JP5434228B2 - 現像剤撹拌搬送部材及びこれを用いた現像装置、画像形成装置 - Google Patents

現像剤撹拌搬送部材及びこれを用いた現像装置、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤撹拌搬送部材及びこれを用いた現像装置、画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式や静電記録方式を用いた画像形成装置では、感光ドラムなどの静電潜像保持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置が使用されている。このような現像装置としては、例えば、静電潜像保持体に対向して現像用開口が開設された現像ハウジング内に、磁性を有するキャリアと樹脂を主体としたトナーとからなる二成分現像剤を収容し、この現像ハウジングの現像用開口に面して現像剤保持体(例えば現像ロール)を配設すると共に、この現像ロールの背面側に現像ハウジング内部の二成分現像剤を撹拌搬送しながら現像ロールへ供給するオーガーを配設した、いわゆる二成分現像方式の現像装置が広く採用されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
ここで、特許文献1,2には、オーガー全長に渡って多条の螺旋羽根(スクリュー)を設けた現像剤撹拌搬送部材が開示されている。
また、特許文献3,4には、螺旋羽根の軸方向の一部に欠損部分を設けた現像剤撹拌搬送部材が開示されている。
特開平09−258535号公報 特開2002−31940号公報 特開平07−333968号公報 特開平08−286480号公報
本発明の目的とするところは、二成分現像剤の軸方向の搬送能力及び撹拌混合能力を同時に増大させることができる現像剤撹拌搬送部材及びこれを用いた現像装置、画像形成装置を提供することである。
請求項1に記載の現像剤攪拌搬送部材は、共通の回転軸回りに螺旋状に巻回形成された、回転軸方向と交差する方向に延びる2つの螺旋羽根を有する条螺旋羽根と、前記条螺旋羽根が軸方向に不連続となるように該条螺旋羽根を分断する不連続部とを備え、前記2つの螺旋羽根の各々は、回転軸方向の隣り合う前記不連続部の間において前記回転軸周りに360°連続する羽根を有し、前記不連続部において、前記条螺旋羽根の上流側端部同士と下流側端部同士とは、回転軸周りの位相が180°異なる2つの螺旋羽根により構成されており、かつ、前記不連続部を挟んで対向する前記2つの螺旋羽根の各々の上流側端部と下流側端部とは、回転軸周りの位相が略90°異なるように配設されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の現像剤攪拌搬送部材は、請求項1に記載の構成において、前記不連続部を挟んで対向する前記螺旋羽根の上流側端部と下流側端部とは、軸方向位置において周方向に重なるように配置されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の現像剤攪拌搬送部材は、請求項1または2に記載の構成において、前記不連続部を挟んで対向する前記螺旋羽根の上流側端部と下流側端部とは、軸方向位置において当該上流側端部と下流側端部が配置されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の現像剤攪拌搬送部材は、請求項1ないし3のいずれかに記載の構成において、前記不連続部には、軸方向に沿って径方向に突出する平板状の板羽根のみが配設されており、該板羽根の下流側近傍では、前記板羽根の上流側に比較して前記条螺旋羽根の条数が減少していることを特徴とするものである。
請求項5に記載の現像装置は、その表面に現像剤を保持する回転自在の現像剤保持体と、前記現像剤保持体に隣接して現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内に配設され、前記現像剤を前記現像剤保持体に供給可能なように予め定められた軸方向に攪拌搬送する、請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤攪拌搬送部材と、前記現像剤収容部に開設され、新たな現像剤が補給される現像剤補給口とを備え、前記現像剤攪拌搬送部材の不連続部は、前記現像剤補給口の下流側に設けられていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の現像装置は、請求項に記載の構成において、現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度センサをさらに備え、前記現像剤攪拌搬送部材の不連続部は、前記トナー濃度センサの上流側に設けられていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項又はに記載の現像装置と、記録用紙に画像を形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、現像剤の軸方向の搬送能力を向上させると共に、周方向の攪拌混合能力を向上させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、二成分現像剤の均一な分流/合流作用及び軸方向の搬送量の均一化に寄与する現像剤攪拌搬送部材を簡易に実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、不連続部における現像剤の流れをガイドとして、当該個所における現像剤の分割と合流をより円滑に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、不連続部における現像剤の流れをガイドとして、当該個所における現像剤の分割と合流をより円滑に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、板羽根から下流側螺旋羽根への二成分現像剤の軸方向の受け渡しを円滑に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、循環する現像剤と新たに供給された現像剤とを速やかに攪拌混合することができる。
