JP5436239B2 - フッ素を使用しない2次精錬方法 - Google Patents
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Description
特許文献1では、脱硫処理するに際して、取鍋内にスラグの脱硫処理後の最終組成が下記範囲を同時に満たす成分と量を有し、且つ粒径がそれぞれ10mm以下の石灰系物質とAl2O3源とを予め混合したフラックスを投入してから、溶鋼及びスラグを攪拌している。また、特許文献1では、フラックスの成分を、CaO+MgO=55〜65質量%、Al2O3+SiO2=30〜45質量%とし、石灰系物質とAl2O3源との混合比を1.5〜4.0として精錬を行っている。
さて、特許文献1及び特許文献2には、2次精錬方法が開示されているが、このような2次精錬方法とは別に、2次精錬時に使用されるフラックス自体の技術として特許文献3及び特許文献4に開示されたものがある。
このような点に鑑みれば、特許文献3及び特許文献4に開示されたフラックスを2次精錬に用いることは困難である。すなわち、特許文献3及び特許文献4では、フラックス(スラグ)の組成が開示されているものの、これらのフラックス(スラグ)はフッ素を使用しないことを前提としたものであるかは不明であるため、当該フラックスをフッ素を使用しないものとして使用した場合は問題なく精錬を行うことができない恐れがあるためである。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、転炉若しくは電気炉にて精錬された溶鋼に対して生石灰と合成フラックスとを投入すると共にAlにて脱酸を行うことで取鍋精錬を行うに際し、投入する前記合成フラックスの化学成分を、MgO:12〜17質量%、TiO2:0.1質量%以下(0質量%を除く)、SiO2:4質量%以下(0質量%を除く)、Al2O3:36〜40質量%、CaO:45〜49質量%であり、残部が不可避不純物とし、前記生石灰と合成フラックスとの合計投入量を1.5kg/t以上とすると共に、生石灰と合成フラックスとの投入比を質量%で4:1〜1:1との範囲とする点にある。
図1に示すように、本発明の2次精錬方法は、まず、転炉1にて脱炭処理(脱炭精錬)を行った溶鋼2を取鍋3に出鋼した後に行われるもので、溶鋼2が装入された取鍋3は、2次精錬を行う2次精錬装置4(2次精錬工程)へと搬送される。なお、本発明の2次精錬方法では、電気炉にて精錬した溶鋼2に対して行うものであってもよい。また、本発明の2次精錬方法は、取鍋3で精錬を行う取鍋精錬を対象としている。
なお、本発明の2次精錬において用いられる精錬装置は、図1に示したLF装置に限定されず、例えば、CAS装置、真空脱ガス精錬装置(RH装置)等であってもよいし、他の精錬装置であってもよい。
[使用する取鍋について]
まず、2次精錬を行うにあたっては、予め予熱若しくは連続的に使用されて耐火物が温められた状態の取鍋3を用いることとしている。例えば、耐火物の施工後に乾燥を行い、その後、溶鋼2を受鋼する前に内部の表面温度が1000℃となるように加熱された取鍋3を用いたり、転炉1や電気炉から溶鋼2を受鋼する際の内部の表面温度が約1000℃になっている取鍋3を用いる。なお、2次精錬に用いられる取鍋3は、内部が加熱されているものであれば、どのような取鍋3を用いてもよい。
本発明では、2次精錬を行うに際に、取鍋3内の溶鋼2に合成フラックスを投入するが、合成フラックスの化学組成は以下に示すものとしている。
合成フラックスの化学成分は、MgO:12〜17質量%、TiO2:0.1質量%以下(0質量%を除く)、SiO2:4質量%以下(0質量%を除く)、Al2O3:36〜40質量%、CaO:45〜49質量%であり、残部が不可避不純物である。なお、意図的に含有する元素は上記のみであるが、例えば、Na2O、BaOなどの不可避不純物を含有していてもよい。不可避不純物は、これに限定されないのは当然である。また、この合成フラックスは、フッ素を含まれないものを対象としているため当然にフッ素は添加されていない。
