JP5069029B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、主として乗用車に装着される空気入りタイヤに関する。
高速走行に適したラジアルタイヤは、トレッドとベルトとの間にバンドを備えている。バンドは、周方向に巻かれたバンドコードを備える。このバンドコードは、ベルトを拘束する。高速走行時の遠心力に起因するベルトのリフティングが、バンドコードによって抑制される。
図5は、従来の空気入りタイヤ2の一部が示された断面図である。この図5には、カーカス4、内側ベルト6、外側ベルト8、センターバンド10及びエッジバンド12が示されている。センターバンド10及びエッジバンド12は、螺旋状に巻かれたコードを含んでいる。エッジバンド12のコードのモジュラスは、センターバンド10のコードのモジュラスよりも大きい。このエッジバンド12は、ベルト6、8のエッジに対する大きな拘束力を発揮する。大きな拘束力により、ロードノイズが抑制される。2種のバンドを備えたタイヤが、特開2005−263137公報に開示されている。
特開2005−263137公報
図5に示されたタイヤ2では、センターバンド10によってベルト6、8が受ける拘束力と、エッジバンド12によってベルト6、8が受ける拘束力とが大幅に異なる。センターバンド10とエッジバンド12との境界は、拘束力の変化点である。ベルト6、8は、この境界において湾曲する。湾曲は、トレッドの不適切な接地形状を招来する。不適切な接地形状は、操縦安定性を阻害する。不適切な接地形状はさらに、トレッドの偏摩耗を招来する。
図5に示されたタイヤ2では、エッジバンド12の外端が内側ベルト6の端よりも外側に位置している。換言すれば、モジュラスの大きなバンドコードが、内側ベルト6の端よりも外側に位置している。このバンドコードでは、タイヤの加硫工程においてグリーンタイヤが成長させられるときに、薄ゲージが生じやすい。薄いエッジバンド12は、ベルトの剥離の一因である。特に、車重の大きな乗用車に装着されるタイヤ2及び低偏平率なタイヤ2において、剥離が生じやすい。図5に示されたタイヤ2では、クッションゴム14により、バンドコードの移動が阻止されている。しかし、このクッションゴム14は、タイヤの生産性を阻害する。クッションゴム14は、タイヤのコストを押し上げる。
本発明の目的は、静寂性に優れ、かつ高モジュラスなコードによる弊害がない空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、このサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って両ビードの間に架け渡されたカーカスと、トレッドの半径方向内側においてカーカスと積層されるベルトと、このベルトとトレッドとの間に位置してベルトを覆うバンドとを備える。このバンドは、小さなモジュラスを有するコードを含むメインプライと、大きなモジュラスを有するコードを含む一対のエッジプライとを備える。このエッジプライの全部又は一部は、メインプライの外面に積層される。このエッジプライとメインプライとのオーバーラップの幅は、このエッジプライの幅の10%以上である。好ましくは、エッジプライのコードのモジュラスは、メインプライのコードのモジュラスの3.0倍以上である。
好ましくは、軸方向において、メインプライの端はエッジプライの外端よりも外側に位置する。メインプライの端とエッジプライの外端との軸方向距離は、2mm以上である。軸方向において、メインプライの端はベルトの端よりも外側に位置する。メインプライの端は、カーカスと接触する。
軸方向において、エッジプライの外端がメインプライの端よりも外側にあってもよい。このエッジプライとメインプライとのオーバーラップの幅は、このエッジプライの幅の10%以上80%以下である。軸方向において、メインプライの端はベルトの端よりも内側に位置する。エッジプライの外端はベルトと接触する。
好ましくは、カーカスは、主部とこの主部からビードにおいて折り返された折り返し部とを備える。この折り返し部とエッジプライとは、オーバーラップする。軸方向において、上記エッジプライと折り返し部とのオーバーラップの幅は、このエッジプライの幅の60%以上である。
このタイヤでは、ベルトのエッジ近傍がエッジプライによって十分に拘束される。このタイヤのロードノイズは、小さい。このタイヤでは、バンドによる拘束力は、軸方向において極端には変化しない。このタイヤでは、ベルトの湾曲が抑制される。このタイヤは、品質に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ20の一部が示された断面図である。この図1において、上下方向がタイヤ20の半径方向であり、左右方向がタイヤ20の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ20の周方向である。このタイヤ20は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ20の赤道面を表す。このタイヤ20は、トレッド22、サイドウォール24、ビード26、カーカス28、ベルト30、インナーライナー32、チェーファー34及びバンド36を備えている。このタイヤ20は、チューブレスタイプである。このタイヤ20は、乗用車に装着される。
