以上が好ましい。この密度が30エンズ/50mm以下に設定されることにより、補強部14の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ2では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部14によるロードノイズの低減効果が維持されうる。なお、このコード40の密度は、この補強部14に含まれるコード40の長手方向に垂直な断面において確認されるコード40の断面数を前述の幅WRで除したものを、50mm幅あたりに換算することにより得られる。
このタイヤ2では、補強部14に含まれるコード40のピッチは、1.0mm以上4.0mm以下が好ましい。このピッチが1.0mm以上に設定されることにより、補強部14の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ2では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部14によるロードノイズの低減効果が維持されうる。この観点から、このピッチは1.7mm以上が好ましい。このピッチが4.0mm以下に設定されることにより、補強部14がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部14は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この観点から、このピッチは3.6mm以下が好ましい。なお、このコード40のピッチは、一のコード40の断面中心から、この一の断面中心に隣接する他のコード40の断面中心までの距離が計測されることにより得られる。
このタイヤ2では、補強部14に含まれるコード40は有機繊維からなる。このコード40は、その材質がスチールとされたコードよりも軽い。このコード40は、タイヤ2の軽量化に寄与しうる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。このタイヤ2では、ロードノイズが効果的に低減されうるという観点から、この有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及び複合体がより好ましい。汎用性に優れ生産コストへの影響が小さいという観点から、ナイロン繊維が特に好ましい。
このタイヤ2では、補強部14に含まれるコード40の太さは、800dtex以上1600dtex以下である。この太さが800dtex以上に設定されることにより、補強部14がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部14は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この観点から、この太さは800dtex以上が好ましい。この太さが1600dtex以下に設定されることにより、補強部14の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ2では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部14によるロードノイズの低減効果が維持されうる。この観点から、この太さは1200dtex以下が好ましい。なお、このコード40の太さは、JIS L 1017に準拠して計測される。この太さは、JIS L 1017−8.3(b)に規定されるコード40の正量繊度である。
本発明では、タイヤ2及び後述するタイヤの各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。乗用車用タイヤ2の場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。
図5は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤ52の一部が示された断面図である。このタイヤ52は、トレッド54、サイドウォール56、ビード58、カーカス60、ベルト62、補強部64及びインナーライナー66を備えている。この補強部64以外の構成は、図1に示されたタイヤ2のそれと同等である。
補強部64は、トレッド54の端68の近傍に位置している。この補強部64は、カーカス60の外側に位置している。この補強部64は、ベルト62の端70からカーカス60に沿って軸方向外向きに拡がっている。
図6は、図5のタイヤ52の一部が示された拡大断面図である。この図6には、このタイヤ52のショルダー領域が示されている。このタイヤ52では、補強部64は、第一ストリップ72と第二ストリップ74とから構成されている。
第一ストリップ72は、カーカス60の外側において、螺旋状に巻回されている。図示されていないが、この第一ストリップ72は実質的に周方向に延在している。
第一ストリップ72は、第一コード76とトッピングゴム78とからなる。図示されていないが、第一コード76は第一ストリップ72の長手方向に延在している。したがって、この第一コード76は、螺旋状に巻回されており、実質的に周方向に延在している。この第一コード76は、ジョイントレスである。図6中、点PA1はこの第一コード76の軸方向内側に位置する部分の断面中心である。点PB1は、この第一コード76の軸方向外側に位置する部分の断面の中心である。
第二ストリップ74は、第一ストリップ72の外側において、螺旋状に巻回されている。図示されていないが、この第二ストリップ74は実質的に周方向に延在している。