請求項6に記載の発明によれば、現像剤中のトナー濃度を、十分に攪拌混合された状態で安定して検出することができる。
請求項7に記載の発明によれば、上記いずれかの現像装置を画像形成装置に好適に適用することができる。
本発明が適用可能な画像形成装置の一例としてのタンデム型のデジタルカラー複写機を示す構成図である。 本実施の形態に係る現像装置の構成を説明するための模式的側断面図である。 本実施の形態に係る現像装置の構成を説明するための模式的平断面図である。 実施の形態1に係るアドミックスオーガーの構成を説明するための模式図である。 実施の形態1に係るアドミックスオーガーの構成を説明するための模式図であり、(a)はアドミックスオーガーの回転方向及び角度領域を示す模式図、(b)は軸方向に沿った螺旋羽根の存在角度領域を示す模式図である。 実施の形態1に係るアドミックスオーガーの不連続部の作用を説明するための模式図である。 実施の形態2に係るアドミックスオーガーの構成を説明するための模式図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明が適用可能な画像形成装置の概略構成について図1を参照して説明する。ここで、図1は、本発明が適用可能な画像形成装置の一例としてのタンデム型のデジタルカラー複写機を示す構成図である。なお、このタンデム型のカラー電子写真複写機は、画像読取装置を備えているが、画像形成装置としては、画像読取装置を備えずに、不図示のパーソナルコンピュータ等から出力される画像データに基づいて画像を形成するカラープリンターやファクシミリ等であってもよい。
図1において、1は本発明が適用可能な画像形成装置の一例としてのタンデム型のデジタルカラー複写機の本体を示すものであり、本体1の上部に、原稿2を一枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置3と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2の画像を読み取る原稿読取装置4が配設されている。この原稿読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8,9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子11上に走査露光して、この画像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を予め定められたドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るようになっている。
上記原稿読取装置4によって読み取られた原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとして画像処理装置12に送られ、この画像処理装置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の画像処理が施される。また、画像処理装置12は、パーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データに対しても、予め定められた画像処理を行なうようになっている。
そして、上記の如く画像処理装置12で予め定められた画像処理が施された画像データは、同じく画像処理装置12によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8ビット)の4色の原稿再現色材階調データに変換され、次に述べるように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの露光装置14に送られ、この露光装置14では、各色の原稿再現色材階調データに応じてレーザ光LBによる画像露光が行われる。
上記タンデム型のデジタルカラー複写機本体1の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。
これらの4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kは、すべて同様に構成されており、大別して、予め定められた速度で回転駆動される像保持体としての感光ドラム15と、この感光ドラム15の表面を一様に帯電する一次帯電用の帯電ロール16と、当該感光ドラム15の表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する走査光学系よりなる露光装置14と、感光ドラム15上に形成された静電潜像を各色のトナーで現像する現像装置17と、感光ドラム15の表面を清掃するドラムクリーニング装置18とから構成されている。