トレッド22は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド22は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド22は、トレッド面38を備えている。このトレッド面38は、路面と接地する。トレッド面38には、溝40が刻まれている。この溝40により、トレッド22パターンが形成されている。トレッド22に溝40が刻まれなくてもよい。
サイドウォール24は、トレッド22の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール24は、架橋ゴムからなる。サイドウォール24は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール24は、カーカス28の外傷を防止する。
ビード26は、サイドウォール24よりも半径方向略内側に位置している。ビード26は、コア42と、このコア42から半径方向外向きに延びるエイペックス44とを備えている。コア42は、リング状である。コア42は、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス44は、半径方向外向きに先細りであるテーパ状である。エイペックス44は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス28は、両側のビード26の間に架け渡されており、トレッド22及びサイドウォール24の内側に沿っている。カーカス28は、コア42の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。折り返しにより、カーカス28に主部46と一対の折り返し部48とが形成されている。折り返し部48は、軸方向において主部46よりも外側に位置している。
図示されていないが、カーカス28はコードとトッピングゴムとからなる。コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は70°から90°である。換言すれば、このカーカス28はラジアル構造を有する。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス28が、2以上のプライから構成されてもよい。バイアス構造のカーカス28が採用されてもよい。
ベルト30は、カーカス28の半径方向外側に位置している。ベルト30は、カーカス28と積層されている。ベルト30は、カーカス28を補強する。ベルト30は、内側ベルトプライ50及び外側ベルトプライ52からなる。内側ベルトプライ50の軸方向幅は、外側ベルトプライ52の軸方向幅よりも大きい。図示されていないが、内側ベルトプライ50及び外側ベルトプライ52のそれぞれは、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、周方向に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。内側ベルトプライ50のコードの傾斜方向は、外側ベルトプライ52のコードの傾斜方向とは逆である。内側ベルトプライ50と外側ベルトプライ52とは、いわゆるクロスプライ構造を構成する。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。
インナーライナー32は、カーカス28の内周面に接合されている。インナーライナー32は、架橋ゴムからなる。インナーライナー32には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー32は、タイヤ20の内圧を保持する役割を果たす。
チェーファー34は、ビード26の近傍に位置している。タイヤ20がリムに組み込まれると、このチェーファー34がリムと当接する。この当接により、ビード26の近傍が保護される。チェーファー34は、通常は布とこの布に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファー34が用いられてもよい。
バンド36は、メインプライ54と一対のエッジプライ56とからなる。メインプライ54は、ベルト30とトレッド22との間に位置している。メインプライ54の端58は、軸方向において、ベルト30の端60よりも外側に位置している。エッジプライ56は、半径方向において、メインプライ54の外側に位置している。エッジプライ56は、メインプライ54の外面に積層されている。エッジプライ56の外端62は、軸方向において、内側ベルトプライ50の端60よりも内側であり、外側ベルトプライ52の端64よりも内側である。赤道面CLよりも右側のエッジプライ56は、赤道面CLよりも左側のエッジプライ56(図示されず)とは離間している。
図2は、図1のタイヤ20のバンド36の一部が示された分解斜視図である。図2において、X方向は軸方向であり、Y方向は周方向であり、Z方向は半径方向である。この図2には、メインプライ54及びエッジプライ56が示されている。
