JP6351041B2 - 搬送装置、現像装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
現像容器には、搬送部材ないし現像ローラの上面側を覆うカバーが設けられ、そのカバーによって現像剤の機内への飛散が防止される。現像ローラは、現像容器に設けられた開口を介して感光体ドラムに対向配置され、感光体ドラムに対して現像剤を供給する。
本発明の第1の実施形態について、図1A〜図5を参照しながら説明する。図1Aは本発明の第1の実施形態に係る搬送装置を備えた現像装置の一構成例を示す斜視図で、図1Bは図1Aの現像装置を紙面右側から見た側面図である。また、図2A、図2Bはそれぞれ、図1Bの現像装置におけるA−A断面図、B−B断面図であり、図3A、図3Bはそれぞれ、図2A、図2Bの現像装置における紙面右端部分の拡大図である。また、図4は、図3Aの現像装置におけるC−C断面図である。
このような現像剤の循環及び排出のために、現像装置1は、現像容器10の内部に、第1搬送部材11、第2搬送部材12、及び第3搬送部材13を備える。
第3搬送部材13は、第1搬送部材11や第2搬送部材12と比較し、撹拌の必要がなく、現像剤を搬送できればよいため、例えば単にネジ状になっているだけでもよい。無論、ねじ切り部13aは、第1搬送部材等と同様に羽根部であってもよい。ねじ切り部13a及び軸部13bは樹脂により一体成型されているか、若しくは軸部13bの一部又は全部に金属が用いられる。
第2搬送部材12には、羽根部12d、および羽根部12aが同じ巻き方向で異なるピッチで形成される。羽根部12dは、羽根部12aと比べて現像剤を押す面と軸部12bとがなす角度がより直角に近い。これにより、羽根部12dの外周の外側へ向けて現像剤を押し出す作用が低下し、現像剤の搬送力が弱くなって、現像剤が滞留してその上面が盛り上がり易くなる。また、第2搬送部材12の羽根部12dは、羽根部12aと比べてそのピッチが短い。ピッチが短い方が現像剤の滞留量を増やすことができる。第2搬送路10bの第3搬送路10c側の端部で現像剤の滞留量を増やすことにより、現像剤を第3搬送路10cへ効果的に排出することができる。
切欠部Kを設けることで、第2搬送路10b内の循環合流部付近において、第2搬送部材12の羽根部12dと第2搬送路10bとの間の隙間(開口)を拡げることができる。切欠部Kによる開口が存在するため、例えば搬送部材を減速運転したとき等において、現像剤の流動性が悪化しても、第2搬送路10b内の循環合流部付近で現像剤を過度に滞留させることなく、第3搬送路10c側へと現像剤を円滑に排出させることができる。
遮蔽部材17は、第2搬送路10bの内壁面に沿った外周形状と、第2搬送部材12の軸部12bの外周面に沿った内周形状を有する円環板形状において、その円環板形状の周方向の一部の領域が欠損した欠損領域qを有する形状に形成されている。
そして遮蔽部材17は、円環板形状が欠損した欠損領域qが、第2搬送路10bの下側に位置するように第2搬送路10b内に配設されている。遮蔽部材17は、例えばウレタン樹脂等による柔軟性のある樹脂により作成することができ、その厚さの一例は、1〜2mm程度である。遮蔽部材17は、第2搬送部材の軸部12bと、第2搬送路10bの内壁面とに接触した状態で配置させることができる。
また、第2搬送部材12の回転により現像剤が跳ね上げられて、現像剤が必要以上に第3搬送路10cに入り込むことを、遮蔽部材17によって防止することができる。
通常の状態では現像剤の液面は、第1および第2搬送部材11,12の各軸部11b,12bの最上部付近以上の高さに保たれて搬送される。また、第2搬送路10bの第3搬送路10c側端部では、羽根部12dによって現像剤の滞留が助長され、現像剤の液面が上昇する。従って遮蔽部材17の欠損領域qには現像剤が充満し、第2搬送路10bから第3搬送路10cへの現像剤の通過が可能になっている。ここでは、第2搬送路10bの現像剤の液面が段差部材16による段差を越えて第3搬送路10cに溢れると、溢れた分の現像剤が第3搬送部材13によって搬送される。これにより、第2搬送路10b内の現像剤を第3搬送路10cを介して排出口10tから排出させることができる。
本実施形態では、上記のような遮蔽部材17を備えることで、トリクル現像方式による排出口10tからのエアーの吹き出しを抑制し、現像容器10内の現像剤量を長期に亙って、絶えず均一に維持できるようになる。
図6A、図6Bは、本発明の実施形態2に係る現像装置の第2搬送路の上流側付近の要部構成を示す図である。図6A、図6Bは、実施形態1で示した図2A、図2Bの紙面右端部の他の構成例を示すもので、図6A、図6Bは、それぞれ図1BのA−A断面の要部拡大図、B−B断面の要部拡大図を示している。
本実施形態では、第2搬送路10bにおける現像剤の搬送方向上流側端部に、第1円環板18を設けるとともに、第3搬送路10cに、第1円環板18に対向するように第2円環板19を設ける。これら第1円環板18及び第2円環板19は、それぞれ本発明の第1規制部及び第2規制部に相当するもので、現像剤の流れを規制するために設けられる。そして実施形態1と同様の遮蔽部材17を、第1円環板18と第2円環板19との間に配設する。以下、これら実施形態1と異なる部分の構成を説明する。