上記露光装置14は、4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kに共通に構成されており、図示しない4つの半導体レーザを各色の原稿再現色材階調データに応じて変調して、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kを階調データに応じて出射するように構成されている。なお、上記露光装置14は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿論よい。上記半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、図示しないf−θレンズを介して回転多面鏡19に照射され、この回転多面鏡19によって偏向走査される。上記回転多面鏡19によって偏向走査されたレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、図示しない複数枚の反射ミラーを介して感光ドラム15上に、斜め下方から走査露光される。
上記露光装置14は、その周囲が直方体状のフレーム20によって密閉されているとともに、当該フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kを、各画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの感光ドラム15上に露光するため、シールド部材としての透明なガラス製のウインドウ21Y,21M,21C,21Kが設けられている。そして、これらのガラス製のウインドウ21Y,21M,21C,21Kは、露光装置14のレーザ光LBに沿った光路上において、最も上方に位置する部材となっている。
上記画像処理装置12からは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kに共通して設けられた露光装置14に、各色の画像データが順次出力され、この露光装置14から画像データに応じて出射されたレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、対応する感光ドラム15の表面に走査露光され、静電潜像が形成される。上記感光ドラム15上に形成された静電潜像は、現像装置17Y,17M,17C,17Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
上記各画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの感光ドラム15上に、順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの上方に渡って配置された中間転写ベルト25上に、一次転写ロール26によって多重に転写される。この中間転写ベルト25は、ドライブロール27と、バックアップロール28との間に一定のテンションで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モータによって回転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に予め定められた速度で循環駆動されるようになっている。上記中間転写ベルト25としては、例えば、可撓性を有するPET等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続することにより、無端ベルト状に形成したものが用いられる。
上記中間転写ベルト25上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、バックアップロール28に圧接する二次転写ロール29によって、圧接力及び静電気力で記録用紙P上に二次転写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙Pは、上方に位置する定着装置30へと搬送される。上記二次転写ロール29は、バックアップロール28の側方に圧接しており、下方から上方に搬送される記録用紙P上に、各色のトナー像を二次転写するようになっている。そして、上記各色のトナー像が転写された記録用紙Pは、定着装置30によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール32によって本体1の上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
上記記録用紙Pは、給紙カセット34から予め定められたサイズのものが、給紙ローラ35及び用紙分離搬送用のローラ対36により用紙搬送路37を介して、レジストロール38まで一旦搬送され、停止される。上記給紙カセット34から供給された記録用紙Pは、予め定められたタイミングで回転するレジストロール38によって中間転写ベルト25の二次転写位置へ送出される。
なお、上記デジタルカラー複写機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合には、片面に画像が定着された記録用紙Pを、排出ロール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せずに、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替え、用紙搬送用のローラ対39を介して両面用搬送ユニット40へと搬送する。そして、この両面用搬送ユニット40では、搬送径路41に沿って設けられた図示しない搬送用のローラ対により、記録用紙Pの表裏が反転された状態で、再度レジストロール38へと搬送され、今度は、当該記録用紙Pの裏面に画像が転写・定着された後、排出トレイ33上に排出される。