メインプライ54は、コード66とトッピングゴム68とからなる。コード66は、螺旋状に巻かれている。このコード66は、いわゆるジョイントレスである。このコード66は、実質的に周方向に延びている。前述のようにコード66は螺旋状に巻かれるので、厳密にはコード66は周方向に対して若干傾斜している。コード66と周方向とのなす角度の絶対値は、5.0°未満である。本発明では、周方向に対する角度の絶対値が5.0°未満である方向は、「実質的な周方向」とされる。
メインプライ54には、モジュラスMmが小さなコード66が用いられている。従って、赤道面CLの近傍において、カーカス28及びベルト30に対するバンド36の拘束力は、比較的小さい。このメインプライ54は、乗り心地を阻害しない。モジュラスMmが小さなコード66は、転がり抵抗の低減にも寄与する。
エッジプライ56は、コード70とトッピングゴム72とからなる。コード70は、螺旋状に巻かれている。このコード70は、いわゆるジョイントレスである。コード70は、実質的に周方向に延びている。
エッジプライ56には、モジュラスMeが大きなコード70が用いられている。従って、ベルト30のエッジ近傍に対するエッジプライ56の拘束力は大きい。大きな拘束力により、ロードノイズが抑制される。特に、その周波数が中領域であるノイズが抑制される。このタイヤ20は、静寂性に優れる。
メインプライ54による乗り心地とエッジプライ56による静寂性との両立の観点から、コード70のモジュラスMeとコード66のモジュラスMmとの比(Me/Mm)は、3.0以上が好ましく、3.2以上がより好ましい。比(Me/Mm)は7.0以下が好ましく、6.5以下がより好ましい。本発明では、比(Me/Mm)は、伸び率が2%であるときのモジュラスMe、Mmに基づいて算出される。モジュラスMe、Mmの測定は、「JIS L 1017」の規定に準拠して行われる。
乗り心地及び低い転がり抵抗の観点から、メインプライ54のコード66のモジュラスMmは2500N/mm以下が好ましく、2200N/mm以下がより好ましい。タイヤ20の耐久性の観点から、モジュラスMmは1000N/mm以上が好ましく、1500N/mm以上がより好ましい。
コード66には、有機繊維が好適に用いられうる。典型的には、コード66にナイロン繊維が用いられる。コード66に、ポリエステル繊維又はビニロン繊維が用いられてもよい。
ロードノイズ低減の観点から、エッジプライ56のコード70のモジュラスMeは3000N/mm以上が好ましく、5000N/mm以上がより好ましい。モジュラスMeが過大なコード70は、操縦安定性を阻害し、しかも大きな転がり抵抗を招く。この観点から、モジュラスMeは13000N/mm以下が好ましく、9000N/mm以下がより好ましい。
コード70には、有機繊維が好適に用いられうる。コード70の好ましい材質としては、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が挙げられる。コード70に、ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体が用いられてもよい。この複合体は、ロードノイズの低減、操縦安定性の向上及び転がり抵抗の低減に寄与する。この複合体におけるナイロン繊維とアラミド繊維との質量比は、1/4以上4/1以下が好ましく、2/3以上3/2以下がより好ましい。
コード66、70の密度は、5エンズ/cm以上20エンズ/cm以下が好ましい。コード66、70の断面積は、0.10mm以上1.6mm以下が好ましい。
図1から明らかなように、エッジプライ56は、全体として、メインプライ54に積層されている。従って、軸方向において、メインプライ54が存在せずエッジプライ56のみが存在する部位はない。エッジプライ56とメインプライ54とのオーバーラップの幅は、エッジプライ56の幅の100%である。このタイヤ20では、バンド36による拘束力は、軸方向において極端には変化しない。このタイヤ20では、ベルト30の湾曲が抑制される。このタイヤ20では、適正な接地形状が得られる。このタイヤ20は、操縦安定性に優れる。このタイヤ20では、偏摩耗は生じにくい。
メインプライ54の端58は、カーカス28と直接に接触している。エッジプライ56の外端62は、メインプライ54の端58よりも軸方向において内側に位置している。エッジプライ56の外端62は、カーカス28とは接触しない。従って、モジュラスMeが大きいにもかかわらず、コード70は半径方向内側に移動しにくい。このタイヤ20では、図5に示されたクッションゴム14が設けられる必要がない。このタイヤ20は、生産性に優れる。このタイヤ20は、低コストで得られうる。
図1において矢印W1で示されているのは、メインプライ54の端58とエッジプライ56の外端62との軸方向幅である。コード70のカーカス28との接触が抑制されるとの観点から、幅W1は2mm以上が好ましく、5mm以上がより好ましい。幅W1は、15mm以下が好ましい。エッジプライ56の幅Weは、10mm以上50mm以下が好ましい。