第二ストリップ74は、第二コード80とトッピングゴム82とからなる。図示されていないが、この第二コード80は第二ストリップ74の長手方向に延在している。したがって、この第二コード80は、螺旋状に巻回されており、実質的に周方向に延在している。この第二コード80は、ジョイントレスである。図6中、点PA2はこの第二コード80の軸方向内側に位置する部分の断面中心である。点PB2は、この第二コード80の軸方向外側に位置する部分の断面中心である。
このタイヤ52では、補強部64は、第一ストリップ72が巻回されて形成された部分と、この部分の外側において、この第二ストリップ74が巻回されて形成された部分とから構成されている。図示されているように、点PA1は点PA2よりも軸方向内側に位置している。このタイヤ52では、第一コード76の軸方向内側に位置する部分が、軸方向における補強部64の内端部分Eaである。点PB2は、点PB1よりも軸方向外側に位置している。このタイヤ52では、第二コード80の軸方向外側に位置する部分が、軸方向における補強部64の外端部分Ebである。
このタイヤ52では、補強部64の内端部分Eaは、トレッド54とベルト62とに挟まれている。この補強部64の外端部分Ebは、サイドウォール56とカーカス60とに挟まれている。この補強部64は、トレッド54とサイドウォール56との境界領域に位置している。このため、この補強部64が横剛性及び縦剛性に与える影響は小さい。このタイヤ52では、この補強部64による、操縦安定性及び乗り心地への影響が抑制されている。
このタイヤ52では、補強部64は主としてねじれ剛性に寄与しうる。この補強部64は、ねじれ共振を変更しうる。この補強部64は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この補強部64は、その第一コード76及び第二コード80が周方向に螺旋巻きされているので、ねじれ剛性に効果的に寄与しうる。この補強部64は、走行状態にあるタイヤ52の変形を効果的に抑制しうる。このタイヤ52では、この補強部64により、ロードノイズが充分に低減される。特にこの補強部64は、このタイヤ52の125Hzバンドにおけるノイズを効果的に低減しうる。このため、このタイヤ52が装着された車両は静粛性に優れる。
このタイヤ52では、補強部64の内端部分Eaはベルト62の端70の部分よりも半径方向外側に位置している。この内端部分Eaは、このベルト62の端70の部分と半径方向において重なり合っている。図示されているように、この内端部分Eaには、第一コード76の一部が含まれている。このタイヤ52では、第一コード76の一部がベルト62の端70の部分に積層されている。この内端部分Eaは、ベルト62を拘束する。この補強部64は、走行状態にあるタイヤ52の変形を効果的に抑制しうる。このタイヤ52では、この補強部64により、ロードノイズが充分に低減される。このため、このタイヤ52が装着された車両は静粛性に優れる。
このタイヤ52では、補強部64に含まれる第一コード76のうち、ベルト62に積層された部分以外はカーカス60に巻回されている。この補強部64は、カーカス60と当接している。この補強部64は、カーカス60に積層されている。この補強部64は、走行状態にあるタイヤ52の変形を効果的に抑制しうる。このタイヤ52では、この補強部64により、ロードノイズが充分に低減される。このため、このタイヤ52が装着された車両は静粛性に優れる。
このタイヤ52では、第二コード80が、補強部64の第一ストリップ72が巻回されて形成された部分の外側に巻回されている。この補強部64は、走行状態にあるタイヤ52の変形をより効果的に抑制しうる。このタイヤ52では、この補強部64により、ロードノイズが充分に低減される。このため、このタイヤ52が装着された車両は静粛性に優れる。
図6に示されているように、このタイヤ52では、補強部64の外端部分Ebは、ビード58を構成するエイペックス84の先端86よりも半径方向外側に位置している。この外端部分Ebは、カーカス60を構成するカーカスプライ88の端90よりも半径方向外側に位置している。このタイヤ52では、補強部64による横剛性及び縦剛性への影響が効果的に抑制されている。このタイヤ52では、操縦安定性及び乗り心地の低下が抑えられている。
図5において、両矢印WBで示されているのはベルト62の半分の幅である。この幅WBは、赤道面からベルト62の端70までの長さがベルト62に沿って計測される。図6において、両矢印WRは、補強部64の幅を表している。この幅WRは、点PA1と点PB2とを結ぶ直線(図6中、実線L2)に沿って、この補強部64の一端92から他端94までの距離を計測することにより得られる。
このタイヤ52では、幅WRの幅WBに対する比率は0.05以上0.15以下である。この比率が0.05以上に設定されることにより、補強部64がねじれ剛性に効果的に寄与しうる。この補強部64は、ロードノイズを低減しうる。この観点から、この比率は0.075以上が好ましい。この比率が0.15以下に設定されることにより、補強部64の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ52では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部64によるロードノイズの低減効果が維持されうる。この観点から、この比率は0.125以下が好ましく、0.10以下がより好ましい。