上記イエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色の4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kは、全てが同様に構成されており、これらの4つの画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kでは、上述したように、それぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナー像が予め定められたタイミングで順次形成されるように構成されている。上記各色の画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kは、上述したように、感光ドラム15を備えており、これらの感光ドラム15の表面は、一次帯電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。その後、上記感光ドラム15の表面は、露光装置14から画像データに応じて出射される画像形成用のレーザ光LBが走査露光されて、各色に対応した静電潜像が形成される。上記感光ドラム15上に走査露光されるレーザ光LBは、当該感光ドラム15の直下よりやや右側寄りの斜め下方から、予め定められた傾斜角度で露光されるように設定されている。上記感光ドラム15上に形成された静電潜像は、各画像形成ユニット13Y,13M,13C,13Kの現像装置17の現像ロール172によってそれぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の各色のトナーにより現像されて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、一次転写ロール26の帯電によって中間転写ベルト25上に順次多重に転写される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光ドラム15の表面は、ドラムクリーニング装置18によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。上記ドラムクリーニング装置18は、不図示のクリーニングブレードを備えており、このクリーニングブレードによって、感光ドラム15上の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。また、トナー像の転写工程が終了した後の中間転写ベルト25の表面は、ベルトクリーニング装置43によって残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。上記ベルトクリーニング装置43は、クリーニングブラシ43a及びクリーニングブレード43bを備えており、これらのクリーニングブラシ43a及びブレード43bによって、中間転写ベルト25上の残留トナーや紙粉等を除去するようになっている。
また、本実施の形態において、中間転写ベルト25の上方には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像装置17に、予め定められた色の現像剤(主としてトナー若しくはキャリアを含んだトナー)を供給するトナーカートリッジ50Y,50M,50C,50Kが配設されている。
次に、本実施の形態に係る現像装置17Y,17M,17C,17Kの構成について、図2及び図3を参照して説明する。ここで、図2は、本実施の形態に係る現像装置の構成を示す模式的側断面図であり、図3は、模式的平断面図である。なお、各現像装置17Y,17M,17C,17K及びその構成部材は、全て同様な構造であるので、簡単のため、以下、各符号は総称表記(例えば、現像装置17)とする。
本実施の形態に係る現像装置17は、いわゆる二成分現像方式を採用したものであって、図2及び図3に示すように、感光ドラム15に向かって開口する現像ハウジング171を有し、この現像ハウジング171の開口に面して現像剤保持体としての現像ロール172を配設し、現像ハウジング171のうち、現像ロール172に隣接した部位には二成分現像剤が収容される第一現像剤収容部173aと、この第一現像剤収容部173aと仕切壁Wを介して隣接すると共に、その軸方向両端部において、第一現像剤収容部173aと連通している第二現像剤収容部173bとを備えている。
本実施の形態に係る第一現像剤収容部173a及び第二現像剤収容部173bのそれぞれは、二成分現像剤が収容されるスペースを有し、第一現像剤収容部173aには、二成分現像剤を予め定められた軸方向(例えば、図3中、右側から左側)に搬送するスパイラル状の第一現像剤撹拌搬送部材177が配設されている。一方、第二現像剤収容部173bには、二成分現像剤を上記第一現像剤撹拌搬送部材177とは反対方向(例えば、図3中、左側から右側)に搬送するスパイラル状の第二現像剤撹拌搬送部材178が配設されている。そして、仕切壁Wの軸方向(長手方向)両端部に開設された連通口C1,C2を介して、第一現像剤収容部173aと第二現像剤収容部173bとを循環する現像剤循環路を形成し、一対のスパイラル状の第一現像剤撹拌搬送部材177及び第二現像剤撹拌搬送部材178により、現像剤循環路内の二成分現像剤を撹拌混合しながら循環搬送するようになっている。