本発明では、タイヤ20の各部材の寸法及び角度は、タイヤ20が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ20に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ20には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ20が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ20が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。便宜上、乗用車用タイヤ20の内圧は180kPaに設定される。
図3は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤ74の一部が示された断面図である。このタイヤ74は、トレッド22、サイドウォール24、ビード26、カーカス28、ベルト30、インナーライナー32、チェーファー34及びバンド76を備えている。このタイヤ74のバンド76以外の構成は、図1に示されたタイヤ20のそれと同等である。
バンド76は、メインプライ78と一対のエッジプライ80とからなる。メインプライ78は、ベルト30とトレッド22との間に位置している。軸方向において、メインプライ78の端82は、外側ベルトプライ52の端64よりも内側に位置している。エッジプライ80の一部は、メインプライ78の外面に積層されている。軸方向において、エッジプライ80の外端84は、メインプライ78の端82よりも外側に位置してる。エッジプライ80は、その一部において、メインプライ78とオーバーラップしている。赤道面CLよりも右側のエッジプライ80は、赤道面CLよりも左側のエッジプライ80(図示されず)とは離間している。
図示されていないが、メインプライ78は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、図2に示されたメインプライ54のコード66と同様、ジョイントレスである。メインプライ78には、モジュラスMmが小さなコードが用いられている。従って、赤道面CLの近傍において、カーカス28及びベルト30に対するバンド76の拘束力は、比較的小さい。このメインプライ78は、乗り心地を阻害しない。モジュラスMmが小さなコードは、転がり抵抗の低減にも寄与する。
図示されていないが、エッジプライ80は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、図2に示されたエッジプライ56のコード70と同様、ジョイントレスである。エッジプライ80には、モジュラスMeが大きなコードが用いられている。従って、ベルト30のエッジ近傍に対するエッジプライ80の拘束力は大きい。大きな拘束力により、ロードノイズが抑制される。特に、その周波数が中領域であるノイズが抑制される。このタイヤ74は、静寂性に優れる。
メインプライ78による乗り心地とエッジプライ80による静寂性との両立の観点から、エッジプライ80のコードのモジュラスMeとメインプライ78のコードのモジュラスMmとの比(Me/Mm)は、3.0以上が好ましく、3.2以上がより好ましい。比(Me/Mm)は7.0以下が好ましく、6.5以下がより好ましい。
メインプライ78のコードの材質及びモジュラスは、図2に示されたコード66の材質及びモジュラスと同等である。メインプライ78のコードの材質及びモジュラスは、図2に示されたコード70の材質及びモジュラスと同等である。
このタイヤ74では、エッジプライ80の内端86よりも内側の領域では、メインプライ78が存在し、エッジプライ80が存在しない。換言すれば、この領域にはモジュラスの大きなコードが存在しない。この領域における拘束力Fiは、弱い。
メインプライ78の端82よりも外側の領域では、メインプライ78が存在せず、エッジプライ80が存在する。換言すれば、この領域にはモジュラスの大きなコードが存在する。この領域における拘束力Foは、大きい。
エッジプライ80の内端86からメインプライ78の端82までの領域には、メインプライ78及びエッジプライ80が存在する。換言すれば、この領域には、モジュラスの小さなコードとモジュラスの大きなコードとが存在する。エッジプライ80による拘束力は、メインプライ78によって弱められる。この領域における拘束力Fmは、拘束力Fi及び拘束力Foの中間値である。
このタイヤ74では、バンド76による拘束力は、軸方向において徐々に変化する。このタイヤ74では、ベルト30の湾曲が抑制される。このタイヤ74では、適正な接地形状が得られる。湾曲の抑制の観点から、エッジプライ80とメインプライ78とのオーバーラップの幅W2は、このエッジプライ80の幅Weの10%以上が好ましく、20%以上がより好ましく、30%以上が特に好ましい。エッジプライ80の幅Weは、10mm以上50mm以下が好ましい。
メインプライ78の端82よりも外側では、エッジプライ80がベルト30に接触している。この接触により、ベルト30が十分に拘束され、ロードノイズが抑制される。この観点から、幅W2は幅Weの80%以下が好ましく、70%以下がより好ましく、60%以下が特に好ましい。