このタイヤ52では、幅WRは10mm以上30mm以下が好ましい。この幅WRが10mm以上に設定されることにより、補強部64がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部64は、ロードノイズを低減しうる。この観点から、この幅WRは15mm以上が好ましい。この幅WRが30mm以下に設定されることにより、補強部64の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ52では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部64によるロードノイズの低減効果が維持されうる。この観点から、この幅WRは25mm以下が好ましく、20mm以下がより好ましい。
このタイヤ52では、補強部64の、第一ストリップ72が巻回されて形成された部分における第一コード76の密度は15エンズ/50mm以上30エンズ/50mm以下である。この密度が15エンズ/50mm以上に設定されることにより、この補強部64がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部64は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この観点から、この密度は20エンズ/50mm以上が好ましい。この密度が30エンズ/50mm以下に設定されることにより、補強部64の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ52では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部64によるロードノイズの低減効果が維持されうる。なお、この第一コード76の密度は、補強部64に含まれる第一コード76の長手方向に垂直な断面において確認される第一コード76の断面数を第一ストリップ72が巻回されて形成された部分の幅で除したものを、50mm幅あたりに換算することにより得られる。後述する、第二コード80の密度も同様にして得られる。
第一コード76は、ナイロン繊維からなる。この第一コード76は、その材質がスチールとされたコード40よりも軽い。この第一コード76は、タイヤ52の軽量化に寄与しうる。
第一コード76の太さは、800dtex以上1600dtex以下である。この太さが800dtex以上に設定されることにより、補強部64がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部64は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この観点から、この太さは800dtex以上が好ましい。この太さが1600dtex以下に設定されることにより、補強部64の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ52では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部64によるロードノイズの低減効果が維持されうる。
このタイヤ52では、補強部64の第二ストリップ74で構成される部分における第二コード80の密度は15エンズ/50mm以上30エンズ/50mm以下である。この密度が15エンズ/50mm以上に設定されることにより、この補強部64がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部64は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この観点から、この密度は20エンズ/50mm以上が好ましい。この密度が30エンズ/50mm以下に設定されることにより、補強部64の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ52では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部64によるロードノイズの低減効果が維持されうる。
第二コード80は、ナイロン繊維からなる。この第二コード80は、その材質がスチールとされたコード40よりも軽い。この第二コード80は、タイヤ52の軽量化に寄与しうる。
第二コード80の太さは、800dtex以上1600dtex以下である。この太さが800dtex以上に設定されることにより、補強部64がねじれ剛性を効果的に向上しうる。この補強部64は、ロードノイズの低減に寄与しうる。この観点から、この太さは800dtex以上が好ましい。この太さが1600dtex以下に設定されることにより、補強部64の横剛性及び縦剛性への影響が抑制される。このタイヤ52では、操縦安定性及び乗り心地を損なうことなく、この補強部64によるロードノイズの低減効果が維持されうる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記表1に示された仕様を備えた実施例1の乗用車用空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「245/50R18」である。このタイヤのベルトの半分の幅WBは、200mmである。補強部は、ストリップが周方向に螺旋巻きされて形成されている。補強部の幅WRは、15mmである。したがって、比率(WR/WB)は0.075である。この補強部に含まれるコードの太さは、800dtexである。このコードの密度は、15エンズ/50mmである。このコードは、ナイロン繊維からなる。
[実施例3−4及び比較例4−5]
コードの密度を下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[実施例5−6並びに比較例3及び6]