第1円環板18は、例えば環境変動やトナー濃度の変動によって現像剤の流動性が変化した場合等においても、第2搬送路10bから第3搬送路10cに現像剤が必要以上に流入することを抑制する規制部材として機能する。
遮蔽部材17は、例えばウレタン樹脂等による柔軟性のある樹脂により作成することができ、その厚さの一例は、1〜2mm程度である。遮蔽部材17は、第2搬送部材の軸部12bと、第2搬送路10bの内壁面とに接触した状態で配置させることができる。
また、第2搬送部材12の回転により現像剤が跳ね上げられて、現像剤が必要以上に第3搬送路10cに入り込むことを、遮蔽部材17によって防止することができる。
図7A、図7Bは、本発明に係る搬送装置に備えられる遮蔽部材の構成例を示す図で、図7Aは遮蔽部材の正面概略図、図7Bは遮蔽部材の側面概略図である。
本実施形態の遮蔽部材17は、その湾曲部内側に厚さ方向に延びるスリットを備えることを特徴とするもので、上記実施形態1、及び実施形態2のいずれの構成に対しても適用できるものである。上記各実施形態に示すように、遮蔽部材17は、第2搬送路10b内で、第2搬送部材12の軸部12bに取り付けられる。この場合、剛性の大きい硬い部材で遮蔽部材17を形成すると、第2搬送部材の軸部12bに取り付けることが難しくなるため、遮蔽部材17は、ウレタン樹脂等の柔軟性があり変形可能な部材で形成される。
図8は、本発明に係る画像形成装置の構成例を示す図である。この画像形成装置は、上記実施形態1〜3の現像装置を搭載可能であり、上記実施形態の現像装置と、その現像装置により供給された現像剤により記録媒体に画像形成する画像形成部とを備える。画像形成部の具体的構成を以下に説明する。
Claims (6)
- 第1搬送路及び第2搬送路を平行に配設し、該第1搬送路と該第2搬送路の両端部分に設けた連通口を介して現像剤を循環させる搬送装置であって、
前記第1搬送路において前記現像剤を撹拌しながら搬送する搬送スクリューとして構成された第1搬送部材と、
前記第2搬送路において前記現像剤を撹拌しながら前記第1搬送部材とは逆向きに搬送する搬送スクリューとして構成された第2搬送部材と、
前記第2搬送路における前記現像剤の搬送方向の上流側において前記第2搬送路に接続された第3搬送路と、
前記第2搬送路から前記第3搬送路に溢れた前記現像剤を、前記第2搬送部材とは逆向きに搬送し、前記第3搬送路に設けられた排出口まで搬送する搬送スクリューとして構成された第3搬送部材を備え、
前記第2搬送路に、前記第2搬送部材の軸の外周面と、前記第2搬送路の内壁面との間の空間の一部を占有する板状の遮蔽部材を有し、
該遮蔽部材は、前記第2搬送路の内壁面に沿った外周形状と、前記第2搬送部材として構成された搬送スクリューの軸部の外周面に沿った内周形状を有する円環板形状において、該円環板形状の周方向の一部の領域が欠損した形状を有し、該欠損した領域が前記第2搬送路の下側に位置するように前記第2搬送路内に配設されている、ことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置において、
前記第3搬送路は、前記第2搬送路と同軸でかつ前記第2搬送路より小径になるように形成された円筒形状の搬送路であって、
前記第2搬送路の前記第3搬送路側の端部に、前記第3搬送路の内壁面に一致する位置よりも前記第2搬送部材の軸方向に突出して周方向に延び得る円環板状の段差部材を有し、
前記遮蔽部材は、前記段差部材に隣接して、前記第2搬送部材による現像剤の搬送方向下流側に設けられていること、を特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置において、
前記第2搬送部材として構成された搬送スクリューの軸部の外周面から前記第2搬送路の内壁面に向けて前記第2搬送部材に突設された円環板形状の第1規制部と、
前記第3搬送部材として構成された搬送スクリューの軸部の外周面から前記第3搬送路の内壁面に向けて前記第2搬送部材に突設された円環板形状の第2規制部と、を有し、
前記遮蔽部材は、前記第2搬送路内の前記第1規制部と前記第2規制部との間に配設されている、ことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1〜3のいずれか1に記載の搬送装置において、
前記遮蔽部材は、スリットを備え、該スリットは、前記円環板形状の厚さ方向に延設され、前記遮蔽部材の内周面から外周面に向けて所定の深さを有する、ことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の搬送装置と、現像剤担持体と、を備えた現像装置であって、前記第2搬送部材により前記現像剤担持体に前記現像剤を供給することを特徴とする現像装置。
- 請求項5の現像装置と、 該現像装置により供給された現像剤により記録媒体に画像形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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