図4は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤ90の一部が示された断面図である。このタイヤ90は、トレッド22、サイドウォール24、ビード26、カーカス92、ベルト30、インナーライナー32、チェーファー34及びバンド94を備えている。このタイヤ90のカーカス92及びバンド94以外の構成は、図1に示されたタイヤ20のそれと同等である。
バンド94は、メインプライ96と一対のエッジプライ98とからなる。メインプライ96は、ベルト30とトレッド22との間に位置している。エッジプライ98は、メインプライ96の外面に積層されている。軸方向において、エッジプライ98の外端100は、メインプライ96の端102と一致しており、かつ内側ベルトプライ50の端104よりも外側に位置している。一方のエッジプライ98は、他方のエッジプライ98とは離間している。
カーカス92は、ビード26において折り返されている。カーカス92は、主部106と折り返し部108とを備えている。折り返し部108の端110は、ベルト30の直下に位置している。このカーカス92の構造は、UHTU(超ハイターンアップ)である。折り返し部108は、エッジプライ98とオーバーラップしている。
図示されていないが、メインプライ96は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、図2に示されたメインプライ54のコード66と同様、ジョイントレスである。メインプライ96には、モジュラスMmが小さなコードが用いられている。従って、赤道面CLの近傍において、カーカス92及びベルト30に対するバンド94の拘束力は、比較的小さい。このメインプライ96は、乗り心地を阻害しない。モジュラスMmが小さなコードは、転がり抵抗の低減にも寄与する。
図示されていないが、エッジプライ98は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、図2に示されたエッジプライ56のコード70と同様、ジョイントレスである。エッジプライ98には、モジュラスMeが大きなコードが用いられている。従って、ベルト30のエッジ近傍に対するエッジプライ98の拘束力は大きい。大きな拘束力により、ロードノイズが抑制される。特に、その周波数が中領域であるノイズが抑制される。このタイヤ90は、静寂性に優れる。
メインプライ96による乗り心地とエッジプライ98による静寂性との両立の観点から、エッジプライ98のコードのモジュラスMeとメインプライ96のコードのモジュラスMmとの比(Me/Mm)は、3.0以上が好ましく、3.2以上がより好ましい。比(Me/Mm)は7.0以下が好ましく、6.5以下がより好ましい。
メインプライ96のコードの材質及びモジュラスは、図2に示されたコード66の材質及びモジュラスと同等である。メインプライ96のコードの材質及びモジュラスは、図2に示されたコード70の材質及びモジュラスと同等である。
このタイヤ90では、エッジプライ98は、全体として、メインプライ96に積層されている。従って、軸方向において、メインプライ96が存在せずエッジプライ98のみが存在する部位はない。エッジプライ98とメインプライ96とのオーバーラップの幅は、エッジプライ98の幅の100%である。このタイヤ90では、バンド94による拘束力は、軸方向において極端には変化しない。このタイヤ90では、ベルト30の湾曲が抑制される。
このタイヤ90では、折り返し部108がエッジプライ98とオーバーラップしているので、モジュラスの大きなコードによって折り返し部108が拘束される。折り返し部108の拘束は、操縦安定性に寄与する。この拘束により、トレッド22のショルダー112の動きが抑制される。従って、このタイヤ90は、耐偏摩耗性及び耐久性に優れる。
折り返し部108の拘束の観点から、エッジプライ98と折り返し部108とのオーバーラップの幅W3はエッジプライ98の幅Weの60%以上が好ましく、70%以上がより好ましい。生産性と軽量との両立の観点から、幅W3は幅Weの100%以下が好ましく、90%以下がより好ましい。エッジプライ98の幅Weは、10mm以上50mm以下が好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実験1]
[試料1]
図1に示された構造を備えた、乗用車用の空気入りタイヤを得た。このタイヤは、材質がポリエチレンナフタレートでありモジュラスMeが12590N/mmであるコードを備えたエッジプライと、材質がナイロンでありモジュラスMmが1950N/mmであるコードを備えたメインプライとを備えている。軸方向において、エッジプライの幅は20mmであり、メインプライの幅は210mmである。幅W1は、5mmである。このタイヤのサイズは、「275/30R19」である。
[試料2から5]
エッジプライを軸方向に移動させて幅W1を下記の表1に示される通りとした他は試料1と同様にして、試料2から5のタイヤを得た。
[試料6]
幅W1及びメインプライの幅を下記の表1に示される通りとした他は試料1と同様にして、試料6のタイヤを得た。
[試料7]