ここで、上記第一現像剤撹拌搬送部材177及び第二現像剤撹拌搬送部材178のそれぞれは共に、回転軸と一体に形成されたスパイラル状の螺旋羽根を有して回転自在に形成された、いわゆるオーガーであり、現像ロール172側の第一現像剤撹拌搬送部材177はトナーの撹拌混合機能に加えて現像ロール172への現像剤供給機能を担ったサプライオーガーである。一方、第二現像剤撹拌搬送部材178は既存の二成分現像剤に補給されたトナーを撹拌混合することを主眼としたアドミックスオーガーである。なお、本実施の形態に係る現像剤撹拌搬送部材であるアドミックスオーガー178の詳細については後述する。
また、第二現像剤収容部173bの上流側には、現像剤補給口Tが開口されていると共に、下流側には、トナー濃度センサSが配設されている。さらに、第二現像剤収容部173bに隣接した部位には、不図示のディスペンスオーガーが配設されており、現像作用により現像剤収容部173a,173b内のトナー濃度が予め定められた範囲よりも低下した場合には、第二現像剤収容部173bの下流側底部に設けられたトナー濃度センサSの検出結果に基づき、不図示のディスペンスオーガーを介してトナーカートリッジ50から現像剤補給口Tを通して第二現像剤収容部173b内に新たな現像剤が供給されるようになっている。また、本実施の形態において、二成分現像剤は、トナーと磁性キャリアからなる現像剤であり、トナーは、例えば非磁性トナーを用いるが、磁性キャリアと帯電特性が異なるものであれば、磁性トナーを用いても差し支えない。
本実施の形態において、現像ロール172は、現像時に予め定められた方向(本例では、時計回り方向)に回転する現像スリーブ172sと、この現像スリーブ172sの内部に固設されたマグネットロール172mとを備えている。
ここで、現像スリーブ172sは、予め定められた方向に回転すると共に、現像ハウジング171の開口部であって、感光ドラム15と対向している領域(以下、現像領域と称する)において、感光ドラム15と予め定められた間隙にて対向するように配置されている。また、現像スリーブ172sには、感光ドラム15との間(現像領域)に現像電界を形成するための不図示の現像バイアス電源が接続されている。
また、磁界発生手段としてのマグネットロール172mは、複数の磁石部材を周方向に配置してロール状に形成したものであり、現像領域に対応して配置された現像磁極S1と、現像ロール172の回転方向に沿って、現像磁極S1の下流側に、例えば、予め定められた角度間隔で配置された搬送磁極N1やピックオフ磁極S2を備えると共に、現像磁極S1の上流側に、予め定められた角度間隔で配置されたトリミング磁極N2やピックアップ磁極S3を備えている。そして、このように内部に各磁極が配置されたマグネットロール172mにより、現像ロール172には、各磁極のそれぞれの磁力に対応して予め定められた磁束密度分布が生じるようになっている。なお、マグネットロール172m内の各々の磁極の配置や数は適宜選定して差し支えない。
また、本実施の形態では、現像ロール172内のトリミング磁極N2の下方近傍には、現像ロール172(トリミング磁極N2)と対向するように層厚規制部材174が配設されている。この層厚規制部材174は、現像ロール172の軸方向に沿って延在する略く字形状の部材であり、現像ロール172上の二成分現像剤の量を規制するように、予め定められた間隙で現像ロール172と近接配置されている。
そして、現像ロール172が予め定められた方向(本例では、時計回り方向)へ回転する現像時においては、第一現像剤収容部173aにおける二成分現像剤は、サプライオーガー177により撹拌搬送され、現像ロール172内のピックアップ磁極S3によって捕獲される。この後、捕獲された二成分現像剤は、ピックアップ磁極S3の磁気吸引力と現像ロール172表面との摩擦力により、現像ロール172(現像スリーブ172s)の回転方向に搬送されて、層厚規制部材174の近傍に到達すると、トリミング磁極N2により穂立ちを形成する。この二成分現像剤の穂立ちは、層厚規制部材174にて規制されることにより、予め定められた層厚の現像剤層として現像ロール172上に形成されて現像領域に搬送される。さらに、現像領域に搬送された二成分現像剤の現像剤層は、現像磁極S1の磁気吸引力により、磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシを形成する二成分現像剤中のトナーは、感光ドラム15と現像ロール172との間に形成される現像電界によって、感光ドラム15上の静電潜像を可視像化する。一方、現像領域を通過した余剰のトナーは、現像ロール172の回転に沿って移動し、ピックオフ磁極S2の磁力により、再び、第一現像剤収容部173aに還流される。また、このような現像動作における二成分現像剤の消費に応じて、第二現像剤収容部173bから第一現像剤収容部173aへ適宜新たな二成分現像剤が供給され現像装置17の連続動作が可能なようになっている。
<実施の形態1>
次に、実施の形態1に係る現像剤撹拌搬送部材(本例では、アドミックスオーガー)178の構成について、図4を参照して説明する。ここで、図4は、実施の形態1に係るアドミックスオーガー178の構成を説明するための模式図である。