合成フラックスの成分を評価するにあたっては、取鍋精錬を行ったときのスラグの液相率(液相比率)を指標として考慮している。ここで、スラグの液相率とは、スラグ中の化学成分を基に、熱力学平衡計算ソフトウェア(FactSage Ver.6.0)にて求めたもので、スラグの液相率が0%に近くなればなるほどスラグの溶融性が悪い状態を示し、スラグの液相率が100%に近くなればなるほどスラグの溶融性が良いことを示している。
そのため、本発明では、合成フラックスを使用したときに、スラグの流動性が90%以上100%未満となるように、当該フラックスの化学成分を設定している。
スラグへの水蒸気溶解度が上がってしまうと、スラグ中の水素が溶鋼2中にピックアップ(溶解)してしまうために、取鍋精錬時に出来る限りTiO2を添加する必要がある。
図4〜図12を用いてTiO2の上限値を説明する。
図7〜図9は、S25C(機械構造用炭素鋼鋼材)を製造する際でのスラグ中のTiO2と溶鋼2中のTiとの関係をまとめたものである。図7ではTiO2以外の他の成分は中間値であり、図8は塩基度が高い場合であり、図9は塩基度が低い場合を示している。
なお、図4〜図12に示した処理温度(溶鋼2の温度)は、各鋼種(S45C、S25C、SUJ2)を当業者常法にて取鍋精錬にて製造するときのものを示しており、各種値は、スラグ中の化学成分を基に、熱力学平衡計算ソフトウェア(FactSage Ver.6.0)により求めた。
さて、図10〜図12は、鋼種がSUJ2(軸受鋼)を製造する際でのスラグ中のTiO2と溶鋼2中のTiとの関係を示したものであるが、一般的に、SUJ2の場合は介在物の関係からTiの濃度を30ppm以下であることが必要とされている。つまり、SUJ2は、転がり寿命が高いことが要求されていてチタンナイトライド(TiN)の介在物は極力少ないことが望まれ、例えば、特開2009−057589号公報や特開2009−030145号公報に示されるように、溶鋼2中のTiの濃度が30ppm以下である必要がある。
本発明の合成フラックスに関して、その成分であるAl2O3は、36質量%以上40質量%以下としている。Al2O3は、融点を低下させる役割がある。図15は、1500℃〜1650℃までの温度帯域におけるAl2O3量と、スラグの液相比率(質量%)との関係をまとめたものである。図16は、1500℃〜1650℃までの温度帯域におけるAl2O3量と、Al2O3の活量との関係をまとめたものである。図15や図16における各種値は、スラグ中の化学成分を基に、熱力学平衡計算ソフトウェア(FactSage Ver.6.0)により求めた。
このように、Al2O3は、36質量%以上40質量%以下にする必要になる。
図17に示すように、CaOが増加するにつれて、液相率は次第に減少する傾向にあるが、CaOが45質量%以上になると液相率を100%未満にすることができる。また、CaOが49質量%を超えると液相率が90%未満となるため、CaOは、45質量%以上49質量%以下にする必要がある。
[生石灰と合成フラックスについて]
本発明では、上述したような合成フラックスを、溶鋼の2次精錬において用いることとしている。具体的には、2次精錬を行うに際し、まず、合成フラックスを取鍋3に装入された溶鋼へ投入し、その後に生石灰を投入して、さらに、Alを投入することによって溶鋼及びスラグの脱酸を行っている。
転炉1や電気炉から溶鋼2を出鋼したとき、当該転炉1や電気炉内のスラグ(含SiO2)や取鍋3に付着したスラグ及び取鍋3に残った残鋼(含酸化したFetO)によって溶鋼2は酸化し易くなる。
生石灰と合成フラックスとの合計量が1.5kg/t未満であると2次精錬を行う際でのスラグ量が少なく当該スラグによって溶鋼2を十分に覆うことができないと共に、溶鋼2の脱酸時に発生したAl2O3 を十分に吸着させることができない。そのため、生石灰と合成フラックスとの合計量は1.5kg/t以上にする必要がある。
即ち、生石灰のみを投入した場合、CaOの溶融層がほとんど発生していない状態(溶融層の範囲が狭い)であるため、溶鋼2の脱酸のためにAlを投入した際にはCaOと溶鋼2内のAl2O3との反応が進まないと共に、溶鋼2処理後では大気と溶鋼2とが触れ易い状況であるためAl2O3の再酸化し易くなる。