幅W1及びメインプライの幅を下記の表1に示される通りとし、カーカスとベルトとの間に図5に示されるクッションゴムを設けた他は試料1と同様にして、試料7のタイヤを得た。
[試料8]
ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体からなるコードをエッジプライに用い、幅W1を下記の表1に示される通りとした他は試料1と同様にして、試料8のタイヤを得た。
[試料9]
ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体からなるコードをエッジプライに用いた他は試料1と同様にして、試料9のタイヤを得た。
[耐久性の評価]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が270kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを走行試験装置に装着し、荷重が6.97KNであり速度が80km/hである条件でドラム上を走行させた。走行距離が30,000kmである時点で、装置を停止した。タイヤを切断し、ベルトの剥離の有無を目視で確認して、下記の基準に従って格付けした。
A:剥離が生じていない。
B:周方向において、部分的に剥離が生じている。
C:全周にわたって剥離が生じている。
この結果が、下記の表1に示されている。
[静寂性の評価]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が270kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が4000ccである乗用車に装着した。この乗用車を、粗度の高いアスファルト製路面の上で、50km/hの速度で走行させた。この走行時の、ドライバーの右耳の位置での音量を測定した。この音量の逆数が、下記の表1に指数として示されている。
[官能評価]
上記乗用車のドライバーに、操縦安定性を評価させた。この結果が、下記の表1に指数として示されている。数値が大きいほど、操縦安定性に優れている。
Figure 0005069029
表1に示されるように、試料1から5及び8から9のタイヤでは、剥離が生じにくい。さらに、試料1から5及び8から9のタイヤは、生産性に優れている。
[実験2]
[試料10]
図3に示された構造を備えた、乗用車用の空気入りタイヤを得た。このタイヤは、材質がポリエチレンナフタレートでありモジュラスMeが12590N/mmであるコードを備えたエッジプライと、材質がナイロンでありジュラスMmが1950N/mmであるコードを備えたメインプライとを備えている。軸方向において、エッジプライの幅は20mmであり、メインプライの幅は210mmである。エッジプライの幅Weに対するオーバーラップの幅W2の比率は、50%である。このタイヤのサイズは、「275/30R19」である。
[試料11から16]
エッジプライを軸方向に移動させて、幅Weに対する幅W2の比率を下記の表2に示される通りとした他は試料10と同様にして、試料11から16のタイヤを得た。
[試料17]
ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体からなるコードをエッジプライに用い、幅Weに対する幅W2の比率を下記の表2に示される通りとした他は試料10と同様にして、試料17のタイヤを得た。
[試料18]
ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体からなるコードをエッジプライに用いた他は試料10と同様にして、試料18のタイヤを得た。
[静寂性の評価]
上記実験1と同様の方法で、音量を測定した。この音量の逆数が、下記の表2に指数として示されている。
[官能評価]
上記実験1と同様の方法で、操縦安定性を評価した。この結果が、下記の表2に指数として示されている。数値が大きいほど、操縦安定性に優れている。
[耐偏摩耗性の評価]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が270kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを走行試験装置に装着し、荷重が6.97KNであり速度が80km/hである条件でドラム上を走行させた。走行距離が30,000kmである時点で、装置を停止した。タイヤのトレッドを目視で観察し、偏摩耗の程度を判定した。この結果が、下記の表2に指数として示されている。数値が大きいほど、耐偏摩耗性に優れている。
Figure 0005069029
表2に示されるように、試料10、12から15及び18のタイヤは、操縦安定性及び耐偏摩耗性に優れている。
[実験3]
[試料19]
図4に示された構造を備えた、乗用車用の空気入りタイヤを得た。このタイヤは、材質がポリエチレンナフタレートでありモジュラスMeが12590N/mmであるコードを備えたエッジプライと、材質がナイロンでありジュラスMmが1950N/mmであるコードを備えたメインプライとを備えている。軸方向において、エッジプライの幅は20mmであり、メインプライの幅は210mmである。このタイヤのカーカスは、超ハイターンアップ構造を有している。折り返し部とエッジプライとのオーバーラップの幅W3の、エッジプライの幅Weに対する比率は、60%である。このタイヤのサイズは、「275/30R19」である。