図4に模式的に示すように、本実施の形態におけるアドミックスオーガー178は、回転軸178s周りにスパイラル状に形成された2条の螺旋羽根178a(図中、実線部分),178b(図中、点線部分)を有していると共に、その軸方向の複数個所において、螺旋羽根178a,178bが軸方向に不連続となる(螺旋羽根178a,178bが欠損する)不連続部BP(図中、一点鎖線部分)が設けられている。なお、実際の螺旋羽根の178a,178bの稜線は、略正弦波状の曲線形状となるが、本図では、簡明化のため、直線状に近似的に表現している。
上記螺旋羽根178a,178bは、互いに同径、同ピッチに形成されており、回転軸178s周りの位相が互いに180°異なるように配設されている。
このように多条(本例では、2条)の螺旋羽根178a,178bを設けることにより、1条の螺旋羽根を設ける構成に比し、二成分現像剤を搬送する搬送面が、軸方向に直交する断面において倍増するため、二成分現像剤の軸方向の搬送能力を増大させることができる。
一方、多条(本例では、2条)の螺旋羽根178a,178bを設けた場合でも、周方向の撹拌混合能力は大幅には増大しないため、トナーとキャリアとの撹拌が不十分な状態の二成分現像剤を直ちに軸方向に搬送してサプライオーガー177に受け渡した場合、濃度ムラ等の画像欠陥の要因となってしまうことがある。
そこで、本実施の形態に係るアドミックスオーガー178では、螺旋羽根178a,178bに以下のような不連続部BPを設けて、多条の螺旋羽根178a,178bによる軸方向の搬送能力の増大と同時に撹拌混合機能の増大を可能としている。
次に、本実施の形態に係るアドミックスオーガー178における不連続部BPの構成及び作用について図5及び図6を参照してさらに説明する。ここで、図5(a)は、アドミックスオーガー178の回転方向及び角度領域を示す模式図であり、図5(b)は、軸方向に沿った螺旋羽根の存在角度領域を示す模式図である。また、図6は、不連続部BPの作用を説明するための模式図である。
図5(a)に模式的に示すように、本実施の形態に係る螺旋羽根178a,178bの回転方向は、図4のA−Aから見て反時計回り方向に設定されており、螺旋羽根178a,178bの存在領域は、図5(b)に示すように設定されている。ここで、図5(b)の横軸は、軸方向の位置を示し、図5(b)の縦軸は、図5(a)のように角度領域を設定した場合の螺旋羽根178a,178bの存在角度領域を示す。なお、2つの螺旋羽根178a,178bのうち、図5(b)中の実線は、一方の螺旋羽根178aを示し、点線は、螺旋羽根178aと180°取付位相が異なる他方の螺旋羽根178bを示す。
図5(b)に最も良く示されるように、上記不連続部BP(本例では、図中、X(4),X(8),X(12),X(16)の4か所)において、不連続部BPを挟んで互いに対向する螺旋羽根178a,178bの上流側端部178au,178buと下流側端部178ad,178bdとは、互いに位相が90°異なる(90°ずれるように)ように配置されている。例えば、X(4)における不連続部BP(4)では、螺旋羽根178aの上流側端部178auは180°の位置に存在するように配置されているのに対し、下流側端部178adは90°の位置となるように配置されており、両者の取付位相差が90°となるように設定されている。また、螺旋羽根178bの上流側端部178buは0°(360°)の位置に存在するように配置されているのに対し、下流側端部178adは270°の位置となるように配置されており、両者の取付位相差が90°となるように設定されている。他の不連続部BP(8),BP(12),BP(16)においても同様に、不連続部BPを挟んで対向する各螺旋羽根178a,178bの上流側端部178au,178buと下流側端部178ad,178bdとの取付位相が90°異なるように設定配置されている。
すなわち、本実施の形態に係るアドミックスオーガー178は、180°位相が異なる2条の螺旋羽根178a,178bを有し、かつ、不連続部BPにおいて、対向する各螺旋羽根178a,178bの端部の位相が90°異なるように設定配置されている。
このように構成した本実施の形態に係るアドミックスオーガー178では、図6に模式的に示すように、主に螺旋羽根178aの搬送面により搬送される二成分現像剤の流れGaは、不連続部BPの上流側端部178auまで搬送されて、この上流側端部178auと90°位相がずれて対向する下流側端部178adに導かれて、2つの流れGa1,Ga2に分流(分割)される。一方、螺旋羽根178aと180°異なる位相に配置され、螺旋羽根178aの搬送面よりも180°遅れた(又は進んだ)搬送面を有する螺旋羽根178bにより搬送される二成分現像剤の流れGbは、不連続部BPの上流側端部178buまで搬送されて、この上流側端部178buと90°位相がずれて対向する下流側端部178bdに導かれて、2つの流れGb1,Gb2に分流(分割)される。
すなわち、図6に模式的に示すように、不連続部BPを境に、上流側の螺旋羽根178a,178bにより搬送された二成分現像剤Ga,Gbは、不連続部BPにおいて、Ga1,Ga2及びGb1,Gb2の2つずつの流れに分流されると共に、分流された各流れGa1,Ga2,Gb1,Gb2は、端部の位相が90°異なるように配置された下流側の螺旋羽根178a,178bにより、新たな別の2つの流れに合流(具体的には、Ga2+Gb1とGa1+Gb2の2つの流れ)され、これにより、不連続部BPにおいて、周方向の二成分現像剤の撹拌混合が促進されることとなる。