そして、合成フラックスの投入量をさらに増やし、生石灰と合成フラックスとの投入比が1:1となるまで(生石灰の投入量と合成フラックスの投入量とが同じ)、投入比を4:1に示した作用が続くことになる。
表1は、生石灰(CaO)と合成フラックスとの投入比と、鋼中酸素レベルOtとを示したものである。
一方、投入比が4:1(20%以上)〜1:1(50%以下)である場合には、鋼中酸素レベルOtは9ppm以下となっていて鋼中内の非金属介在物が少ないものとなる。
07等」に記載されているように取鍋3は、縦横比が0.9〜1.8の円筒状のものを用いた。転炉1吹錬の欄に示すように、転炉1吹錬の終了後に溶鋼2を取鍋3に出鋼した後、溶鋼2が装入されている取鍋3内に2次精錬を行うために生石灰及び合成フラックスを投入した。なお、生石灰及び合成フラックスを投入する時期は特に限定されないが、溶鋼2の出鋼完了後に投入することが好ましい。また、合成フラックスの化学分析は、「JIS G 1258」に準拠したICP発光分光分析方法によって行い、当該分析方法によって示された組成の合成フラックスを用いた。
また、表3における取鍋3の溶損の判断では、当業者常法通りに取鍋精錬を複数回行ったときに、溶損の減少傾向(耐火物の残厚の減少度)がフッ素を含むフラックス、即ち、精錬時のスラグ(CaO+CaF2系スラグ)に対して優れている場合を良好「○」とした。例えば、図18に示すように、アークによる加熱により精錬を行う(LF装置での精錬)において、CaO+CaF2系スラグにおける耐火物の測定残厚の減少度(矢印A)よりも、CaO+Al2O3系スラグ(本発明の合成フラックスを使用したときのスラグ)における耐火物の測定残厚の減少度(矢印B)の方が小さく優れている。
表3の実施例に示すように、投入する合成フラックスの化学成分をMgO:12〜17質量%、TiO2:0.1質量%以下(0質量%を除く)、SiO2:4質量%以下(0質量%を除く)、Al2O3:36〜40質量%、CaO:45〜49質量%であり、残部が不可避不純物とした上で、生石灰と合成フラックスとの合計投入量を1.5kg/t以上(投入量判定≧1.5、「○」)とすると共に、生石灰と合成フラックスとの投入比を質量%で4:1〜1:1(配合比判定、「○」)として2次精錬を行った場合、(a)スラグの滓化性が良く(滓化性、良好「○」)、(b)耐火物の溶損を抑制でき(取鍋3の溶損、良好「○」)、(c)鋼中酸素を9ppm以下にでき(鋼中酸素、良好「○」)、(d)溶鋼2中のTiのピックアップも抑えることができ(TiピックアップTr.)、(d)スラグからの水素ピックアップを抑制できた(水素性クラック、良好「○」)。即ち、本発明の2次精錬方法によれば、フッ素をしなくても所望の鋼(例えば、低酸素・低硫の鋼)を容易に製造することができる。
表3の比較例10及び比較例11に示すように、生石灰と合成フラックスとの配合比が1:1を超えた場合、脱酸後に十分にAl2O3(介在物)を除去、即ち、CaO等に吸着できず、鋼中酸素を9ppm以下にすることができなかった。
以上、本発明の2次精錬方法により精錬を行うことによって、耐火物の溶損を抑制できると共に、スラグからの水素ピックアップを抑制でき、さらに、溶鋼2中のTiのピックアップも抑えながら所望の鋼種を確実に溶製することができる。
2 溶鋼
3 取鍋
4 2次精錬装置
5 吹き込み装置
6 電極式加熱装置
7 供給装置
8 ポーラス吹込口
9 ランス
Claims (1)
- 転炉若しくは電気炉にて精錬された溶鋼に対して生石灰と合成フラックスとを投入すると共にAlにて脱酸を行うことで取鍋精錬を行うに際し、
投入する前記合成フラックスの化学成分を、MgO:12〜17質量%、TiO2:0.1質量%以下(0質量%を除く)、SiO2:4質量%以下(0質量%を除く)、Al2O3:36〜40質量%、CaO:45〜49質量%であり、残部が不可避不純物とし、
前記生石灰と合成フラックスとの合計投入量を1.5kg/t以上とすると共に、生石灰と合成フラックスとの投入比を質量%で4:1〜1:1との範囲とすることを特徴とするフッ素を使用しない2次精錬方法。
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