[試料20から23]
折り返し部の長さを変更し、幅Weに対する幅W3の比率を下記の表3に示される通りとした他は試料19と同様にして、試料20から23のタイヤを得た。
[試料24]
ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体からなるコードをエッジプライに用い、幅Weに対する幅W3の比率を下記の表3に示される通りとした他は試料19と同様にして、試料24のタイヤを得た。
[試料25]
ナイロン繊維とアラミド繊維との複合体からなるコードをエッジプライに用いた他は試料19と同様にして、試料25のタイヤを得た。
[静寂性の評価]
上記実験1と同様の方法で、音量を測定した。この音量の逆数が、下記の表3に指数として示されている。
[官能評価]
上記実験1と同様の方法で、操縦安定性を評価した。この結果が、下記の表3に指数として示されている。数値が大きいほど、操縦安定性に優れている。
[耐偏摩耗性の評価]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が270kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを走行試験装置に装着し、荷重が6.97KNであり速度が80km/hである条件でドラム上を走行させた。走行距離が30,000kmである時点で、装置を停止した。タイヤのトレッドを目視で観察し、偏摩耗の程度を判定した。この結果が、下記の表3に指数として示されている。数値が大きいほど、耐偏摩耗性に優れている。
[耐久性の評価]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が200kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを走行試験装置に装着し、荷重が6.97KNであり速度が200km/hである条件でドラム上を走行させた。タイヤが破損するまでの走行距離を、測定した。この結果が、下記の表3に指数として示されている。数値が大きいほど、耐偏摩耗性に優れている。
Figure 0005069029
表3に示されるように、試料19、21から23及び25のタイヤは、各評価項目において優れている。
本発明に係るタイヤは、種々の車輌に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤのバンドの一部が示された分解斜視図である。 図3は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図4は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図5は、従来の空気入りタイヤの一部が示された断面図である。
符号の説明
20、74、90・・・空気入りタイヤ
22・・・トレッド
24・・・サイドウォール
26・・・ビード
28、92・・・カーカス
30・・・ベルト
36、76、94・・・バンド
46、106・・・主部
48、108・・・折り返し部
54、78、96・・・メインプライ
56、80、98・・・エッジプライ
66、70・・・コード
68、72・・・トッピングゴム

Claims (4)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、このサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って両ビードの間に架け渡されたカーカスと、トレッドの半径方向内側においてカーカスと積層されるベルトと、このベルトとトレッドとの間に位置してベルトを覆うバンドとを備えており、
    このバンドが、小さなモジュラスを有するコードを含むメインプライと、大きなモジュラスを有するコードを含む一対のエッジプライとを備えており、
    このエッジプライの一部がメインプライの外面に積層されており、
    軸方向において、上記エッジプライの外端が上記メインプライの端よりも外側にあり、
    軸方向において、上記メインプライの端が上記ベルトの端よりも内側に位置しており、
    上記エッジプライの外端が上記ベルトと接触している空気入りタイヤ。
  2. 上記エッジプライのコードのモジュラスが、メインプライのコードのモジュラスの3.0倍以上である請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記エッジプライと上記メインプライとのオーバーラップの幅が、このエッジプライの幅の10%以上である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記エッジプライと上記メインプライとのオーバーラップの幅が、このエッジプライの幅の10%以上80%以下である請求項3に記載のタイヤ。
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