ここで、上記不連続部BPは、軸方向のいずれか1か所に設けることにより、二成分現像剤の分流/合流による上述した撹拌混合作用を得ることができるが、かかる分流/合流作用を繰り返して二成分現像剤の撹拌混合を促進するという観点からは、軸方向に複数段に渡って設ける(軸方向の複数個所に設ける)ことが好ましい。
なお、不連続部BPから見て、螺旋羽根178a,178bの上流側端部178au,178buと、対応する下流側端部178ad,178bdとは、軸方向にオーバーラップ(重なる)するように配置することが好ましい(図6参照)。このように不連続部BPの上流側と下流側とで互いに対向する各端部(上流側端部178au,178bu及び下流側端部178ad,178bd)を軸方向にオーバーラップさせて配置することにより、かかる端部がガイドの役割を担い、不連続部BPにおける分流/合流作用が促進され、より円滑な二成分現像剤の撹拌混合が可能となる。
また、不連続部BPから見て、上流側の流れGa,Gbを均等に分割した後、合流させて、軸方向の流れの円滑化を図るといった観点からは、対向する各端部178au,178bu,178ad,178bdの取付位相差(本例では90°)は、多条(本例では2条)の螺旋羽根178a,178bの取付位相差(本例では180°)の略半分に設定することが好ましい。これにより、上流側端部178au,178buの略中間の位置に、下流側端部178ad,178bdが配置されることとなり、二成分現像剤の流れGa,Gbを略均等に分割(Ga1,Ga2及びGb1,Gb2)した後、これらを再び合流(Ga2+Gb1及びGa1+Gb2)することにより、軸方向の搬送量を安定して均一化させることができる。なお、多条螺旋羽根178を構成する螺旋羽根の条数は任意に設定して差し支えなく、例えば、3条の螺旋羽根178a,178b,178cにて構成した場合には、各螺旋羽根178a,178b,178cの互いの取付位相差を120°に設定すると共に、不連続部BPにおいて対向する上流側端部178au,178bu,178cuと下流側端部178ad,178bd,178cdとの取付位相差を60°に設定することにより、二成分現像剤の軸方向の搬送能力及び撹拌混合能力の一層の増大を実現すると共に、搬送量の一層の安定化に寄与することができる。
また、不連続部BPの設置箇所や設置数は、任意に設定可能であるが、二成分現像剤の混合ムラを効果的に防止するという観点からは、上記不連続部BPは、新たなトナーが補給されて混合ムラが生じ易い、現像剤補給口Tの下流側に設けることが好ましい。
さらに、二成分現像剤を十分に撹拌混合した後の安定したトナー濃度を検出するという観点からは、上記不連続部BPは、トナー濃度センサSの上流側に設けることが好ましい。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係るアドミックスオーガー178Aの構成について、図7を参照して説明する。なお、本実施の形態に係るアドミックスオーガー178Aは、先の実施の形態に比し、軸方向の一部に撹拌用の板羽根を設けると共に、板羽根の下流側の螺旋羽根の構成を変更したものであり、先の実施の形態と同様な機能を有する部材には、同様な符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に模式的に示すように、本実施の形態に係るアドミックスオーガー178Aは、トナー濃度センサS(図2及び図3参照)の設置個所に対応する軸方向の位置に、不連続部BPが形成されている。さらに、この不連続部BPには、軸方向に沿って径方向に突出する平板状の板羽根178pが配設されている。具体的には、図7において、X(8)〜X(12)が不連続部BPとして形成されており、かかる不連続部BPの軸方向領域に渡って平板状の板羽根178pが配設されている。
このような板羽根178pを設けることにより、トナー濃度センサSの検出面に安定して二成分現像剤を供給することができ、トナー濃度検出の安定化に寄与することができる。
ところで、上述したような多条螺旋羽根178a,178bにおいて、このような板羽根178pを設けると、板羽根178pの下流側では、1条の螺旋羽根に比し螺旋羽根の占有断面積が増大する(二成分現像剤の軸方向の通過可能断面積が狭まる)ので、二成分現像剤の軸方向への円滑な搬送の支障となる虞が生じる。
そこで、本実施の形態に係るアドミックスオーガー178では、板羽根178pの下流側の螺旋羽根178bの条数を削減している。
具体的には、図7のX(12)〜X(16)の軸方向領域に示されるように、板羽根178pの下流側直近の領域では、螺旋羽根178の条数を1条(本例では、螺旋羽根178aのみ)としている。言い換えれば、X(8)〜X(12)に渡って延在する板羽根178pの下流側における螺旋羽根178bの存在領域をX(16)よりも下流側の軸方向領域に設定している。
これにより、板羽根178pの下流側直後の螺旋羽根の占有断面積を減少させて、板羽根178p通過後の二成分現像剤の螺旋羽根形成領域への流入量(軸方向の搬送量)を増大させ、板羽根178pから螺旋羽根178aへの二成分現像剤の軸方向の円滑な受け渡しを可能としている。