コードの太さを下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[実施例2、7及び8並びに比較例2及び7]
幅WRを変えて比率(WR/WB)を下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例1]
補強部を設けなかった他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。このタイヤは、市販の従来のタイヤである。
[実施例10]
図3に示された基本構成を備え、下記表1に示された仕様を備えた実施例10の乗用車用空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「245/50R18」である。このタイヤのベルトの半分の幅WBは、200mmである。補強部は、第一ストリップ及び第二ストリップが周方向に螺旋巻きされて形成されている。この補強部の幅WRは、15mmである。したがって、比率(WR/WB)は0.075である。第一ストリップに含まれる第一コードの太さは、800dtexである。この第一コードの密度は、15エンズ/50mmである。この第一コードは、ナイロン繊維からなる。第二ストリップに含まれる第二コードの太さは、800dtexである。この第二コードの密度は、15エンズ/50mmである。この第二コードは、ナイロン繊維からなる。この補強部以外の構成は、実施例1のそれと同等である。
[実施例9及び11−13並びに比較例8及び9]
幅WRを変えて比率(WR/WB)を下記表2の通りとした他は実施例10と同様にして、タイヤを得た。
[操縦安定性及び乗り心地]
タイヤをそのサイズが18×7.5Jであるリムに組み込み、このタイヤに内圧が230kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が4500ccである乗用車に装着した。ドライバーに、この乗用車をレーシングサーキットで運転させて、操縦安定性及び乗り心地を評価させた。操縦安定性は、120km/hの走行速度において評価された。乗り心地は、60km/hの走行速度において評価された。この結果が、指数として下記の表1及び表2に示されている。数値が大きいほど好ましい。
[ロードノイズ]
タイヤをそのサイズが18×7.5Jであるリムに組み込み、このタイヤに内圧が230kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が4500ccである乗用車に装着した。この乗用車を、粗度の高いアスファルト製路面の上で、60km/hの速度で走行させた。この走行時の運転席における、125Hzバンドの騒音レベル(dB)を集音マイクで計測した。この計測値が、下記の表1及び表2に示されている。数値が大きいほど好ましい。この値が小さい程、ロードノイズが小さいことが示される。
Figure 0005437699
Figure 0005437699
表1及び表2に示されるように、実施例の空気入りタイヤは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された方法は、種々の車両に装着される空気入りタイヤにも適用されうる。
2、52・・・タイヤ
4、54・・・トレッド
6、56・・・サイドウォール
8、58・・・ビード
10、60・・・カーカス
12、62・・・ベルト
14、64・・・補強部
30・・・内側層
32・・・外側層
38・・・ストリップ
40・・・コード
72・・・第一ストリップ
74・・・第二ストリップ
76・・・第一コード
80・・・第二コード

Claims (5)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側においてカーカスと積層されるベルトと、このトレッドとこのサイドウォールとの境界領域に位置しておりこのカーカスに当接する一対の補強部とを備えており、
    この補強部の軸方向内側に位置する端の部分が、このベルトの端の部分よりも半径方向外側に位置しており、このトレッドとこのベルトとに挟まれており、
    この補強部の軸方向外側に位置する端の部分が、このサイドウォールとこのカーカスとに挟まれており、
    この補強部の幅の、このベルトの幅の半分に対する比率が、0.05以上0.15以下であり、
    この補強部が、螺旋状に巻回されたコードを含んでおり、
    このコードが、実質的に周方向に延在しており、
    このコードの密度が、15エンズ/50mm以上30エンズ/50mm以下であり、
    このコードが、有機繊維からなり、
    このコードの太さが、800dtex以上1600dtex以下である空気入りタイヤ。
  2. 上記有機繊維が、ナイロン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維又はナイロン繊維及びアラミド繊維の複合体である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記有機繊維が、ナイロン繊維である請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 上記コードが、一定のピッチで巻かれている請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 上記ピッチが、1.0mm以上4.0mm以下である請求項4に記載の空気入りタイヤ。
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