以上のように構成した本発明に係る現像剤撹拌搬送部材178によれば、多条の螺旋羽根178a,178b間に、対向する端部178au,178ad及び178bu,178bdの位相をずらせた不連続部BPを設けることにより、不連続部BPにおける分流/合流作用により二成分現像剤の軸方向の搬送能力及び撹拌混合能力を同時に増大させることができる。
また、不連続部BPに設けた撹拌用の板羽根178pの下流側直近の多条螺旋羽根178の条数を削減することにより、二成分現像剤の不連続部BPにおける過度な滞留を未然に防止することができる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨に逸脱しない範囲において多様な変更もしくは改良を加え得るものである。例えば、上述した実施の形態ではいずれも、不連続部BPを有する多条の螺旋羽根をアドミックスオーガー178に適用した構成を例示したが、軸方向の搬送能力を高めると共に、撹拌混合性能を向上させるという観点では、当然に、サプライオーガー177に適用してもよいし、現像剤を撹拌搬送するその他の部材(例えば、トナー補給路中のディスペンスオーガー等)に適用してもよい。また、上述した各実施の形態は、それぞれ単独で実施してもよいが、当然に、適宜組み合わせて実施してもよい。
1:画像形成装置、13Y,13M,13C,13K:画像形成ユニット、14:露光装置、15Y,15M,15C,15K:感光ドラム、16Y,16M,16C,16K:帯電ロール、17Y,17M,17C,17K:現像装置、18Y,18M,18C,18K:ドラムクリーニング装置、25:中間転写ベルト、26Y,26M,26C,26K:一次転写ロール、29:二次転写ロール、30:定着装置、34:給紙カセット、38:レジストロール、40:両面用搬送ユニット、43:ベルトクリーニング装置、50Y,50M,50C,50K:トナーカートリッジ、171:現像ハウジング、172:現像ロール、172m:マグネットロール、172s:現像スリーブ、173a:第一現像剤収容部、173b:第二現像剤収容部、174:層厚規制部材、177:サプライオーガー、178,178A:アドミックスオーガー、178a,178b:螺旋羽根、178au,178bu:上流側端部、178ad,178bd:下流側端部、178p:板羽根、178s:回転軸、BP:不連続部、C1,C2:連通口、Ga,Gb,Ga1,Ga2,Gb1,Gb2:二成分現像剤、P:記録用紙、S:トナー濃度センサ、T:現像剤補給口,W:仕切壁

Claims (7)

  1. 共通の回転軸回りに螺旋状に巻回形成された、回転軸方向と交差する方向に延びる2つの螺旋羽根を有する条螺旋羽根と、
    前記条螺旋羽根が軸方向に不連続となるように該条螺旋羽根を分断する不連続部とを備え、
    前記2つの螺旋羽根の各々は、回転軸方向の隣り合う前記不連続部の間において前記回転軸周りに360°連続する羽根を有し、
    前記不連続部において、前記条螺旋羽根の上流側端部同士と下流側端部同士とは、回転軸周りの位相が180°異なる2つの螺旋羽根により構成されており、かつ、前記不連続部を挟んで対向する前記2つの螺旋羽根の各々の上流側端部と下流側端部とは、回転軸周りの位相が略90°異なるように配設されていることを特徴とする現像剤攪拌搬送部材。
  2. 前記不連続部を挟んで対向する前記螺旋羽根の上流側端部と下流側端部とは、軸方向位置において周方向に重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  3. 前記不連続部を挟んで対向する前記螺旋羽根の上流側端部と下流側端部とは、軸方向位置において当該上流側端部と下流側端部が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤攪拌搬送部材。
  4. 前記不連続部には、軸方向に沿って径方向に突出する平板状の板羽根のみが配設されており、該板羽根の下流側近傍では、前記板羽根の上流側に比較して前記条螺旋羽根の条数が減少していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の現像剤攪拌搬送部材。
  5. その表面に現像剤を保持する回転自在の現像剤保持体と、
    前記現像剤保持体に隣接して現像剤を収容する現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部内に配設され、前記現像剤を前記現像剤保持体に供給可能なように予め定められた軸方向に攪拌搬送する、請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤攪拌搬送部材と、
    前記現像剤収容部に開設され、新たな現像剤が補給される現像剤補給口とを備え、
    前記現像剤攪拌搬送部材の不連続部は、前記現像剤補給口の下流側に設けられていることを特徴とする現像装置。
  6. 現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度センサをさらに備え、
    前記現像剤攪拌搬送部材の不連続部は、前記トナー濃度センサの上流側に設けられていることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  7. 請求項又はに記載の現像装置と、記録用紙に画像を形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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